カテゴリ:イギリスの人・暮らし( 86 )

日曜は久しぶりに、本当に久しぶりに緑地に散歩に行ってきました。
風が冷たかったのでちょっとひるんだのですが、わが家の人口の半分は「新鮮な空気に当たれば風邪も治る」と信じているイギリス人。
お天気もいいから大丈夫、大丈夫とうまくのせられて出かけました。

でもやっぱり広い空を見るのは気持ちがよかったー!

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いきなりこんな写真ですが、歩き始めたあたりはまさにこんな感じだったんです。
進行方向から太陽が照りつけていて、まぶしくて何も見えないくらいでした。

冬の太陽はぼんやりしていて、影もなんだか夕方みたいに頼りないのに、やっぱりパワーがありますね。
ちなみにこれで午後1時半ぐらいです。

散歩道の脇はずっと緑が広がっています。
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まるでゴルフ場みたいななだらかな緑地。
もしかすると、本当にゴルフ場の一部かもしれません。
地元のゴルフ場はかなりカジュアルで、フェンスで囲われてもいないし、人が歩いている中で普通にプレーしてたりするので、どこがコースになっているのか、よくわからないんです。
ちょっと危ない気もするけれど、その辺はプレーヤーの人たちが心得ていて、人がいそうな時にはドライバーで打ったりしないんでしょうね、たぶん。
というか、そう願う!笑

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ウィンブルドン・コモンには、昔使われていた風車もあります。
イギリスでは割と珍しいんじゃないかと思います。
今では小さな博物館になっていますが、この牧歌的な感じが人気で、すぐ近くのカフェはいつも大賑わい。
手前の木材は、暖房用のマキを作っているのかな。

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ああ、よかった、ちょっと見えやすくなりました。笑
この日は久しぶりのお天気だったので、たくさんの人が歩いていました。

歩いていたのは人だけじゃなくて……

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濡れた犬の足跡!
お散歩といえば犬連れが定番です。
広い緑地で思い切り走り回って楽しそうでした。

はしゃいでいたのは犬だけではありません。
人も気持ちがいいとはしゃぐようです。
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写真だけではわかりにくいと思うのですが、この木に大人が2人、登っていました。
かなり下の方にいたのですが、なんだかやたら楽しそうで、大声でわーわーと叫んでいたんですよ。
子供が木に登っているのはたまにみますが、大人はそうそういません。
楽しそうな人を見ると、こちらまで楽しくなりますね。
特に、大の大人がばかばかしく思えるほど単純なことをしていると!

だいたいこの寒い冬の日に、外を歩いている人が本当に多いこと自体、考えてみるとちょっとおかしなことです。
すごく寒いのに。
犬や子どもを連れていない人は、特に目的もなさそうなのに。
運動のためなのか、新鮮な空気を吸うためなのか、自然を楽しむためなのか、ただ家族の時間を楽しむためなのか。

最初に言ったように、イギリス人は「新鮮な空気を吸えばなんでも解決する」と強く信じている人が多いのです。
新鮮な空気を吸って気分転換すればいい考えも浮かぶし、体調もよくなる、風邪なんかすぐに治る! という勢いなので、たとえ熱があったとしても散歩に連れ出されることはよくあります。

わたしも歩くのはかなり好きな方ですが、病気の時は日本式にお布団で寝ていたい。笑(でも、そうでしょ!)
だから本当に体調が悪い時には断りますが(最初は断れなくて、なんど風邪が悪化したことか!)、そうすると本当に信じられないという顔をするので、なんだかおかしくなってしまいます。
もともと歩くのが好きな人たちでもあるんでしょうし、大都市にも必ず大きな公園があっていつでも歩ける環境にあったということも関係しているのかもしれません。

そして日曜日にはロースト料理というごちそうを食べる伝統があったので、たくさん食べた後は腹ごなしに歩こうという発想にもなったのかも。
特に日曜日は散歩をしている人が本当に多いし、公園や緑地でなくても、散歩をしている雰囲気の人が多いのです。
うまく言えないけれど、普通に街を歩いていても、手ぶらだし、なんとなく歩いているだけという雰囲気を感じるんです。

イギリス人の新鮮な空気信仰と散歩好きな気質については、もっとじっくり観察を重ねる必要がありそうです。

などと考えていると、これまた単純だけど楽しそうな遊びをしている子どもたちがいました。
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ちょっと写真が遠かったかな。
森の中で折れた枝を集めて作られた秘密基地なんです。
あれ、はっきり見えてるから「秘密」じゃないですね。

この基地はほぼ常設なので、きっといろんな子が遊んでいるんだと思いますが、この21世紀のテクノロジー時代に、こんな、ある意味原始的なことをして喜んでいる子供がいると思うと、昭和生まれのわたしはちょっとホッとしちゃいます。
技術は便利だし、それも楽しいけれど、昔のものも全然悪くないよと思っているから。
「子どもは元気に外で遊べ!」と思っているのかな、わたし。
だとしたら、まったく昭和のおじさんですね。汗

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歩いていると時おり、思いがけず冬の花にもお目にかかれます。
これはエニシダの一種でしょうか。
英語ではgorse(ゴース)と言っています。

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病み上がりのわたしはちょっと疲れてきたので、途中から道を外れて町に向かって歩きました。
町に近づいてくると、人のお家の庭に植えられた木にも目が向いてしまいます。
この木のシルエットに一目惚れ。
堂々とした美しい姿でした。

このあたりは立派なお家が多いのですが、あんまり人のお家の写真を撮るのもね、と遠慮していたのです。
でも、この木の戸口はどうしても我慢できなかった!
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手前に草がしげっているところをみると、この戸口は今は使われていないようです。
でもなんとも素朴で古めかしくて、すてきな佇まい。
この近辺のお家全体の感じからすると、ヴィクトリア時代あたりの建物だと思うのですが、戸口自体はかなりシンプルであるとはいえ、塀に合わせて作られた感じといい、当時の華やかな暮らしぶり全体がうかがわれて、またまた妄想の世界に入り込んじゃったのでした。

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家が見えてくると、もう町も近い。
というわけで、ウィンブルドン・ビレッジに到着しました。
ここでつい買い物をしたので、帰りはバスに乗っちゃったのですが、久しぶりの日曜散歩はたっぷり楽しめたと思います。
気持ちが元気になると、やっぱり体も元気になるのかもしれません。
いつの間にか、風邪もよくなっていたようです。

寒い冬でも、やっぱり歩くのはいいなあ。
最近、ウォーキングもご無沙汰だったので、もっと歩こうと思います。

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by londonsmile | 2019-01-23 16:57 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)
前回の記事で風邪をひいたと書いて、あちこちのみなさんにご心配をいただいてしまいました。
お気遣い、ありがとうございます。そしてお騒がせしてごめんなさい!

