カテゴリ:日本に里帰り&国内旅行( 82 )

京都3日目の朝はまたバスに乗って、洛西の鈴虫寺へ。

妙徳山華厳寺というのですが、前の住職さんが飼い始めた鈴虫の美しい音色をいつも聞くことができるので、鈴虫寺という愛称が生まれ、今ではバスの行き先も「鈴虫寺」になっています。
願いをしっかり叶えてくれるというお地蔵さんも有名で、行列のできるお寺なんです。

e0114020_23053819.jpg

お寺近くのお宅の軒先のオブジェ。
一瞬見逃しそうなほど溶け込んでいる色を使っているセンスも、とぼけた目つきの遊び心もニクいですね!
蝋梅が咲き始めているのが見られたのも嬉しかった♪

お寺につく前、ホテルからバス停まで、京都の住宅地を通ったのがおもしろかったので、そこもちょっとご紹介しますね。

e0114020_22572975.jpg

ご存じのように京都の街並みは碁盤の目のようになっていますが、裏通りの住宅地もほぼ同じでした。
世界中どこに行っても、人が暮らす家の間を歩いて生活をちょっとのぞかせてもらうのが好きです。
さすがに写真には撮らないけれども、お家の中がちらっと見えたり、風鈴がちりりんと鳴っていたり(これは日本!笑)、子どもの洗濯物がたくさん干してあったりするのを見るのが楽しいのです。

京都では、町家造りのお家が路地にもずらりと並んでいるのに興奮。
外観は町家ながら新しく塗装されているいちばん手前のお家は、お得な値段で泊まれるゲストハウスだったと思うのです。
外国人の方はこんなお家に泊まれたら嬉しいでしょうね。
古い建物が好きな私も嬉しいに違いない。笑

e0114020_22590083.jpg

昔ながらのお菓子屋さん。
いいなあ。
奥では今でも毎日お菓子を作っている雰囲気で、高級店じゃないっていうところが(失礼!)、またいい。

e0114020_22593067.jpg

路地の猫も気持ちよさそうです。
エアコンの室外機の上は、やっぱりあったかいのかな。

おうち観察を楽しんだ後はバスに乗り込み、洛西へ。
ちなみに京都駅からの73番、83番の「鈴虫寺行き」バスが便利でした。
京都駅からなら、鈴虫寺まで約1時間というところでしょうか。
e0114020_23001686.jpg

途中バスが嵐山を通りかかった時、つい写真を撮ってしまいました。笑
やっぱりこの広々とした景色と渡月橋、いいですよね。

終点の鈴虫寺・苔寺のバス停に着くと、すぐに目に入るのが、この建物。

e0114020_23013936.jpg

この時点ではわからなかったのですが、後でネットで調べてみると、ここは竹職人の方が27年間かけてすべて手作りしたものだそうです。
「かぐや姫がいたら、こんな竹の家に住んでいたかもしれない」とイメージして、竹林に囲まれた建物も内装も、すべて竹でできているそう。

2011年に紹介された新聞記事も見つけました(こちらです)。
開館は不定期で、基本は予約だそうですが、京都の本当の隠れた名所という声もあるようで、次にこの方面に行くことがあったら、チェックしてみたいです!

バス停から鈴虫寺までは歩いて5分かからないくらい。
竹林と一緒に、わずかに残った紅葉も愛でることができて幸せでした。

e0114020_23063857.jpg
e0114020_23112525.jpg

さて、お寺に着きました。

e0114020_23125607.jpg

鈴虫寺は今回で二度目でした。
最初はもう15年ぐらい前。
お願いごとがかなうお寺なんだよと友達に聞いて、京都一人旅の時に行ってみたのです。

その時は、寒い1月だったにもかかわらず、この階段にずらーっと人が並んでいたのでした。
みんな友達と来ていて、わたしだけ一人、ポツンと階段で無言で立って待っていたなあ。

この日は門の中には少し待っている人がいただけで、階段までは誰も並んでいませんでした。
同じ寒い時期でも12月には、やっぱり旅をする人が少ないということかしら。

e0114020_23141755.jpg

仏さまをあんまり近くで撮るのは気がひけて、遠目でパチリ。
階段を登ったところにいらっしゃるお地蔵さんは、珍しくわらじを履いているので、あなたのところまで歩いてきて願いを叶えてくれるのだそうです。

実は最初に来た時のお願いごとはなんだったか、はっきり覚えていないのです。汗
でもこの十数年間、毎日つつがなく過ごせていることのお礼を伝えにいきたいとずーっと思っていたので、ようやく思いが果たせて本当に嬉しかったのです。
e0114020_23143382.jpg

鈴虫寺のお参りに行列ができるのは、ただ拝観するだけではないからです。
お参りに来た人はみな、鈴虫のいるお堂に入って、お茶とお菓子をいただきながらお坊さんのお話をうかがうので、お話が終わるまでは次の人たちは入れないことになります。
お茶とお菓子が出されるのも、禅寺の茶礼に基づいた考えなのだそうですよ。

前にお参りした時にお話をしてくださったのは年配のお坊さんだった気がするのですが、今回は若い感じのお坊さんが、身近な暮らしの話題から生きる姿勢まで、いろいろなお話を楽しく聴かせてくださいました。
冗談をたっぷり交えてのお話なので、ウケを狙っているのか? と思いがちですが、時々お顔がぐっと真面目になる様子から、やはりお坊さんのお話なんだということがわかります。
聴きやすくするためにおもしろおかしくしてくださっているようです。

この日、特に印象に残ったのは、人からいろいろ相談を受けているご経験から、最近の若い人は「生きるってなんですか?」「死ってなんですか?」と、簡単に答えを求めることが多くなったと感じるというお話でした。
人生そんなに簡単ではなくて、辛いことが起きて当たり前、それを乗り越えて行くものだから、もっと長い目でものを見て日々を明るく過ごしましょう、と。

すぐに答えが欲しくなるのは、スピードアップしたインターネット時代の弊害でしょうか。
何かわからないことがあると、すぐにネットで調べたくなりますが(わたしもよくやっちゃいます)、ちょっとした情報はそれでいいとしても、人生にはすぐに答えが出せないこともたくさんありますよね。
海外生活をしていてネットに頼りがちなわたしも、よく肝に銘じたいと思いました。

