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家から少し距離があるものの、おいしいインド料理(カレーがメイン!)が近所にあって、たまに出かけていました。
お店の前をたまたま通りかかった時、なんだかすてきなインテリアに改装されているのを目撃。
その場で入ってみようとしたら、土曜の夜ということもあって満席だったんです。

前からおいしいお店だったけど、こんなに混んでいたんだっけ?

そう思うと、もう行ってみたくて、行ってみたくてたまらなくなりました。
カレーは大好きだし、なにやらすてきなインテリアにも興味津々。

というわけで、今週、念のためにわざわざ予約までして、出かけてきました。
そうしたら、まあ、すてきだったんです。

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改装はインドの列車がテーマだったよう。
そうだ、ちゃんと外にもIndian Railway Kitchenと書かれていたのでした。

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店内は全体に細長く、列車の座席風なシートになっていました。

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でも全部のテーブじゃなくて、実はこの脇には普通のテーブルもあったのですが、お店の幅がちょっと足りなかったんでしょうね。笑
そういうゆるさも地元ならではな感じで、かえって好ましい。
わたしははこういう方が好きです。

メニューも豊富で、特に前菜に変わったものが多かったんです。
わが家としてはめずらしく、前菜も多めに頼んでみました。

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なんてまあ、きれいな盛り付け。
これはケールという葉っぱ系の野菜を天ぷらのように揚げたものと、小さいサイコロ状に切ったポテトのサラダ。

イギリスでは、盛り付けにザクロを使うのが流行っているようです。
この輝く赤い実がぱらぱら乗っていると、色彩が豊かになって、食欲をそそりますよね。

そしてメインのカレー。

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あ、本当は右下のパニアチーズ(インドのチーズ)は前菜だったのですが、全部一緒に来ちゃったのです。笑
でもいいの、温かい前菜だったし。

真ん中の赤いのがラムのカレー
その左下がレイルウェイチキンという鶏のカレー
その上が大豆を使ったお肉風(麩みたいなもの)のカレー(これ、ソースがおいしかった!)
右上がプラオライス(炊き込みご飯のようなもの、カルダモンの香りがすばらしかった!)
そしてバターナン。

どれも、しっかりスパイスの味がして、本当においしかったです。
スパイスの味がするなんて、あたり前じゃん、と思うかもしれませんが、コストを抑えようとして、ブレンドされた粉のスパイスでちゃちゃちゃと作っているレストランも意外に多いんです。
夫がこだわってカレーを作るようになってから、そのあたりの違いがだんだんわかってくるようになりました。

もうここでお腹いっぱいだったのですが、デザートも気になるものがいろいろあったのでオーダー。
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手前は小さいドーナツのようなものを甘いシロップに漬けたもの。
これ、中東料理にも似たものがありますよね。
そして向こうはサフランのアイスクリーム。

アイスは量を選べるようになっていて、とてもいい考えだなと思いました。
イギリスではデザートのアイスは3スクープが基本で、そんなに食べられないなあとあきらめることも多いのです。

せっかくなのでチャイも頼んでみると。

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なんて愛らしいティーポット。
そのまま持って帰りたくなるほどでした。
コップで出してくれるのもインド風ですね。

お会計を頼むと、こんなものが現れました。

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金ピカに光る箱。
ブリキみたいな安っぽいつくりなのが、またいい!

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開けてみると、ここにお勘定とチョコレートが入っていました。
イギリスのインド料理屋さんって、なぜか最後にチョコレートをくれるところが多いのです。
ミントチョコレートが多いので、お口直しっていうことかな。

お店の人はみんな親切で、プロというよりはお隣のお兄さん、お姉さんという雰囲気だったのですが、それがまたわたしたちには心地よかったのでした。
すてきなサービスをして欲しかったら、そういうお店に行けばいいのであって、ここはあくまで住宅街のレストランなんだもの。
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川岸にあるすてきなフラットの入り口。
夜に前を通ったことがなかったので、こんなすてきなステンドグラスがあるとは気づきませんでした。

思いがけないご近所のいいお店を見つけて、ハッピーな夜でした。
今度はご近所のカレー好きな友だちを連れて行こう!

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(やっぱり夜にあまり通らないので、ライトアップが新鮮だった地元の教会)


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by londonsmile | 2019-09-21 17:58 | ロンドンすてきなお店、おいしいお店 | Trackback | Comments(0)
秋晴れの日に、窓を取り替えました。

そもそも窓の取り替えという考え自体、日本にいた時にはありませんでした。
古くなると家ごと取り壊してしまって、新築の家を建てることが多いでしょう?