久しぶりの大風邪で、丸5日間寝込んでしまいました。
6日目の今日もアルバイトをお休みさせてもらいましたが、じわじわ快方に向かっているようなので、ぼちぼちとブログも再開したいと思います。
またどうぞよろしくお願いしますね。

さて! 去年のクリスマスは直前まで家のペンキ塗りが終わらなかったという話は以前に書いたと思います。
だから今回はクリスマスの飾りつけはほとんどしませんでした。
工事をしていた部屋にあったわたしの大量の本や荷物を居間に移動していたので、居間が大混乱状態だったからです。

でも、さすがに何もないのは残念なので、ペンキ塗りが終わったその日に、慌ててこれだけ買って来ました。

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白い植木鉢のようなものに入ったオアシスに、もみの木の切れ端と金色の飾りを丸くアレンジして、真ん中にキャンドルを立てたもの。
クリスマスの飾りが何もないわが家では、それだけだとちょっと寂しかったので、オアシスの隙間に赤い実やお花を混ぜました。
クリスマスにはチューリップを入れたのですが、この写真はお正月用に水仙を入れた時のものです。

「ちょっと待って! それって、お正月過ぎてもクリスマスの飾りをおいてあったってこと?」と思いました?
そうなんです。
「ダメじゃん、クリスマスが終わったらちゃんと片付けなくちゃ!」
そ、そうなんですけど……

以前はわたしも、クリスマス過ぎても年が明けちゃっても、まだ飾ってあるツリーを見て、「早く片付ければいいのに!」と思っていたものでした。
これは日本人的な感覚だったのかもしれないなあと今では思います。
日本は、クリスマスが終わると翌日からとたんにお正月モードに切り替わりますよね。
いつまでもクリスマスの飾りをしていてはお正月が来ないし。

でも年を越してもクリスマスの飾りをしているのは、イギリスでは全然アリなのです。
お正月よりクリスマスに重きが置かれていることもあると思うのですが、実はちゃんとした理由もあります。

前にもお話ししたように、クリスマスの飾りつけはクリスマスの12日前から始めるのが伝統的なやり方。
では、飾りを外すのはいつかというと、クリスマスのやはり12日後、年を越した1月6日なのです。
この日はエピファニー(公現祭)と言われて、キリストが生まれた後、東方からの3人の博士がキリストを拝みに来た日だそう。

イギリスではエピファニー自体がそれほど注目を浴びているわけではなく、なんとなく「クリスマスの飾りが終わる日」として知られているという印象です。
でも先日、フランスではエピファニーにガレット・デ・ロワを食べるように、イギリスにもエピファニーに食べるケーキがあって、その名もtwelveth night cake(十二夜のケーキ)という、ということを初めて知りました。
本物は見たことがありませんが、写真によると、やはりドライフルーツやスパイスの入ったどっしりしたケーキのよう。
クリスマスケーキとどこが違うの? と突っ込みたくなりますが、ぜひ一度は試してみたいと思います。

とにかくイギリスでは、1月6日はクリスマスの飾りつけとお別れの日。
家の中だけでなく、お店や商店街やオフィスビルの華やかな飾りつけもほぼ一斉になくなるので、急に寂しく感じてしまいます。

飾りつけのなかった今年、わが家にはそういう心配はありませんでした。
ただ、お花も混ぜたキャンドル飾りは、お花が熱くなっちゃいそうで火をつけないままだったので、1月6日の夜、片付ける前に火を灯そうということになりました。
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おー、いい感じ(自画自賛)。

この日は大風邪で寝込んでいたのですが、前々から夜にご近所さんがご飯を食べに来ることになっていたので、なんとか起き出して一緒に食卓につきました。
もちろん寝ているのがいちばんよかったのだとは思いますが、こうしてやっと火を灯したキャンドルを囲んで、帰ってきたばかりの旅行の話を聞いたり、他愛のなことで笑ったりしたことにも元気をたっぷりもらえた気がします。
時々わたしが鼻をかみに別の部屋に飛び込んでいっても気にしない程度には親しいと思えていたし、わたしが寝込んでいると聞いた別のご近所さんはケーキを持ってきてくれたし、本当に周りの人たちに恵まれているわが家です。

エピファニーも終わって日常の暮らしに戻りました。
年明け早々に風邪をひいたわたしの今年の目標のひとつは元気でいること。
この風邪を追っ払ったら、やったるでー!


