ネパール旅行記その2 カトマンズの見どころ
2008年 04月 29日
今回初めて知ったのですが、カトマンズ盆地一帯は、世界遺産にも登録されているんですね!
ネパールはお釈迦様の生まれた国でもあるので、なんとなく仏教国のような印象だったのですが、実はヒンズー教と仏教がかなり混じっていました。
お寺も神社も同じように扱っている日本と同じような感覚なのかな。
山の方に行くと、やはりお隣りのチベットの影響か、仏教色が濃くなるようですが、一般には仏教徒とヒンズー教徒の見分けは地元の人にもつきにくいということでした。
というわけで、カトマンズの見どころのひとつ、ネパール最古の仏教寺院スワヤンブナートも、仏教のお寺だけれど、敷地内にヒンズー教のお寺もある、というものでした。
お寺の仏塔。すごくインパクトのあるこの目は仏様の目なんだそうです。
ネパールに来ると、これが印象に残る人が多いようで、お土産屋さんにはペンダントへッドやイヤリング、バッジ、Tシャツなどがたくさんありました。
そしてカラフルな旗は、お祈りの旗。
旗のひとつひとつにお経のようなものが書いてあります。
お寺だけでなく、山の中を歩いているとよく見かけるのですが、歩き疲れた時でも、これを見るとなんとなく心癒されました。
これも山の中でもたまに見かけます。
こちらは、敷地内にあるヒンズー教の神様が祀られた建物。
この横で、ヒンズー教の儀式も行われていました。
といっても、ヒンズー教の儀式ですよ、とガイドさんに教えてもらったからわかったのであって、私達外国人には、違いがとってもわかりにくいのです。
日本でもお寺の中に神社があったりしますが、外国人にはわかりにくいんでしょうね。
あ、日本人でもたまにごっちゃになったりしますよね(汗)。
このお寺には野生の猿が多く、モンキーテンプルとも呼ばれています。
ここでは殺生されない上、お供物を食べても許されてました(笑)。
手前にいる女性、怒っているようにも見えますが(笑)、お米を撒いてお祈りをしていました。
仏教関係では、古くからチベット仏教の聖地だったというボダナートにも行きました。
周辺にチベットから亡命してきた人がたくさん住んでいるので、リトル・チベットとも呼ばれているそうです。
やはり仏様の目のついた大きな仏塔があって、これはネパールで一番大きいそう。
その周りは広場になっていて、チベットのお土産屋さんなどがありました。
ここでは、タンカの学校兼販売所を見学しました。
タンカは、絹に描かれたチベットの仏画で、図柄は曼荼羅(マンダラ)や仏様の一生などがあります。
興味深い絵がカラフルな色使いで描かれていて、あんまり見事なので、ツアーの人達ほとんどがお買い上げでした(笑)。
でも、アジア好きなはずのインディーが買う気配はなし。
それもそのはず、特大サイズのものが、もう2つも家に飾ってあるんです!
これ以上手に入れても、もう飾る場所がないんですよ(笑)。
ネパールで最大というヒンズー教のお寺、パシュパティナートにも行きました。
ここで一番びっくりするのは火葬場です。
日本の火葬場とは違って、聖なる川のほとりで、かなりオープンに火葬されているんです!
実は私達が行った時にも火葬が行われており、燃えているところをこの目で見ました。
最初に話に聞いた時点で、ここに行くこと自体をためらったのですが、実際に火葬を目にしてみると、それほどのショックはありませんでした。
なんというか、淡々と準備をしている人たちを見ていたら、私も淡々と受け入れることができた、という感じです。
写真やビデオに撮っていた人もいたけれど、さすがにそういう気持ちにはなれず、ただ心の中で手を合わせるだけでしたが・・・。
そして、生きているうちは精一杯生きないといけないな、これは人間の義務だな、とさえ思いましたよ~!
そして、ここでおもしろかったのは、ヒンズー教の修行僧の方々!
少しお金(お賽銭というか、お布施というべき?)をお渡しすると、観光客に写真を撮らせてくれるんです。
なんかヘンな感じ~!
・・・と言いながら、インディーの娘ちゃんと一緒につい試してしまいました(笑)。
ね、なんかヘンな感じでしょ?
ポーズとっちゃったりして、あまりありがたくない気がしてしまうのは、私だけ?
この後、すごーく勧めてくださるので、一緒に写真を撮らせてもらいましたが、今見てみると、心なしか私の顔、引きつってます!
