偶然出会ったヒュー・グラントにスターのオーラを見た

つい昨日、インディアンサマーで暑いんですよーと話したばかりなのに、今朝は朝から大雨でした!笑
肌寒いというほどでもないけれど、雷も鳴ったりしてかなり本格的な雨。
もう夏も本当に終わりそうです。

さて、話は変わって!
まだインディアンサマーだった時のこと。
おもしろい場面に出会ったので、今日はその時のお話をしますね。
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お天気がいいと道行く人もニコニコしている気がして、それも晴れの日の良さだと感じます。

さて、この日、私はロンドンの中心部で日本のお客さまをご案内していました。
そしてお連れしたお店を出て歩き始めた時、ふと私の目の中に何やら見慣れたお顔が飛び込んできたんです。

あれ? この人、知ってる。
えっと、あれ? でも、まさか・・・ヒュー・グラントだ!

最近はすっかりおじさま風になったとはいえ、甘いマスクでたくさんの女性を魅了してきたイギリスを代表する俳優のひとり、ヒュー・グラントさんでした。
日本でも大人気ですよね。

私も映画『フォー・ウェディング』を見てすっかり恋に落ち(笑)、彼は私の初代「イギリスの王子さま」だったんです。笑
その後、私がやはりイギリスの俳優コリン・ファースに出会って、彼が二代目王子さまになるまで、ヒュー・グラントはかなり長い期間、私の王子さまとして、そしてイギリスへのあこがれの象徴として、私の心の中の大切な場所に住んでいました。

言ってみれば、私にとって彼は究極のあこがれの存在だった人。
そのヒュー・グラントが今、目の前に???
一瞬、事情がわからなくなって呆然とし、その間に頭の別の部分ではヒューと過ごした若い日のあれこれが走馬灯のように。笑

路上で固まった私を不思議に思ったお客さまが「どうしたの?」と聞いてくださったので、やっと私は我に帰り、小声で喘ぐように「ヒュー・グラントが!」と答えたところで、また少し落ち着くことができました。

と、ここまではよくある「有名人に会っちゃったー!」自慢なのですが(笑)、この時の様子がおもしろかったので、ぜひお話したいと思ったのです。
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(最近すっかり「ダメ男」役が多いヒュー・グラント。笑
6年前の映画ですが、実際のヒュー・グラントさんはこのお顔の印象に近かったなあ。
私はドリュー・バリモアも好きなので、この映画、かわいらしくて好きでした)

ヒュー・グラントさんは一人で道を歩いていました。
両側がお店になっている商店街のようなところで、車もあまり通らない道だったので、その場にいた人は、ほとんど彼に気付いていたんじゃないかと思います。

でも、誰も彼に近づいていく人はいませんでした。
どうしてでしょう?

ひとつには、もともとイギリスでは、有名人に会ってもあまり人が騒がないということもあると思います。
これまでラッキーなことに何度かロンドンで俳優さんや有名な方を偶然お見かけしましたが、いつも「みんなわかっているのに誰も話しかけない」という状況でした。
すれ違いざまに、おやっと驚いたような顔をしたり、ふふっと微笑んだりするくらい。笑

まあ、しつこいパパラッチもたくさんいますし、例えば仕事で映画の舞台挨拶に出る俳優さんなどには、みんなキャーキャー言っていますが、一般には「有名人にもプライベートな生活がある。自分にもプライバシーがあるように」という考えが強いと感じます。

そんな土壌がありつつ、さらにヒュー・グラントさんの場合は特別おもしろかったのです。
彼はかすかな微笑みを浮かべて歩いていました。
それは、みんなに見られていることをよくわかっていて、それに少し照れているような微笑みでした。

そしてその微笑みは、「そうそう、僕、ヒュー・グラントなんだよ。知っててくれるの? ありがとう。でもあなたはここで僕に話しかけたりしないよね? そうでしょ?」と、驚くほどはっきり道行く私たちに語りかけていたのです。
何の根拠もありませんが、その通りを歩いていた人たちはみんな、彼の微笑みにそう説得されたと私は確信しています。

若い頃からハンサムな俳優として活躍し、世間の大注目を集めていた彼は、その間に彼なりに世間との付き合い方を身につけたのかもしれません。

それにしてもなんという表現力。
これを「スターのオーラ」と言うのなら、それは私が思っていたよりずっとずっとすてきなもののようです。
威圧的でも傲慢でも卑屈でもなく、彼はとても自然に「ヒュー・グラント」でした。

大スターは、いろいろな意味でやはりすごいんだと、感激した出来事でした。
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(インディアンサマーとはいえ、もう枯葉も落ち始めています)

そして長年の憧れだったヒュー・グラントに実際に会えたことで(正確には「偶然見かけた」ですが・笑)、なんとなく、私のロンドン生活もひと区切りついたように感じました。
夢の中にいたヒューが実在するんだから、私もいつまでもお客さん気分で夢の中に漂っていないで、毎日精一杯生きよう♪ なーんて思ったりして。
ちょっとオオゲサですが、ヒュー・グラントが私の目の前を歩いて行ったほんの数秒の間に、私はちょっと大人になった気がします。笑

ちょうどヒュー・グラントが通り過ぎたあたりで、横断歩道のところで止まっていた自転車の黒人のお兄さんと目が合い、「見た? 見た?」と目くばせし合ったのも楽しい思い出。
よーし、明日からまた頑張るぞー!

みなさんもどうぞ良い週末をお過ごしください♪
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(この日の夕焼けはとってもきれいでした♪)


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Commented by irino at 2016-09-17 08:31
ビル・ナイさんにつづいて、ヒュー様! うらやましい。私もヒュー→コリンとはまりました。そしてドリューも好きな女優さんです。日本ではひさびさに、ヒューとドリューの映画が近々公開されるので、楽しみにしています。
ドリューのは、2015年公開の「Miss You Already」という女友達の話。ヒューのは、メリル・ストリープと共演の「FLORENCE FOSTER JENKINS」という音痴の奥様を大歌手にしてしまうお話。
ヒュー様のオーラ、 見てみたい。 
「ノッテイングヒルの恋人」の逆バージョン、妄想したな〜 ロンドンだとそんなことが起こってしまいそう!
ロンスマさん、次はもしやコリン様?
Commented by londonsmile at 2016-09-17 17:17
*irinoさん*
おお、irinoさんもヒュー→コリン派でしたか! コリン・ファースの人気も根強いですよね。そしてドリュー・バリモアも。趣味が合いそうですね。
Florence Foster Jenkinsは、こちらでも公開されて話題に成っていました。見逃したままになっているので、DVDを手に入れなければ。
ヒュー・グラントを見かけたのは私にとって大事件で、なんとなく新しいステージが始まる気がしています。
Commented at 2019-08-06 21:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by londonsmile at 2019-08-08 17:24
*鍵コメ2019/08/06 21:04さん*
コメントありがとうございました。長い間見てくださっているとのこと、ありがとうございます。
すっかり忘れていましたが、これこれ、ありましたねー。実はこの後、もう一度グラントさんをお見かけしたんですが、小さいお子さんと一緒で、周りのお店を指さしながらおしゃべりしている普通のお父さんでした。
エミリー・ワトソンさん、もちろん知ってますよ。渋いですねー! 彼女こそ人ごみに紛れてしまいそうなのに、よくわかりましたね!
イギリスの道端ではわーわーと騒がれないものの、人に見られるお仕事、あるいは表現するお仕事をしている彼らにはやはり何か光るものがあるのかもしれません。
よかったらまた遊びにいらしてくださいね! ありがとうございます!
by londonsmile | 2016-09-17 02:49 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(4)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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