世界遺産の町 バース
2007年 06月 15日
観光初日はまず、英語のbath(お風呂)の語源としても知られる町、Bathに行ってきました。ローマ時代に作られた有名な大浴場は、ローマの撤退後さびれていたそうですが、18世紀頃から温泉が見直されて、高級保養地として栄えたのだそうです。ジェーン・オースティンなどの小説を読むと、お金持ちの家族が「バースに保養に行く」と書いてあったりしますよね。
ロンドンからは西に車で2時間半ぐらいでしょうか。私達が到着した頃にはお昼に近い時間になっていたので、一休みも兼ねて、軽いランチをすることにしました。そこで私達が向かったのは、小関由美さんの「イングランド―ティーハウスをめぐる旅」という本で見つけてあこがれていたSally Lunn's。人気のお店ということで、待つのも覚悟で向かったところ、意外とすんなり入れてラッキーでした。でも中は観光客で大賑わいでした。
ちなみにこのすてきな本、イギリスの素朴ですてきなティーハウスがたくさん紹介されていて、日本からはるばる持ってきたのですが、掲載されたお店に行ってみたのは初めて!念願叶った感じで、嬉しかったです。
サリーランズで有名なのはサリーランズバンズというパン。300年以上前にフランスからやってきたサリー・ランという女性が、ここでブリオシュのようなパンを焼いて人気になったのが始まりだとか。なかなか大きなパンですが、中身は軽い感じふかふかです。私達はこれをサンドイッチとトーストでいただき、さらにおみやげとして持ち帰りました!
昔は宿だったというこのお店、バースで一番古い建物なのだそうで、店内の床も少し傾いていました!昔、お店が売買された時の証書の一部や、バンズの大ファンだったというチャールズ・ディケンズのコメントも飾ってあったりして、歴史を感じます。
そしてバースといえば、お風呂。ローマ時代に作られた大浴場、Roman Bathsは、装飾も見事ですが、技術もすばらしかったそうで、例えば排水設備は2000年たった今でも機能し続けているそうです。ちょっとお湯に触ってみたら、やはり温かくて、温泉なんだなと実感しました。ここで温泉につかることはできませんが、最近、新しくスパができたそうで、こちらで体験することができるそうです。ハロゲットに続き、またしても温泉に入れませんでした。また来なくっちゃ!
お隣りのPump Roomにある美しいティールームでお茶を飲むことにしました。3階分ぐらいはあるかしらと思うような高い天井、きらびやかなシャンデリア、そしてピアノやバイオリンの生演奏。贅沢な気分に浸りながら、ビクトリア時代のお金持ちになった気分を味わってみました(笑)。
ここでは、すてきな衣装のおじさまがくんでくれる温泉の水を飲むことができます。好奇心にかられて試してみたところ・・・うーん、どうなんでしょう?日本の温泉水ともまた違う感じで、私はちょっと苦手でした。行かれる方、ぜひお試しを。ローマンバスの入場券を見せると、無料で試飲できます。
高級な保養地として栄えたバースは街並みもとても美しく、コッツウォルズの一部でもあるので、有名なはちみつ色の建物がたくさんあります。他にも美術館や公園など、見どころがたくさんあるので、ぜひまた訪れてみたい町です。
ここのスパ、両親が遊びに来た時に行きましたが、日本人の感覚ではプールっぽいかなぁ(笑)。でも、マッサージが受けられたり、屋上のスパ(露天風呂・・・?)からはバースの市内が一望出来たりと、楽しかったです♪
アンティークにご興味がおありでしたら、ここはなかなかいいらしいですよ~。次回はうちにも寄ってくださいね♪
それにしてもお食事の量、すごいですね。。。(ここに反応する私もおかしいかもですが。。)でもやっぱりヨーロッパの石造建築は素敵。見てるだけで癒されますねぇ〜
スパ、行かれたんですね!プールっぽいんだー。情報、ありがとうございます♪バースの町って、家並がきれいだから、市内一望なんて、すてきでしょうね。また行かなくっちゃ。
父はアンティーク好きなので、いろいろチェックしていましたが(笑)、私は美術館系にも興味をひかれました。衣装とか、ジェーン・オースティンとか。次回はちゃんと計画して、アサ家にもうかがいたいです♪
いつもコメント、ありがとう♪嬉しいです♪
バース、ぜひぜひご一緒しましょうよ~。遊びに来てね~。
こちらの食事の量は、確かにすごいですよね。でもこのバンズ、大きいけど、中がふんわりしていてかなり軽いので、そんなに辛いほど(!)ではないんですよ。お持ち帰りしたバンズもトーストにして、日本の厚切りトーストみたいな感じで大喜びで食べてます。こちらの食パンってうすーいので、これは貴重!懐かしい感じです。