秋のパリ日記5(最終回):パリつれづれと、とまらない妄想

秋のパリ日記、最後は旅を振り返って、思ったことなどをつらつらと。
秋のパリ日記5(最終回):パリつれづれと、とまらない妄想_e0114020_124196.jpg
私はコーヒーは薄めのブラックが好きなのですが、フランスでは「コーヒー」というとエスプレッソが出てきてしまうので、いろいろ試して、cafe allonge(カフェアロンジェ。「コーヒー薄めで」という意味のよう)と言うと通じやすいことがわかりました。
でもこのカフェアロンジェ、なんか微妙に量が少なくて、カップの半分ちょっとぐらいしか入っていないことが多く、コーヒーをマグカップでごくごく飲むのに慣れている私には、ちょっと物足りず・・・。
せっかく大きめなカップ使ってるんだから、もうちょっと上まで入れましょうよー、と言いたいところだけど、そんなのフランス人の美意識に反するんでしょうね、きっと。ふふふ。

今回の旅のハイライトはロマンチックな夜のセーヌ川クルーズでしたが、前回のパリでは夜にほとんど出歩かなかったので、夜の景色は何を見ても新鮮でした。
秋のパリ日記5(最終回):パリつれづれと、とまらない妄想_e0114020_5271873.jpg
パリは夜の方がますます華やかに見える気までしちゃったのは、私の気のせいでしょうか。
普段の生活でもあまり夜は外出しないので、大人の世界に憧れる子供みたいな感じかもしれません。
きれいにライトアップされた建物やドレスアップした人達のいるレストランは、なんとなく「社交」という言葉を思い出させてくれて、華やかな世界へのますます妄想が膨らみました。

そういえば、今回はこんなものも見たんです。
秋のパリ日記5(最終回):パリつれづれと、とまらない妄想_e0114020_6325.jpg
シンデレラの馬車!?

土曜日の夜だったので、なにかのイベントか観光用だと思いますが、これはディズニーチックというか、大人の街パリとしては、ちょっとやり過ぎな気も(汗)。
ロマンチックといえばロマンチックなんだけれど。

喫茶好きな私、やっぱりカフェにいるのは大好きです。
観光名所になっているような有名なカフェも、地元の人しかいないような小さなカフェも、それぞれに個性的。
内装やテーブル、椅子、働いている人、お客さんの層、カップの色や形、お砂糖の形(なぜか角砂糖がすごく多いですよね!)なんかのひとつひとつの要素が作り出す全体の雰囲気、そのカフェの世界を感じるのが楽しいのです。
秋のパリ日記5(最終回):パリつれづれと、とまらない妄想_e0114020_4302851.jpg
道に向かって並んで座るというカフェスタイルもいいなあ。

最近のパリはずいぶん英語が通じるようになって驚きますが、今回の2泊3日のパリでは、せっかくなのでちょっとフランス語を使ってみよう思いました。
といっても話せるわけではないので、本当に簡単な「こんにちは」「ありがとう」「いくらですか?」(でもこれは答えがフランス語の数字で返ってくるので、すぐに却下・笑)「きれいですね」なんていう初心者の言葉ばかりですが。

それでも3日間で、なんと2回もフランス語を直されたのです。
これはちょっとびっくり。
もちろん私のフランス語がかなりひどかったんだと思いますが、それにしても、ロンドンでは考えられないことだなあと思ったのです。

外国人(特に大人)が英語で何か言った時、表現や発音が間違っていても、言いたいことがだいたいわかったら、そのまま流して、言葉を直したりしないのが一般的なイギリス流。
その人に恥ずかしい思いをさせちゃうのを避けているんだと思います。
あと、外国人が本当に多いので、外人の話すヘンな英語に慣れてるのかもね(笑)。

こんなに頻繁に言葉を直されたら、私ならくじけそう。
パリには暮らせないかも(引っ越す予定なんてみじんもありませんが!)。

とフランス好きの妹に言ったら、「フランス人は美意識が高いんじゃない?」とのこと。
ふむふむ。間違っている言葉をそのまま見過ごせないのかもね。
それに見方を変えれば、その外国人のためを思って親切に教えてくれているとも考えられます。

そこでふと、東京出身でロンドンに慣れている私の頭に浮かんだのは、東京とロンドンは似ていて、大阪とパリは似ているという仮説(笑)。

本人はそう思っていませんが、東京人は冷たいと言う人もいますよね。
それは(我ながら)ええかっこしてるからだと思うんですが、外国人が間違った日本語を話しててもきっと直さない。
ある意味、大人の態度ですが、一方で大阪の人は気さくで親しみやすく、外国人の日本語が間違っていたら直しそう(あくまで想像)。

あ、そういえばパリを歩いていた時、大阪にいた時のような不思議な感覚があったのです。
それは人との距離がとても近いということ。
ロンドンと東京では、人の隣りに立つ時、もうちょっと離れている気がする・・・。
やっぱりパリと大阪、ロンドンと東京には共通点があるのかも!

