世界のどこにいても、落ち着かない毎日をお過ごしだと思います。
わたし自身も、やるべきことはあるのに気持ちがあっちこっちに飛んでしまい、なかなか集中できません。
医療の知識も技術もない自分にできることは、家にいて、せいぜいサポートが必要な周りのお年寄りの手伝いをすることだとわかってはいても、そわそわします。
そんな時、「#こんなときこそ花を」という運動を知りました。
卒業式などのイベントの中止で、花の注文が大幅にキャンセルになっているそうです。
けれども、花の成長は待ってくれない。
もう咲くところまできちゃってるんですから。
こういう時、損害を受けるのは花を育てている農家なのだそうです。
だから花を買って生産者さんを助け、自分も花の力に癒されようというのが「#こんなときこそ花を」の運動です。
(後で書きますが、日本の両親の誕生日に送ってもらったアレンジメント。
お店の方にお願いして、発送前に撮ってくれた写真を使わせていただきました)
わたしがこの運動を知ったのは、フローリストの谷口敦史さんのインスタグラムの投稿でした。
谷口さんは日本とパリで活動されている方で、いつもインスタグラムで美しい花の写真にうっとりしていたんです。
空気感があるというか、ふんわりといい意味で適当に乱れていて自然で、色使いもすてき。
(谷口さんのインスタグラムのアカウントはatsushi_taniguchi、谷口さんのお店「アイロニー」のリンクはこちら↓をどうぞ。)
花の生産者さんをサポートする動きは農林水産省などでもあるようで、東日本大震災の時にも花の力で癒されようという運動があったようですね(知らなかった!)。
谷口さんは、「ハッシュタグをつけて自宅の花をインスタグラムに投稿をすると、抽選でアイロニーの美しいブーケが当たる」という試みを始めて、他の花屋さんにも協力を呼びかけていました。
わたしも早速応募しましたが、あえなく撃沈。笑
でも少しでも何かしようと思い立って、日本の家族の3月の記念日に花を贈りました。
もちろん、アイロニーさんにお願いしましたとも。
アイロニーさん初体験でした。
そのアレンジメントのひとつが最初の写真です。
なにかと不安な時期にやってきた両親の誕生日(歳は違うものの2日違い)なので、元気の出る色で優しい雰囲気で、とお願いしたら、イメージどおりのすてきなアレンジメントになりました。
注文はネットでできますが、返信は自動送信ではなく、担当の方のお名前が入ったメールで入ってきて、とても丁寧な印象を受けました。
希望についても色のトーンまで細かく聞いてくださって、ありがたかったです。
両親へのプレゼントの前に、妹夫婦の結婚10周年にも(これは妹の撮影)。
思い立ってからあまり時間がなかったのですが、希望の配達日を知らせたら、少し無理して当日に間に合わせてくださいました。
まったくありがたい!
この時の希望は「甘くなりすぎないように」。
すぐ返信のメールがあって、「発送まで時間がないので色が限られますが、大丈夫ですか?」と細やかな配慮がありました。
こうやってひとつひとつ大切に作っているんですね。
妹によれば、届いたアレンジメントには使った花の種類がすべて手書きされていて、花の持ちもずいぶんよかったそう。
こだわりが感じられて、花好きとしては本当に嬉しかったです。
こんな風に書くとまるでお店の宣伝のようですが、全然そうではないので、念のため。
単なる花好きとして、業界や世の中のことを考えるフローリストさんがいて、花を大切に届けてくれる花屋さんがあることが嬉しかったのです。
落ち着かない毎日、もしお花が好きなら、ご自宅に飾ってみると気分が明るくなるかもしれません。
あるいは大切な人のお家を明るくしてみるのもいいですね。
ぜひ、#こんなときこそ花を。
(じっくり見ていると、花って時間が経っても楽しめるんですよ)
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