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by londonsmile | 2019-01-10 22:48 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)
クリスマスクラッカーってご存じですか?
おいしそうなもののようにも聞こえますが、食べるクラッカーではないのです。

日本にも、紙でできた小さい円錐形のモノで、ついているヒモを引っ張るとパン! と音が鳴るパーティーグッズがありますよね。
あれと同じ、クラッカーです。

イギリスではクリスマスにこのクラッカーを鳴らす習慣があるんです。
それも食卓で。笑

ヨーロッパの他の国はどうなんでしょうね。
日本では最近、少しずつ注目を浴びているようようですね。
ちょっと検索しただけでも、手に入る方法がいろいろありました。
日本はなんでもあるなあ。

大人2人のわが家ではふだんはあまりやりませんが、今年はお友だちに1セットいただいたので、夫の家族が遊びにきた23日にみんなで遊んでみました。
その様子をご紹介しますね。
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これがクリスマスクラッカー。

たいてい6個セットで、こんな風に箱に入って売られています。
そして円錐形ではなくて、紙の筒の両端をキャンディーのようにリボンで結んであるのがクリスマスクラッカーの特徴。

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箱から出してみると、ひとつひとつはこんな形。


本体の部分の模様はさまざまで、これはクラシックな花柄ですが、サンタやトナカイが描かれていたり、赤や緑やゴールドの明るい色だったりして、見ているだけでも楽しいのです。
クリスマスにはつきものなので、この時期、カードやお店のディスプレイなんかにもこの形がよく使われます。

いよいよクラッカーを鳴らす時には、みんなで輪になって(たいていテーブルについています)、手を交差させて、こんな風に両隣の人とお互いに端っこを持ち合います。
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本来は食事の前に食卓についた状態でやるので、わざわざ輪になる必要はないのですが、この日はわたしがクラッカーの存在をすっかり忘れていたので、ソファーでくつろいでいるみんなをわざわざ集合させてのクラッカータイム。
家族よ、ご協力ありがとう。

さあ、いよいよ引っ張りますよ。
ワン、ツー、スリー!

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パーン!!

わーい、メリークリスマース! と勢いがつきます。

音は本当にあの円錐形のクラッカーと同じような音です。
怖がりなわたしは、実はあんまりこの音が好きじゃないのですが、ブログのためにがんばりましたとも!笑

威勢のいいパーンという音を聞くと、旧正月に爆竹をバンバン鳴らす中国や周辺の国と同じ感覚なのかなあとぼんやり考えます。
季節の区切りに、邪気を払って勢いをつける、みたいな。

クリスマスはキリストの誕生日と言われていますが、実はキリストの誕生日はよくわからなくて、冬至のお祝いにある意味便乗した、という説もありますよね。
実際にこの土地に住んでみると、日照時間が減って文字どおり暗い冬の毎日、冬至が終わって、ああ、明日からは少しずつでも明るく暖かくなるんだなーと本当にほっとするのを実感しています。
だからわたしは、クリスマスには宗教的な意味だけでなく、春がやってくることを喜ぶ季節の行事も兼ねているという説に賛成。
ついでに今年も1年ありがとう、お疲れさま、という意味もあると個人的には思っています。
(クリスマスプレゼントってお歳暮に近い感覚なのかも、と思うこともあるのです)
自分がクリスチャンじゃないからかもしれませんけどね!

さてこのクラッカー、大きな音が鳴るだけではなくて、筒の中にはいろいろなモノが入っています。
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こんな風に。

たいてい入っているのは、
1 紙の王冠
2 オマケ
3 小さな紙に書かれたクイズやトリビア、格言など

ゴールドの紙は、1の王冠の形をした紙の帽子。
夫ははファニーハット(funny hat)と呼んでいるのですが、調べてみると、一般にはクラッカーハット(cracker hat)と言うみたいですね。
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こんな感じです。
色はそれぞれのクラッカーによっていろいろで、今回使ったものは全部がゴールドっぽいものだったし、折り紙のようにひとつひとつ違うカラフルな色をしていることもあります。

さっきもいったように、本来ならご飯を食べる前にクラッカーを鳴らすので、この王冠をかぶってご飯を食べるのです。
紙の王冠をかぶるなんて子どもじみてるようですが、これを老若男女、真顔でやっているし、レストランでするクリスマス会でもかぶったりするんですよ。

と言っても、これは庶民的なもので、上流階級の方にはおそらくこの習慣はないと思います。
ただ残念ながら、クリスマスにそういう方々と同席させていただく機会がこれまでなかったので、はっきりはわかりません。
伯爵様や公爵夫人が紙の帽子をかぶってクリスマスの食卓についていたら、かなりお茶目でかわいらしいですね。

ちなみにうちの夫は、極力これをかぶらないようにしています。
それは彼が上流階級の出身だからではなくて、自意識が高めだから。笑
恥ずかしいんだそうです。
いや、みんな多少は恥ずかしいから! と突っ込みたくなりますが、大人なので放っておいています。
この日は7人だったので(6個セットの)クラッカーがひとつ足りず、写真係に落ち着くことができて、かなり嬉しそうでした。
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それからこの銀色のモノは、このクラッカーに入っていた2の「オマケ」。

オマケはクラッカーによっていろいろ特徴やテーマがあります。
このクラッカーのテーマは「キッチンのミニチュアグッズ」だったので、これは小さなチーズグレーター(チーズを細かくおろすもの)。
よくある形のチーズグレーターが、すばらしく完全にミニチュア化されています。

他には、小さな泡立て器とか、塩をすくうための小さなスプーンとか、伝統的な形のキッチン用品のミニチュアサイズが入っていました。

このクラッカーのオマケがすごかったのは、ミニチュアとはいえ形を完コピしていて、使えそうなモノばかりだったこと。
たいていはミニトランプやキーホルダー、ゴム製のクモなんていうふざけたおもちゃなので、その場でわーっと笑っておしまい。
運がよければ子どもが気に入って遊ぶという程度です。
だから、小さいながら実用的なものをもらって、ちょっとトクした気分になったのでした。
まあ、これでチーズをおろせるかというと微妙ですが!

