楽しみ盛りだくさん、土曜日のケンジントン・ガーデンズ

土曜日は、ハイストリート・ケンジントン方面に用事があったので、午後はこの辺をぶらぶらしようということになりました。

用事を済ませて向かったのは、ケンジントン・ガーデンズ。
ハイドパークと隣り合わせになっている王立の公園で、ハイドパークの西側にあります。

ロンドンといえばハイドパークが有名ですが、ここも美しいんですよ。
本当に久しぶりに行ったのですが、さすが土曜日、ふらりと立ち寄っただけなのにいろいろな催しに出会って、のんびりした週末らしい午後を過ごすことができました。
この日初めて知ったことも多くて、思いのほか有意義な時間になりました。

今日はご一緒にケンジントン・ガーデンズに出かけましょう。
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(大きな木の並木道って、「ヨーロッパの公園」っていう感じがしませんか? わたしだけ?笑)

朝は晴れていたのですが、怪しい曇が出てきたってきちゃったなーと思いながら、地下鉄ハイストリート・ケンジントン駅側から公園に入りました。
左手にケンジントン宮殿(あとで出てきます!)を見ながら歩いていると、あれあれ? なにやら楽しげな音楽が聴こえてくるじゃありませんか!
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わー、大勢の人が踊ってる♪

スコットランドの民族音楽の生演奏に合わせて、公園でフォークダンスのようなものを踊っていました。
スコットランドにはイングランドとは違う、ケルト系のダンスがあるのです。

マイクを持ったおじさんが「はい、左、右、左、右、そこで輪を作って〜」を指導しながら、曲の合間に「誰でも参加できますよー。無料ですよー。楽しんで行ってくださいね」と周りに声をかけていました。
ちょっと体がムズムズしたのですが、一緒にいた夫はなによりダンスが苦手な人。
わたしが踊りたいと言ったら行かせてくれるだろうけれど、200%の確率で「ここで待ってる」と言うと思ったので、まあ、この日はあきらめました。

でも、満面の笑みを浮かべたり、ちょっと戸惑った顔をしたりしながら、息を弾ませて踊っている人たちを見るだけで、十分に楽しかったのです。
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キルトをはいたおじさんも。
単なるスカートではなくて民族衣装だとわかっているのに、キルトをはいた男性って何度見てもかわいいと思ってしまいます。

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生演奏はアコーディオンとバイオリンでしたが、バグパイプを持っている人もいたのです。
演奏もしたのかな。

ダンスを見ている間に、空がどんどん暗くなり、とうとう雨が降り出しました。
「あー、雨が降ってきたので、今日はこれでおしまい! また来週ね〜!」とマイクのおじさんが言っていたので、どうやら毎週やっているらしいとわかりました。

帰ってきてから調べてみたら、このサイト(←クリック!)に次回の予定が載っていました。
9月1日(土曜)の午後2時から4時までだそう。
気になった方、ぜひいらしてみてくださいね。
ダンスの集まりをしているのは夏の間だけのようです。

ダンスを見て心が躍ったあとは、またハイドパーク方面に向かいました。
楽しいダンスを終わらせた雨は、あっという間にやんでしまって肩すかし。
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大きな池、ラウンド・ポンドの向こうに見えているのがケンジントン宮殿です。
以前は故ダイアナ妃もお住まいだったところで、今はウィリアム王子とケイト妃ご夫妻がお子さんたちと一緒に住んでいます。

宮殿側はこんなに怪しいお天気なのに、反対のハイドパーク側を見ると、この青空。
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こういうことはよくあるんです。
ロンドンのお天気は本当に山のよう。

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やがて見えてきた立派なブロンズ像は、19世紀の英国のアーティスト、ジョージ・フレデリック・ワッツの作品。
ロンドン南東の郊外、コンプトンという小さな町には、ワッツが晩年に住んで工房にもしていたワッツ・ギャラリーがあるんですよ。

さらにハイドパーク方面に歩いていくと、あれ? なんだか手を不思議な形にして立っている人が。
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あれれ? おじさんの手にはなにか乗っていますね。

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この人たちの手にも、なにかがとまってる!
この緑色は、もしかして!?

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わー、やっぱりオウムです。
でもなぜロンドンの公園にオウムが!?

実はロンドンには意外にオウムが多いのです。
飼われていた家から逃げ出した鳥が、その後うまく繁殖したのだそうで、わが家の近くでもよく見るのです。
たいてい何羽かグループになっていて、大きな声で鳴いているし、何より鮮やかな緑色の体が目立つので、割と簡単にわかるんですよ。

それにしても、人の手に乗っている姿は初めて見ました。
大人も子どもも、楽しそう!