でも石やレンガの建物が多いイギリスでは、木造より長持ちするせいか、家の一部を直して長く住み続けることの方が多いんです。
だから家を改装という話も本当によく聞くし、窓を交換するなんていう以前は想像もできなかったことが起きたりもして、おもしろいなあと思っています。

ただ、今回のわが家の窓工事は、二重窓への取り替えでした。
二重窓、それもわたしにとっては新しいものでした。
学校で「北海道では寒いので、二重窓を使っています」と習ったきり、イギリスに来るまですっかり忘れていた言葉。

要はガラスを二重にして、空気が入り込む量を抑えるということですが、寒いイギリスでは今はこれが標準仕様。
ただしわが家のように古い建物は、そうでないところが多いので、二重窓に替える家が多いのです。

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わが家の窓は、昔風に鉛が格子状に入ったもの。
実はこれもこの建物が気に入った理由でもあります。
緑地の多いこの辺りは保存地区になっているので、建物の外観を変えることはできず、新しい窓も同じように作らなければなりません。

見た目が同じなのは大歓迎なのですが、こういう古い形の窓を作ってくれるところは限られている上、お値段もぐんと上がります。泣
でも仕方ありません、枠の部分がずいぶん錆びてきていて、手間をかけて塗り直しをするより、思い切って替えてしまおうということになったんです。

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錆びがいちばんひどかったバスルームの窓。
お風呂があるとどうしても湿気が滞っちゃうんです。

さて窓の交換ですが、これが意外と簡単でびっくりしました。
まずはこのフラットで何軒も同じような交換作業をした業者さんに連絡。
(他にも業者さんはいるみたいでしたが、この場所での経験が多いというのはやはり頼りになります)

見積もりに現れたのはおじいさん。
初対面で失礼だけど、自分で「もう86歳なんだよ、はっはっは」といきなり自己紹介したので、そう呼ばせていただきましょう。
窓のサイズももう経験でわかっているようで、実際に測ることもなく、その場で料金と納期の見積もりを出してくれました。
今からオーダーして作るので、出来上がるのは3ヶ月ぐらい先、とのことで、あとはひたすら待つだけ。

そして約5ヶ月後、やっとその日がやってきました。
(ええ、ええ、3ヶ月後って言われましたよ、でも3ヶ月も5ヶ月も、この国では「誤差」のうちなんです!笑)
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工事の当日は、おじいさんの息子さんと若い衆が1人やってきました。
テキパキと窓を外し始めたのですが、この方法がちょっと驚いた!

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窓と木枠の間にノミを入れて、トンカチでトントン、ガンガンと叩いて外すんです。
ドリルかなんかでガーッとやるんだと思っていたので、びっくり。
2人の古風な職人技にみとれちゃいました。
考えてみれば、この建物ができた1930年代にはドリルはなかったのかもしれないし、ノミとトンカチが建物にも合っていて、いい感じですよね。
音はかなり大きいけれど、ドリルのように細かい削りカスが出ないのがありがたく、あとの掃除が楽でした。


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あっという間に窓、全部なくなりました。
ちょうど秋晴れの気持ちのいい日だったので、すがすがしい開放感!

ここに窓を入れて、枠との隙間をきれいに密閉してもらうと、こんな感じに。

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見た目は前の窓とほとんど変わりません。

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外から見ても、他の窓と違いがわからないでしょう?
ちなみに出窓になっているところが二重窓で、その下も隣も古い窓です。
(下のお宅はカーテンがかかっているので、ちょっとわかりにくいですが)

ちなみに、窓の交換に外からの足場は組みませんでした。
写真は、ハシゴを使って外からしっかりシーリングをしているところ。
雨が入り込んじゃうと大変なので、これは大切な作業です。

窓を外す時は、基本的に家の中から作業するのですが、窓がぐらぐらしてきた時に手が滑って落としちゃうことだってあり得ると思うんです。
それをがっちり手で支えて内側に入れるのは、ものすごく力のいる職人技。
(そういえば、たまに「うっ!」とか「あ”ーっ!」とかいう声が聞こえていました。笑)

おじいさんの息子さんはそれなりの年齢でしたが、若い衆はまだ20代と思われるのに、すごい!
あとで聞いたら、窓の交換を専門にしているということでした。
もの静かで力持ちでかっこええ青年でした。

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キッチンの窓を取り外す若い衆。
シンクの向こうに窓があるので、狭い窓辺での作業。
すごく大変だったと思います。
どうもありがとう!

