怒涛の社交ウィーク、すべてのイベントが終わってほっとしています。
考えてみたら2週間にわたっていたので、ウィークじゃなくてウィークスだったのね。
ということはおいといて。
日曜には住んでいるフラット(集合住宅)の人たちで集まるサマーピクニックがありました。
今年も企画と当日の設置を担当しました。
といっても実際にやることは、日程を決めて管理人さんと管理会社に連絡、あとは当日の設置と後片付けぐらいなので、本当に大したことはないのですが。
今年も人が集まってくれて、わたしも楽しい時間を過ごすことができました。
午後には青空が広がりましたが、朝起きたときには雨だったのです。何日も前からずっとチェックしていた天気予報では、雨なんてまったく書いてなかったので焦ったのなんの。
だって雨の時にどうするか、ちゃんと考えていなかったんです。汗
たぶんフラットにある屋根付きのスカッシュコートに移動することになるとは思っていましたが、コートに行くにはわりと急な階段があるのでお年寄りには行きにくくなります。
それに、せっかく夏なので、やっぱり外の方が感じが出ますし。
というわけで、朝のうちに雨がやんでくれて本当にほっとしました。
さて、会場の準備、準備。
今年もポスターで「少しはこちらでも用意するけど、カップやフォークを持参していただけるとありがたいです。エコでいきましょう!」とアピール。
かなりの人が自前のフォークやグラスを持ってきてくれました。
まあ、家がすぐそこですもんね。
ちなみに写真左にちらっと写っているのがこの前お話しした今年95歳のパキスタンのマダム。
この日もすてきなお召しものでした。
手に持っているのはお手製のパパダム。
自家製チャツネも甘酸っぱさがやさしくて、おいしかったです。
わが家が持って行った飲み物は、母が作ってもたせてくれた梅酒と、友人がケントで作っているサイダー(りんご酒)。
梅酒は珍しいからか、なかなか人気で、「おいしいね、お母さんによろしく!」と何人かに言ってもらいました。
ちなみに前から思っているのですが、梅酒ってどうしてプラムワインって言うんでしょうね。
ワインと言うにはアルコール度が強くて、ちょっと誤解をうむんじゃないだろうか。
この日も、ひと口飲んで、おお、強くてパンチが効いてるね! と驚いてた人がいたんです。
日本酒をライスワインっていうから、そのノリでそう呼び始めたのかしらん。
食べ物も順調に集まりました。
今年は手作りの品が多かった気がします。
イギリスでは、持ち寄りパーティーに出来合いのものを持って行くのも決して珍しくありません。
最初の頃こそ驚きましたが、今はそういう文化なのだと理解したので、それはそれでいいと思います。
でもやっぱり、手作りの食べ物が集まると、会話のきっかけにもなるし、思いがけないものが食べられたりして楽しいですよね。
出身の国のお料理を作ってきてくれた人も多かったので、なかなかインナーナショナルな雰囲気でした。
今年は例年より集まった人がすこし少なかったのですが、なんと言ってもこの日はウィンブルドンの男子決勝の日であり、クリケットのワールドカップの決勝もあり(イングランドが優勝!)、F-1まであったりしたので、その割には集まった方じゃないかと思います。
次回はせめてウィンブルドンの決勝とは重ならない日にしないと!
このフラットは分譲も賃貸もあるのですが、賃貸で住んでいる若い男性3人組が参加してくれたのが嬉しかったです。
ビールを数本とポテトチップを持って現れた3人、20代前半ぐらいかな。
全員がどことなくはにかんだ感じで礼儀正しく、飲み物や食べ物を勧めてもなかなか手をつけないんです。
かわいいなあ。
自分の息子といってもおかしくない若者を前にして、「どこの出身なの? ほらほら、食べなさいよ」とおばちゃん口調で話す自分に気づき、なんだか新鮮な気持ちになりました。笑
英語を教えるJETプログラムで、1年間福岡に住んでいたというイギリス人の若い男性とパキスタン人の奥さんにも初めて会いました。
このフラットにはもうひとり日本人の女性が住んでいて、彼女もJETプログラムで日本に住んでいた男性と結婚したんです。
ちょうどそのご夫婦も近くにいたので、日本の話でしばし盛り上がりました。
日本を遠く離れたところで、こんなことになるなんて、おもしろいですね。
今年特筆すべきことは、管理組合の人に、インタビューのようにあれこれ質問されたことかな。笑
このピクニックは何人かの奥さんたちの提案で5、6年前に始めて、わたしはそのひとりに過ぎず、しかも人についていっているだけでした。
それが仕事が忙しくなって抜けた人あり、引っ越して抜けた人ありで、わたしひとりになったのです。
お話をした管理組合の役員さんは割と最近引っ越してきたので、そんな経緯をご存じなく、それで質問を受けたんですが、何の仕事してるの? 管理組合についてどう思う? とか、あんまり関係ないことも聞かれて、ちょっと緊張しました。
このフラットに住んでいる人たちは全体に感じがよくて、道端で会うとにっこり笑って挨拶してくれる人が多いんです。
それでも100戸を超える大世帯となると、同じ建物に住んでいるとか、歳の近いお子さんがいるとか、何かのきっかけがないとなかなかちゃんと話さないもの。
だから、こういう機会にご近所さんとちょこっとでも話ができるのはやっぱりいいことだなと思います。
特に家にいることが多いわたしの生活では、ご近所さんはとても大切な存在ですし。
というわけで、これが先週の日曜日。
怒涛の社交ウィーク、次回はいよいよラスト、最後にして最大と言ってもいい難関、和食でおもてなしの巻です。
緊張しました〜!
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