何千匹もいるという鈴虫は、この日も美しい音色を聴かせてくれていました。
鈴虫自体は撮影できないので、ご興味ある方はお寺のサイトでご覧くださいね。
お部屋が冷暖房完備なのは「鈴虫のため」だとおっしゃっていましたが、これは冗談なのか本気なのかわからず。笑

e0114020_23152003.jpg

お話を聴いていろいろ考えた後は、静かにお庭を見てまわり、お地蔵さまにお願いごとをしました。

ここが鈴虫寺のよいところ。
ただお願いごとをするだけではなくて、お話を聴いて自分を振り返るというプロセスがあるからこそ、その後の生活によい影響があって願いが叶いやすくなるんだと思うのです。

お願いごとはひとつだけと決められていて、お坊さんにお願いの仕方のコツも教えてもらうので、目標の焦点が合いやすくなります。
こういうの、ちょっとしたコーチングですよね?
だから、ご利益がある上に自分でも自然と努力するようになって、ますます願いが叶いやすい!

お天気がよかったのも幸いして、気持ちのよい参拝になりました。
前のお守りをお返しして(やっと!)、元気が出る黄色いお守りを新しくいただいたので、気持ちも新たにがんばります!
どうもありがとうございました。
e0114020_23134605.jpg

わたしが鈴虫寺にいる間、夫は別行動していました。
日本語でのお話をずっと聴いていもわからないので、その場にいるのが恥ずかしかったようです。笑

最初はお庭を見ていると言っていたのですが、お話が思った以上に長く続いていたので、鈴虫寺のすぐ近くにある竹の寺地蔵院というところに行ったそう。
ここはアニメにもなった、あの一休さんが生まれたお寺だそうですよ!
竹林がとてもきれいだったようなので、次回はわたしもぜひ行ってみたいと思います。
あれれ、帰ってきたばかりなのに、行ってみたいところばっかりだな。笑

そんな訳で夫と合流した後は、お茶屋さんでちょっとひと息。
バス停の近くや鈴虫寺を降りてきたところには食事やお茶をする場所がいくつかあって、どこも素朴でいい感じでした。

e0114020_23154944.jpg

わたしたちが入ったのは鈴虫寺から降りてすぐ左側にあったお店でした。
外観も店内も素朴で家庭的な雰囲気で、注文してから淹れてくれるコーヒーはなんとブルーマウンテン♪
お店の方もとても親切で、次のお寺に行くまで時間があると話したら、近くの松尾大社に行ってみたら? と近道を教えてくれました。
こういう地元情報、ありがたいですよね。
e0114020_23161910.jpg

地図もなく、お店のお姉さんの言葉だけをたよりに、思いがけなくまた住宅街を歩くことになりました。わーい♪
京都市内とはまた違った雰囲気で興味深かったです。
この写真の辺りはかなり古い地域のようで、ここを少し抜けるともっとモダンなお家もたくさんありました。

e0114020_23164086.jpg

あった、あった、お姉さんが言ってた月読神社
鳥居にご挨拶しただけで素通りしちゃったのですが、後で調べたら、ここは安産の神様のようですね。

紅葉がきれいに残っていてラッキー♪
e0114020_23172462.jpg


もう少し行くと、松尾大社が見えてきました。
乗ってきたバスの中から大きな鳥居が見えて、かなり気になっていた神社です。

e0114020_23200883.jpg

鳥居のサイズから、とても広い神社を想像していたのですが、実際に行ってみると意外にこじんまりした落ち着くところでした。
e0114020_23193766.jpg
e0114020_23174134.jpg
e0114020_23191408.jpg

ここでもお正月の準備が着々と。
神社なのに、なぜか般若心経を大声で熱心に唱えている親子がいて、妙にインパクトがあったことが良い思い出として残っています。
何をお祈りしていたんだろう。

e0114020_23184856.jpg

神社の裏手には、山を利用した自然に近いところもあって、これがまた美しいのです。

e0114020_23221858.jpg

この滝は「霊地の滝」というそう。
ひんやりした空気の中で遠くからの滝の音を聴いていると、心が静かに落ち着いていくのがわかりました。
こういう時、観光客の少ない12月に旅行できるのはラッキーだなあと感じます。

いつまでも静かに境内を歩いていたいところですが、次に行くお寺は予約制で、時間が決まっていたので、そろそろ移動しなければ。

来た道をまた戻って、さっき道を教えてもらったお店の前を通りかかると、お姉さんが走って出てきて、「道、わかりましたか?」と聞いてくれました。本当に親切。
丁寧にお礼とお別れを言いました。

こうして心がぽっとあったまったところで、次のお寺に向かいました。
予約して向かったのは、苔寺。
次回はそのお話をしますね!

e0114020_08252700.jpg


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

by londonsmile | 2018-01-26 08:27 | 日本に里帰り&国内旅行 | Trackback | Comments(0)
京都の旅の2日目は、大原の寂光院で静けさを楽しんだ後、地元野菜を堪能するカフェでお昼ごはんでした(その記事はこちらをどうぞ)。

美味しいもので心も体も満たされたところで、次に向かうのは、京都大原といえばやっぱり三千院
e0114020_00091942.jpg

立派な門構えです。

もともと紀元800年頃に比叡山にあったお寺が、明治4年に今の場所に移されたそうです。
e0114020_07472519.jpg

門前も賑わっていました。
12月は観光客も少ないので、残念ながらお客さんはあまりいませんでしたが。

入ってすぐの客殿と宸殿(しんでん)は撮影禁止。
でも建物もお庭も仏さまも見ごたえたっぷりでした。
特に古い建物や広い畳のお部屋がよかったなあ。
美しい襖や縁側の佇まいに癒されました。

では宸殿から外に出てみましょう。
e0114020_23572452.jpg
e0114020_23582796.jpg

苔で覆われた美しいお庭では、紅葉の名残りも少しだけ見られました。
そういえば三千院も紅葉の名所ですよね。
e0114020_23580393.jpg

すぐに往生極楽院の後ろ側が見えて来るので、ぐるっと表側に回ってみると。
e0114020_23584270.jpg

おお、ここはJRの「そうだ、京都行こう」で使われている場所では? 
(どのポスターかな?と思った方は、こちらのリンクをご覧くださいね! 
うまくポスター自体にリンクしないようなのですが、リンク先から季節は「初秋・盛秋」、「2008年」の「三千院」を選んでみてください!)