この近くに、修行僧が暮らしているという一角があったのですが、私達が通ると、「ほらほら、こっちだよ~。写真を撮りなよ~」と言う感じで、上げた片足を首に巻きつけたポーズで立っていた人もいました(汗)。
そこまで修行するのは確かに大変だったと思うんだけど、観光客に見せても・・・。
でも、インディーの娘ちゃんはここでもかなり感心して、写真を撮らせてもらっていました。
素直でいい子だなぁ。
私も理屈をこねてないで、やっぱり撮らせてもらえばよかったかなぁ(笑)。
最後にカトマンズを少し離れて、車で20分ほど行ったところにある古都パタンにも寄りました。
ダルバール広場には伝統的な美しい建物が多くて、建物好きな私は大興奮!
ここも、仏教のお寺とヒンズー教のお寺が入り混じっているそう。
観光地になっているダルバール広場のすぐ脇に、地元の人たちが水を汲む場所がありました。
人々の生活がほんの少し垣間見られた気がして嬉しかったです。
先日、いただいたコメントへのお返事にも少し書いたのですが、ネパールの人の顔立ちは、インド系+インドネシア系+チベット系というイメージで、バラエティーに富んでいます。
日本人に近いチベット系の顔立ちの人には、もちろん親しみを感じちゃいました。
昨年の夏に行ったインドでも、人に親切にしてもらった思い出がたくさんあるのですが、個人的にネパールの人の方が好きです。
うまく説明できないのですが、インドの人はエネルギーに溢れていて、テンションが高いのですが、ネパールの人達は全体に穏やかなんですよ。
インドには自分が元気な時じゃないと行かれない気がするけれど、ネパールは疲れた時に、まったりしに行くのもあり、という感じかな。
ちなみに、インディーの娘ちゃんと妹ちゃんは、ネパールから帰ってきてからというもの、今でも現実にうまく戻れない(笑)そうで、二人とも早くまたネパールに行って静かな心を取り戻したいそうです。
恐るべし、ネパールの癒し力!?
ひゃあ、長くなっちゃいました(汗)。おつきあいいただいて、ありがとうございます。
次回はいよいよトレッキングに出かけますよ~。
いろんな経験ができてよかったね。
トレッキング!!いよいよか~~。私は実際にはできないけど(根性なし><)、ロンスマちゃんのところで一緒に体験気分を味わいたいと思います☆
心の平穏をネパールに求めてしまうなにか特別な魅力があるんだろうね~。
なかなかいける機会がないから、私もロンスマちゃんのところで疑似体験させてもらってます。
トレッキングも景色が素晴らしかっただろうね~♪楽しみでっす!
それにしてもヒンズーの修行僧の方たち・・・すごいですね^^;
なんだか前衛ダンスをする人みたいです(汗)
私もネパールって仏教の国だとばかり思っていたので、ヒンズー教と混じってるって意外でした。
ネパールの癒しパワー、私も分けてもらいたいな~。もしかしたら時差ぼけも治るかも?!
そうそう、スガオくん、ネパールに行っていたよね。帰る時、ユキヒョウもらったりしてたよね(笑)。(←マンガの話です・笑)
ネパールは素朴で、チットちゃんみたいな素直なかわいい子が育つような所だったよ。ほんと、いろんな経験ができてよかった♪
ほんと、イギリスや日本とは違うよね〜。私は特にアジア好きというわけではないんだけど、ネパール、特に古い建物のある場所なんかは情緒があっていいなぁとしみじみ思ったよ。
トレッキング、まずは読んで経験してもらったら、次は一緒に行こうよ〜!私にもできたんだから、誰にでもできるよ〜(笑)。山を登るのは辛いこともあるけど、たどりつく景色がたまらないよ〜♪
疑似体験してくれて嬉しいです♪そしていっちゃん同様、次は一緒に行こう!?
私もネパールはとっても好き。トレッキングはたまにでいいけど(笑)、もっとネパールを旅行してもいいかなぁ、なんて思ったりします。
ゆっくりアップになっているけど、もすこしおつきあいくださいね〜♪
ネパールはチベットの影響も強いみたいで、特に今回ご紹介した写真はチベット仏教のお寺も多いので、「7イヤーズ…」に似た感じなのかもしれませんね。
ヒンズー教の修行僧さんたち、おもしろい(!?)でしょう?ポーズもさることながら、表情が観光化しているというか、修行僧らしくない柔らかで、おもしろかったです。髪の毛、何年切っていないんでしょうね(笑)?
どこに行っても、ヒンズー教と仏教が混ざっていて、おもしろかったです。ほんと、日本と同じ!
あらら、Saoriさん、時差ぼけですか?癒しパワーが伝わるような良い日記を書けるように(?)がんばります!お大事になさってくださいね〜♪