写真の整理ができてきたので、やっとヨークの話になります。
といってもホテル編。笑
今回の一人旅では、用事がある場所に近いベッド&ブレックファースト(B&B)を選びました。
民家を改造してホテルにしているので、まるで誰かの家に下宿して暮らしているような感覚を味わえて、3泊4日の滞在も気楽で快適でしたよ。
普通の家のような入り口。
ホテルの前は普通の民家が並んでいたので、部屋で紅茶を飲みながら窓から外を眺めるとこんな感じでした。
たしか夏目漱石がロンドンで下宿していた家もこんな雰囲気だったことを思い出し、突然、天下の文豪気分になって、一人にやにや。笑
環境的にも、レストランやお店や街の中心が近くて便利なのに、B&Bになっているのはこの一軒だけという静かな通りでした。
4日間のうち、いろいろな時間に通っても、ほぼいつも同じ窓辺で本を読んでいるおばあさんがいたりして、人の暮らしを垣間みることができたのも、落ち着いた気分になれた理由かもしれません。
この通りの人達、家をお花や装飾品できれいにしていて、観光客である私も楽しませてもらいました。
さてホテルに入ってみましょう。
入るとすぐに小さな小さな受付がありますが、そこにはだいたいいつも人がいないので(笑)、ベルを鳴らして人を呼ぶシステムになっていました。
そういうのもまた、下宿気分でよろしい。笑(階段の右下が受付です)
たぶんビクトリア時代の建物と思われるこの建物。
天井も高いし、階段も余裕をもって作られているし、優雅でいいですよね。
こちらは入ってすぐの朝食をとる部屋。
朝日が入ると、これまた美しかった♪
私は今回は朝食は部屋で簡単に済ませてしまったので、ホテルの朝食の様子はわからないのです。残念!
でもサイトで見ると、クロワッサンなんかもあったりして充実してそうですよね。
この部屋、もともとは訪ねてきたお客さんに待ってもらう部屋として使っていたのでしょうか。
ホテルになった今でも、たっぷりしたカーテンやシャンデリアを使っているので、オリジナルの頃の様子を想像しやすくて、またまた優雅な気分になれます。
では、お部屋に上がっていってみましょう。
ちょっとした飾りがあったりするので、階段回りっておもしろくて好きなんです。
この縁取りだけステンドグラスも、全部の窓が同じじゃなくて、1つずつ違う装飾かもしれません。
そして部屋に入ると、
天蓋付のベッド!
今回は条件に合うのがこのお部屋だけだったので、一人旅だけど思い切ってお姫様気分に浸ることにしました。
そして結果的には、仕事で行ったのに部屋に帰ってきても優雅な気分が味わえて、古い街、ヨークに来たんだなあとテンションも上がって、とても良い気分でした。
こういうの、大切ですね。
これからは一人でも天蓋付きベッドに泊ろう!笑
このB&Bではお部屋の他にラウンジも自由に利用することができて、ソファーに座って置いてある本を読んだり、お茶を飲んだりすることができました。
最後の日は、チェックアウトしてから荷物を預かってもらって少し街を歩いたのですが、チェックアウトの時に「もし早く戻ってきたかったら、ラウンジでお茶飲んだりしててもいいのよ」とお姉さんが言ってくれて、とても気が楽になりました。
誰も知らない街なのに、なんだか知っている人がいるようで。
もともとイギリスで宿泊するなら、モダンなホテルよりも個性のある古めの場所が好きなのですが、優雅に下宿感覚を味わえるこういうB&Bはまさに私の好みにぴったりでした。
スタッフの方もみんな親切でフレンドリーだったし、静かな環境なのに街の中心は近いし、女性一人で泊っても安心です。
もちろん街の中心にも、有名なヨークミンスター(大聖堂)を部屋から眺められるかも?というすてきなロケーションのホテルもあり、次回行くとしたらそちらにもぐっと心惹かれます。
でもやっぱりこういう気取らない感じ、イギリスらしくて捨てがたいとも思うのです。
ヨークでの宿泊に迷っている方、静かな場所がお好みだったらオススメです。
24-25 Portland Street, York YO317EH
(WiFi、全室で使えました)
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