わー、なんか考えてたら楽しくなってきました♪
この仮説を確かめるためにも、またパリに行かなくっちゃーと気分が盛り上がっています(笑)。
秋のパリ日記5(最終回):パリつれづれと、とまらない妄想_e0114020_5455830.jpg
パリは行って楽し、帰ってきてまた楽し♪

パリ、またね!
秋のパリ日記5(最終回):パリつれづれと、とまらない妄想_e0114020_5474299.jpg
(ホテルの窓から遠くに見えたサクレクール寺院。
屋根裏部屋に住む貧しいお針子さんになった気分でずっと眺めていました←また妄想)

*****************
ブログランキングに参加しています。
パリ、行ってみようかな!と思ってくださった方、下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!
応援、ありがとうございます♪

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ
Commented by artlondon at 2013-11-21 08:43
パリは何度遊びに行っても、また行きたくなっちゃいますよね。私も大好きです。
ロンドンとこんなに近いのに、雰囲気は全然違いますよね。1ヶ月だけとか、期間限定で住んでみたいなー。
Commented by liz at 2013-11-21 20:17
ロンスマさんと好みが似通っているので今回のパリ日記もとても楽しく拝見させていただきました。
夜のパリ、きれいですよね~。ロマンチック度が上がる感じがします。(馬車はさすがにやりすぎ感があるけど 笑)
そしてカフェ。Cafe allongeは私の中でオーストラリアやNZにあるLong blackのイメージです。エスプレッソをお湯で割って量を多くした感じ。量が少なかったのは単にケチだから?笑 不況なので許してあげてください。爆
旅をするといろ~んな妄想にかられますよね。正しい答えなど出さず、あれこれ考えてるのが楽しいものなのだと思いますよ。私の妄想は大阪はフランスよりイタリアの方が近い、というものです。大阪弁の影響力とイタリア人の押しの強さが似てる感じがして。笑
Commented by londonsmile at 2013-11-22 04:28
*artlondonさん*
パリはやっぱり奥が深いですねー。ロンドンも古くて良いものがたくさんありますが、パリは趣が違っていて、またおもしろいと思います。
私はロンドンも好きなので、長く住むのはロンドンの方がいいと思っちゃうけど、1ヶ月ぐらいパリっていうの、名案ですね♪
Commented by londonsmile at 2013-11-22 04:36
*lizさん*
好みが似てると思ってくださったんですね!嬉しいな。実は私もうすうすそう思っていました♪
パリの夜ってネオンも少なくて、大人っぽい感じがすてきだなーと思いました。馬車はちょっとやり過ぎな感じですよね(笑)。
そうそうロングブラック!私もオーストラリアに行った時、おもしろい表現だなと思ったのですが、似てますよね。エスプレッソをお湯で割ったというならアメリカーノも同じなんだけど、なぜかそれよりこちらの表現の方が通じやすかったです。
コーヒーの量、これ以上お湯を増やしちゃったら味がしないでしょ、とか思ってるのかなと思うんですよ。エスプレッソに使う粉も少なめなのかなあ。これも追跡調査が必要ですね(笑)。
私の変な妄想におつきあいくださってありがとう〜♪嬉しいです。そうか、イタリアの方が大阪っぽいですかね。最近ずいぶんイタリアに行っていないので、その辺もまた実地調査しないと!妄想って答えもないし、ただつらつら考えるのが楽しいですよね〜♪
Commented by yukiko at 2013-11-22 21:50
こんにちは。
パリ日記、とっても楽しませていただきました♪
イギリスはもちろんのこと、ヨーロッパが大好きなので、ステキなお写真にときめきました!
それにしても、フランスの方は旅行者の言葉を直されるなんてびっくりです!(笑)
確かにイギリスではないことですね。変な言葉でも、単語や流れで理解してくれることも多く、通じた!と勝手に嬉しくなります(笑)それで、もっと勉強して喋るようになろうってやる気が出たりしました。

お隣の国でもこんなに違うなんて面白いですね。確かに、言葉を直すなんて、庶民的な大阪のおばちゃんもしそう(笑)←同じく私も勝手な想像ですが。
余談ですが、イギリスにいたときに、性格や考え方がこの人日本人っぽい!って思うイギリス人よくいました♪
Commented by londonsmile at 2013-11-23 09:57
*yukikoさん*
こんにちは。パリ日記におつきあいくださっていありがとうございました♪写真も気に入っていただけて嬉しいです。
ねー、旅行者の言葉を直すって、ちょっと驚きますよね。前には直された記憶がないので、たまたまなのかもしれませんが、3日間で2回あったので、うーむと考え込んだ次第です(笑)。イギリスではないことなので、やっぱり外国人に寛大だなあと思うのですが!
大阪のおばちゃん、外国人の日本語、直してそうな気がしますよね!わかってくださって嬉しい!(ほんと、あくまでも勝手な想像ですけど)。
イギリス人と日本人って、島国という共通項もあるせいか、似ていると良く言われますよね。少なくともフランス人よりは似ている気が私はするのですが、フランスでも日本びいきの人が多く、日本文化も深く理解されているので、やはりじっくり住んでみないと本当にはわからないのかもしれませんね。
Commented by oliva16 at 2013-11-23 23:18
私はパリに一度だけ行ったことがあります。貧乏旅行でユースホステルに泊まったのですが、そこのカフェオレとフランスパンがおいしかったことくらいしか覚えていません……。今回のパリ日記を読んで、今度はもう少しリッチな旅をしてみたくなりました。
Commented by londonsmile at 2013-11-24 01:23
*oliva16さん*
フランスのパンっておいしいですよね!コーヒー自体にも個性があって良いし♪私達の旅も全然リッチではありませんでしたが、景色を見たり、写真を撮ったりするのは無料だし、お金をかけずにいろいろ楽しめること、いろいろありますよね。oliva16さんも、ぜひパリ再訪を♪
by londonsmile | 2013-11-20 20:03 | パリ2013 | Trackback | Comments(8)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


by londonsmile