取替え後は、バスルームの窓もこの通り。

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外側にある窓枠(段々になっているところ)は今回は替えていないので汚れてますが(汗)、ガラスのすぐ周りを見てね。
窓枠は、落ち着いたらペンキを塗り直す予定。

ナナメの角度でみると、窓が二重になっているのがわかりやすいかな。
まずは元の古い窓から。
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そしてこちらが二重窓。
枠に沿った黒い部分の手前と向こう側にガラスが2枚はさまっています。

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この日はお天気がよくて本当にラッキーでした。
雨の日に窓を外したりしたら、家中ずぶ濡れ! 想像するだけでぞっとします。
職人さんたちにも気の毒だし。

そういえば、とても感じのいい2人の職人さんが熱心に働いているところに、ボスのおじいさんが社長出勤してきました。
おしゃべり好きなおじいさん、まず自分の心臓の状態を全部わたしに話してくれたあと、二重窓のお手入れの方法や気をつけることを詳しく教えてくれました。

おじいさんのおしゃべりだけでもかなりおもしろかったのですが、そこへお隣のドイツ人のおばあさんが様子を見にやってきたんです。
おじいさんとも顔を合わせて、なんだかお互いに病気自慢みたいになり、「僕の方が年寄りのはず」と言い張ったおじいさん、おばあさんが93歳と聞いて、恐れ入っていました。
86歳と93歳、どちらもお元気で何より。

こんな風に、わが家で工事しているのを見て、この日はいろいろな人が「ちょっと見せて」と代わる代わる家にやってきました。
親しくしているクリスとボブは、わたしに朝のおやつの差し入れもしてくれて、なんだかご近所のお祭りでもしている気分になりました。

そのたびに状況をご近所さんに説明するわたし。
もうすぐこの会社から仕事のオファーがあると思います。笑

クリスは、わが家の古い窓を自宅のキッチンのドアに再利用できないかと考えていました。
建物のオリジナルの窓をドアにするなんて、なんてすてきなアイディア!

わたしも、そうなったらすごく嬉しいと思って、職人さんやおじいさんとクリスを引き合わせて話し合ってもらったのですが、鉄製の枠は加工するには扱いにくく、コストがすごくかさむことがわかって、彼女は泣く泣くあきらめました。
でも、彼女がそんな自由な発想をしたのはすばらしいし、クリスと2人でしばらく一緒に夢を見られたのが楽しかったです。

工事を決めてからほとんど待っている時間ばかりで、当日にわっといっぺんにいろいろなことが起きた二重窓への取替工事。
大興奮の1日が終わってみると、もうその日の夜からすきま風が入りにくくて暖かいことを実感しました。
やってよかった。
この日の夜は安心と喜びをかみしめながら、まさに祭りのあと、という気分になったのでした。

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(これまでお疲れさま。ありがとう!)


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by londonsmile | 2019-09-18 22:51 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)
地元の本屋さんの中に入っている小さなカフェに行った時のことです。

長い巻き髪がチャーミングなお兄さんが応対してくれて、カウンターでコーヒーを買いました。
そして5ポンド札を出して、カウンターに置いたのです。

ここまで、何にも変じゃないですよね?

するとお兄さん、
「あなた、日本人?」
と聞いてくるではありませんか!
英語で、ですけど。

慌てて
「えっ、どうして!?」
と訊くと、お兄さん、何かを言おうとしたのですが、思い直したように
「わかるんだな、見ただけで」
と謎めいた答え。

いやいや、なんでー、どうしてー!? 教えてー。

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コーヒーを作りながら、お兄さんは話し出しました。
「中国に住んでた友だちを訪ねて、日本に行ったことがあってさ」

えー、でも、それだけでわかるの?
わたし、そんなに典型的な日本人に見えます?
(わたしはふだん、あんまり日本人に見えないらしいのです。よくタイの人にタイ語で話しかけられます)

ここでわたしはコインのお釣りを受け取りました、手渡しで。
そしてお兄さんが言ってる意味が、やっとわかったのです。

わたしがお金をお皿の上に置いたからだ!

というのは、最初にお金を払う時、5ポンド札をカウンターに置いてあったお皿の上に置いたのです。
まったく無意識でしたが、お皿が目に入ったので、手が勝手に動いたんと思います。
考えてみると、ふだんこの国では、現金で払う時には手渡ししているんです。

そして日本ではよくトレイが置いてあって、そこにお金を置きますよね。
そして、お釣りもそこに返してくれますよね。

考えてみたことがなかったけれど、どうしてなんだろう。
お金を手渡しするのはタブーなのかな。

あとでちょっとググってみたら、コンビニなどにあるあのプラスティックのトレイは「カルトン」と呼ばれて、日本特有か? と考えられているようです。
そうなんだ! 考えてみたこともなかった!
割と新しい習慣のようですね。

この国に住み始めてもう13年になるのに、どうして今までまったく気がつかなかったかというと、カウンターにトレイがあるのを見たことがなかったから、だと思うのです。
この日はたまたまお皿が置いてあったので、無意識にお金をその上に置いちゃったようです。