餌付けされて集まっているようで、オウムだけではなくて周りには鳩もたくさんいました。
何かの拍子で鳩が一斉に飛び立つと、襲われそうで怖いくらい!

オウムがいつもこの辺りにいるのかどうかわかりませんが、この日は、ケンジントン宮殿からハイドパークに向かったところにある池(サーペンタイン)の手前でした。
野生のオウムが本当にロンドンにいるの? とご興味のある方、ご自分の目でオウムを確かめてみてくださいね。
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さて、にぎかなオウムたちを離れて、またハイドパークに向かって歩きます。

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途中、さっきも見えていたロングウォーターの池の水に行く手を阻まれるので、ここは左側に回ってみましょう。
また何か見えてきましたよ。
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これはピーターパンの像なんです。

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ピーターパンの本を書いたジェームズ・バリーがこの近くに住んでいて、1912年に寄贈したものだそうです。
プレートには「ピーターパン、大人にならない男の子」と書いてありました。

このピーターパンは、ディズニーの映画とはイメージがずいぶん違いますね。
でもこれの方が古いので、作者のイメージはこっちに近かったのでしょうか。

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ピーターパンから、そのままロングウォーターに沿って歩きます。
橋がないので向こう岸に渡れないのです。

ケンジントンガーデンは本当に街のど真ん中にあるのですが、まるでカントリーサイドにいるかのような自然をたっぷり堪能できます。
特に水辺は心も解放されて、ゆったりおおらかな気持ちになれる気がします。
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水辺によくこういう木の杭が打ってあるのですが、だいたい鳥が1羽ずつとまっているんです。
それがなんともかわいくて、同じような写真をもう何枚も撮っています。

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今年は雨が少なかったので、あまり豊作ではなさそうと言われているブラックベリー。
この赤い実がこれから黒く熟れて、おいしくなるのです。

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そして見えてきたのがイタリア風の建物や彫刻、噴水とともに整えられたイタリア庭園。

実はこんなに端まで来たのはお手洗いのためでした。
広い公園なので、こういう情報もなかなか貴重でしょ。笑

この建物近くのカフェの裏あたりにあります。
20ペンスと有料ですが、まあ、困るよりいいでしょう。

ちなみにここの辺りは地下鉄ランカスター・ゲート駅に近く、道路もすぐそこなので、公園の外に出ればカフェやパブもあると思います。

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さてイタリア庭園に戻ると、噴水の水が届かない場所は緑の藻がびっしり。
そこで水鳥がのんびりしている様子が、とてもほのぼのとしていました。

庭園をぐるっと回って、池の反対側に渡り、再びハイドパークに向かって歩き始めます。

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大きなマロニエの木になにやら提灯のようなものを下げている人たちが。
アートのインスタレーションでしょうか。
写真を撮ったり、提灯を手でつついてみたり、木の下にいる人たちがすごく楽しそうでした。

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ピクニックしている人もいましたよ。
ただお日さまにあたりながら、食べたり飲んだりおしゃべりしたりする。
これも週末らしい過ごし方ですね。

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この辺りはまた森と言ってもいいような自然の残るエリア。

池の向こう側にいる時からお散歩姿を見かけていたワンちゃん2匹が草むらで休憩しているのを発見。
グレイハウンドかな。
草の色とすっかり保護色ですね。

よく見ると、飼い主さんはそばの木陰でお昼寝中でした。
本当にカントリーサイドにいるような光景です。

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先ほど、向こう側からも見えていたこの彫刻は、日本でも有名なヘンリー・ムーアの作品だそう。

こんなにあちこちとアートが配置されていたことを、この日初めて知りました。
アートをめぐる散歩もできそうですね。

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さて、この橋が見えてきたら、ここから先がハイドパークだそう。
この区切り方も今回初めて知りました。

実はこの日ここに来たのは、ハイドバークにある期間限定のモノを見るためだったのですが、すでに長くなってしまったので、また次回にハイドパークをご紹介しますね。
夏季限定のモノとは何だったでしょう??

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(イタリア庭園近くで見かけた大好きな花。
初めて名前を調べてみたのですが、「瑠璃玉アザミ」の一種かな。
不思議に光る色も大好きなのです)


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by londonsmile | 2018-08-30 09:12 | ロンドンにお出かけ | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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