芸術エンターテインメント、シルク・ドゥ・ソレイユのAmaluna

先日、シルク・ドゥ・ソレイユのAmalunaを観に行ってきました。

わが家は普段、音楽以外のエンターテイメントはあまり行かないのです。
私は興味津々なのですが、インディーがどうも苦手のようで。

このチケットも、本当はインディーが仕事先でクリスマスプレゼントにいただいてきたのですが、興味がない!ときっぱり言うので、留学時代からのスウェーデン人の友達を誘って行ってきました。

早めに待ち合わせて軽くご飯を食べた後は、会場のロイヤル・アルバート・ホールへ。

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シルク・ドゥ・ソレイユは世界的に大人気のカナダのエンターテイメント集団。
サーカスで見るような芸も多いのですが、それをさらに高度に、より芸術的に美しく演じるのが彼らの特徴です。
超人的な体の動きをする人達の中には、元オリンピック選手もずいぶんいるとか。
日本でも「サルティンバンコ」や「キダム」など、何度も公演しているので、観にいらした方も多いと思います。

会場に入ると、もうなんだか会場自体が夢の国のようになっていましたよ。

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セットを写真に撮るのは気がひけたので、天井をパチリ。
とても幻想的でした。

開演まではまだかなり時間があったのに、すでに道化役の人達が客席を歩き回って、お客さんを笑わせていました。

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道化の二人は何か話しているのですが、たぶんどこの国の言葉でもなかったと思います。
わざとぼかして、エキゾチックな雰囲気にしてるんですね、きっと。
まさに夢の国!

今回のAmalunaは、アマゾンかバリ島かという雰囲気の熱い湿った感じの土地が舞台になっていました。
シェークスピアの『テンペスト』をベースにしているそうで、大枠でなんとなくストーリーに基づきながら、次から次へと種類の違うパフォーマンスが繰り広げられました。

えー?人間の体ってそんなこともできるの?と思う超絶な体の動きには、
素早くダイナミックなアクロバットあり、
天井から降りて来る大胆かつ優雅な空中ブランコ風なものあり、
優雅で美しいダンスあり、
しなやかな体を優雅に曲げて見せてくれるものあり、
高度なジャグリングあり、
棒に磁石が付いてるんじゃないかと疑うほど不思議な動きあり、
と、とにかく「わ〜!」「おお〜!」「ひえ〜!」と叫ぶことしかできない私。
友達とも何度も顔を見合わせたのですが、お互い言葉はなし!笑

驚くばかりの体の動きに加えて、美しい衣装、エキゾチックで迫力ある生演奏の歌と音楽、火や水や水しぶきさえも効果的に使った本当に圧倒されるパフォーマンスの連続に、舞台の天井や客席の中まで、演技からずっと目が離せませんでした。

中でも私が一番印象に残っているのは、木の棒をバランスだけで組んでいった女性でした。
足の指で木の棒を1本ずつ取り(すでにスゴイ!笑)、バランスをとってゆっくり乗せて組んでいき、最後に10本以上になった木の集まりを、これまた木の棒の上にバランスよく立たせるというスゴ技。
しかも演技者の女性は少しずつ体を回して、客席のどこからでも正面に見えるように回りながら木を組んでいくんです。
場内に大きな息づかいの声だけが流れる中、少しずつ緊張感が高まっていき、最後に木を立てるところでテンションは頂点に!
さらに組んだ木を少し揺らして遊んだ後、指でついて全部を一気に壊しました!
見せ方も上手だなあ。これぞエンターテインメント。

それにしても、一度バランスを崩したらおしまいという状況での彼女の集中力には大感激。
さらに彼女がこれを一人でもくもくと練習しているところを想像して、勝手に気が遠くなりました。
何日ぐらい、何週間ぐらい、いや何ヶ月ぐらいかかったんでしょう?
何回ぐらい失敗したのかな?
すごい忍耐力ですよね。見習いたい!

他にも次から次へと繰り広げられる彼らの妙技に、驚いて息を飲んだり、緊張で体を硬くしたり、声を出して笑ったりの連続でした。
驚くことに、どんなに激しい動きをしても、誰も息が切れていないのです。
もちろんハアハアしているのでしょうが、それを全く表に出していない。
しかもこの日は誰も一度も失敗がありませんでした。
オリンピック選手だってたまに鉄棒から落ちたりするのにですよ!
本当にプロのすばらしい演技に大感激でした。

開演の前のアナウンスでは、「フラッシュでの写真撮影や録音・録画は固く禁止されています」と言っていたので、フラッシュなしなら演技中でも撮影してよかったのかもしれません。
実際、目の前の席の人は写真を撮っていたのですが、やっぱり気がひけたので、私は写真は撮りませんでした。

代わりといってはナンですが、ネットでこういう公式ビデオを見つけたので、Amatulaの魅力、ちらりとお楽しみくださいね。




いやー、いいもの見せてもらったなあ。
帰り道に友達と、心が躍ってワクワクするショーだったね、と話しながら歩きました。
すばらしい人間の身体能力、そしてそれを音楽や美しい衣装と組み合わせることのできるクリエイティブな才能に、人間っていいな!すごいな!と思ったからかもしれません。
私自身は運動音痴だけど、いや、そうだからこそ、本当に嬉しい楽しい気持ちになった夜でした。

ロンドン公演は3月6日までだそうです。
ご興味のある方、ぜひ♪


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Commented by ひつじ at 2016-02-04 09:37
私はサルティンバンコを見ましたが、凄いとしか言えませんよね。まるでこの世の物とは思えない世界で・・・本当にただ、あぁ~とわぁ~とか言うだけで、あっという間に終わりました。
昔はビデオが売られていました。
何時も楽しみにブログを読ませてもらっています。
これからも、読むたびに心当たる事は一人うなずきながら読ませてもらっています。
チャイニーズニューイヤーは凄く派手ですよね。ロンドンではドラゴンダンスなどは街に出てきませんか?
Commented by londonsmile at 2016-02-07 17:08
*ひつじさん*
サルティンバンコ、ご覧になったんですね。本当にすごいですよね。なんて言って表現していいかわからなくて、わー、とか、おー、とか言っちゃうの、よくわかります。
ブログ、いつも見てくださってありがとうございます。
ロンドンでもチャイナタウンに行くと龍のパフォーマンスなどあると思うんですが、私は実際には見たことがないんです。あ、以前に住んでいた近所で中国の人達がたくさん集まって開かれるドラゴンボートレースの時に龍の踊り、見ました!あの時でやっていたのだから、旧正月は盛大でしょうね!
by londonsmile | 2016-02-02 02:00 | ロンドン・エンターテインメント | Trackback | Comments(2)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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