2月も終わりに近づいて、クロッカスが満開になりました。
クロッカスは春を告げる花のひとつですよね。
公園や道端にずいぶんうわっているのですが、球根なので冬にはまったく見えなくなる。
そして早春に突然、足元をぱっと華やかにしてくれる嬉しい花です。
わが家から2分ぐらいの空き地に、毎年クロッカスが咲くので、2月になるとそわそわしています。今年も1月の終わりぐらいからちょくちょくチェックしていたのです、まだこんな頃から。
これはもう2月に入っていたかも。つぼみも膨らんでいて、あと少し暖かい日があったら一気に咲くのに、というところで雪が降ったりして。
でもクロッカスは雪にも負けないんですね。お隣に住んでいる園芸好きのエバによれば、雪は冷たい雨より花にやさしいのだそう。花にふんわり当たって、そこで温度をある程度保てるのだそうです。なるほど。世の中には知らないことがまだまだまだまだ多いなあ。
つぼみがつき始めてから3週間近く経った暖かい日、家の窓からぼんやりとうす紫色が見えたので急いで行ってみると。
咲いてた!
小さなクロッカスは、やはり群生していると見ごたえがありますね。まさに花畑、という感じ。
子どもたちも大喜びですが、おーい、そこの女の子、花を摘んじゃだめだよー。
こんなにたくさんあるんだし、野生の花なんだし、子どものすることなんだけれど、どうもこの国の人たちは野の花、特に小さい花を摘むことに厳しい気がします。
別の日に見に行った時には、地面にひとつふたつ、ちぎられたクロッカスが落ちていたのですが、通りがかった近所のおばあさんが、「まあ、誰かしらねー、いたずらねー」としかめっ面をしていました。
やはり野におけ蓮華草、ということでしょうか。
ロンドンが都会だからかな。
わが家のあたりは「都会」ではありませんが!
群生もいいけど、ひとつひとつじっくり見てもかわいい。
みずみずしい色もすてき。
クロッカスはたいてい柔らかい紫、ピンク、鮮やかな黄色で、これもまた春らしいんですよね。
花びらの形がかわいらしいから、横から見てもかわいいですね。
ちょうど西日が反対から当たっていたので、太陽の光に透けた感じもきれい。
暖かくて明るい春が来る知らせというだけで、うきうきしてしまいます。
春の訪れ、待ってましたよ、今年は特に!
外にいられる時間が長くなれば散歩にも出やすいし、人が歩いている姿を見る機会も増えますからね。
基本的に外に出ないロックダウンでは、他の人がいる! というだけでけっこう感激するのです。
ラッキーなことにわが家はフラット(集合住宅)暮らしなので、敷地内を歩く人を見かけることは多いのですが、それでも散歩に出て人とすれ違うと嬉しくなります。
昨日はまた首相が今後の予定を発表して、3月8日に学校再開、お店や美容院が開くのは4月12日、パブやレストランが開くのは5月17日、全ての規制が解かれるのが6月21日、ということになりました。
それもうまく数字が下がり続ければ、の話。
ワクチンの接種は順調に行っているようですが、だからといって浮かれて規則を破り始めたら、またやり直しになりかねません。
どうせ1年も我慢したんだから、あと少しがんばりたいものです。
文字どおり真っ暗な時期が過ぎて明るい季節がやってきたので、気持ちも少しは明るくなれる、はず!
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