今日は、そのまま歩いて着いた隣り合わせのハイドパークと、そこで見たアートのお話。
実はこの日は、これを見るためにここにやってきたのでした。
ケンジントン・ガーデンズでは、雨でスコットランドのダンスが早めに切りあがったりしていたのに、その後はお天気が持ち直して、ますます気持ちのいい土曜の午後でした。
さて、ケンジントン・ガーデンズとハイドパークを隔てているのは、サーペンタインの池にかかる橋でしたね。
前回の写真とは反対側のハイドパークから見た橋。
手前にはやっぱり杭の上に鳥が1羽ずつとまってますね。
まさに人気のスポット。よっぽど居心地がいいのかな。
そしてここでハイドパーク側を眺めてみると
お、何やら遠くにハデなものが見えますね。
でも、水鳥もかわいい。
ロンドン中の公園の水辺には、本当にいろいろな水鳥がいて、初めて見たときには大興奮でした。
恥ずかしながら、アヒルとか白鳥なんて動物園にいるものだと思っていた都会っ子なので。
この写真の鳥は、日本ではオオバンというようですね。
日本では名前さえ聞いたことがなく、でもこちらにきてからよく見るので、cootという英語を先に覚えました。
白鳥も本当によく見かけます。
意外に大きくて驚きますが!
この方は、なんだか不思議なポーズで毛づくろい中でした。
足がひょいとあがっていて、ユーモラス。
いえいえ、そうじゃないですよね。
気になっているのは、向こうに見えているハデなもの。
これは、ブルガリア出身のアーティスト、クリスト・ヴラディミロフ・ヤヴァシェフが制作したThe London Mastabaというアート作品なんです。
9月初旬までという期間限定で、ドラム缶7506個を積み上げたもの。
タイトルにあるmastabaというのは、古代エジプトの墳墓なんだそう。
なるほど、言われてみればピラミッドにも似てますよね。
(日本人的には、富士山に見えるような気もしますが!)
環境への配慮にこだわっていて、使われた資材は環境に優しいものだし、解体後も英国内でリサイクルされるそうです。
もちろん、このアートは大人気で、写真をとる人、続出。
わたしも何枚も撮りました。
歩いて近くにつれて色が微妙に変わって見える気がして、その辺はきっと計算されているんでしょうね。
アーティスト自身は、これで何を感じるかは見る人の自由、と言っているそうですが、なんとなくわたしの頭の中に浮かんだのは「夏だ、楽しもう!」でした。笑
もともと人がたくさん出ているハイドパークですが、このカラフルなアートがあることで、通る人がみんな、楽しそうにしているように見えたから。
ハデでポップな色使いだからこそ、人をわくわくさせる何かがあるような気がします。
横から見ると、こんな感じ。
これを積み上げる作業は大変だったでしょうね。
遠目なので大したことがなさそうに見えますが、ひとつひとつは大きなドラム缶なんですから!
アートの横も、ボートに乗って嬉しそうな人たちがスイスイ。
暮らしの一部にアートがあるって、いいですね。
たまに水鳥の大群に襲われそうになっているボートもありましたが、キャーキャー騒ぐ声もなんだか楽しげでした。
お天気のいい夏の日に、水とボートと鳥と、向こう岸にはカフェ。
ああ、気持ちいい!
池沿いを歩いて行くと、土曜の午後を満喫している人たちでいっぱい。
このデッキチェア、有料らしいとは聞いたものの、どういう仕組みになっているのか気になっていたのですが、この日初めて、こんな価格表を見かけました。
時間制なんですね。
1時間で300円ぐらい。
思っていたより高くありませんでした(なにせロンドンは物価が高いので)。
とはいえ、どこにもお金を払うところがなかったので、とりあえず座っていると、料金を徴収する人があちらからやってくるんだと思います。
なんとものんきですね。
こんなデッキチェアがあちこちにあるんですよ。
イスラムの女性も座っておしゃべり。
何度も言ってしまいますが、この日はほんとに人が多かったのです。
こうして散歩している人もいれば、さっきの写真のように、ローラースケートで踊っている人、自転車に乗った人なんかもいるし、デートしているカップル、小さな子供を連れた家族連れ、お年寄りのグループ、観光客、それぞれに人種も入り混じっていて、なんだかもうごちゃごちゃ。笑
東京の上野公園を思い出し、ちょっとホームシックになりそうでした。
それとも、ホームシックになりそうになったのは、ごちゃごちゃしていたからではなくて、家族や友達と楽しそうにしている人たちをいっぺんにたくさん見たからかな。
わたしも夫と一緒でしたが、夫婦2人では「家族」というほどではないですからね。

池の周りとぐるっと回ってカフェのところにきても、さっきの巨大アートが見えています。本当にこれ、夏の間で終わりなのかな。ちょっともったいないような気もしてきました。笑
大好きなシュウメイギク。
これも、日本いる間にはあまり知らなかった花でした。
コスモスよりも和風な感じがして大好き。
英語名を調べたら、いくつかあるうちのひとつがジャパニーズアネモネでした。
やっぱり日本に関係があるんだ! と喜んだのですが、原産は中国のようですね。
初秋に似合うはかない感じが好き。
あと、長く咲いているのもいい。
と、花を愛でつつ、そろそろハイドパークにさよならです。
オールドブロンプトン・ロードに向かって歩いていきます。
ハイドパークにさよなら、と思ったとたんに、こんなジャングルのような風景が。
日光が思いのほか強くて、写真ではわかりにくいのですが、小さな滝のようになっていて、水が下に落ちていました。
高い木の多いこのあたり、木陰な上に水辺になっているので、どこかしっとり、ひんやりしています。
あら、これはなんの花でしょう?
生まれて初めてみた花です。
名前をご存じの方がいらしたら、ぜひ教えてください!
華やかな形なのに、草花らしくひっそり咲いていて、なんとも愛らしかったんですよ。
こうしてハイドパークは最後の最後まで楽しませてくれたのでした。
本当に幸せな土曜の午後は、やっぱり週末くらいは遊びに出かけなくちゃダメだよ、と、わたしたちに教えてくれたのでした。
はーい、もっと遊びに出かけまーす!
(これはフクシャの一種でしょうか。
淡いピンクで描かれた縦線が美しかった♪)
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