そしてね、ここにいらっしゃる阿弥陀三尊坐像がもう美しくて、ありがたくて、じーっとみとれてしまいました。
雨風にさらされて色の落ちているお御堂の中で黄金色の三尊像がますます映えて、仏さまだけ光り輝いて見えるのです。
仏さまがそこに突然浮かび上がったようで、とてもありがたい気持ちになりました。

枯れ木の中にいらしてもこんなに美しいのですから、これがポスターにあるように紅葉の中だったら夢のように美しいでしょうね。
自分の目で見てみたいなあ。

この三尊像は国宝だと後で知り、おお、そうか、と感激しました。
私にもわかるくらい、素晴らしい仏さまだったんですね。

仏さまのお写真は、このリンクからぜひどうぞ。
でもね、あの感激は、あのお庭と静けさの中でこそ、という気がするので、機会があったらぜひお寺にいらしてみてくださいね。

e0114020_23592122.jpg


往生極楽院のあたりは本当に穏やかで心が和むので、なかなか立ち去りがたいのですが、三千院は実はかなり広いのでそろそろ移動しましょう。
e0114020_18550504.jpg

弁天さまもいらっしゃいました。
何かの時に、「あなたは弁天さまに守られています」と言われたことがあり、それ以来なんとなく、弁天さまに出会うとご挨拶しています。笑
e0114020_00000327.jpg


ここは観音堂の隣りにあった「二十五菩薩慈眼の庭」というお庭。
基本は石庭のようなのですが、背後に背の高い木が植えられていて、なんともすがすががしい気分になる空間でした。

e0114020_23594053.jpg


見ごたえのある三千院、実は裏手には、まるで自然の中にいるような場所もありました。
e0114020_00002656.jpg

朱色に塗られた橋がなかったら、自然の山の中にいるみたいでしょう?
鎌倉時代に作られたという大仏さまも静かに微笑んでいらっしゃいました。
e0114020_00020097.jpg

沢のほとりをよく見てみると…
e0114020_00011776.jpg

わー、かわいらしいお地蔵さま!
猫ちゃんを抱いて、にっこり。

さらにお隣りには
e0114020_00010015.jpg

おー、こちらは鳥が頭に!
こんなお地蔵さま、初めてです。
自然の中に溶け込んでいますねぇ!
遊び心もあって、ますますこのお寺が好きになりました。

帰り際、また往生極楽院の近くを通ったら、お経を唱える声が聞こえてきました。
よく見ると、お坊さんがお一人でお堂の中に座っていらっしゃるのでした。

こうして何百年も、いや千年以上もの間、毎日祈りが捧げられていたんだなあと、当たり前のことに今更ながら驚きつつ、お経の声にしばらく耳を傾けました。

e0114020_23590526.jpg


三千院のすぐ近くにも、宝泉院、勝林院などのお寺もあったのですが、駆け足拝観にになってしまいそうだったので、周りを少し歩くだけにしておきました。
とても立派なお寺ばかりでしたよ。

そしてまた門前のお店に戻ってきました。
e0114020_00084429.jpg

こちらもお寺に負けず、なかなか年季の入った建物です。

お昼にお腹いっぱい食べていたので、お団子もおまんじゅうも食べらませんでしたが、三千院にくる途中に実は買いたいものを見つけていたのです。
帰り道にしっかり買い物したので、ご紹介しますね!

路線バスの大原のバス停から三千院までは里山の田舎道を登っていきます。
e0114020_00120485.jpg

この道も紅葉がたくさん植わっているようです。
あ、まだ残ってる紅葉、見つけた!
e0114020_00100178.jpg

と思ったら、なんとプラスチックでできた葉っぱでした!
何のために???笑
e0114020_00103631.jpg

本物も少しだけ残っていました。
やっぱり紅葉の季節に来てみたいなあ。

そして私がしたかった買い物その1は、しば漬け!笑
e0114020_00123274.jpg

大原といえばしば漬けですよね。
樽をたくさん出しているのが目を引く売っている漬物屋さんはしば久さんというお店で、有名なお店だと後で教えてもらいました。

店頭に立っていたおばさんが、あれこれ味見をさせてくれたのですが、もともと買う気もマンマンだった私は勧められるままに、まあ食べた、食べた!笑
おばさんに、「お姉さん、漬物好きなんだね、じゃあ、こっちも食べてみて」とまで言われて、さらにいただいちゃいました。
おいしいお漬物に飢えている海外暮らしの身には、おばさんが仏さまのように見えました♪
だいたい、「お姉さん」と呼んでくれた時点で、このおばさんが大好きだし!笑

そして、このお店のしば漬けは、カリっという食感がないのです。びっくり!
おばさんによれば、カリッとするしば漬けはキュウリで作られているそう。
でも本当のしば漬けはナスなんだそうで、このお店では昔ながらの作り方を守っているそうです。

えー、でもやっぱりしば漬けはカリッとしてないと、と思う方、ご安心を。笑
キュウリで漬けたものもありました、ただ色が緑なのです。
これもおいしかったですよ。

季節柄ちょうど千枚漬けもあり、荷物がずっしり重くなるほど買い物しちゃいました。
日持ちしないものは東京に戻ってすぐ食べましたが、しば漬けはしっかりロンドンに運んでおいしくいただきました♪

そしてお買い物その2は、ゆず味噌。
行きの道で、あるお土産屋さんの店先の「家の庭のゆずで作ったゆず味噌です」という看板を見て、心惹かれていたのです。
e0114020_00223529.jpg

