これは、大人気の花とガーデンの展示、チェルシー・フラワー・ショーの時期に、近くの店舗も花の展示をするというイベント。
今年は5月22日から28日まで開かれていました。
毎年テーマがあって、今年はFilms on Flowers(花で表す名作映画)。
さて、どんな映画があったでしょうか、お楽しみに。
と言いながら、いきなり、これは何の映画か分かりませんでした。笑
展示の傍に映画のタイトルを書いてあるところも多いのですが、人も多いので、なかなか見つけられないんです。
何の映画かはわからなかったけれど、このカルティエの店舗はハイブランドらしく上品で、ホテルのボーイさんのような衣装で立っていたこのお兄さんの優雅でミステリアスな物腰と笑顔に惹かれて(モデルさんか俳優さんかな)、写真を撮らずにいられませんでした。
最近は言葉にならない優雅さというものに惹かれています。
こちらはオスカー像ですね。
背景の国旗は、チャールズ国王の戴冠式の名残りだと思います。
思えば
去年は、今は亡きエリザベス女王の即位70周年のお祝いを翌月に控えていたせいか、「英国を象徴するもの」というテーマだったので、モチーフに女王やユニオンジャックがずいぶん使われていたことを思い出します。
日本ではそれほど知られていませんが、英国アカデミー賞とも言われるBAFTAでは、このBAFTAマスクが授与されます。
同じ英語圏でも微妙に受賞者が異なっていて、なかなか面白いんですよ。
ティファニーのお店とくれば、やっぱり『ティファニーで朝食を』かな。
説明は見つけられなかったのですが、これはホリーが身につけていたネックレスなのかなと思いました。
パールの部分も、もちろん花ですよ。
名作シリーズではこの『雨に唄えば』もシンプルで好きでした。
凝ったものもいいけど、こういうさりげないのもいいですよね。
この店、なんと魚屋さんなんですよ。
外にテーブルを出していて、食事をすることもできるようです。
魚とはあまり関係がなさそうだけれど、選んだ映画は『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』。
この花の色と形を見ると、映画の舞台になったインドを思い出さずにいられません。
さりげないセンスが光ってますね。
この「出落ち」感のある展示はもちろん『E.T.』です。
E.T.のインパクトに花がすっかり埋もれていますね。

こちらは、周りに人が多すぎて、縦に撮った写真を無理やり横に加工したので、サイズが枠ギリギリになっていますが、たぶん『ジュラシック・パーク』ですよね。花っていうか、緑っていうか。笑イベントが開かれているエリアの中心にあるスローン・スクエアに置いてあったこともあって、大人気でした。
さて、ここからはアニメや子ども向けの映画シリーズです。
子ども向けの映画がずいぶん多かった気がしますが、わかりやすいキャラクターは、花で表しやすいのかもしれません。
ディズニー版『ふしぎの国のアリス』のチェシャ猫、わかりやすい〜。
しかし、写真に写っているこの男の子は、猫より赤いきのこにご興味があったようです。
これはやはりディズニーのアニメ版の『ジャングル・ブック』かな。
モーグリに楽しいことをたくさん教えてくれる陽気なくまのバルーは大人気キャラクターですよね。
こちらもディズニーの『ライオン・キング』。
実は観たことはないのですが、この印象的なシーンは見覚えがありました。よかった。
ディズニーの『メアリー・ポピンズ』。
ちょっと古いのですが、ジュリー・アンドリュース演じる家庭教師のメアリー・ポピンズが魔法で子どもたちに夢のような世界を見せてくれる楽しい映画で、わが家の定番映画のひとつ(クリスマスプレゼントのラッピングをする時によくこれを流しています)。
原作者P.L.トラヴァースは、このチェルシー地区にも住んでいたんですよ。
こちらでは子どもがみんな読む、ケネス・グレアム原作の『たのしい川べ』は、映画化もされています。
個性の強いもぐら、ひきがえる、川ねずみ、あなぐまがテムズ川の川辺で繰り広げる楽しい物語です。
さて、ここからは「これは何の映画?」シリーズ。笑
これも何の説明も見つけられなかったのですが、このディスプレイを出していたのはシマウマをトレードマークにしているロイズ銀行。
だから、何かウマを、ということだったのかな。
ロイズ銀行がディスプレイを出しているのを見たのは初めてだった気がして、新鮮でした。
これはイタリアンのタパスのようなレストランのディスプレイなので、このうねっているものはおそらくタコの足。
それが潜水艦に巻き付いているということは、もしかして『海底二万マイル』かなあ。
タコの足も、もちろん花でできているんですよ。
スプレー菊のようなものだったと思います。
ぎゃー、怖い!
これは何だかわからなかったのですが、インパクトではナンバーワンでした。
環境保護に関係があるのかな。
これ、かわいらしいのですが、仮面の部分がちょっとシリアスで怖い。
何を表現しているんだろう。
こちらは寿司と焼き鳥のお店(チェーン店なんですよ)。
やっぱり和風にということなんでしょうが、映画は何だろう。『影武者』か何か?
菊ではなくてカーネーションのような花を使っていたと思うのですが、どうも菊人形に見えてしまう。笑
最後は映画というか、マリー・クヮントの映像とともにディスプレイされた花です。
化粧品やビューティー用品を扱うこのお店では、つい先月亡くなったこのファッション・デザイナーを追悼しているのかなと思いました。
そういえば、マリー・クヮントが最初に開いた店舗も、この近くにありました。
と、駆け足で巡ってきましたが、これで全部ではないんです。
すべてご紹介できないのは残念ですが、その場の雰囲気が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
さまざまな花の甘い香りが漂うなか、思いがけない展示のアイディアや懐かしい映画が出てくると、「わぁ〜!」と嬉しそうな声が上がったりして、賑やかで華やいだ雰囲気に包まれていました。
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