「戴冠式の公式プロジェクト、ザ・ビッグ・ヘルプアウトでボランティアをしよう」ニューズウィーク日本版 World Voice更新しました

ニューズウィーク日本版 World Voiceのブログを更新しています。
今回は、戴冠式の公式プロジェクトとして発表されたボランティア活動のお話。

え? 戴冠式とボランティア?
すぐにつながりませんよね。 
わたしもそうでした。

でも実は、ボランティアにはわたしの知らなかったパワーがあるそうなんです。





それにしても、戴冠式の公式プロジェクトとしてボランティア活動と言うのは面白いなと思います。
長年ボランティアの力を信じてきたチャールズ国王だからこそのアイディアかもしれません。

母であるエリザベス女王は評価も人気も高かったので、昨年亡くなるまで、チャールズ国王のことはそれほど伝わっていませんでした。
情報はもちろんあったのでしょうが、少なくとも特にロイヤルファミリーのファンというわけではなく、ふつうに暮らしているわが家にはあまり伝らなかったかなと思います。
わたしが知っていたのは、せいぜい環境問題の大切さを長年訴えていることくらい。

でも即位や戴冠を機会にさまざまな報道があって、国王はこれまでに数多くの問題に取り組んできたことがわかってきました。
(というか、ロイヤルファミリーって大変ですね)

ロイヤルファミリーに特に興味はなくても、エリザベス女王のファンではあったので、チャールズ皇太子(当時)を見るめも、なぜか謎に女王目線になっていた気がします。
たとえば戴冠式で気が進まなそうな表情をときおり見せていた国王に、「しっかりしなさいよ、世界中が見てるんだから」と思ってしまったのですが(スミマセン)、まったく余計なお世話で。汗

それに気づいてから、少し国王を見る目が変わってきました。
君主制反対者が増えているのも(ダイアナ元妃とのことを除いて)チャールズ国王個人に理由があるわけではないし、物価高騰のこんな時期に74歳で即位した彼には、お疲れさまです、うまくいきますように、と言って差し上げたい(これまた余計なお世話)。

これからは、また違う視点で国王の動きを追ってみたいと思います。

最後にせっかくなので、街で見かけた戴冠式の飾りを少し。

「戴冠式の公式プロジェクト、ザ・ビッグ・ヘルプアウトでボランティアをしよう」ニューズウィーク日本版 World Voice更新しました_e0114020_22185617.jpeg


4月の終わりにオックスフォードで見た花屋さんのディスプレイ。
写真で見るとリアルですが、この衛兵さんはもちろんニセモノで、それどころかダンボールのようなものでできた簡単なものです。
ロンドンにはまだあまり飾りがない頃だったので、目に新鮮でした。


「戴冠式の公式プロジェクト、ザ・ビッグ・ヘルプアウトでボランティアをしよう」ニューズウィーク日本版 World Voice更新しました_e0114020_22180031.jpeg

戴冠式仕様の2階建てバス。
英国の4つの国の国花が描かれています。
数台しかなかったので、これを見ると宝くじに当たった気分になります。笑
わたしが見たのはこれ一度きりでしたが。

「戴冠式の公式プロジェクト、ザ・ビッグ・ヘルプアウトでボランティアをしよう」ニューズウィーク日本版 World Voice更新しました_e0114020_22182404.jpeg

最後は大型小売店マークス&スペンサー(M&S)の戴冠式グッズの一部。
こちらはビスケットのコーナーです。

フォートナム&メイソンをはじめ、高級店でもさまざまなグッズが出ていましたが、庶民的な価格でそれなりのオリジナル商品を手に入れるのはM&Sが一番という気がします。

本当は、戴冠式グッズは左下の白と紫の缶のみ。
他は普段でも売っているおみやげ用ビスケットなんですが、こうして並べると、つい欲しくなっちゃいませんか?
うまいぞ、M&S!

大通りに出ていた国旗も少し残っていて、まだ戴冠式の余韻が残るロンドンです。


**************************************
今日もお読みいただいてありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援ありがとうございます。


にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報
にほんブログ村



人気ブログランキング
Commented by 浜須ホイ at 2023-05-26 20:18 x
更新お疲れさまです。超・遅~いコメントで済みません。

英国王戴冠式の中継を視聴しました。厳かで善いですね。時代に即して多様性にも配慮されていました。
戴冠式仕様の2階建てバスがあるとは!!薄い青色のラッピングは新鮮に映りました。何かイメージされているのでしょう。グッズ類も含めて結構力が入ってますね。

ところでご存知の様に先日、広島サミットがありました。来日されたスナク英首相が東京ではお忍びで焼き鳥屋に行ったとか、広島ではお好み焼き作りにトライされて、なかなか気さくな方だと好い評判でしたよ。

また、海外ニュースで視たのですが、日本のお笑い芸人の”とにかく明るい安村(ロンドンでは”TONIKAKU”)が、オーディション番組で評判だったそうですが、見たことありますか?
Commented by londonsmile at 2023-05-28 00:22
*浜須ホイさん*
コメントありがとうございます。戴冠式、ご覧になったんですね。日本人は皇室の儀式も見慣れていますが、西洋風というのもまた違った趣で興味深いですよね。

スナク首相、王室より裕福なご家庭らしいのですが、そのことが邪魔になっているようで、親しみやすさをアピールしたのかな、なんて思いました。あときっと、在日英国大使館もずいぶん情報提供したんでしょうね。

私はそのテレビ番組自体はふだんは観ていないのですが、話題になったとTwitterで知りました。ご本人が日本のテレビでお話しされたところでは、テレビ局の編集も上手だったそうで、ますます大ウケしたように映っていたようですね。安村さんのように、あまり言葉が必要ない芸風の方は、もっと海外にチャレンジしてほしいなと思います(お笑い、大好きです。笑)。
by londonsmile | 2023-05-17 22:26 | ニューズウィーク/World Voice | Trackback | Comments(2)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


by londonsmile