いつ行っても観光客とお買い物客で大賑わいのOxford Streetと、静かなRegent’s Parkの間あたりにあるMarylebone High Streetは、今のところ、私のロンドンお気に入りスポットです。こじんまりしたかわいいお店やすてきなレストランが多く、通りに面して建つ建物は美しいし、周りは小さなオフィスや住宅なのでとても静かだし、お店をながめながら歩くだけで楽しめる場所なんです。
お店やレストランの例を少し挙げてみると、ポップな花柄が日本でも大人気のCath Kidstone、かわいらしいパッケージのおいしい手作りチョコレート屋さんRococo、おしゃれなお料理教室も開いているお料理道具屋さんDivertimenti、昔ながらの方法で精肉しているThe Ginger Pig(手作りパイもおいしい!人気シェフのJamie Oliverもごひいきらしいですよ)、店先の大胆なお魚ディスプレイが美しく、お魚のお惣菜も充実のFishworks、フレンドリーな家族が経営するおいしいFish & ChipsのThe Golden Hind(こちらは少し横に入ったMarylebone Laneにあります。いつ行ってもカラっと揚がっていておいしいです!)、メニューはフランス風ソースのかかったステーキのみ、予約は一切取らないので例えお店のオーナーであっても混んでいる時には並ばなくてはいけないユニークなパリ本店と同じ方法で運営されているLe Relais de Venise L'entrecôteなどなど。すてきなお店がまだまだたくさんあります。(写真はお店のひとつ、Grangeのサイトより)
銀行、郵便局、スーパーマーケットもあるので、日常の用事を足すにも好都合。今の家に住む前にこの辺に住んでいたインディーの影響で、私もわざわざ電車に乗って行って、ここで買い物をすることが多くなりました。
そのMarylebone High Streetに、The Natural Kitchenというオーガニック食品のお店が新しくオープンしました。しばらく前から準備をしていたのですが、先週の土曜日の朝に前を通りかかったら、やっと開店する雰囲気だったので、「もう開いてます?」と聞いてみると、「今日の午後に開店したいのですが、まだわかりません」とのこと。さすがイギリス、予定は未定。本来の開店予定日は金曜日だったそうです。そして今週、どうにか開店したらしいお店を訪ねてみました。自然光がたくさん入って明るく、とても気持ちのよい店内。ここで扱っている食品はすべてオーガニックです。1階にはお肉、チーズ、野菜、果物など、地下はワイン、ビール、シリアルや豆類、コーヒーなどの乾物、2階は食事ができるカフェになっています。チーズはピカデリーで創業200年を超える王室御用達のPatxon & Whitfieldが入っていて良い雰囲気でした。

なかなか話題のお店らしく、この日はまだテレビの取材が来ていて、なにやら撮影していました。

地下にある下の機械(?)、ミューズリーや豆、お米などを自分で好きなだけ量って買えるようになっていてかなりおもしろそう。ワイン売り場はセラー風になっていたり、オーガニックコーヒーの試飲コーナーがあったりして、いろいろな工夫がありました。

ちょっと残念だったのは、思っていたより規模が小さかったこと。勝手にだだーんと広い売り場を想像してしまっていたようです。
でも店内は明るくて本当に気持ちが良かったし、お店の人達はみなフレンドリーで、開店直後で張り切っているのか、いろいろと説明してくれました。お店のコンセプトは村の市場をそのまま都会に持ってくるイメージのようですが、そういえばこの界隈、Marylebone Villageとも呼ばれて、街全体に田舎の村の雰囲気を取り入れようとしていますよね。
2階のカフェの表示には「2階はカフェとDaisy」と書いてあります。Daisyって?

実はこれ、カフェの窓から見えるこの牛ちゃん。Daisyというのは牛の代表的な名前なのだそうです。日本で言うと犬のポチみたいな感じかしら。ユーモアのある表示ですよね。お店の人も、これが自慢らしく、見て見て!と大喜びで案内してくれました。
最後にいつもスーパーで買ってしまうような鶏の胸肉を買ってみました。お肉自体がとてもきれいで、色も濃い目、丁寧にさばいてある感じがしました。ハーブのお塩でシンプルに焼いてみたら、チキンの味がとっても濃くて、すごくおいしかったです!実はロンドンに来たばかりの頃、オーガニック大流行にちょっと着いて行けない・・・と思っていたのですが、やっぱり良いのかも、とかなり心の揺れた私。しばらく、通ってしまうかもしれません。














