最近はすっかり冷え込んできましたが、私のジョギング、なんとか細々と続いています。
先週はあまりに寒くて10分で逃げ帰ってきたこともありましたが!
日曜日の夕方にも軽く行ってきました。
この季節、落ち葉や紅葉を楽しみながら走れるのが楽しみなのです。
私は住宅地を走るのが好きです。
第一に静かだし、車は少ないし、なんたって大好きな家をいろいろ眺められるのがたまらない。
走るのがすごく遅いというのは、周りを眺めるにはとても便利です。
イギリスの家というと、テレビに出て来るようなお屋敷を想像する方も多いと思いますが、普通の人は普通の家に住んでいます。当たり前か!
こういう普通の人が住んでいる家というのが、それぞれの個性や工夫が見られてとてもおもしろいのです。
暗くなるのが早くなってきたこの季節、夕方あたりから家の電気がつき始めるので、家の中がすこーし垣間みられるのも楽しい♪
ずいぶんおっきな時計が飾ってあるなとか、窓辺をお花できれいに飾っているなとか、この時間に通るといつもピアノの練習をしているなとか、あの家はいつもおじいさんが同じ場所で新聞読んでるなーとか。
住宅街を走る日曜日のもうひとつのお楽しみは、どこからともなく焚き火のような匂いがしてくること。
これはちょっと不思議で、いつも匂いはするものの、今のところ、まだ一度も焚き火自体を目撃したことがないのです。
焚き火の匂いがするのはたいてい日曜日。
お仕事がお休みのお父さんが落ち葉をかき集めて燃やしたりしているんでしょうね、きっと。
そうして、どこからか焚き火の匂いがしてくると、子供の頃、秋の日曜日に焚き火をしていた近所のおじいさん(おじさんだったかな?)のことを思い出します。
大きな柿の木の枯葉を掃いて集めて火をつけ、よく焼き芋なんかもやってたなー。
そんな昭和な気分に浸っていると、こんなお庭の塀が目に入りました。
イギリスではもちろんレンガの塀もありますが、郊外に出ると木の塀や植物でできた生け垣も結構多いんです。
木の塀を見る度にやはり子供の頃を思い出して、とても懐かしい気持ちになります。
そして、こういうところを焚き火の匂いを感じながら走っていると、ますます昭和な気分になっていきます。
今は落ち葉も真っ盛り。
落ち葉の色は、日本とちょっと違うかな。日本は赤い色の方が多いですよね。
でも慣れてくると黄色もすてき。
イギリスにはイチョウが少ないので、ついイチョウを思い出したりして。
秋は人をおセンチにするというのはホントかも。
♪かきねのかきねのまがりかど〜、たきびだ、たきびだ、おちばたき〜〜♪
(『たき火』作詞 巽聖歌)
「ちょっとー、何やってんのー!
歌ってないで、ちゃんと走れ〜!」
わー、怒られた!
っていうか、声に出して歌ってたたんだ、私!
昭和な気分がイギリス人に破られました。笑
はーい、先生、ちゃんと走りますよー。
走ることではインディーは大先輩なので、ちゃんと言うことを聞くようにしています、できるだけ。笑
秋の日曜日の夕方は日本を思い出すノスタルジックな時間です。
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