お兄さんに
「お皿に置いたから?」
と訊くと笑っていたので、きっとそうなんだと思います。

お兄さん、あくまでもミステリアス。笑
ちなみに英語に少しだけ訛りがあったので、イギリス人ではなさそう。
少し肌の色が濃い目だったし、巻き髪の感じからして、イタリアとか北アフリカとかの出身かしら。
いずれにしても、とてもチャーミングな方でした。

とにかく、お兄さんは日本でとても楽しく過ごしたそうで、
「9日間だけだったから、あっという間だったよ。また行きたいな」
と、思い出話を少し話してくれました。

中国語を勉強したというお兄さん、漢字を見て何となく意味がわかることが多かったそうで、それも不思議な経験だったとのこと。
ミステリアスながら、言葉を選ぶように話す知的な雰囲気のお兄さん、きっと日本であれこれ観察して、現金を置くトレイのことも記憶に残っていたんでしょうね。

ちなみにわたしがお金を置いたお皿には、そのあと、わたしのコーヒーが入ったカップが乗りました。
そうか、先にソーサーを用意してくれていたのね。
そこにお金置いちゃって、きゃー、恥ずかしい!!
ずいぶんお行儀悪いじゃないですか!

でもここはイギリス、そんなことはまったく問題ありません。笑

お兄さん、最後には、
「マイドアリガトウゴザイマス」
と、たどたどしく、でも嬉しそうに日本語で言ってくれました。
日本に行ったのはもう4年前だと言ってたけど、すごい記憶力だな。

すてきなお兄さんに出会えて、しかもいろいろな気づかせてもらったコーヒータイムでした。


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by londonsmile | 2019-09-17 04:47 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(0)
先日、日本の食材を売っているお店で買い物した時のこと。

いくつか買った食材の中に大根がありました。
大根、貴重品なんです、イギリスでは。

日系、アジア系、それと意外とアラブ系のお店で売っているのを見つけると、以前はほぼ必ずと言っていいほど飛びついて買っていました。
しばらくすると、日本で買う大根に比べてスが入っていることが多くて、鮮度も低めということがだんだんわかってきたのです。

ここは日本ではないことはわかっているし、何でも日本と同じことを求めているつもりはないのですが、スの入った大根って、なんかすごく脱力しませんか?
しかもこの国では貴重な大根、やっと食べられるという喜びが大きい分、ダメになった時の悲しみも深い。
そのうえ何度も続けてそういうのにあたっちゃったりすると、なんかもうがっかりしちゃって、次にまた大根を買うのをためらっちゃうんです。
こんなに大根が好きだとは、イギリスに住むようになるまで知りませんでした(無い物ねだりともいいますが)。

というわけで、最近は見たら必ず買うわけではなく、以前よりじっくり慎重に観察して、鮮度を確かめるようにしています。
もちろん日本に帰った時には、つやつやと光る見事な大根を見ると、美しくて、おいしそうで、ダイアモンドでも見るような目で食い入るように見てしまいます。

さてさて話を戻しますと、とにかく、この時は大根を買ったのです。
あいにくエコバッグを持っていなかったので、お店の袋をもらうことにしました。
お店の人が袋に入れてくれている間、わたしはお釣りをお財布にしまおうとしていて、店員さんの方をあまり見ていなかったんです。

そして、「ありがとうございました〜」と言う声に送り出されて、買い物袋を受け取った時、なんだかかわいらしいことになっていたんです。

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大根がギフトバッグ風の袋に入れられていました♪
プレゼントみたいになっていて、かわいい!

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お店では日本酒も売っているので、おそらく日本酒用の袋なのかなと思うのです。
他のものは普通のスーパー袋みたいなものに入っていて、大根だけをギフト用バッグに入れて渡してくれました。

よく考えてみると、このお店では前にも大根を買ったことがあったのです。
でも、こんな風にはしてくれたのは初めて。

ということは、これはこの日レジを打ってくれた店員さんの独自の判断なのかも。
スーパーの袋じゃ大根がいたんじゃうかも、貴重な大根は大切に運ばねば、と思ってくれたのかな。
店員さんの思いやりと、大根への愛を感じて、嬉しくなりました。
店員さん、ありがとう!

ちなみにこの大根はスもほとんど入っていなくて、おいしくいただいております♪

まだまだ台風の被害が続いているようですね。
その地域の方、どうぞお気をつけてお過ごしください。
みなさま、よい週末になりますように。


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by londonsmile | 2019-09-14 09:00 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)
この3年ぐらい、日本語を勉強している人たちとの語学エクスチェンジに参加しています。
簡単に言うと日本語と英語でおしゃべりする会なんですが、もうちょっと細かく言うと、日本語を勉強している人と日本人が日本語で話し、そのあと英語で同じことをして英語の練習もするという集まりです。

