どうもすっきりしないお天気のロンドンです。
1日中グレーの空が広がったり、朝には青空が見えても午後から雨になったり。
先日は1日に何度も晴れたり降ったりを繰り返した挙句、夕方には空が破けたかのような豪雨。
恐ろしく大きな音を立てて雨が降っていました。
そのうちに雷も鳴りだし、一時的に雨がヒョウに変わったりしてドラマチックだったので、「聖書的な天候」なんて報道されたくらいです。
聖書的、という表現がキリスト教文化の国ならではでおもしろいですね。
気温もずっと低めで、5月になってもまだ朝晩、わが家では暖房を入れています。
やれやれ、5月はイギリスでも爽やかなイメージなんですが。
それでも! 今年もカウパセリの季節がやってきました。
少し出てきたと思っていたら、雨が降った後にいつの間にかわーっと広がっていました。
カウパセリ(cow parsley)は、日本ではシャクとかヤマニンジンと呼ばれているそう。
そういえば葉がニンジンっぽいのです。
ウィキペディアによると葉は山菜として、根はヤマニンジンとして食用になるということですが、イギリスではカウパセリを食べるという話はあまり聞きません。
同じ種類なのかなあ。
それとも昔は食べていたのかなあ。
しかしなんといってもカウパセリの大きな特徴は繊細な白い花です。
特にたくさん集まると、レースを敷いたようなかわいらしい風景になるのです。
わたしが生まれて初めてこのカウパセリを見たのは、今の家に引っ越してきた翌年の初夏でした。
たくさんのレースが夕陽に照らされてきらきら光り、鮮やかな新緑の中で風にゆらゆらと揺れて、まるで夢を見ているようでした。
映画かなにかの中で、何かの表紙に別の世界に迷い込んじゃった時のような感覚。
都会っ子丸出しですね。笑
でも、ある時わっと一気に広がって、短い間だけわたしたちの目を楽しませた後に茎ごと消えてなくなってしまうというカウパセリは、夢のような植物と言えるのかもしれません。
そして次の年にはちゃんと同じ場所に戻ってきてくれるというのも嬉しいところ。
カウパセリが咲くと、初夏なんだなあとしみじみ思います。
だからもうちょっとあったかくなるといいなあ。
これを書いている時にも、空が一気に暗くなって雷雨になりました。泣
でも実はカウパセリは、晴れた日には白がまぶしすぎてうまく写真に写ってくれず、曇りの方がべっぴんさんに写ります。
雨上がりはしっとりきれいだし、雨が似合う植物なのかもしれませんね。
先日行った市内のリージェンツパーク。
きっちり設計された公園も、カウパセリがあるだけで野生味あふれて見えませんか?
次回は、最近にしては珍しく晴れたリージェンツパークでの初夏の様子をお伝えしますね。
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