デヴォンの夏休み2023、最後は人気作家アガサ・クリスティゆかりの町トーキー

10月に入って、日本の暑さもそろそろ収まるかという時期ですが、残っていた夏休みシリーズの最終回にお付き合いください。

前回までは夏休みにデヴォン州に住む友人夫婦に会いに行ったお話をしていました。



トーキーの町は有名作家ゆかりの土地とお話ししましたが、ご存じの方も多いでしょう。
その作家とはアガサ・クリスティ。
名探偵ポアロやミス・マープルなどの人気キャラクターを生み出した彼女は、ミステリの女王と呼ばれていますね。

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海辺の広場には彼女の胸像もありました。
クリスティはトーキーの町で生まれ育ち、その後、作家とした大成功を収めた後もトーキー郊外に別荘を持って、この町を愛したようです。

クリスティ作品は大好きなので、いつかこの町に行ってみたいと思っていました。
でも今回は急に行くことになった上、滞在も1泊と短かったので、とりあえず雰囲気だけでも味わおうと覚悟を決めて行きました。

博物館をはじめ、クリスティゆかりの場所が町のあちこちにあるのですが、それも次回におあずけ。
今回は雰囲気をざっとご紹介しますね。

とはいえ、1泊の宿はせめてクリスティにちなんだ場所をということで、彼女が2度目の結婚の新婚旅行で泊まったホテルを選んでみました。
わけありの再婚だったので、甘い新婚旅行というより、人目を避けての滞在だったという話もあるようです。

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ホテルの名前はグランドホテル
トーキーの繁華街ではなく、鉄道の駅からすぐの場所にあって、そのあたりも何か事情を感じますよね。

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クリスティが泊まった1930年代からは改装されていますが、改装は古い建物や内装が活かされる形で行われた印象です。
当時ほど華やかとは言えないのかもしれないけれど、雰囲気はじゅうぶん伝わる感じ。

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部屋からは海も見えて、単純ですがわくわくしちゃいました。
ちょっとしたテラスもついていて、プールや海をながめることができました。

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繁華街から少し離れているので、宿泊客はホテル内のレストランで食事をする人も多かったようです。
かくいうわたしたちも、優雅なシャンデリアの下で晩ごはん。
といっても、夏の盛りだったので、まだまだ明るいんですけどね。

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バーにもアールデコの雰囲気がありました。

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夜は暮れゆく空と海をながめながらぼーっとしていました。
シンプルなイルミネーションは実はちかちかと動いていて、テレビやネットを見るよりずっと楽しいのでした。
クリスティにゆかりのある場所だと思えば、なおさらに!

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朝ごはんも同じレストランで、やはり海をながめながら。
前の日は薄曇りでしたが、この日はすっきり晴れてよい気分でした。

こうしてトーキーの町にいたら、やっぱり郊外のクリスティの別荘も見たくなりました。
そこで、計画外ではあったのですが、ナショナルトラストが管理するグリーンウェイに急遽寄ってみることにしました。

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クリスティの作品を熱心に読み始めたのは中学生の頃だったでしょうか。
その頃から行きかった場所に思いがけずに行くことになって大興奮したわたしは、なんだか不思議な写真しか撮れませんでした。
建物全体の写真を撮ればいいものを、なぜか建物裏口とおみやげのスイーツって。

ちなみにスイーツの缶の写真は、このグリーナウェイの見どころのひとつ、ボートハウスです。
今回は時間が限られていたのと、急に雨が降ってきたのとで、行くのはあきらめたので、せめて写真だけでもとでも思ったんでしょうね(自分のことですが覚えていなくて)。

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それでも、もともと家を見るのが好きというのもあって、邸内は舐め回すように見てしまいました。
上の写真は図書室。
人形やチョコレートも出されていて、まるでまだ人が住んでいるかのような演出にぐっときました。
他の部屋も同様に、家がいきいきして見えたことが、ファンとしては嬉しかったです。

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ひゃー、かわいい鏡。
ひとつひとつを、ほとんど触れるくらい間近に見ることができます。

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こちらは寝室の奥にあった大きなクローゼット。
優雅ですなあ。
ここも、まるでクリスティがまだ人が暮らしているかのようでわくわくしました。

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じゃーん、クリスティのデスク。
でもここは休暇のための家なので、クリスティがここで小説の執筆をすることは基本的になかったそうです。
書いたとしたら、手紙程度だっただろうという話でした。

このグリーンウェイはトーキーから車で1時間もかかりません。
ただ、国道から大きくそれて、緑の中の細い道をずいぶん走ってやっと到着するので、田舎道に慣れないと運転に少し時間がかかるかも。
何せ車がすれ違えないほど細いので、反対方向の車と鉢合わせしたら、どちらかがバックして道をあけなければならないのです。
夫よ、運転、ありがとう。

トーキーの町ももっとよく見学したいし、グリーンウェイも本格的に見てまわりたいので、この辺りには絶対にまた行くつもりです。
幸い、デヴォンの友人夫妻は「いつでもおいでー」と言ってくれているし、友人に会うついでに自分の興味も満たせるということで、今から次回を楽しみにしています。

長い間、夏休みの報告におつきあいいただいて、ありがとうございました。

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(やっぱり花の写真を撮っちゃうわたし。
グリーンウェイで見たあじさいは、金平糖みたいにかわいらしく見えました)


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by londonsmile | 2023-10-02 23:08 | イギリス国内旅行 | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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