本のバーゲンとお得感

少し間があいてしまいましたが、本屋さんのお話の続きを。

イギリスの本屋さんでびっくりしたことの1つは、以前にお話ししたように雑誌に豪華なふろくが付いていること、そしてもう1つは普通の本がバーゲンになっていることです。これには最初、ほんとに驚きました。日本では、よほど売れ残ったような本しか安売りをしませんが、こちらでは少し前に出たペーパーバック(日本でいう文庫本)を

3 for 2 (2冊分の値段で3冊)

として売り出しているんです。それもほぼ常に。

わりと最近まで話題になっていた本や、結構人気の古典もの(チャールズ・ディケンスやジェーン・オースティンなど)から選べたりするので、お得感に弱い私はつい張り切って3冊買いたくなってしまいます。

ただ私の場合、一番読みたかった本以外は「積ん読」状態になって大反省することがわかってきたので、最近では控えているのですが・・・。一番楽しくて興奮しているのは、どの3冊を選ぶかを吟味している時かもしれません。まさにバーゲン状態ですね(笑)。すてきなふろくを見た時と同じ・・・。

本のバーゲン、最近では

Buy 1, Get 1 Half Price (1冊買うと2冊目は半額にします)

とか、単に

Half Price (半額)

というのも見かけます。おっ、こっちの方がお得!?

本のバーゲンとお得感_e0114020_2321271.jpg
(表示の一番下にBuy One Get One Half Priceとあるの、見えますか?)


ちなみに、この抱き合わせ的な商法、スーパーでも良く見かけます。例えば、

Buy 1, Get 1 Free (1つ買うともう1つ無料で差し上げます)

とか

Any 3 for £XX (同じシールの貼ってあるもののうち、どれでも3つでXXポンド)

などなど。


最初の「1つ買うともう1つ無料」っていうのは、日本で言う「2つでいくら」と同じ計算ですが、表現が違うと、なんだかさらにお得な感じがしませんか?

日本だと、単価自体をどこまで下げるかがバーゲンの勝負どころのように思いますが、こちらだと、複数買ってくれたら安くしますよ、という方法が多い気がします。商売上手ですね。特に本の場合は、あまり安くしてしまうとイメージまで下がってしまうからかしら。

しかも、日本の「2つでいくら」はだいたい同じ商品2つを指すけれど、イギリスでは自分の好きなものを2つ、3つと選べることが多いので、消費者もより満足するのでしょうか。それとも、英語だから単に表現が違うだけ・・・?

初めてこの表現を見た時、本屋さんの店先でじっと英語を見つめて、いろいろ考えてしまいました。結局のところ、お得感で購買意欲をかきたてるという意味では同じなんでしょうね。

この商法、私にはまだまだ新鮮で、買わないように努力しているにもかかわらず、本屋さんに行く度に、「仮に3冊選ぶとしたら・・・」と興奮してしまいます。


* 今日から両親がロンドンに遊びに来ることになり、ブログの更新が少し遅れると思います。両親との観光でおもしろそうなことがあったら、またお知らせしますね。
Commented by uroco_m at 2007-05-30 20:01
あるあるある!!こちらでもありますよ。
本に限らずいろんな商品で。その商法に踊らされてお得だと思って買っちゃってたけど、日本みたいに「二つでいくら」だったら買わなかったかも~。
そういえば今日もトマトソースBuy 1, Get 1 Freeで買っちゃった
わ(汗)

ご両親がいらっしゃっているんですね。楽しんでくださいな。
Commented by londonsmile at 2007-05-31 06:40
>うろ子さん
おっ、オーストラリアにもありますか。表現が違うと、なんだか新鮮でおトクな感じがしちゃいますよね。よかった、私だけじゃなくて。
トマトソース、いいじゃないですか。お得なことはお得よ!
両親のこと、ありがとう。うろ子ママのことも、いつも祈ってます。
Commented by kuroali at 2007-05-31 12:59
おもしろいー。でも確かにそういうの商法フレーズ、見たことあるかもっ。でも、こういうの見ると計算が苦手な私は、「う〜ん、どっちがお得なんだっ?」とついつい迷ってしまいます。でも本屋さん、本当に楽しいですよねぇ。最近六本木ヒルズの中にこの前のえんさまのブログみたいに売り物を座って読める本屋さん見つけて嬉しかったです。
Commented by londonsmile at 2007-06-05 14:25
>kuroaliちゃん
コメント、ありがとう!レス、遅くなっちゃって、ごめんなさい。両親とロンドン観光してました~(笑)。
そうなの、なんだか見慣れなくって、最初はとてもおもしろかったです。というか、今でもまだ興奮しちゃいます(笑)。
六本木ヒルズの本屋さんって、麻布十番よりのところ?あそこも日が入って、気持ちがいいよね~。まゆ毛に磨きをかけて、ますますきれいになったkuroaliちゃんが1人でいたら、外国人に声をかけられて大変かも!?
by londonsmile | 2007-05-30 17:35 | 暮らしの英語 | Trackback | Comments(4)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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