ゆずが大好きなのですが、ゆず自体を持って帰るわけにもいかないし、日持ちもしません。
でもゆず味噌なら、気軽にゆずの風見た楽しめるかなと思ったのです。
しかも無農薬のゆずから作った家庭的なものなら、なんだか安心。
(家庭的と言っても、ちゃんとしたパックに入っていましたよ)
まだ試していませんが、大根が手に入ったら使ってみたいなー。
e0114020_00214494.jpg

道端には、こんな大原女さんも。

e0114020_00133827.jpg

本当にのどかなところです。
この景色はもう長い間、あまり変わっていないんでしょうね。
e0114020_00281546.jpg

山も穏やか。

本当にのんびりした良い時間でした。
京都の町も大好きですが、のどかな大原での1日はさらに忘れられない思い出になりそうです。
e0114020_00275380.jpg

(道端にあったのですが、これは最初からこういう形だったのかな、それとも雪だるまが溶けちゃったのかな・笑
かわいいから、どっちでもいいけど♪)


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

by londonsmile | 2018-01-20 06:15 | 日本に里帰り&国内旅行 | Trackback | Comments(0)
写真の整理に時間がかかって毎回遅れがちな旅行記。
今回はさささっと写真中心にしてでも、早めに終わらせますよ!

京都2日目は、夫の希望で大原に出かけてきました。
わが家ではNHKワールドという海外でも気軽に視聴できるテレビをたまに観ているのですが、その中の番組で大原を紹介していたのだそう。
考えてみると、大原は私もたぶん小学生の時以来だったので、楽しみに出かけてきました。

e0114020_07392869.jpg


大原のバス停のすぐ後ろあたりです。
まるで山奥みたいにのどかですよね。

でも大原へは京都駅から路線バスでたった1時間ほど。
京都駅を出て、鴨川沿いでウォーキングや犬の散歩や体操をしている人をのんびり眺めていると、バスはぐっと右折。
景色は一気にひなびた雰囲気になり、少しずつ坂を登って大原に向かいます。

路線バスは1時間に2、3本だったと思いますが、大原のバス停には待合やお手洗いもあるし、喫茶店もあって便利です。

まずはバス停から田舎道をのんびり歩いていきました。
e0114020_07452187.jpg

もう何百年も変わっていないような里山の景色を楽しみながら、まずは聖徳太子がご創建になったという寂光院へ。
聖徳太子って6世紀ごろ!? そんなに歴史があるんですね。

e0114020_07400928.jpg
e0114020_07412244.jpg

ひっそりとしたお寺でした。
紅葉の名所としてよく知られますが、葉も散った12月ともなるともう訪れる人も少ないので、今回は静けさをたっぷり堪能できました。

着いてから知ったのですが、ここは尼寺だそう。
お庭も建物もきれいに整えられていました。
e0114020_07404615.jpg
e0114020_07402786.jpg
e0114020_07422273.jpg

街風が少し冷たく感じられるなあと思っていたら、雪が残っていましたよ。
やっぱり街よりも高度があるからでしょうか。

本堂もお庭も心が落ち着くのですが、裏手にはもっと癒される空間が。
e0114020_07432565.jpg

寂光院は、平清盛の息女で天皇家に嫁いだ建礼門院徳子が12世紀に入寺したお寺だそうです(全然知らなかった!汗)。
このお寺で、源平合戦に敗れた平家一門とご自分のお子さんである安徳天皇の菩提を弔って終生お過ごしになったので、お寺の裏手に庵室跡と御陵(宮内庁の管轄)がありました。
京都からこんなに離れているのに、天皇家にゆかりの深いお寺だったんですね。

お住いの跡には今では建物もなく、清々しく広がる林だけが時の経過を物語っていました。

e0114020_07434117.jpg

思いがけなく歴史の勉強をしちゃった寂光院でした。

e0114020_07415001.jpg

では次の目的地に向けて、また歩きましょう。

e0114020_07450154.jpg

今回の旅では、あちこちで見かけた南天。
鮮やかな色が、冬景色によく映えていました。

バス停の近くまで戻ってきたところで、行きに気になっていたカフェに入ってみることにしました。
そろそろお昼なのです。
e0114020_07470000.jpg

冬の時期は閉まっているお店も多い中、このOhara Riverside Cafe Kirin の建物には、どこか温かいものを感じました。
例えて言うなら、おいしいものが煮えているお鍋の湯気が見えるような。
店内にともっているあったかな色の電気のおかげもあるのかな。
とにかく体が冷えていた私たちは、つい吸い寄せられるようにお店に入ってしまいました。

農家か何かを改装したと思われる店内は山小屋風の素朴な造りで、作りこみ過ぎていない感じが、これまた和みます。
店内の写真は遠慮したので、上のお店の名前で貼ったリンクからご覧になってみてくださいね。

メニューをよく見てみると、実は地元大原のきれいなお水や野菜にこだわっているお店でした。
ランチは、大原野菜のおばんざい・サラダのバイキングがついてお得でヘルシー。

e0114020_07454768.jpg

つい欲張っていただいてきたおばんざいとサラダ。
(でもお皿がズラリと並んだところが本当に美しいので、ぜひリンクで写真をバイキングの様子もご覧ください♪)

e0114020_07462664.jpg

これはこの日のランチの湯葉と野菜のあんかけ丼(だったかな)。
これにお味噌汁とお漬物がついていました。

野菜はどれも味がしっかり感じられておいしく、あんかけも、上に乗った柚子も、体をぽかぽかに温めてくれました。
こんなお店が家の近くにあったら、毎日通っちゃう!

e0114020_07464186.jpg

豆からお店で挽いているという本格的なコーヒーを食後にいただきながら、お店の名前の由来と思われる麒麟さんをゆっくり眺めました。
どうしてカメラ持ってるんだろう?? 聞いてみればよかった。

名残惜しいけれど、ずっとここに座っているわけにもいきません。
そろそろ次のお寺に行きましょう。

でもブログでは、ちょっと長くなったので、続きはまた明日。
次に行ったのは、京都大原といえばココ! というお寺でした。


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

by londonsmile | 2018-01-19 00:04 | 日本に里帰り&国内旅行 | Trackback | Comments(0)
今回の日本への里帰りでは、実家のある東京のほかに、京都・高野山にも行ってきました。
写真の整理も兼ねて、旅行のお話を簡単にさせてくださいね。