クラッカーを選ぶ時には、筒の模様や柄だけじゃなくて、何が入っているかを確かめるのもひとつの方法ですね。
実はどんなものが入っているかが箱の裏に書かれていることも多いので、クラッカーを選ぶ人は事前に確かめることができるのです。
でも他の人にはナイショでね。

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そして最後は3の小さな紙切れ。
これにはダジャレクイズや、ちょっとしたウンチク、ことわざなんかが少しずつ書いてあり、これを食卓でそれぞれ読み上げてはあれこれ答えを言い合い、あまりの罪のないくだらなさにみんなで大笑い、というのがお決まりです。

例えば、どんなクイズかというと、

質問「海の底に足跡をつける魚はなーんだ?」
答え「カレイ」
*そのココロは、a soleはには"カレイ"という意味と"靴底"という意味があるから。
(ややこしくなるので答えをカレイにしましたが、詳しく言うとsoleはヒラメの種類にあたる場合もあるようです)

質問「どうして魚の重さを計るのは簡単なんでしょう?」
答え「魚には自分のscaleがあるから」
*英語のscaleには"体重計"という意味と"ウロコ"という意味があるのです。

こんな本当に他愛もないダジャレを誰かが読み上げてはみんなで考えて笑うのです。
単純でバカバカしいと思うなかれ。
家族や友だち同士の罪のないいいコミュニケーションにもなるし、子どものうちからこうして言葉遊びの訓練を知らず知らずのうちにしているんだと思うと、なかなか侮れないと思うのです。
こんなことを小さいうちからやっている人たちと対等に話せるようになるには、普通の語学の勉強だけでは足りないんだろうなあ。
わたしはこれまで答えられたためしがないのですが、実践あるのみ! 回数を重ねてがんばります!

今年はクリスマス当日は夫と2人だったので、それはそれで静かでよい日でしたが、やっぱりクラッカーを鳴らして紙の王冠をかぶって、家族とゲラゲラ笑いあうのがクリスマスの醍醐味、という気もします。
ああ、楽しかった。
早めのクリスマスをプレゼントしてくれたイギリスの家族に感謝。

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(オマケ:
今年のクリスマスプレゼントのハイライトその2。
前の家を買ってくれた若い中国人カップルからわざわざ郵送されてきた中に入っていた美しいボトル。
中身は中国のお酒だそうです。
わたしたちのことを7年経っても覚えていてくれるチャーミングなお2人。
帰省の時に中国で買った貴重なものを気前よく分けてくれて大感激です。
お正月に2人のことを思いながら飲んでみるのが今から楽しみ!)


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by londonsmile | 2018-12-30 08:40 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(4)
クリスマスはどう過ごされましたか?

イギリスではクリスマスはお正月に当たるくらいのビッグ・イベントなので、行事にそれほどかまわないわが家でも、やはりクリスマスらしい日になりました。

わたしの印象では、日本とイギリスとはお正月とクリスマスがちょうど入れ替わっている感じです。
日本では、クリスマスは恋人や友達と過ごす日で、お正月は帰省する人も多くて家族で集まる日。
イギリスではちょうどその反対で、クリスマスは帰省したり家族や親戚で集まったりする日で、大晦日は友達とパーティーして過ごす日。
そして元日ゆっくりしたら、2日ぐらいから仕事を始める人も多いのです。
まあ、その前にクリスマス前後にたっぷり休んでますからね。笑

今年のクリスマスは、夫が静かに2人で過ごしたいというので、夫の家族にはクリスマス前に会うことにして、当日は2人だけで迎えました。

まず朝起きて一番にすることは、プレゼントを開けること。
もらったプレゼントはクリスマスツリーの下に置いておいて、当日に開ける習慣なのです。

当日にいっぺんにいろいろもらえるのって、ちょっとお年玉みたいですよね?
クリスマスプレゼントは、子どもだけじゃなくて、大人もしっかりもらえるけれど。

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今年いちばん嬉しかったのは、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツという美術館の1年間のメンバーの資格。
特別展の入場が優先されたり、割引(あるいは無料)になったり、会員専用のレストランやカフェにも入れたりという特典が使えるようになります。

この美術館はあまり知らないので、これを機会に来年はたっぷり楽しもうと思います。
プレゼントしてくれた友だちはアートに詳しい人なので、一緒に行っていろいろ教えてもらうのも楽しみ♪

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プレゼントを開け終わったら朝ごはんを食べて、夫はクリスマスのご飯を作るためにキッチンへ。
「手伝うよ」とちゃんと言ったのですが、一人でやると言い張るので、お願いしちゃいました。

そしてわたしは引き続きパジャマのままで、BBC放映のクリスマス礼拝の番組を見ました。
この番組、北イングランドのランカシャーにある教会からの中継だったのですが、とてもおもしろかったんです。

クリスチャンではないので、わたしはふだん教会に入るのはちょっと気が引けるし、礼拝をしていたら中には入りません。
だから、こういう機会にテレビで礼拝の様子が見られるのは興味深かったし、まして普通の教会だったらなおさらです。
というのも、有名な大きな教会だったらロイヤルファミリーの結婚式や式典で見る機会がありますが、普通の教会はあまり見られないからです。

聖歌隊も地元の人たちが平服のままで歌っていたのですが、よく紹介される有名な教会のものとはまた趣が違って、やっぱり地方の普通の教会だな、というレベルなのが、また本当にほほえましくて。
ちゃんと上手なんですよ。でもCDになるほどのレベルではないので、いえ、それだからこそ、普通の人の暮らしを垣間見られた気がして嬉しかったのです。

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あちこちの有名な教会に比べると、きっと小さい教会なんだと思うのです。
でもこじんまりながら装飾が凝っている感じがわたしはとても好きでした。
BBCの撮影チームは教会を撮るのが上手だといつも感心するのですが、この教会もいろいろなアングルから撮っていて、さらに魅力的な建物に見えました。

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おもしろかったのは、教会内にブラスバンドが入っていて、一部の聖歌の伴奏をしていたこと。
北イングランドはブラスバンドが有名なので、土地柄なのかなあと思うのですが、教会にブラスバンドが入っているのは初めて見ました。
この地域ならではの習慣かもしれませんが、それが見られたのもなんだか嬉しい。

この教会拝見みたいな感じも、お正月になると急にお寺のテレビ番組を見ちゃったりするのと似ていませんか?
お正月には歴史ある建物とか古いお寺の紹介をよくテレビでもやっていますよね。
わたしの中では、伝統的な行事だから伝統的なものを、という考えになるのかなと思うのですが。

