クリスマスはどう過ごされましたか?
イギリスではクリスマスはお正月に当たるくらいのビッグ・イベントなので、行事にそれほどかまわないわが家でも、やはりクリスマスらしい日になりました。
わたしの印象では、日本とイギリスとはお正月とクリスマスがちょうど入れ替わっている感じです。
日本では、クリスマスは恋人や友達と過ごす日で、お正月は帰省する人も多くて家族で集まる日。
イギリスではちょうどその反対で、クリスマスは帰省したり家族や親戚で集まったりする日で、大晦日は友達とパーティーして過ごす日。
そして元日ゆっくりしたら、2日ぐらいから仕事を始める人も多いのです。
まあ、その前にクリスマス前後にたっぷり休んでますからね。笑
今年のクリスマスは、夫が静かに2人で過ごしたいというので、夫の家族にはクリスマス前に会うことにして、当日は2人だけで迎えました。
まず朝起きて一番にすることは、プレゼントを開けること。
もらったプレゼントはクリスマスツリーの下に置いておいて、当日に開ける習慣なのです。
当日にいっぺんにいろいろもらえるのって、ちょっとお年玉みたいですよね?
クリスマスプレゼントは、子どもだけじゃなくて、大人もしっかりもらえるけれど。
今年いちばん嬉しかったのは、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツという美術館の1年間のメンバーの資格。特別展の入場が優先されたり、割引(あるいは無料)になったり、会員専用のレストランやカフェにも入れたりという特典が使えるようになります。
この美術館はあまり知らないので、これを機会に来年はたっぷり楽しもうと思います。プレゼントしてくれた友だちはアートに詳しい人なので、一緒に行っていろいろ教えてもらうのも楽しみ♪

プレゼントを開け終わったら朝ごはんを食べて、夫はクリスマスのご飯を作るためにキッチンへ。
「手伝うよ」とちゃんと言ったのですが、一人でやると言い張るので、お願いしちゃいました。
そしてわたしは引き続きパジャマのままで、BBC放映のクリスマス礼拝の番組を見ました。
この番組、北イングランドのランカシャーにある教会からの中継だったのですが、とてもおもしろかったんです。
クリスチャンではないので、わたしはふだん教会に入るのはちょっと気が引けるし、礼拝をしていたら中には入りません。
だから、こういう機会にテレビで礼拝の様子が見られるのは興味深かったし、まして普通の教会だったらなおさらです。
というのも、有名な大きな教会だったらロイヤルファミリーの結婚式や式典で見る機会がありますが、普通の教会はあまり見られないからです。
聖歌隊も地元の人たちが平服のままで歌っていたのですが、よく紹介される有名な教会のものとはまた趣が違って、やっぱり地方の普通の教会だな、というレベルなのが、また本当にほほえましくて。
ちゃんと上手なんですよ。でもCDになるほどのレベルではないので、いえ、それだからこそ、普通の人の暮らしを垣間見られた気がして嬉しかったのです。
あちこちの有名な教会に比べると、きっと小さい教会なんだと思うのです。
でもこじんまりながら装飾が凝っている感じがわたしはとても好きでした。
BBCの撮影チームは教会を撮るのが上手だといつも感心するのですが、この教会もいろいろなアングルから撮っていて、さらに魅力的な建物に見えました。
おもしろかったのは、教会内にブラスバンドが入っていて、一部の聖歌の伴奏をしていたこと。
北イングランドはブラスバンドが有名なので、土地柄なのかなあと思うのですが、教会にブラスバンドが入っているのは初めて見ました。
この地域ならではの習慣かもしれませんが、それが見られたのもなんだか嬉しい。
この教会拝見みたいな感じも、お正月になると急にお寺のテレビ番組を見ちゃったりするのと似ていませんか?
お正月には歴史ある建物とか古いお寺の紹介をよくテレビでもやっていますよね。
わたしの中では、伝統的な行事だから伝統的なものを、という考えになるのかなと思うのですが。
その後は、やはりテレビで映画『ウォレスとグロミット』や古いコメディを見たりして、だらだらするわたし。ああ、これこそクリスマス!笑
これはわたしだけじゃなくて、夫の家族やテレビのコマーシャルを見ていても、そういう感じなのです。
まさに日本の元日の感覚でしょ。
そしていよいよ、お昼ご飯ができましたよ。
クリスマスのご飯はお昼に食べるのが一般的なんです。
お正月のおせちは、実家ではブランチのような時間に食べていたので、これもわたしの中ではお正月に似ているポイント。笑
最近ヨークシャープティングがうまく焼けない! とスランプだった夫。
今日はうまくいきました。
ちなみにチョコレートケーキ用の型を使ってみたのがよかったのだとか。
そしてクリスマスのごちそう。
切り分けちゃいましたが、お肉はローストした七面鳥、それに赤いクランベリーのソースがつきものです。
ローストした野菜はニンジンとパースニップとポテト。
その上にマッシュポテト(イモ率高いです・笑)、茹でたブロッコリー、グリーンピース、芽キャベツ(芽キャベツもなぜかクリスマスにつきものなんですよ)。
そしてヨークシャープティング。
こういう決まったものを食べるというのもおせち料理に似ています。
そしてデザートには、やはり決まりもののクリスマスプディング。
せっかくなので伝統にのっとって、ブランデーでケーキに炎をともしてみようということになりました。
まずはこうしてスプーンに入れたブランデーを火の上で温めて、それから少しスプーンをずらして火をともします。
お鍋でフランベするみたいな感じでしょうか。
そしてそのブランデーをそのままプディングにかけると……
プディングの上にちょっとだけ炎が上がっているのが見えるでしょうか?
一般には、この準備をキッチンでやって、炎が出た状態で暗い部屋の中をテーブルまで持ってくることが多いようです。
わが家はご飯の時間が早めだったせいか、まだまだ外が明るくて、炎が見えにくかったのがちょっと残念。
でも急に思いついただけにしては、よくできた方だと思うことにします。
ちなみにクリスマスプディングにはドライフルーツやスパイスやお砂糖がたっぷり入っていて、わたしにはちょっと強すぎる気がして、あまり得意ではありませんでした。
告白すると、実はこれまで縁起物だと思ってちょっと無理して食べていました。
ですが、今回食べたこのプディングは、本当においしかった!
甘みも控えめだったし、スパイスの香りもちょうどよく、これまでで最高のクリスマスプティングでした。
ああ、幸せ。
その後は毎年恒例の女王様のスピーチを午後3時から見て、さらにまたテレビの映画を見たり、もらったプレゼントの本をめくったり、友だちにプレゼントのお礼のメッセージを送ったりしているうちに、あっという間に夜になりました。
ね、このゆるい過ごし方、本当に元日みたいじゃありませんか?
今年は直前まで本当にバタバタしてしまったので、こんなゆるいクリスマスの1日を過ごせて本当によかったと思っています。
こんな日もたまにはいいですよね。1年に一度ですもの。
*追記:今回はクリスマスプディングにスプーン1杯分のブランデーしか使いませんでしたが、SNSなどで見たお友だちの動画ではお鍋でたっぷり温めたブランデーをかけているものがずいぶんありました。
やっぱり派手に燃やすにはブランデーたっぷり、がいいみたいです。
それから、クリスマスのご飯もディナーの時間にするお家もずいぶんあることが今年判明。
わが家は夫が故郷のヨークシャーで子どもの頃に経験した習慣にしたがっているのですが、それぞれの地方や家庭によっていろいろみたいですね。
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