まだまだ話す人が少ない日本語を選んで勉強してくれる気持ちが嬉しくて通っているのですが、学習者の方たちも、「ネイティブに自分の日本語が通じた!」と思うのは嬉しいようです。
初めて自分の英語が通じた時の喜びを思い出すと、人間、みんな同じなんだなあとしみじみ。

日本語を言語として勉強する時には、なんとなく覚えるネイティブのわたしたちとは違う方法で文法に沿って勉強しています。
だから、たとえば「行っていた」と「行った」の違いは何でスカ?とか聞かれても、わたしは文法的にすぐには答えられません。
実は日本語の先生になる勉強もしたことがあるのですが、それでも。汗
でもこの集まりは、ロンドンで日本語を教えていらっしゃる経験豊かな先生が主催しているので、日本語の文法の説明に困っても、いつでも質問できて安心なのです。

この先生は、言葉を覚えるだけでなく、文化的な背景も知ってこそ生きた語学の習得、とお考えの情熱的な方。
毎回、「あなたの国でのタブーはなんですか?」「お互いのビジネスの習慣について質問してみましょう」などとテーマをくださるので、お互いの文化に興味を持って違いを見つけたり、それについて良い面や不便な点を話し合ったりするすごくよいヒントになります。

というとすごく真面目な集まりみたいですが、とっても和やかな雰囲気で、先生が配ってくれる日本のお菓子を食べながら、わいわいやっているんですけどね。

その他に先生は日本文化を学ぶ集まりも定期的に開いていらして、今年は日本の歴史を学ぶ会を企画されました。
その会が先日開かれたのですが、会場は美しいギルドホールの建物の一部になっている図書館でした。

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(ギルドホールはロンドンの旧市庁舎。
何か特別な雰囲気があって、前から気になっている建物です。
広場というか中庭が真っ平らだからかなあ。
こういう場所には、噴水とか彫刻が置かれていることが多いですよね。
ここで式典をするために何も置かなかったんだろうか。
ちなみに今では美術館も併設されているようなので、今度また行ってみます!)

この日のトークでは、江戸から明治に変わる混乱の時代がテーマ。
日本の歴史に詳しいジャーナリストの方Leslie Downerさんが英語でお話しされました。
レスリーさんは日本語ぺらぺらですが、集まった方の日本語のレベルはまちまちだったので。

ペリー来航から明治に入ってからの変化まで、本当に濃い内容であるのに、レスリーさんは約一時間半で一気に軽やかに駆け抜けました。
おもしろかった〜!
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(ギルドホールのすぐ外にある水辺。
オフィス街のど真ん中にあって、心静かに癒される空間でした)


何がおもしろかったって、学校では、あれこれ覚えながら勉強した歴史も、すらっと一気に話してもらうと、まるで小説かなにかのように聞こえたんです。
初心者向けに、詳細にこだわらずに、大まかな流れを話してくれたのも、とてもわかりやすかったなあ。
新撰組の土方歳三が、とか、なんとか藩の何がしが、と言われると、一気に情報が多くなって、流れがつかみにくくなるんです、わたしはね。
生麦事件とか、島津斉彬とか、そうそう、そういうキーワードあったよね、というものが続々登場して、嬉しくなっちゃいました。

明治に入ってからの人の暮らしの変化の話も興味深かったです。
明治天皇の皇后さまが、近代国家をめざす一環として、初めてお歯黒を廃止したって知ってました?
男女が西洋風のダンスを踊ることになっていた鹿鳴館では、極端に女性が足りなかったって知ってました?
子どもと家にいることに慣れていた当時の奥方たちは、旦那さまと一緒に出かけることに抵抗があったので、女性が足りず、芸者さんたちが駆り出されたんだそうです。

こういう事実以外の風俗の話、しかも日本人なのに知らなかった話を聞けたという意味でも、本当に楽しく有意義な会でした。

お仕事とはいえ、日本のことをよく知っている方にお会いするたび、日本人として、もっと知らなくちゃいけないことがあるなあと反省します。
こういう方たちに刺激と教えをこいつつ、楽しくなったついでに、日本史の本をまた読みたいと思います。
やっぱり司馬遼太郎かな。

お話のあとの質問コーナーや少人数で感想を話し合う時間でも、日本人には意外に思える質問や話が聞けて、それもとてもおもしろかったのです。

たとえば、スライドにある文明開化の銀座の様子を見て、「そこでドレス着てパラソルさしてる女性は、じゃあ芸者さんですか? 女性は一人で外を歩けないんでしょ?」とか、
(時代劇で女の人が歩き回っているのをちょくちょく見ていたわたしには、とても思いつかない発想!笑 これには、写真ではなくてイラストだったので、どこまで事実を表しているのかわからないけれど、(結婚した)女性が一人で出かけてはいけないことはなかったと思う、という回答がありました)

「ええっ! だいたいわたしは日本が他の国とまったく交流してなかったなんて、全然知らなかった! 考えられない!」とか。
(これはわたしのグループで出た感想だったので、ちょっとだけ鎖国や出島や隠れキリシタンの説明をしました。あと島国だから、という話も)

話が始まる前には、「感想の交換って何するんだろう?」とどきどきしたのですが、こうして意外な感想を聞くことで、自分も違う新鮮な視点が持てるし、日本のことを少し知ってもらうこともできるということがわかりました。
おもしろかった〜!

