3月3日は桃の節句でしたね。
大人だけのわが家では小さなお雛さまを飾っただけでしたが、日本の方のSNSできれいなお雛さまや美味しそうなごちそうと見て癒されていました。
ロンドンではお節句の日曜はよいお天気になったので、郊外よりの町に買い物がてらの散歩に出てみました。
そうしたら、桃の節句なのに、もう咲いていましたよ、桜が!
イギリスにも桜の木はあるのです。
桜並木ぐらいはあっても、たいていはいろいろな種類が少しずつ植わっているので、咲く時期も場所や種類によってまちまち。
日本のお花見のように一気に花が咲いてお祭り気分になることはあまりありません。
それでも、桜を見つけると嬉しくなってしまいます。
花が桜に似ているアーモンドやサンザシも多くて、近づいてみると、あ、違った、ということもよくあるのですが。
でもこれは間違いなく桜の一種でした。
木の幹が桜でしたから!
青空に映えてきれいだったなあ。
さてわたしたちが出かけた町は、リッチモンドパークに近い住宅地。
何があるというわけではないのですが、強いて言えば人の生活がある町で、なんだか落ち着くんです。
このハイストリート(商店街のようなものかな)を中心に、家がずらりと並んでいます。
東ロンドンに住んでいた頃、車でこの道を通って友人の家に行くことが何度かあって、その度に、なんだかあったかくていいなあと思っていました。
暮らしのぬくもりがあるからかな。
家族経営や独立系の店が多いのも嬉しいのです。
モダンな感じのカフェから長く続いていそうな金物屋さんまで、それぞれのカラーを感じられて楽しくて。
この日は一度行ってみたかった独立系のおしゃれカフェに入ってみました。
イタリア製と思われる黄色いかっこいいエスプレッソマシンが置いてあって、市内だったら若者でいっぱいになりそうな店。
でも住宅地ではわれわれ世代のお客さんも多かったので、安心して入れました。
ははは、中高年だっておしゃれカフェに入ってみたいのよ。
その後はハイストリート沿いにお店を冷やかしながら散歩。
お、こういう建物は珍しい。
並んでいる10軒ぐらい、ドアとよろい戸がすべて違う色で塗られていました。
イギリスの建物にはよろい戸はあまりないので、南欧風♪ と勝手に妄想して楽しみました。
さらに近くのパブでお昼を食べて、スーパーで食材の買い出しをしてこの日の散歩は終わり。
春を感じた、のどかな日曜でした。
(たぶんヒヤシンスかクロッカスの鉢植え。
球根から出た葉のなんと伸びやかなこと!)
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