こちらはコースの2品目に出てきた季節の盛り合わせ。
きれいでしょう?
しかも、凝ったもの、おいしいものばかりなのです。
アラカルトもありますが、このお店ではコースがやっぱりおすすめ。
この日は女性ばかりの集まりだったので、いちばん小さなコースを選びました。
いただける品数が減るのは残念ですが、その分、ひとつひとつをたっぷり味わうことができました。
盛り合わせの前に出た「とりかぼちゃのポタージュ」は、なぜか写真を撮り忘れていたのですが、これまた絶品。
おいしいからもう少しいただきたいけれど……と、欲張った気持ちになるところで終わるのがいいんですよね。
前菜として完璧です。
そして次は淡海地鶏むねのたたき。
鶏のたたきなんてイギリスでは食べないし、和食屋さんでも今のところメニューに見たことはないのです。
日本に帰ってきたなあと感じられて感激でした。
そして最初の写真の盛り合わせの後は、名物のとりすき焼き。
ぐつぐつぐつ。
写真を見ているだけで、おいしさが頭の中に蘇ります。笑
とり辛すき焼きという少し辛い味付けのものも選べたのですが、ここは基本の味付けで。
お店の方が上手に作って、いろいろな部位が煮えた順に取り分けてくださいました。
楽ちん〜。
この日は学生時代の友人6人の集まりで、中には20年ぶりぐらいに会う人もいたこともあって、かしましい話が止まらかったのです。
だから鍋の煮え具合を気にせずに、お酒とおしゃべりに集中になれたのはありがたかいことでした。
お店の方の慣れた手捌きを見ているのも楽しかったです。
このお店は料理長さんはじめ、みなさんフレンドリーながら丁寧で気持ちよいサービスをしてくださいます。
まったく同じ形でなくても、見習って日々の生活に取り入れたいなあと毎回感じます。
鍋にご飯を入れてしめてもらった後は、お楽しみのデザート。
このお店はデザートもおいしいんですよ。
コロナの規制もあって今は種類が限られているようですが、セロリのシャーベットがあったら、ぜひぜひお試しください。
セロリ? シャーベット?
不思議な組み合わせだとお思いかもしれません。
でもね、さわやかなセロリの味とほんのりした甘みが絶妙で、わたしは「脳にガチンと響くおいしさ」だと思っています。
なんでしょうね、脳が驚いて、「え、そんな!」「この組み合わせ?」「あ、おいしい!」と衝撃を受けている感じ。
セロリ嫌いの夫もおかわりをした、伝説のシャーベットです。
(と言いながら、ほうじ茶のプリンとか酒粕のアイスクリームとか、おいしいものはいろいろあります)
同窓会あるあるですが、学生時代の友だちと集まると、気持ちが一気にその頃に戻りますね。
先生や同級生の噂話や、毎日歩いた通学路やよく通ったお店の話をしていると、気持ちはすっかり学生に戻ってしまうのに、少しすると転勤とかお子さんの受験とか介護という話題も始まって、やっぱり時間は過ぎたんだなあと変に感心したりして。
それにしても、人柄というものは何十年経ってもあまり変わらないものだなあと、ひとりひとりの友人の顔を見て思ったことでした。
若くて至らなすぎた自分を知っていてくれる人がいるって、なんだか安心できて、ありがたいですね。
そんな風に思うのも、やっぱり歳を重ねたからでしょうか。
美しくておいしいもので再会の場を盛り上げてくださった、それがしさんにも感謝です。
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