終了後は、うきうきした気持ちで会場を後にしました。
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(夜のギルドホール。
なぜか広場に座り込んだポーズで写真撮影している人が。笑)


この日本語の先生、大学での授業を何度か拝見していますが、わかりやすくて明るい授業でした。
心の広い経験豊かなすてきな方です。
今はプライベートを中心に教えていらっしゃるようですが、ご興味ある方はこちらをご覧くださいね。


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by londonsmile | 2019-09-13 19:33 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(0)
台風15号、すごかったみたいですねー。
被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。
そして地域によっては停電なども長引いているとか。
少しでも早い復旧をお祈りしています。
お気をつけてお過ごしくださいね。

**********

わが家のフラットの建物は1930年代に建てられたヴィンテージもの。笑
モダンな建築にはない味わいがあって大好きではありますが、老朽化問題は避けられません。

というわけで、この2年間、フラットぐるみでの大規模な暖房装置の工事をしていました。
その後、ペンキ塗りやらなんやら、こまごまとした作業があったのですが、やっと! 昨日全部終わりました。
わーい!

ところが、このペンキ、てかてかに光るグロスという種類のものを(無断で!笑)塗られちゃったので、なかなか乾かない。
困っていたら、夫が「タマネギ、タマネギ!」と冷蔵庫から使いかけのタマネギを取り出しました。

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いわく、「タマネギにはペンキの臭いを吸い取る効果がある!」

えーーっ!!
なんて意外な組み合わせ!

これはイギリス流おばあちゃんの知恵袋からの知識なのだそう。
特に光沢あるグロスのペンキは渇きにくくて、臭いも取れにくいので、効果がわかりやすい、というのですが。

タマネギを置いてみると、確かにタマネギの臭いでペンキの方は少し薄まって感じるかも。
でもじゃあ、タマネギをどけてしまったらどうなるんだろう?
臭いって数字で表せないから、比べるのが難しいですね。

いずれにしても1日ぐらいで結果は出ないのかもしれません。
でも、それで「効果がある」っていうのかなあ。笑

夫は、たまにおばあちゃんの知恵袋的なことを言い出すので、せっかくだから全部試してみています。
21世紀の生活にどこまで通じるのかわかりませんが、その方が楽しいでしょ♪
また思い出したら、ご紹介しますね。


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by londonsmile | 2019-09-11 02:09 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)
今日は先週の土曜日に朝早く出かけた時のお話。
空がきれいで、帰りにちょっと寄ったロンドン市内もまだまだ空いていて、すがすがしい気分でした。

というわけで、今日は写真を中心にお送りしますね。
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土曜日朝10時前のロンドン市内のカフェ。
お店は開いていたのですが、お客さんが誰も入っていませんでした。
もっと観光客の人が朝ごはんを食べたりしているのかと思ったんだけど、意外。

この日は、朝の8時から北ロンドンで友達とウォーキングをする約束をしていました。
夫も一緒だったので、早めに家を出て朝ごはんも外で食べることに。
というわけで、家を出たのは朝の6時過ぎ。
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まだまだ明けていない空の色。
日が短くなっているんですね。
でも、空気がぴりりとしていて、すがすがしい。

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クリケット場のあたりにくると、わたしたちのフラット(集合住宅)に住んでいる猫さんの姿がありました。
この猫さん、わたしが何度自己紹介しても、全然関心を持ってくれないんです。
わたしは仲良くなりたいんだけど。

それなのに、この朝はわたしたちを先導するように歩いてくれました。
「わ、なんか、いつもと違う!」
と夫に言うと、
「毎朝ここにいるから、毎朝あいさつしてるよ」
と言うじゃありませんか!
なにー!!!
いつの間にか夫は猫さんと友だちになっていたようです。
許せぬ。

あ、今日は猫さんの話ではありませんでした。
クリケット場の途中までいくと、猫さんはささっと身をひるがえして、家の方に戻って行きました。
慣れているのねぇ。
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いいお天気になりそうです。

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バスを待つ間。
ロンドン南西部は、ヒースロー空港に発着する飛行機がいつでも飛んでいます。
本当にひんぱんに。
わが家のあたりまでくるとかなり高度が下がっているので、よくよく目をこらすと、どこの飛行機会社なのか、わかるんですよ。
JALやANAも日本から夕方に到着する便があるので、よく見かけます。