今日はまず京都から。

e0114020_22571087.jpg

(東寺の五重塔。思い出のあるお寺なので、再訪できて嬉しかったです)

実はこの旅、1日目から夫と別行動だったのです。

去年の秋ごろ、「あちこち旅行に行ったけど、日本だけはいつも誰かが面倒見てくれるから、つい甘えて一人で行動できないなー」と夫がボヤくのを聞きました。
確かに、私がいない時でも家族や友人がいつも助けてくれるので、夫が一人で歩き回ることはこれまでほとんどなかったのです。
でもお世話するのだって、自分も事情がよくわからなくなっている中、駅員さんやお店の人に質問しながら英語と日本語を交互に話したりして、なかなか大変なんですよー。
それなのに、なんだか不本意な言われよう。笑

「そんなら一人で行ってみたまえ!」というわけで、私がちょうど旅行初日に東京で勉強会が入ったこともあり、京都まで一人で行ってもらうことにしました。
私は夕方の新幹線で京都に向かい、夜にホテルで合流することにして。

とはいえ、朝は東京駅の改札口まで見送りに行って、新幹線が出るホームの番号も教え、指定席の番号もちゃんと英語でメモしてあげました。
ちょっと過保護だったかな。笑

それなのに、それなのに、合流してから聞いたところでは、時間にかなり余裕を持ってホームに着き、停車していた新幹線に乗ったところ、自分の番号の席に誰かが座っていた上、ドアがすぐに閉まって発車したんだそう。
はい、指定席を取ってあった新幹線の一つ前に乗っちゃったんです! あちゃー。笑

でもさすがに新幹線は何度か乗っていたので、なんとか次の品川駅で降りて、その次の電車に乗ることができたそうで、そこは褒めてあげました。
なんだか初めてのお使いみたいです。笑

ホテルにチェックイン後は、金閣寺へ一人で行けたそう。
へー、すごいね、どうやって行ったの? と聞いたら、タクシーで、だって。
ずるーい! それなら誰でも行けるよー。笑

でも帰りは石庭で有名な世界遺産の龍安寺に寄って、地図を頼りにほぼ歩いて帰ってきたそうなので、まあ、いいことにしましょう。
本人も、あれこれ冒険ができて嬉しかったようです。

というわけで今日のお話はその翌日からの観光なので、本当は京都2日目だけど2人での旅行としては1日目になります。
ここでもお話ししたように、ホテルが西本願寺の隣りだったので、まずは西本願寺にお参りへ。

e0114020_04023142.jpg

すべてが大きくて立派なので、カメラにおさまりませんでした!
この門は本当に美しくて厳かでした。

e0114020_22542789.jpg


東本願寺へは去年行ったばかりだったのですが、建物や構造など、雰囲気がとても似ていましたよ。

e0114020_22530447.jpg

年末のこの日はちょうどすす払い(大掃除?)のようなことが行われていて、割烹着を着て頭には手ぬぐいをかぶった昔ながらのお掃除姿の方たちがあちこちで作業していらっしゃいました。

e0114020_22534007.jpg

廊下にも履物がズラリ。
団体ごとにきっちり揃えてあるのが、さすが日本!

e0114020_22540691.jpg

これは龍虎殿という建物だったと思います。
金箔が新しく張られた部分と古い襖絵のコントラストが不思議にマッチしていました。
この写真を撮った5分後ぐらいに、お掃除団の方々がわわーと入ってきて作業が始まりました。ギリギリセーフ!笑

お掃除のお邪魔にならないよう、ここは早々に退散。
門を出たところの法衣や数珠のお店が立ち並ぶ風情が、またよかったです。
e0114020_22544753.jpg

さてお次はそのまま歩いて新幹線の線路の下を潜り抜け、東寺へ。
最初の写真に写っている五重塔がある世界遺産に指定されたお寺です。

初めに東寺は思い出のあるお寺、と書いたのは、もう15年ぐらい前に一人で京都を旅行した時にも東寺にお参りしたからです。
とても寒い時期でしたが、その時にきーんと冷えた空気の中で見た仏さまの美しい姿が忘れられなかったので、再訪できてとても嬉しかったのでした。

実は平安遷都とともに建立された歴史ある東寺。
仏さまは撮影禁止なので、お寺のリンクなどで是非ご覧になってみてくださいね。

私が特に好きなのは講堂の大日如来坐像。
こちらに話しかけてくるようなまなざしから目が離せません。
それでなくても講堂は、曼荼羅を立体的に表した立体曼荼羅という形態になっていて、21尊の仏さまが所狭しと並んでいるように見え、その姿がまた鳥肌ものなのです。
(マニアックなこと言ってスミマセン!)

e0114020_23065734.jpg

お庭には、あちこちにまだ少し紅葉が残っていました。
見事な枝ぶりから察するに、秋の見頃にはきっと大盛況なんでしょうね。

e0114020_23135916.jpg

京都のランドマークのひとつとも言える五重塔の高さは55メートル。
木造建築物としては日本一なんだそうです。

そして今回は、少し奥にある観智院というところも初めて見学してきました。
東寺の一部で、大学の研究室のような場所だそうですが、ここがまたすごく良かったのです!

e0114020_23071598.jpg

静かなお庭はほれぼれする美しさ。
建物の外は撮影していいと言っていただいたので、つい何枚も撮っちゃいました。

このお庭のある客殿は、建物自体が安土桃山時代に建てられた国宝なのです。
お部屋には、あの宮本武蔵が描いた襖絵が二箇所にありました。
宮本武蔵は剣豪というだけでなく、画家としても有名なんだそうですよ。
知らなかった!
e0114020_23074280.jpg

