今どきボヘミアーンな個性派カフェ、Troubadour
2013年 05月 04日
お店の名前はTroubadour(注:クリックすると、突然歌が始まります!)。
トルバドール、「吟遊詩人」というこのお店、外から見ても、なにやら興味深い感じがしませんか?

なんだかいろいろ飾ってあるお店の前を通るだけでも、周りと違う雰囲気に「あれっ?」となりますが(笑)、前からインディーに「昔はチェスをしている人が1日中お店にたむろしていた」とか、「地下でライブをしていた」なんて聞いていたので、興味津々。
しかも、この辺りに住んでいたというお友達によれば、詩の朗読会もしていたそうで、ますます妄想がふくらみ、どんな所なのか楽しみにしていました。
中に入ってみると、おおー、やっぱり濃い〜(笑)!

壁や天井には、ところ狭しといろいろなものが飾ってあり、まさに「こだわりの店」という感じです。
天井から下がっているものをよーく見ると、古い楽器でした。
さすが「吟遊詩人」のお店です。
ちなみに吟遊詩人とは、旅行する人も少なかった中世ヨーロッパの時代に時事ネタや旅の話などを歌にして吟じた人達だそうで、このお店がどこかボヘミアンな香りがするのも妙に納得。
こだわりのお店は、全部で何人いるのかわからないくらいたくさんいた店員さんも、みんな、そこはかとなく個性的でした。
ポニーテールをして野球帽を被ったおじさん、カウンターの中にいたかと思いきや、最初に私に「いらっしゃい!」と声をかけてくれた背が高くてきりっとした白髪のマダムと手をつないで、外に出て行きました。
もしかしてオーナー夫妻かな。
今は少し変わったようですが、この辺りは前はオーストラリア出身のゲイの男性が多く、近所に住んでいたお友達によれば、すぐ近くのパブはゲイの人専用で中が見えないようになっていたり(今は普通の健全なパブでした)、ゲイの人御用達のお店が多かったりしたそうです。
なーんていう話をしていたら、絵に描いたようなゲイっぽいお兄さんがお客として登場。
見た目は男性で、長身、金髪、細身でハンサムなのに、歩き方や話し方がいかにもオネエ風で、手元には真っ赤なネイル。
外のテラス席に座って、バッグからなにやら取り出し、連れのお姉さんにお化粧を始めました!
メイクアップアーティストなの!?
うーん、お客も濃い(笑)!

左上はお店に入るドア。
途中でお店を拡張したらしくドアがたくさんあるので、どこから入っていいのか迷いますが(笑)、入り口はこの立派なドアです。
よーく閉めないとちゃんと閉まらないという不思議なドアでしたが!
お手洗いも変わっていて、真ん中にヨーロッパの古い町にあったような噴水のようなものがあり、それを囲むように男女の個室トイレがあるのです。
うーん、個性的!
お店のサイトをよく見てみると、このお店は1950年代のコーヒーブームの時にできたのだそう。
それもあって、この自由な雰囲気が受け継がれているのかもしれません。
コーヒーのお店だっただけに、コーヒーにはこだわりがあるようです。
マシンで作るエスプレッソやカプチーノもありますが、前に近所に住んでいたお友達のオススメはフィルターコーヒー。
深煎りのイタリア系コーヒーが増えている中、ここでは酸味が多めなブレンドを使っていて、やはり個性的。
でもお友達にとっては「ロンドンで一番おいしいコーヒー」なんだそうです♪
ちょっと遅れていたお友達を待っている間に、すっかりコーヒーを飲み干しちゃった私達。
お兄さんがテーブルにやってきて、「お代わりする?」と言いながらウィンクしてくれました。
もしや、と思って待っていると、お代わりを持ってきてくれて、「ボスにはナイショだよ」とサービスしてくれました。
こういうチェーン店にはない感じ、いいですよね♪
クラブとしてもなかなか歴史があるようで、ボブ・ディラン、レッド・ツェッペリン、ポール・サイモン、ジミー・ヘンドリックス、ジョニ・ミッチェルなども演奏したそう。
すごいメンバー!でもアーティストもなんだか個性派ぞろい(笑)。
さらにお店のサイトを見ていたら、あら、日本語メニューもありました!
この日はコーヒーを飲んだだけだったのですが、もちろんご飯も食べられるようになっています。
お店の奥においてあった食べ物、なかなかおいしそうだったので、次はご飯も食べてみたいな♪
かなり個性的なお店ではありますが、没個性のチェーン店が増える中、こういうお店は貴重だと思うんです。
私達が行った日は妙に空いていてちょっと心配になりましたが、歴史あるこだわりのお店にはがんばってほしいので、これから通ってみようかしら!
みなさんも、たまにはこういう濃〜い感じのお店、いかがですか?
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Earl's Court辺りっていつも地下鉄で通りすぎるだけなので、私も今度散策してみたいと思います!
こんにちは!ほんと、すごい個性派でした(笑)!チェーン店が増えている今では、とても貴重な存在ですよね。
地下鉄、便利だけど、たまにバスに乗るといろいろ見えておもしろいですよ♪ちなみに街中からは、430番や74番に乗ると、このお店の真ん前、通ります。機会があったらぜひお試しを♪
そうそう、どうして日本語メニューがあるのか、不思議でしょ。
やっぱりマンガと関係があるのかしら。
そうだった、火曜日の夜に帽子をかぶっていくとお得らしいっていうのも本文に書けばよかった!ほんと、個性的なお店です(笑)
こちらこそ、お誘いいただいてありがとうございました。
あの日の空きっぷりからすると、本を1冊読んじゃう人がいても不思議じゃありませんよね(笑)。
別のお友達も大好きなお店だと言っていたので、ぜひまた行ってみたいです!
イギリスの南西部に住んでいるのですが、このカフェ丁度一年ほど前に旦那に連れられて行ったことがあります。
というのもうちの旦那(イギリス人)、日本のアニメが好きでして…どうやら日本のアニメの映画(『けいおん!』)の中でキャラクターたちがこのお店に行くというエピソードがあるそうで。私がこのカフェにおじゃました時には、入り口にそのイラストが飾られていました…すごくお店には似あっていませんでしたが(苦笑)。
はじめまして!コメントありがとうございます。
ここにいらしたことがあるんですね!
そうそう、実はお店の窓(最初の写真の窓の右下)にアニメっぽい写真が貼ってあって、お友達と「これはナンだろう?日本っぽいよね」と話していたんですよー!そういうことなんですね。理由がわかって嬉しいです。教えてくださってありがとうございます!
確かに唐突な感じでしたけれど、ボヘミアーンなカフェなので、アリかも(笑)!?