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さて、北ロンドンに着きました。
建物にも朝日があたって美しい!
朝はあまり得意じゃないのですが、こういう風景を見ると、やはりすがすがしくて気持ちがいいと思うのです。

ふつうにスターバックスでご飯を食べて、待ち合わせの場所に向かいましょう。
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ここにも秋がきてますねぇ。
待ち合わせはハムステッドのあたりでした。
立派なお宅が多いエリアなので、お家をながめるのも楽しみのうち。
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1時間のウォーキング中は、友だちと機関銃のようにしゃべってしまい、写真は撮れず。
でも牛乳瓶が置かれている家があったり、草花をきれいに咲かせている庭があったり、古いけれども美しい墓地があったり、目でも楽しめるウォーキングでした。
緑地を散歩するのも気持ちがいいものですが、街なかを歩くのもおもしろいですよね。

さて、ここで仕事に行く夫とも友だちとも別れて、市内にちょっとした用事を足しにいきます。
ロンドンの繁華街に出ても、まだ朝の9時半。
オープンしていないお店があるほどです。

そこで、ちょっとうろうろ歩き回ってみると、いつもは人でごった返している場所も、ガラガラでおもしろい。

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老舗デパート、セルフリッジのすぐ近く。
いつもはパブの外に人がはみ出しているのに、まだ誰もいません。

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そのすぐ近く、セント・クリストファー・プレイスも、いつもは大にぎわいですが、この通り。
新鮮です!
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セルフリッジの正面入り口(の上部にある装飾)。
大人気のこのデパート周辺も昼間は大混雑なので、とても立ち止まって写真を撮ったりする雰囲気ではないのです。
ところがこの日は、アングルを決める時間もたっぷりありました。

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入り口にこんな彫刻があるのも、初めて見た気がします。
いつも、人を避けながら歩くことしか考えていなかったのねー。

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ここで用事を済ませて、今日のミッション終了。
ちょっとお茶でもしようと立ち寄ったカフェも、まだガラガラです。
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お茶をし終わってもまだ11時。
この日はこれで帰ったのですが、午後も時間がたっぷりあるように感じられて、やっぱり早起きっていいなと思ったのでした。

という、単なるお出かけ日記でしたが、初秋の朝の空気が伝わっていたら嬉しいです。
みなさま、どうぞよい週末を♪

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by londonsmile | 2019-09-06 21:01 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)
前回載せた秋に向けて色づく葉っぱをスマホで撮っていた時のこと。

場所は近所のクリケット場だったのですが、金曜の午後だというのに、なんだかピクニック風なテーブルを出して、楽しそうに人が集まっていたのです。
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買い物に出た行きと帰りに同じ場所を通ったのですが、行きにすでに集まりが始まっていて、この写真を撮った帰りには楽しげにクリケット風なお遊びをしていました。
バットを持った人に向かってボールを投げてるっていうのを2、3カ所でやっていて、練習ともお遊びともつかない感じなんですが、大人も子どもも混じっていて、なんだか微笑ましかったのでした。

ここは地元のクリケットチームが試合をする場所でもあるので、もしかしたら家族感謝デーみたいなものだったのかもしれません。
パパがやってるクリケットを経験してみよう! みたいな。

余談ですが、クリケット=男性だけ、というわけではないんです。
サッカーと同じで、女子のクリケットというのもあるし、知り合いの小学生のお嬢ちゃんは学校でクリケットの試合をしているそうだし(学校によって違うようです)。
ただ、この地元チームは男性チームなので、パパがやってるクリケット、という言葉が出ただけで。

この集まりを最初に見かけた時、実は何をしているのかよくわかりませんでした。
というのは、実はその時にはみんなでなんだか自由に踊っていたから。
それも音楽をかけてディスコ風というのではなく、音楽もなく、ただスキップようなゆるいステップで手をふらふらあげたりして、大人も子どもも、自由に「ららら〜ん♪」という感じで。
すごくすごく楽しそうで、微笑ましくて、見入ってしまった!
解放された感じの人たちを見ていると、こちらまで気持ちが楽にほぐされていくようで。

と同時に、その時は写真を撮ってはいけない気がしたので、そのまま通り過ぎたのです。

踊っていたかどうかは覚えていないのですが、クリケットの練習をしている人たちの中に、2、3人、頭にヒジャブをかぶってイスラム風なロングスカートをはいた女性が混じっていて、楽しそうにボールを投げたりしていたのも、じんわりよかったなあ。

このドレスのようなもの自体をなんと呼ぶのかわからないのですが、これは単なる私服なんだろうか、それもこれもヒジャブの一部?
ちょっとググったくらいでは、奥が深すぎてわからないのだけど、わたしはこのイスラム風のロングスカート(ドレスというべきか?)が大好きなのです。
特にアフリカ北部の人たちの衣装がすばらしく美しい。

