The Architecture of London
2007年 03月 01日
ロンドンで、ちょっとおしゃれなレストランが増えて人気のでてきたエンジェル/イズリントン地区(ま、ちょっと外れていますが・・・)にあるCity University という大学で、週に1回、大人向けに夜に開かれています。
私がロンドンにいるだけで楽しい、と思うのはなぜか・・・とよくよく考えた時に思い当たったのは、「建物が好きなんだな」ということでした。
よく言われるようにパリの建物もとてもきれいだと思うし、ドイツの田舎を旅行した時には本当におとぎ話にでてくるようなかわいらしい建物に出会って感動しました。でも、私はやっぱり、少し不器用なくらいに重厚で、長い歴史と繁栄を感じさせてくれる頼もしいロンドンの建物に魅かれてしまうようです。
古い建物というと、古びて黒ずんだ石の建物を想像されるかもしれませんが、外壁の石はお掃除するときれいになるそうで、美しくよみがえったものがたくさんありますし、よく見られるきれいな赤い煉瓦の建物などは、塗り直したりて、これまたきれいになっています。
例えばこんな感じですが、これは夕暮れ時に撮ったので、少し寂しく見えるでしょうか。

この講座では、大まかにイギリスの歴史をたどりながら、それぞれの時代に建てられたロンドンの建築物をスライドを見ながら学ぶのですが、イギリスの歴史なんて、ちゃんと勉強したのは大昔のこと。予習のための本を読んでいると、王様の名前が出てくる度に、別の本で時代を確かめなければいけない始末・・・。ナカナカ大変です。でも、ここで覚えておくと、今後の生活に楽しみが増えそうなので、子供用の歴史の教科書などを読んで、がんばっているところです。
観光の延長程度の軽い気分で参加した私にひきかえ、講座の先生は建築家だし、約20名の生徒のうち半数以上は建築か芸術の勉強をしたことがある方々(その中には建築家やタウン・プランナーが含まれているのです)、となかなか本格的。授業中のスライドも、「これはノルマン様式ですね」「こっちはロマネスク」などと、説明の早いこと!2時間の授業があっという間に終わります。時には、古い建物は手をつけずにおくべきか、現代の材料を使って修復すべきか、なんていうディスカッションもしたりして、びっくり。建物は木造が基本で、何百年も続くことはあまりない日本に育った私には、あまり考えたことのないテーマです。
授業の他に、3回、実際の建物見学があり、これまでにシティー地区への古い教会の見学と、19世紀に作られたリージェント・ストリートという今ではショッピング街になっている通りの見学に行きました。見学中には、みなさん鋭い質問をたくさん先生に浴びせかけ、なごやかながらも美人ドイツ人建築家は内心ドキドキだったのではないかと察しています。生徒の方もそれぞれ物知りな方が多く、誰かの質問に生徒が答えたりもしていたし、みなさん、ほんとに建物が好きのようです。2回目の見学では、先生にRoyal Istitute of British Architecture(王立英国建築家協会)に連れていっていただき、ゆっくりお茶を飲みながら休憩したりして、みんなで楽しく建築オタク気分を満喫したのでした。こんな仲間ができて、シアワセ。
講座では建築様式なども勉強しますが、このブログでは、単純に美しい建物をご紹介したいだけなので、専門用語よりも、写真を主として簡単な説明をつけるだけにする予定です。建物も、講座で紹介されるような代表的なものから、家の近くで見かけた名もないようなおもしろい建物まで、いろいろ取り上げたいと思っています。
などと、ついつい熱く語っていたら、ちょっと長くなってしまったので、今日はこの辺で。建物紹介は次回からにいたしましょう。
・・・とはいえ、せっかくなので、これから取り上げる予定の建物をちょっとのぞいてみましょうか。
これは17世紀のロンドンの大火事の後に建てられた教会。セントポール寺院で有名なクリストファー・レンの作品です。実は私、この教会で歌のコンサートをしたことがあるんです!

こちらは12世紀に建てられた教会への入り口となる門。なんだかイギリスらしいでしょう?

マニアックにならないように気をつけますので、他のカテゴリと同様、たまにおつきあいくださいマセ。
No Plan LIke Yours To Study History Wisely
王様や女王様の名前については、以下で紹介されている Willy, Willy, Harry, Ste が有名なようです。こういう、つまらないけれど基本的な事項が頭に入っていると勉強が一段と楽しくなるのではないでしょうか。
http://www.eudesign.com/mnems/kqs.htm
楽しい情報、どうもありがとうございます!こういうのが大切なんですよね。声に出して覚えようと思います。
勉強することが多くて、最近はほんとに学生になったような気分なのですが、力強い味方がいらして幸せです。
ちなみにうろ子の義弟は建築士でヨーロッパの建築物がダイスキ。こっちには歴史的な建物が無いからね。
オーストラリアに行った時、やっぱり建物が似ていて好きだなぁと思ったのですが、確かに全体に新しいですよね。当たり前ですけれど。いいなぁ、建築士の義弟さん。カッコいい。
うろ子さんはクリスチャンだったのですね。では教会のこととか、いろいろ教えてくださいね。私はなかなか勉強がおいつかなくて・・・。
コンサートはもちろん合唱で、ミュージカルの歌やラテン語の歌などいろいろで、楽しかったですよー。その時のこと、今度書きますね。