その後は、やはりテレビで映画『ウォレスとグロミット』や古いコメディを見たりして、だらだらするわたし。
ああ、これこそクリスマス!笑
これはわたしだけじゃなくて、夫の家族やテレビのコマーシャルを見ていても、そういう感じなのです。
まさに日本の元日の感覚でしょ。

そしていよいよ、お昼ご飯ができましたよ。
クリスマスのご飯はお昼に食べるのが一般的なんです。
お正月のおせちは、実家ではブランチのような時間に食べていたので、これもわたしの中ではお正月に似ているポイント。笑

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最近ヨークシャープティングがうまく焼けない! とスランプだった夫。
今日はうまくいきました。
ちなみにチョコレートケーキ用の型を使ってみたのがよかったのだとか。

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そしてクリスマスのごちそう。
切り分けちゃいましたが、お肉はローストした七面鳥、それに赤いクランベリーのソースがつきものです。
ローストした野菜はニンジンとパースニップとポテト。
その上にマッシュポテト(イモ率高いです・笑)、茹でたブロッコリー、グリーンピース、芽キャベツ(芽キャベツもなぜかクリスマスにつきものなんですよ)。
そしてヨークシャープティング。

こういう決まったものを食べるというのもおせち料理に似ています。

そしてデザートには、やはり決まりもののクリスマスプディング。
せっかくなので伝統にのっとって、ブランデーでケーキに炎をともしてみようということになりました。

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まずはこうしてスプーンに入れたブランデーを火の上で温めて、それから少しスプーンをずらして火をともします。
お鍋でフランベするみたいな感じでしょうか。

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そしてそのブランデーをそのままプディングにかけると……

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プディングの上にちょっとだけ炎が上がっているのが見えるでしょうか? 

一般には、この準備をキッチンでやって、炎が出た状態で暗い部屋の中をテーブルまで持ってくることが多いようです。
わが家はご飯の時間が早めだったせいか、まだまだ外が明るくて、炎が見えにくかったのがちょっと残念。
でも急に思いついただけにしては、よくできた方だと思うことにします。

ちなみにクリスマスプディングにはドライフルーツやスパイスやお砂糖がたっぷり入っていて、わたしにはちょっと強すぎる気がして、あまり得意ではありませんでした。
告白すると、実はこれまで縁起物だと思ってちょっと無理して食べていました。

ですが、今回食べたこのプディングは、本当においしかった!
甘みも控えめだったし、スパイスの香りもちょうどよく、これまでで最高のクリスマスプティングでした。
ああ、幸せ。

その後は毎年恒例の女王様のスピーチを午後3時から見て、さらにまたテレビの映画を見たり、もらったプレゼントの本をめくったり、友だちにプレゼントのお礼のメッセージを送ったりしているうちに、あっという間に夜になりました。
ね、このゆるい過ごし方、本当に元日みたいじゃありませんか?

今年は直前まで本当にバタバタしてしまったので、こんなゆるいクリスマスの1日を過ごせて本当によかったと思っています。
こんな日もたまにはいいですよね。1年に一度ですもの。

*追記:今回はクリスマスプディングにスプーン1杯分のブランデーしか使いませんでしたが、SNSなどで見たお友だちの動画ではお鍋でたっぷり温めたブランデーをかけているものがずいぶんありました。
やっぱり派手に燃やすにはブランデーたっぷり、がいいみたいです。

それから、クリスマスのご飯もディナーの時間にするお家もずいぶんあることが今年判明。
わが家は夫が故郷のヨークシャーで子どもの頃に経験した習慣にしたがっているのですが、それぞれの地方や家庭によっていろいろみたいですね。


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by londonsmile | 2018-12-26 05:35 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(6)
前回ご紹介したジョン・ルイスの他にも、クリスマスのCMは今年も次々と発表されています。
いろいろ見ていると、みんなそれぞれによいのですが、イギリス暮らしのブログとして紹介するのはやはりこれかな、というものがあったので、今日は2つだけご紹介したいと思います。

最初は、イギリスのカジュアルファッションブランド、nextのものです。





このCM、わたしが知る限り、イギリスの典型的なクリスマス当日の光景だと思うのです。
わりと普段着のまま家族が集まって、ツリーの下に置かれていたプレゼントを開けて見せ合ったり、ごちそうを食べたり、他愛ないゲームをしたり、庭に出てみたり、散歩をしたり、昼寝したり(なぜならごちそうでお腹がいっぱいになるからです)。

もちろん家庭によってはテーブルを美しく飾ったり、ドレスアップして食事をしたり、あるいは全然何もしなかったりすると思いますが、こういう気取らない過ごし方がごくごく平均的。

こういう普通のクリスマスの光景を見るのは、わたしのような外国人には、この国を知る上でとても大切なことだと思っています。
わたしは子どもの頃に読んだ絵本に影響されて、クリスマスにはみんな着飾って、デコレーションでキラキラした部屋で豪華なパーティーをする、というイメージだったので。笑
こんな普通の過ごし方なんだと知ったときには、ちょっと拍子抜けしましたが、これなら背伸びしなくてもわたしにも付き合えそうとも思ったものです。

家族が集まってワイワイやるという意味では、こちらのクリスマスは日本のお正月に限りなく近いなと感じます。
反対に、こちらの新年は友だちとのパーティーで大騒ぎなので、日本のクリスマスに近いのです。
時期や形がいろいろでも、人間のやることはやっぱりどこか似ているのかな、なんて思ったりもします。

家族のクリスマスといえば、このヒースロー空港のCMも毎年いいのです。
最近はクマさん一家が主人公です。

まずはご覧ください。



おじいちゃんとおばあちゃんは引退して暖かいところに移住したようです。
太陽さんさんのクリスマスもいいけれど、やっぱり暗くて寒くて家族のいるクリスマスが最高。
空港のCMってなんだか不思議、と最初は思いましたが、これを見ると、確かに、会いたい人のところに今すぐ飛んで行きたくなりますね。