どうです、この佇まい!
まるで時代劇の世界に入り込んだかのようで、古い建物好きな私は歩いているだけでウキウキでした。

鳥や動物の上に鎮座している唐時代の五体の御本尊は穏やかに美しく、鄙びた感じのお茶室もとても趣があり、見ごたえたっぷりでした。
どちらも撮影禁止だったので、ご興味ある方は東寺のサイトなどをご覧くださいね。

e0114020_23080794.jpg


東寺をたっぷり堪能した後は、京都駅からバスに乗って祇園へ。

e0114020_22471119.jpg

八坂神社。
以前に一人旅した時のホテルが祇園にあったので、この辺りもやはり思い出深い場所です。

年末のこの時期、お寺や神社はどこも初詣の準備で大忙し。

e0114020_22474941.jpg

このまま円山公園まで足をのばしたいところですが、時間の都合で祇園の街をぶらぶら。

e0114020_23134014.jpg

花見小路の提灯には、まだ灯りがともっていなくてちょっと残念。
やっぱり祇園は夜が似合う気がします。

e0114020_08052899.jpg

おそらく主に外国人観光客への注意を促すこの看板、ユーモアがあっていいですね。
そんなに舞妓さんに触る人が多いのかしらんとも思ったり。笑

お店を見始めた頃には、商店街(?)にいい感じに灯りが。
e0114020_22490896.jpg

この通り、着物や芸事に関わるものを売る老舗がズラリと立ち並んでいて、見ているだけで楽しくなります。
e0114020_22502194.jpg

楽しいのですが、今の私の生活にはあまり使えそうなものがなくて、とても残念。
日本髪を結っていたら、ぜひここで櫛を買いたいのに!

老舗をあちこち冷やかしながら、四条大橋に出てきました。

e0114020_22491974.jpg



夕暮れ時って、切ないような、どこかホッとするような、不思議な美しさがありますね。

e0114020_22493684.jpg


橋を渡ったところにある大好きなこの建物も、夕暮れ時に見ると、ますますきれい。
確か中華料理屋さんなので、次はぜひ入ってみたいなあ。
e0114020_22494739.jpg


橋を渡ると、さっきまでの舞妓さんの世界が一気に21世紀の繁華街に。

e0114020_22500356.jpg

これはこれできれいですね。
京都は高い建物がないのが、やっぱりいいなあ。

初日からよく歩きました。
ここで急に疲れてしまったので、ここでデパ地下でおいしいものを持ち帰り、ホテルのお部屋でくつろいで晩御飯。

京都2日目もお付き合いくださいませ!


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

by londonsmile | 2018-01-12 08:13 | 日本に里帰り&国内旅行 | Trackback | Comments(0)
新年が明けてから寒さの続くロンドンです。
まだお正月の休暇に出ていた人たちも今週末にはほとんど帰ってきて、すっかり日常に戻っています。

今回から少しの間、年末まで帰っていた日本の話をさせてください。忘れないうちに!

今日はまず新宿区立漱石山房記念館に行ったお話。
私が大好きな文豪、夏目漱石を記念した博物館です。

イギリスに引っ越してくる前に住んでいた場所に近いので、一時帰国する度に工事をしているのをずっと見ていました。
そして今年9月にいよいよ開館したと聞いて、今回の訪問を楽しみにしていたのです。

e0114020_19592378.jpg

もともとこの場所には、漱石が暮らし、数々の名作を書いた漱石山房があり、亡くなったのもこの場所でした。

家の跡地には区営住宅が建っており、隣りには漱石公園という小さな公園があるだけだったのですが、住宅の老朽化で移転することになり、漱石の生誕150年の2017年に新宿区立の記念館ができました。

e0114020_19512654.jpg

館内は写真撮影禁止だったので、外側からそっと失礼した写真を載せてみます。
全体の建物自体はとてもモダンで、大きな窓からたっぷり日光の入る気持ちの良いブックカフェもあります。
カフェには漱石の全集や著書、関連の書籍がたくさん並んでいて、自由に閲覧することもができるんですよ。
お茶を飲みながら本のページをめくることができるので、リラックスできる気持ちのよい空間でした。

建物に入るとすぐ、漱石先生が出迎えてくれます。
等身大ということだったので、一緒に記念撮影していただきました。

e0114020_06502328.jpg

嬉しくてニヤけております。笑
この時点で館内写真撮影禁止ということを知らなかったので撮っちゃいましたが、すぐ横に立っていた警備員さんも何も言わなかったので、入口あたりなら大丈夫なようです。

明治の時代には男性の平均身長は150センチぐらいだったそうで、漱石も160センチなかったとのこと。
こうして並んでも158センチの私とほぼ同じですね。
よく見たらワタクシ、なれなれしくも漱石先生のジャケットの端をつかんでおります。笑

この記念館はもともと漱石が住んでいた家があったとお話ししましたが、記念館では当時の家をできる限り再現していて、外からでも玄関が見えます。

e0114020_19513825.jpg

玄関の位置も実際とほぼ同じだそう。
その横(室内)に白いフェンスのようなものがあるのですが、この写真では見づらいでしょうか。
これは山房に実際にあったベランダなんです。
漱石公園にあった写真を拝借すると、こんな感じ。

e0114020_19521824.jpg

ここは漱石が建てた家ではなく、アメリカ帰りの人が明治30年(1897年)ごろに建てた和洋折衷の建物だったそうです。
当時は珍しかったでしょうね。
上の写真に写っている南国風な芭蕉の木も実際にこの場所に植わっていたそうで、記念館では本当にできる限り忠実に漱石山房を再現しようとしていることがよくわかります。

記念館の外に植えられている他の植物も、山房にゆかりのあるものばかりだそう。
e0114020_19510342.jpg

これはザクロ。
こんな風に口がパッカリ開いている実は初めて見ました!

e0114020_19505132.jpg

棗(ナツメ)。
綺麗な色ですね。これもここに植わっていたようです。

いよいよ建物の中に入ると、再現された漱石山房の建物がモダンな建物の中にすっぽり収められているのがわかります。
瓦の屋根もしっかりあって、2階から見ることができるんですよ。

最初の写真で漱石の背景に写っている書斎は、横浜にある神奈川近代文学館にある漱石の書斎をそのまま完全に再現したものだそう。
説明してくださったボランティアの方のお話では、その再現方法も、この絵の大きさと比較すると壁紙(これも当時は珍しかったそう)の模様の大きさはこのくらい、という風に、緻密に行われたそうです。

