お屋敷を改装したホテル、森の散歩編

さて、お屋敷を改装したホテルBarnet Hill Hotelのお話、引っ張っておりますが、これで最終回です。

前々回はお屋敷の建物、前回はフォーマルなお庭を紹介したので、今回は丘の斜面の森に入ってみましょう。
野生の森かと思うほど自然が残っていますが、お屋敷(今はホテル)の敷地です。

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早春のモクレンもまだ残りつつ、春の花や木の芽の勢いが感じられる森でした。

フォーマルなお庭の芝生から、おりていきますよ。
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足元にはモクレンや椿の花びらが。

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斜面でも、建物に近いところは、まだ人の手で植えられた木がたくさんありました。

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シャクナゲ、アゲイン。
花束のような形で咲くのが大好き。

少しずつ下に降りていくと、おや、足元にきれいな青紫色が。
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ブルーベルの花です。

在英日本人の間では「イギリス版の桜」とも言われているブルーベル。
森の中にひっそり群生する姿は幻想的で、ブルーベルの名所にはこの時期になるとたくさんの人が集まってきます。
と言っても、日陰ができるような大きな森に咲く花なので、日本のお花見のような混雑はありませんが。
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ひとつひとつは、ヒヤシンスのような、色は違うけどスズランのようなお花。
確かヒヤシンスと同じ種類だったと思います。
色も形も大好き。

ちょうど今日、BBCのニュース記事で読んだところでは、世界のブルーベルの約半数は英国に生息しているとのこと。
そしてこんなにまとまって咲くのは英国だけで、他の国では珍しい花なんだそう。

この青紫の小さな花、群生すると霞んだように見えて、本当に幻想的なんです。
この森ではちょうど道なりに咲いていたので、散歩もブルーベルに導かれるような気分。

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こんな森の中ですが、たまに人の手で作られたものが顔を出して、ああ、ここはお屋敷のお庭だったんだっけ、と思い出すのでした。
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でも振り返ると、こんなに森の中。
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道らしきものが一応あるので、なんとなくそれに沿って歩きました。

途中、ごそごそという音を何度か聞いたので目を凝らしてよく見たら、うっそうと茂る木の間に野生のシカがいました。
しかも2度に分けて、3頭も。
人間には慣れていないようで、わたしたちを見つけると、あちらからささっと歩き去ってしまいましたが、まさかシカに会えると思っていなかったので大感激。
心が和みました。
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この辺りには、「シダの丘(Fern Hill)」という札が立っていました。
確かにシダが多い。

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最近、やはり在英日本人の方々の間で、「イギリスでワラビが摘める」という話をよく聞くのですが、こういうのがそうなのかなあ。
摘み時があるようなので、やたらに手を出せませんが(だいたいここはホテルの私有地だし)、すごく気になります。
今度、お友だちによく聞いてみよう。

などと思いながら、結局1時間ほど歩くと、急に開けたところに出ました。
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わー、立派な八重桜。

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そしてここはもうホテルの門から建物に向かうドライブウェイだったのでした。
ある意味、お庭ですね。
お屋敷が建てられた当時から、きっと馬車用の道路が整えられていたと思いますが、周りにはかなり自然な雰囲気で植物が植えられていました。

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わー、もうツツジが咲き始めていますね。
ツツジのつぼみってかわいい!

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ドライブウェイから玄関の辺りまでは、夕食前にもちょっと歩いてみました。

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夕陽とはいえ、この秋のような写真はいったい!笑

この木はモミジとかカエデの一種だと思うのですが、実は新芽の時から赤いんです。
昼間に撮った写真の方がわかりやすそうです。
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ね、春なのに赤いでしょ。
英語ではcopper(銅色)と言ったりします。

最初から赤いと、秋にはどうなるんでしょうね。
日本にもこういう木あるのかなあ、なんて日本に想いをはせているうちに日が暮れました。

というわけで、ロンドン郊外のお屋敷を改装したホテルの様子、なんとなくわかっていただけたでしょうか。

わたしは高級でもモダンなホテルに泊まるより、ちょっとぐらい改善の余地があってもこういう趣あるホテルに泊まる方が断然好きです。
それはきっと、前にも言ったように、のんびり時間が流れていた頃の優雅な時代を感じることができるからだと思うんです。
何と言ってものんびり屋なので。
それと、恥ずかしながら、どこかでお屋敷とかドレスとかに憧れているかも、とも思います。笑

ともかく、そんな非日常を楽しませてくれるお屋敷ホテル、ここでなくても、機会があったらぜひ体験してみてくださいね。
宿泊しなくても、食事やアフタヌーンティーをすれば、建物を見て回ったり、お庭を散歩したりできますよ。


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Commented at 2019-06-03 16:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by londonsmile at 2019-06-04 06:11
*鍵コメ2019-06-03 16:22さん*
ご連絡ありがとうございました。
そちらにメールしましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
by londonsmile | 2019-04-29 01:10 | イギリス国内旅行 | Trackback | Comments(2)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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