孫たちとのパソコン電話が終わったあとに急に力が抜けたようになる2人の様子や、飛行機の中でヤドリギを自分たちの上にくるように持ってかわいらしくキスするところ、おじいちゃんはいつもビスケットを買うことなどなど、細かいところにもすごく凝っています。
(クリスマスに飾られるヤドリギの下では、男女はキスしなければいけない、と言われているのです)

実はこのCM、昨年からストーリーが続いているのでした。
よかったら、このクマさん一家のヒストリーを遡る昨年のクリスマスCMをご覧ください。





ほのぼのしてるでしょー♪
クマさん一家はわたしたち人間なのかな、と思えるようになっているのもまたいいですよね。

本当の事を言うと、その前の年から続いていまして……なんて言っているとキリがないので、ご興味ある方はYoutubeで"Heathrow Airport Christmas advert 2016"で検索してみてくださいね。

そのほか、今年のイギリスのいろいろなクリスマスCMも、Youtubeで"UK Christmas advert 2018"で検索すると、各社が発表しているCM映像が見られます。
ほっこりした気持ちに浸りたいときに、ぜひどうぞ♪


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by londonsmile | 2018-11-18 04:21 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(2)
毎年お知らせしているイギリスの老舗デパート、ジョン・ルイスのクリスマスCM。
今年も発表されました!
(ちなみに最近、名前がジョン・ルイス&パートナーズに変わりました)

今年はいつもと違う様子で始まります。
誰でも知っている大物歌手の後ろ姿。
え? あれ? そうなの? と思っていると、じわじわと感情が高まって、最後は涙がはらりと流れるというすばらしさ。

まずはご覧ください♪




ね、いつもと違うでしょ? でもいいでしょ?

イギリスが世界に誇る超大物歌手エルトン・ジョンを起用したこのCM。
美しい映像でさかのぼっていって、うまーくほのぼのしたシーンにわたしたちを連れて行ってくれます。

すっかり大御所になったエルトンはなんだか怪しく思えて、実はちょっと苦手だったのですが、このCMを見たら好きになってしまいました。笑
みんな子どもだったときがあって、みんな夢中になったものがあったんだなあ、と。
そういうことをゆっくりと思い出させてくれるのが、クリスマスなのかもしれません。
家庭的なイメージがほぼ皆無(笑)のエルトン・ジョンと、あったかいクリスマスや贈り物と結びつけたセンスがすばらしい!

バックに流れる彼の名曲『ユアソング』も、こういう設定で聴くといっそうしみじみ。
「あなたがいてくれる人生はなんてすばらしいんだろう」
そんなことを改まって言う機会、なかなかないですよね。
やっぱり、クリスマスのマジックなのかも。

余談ですが、このCMをSNSでシェアするときのハッシュタグ名が#エルトンジョンルイス(#EltonJohnLewis)。
最初から計算されていたかのように、エルトン・ジョンとジョン・ルイスがうまくかかっていました。お見事!

先週末のリメンバランス・デー(戦没者追悼の日)は、第一次世界大戦が終わって100周年を迎える年ということで、大々的な催しがありました。
それも終わった今、市内にはイルミネーションも点灯され始め、こうしてクリスマスのCMも流れ出して、街は本気でクリスマスモードになりつつあります。

朝晩どんどん暗っているので、楽しみが待っているのを思い出させてもらえるのは本当にありがたいこと。
せっかくなのでクリスマス気分に便乗して、明るく楽しく過ごしたいと思います。


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by londonsmile | 2018-11-16 18:53 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)
夫が仕事で知り合ったジャックは、小売業をしています。
今は自分でお店を持っていて、めったにお店に出ることは内容ですが、もともとはセールスマンから始めたそうで、「この人はこういうものが好きなんじゃないかな」「あの人にはあんなのが似合うんじゃないかな」と考えるのが大好きで、しかもそれがとても得意な人です。

もともとそうだったのか、仕事上そうなったのかはわかりませんが、人を喜ばせることが大好きなのは確か。

よく、「これ、今、日本で流行ってるらしいよ!」と仕事でもらう見本品をくれたり、ドイツに出張に行ったと言っては「バームクーヘン好きって言ってたよね?」とおみやげをくれたり(イギリスではバームクーヘンは手に入りにくいのです)、わたしが一人で日本にいる間に、「さっきだんなさんにあったけど、元気そうだったよ」とわざわざメールをくれたり。

仕事はバリバリして成功している人ながら、奥さんにちょっと弱いマイホームパパ。
しかも親切で気前がよくて、罪のない冗談でゲラゲラ笑いあえる最高の友だちです。

そのジャック、さっきも言ったように、いろいろなものをくれるのですが、先日は小さな紙袋を夫に預けてくれました。
袋は白いシールの封がされていて、なにか書いてあったんです。

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プリーズ... えーと、なんだろう。
すぐに封を切っちゃったので読みにくいですね。

反対側を見てみましょう。
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両側を合わせると、
Please break seal in case of emergency.
「非常事態になったら封を開けてね」

こんなこと書いてあったら気になってすぐに開けちゃうでしょ?笑
わたしも、もちろんすぐに開けました。全然非常事態じゃなかったけど!

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ジャーン、中に入っていたのはいちごジャムがたっぷり乗った焼き菓子が2つ。
あれ? これは!!

実はこれ、わたしが日本からおみやげとしてジャックに渡したものの一部でした。
大好きな銀座ウエストのドライケーキです。
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ジャックに買ったのと同じものをわが家にも買ってきてたのですが、もう食べ始めちゃってたので、こんな写真でスミマセン。

いつもいろいろなものをいただくので、日本からわたしの大好きなお菓子をジャックにも買ってきたんです。
実は仕事でよく日本に行く彼、本当の大好物はドトールコーヒーのミルクレープなのですが(ピンポイントでしょ・笑)、あれはクリームが入っているので持ち帰るのは難しく、たいていはわたしの好きなものとか、ジャックな好きそうなものを選んでいます。
あと彼が大好きな柚子胡椒も!