書斎の前には、門下生だった芥川龍之介や寺田寅彦や内田百聞などが集まっていたスペースが空けてあり、漱石と門下生たちが会話する様子を頭の中でたっぷり想像できます。
他にももちろん漱石の一生(ビデオもありました)や作品についての展示も多数ありました。

2階に上がると、手書きの推敲の跡が見られる小説の草稿や貴重な初版本、多数の手紙、漱石の手による掛け軸や奥さんの着物などがずらりと展示されています。
数ある名作や手紙の中から選りすぐった名言を引用したパネルもあり、一つ一つ見入ってしまいました。
どの引用も今読んでも全然古くなっておらず、すばらしいのですが、私がいちばん感激したのは留学中に奥さんに書いた「おれのような不人情な者でもしきりに御前が恋しい」という手紙。
これまでに少し得ていた漱石の知識から、奥さんには怖い人だったと思い込んでいたので、漱石もやはり人間なんだなとますます親しみを覚えてしまいました。

私は何かイヤなことがあった日は、今も『我輩は猫である』を読んでから寝るんです。
あれ以上のんきに笑わせてくれる小説にまだ出会っていないので、これを読むと重い気持ちが明るくなるからです。
だから『猫』はよく読んでいるのですが、この記念館に行って、他の作品も久しぶりに読み返してみたくなりました。


e0114020_19511415.jpg

(記念館の窓から漱石公園方面を望んで。
漱石といえば、やはり猫。あちこちに登場していました)

漱石は新宿区で生まれてこの地(新宿区)で亡くなったということで、展示の中にはこの周辺と漱石との関係を示す地図もありました。
今も残る「喜久井町」「夏目坂」という名前は、この辺りの名主だった漱石のお父さんがつけた名前なのだそうです。

この日は気づかなかったのですが、実はこの記念館には地下もあるのでした。
ちゃんと日光が入るようになっているので明るい地下室には、漱石に関する書籍が3,500冊ほど置かれている図書室があり、漱石クイズも用意されているそう。
次はぜひ行ってみなければ。

いろいろ見て回った後は、CAFE SOSEKIでぜひお茶を。
e0114020_19493025.jpg

漱石の小説にも出てくる空也の最中は、都内でも本店とここでしか手に入らないそうです。
平日のお昼過ぎに行ったのですが、これがもう最後のひとつでしたよ!
小さいながら中に求肥が入って食べ応えのある最中、コーヒーやほうじ茶と合わせてぜひ。
この日はお天気がよかったので、ガラス張りの店内は最高に気持ちがよかったです。

ミュージアムショップも小さいながらなかなかニクい品揃え。

e0114020_19590147.jpg

切手好きの父のために妹が買った記念切手。
これはなかなか貴重そうです。

しおり好きな私はカフェにあったこれを。
e0114020_01142706.jpg

猫のこの目がたまりません!

記念館を出ると裏手は今も漱石公園になっています。
e0114020_19515140.jpg

青空に柿の紅葉が映えて美しかった!(11月末の写真です)
この日は時間切れになってしまったので公園を見るのは駆け足になっちゃいましたが、この小さな建物の中にも展示があり、日陰の方には猫塚もありました。
e0114020_19503199.jpg

予想以上に見ごたえがあって、じっくり見入ってしまった漱石山房記念館、実は公共の施設なので入館料は300円というお手ごろ価格。
漱石好きの方も、そうでもないけどおいしそうな最中が気になる方も、ぜひお出かけを。

ちなみにこのエリア、私が引っ越してしまってから文化度がどんどん高くなっていて、この記念館の近くに草間彌生美術館もできていました。
e0114020_19584613.jpg

予約定員制のこの美術館、大人気で現在何ヶ月待ちという状態だとか!

個人的にはモダンな草間さんより明治のモダン男の漱石が好みです。笑
住宅街にぽつんと建っている記念館、大文豪の日常が想像できて、ほんとにオススメですよ。

e0114020_19501756.jpg

******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング
by londonsmile | 2018-01-09 01:18 | 日本に里帰り&国内旅行 | Trackback | Comments(2)
高野山を下りて、また東京へ戻る途中、久しぶりに富士山にお目にかかりました。

e0114020_00244946.jpg


なにやらユニークな雲がかかっていましたが、山頂の雪も広い裾野もくっきり見えて嬉しかった!

新幹線に乗り合わせていた人たちも、かなりの確率で写真を撮っていました。
やっぱり富士山を見ると嬉しくなっちゃうものですね♪


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング
by londonsmile | 2017-12-27 00:30 | 日本に里帰り&国内旅行 | Trackback | Comments(0)
去年に引き続き、京都に来ています。
でも、義妹夫婦やイギリスからの友達も一緒だった去年と違い、今年はインディーと私だけ。
去年は市バスを待ちながら大笑いしてたなー、なんて思い出すとちょっと寂しくも感じますが、静かなのもしみじみしていて、またいい。笑

今年はお得なパックがあったホテルをイギリスから割と適当に予約したのですが、なかなかアタリ!
部屋の窓から京都タワーと西本願寺と東寺の五重塔が見えます。
e0114020_22590041.jpg

西本願寺といっても、夜でも電気が付いていてよく見えるのは宿泊施設ですが!
(明るい時間には、この後ろにちゃんとお寺も見えます)

インディーが東京に着いてからずっとバタバタだったので、京都に着いた初日には、ホテルのバーでゆっくりと。

e0114020_22591209.jpg

私は日本らしく、マティーニをお酒で作った「サケティーニ」を。
バーでお酒を飲むなんて、わが家には本当に珍しいことです。
インディーさんは基本、お酒を飲まないので。
いつもと違う旅で、なんだか新鮮。

1年ぶりだと少し土地勘も残っていて、京都市内の移動も楽です。
もう少し、古都の魅力をわが家なりに見つけてみたいと思います。


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

by londonsmile | 2017-12-22 07:20 | 日本に里帰り&国内旅行 | Trackback | Comments(2)

