深まる秋、迫り来る第2波

早いもので、10月ももう半ばですね。

秋分の日も過ぎて、ロンドンでは1日ごとに昼間の時間が短くなっています。
朝は7時でもまだ薄暗いくらい。
暗い時間に起きて、朝ごはんを食べて、仕事を始める冬の足音が聞こえるようです。

そんな季節でも、気持ちを明るくしてくれるのは鮮やかな紅葉。

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「黄葉(こうよう)」という言葉があることをつい最近知りました(恥)。
イギリスをはじめヨーロッパ全般に赤よりは黄色くなる葉が多いので、この言葉がまさにぴったりですね。

写真はこの前、「今年も来ました、初秋の風物詩、がーん、ごーん!」でも書いたマロニエの木です。

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わが家の窓からはマロニエの木が2本並んで見えるのですが、今年はなぜかこの2本の個性がはっきり出ていておもしろいのです。

春は左の木だけがぐんぐん葉を伸ばしていたので、右の木を少し心配していたのですが、夏になると右の木がものすごい勢いで追いあげて実も先につけ、さらにその実はこれまで見たこともないほど大きくなりました。
左の木も実をつけましたが、遠目に見ても右の子に比べると小さくて数も少なめ。
やがて実がほとんど落ちて葉が色づき始めると、今度は左の木の方が先にきれいなからし色に染まっています。
(この色を見て、あるいは「からし色」と聞いて、竹内まりやのSeptemberを口ずさんでしまう方は同世代♪)

ほんの数メートルしか離れていない木なのに、こんなに違いが出るのはおもしろいなあと思います。
なぜか今年は個性がはっきり、と先ほど書きましたが、やっぱり今年は家にいて外を眺める時間が長いから気づきやすかったのかもしれませんね。

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マロニエの実は残念ながら食べられませんが、殻から出たばかりはぴかぴかできれいなので、つい拾ってしまいます(夫は突然「男の子」になって、かたっぱしから実を蹴ろうとします)。
家に置いておくとクモが家に入らないと言われているので、この大量の実は夫の娘2人にプレゼント。
2人ともクモが大の苦手なんだそうです。

ちなみに真ん中あたりにあるイガイガは、早い時期に殻ごと落ちていたのを拾ったもの。
乾燥してくると自分でぱっかり割れるということも今年初めて知りました。

外を歩いても、すっかり秋が深まっています。

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この真っ赤な蔦がからんだお家、すてきでしょう?
「アガサ・クリスティー(のミステリー小説)に出てくるような家」と名付けて、勝手に想像をたくましくしています。
ひなびたカントリーハウスに住むちょっと変わり者の上流階級の夫婦(ワケあり)、とか。笑

何度か写真を撮ってみたのですが、本物の美しさにはまったくかないません。
この季節、わざと何度も通りかかってはうっとり見つめてしまうお宅です。

緑地もすっかり秋模様。
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色づいた木々に囲まれて穏やかな気持ちで過ごせたら本当に嬉しいのですが、実はイギリスにもコロナウィルスの第2波が迫ってきています。
今夜にもジョンソン首相が会見を行うのですが、周りのヨーロッパ諸国でも規制が強まっていることだし、再ロックダウンに入る可能性もあるのでは? とさえ言われています。

終わりが見えないってなかなか大変ですねぇ。
気をつけることは気をつけて、あとはできるだけ黄葉を見てなごやかに過ごして行こうと思っています。

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(少しだけ朝日があたって輝く黄葉。どんよりしていても、これだけで気持ちが盛り上がります)


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Commented by 浜須ホイ at 2020-10-18 01:33
ロンドンの黄葉もなかなかきれいなものですね。
また蔦のからまった家も鮮やかに写りました。確かに名探偵ポワロのドラマに現れそうな風景です。

以前、そのポワロについてのブログ記事がありました。私も何度か視聴しました。ロンドン編というか市内編が好みです。ミス・レモンやヘイステイング大尉とのやり取りやロンドンの風景が善いですね。ただ、ドラマの内容については解決が鮮やか(過ぎる?)なのと、結末の意外性はよいのですがときどき後出しの事実や動機があるときはしっくりこなかったり、納得できないときが残念に思っていました。
 
お聞き及びかと存じますが、日本では娯楽や観光業を応援しようという動きがあり、県境を越えた人の移動や各地の人手が増えてきましたが、感染者再拡大の惧れもあって油断できない状況です。
英国も感染拡大で大変と伝えられています。感染症対策とお身体には充分ご注意なさいます様。
以上
Commented by londonsmile at 2020-10-19 23:58
*浜須ホイさん*
こちらに引っ越してきた時には紅葉が少なくて寂しく思ったのですが、黄葉もきれいですよね。

ポアロの番組、ご覧になりましたか! そうなんです、あの番組はミス・レモンやヘイスティングが出てくる初期がわたしも特に好きです。仲良しな感じがいいですよね。
内容については面食らっちゃう時もありますよね(笑)。でもそれはクリスティーの謎とき自体が奇抜というか突拍子もないトリックだったりするので(笑)仕方ないんですよねー。実はわたしは街並みや人の服装や会話にみとれていて、あんまり謎ときを気にしていないので、それほど気にならないのですが!

秋になってコロナウィルスの第二波があちこちでやってきているようですね。浜須ホイさんもどうぞお気をつけてお過ごしください。
by londonsmile | 2020-10-13 00:12 | Trackback | Comments(2)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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