日曜日にクリケットを眺めた後は、出かけたついでに買い物もしておこうと、夫と一緒に最寄りのハイストリート(商店街)に行ってきました。
わが家からハイストリートに行くにはゆるい坂を下ることになっていて、その先にテムズ川があります。
ハイストリートに向かっている途中、ふと見るとテムズ川の上あたりにぽこぽこときれいな雲が♪
川の上は水分が多いので雲が出やすく、お天気さえも変わりやすいと、ロンドンに来て知りました。
テムズ川のすぐ向こう側で雨が降っていても、こちらは晴れていることもあるんですよ。
移住してすぐに住んでいた東ロンドンでも、やはり川の上だけ変わった雲がかかっていることがよくありました。
雲を見るのが好きなのんきなわたしたち、ハイストリートで買い物をする前に、やはり川の方まで行ってみることにしました。
イギリスで暮らすようになって日本との違いに気づいたことのひとつが、雲。
日本に比べて空気がとても乾燥しているからなのか、全体の気候のおせいなのか、日本では見たことのないような繊細なタッチの雲が見られるのです。
こんな雲、日本にいた時には西洋画でしか見たことがなかった、というようなデリケートそうな雲。
触ったらふわっと溶けてしまいそう。
日本の雲は、もうちょっとしっかりしているというか、質感が重い気がしませんか?
もちろん、イギリスの雲の方が美しいと言っているわけじゃなくて、単なる違いの話なのですが。
こういう雲を実際にこの目で見た後には、美術館で見る絵画にも、より親しみを覚えてしまいます。
橋の上には、ちょうど階段のような雲。
右肩上がりで、気分も盛り上がります。笑
そして、これ、これ!
この底がぺったんこの雲は、イギリスに来て初めて見た雲の形。
消え入りそうではかなげな質感と、見たことがなかった形とがあいまって、わたしにとってはとても印象深い雲の形でした。
「でした」というのは、この記事を書くのに、ちょっと調べてみたら、日本にも雲の底(「雲底」というそうです)が平らなものはあるようなんです。
日本にいたときには見たことがなかっただけなのね。
平らな雲底は、「同じ空気が上昇して、空気中の水蒸気が同じ高さで水の粒になって」できるそうなので、川のような地形にはよくあるのかもしれません。
あと、川の上だと障害物が少なくてはっきり見えやすいしね。笑
そういえば、最初にこの形の雲を見たのも、前の家のテムズ川の近くでした。
住宅地に入っても雲から目が離れません。笑
よく言われるように、まさに「綿をちぎったような雲」。
下から見上げると、底がちょっと暗くなっている部分もありました。
上の方のまぶしい白さと比べたときのコントラストがまたおもしろいですね。
この日は本当に絶好の雲日和(?)でした。
以前、夫が「青い空もきれいだけど、雲があるともっとおもしろいよね」と言ったことがあり、目からウロコが落ちた思いでした。
そしてその日以来、わたしも雲を眺めるが好きになったのです。
この話にはちょっと続きがあって、夫はそのあと、「人も、いいところばかりじゃなくて、ちょっとクセがあった方がおもしろいと思うんだよねー」と言ったのです。
繊細な雲、入道雲、ウロコ雲、雲底が平らな雲。
それぞれに良さがあって、人によって好き嫌いもある。
本当に人間みたい!
そういえば、好きな人であればあるほど、「もう、しょうがないなあ」と思うところがまたかわいかったりしますよね。
青空じゃない部分も受け入れてしまった方が、さらに楽しく付き合えるということかもしれません。
そう思ってからは、人付き合いも楽になった気がします。
わたし自身だって青空のときばかりじゃなく、モクモクの入道雲や、カミナリを落としそうな黒い雲を持っていることもあるんですから、お互いさま。笑
そして、イギリスで困ったことがあったときにも、目を半分つぶって、まあ、青い部分もあるしねーと思うことにしています。
ここ(クリック♪) にも書いたように、激しい恋をして住むようになった国なので、長い年月が経った今、もう夫婦のようなものなのです、イギリスとわたしは。
(あちらはどう思っているかわかりませんが!)
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