ヴィクトリア時代の華やかさ、ウィグモア・ホール

先日、辻井伸行さんのピアノリサイタルに行った時のことを書きましたが、その時の会場、ウィグモア・ホールのこともご紹介したいと思います。

まずは外観から。

ヴィクトリア時代の華やかさ、ウィグモア・ホール_e0114020_19303461.jpeg

さりげなくて、コンサートホールには見えませんよね。
この建物は、近くにあったBechsteinというピアノの会社が作ったコンサートホールでした。
建物の完成は1901年ということですから、ヴィクトリア女王が亡くなった年で、外観も内装もヴィクトリア朝の華やかさがふんだんに取り入れられています。

この三角のひさしになっているところのドアが入り口。

ヴィクトリア時代の華やかさ、ウィグモア・ホール_e0114020_19303419.jpeg
下にはモザイクで名前があります。
手の込んだ装飾、たまりません。

入り口の脇には下に降りる階段があります。

ヴィクトリア時代の華やかさ、ウィグモア・ホール_e0114020_19303479.jpeg

このアイアンワーク自体もとてもヴィクトリアンで華やかだし、さらに花も飾られて、ますますかわいらしくなっています。

この階段を降りていくと、カフェやレストランに直接通じていて、コンサートの前後に食事や飲み物が楽しめます。
地下には、正面入り口を入ってから降りることもできるのです。

ヴィクトリア時代の華やかさ、ウィグモア・ホール_e0114020_05133397.jpeg

こちらが内部の階段。
手すりや壁の下半分のピンクがかった茶色の部分は大理石という豪華ぶりです。

ヴィクトリア時代の華やかさ、ウィグモア・ホール_e0114020_19303453.jpeg

収容人数552名という小ぶりのコンサートホールですが、小さい分、ステージとの距離が近くて、アーティストを身近に感じられます。
その上、この天窓から入る自然光のおかげで、昼間のコンサートは明るくていい気分。
わたしはこのホールでは、光が入る時間のコンサートがとても好きです。
自然光で明るいと、気持ちがおおらかになれる気がして。

日曜の朝に開かれるサンデー・モーニング・コンサートがいちばん好きかもしれません。
1時間ほどの短いコンサートの後、先ほどの写真で階段があったロビーのあたりでコーヒー、オレンジジュース、シェリー(食前酒)などを出してもらえます。

華やかな建物の中でおしゃべりして過ごす日曜の朝。
優雅じゃありませんか!
自分がヴィクトリア時代の高貴なお嬢さまにでもなったような気分になれて、うきうきします。

他にも好きなコンサートホールがあるので、機会があったらまたご紹介しますね。


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by londonsmile | 2024-04-25 05:21 | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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