表参道のクリスマス2017

東京のクリスマスのイルミネーションも盛り上がっています。

先日、用事があって表参道に行き、そうだ、ここはイルミネーションがきれいなんだったと思い出しました。

e0114020_21421528.jpg

表参道ヒルズ内のデコレーション。
どこからでも見られる吹き抜け部分に大胆なレインボーカラーのライトがありました。
下に写っている人の姿と比べると、スケールの大きさがおわかりいただけると思います。

e0114020_07380330.jpg

明るくて楽しい演出、心があったかくなりますね。

表参道を歩いたのは久しぶりでした。
表参道ヒルズはとてもモダンな雰囲気ですが、同潤会アパートの古い雰囲気が残っているのはやっぱり嬉しい。

e0114020_21423156.jpg


そしておなじみ、表参道のイルミネーション。

e0114020_21424377.jpg

以前はケヤキの木に負担がかかったり、観光客が押し寄せてトラブルがあったりしたようですが、今年は久しぶりに全体がライトアップされたそうです。
ラッキー♪
きれいなものはきれいな心で楽しみたいですね。

e0114020_07441854.jpg


東急プラザ表参道原宿というビルに連れて行ってもらいました。
中はファッションや雑貨のお店があるのですが、屋上が美しかった♪

e0114020_21415871.jpg

すぐ脇にコーヒー屋さんがあって、緑いっぱいの屋上でコーヒーを飲めるようになっていること自体ワクワクしますが、この時期は特に夜がきれいですよ!

e0114020_21420661.jpg

少しぐらい寒くても、店内より外が嬉しいですね。

今年はロンドンのクリスマス・イルミネーションがちゃんと見られなくて残念と思っていたのですが、なんのなんの、東京のイルミネーションで明るい気持ちになりました。
やっぱり東京もいいなあ。

e0114020_21425963.jpg
(これも表参道ですが、なんだかニューヨークみたいじゃありませんか?笑)


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

by londonsmile | 2017-12-11 07:50 | 日本に里帰り&国内旅行 | Trackback | Comments(0)

日本に癒され中2017

連日、日本であれこれ用事をしています。
スケジュール自体は慌しいのですが、その合間に出会うものに癒されまくり。

e0114020_10445676.jpg


妹の家に泊まると、朝フルーツを出してくれます。
市松模様のリンゴに感激。笑
ずいぶん人気が出てきたものの、ロンドンではまだ柿は日本ほど簡単に手に入らないので、柿も嬉しい。
ビタミンはイチゴの2倍、とこの前テレビで言ってましたよ!笑

e0114020_10451096.jpg

あるもので簡単に、と言って、こんなに種類が出てくるのも、作り置き文化のすばらしさですね。
ちくわぶ、ミツバ、昆布、お漬物、どれもしみじみ美味しいのです。

e0114020_10444767.jpg

子どもの頃に住んでいたところの神社にお参りする機会がありました。
晴れた空に木の建物が映えて美しかった!
子どもの頃から守ってくださってありがとう。

e0114020_10443912.jpg

枯れた松葉さえ愛しく思えます♪
こうしてよく見ると、美しいですね。

e0114020_10442312.jpg

最後は今年最後のスーパームーン。
大きくて明るくてありがたくて。

インディーが合流するまであと少し。
エンジンふかしていきますよ♪


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキング

by londonsmile | 2017-12-08 10:58 | 日本に里帰り&国内旅行 | Trackback | Comments(0)

東京の紅葉2017

12月になりましたね〜!

街ではクリスマス気分が盛り上がっていますが、東京で見た紅葉がきれいだったので、クリスマスの前にちょっとアップします。

e0114020_11565516.jpg


気がつくと、ビル街にもずいぶん木が植わっているものですね。
東京に住んでいた時にはあまり見た覚えがなく、いかに自分のことで頭がいっぱいだったかと今になって気づかされます。
今気づいたから、ま、いっか!笑

e0114020_11572628.jpg


何ということのない日本の風景。
こういうのが海外生活者にはグッときます。

横断歩道を整然と渡る人たち、子どもを乗せて自転車で走るお母さん、そしてイチョウ並木。

e0114020_10382708.jpg


イチョウはね、イギリスでは少ないのです。
まったくないわけではないし、他の木の並木道もとてもきれいなんだけど、イチョウ並木を目にするとやはり懐かしさがこみ上げます。

イチョウ並木と言えば、千駄ヶ谷駅前を通った時にもありました。

e0114020_10383584.jpg

ちょうどジョギングをしている人もいて、なんだかいい雰囲気でした。

つい私の目には珍しいイチョウばかり追ってしまいましたが、紅葉と言えば赤!

e0114020_11570798.jpg

都内の学校のお庭にも、こんな見事なモミジ。
イギリスでは赤い紅葉はあまりないので、この色にもやっぱりグッときます。
グッときたついでにウルウルも。笑
イギリスでもとてもハッピーに暮らしていますが、懐かしい日本の風景を見ると心が揺さぶられます。
私のツールはここだな、という感じ。てへ。

今回、とてもシブくてすてきと思ったのが柿や桜の紅葉。
e0114020_11571619.jpg

このなんとも言えない渋いオレンジ。
ちょうど葉っぱがほとんど落ちてしまった寂しい感じとぴったり。

紅葉は夜もきれいですね。
e0114020_11573914.jpg

これは桜。
ビル街の人工の明かりに照らされてきらきら光り、家路を急ぐ人の目を楽しませてくれていました。

e0114020_12331266.jpg

表参道もケヤキがきれい。

本当に、東京に住んでいた頃、私はなにを見ていたんだろうな。
いつも何か考えごとをしていたのかもしれません。
今こうしていろいろな景色を楽しめるようになって、本当にありがたいなと思うのです。
日本にもイギリスにも世界のあちこちにも、美しいものはたくさんたくさんありますもんね。

e0114020_11575519.jpg
(歩道の落ち葉も美しいですよね!)


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪





人気ブログランキング
by londonsmile | 2017-12-03 12:36 | 日本に里帰り&国内旅行 | Trackback | Comments(4)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


by londonsmile