わたしも妹も、昔からウエストのお菓子が大好きで、特にこのいちごジャムが乗ったビクトリアというのが大・大・大好き。
今でも妹と話すときには、「ウエストのジャム!(と私たちは呼んでいる)」と叫んではうっとりしています。
だからぜひ食べてみてね、と熱い思いをカードに書いて、先週、お菓子と一緒に夫に託し、ジャックに渡してもらいました。

その後お礼のメールをくれたときに、「そんなに好きなら、僕の分も食べていいよ」とジャックは言ってくれたのですが、いつもの冗談だと思ったので、ははは、カロリーをわたしに押し付けようったってダメよ、と流していました。
あれは本気だったのか!

ほんとはジャックにビクトリアを味わってほしかったのですが、お菓子が行ったり来たりさせていてもしょうがない。笑
というわけで、2つのビクトリアちゃんはわたしのお腹に収まることになりました。

ほんとのほんとには、健康上の理由で、ジャックは甘いものを食べるのを奥さんに厳しく制限されているんです。
だからわたしも普段はあまり甘いものは選ばないようにしているのですが、今回はたまたま。
そんな理由もあって、そんなにわたしが好きなら、と、わたしに分けてくれたのかもしれません。

(ジャックと奥さんの名誉のために付け加えると、彼の奥さんは怖い人ではなくて、ものすごーくかわいらしい人です!)

それにしても、ただわたしに渡しても良かったものを、なんと不思議な方法を考え出したことか!
普通に渡したら、「あげる」「いらない」と押し問答になるとでも思ったのかな。
それとも、この方がおもしろいからかな。笑

そのユーモアの罪のなさがこれまたジャックらしくて、わたしはつい、一人でにんまりしてしちゃったのでした。
こんないい友だちにめぐりあえて本当にありがたい!
そしてわたしも次にどんな方法でジャックをあっと言わせるか、よーく考えなくては!

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ちなみに、「なぜだかこのお菓子、ビクトリアって言うんだよねー」とジャックに話したら、「ビクトリアは(いちごジャムが好きだった)ビクトリア女王にちなんでるのかも」とのこと。
そういえば、いちごジャムとクリームをはさんだケーキは、ビクトリア・スポンジケーキと呼ばれています。
夫にも聞いてみたら、ビクトリア女王はいちご(とプラム)がお好きだったんだそう。

こういうちょっとしたトリビア話ができるのも、ジャックのいいところです。

(追記:「ビクトリアスポンジはラズベリージャムを使うのでは?」とコメントいただいて調べてみましたが、確かにラズベリージャムというレシピもあり、よーく考えてみるとわたしもそういうケーキを食べたことがある気がしました。
ただ、はっきりいちごジャムとしているレシピもあり(たとえばBBC Good Food:https://www.bbcgoodfood.com/recipes/1997/classic-victoria-sandwich)、中にはマーマーレードでもなんでも! というものもあるので、どうしてもこれじゃなくちゃいけない、というものではなさそうです。
中でもラズベリージャムといちごジャムが有力のようです)


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by londonsmile | 2018-11-06 22:17 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(6)
日本に比べると、ヨーロッパは日照時間の差が大きいのです。

日本でももちろん、夏は日がでている時間が長く、冬は朝晩暗いものですが、ヨーロッパはその差がすごい。
地域やお天気によっても異なりますが、たとえばロンドンだと夏至の頃には10時ごろまで明るいし、朝は3時過ぎに空が白んできます。
反対に冬はお昼ご飯をゆっくり食べて外に出てくるともう夕方の雰囲気。
午後4時ごろまでには暗くなってしまい、朝も明るくなってくるのは8時ぐらい。

夏はだいたい楽しくて、仕事の後にゴルフをしたり、夕食を庭で食べたり、と、みんな「今のうちに太陽をたっぷり感じておこう!」と思うようです。

反対に暗くなっていく秋は、「あー、これから暗くて寒い冬がくるのかー」と気が重くなることが多いよう。
かくいうわたしも同じです。
8月の半ばぐらいに、少しずつ日暮れが早く感じられるようになると、寂しい気持ちになるのです。
この寂しさはなにかなと考えてみると、「あー、太陽さん、行かないで!」という気持ちのような気がします。

でも実は暗くなっていく時期にも楽しみはあるのです。
それは、これ。
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あちこちの家の窓に灯りがともる様子や、窓辺に置かれた小物や、部屋の中を歩く人影がちらちらと見えることに、人や暮らしのぬくもりを感じて、とても嬉しいのです。

もちろん夏だって夜になれば電気をつけるので同じですが、冬は電気がついている時間が長くて、わたしがまだ外を歩いているときにも、こういう景色が眺められるんです。

パッと電気がついた瞬間に、中を歩いている人の姿がちらっと見えたりすると、その人の暮らしを妄想し始めちゃったりします。
一人暮らしなのかな。家族と一緒かな。子どももいるんだろうか。
仕事から帰ったところ? それとも学校?
今日はいいことあったかな。晩ご飯はなんだろう。

本当に妄想ですね。笑

ただ、そこに他の人の暮らしがあると感じることがなんだか楽しくて、わたしは窓からちらっと家の中が見えるのが大好きなのです。
だからそれができる秋から冬は、その意味ではわたしにとっては楽しい季節。

外は暗いけど、家の中は明るくてあったかい。
そう思うと嬉しくなれるのです。
単純でよかった!笑


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by londonsmile | 2018-10-09 12:57 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(2)
先日、フラット(集合住宅)全体に呼びかけて、夏の終わりのピクニックパーティーを開きました。
みんなが適当に食べ物や飲み物を持ち寄る気軽な集まりです。

わたしたちが住んでいるフラットは全部で100所帯以上あるやや大きめの集合住宅ですが、なかなかみんなで集まる機会がない。
たまにはみんなでおしゃべりする機会があってもいいよね、ということで、小さいお子さんのいるママさんたちを中心に4、5年前にこのイベントは始まりました。

今年は、いつも一緒に企画していたママさんが引っ越してしまい、オリジナルメンバーはわたしだけになってしまったので、実はちょっと迷ったのです。
でも、ご近所のおばあさんたちが意外に楽しみにしてくれていることがわかっていたし、やることは企画とセッティングと片付けだけだし、夫に協力してもらえればできると判断して、思い切って実行してみました。

日程を決めて宣伝したあとは、当日のお天気を祈るのみ!