わたしが好きなスタイルは、頭にはキリスト教や仏教の尼僧もかぶっていそうな形のヒジャブ的な布をかぶっていて、ロングのドレスやスカートを身にまとったもの。
このロングスカート、裾に向かってすっきり広がったフォームが本当にエレガントだし、長い裾をひらひらさせながら歩く姿もすてき。
たいていは黒いのですが、これがまたフォーマルな感じで優雅に見える。
隠す体の部分が多いせいか、イスラムの女性は一般に目のお化粧をバッチリするので、女性のわたしでも、そのエキゾティックな瞳にどきりとすることも多いし。

イスラムの女性は、他の男性に見られないように髪や体を隠すと聞きますが、実は、こういう格好をした方が女性らしさが強調されて、かえって人目をひきつけちゃうんじゃないかしらんと異文化からきたわたしは心配になるくらいです。
もちろん、個人の好みを無視して特定の服を着るように強要されることにはわたしは大反対で、それは心から応援するのですが、日本人のわたしの目には、ロングスカート姿自体がとてもエレガントに映るのです。

そんなエレガントな女性たちが、クリケット場で楽しそうにボールを投げたりしているのを見るのは、わたしには新鮮に見えたのでした。
こういう服装をした人とぜひ親しい友達になって、いろいろ話を聞いてみたいなあと思います。

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わ、ちょっと不思議な写真が撮れました。
なんだか夢の中にいるみたい。
この日、ここで見たことは、美しくて楽しくて幸せそうで、すべてが夢のようだったような気もします。

日差しがもう秋ですね。
これで午後7時ぐらいですが、夏の盛りのころは午後8時でもまだ昼間のぴかぴか太陽だったことを思うと、着実に日が短くなっているのを感じます。

秋になってもこれからも、夢のような楽しいこと、美しいことにたくさん出会いますように。


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by londonsmile | 2019-09-02 18:14 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)
今日から9月ですねー!
ついこの前8月になったばかりだと思っていたのに!
今年の8月はどこに行っちゃったんだろう。
と、ちょっと焦っている日曜日の今日です。

先週の今日は驚くほどあっつい日曜日でした。
気温にしたらせいぜい32度ぐらいでしたが、ふだん慣れていないのと、エアコンが普及していないのとで、この国にしたら、なかなか過ごしにくかったというのは先日も書いたとおりです。

その後、翌日の月曜日は同じくらい暑かったのですが、その翌日には気温が一気に10度ぐらい下がり、突然秋がやってきました。
正確には、暑くなったのはほんの数日間だったので、ただ元に戻っただけなんですが、それはさておき。

毎日20度を超えるか超えないかぐらいの爽やかな日々。
気がつくと、本格的な秋がしっかりやってきているようです。

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車の屋根に落ちていたマロニエの実。
このイガイガの不思議な物体、毎年たくさん見ているのに、見るたびにニヤニヤしちゃうんです。
なんでこんなに怪しい雰囲気なんだろう。
硬い硬い殻がポップな黄緑色っていうミスマッチがすでにおもしろいし、しかもものすごいイガイガ。
地球人を寄せ付けないように警戒しまくっている宇宙の物体か何かに見えてしまって。
この子は他に比べてかなり気が早いのですが、それでも用心しまくっていますね。

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見上げると、マロニエの葉もずいぶん色づいてきていました。
わが家の窓からよく見えるマロニエちゃん、今ごろの時期には、観察するのがとても楽しいのです。
というのも、実が大きくなるにつれて、葉っぱが少しずつ後退していく様子が手に取るようにわかるから。
実という若者に未来を託す葉っぱ老人、という図を想像せずにはいられません。
それも毎年、毎年。
自然は本当にいろいろなことを教えてくれますね。

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道端のマロニエも色づいている葉が増えていました。

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見上げてばかりいないで、ちょっと地面にも目をやると、おお!
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どんぐりももう落ちるほど実っているのね。
ここでまた目を上げると……

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落ちなかった子たちはすくすくと育っていました。
わが家では毎年、新しいどんぐりのヘタの部分を小さな人形や置物の帽子にしているので、どんぐりのすこやかな成長はありがたいことなのです。

街に出る途中のバスの中でも、秋らしい景色に遭遇。
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このあたりは、もう枯れ葉も落ちていますね。
個人主義な人たちの影響なのか、この国では葉っぱも自分のタイミングで育ったり落ちたりするのだな。

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夕方の日差しも、すっかり落ち着いて秋めいています。
着実に日が短くなっているのも日々感じます。

日本はまだまだ残暑が厳しいところもあるでしょうね。
少しでもこの秋の気配が届きますように!

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by londonsmile | 2019-09-01 19:03 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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