ドーキングの町でアンティーク巡りと町一番のレストラン

晴れた土曜日に、ドーキング(Dorking)という町に行ってきました。
南西ロンドンのわが家から30分ちょっとぐらいと近く、アンティークの店が何軒かあるのが楽しい町です。
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町全体の雰囲気も、郊外らしくのんびりしていていい感じ。
古い町のようで、ハイストリート(商店街)にも歴史のありそうな建物がたくさん並んでいて、建物自体に「郵便局」なんて刻んであったりするのです。
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イギリスでは、ハイストリートにはチェーン店が多くなっていて、便利な反面、面白味に欠けがちです。
でもドーキングの町はわりと個人商店が多いようで、なんとなくそういうお店を応援する気分になって、そっちに入ってみたくなっちゃいます。
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到着してすぐのコーヒータイム。
このパンにご注目!イギリスによくある菓子パンなんですが、上にかかっているのはアイシングと言って、結局お砂糖なんです。
私なら白い部分ををぺろっと全部はがして食べるところですが、これを見たら久しぶりに食べたくなったというインディーはニコニコと完食。
甘くて頭痛くならないんだろうか???と疑問に思いましたが、その場で焼いて売っているパン屋さんだからきっと新鮮で美味しかったんだろうなと思い直して、よかったね、と言っておきました(笑)。

アンティークのお店はハイストリートからつながったWest Streetという道にかたまって何軒かあります。
その通りのサイトがあったので、ご参考まで→こちら

土曜日ということで、観光客っぽい人もいたし、お店の人と話し込む地元の人や常連さんもたくさんいました。
この前、どこからどこまでタクシーに乗ったらたった9ポンドだった!とかいう他愛のない会話を聞きながらのんびりアンティークを眺めるのも楽しいものです。
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ドーキングに来るのは2度目で、実は最初に来た時のことは詳しく覚えていなかったのですが、古い建物に入っているお店の入り組んだ造りを見て、記憶が蘇りました(笑)。
階段があっちこっちにあって、迷路のようなお店が多くて楽しいのです。
もうちょっと大きいお店だったら、迷子になるかも!

今回とても気に入ったのこの一角。
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昔の洋品店さんみたいになっているんです。かわいい!
この周りは手芸道具や古い型紙、古着なんかがいろいろ置いてあって、まさに洋品店さん風。
カウンターの中に入って、お店屋さんごっこをしたくなりますよね♪
そんな様子を見ていたら、急に古いハンドバッグかなにかが欲しくなってかなり真剣に物色したのですが、かわいいものはあまり状態が良くなかったりして、今回はあきらめました。
でも楽しかったので、また機会があったらバッグ探しをしてみたいと思います。

午前中にお店をざーっと見たところで、インディーがなんとレストランを予約していると言うんです。
あまりそういうことをする人じゃないので驚きましたが、もちろん喜んでついて行きましたよ(笑)!
なんでも「ドーキングで一番美味しいレストラン」という評判を聞いたのだそうで、これは期待が高まります♪
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お店の名前はLittle Dudley House
創業1733年という歴史あるレストランのようです。
中に入ると太い木の梁が壁や天井に出ていて、味のあるすてきな建物。
2階には広い屋外のスペースもあって、そこでもご飯が食べられるようです。

そして期待のお食事は!
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こういう古いレストランにしては、意外にもモダンな盛りつけのお料理でした。
でも考えてみると、テーブルセッティングもモダンな雰囲気ではありました。
古い建物とのギャップがいいのかも。

最初に出てきたパンは、一つ一つが小さい食パンみたいな形をしていてかわいくて、その上キメが細かくてとても美味しかったのです。繊細なお料理の予感♪
その後も期待どおり、おいしいお料理が続きましたよ。
私の前菜のバターナッツスカッシュ(ひょうたん形をしたかぼちゃのようなもの)のスープは、スパイス加減が程よく、全体に軽くて、これまでの人生で一番の美味しさ!
かなりたっぷり入っていたのですが、もっと飲みたかったくらいでした。
メインのスロークックの豚バラも柔らかくてうっとり。

大満足だったのですが、敢えて難を言えば、量がちょっと多かったかなと思います。
私だけかと思いきや、インディーもお腹がはち切れそうと言っていて、デザート命の彼がアイスクリームだけにしていました(でも食べるのか!笑)。
でも、そんなのはイギリスではよくあることだし、それより美味しいものが食べられたということが幸せでした。

美味しいお昼の後はまた少しお店を見て、目をつけておいたものを少し手に入れました。
でもこの日ゲットしたものは、このブログを見てくれている人達へのプレゼントなので、本人に渡すまで公開しないでおきますね。
ちょっとおもしろいものがあったのですよ、ふっふっふ。
少ししたらまとめて公開しますね。

アンティークを眺めてのゆったりした時間と美味しいご飯。
とても楽しい土曜日でした。
お天気が良かったのも、楽しかった理由のひとつかもね!
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Commented by よーこ at 2014-04-01 16:28 x
美味しそうなお話が続いていますね(*^^*)素敵なテーブルコーディネートですね。テーブルコーディネートはまったく出来ないし、盛り付けも下手くそなのに、お友達を招待するのは好きな私。人を招くには、トータルでおもてなししないとですよね。私も勉強したい~。遠く日本ですが(笑)
そして、レバノン料理に豚バラ料理が美味しそう~!!何よりレバノン料理の店内、ユニークですね(^-^)日本ではなかなかお目にかかれなさそうなので、興味深いです!
以前大使館の食卓というBSでやっていた番組(今もやっているかな?)で茄子のペーストを見て、美味しそうだなぁと思ったのを思い出しました!
レバノン大使館だったかどうかは忘れましたが、中東の国の一つだったとは思います!写真やエピソードからも居心地の良さが伝わってきました♪
ドーキングという町は初めて知りましたが、雰囲気の良さそうな町ですね!
Commented by londonsmile at 2014-04-02 23:38
*よーこさん*
テーブルコーディネイトがとてもお得意なお友達によんでいただいて、とても勉強になりましたよ!日本にもあるんじゃないのかな、そういうお教室。でもなんといってもおもてなしは気持ちが一番!と思っているのですが・・・だめ(笑)?
レバノン料理のお店、ユニークでしたが、お味は美味しかったです。そういう番組があったんですね。ナスのペースト、私も大好きです。全体には、わかりやすいとことではトルコ料理にわりと近いと思いますよ。機会があったらお試しを!
ドーキングの町は観光でわざわざ行くほど大きくはありませんが、郊外の気持ちよい住宅地という感じなんです。人もおっとりしていて、良い感じの町ですよ♪
by londonsmile | 2014-03-31 08:20 | イギリスでお出かけ | Trackback | Comments(2)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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