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本当は夏の間にできると暖かくて、雰囲気もいいのかもしれませんが、学校の夏休み中はロンドンを離れている人も多い。
今年は、わたしが開催を迷っていたので夏休みに入る前に間に合わず、それで「夏の終わりのピクニック」になったのでした。
ちょうど学校も始まって、みんなが戻ってきた頃を見計らった、つもりです。

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晴れた!

この日はびっくりするようないいお天気になりました。
何はなくてもお天気さえよければ、もう大成功間違いなし。笑

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今年の持ち寄りの食べ物は夫におまかせ。
流行りのジンが入ったケーキと、エリザベス女王の戴冠式の時に考えられたメニューだというコロネーション・チキン(カレー風味のマヨネーズで和えたチキン)を作ってくれました。

わたしはその分、連絡係やグッズの調達に専念できてありがたかったです。
今年は旗の飾りが手に入らなかったので、せめて明るい色のお花をテーブルにおいてみました。

今年のもうひとつのポイントは、エコ。

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プラスティックが自然に与える悪影響を伝える報道が浸透してきているので、フォーク類は木のものを選び、プラスティックのカップもやめてビールもワインも紙コップで飲んでもらいました。
雰囲気でないけど、ごめんね。
本当は使い捨てじゃないのがいちばんですが、何人来るのかわからないし、いずれにしても大人数分を揃えるのはさすがに難しい。
ほんのすこーしの協力ですが、当日ずいぶん「いいね」と言ってもらえたので、わたしの気持ちも伝わったと思うし、何もしないよりマシだったと思っています。
ピクニックのポスターに、カップやフォーク類の持ち込み歓迎、と書いたら、自分の家からマイフォークやマイグラスを持参してくれた人や、紙のカップやお皿を持ってきてくれた人もいて、嬉しかったなあ。

さて、人が集まり始めましたよ。

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大量に自慢のお料理を持ってきてくれる人、ポテトチップスやナッツなんかのおつまみを持ってきてくれる人、デザートやケーキやフルーツを持ってきてくれる人など、打ち合わせしたわけでもないのに、ちゃーんと食べものが分かれるところが毎年すばらしいのです。

今年は直前に道ばたで会ったおばあさんたちに、無理に出来合いの食べ物を買ってこなくていいから体ひとつできてね、とお願いしていました。

イギリスでも、I can't go empty-handed.(手ぶらでは行かれない)という感覚があって、自分でお料理しなくても何か持っていかなくちゃという人は多いのです。

でも、せっかく持ってきてくれても、残ってしまったときの処分が心苦しいのです。
手作りのお料理は毎年ほぼきれいになくなるか、残っても作った人が容器ごと持って帰ってくれるのですが、お店で買ってきたものはどうしても残りがちで、最後にも持って帰りにくい。
きれいに残っていたら、お子さんがいる人や管理人さんにおすそ分けできますが、それでもずいぶん泣く泣く処分することになります。

お年寄りはあまり自分でお料理しないので、何かを買って持ってきてくれる人が多いのです。
しかも、当日はあまりたくさん食べたり飲んだりしない。
だから今年は事前に、毎年食べ物はたっぷりあるから気軽に手ぶらできてね、とできる限りのお年寄りに伝えたのでした。
それでもオリーブとか、お水やジュースを持ってきてくれくれて、それはそれで大人気でした。
やっぱり手ぶらは気まずいんですよね。

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お天気に恵まれたこともあって、なかなかの大盛況でした。
お年寄りも来てくれましたが、賃貸で借りている若い人もずいぶん来てくれたので、元気な声や笑いも絶えないという家庭的なほのぼのした集まりになりました。
これぞこのパーティーの理想です♪

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ちなみに最近はロンドンでもご当地ビールが流行っているのですが、これは近所で作られているビールなんだそう。
こんなちょっとした地元情報も手に入って、ご近所さんとも楽しく過ごせた幸せな午後でした。
ご近所さん、いつもありがとう〜!

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左下の揚げせんべいのようなものは、93歳のパキスタン出身のおばあちゃんが作ってくれた揚げたてのポポドム。
インド料理のお店にいくと前菜のように出てくるスナックです。
これをおばあちゃん特製の甘酸っぱいソースにディップして食べると、美味しくて美味しくて、手が止まりませんでした。
来年はもっとお年寄りにお料理作ってもらいたいなあ。


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by londonsmile | 2018-09-23 18:31 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(2)
昨日は爽やかに晴れたロンドンでした。

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もう秋だよね、この風景。

もともとイギリスの8月というと、すでに秋という印象でした。
朝晩は肌寒くなるし、日が暮れるのも早くなってくるし。

いつもなら寂しいなあーと思うところですが、今年はイギリスを始めヨーロッパ全域で猛暑だったので、過ごしやすくなってほっとしています。

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わー、どんぐりもなってる。
秋ですねぇ。

そしてちょっと目を横に向けると

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わー、栗もなっていた!

たまに栗の大きな木があって、秋には実をたくさんつけるのですが、日本で見かけるものよりずっと小さいのです。
イガイガの状態から栗を出してみたことがないわたしは、小さな栗のためにそんなに努力するのも…と、まだ栗拾いをしてみたことがありません。

実はこの木はフラット(集合住宅)の共有の庭にあって、毎年、秋になって実が落ちても誰かが拾っているのを見たことがありません。
ゴミになって処分されてしまうのなら、やっぱり拾って食べてみようかな、今年こそ!?

お住まいの地域に、秋の気配はありますか?
まだまだ暑いところに、この涼しい空気が届きますように。


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by londonsmile | 2018-08-18 17:14 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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