スコットランドの旅その13〜 おいしいスコットランド!
2010年 09月 07日
これまでもちょこちょこご紹介していましたが、今日はそれを一挙大公開(笑)!
最初にエジンバラでインディーに教えてもらった「スコットランドらしい飲み物」がこれでした。
初めて見る飲み物、おそるおそる試してみたら、おいしかった!
なんていうことはなく、ファンタのようなオレンジ味の炭酸飲料なんですが、どことなくクリームソーダに使われているソーダ水のような香りもして、懐かしい味。
このIRN-BRU、スコットランドで一番売れている飲み物だそうです。
(確かにスコットランドではいろいろなお店に置いてあったんですが、その後気をつけて見ていたら、ロンドンにもありました!)
どうしてそんなにスコットランドで売れているかというと、スコットランドで作られているからなんだそう。
それほどスコットランド人は愛国心が強いんですね。
「コーラ」とか「ファンタ」なんていう看板は世界中どこでも見ますが、スコットランドにはちゃんとIRN-BRUの看板も。
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スペイサイドの山の中に行った時には、小さな町の店先でおいしそうな果物を見つけました。
私の大好物のイチゴは真っ赤に熟れていて、香りも良くて、これも今までの人生で食べた中で一番!と思うほど甘かったんです。
びっくり!
ロンドンでも「スコットランド産イチゴ」を売っているですが、寒い所のイチゴがおいしいとは思えなかったので手を出していませんでした。
でも、これからは積極的に買おう!
ずっと日本のイチゴが一番おいしいと思っていて、日本のイチゴが恋しかったのですが、最近こちらでも立て続けにおいしいイチゴに出会えてホントに幸せです♪
インディーが選んだ赤いグーズベリー。
日本ではあまり馴染みがないこの果物、シマシマがかわいくて、食べると酸味が口に広がります。
これまで薄い緑色のものしか見たことがありませんでしたが、この時初めて出会った赤いグーズベリー、、酸味どころか、ふんわり甘くて、2人でその場で一気に全部食べちゃいました!
果物を洗わずに食べるなんて、日本にいた時には考えられなかったことですが、こちらに来て、だんだん平気になってきちゃったんです。
だってみんな、食べても平気そうなんだもん(笑)。
それにここで買った果物は、とってもきれいだったし。
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前回ご紹介したホテルのレストランでも、スコットランド名物をはじめ、たくさんのおいしいものに出会いました。
スカイ島のホテルでは、スコットランド料理の代表、ハギス(haggis)に挑戦!
ハギスは、挽肉状に細かくした羊の内臓を、オート麦やハーブなどと一緒に胃袋に詰めて茹でるか蒸すかしたもの。
スコットランドといえばハギス、というくらいの名物ですが、内臓ということもあって、お口に合わない人も多いそう。
私自身は、なんだか内臓系のものらしいということしか知らず、袋に入った状態しか見たことがなかったので、袋に入ったものをソーセージのように輪切りにして食べるものだとばかり思っていました。
袋を破って、細かい中身を出して食べると聞いて、目からウロコ(笑)!
スコットランドに来たからにはハギスを試してみたいものの、口に合わなくて残すのも恥ずかしいし、と迷っていたら、このホテルで私たちにぴったりのお料理を発見。
これなら万が一、残したくなっても大丈夫、とインディーさんが思い切ってオーダー。
ところがこれ、味見をさせてもらったら、すごくおいしかったんです!
臭みもないし、濃厚な感じがレバーと同じで、私は好きでした。
もっとも、内臓系が苦手な方には辛いかも。
幸いにもインディーは、何の肉が好きかと聞かれたら「レバー」と答えるお方(笑)。
私にちょこっと味見させてくれただけで、後はぺろりと完食していました。
ハギスのおいしい洗礼を受けて、すっかり嬉しくなり、ますますスコットランドびいきになった私たちでした。
こちらは私がオーダーしたやはりスコットランド名物のマス。
とても新鮮なようで、淡白ながらしっかりお魚の味がして、おいしかったです。
そしてデザートには、これまたスコットランド名物のクラナハン(cranachan)!
このいちごの上に乗っている葉っぱ、いちごの葉っぱじゃなくて、ミントなんです。
かわいい演出ですよね。
お酒の味はほとんど感じず、濃厚なんだけどラズベリーがさわやかで、おいしかったです♪
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ホテルの回で私がイチオシだった(笑)キンタイアのホテルは、お食事もおいしかったです。
最初にアミューズに出てきたのがハギスを包んで揚げたもの。
思ったのですが、私にとってはハギスはこのくらいの量でちょうどいいのかも。
たくさんあると、ちょっと濃過ぎちゃうかもしれません(笑)。
この辺りはロック・ファイン(Loch Fyne)という魚介類がおいしいことで有名な場所があるので、ここではシーフードづくめで行くことにしました。
前菜にはカキを。
後で考えてみたら、8月は月の名前にRがつかないのでカキの季節じゃなかったんだと思いますが(笑)、新鮮でおいしかったです。
そしてメインはこの迫力!
身がしっかり詰まっていておいしかったのですが、食べるのにすごく時間がかかってしまい、先に食べ終わったインディーはかなりヒマそうでした(汗)。
マヨネーズっぽいソースも、あまり期待していなかったのですが(笑)、これは重過ぎず、おいしかったです。
デザートがこれまたすてき。
3つ選べるというのでハニーとラズベリーとルバーブにしたのですが、どれもおいしく、特にハニーは頭の中でキンコーン♪と鐘が鳴った気がしました(笑)。
実はこのホテルでは、朝ご飯にもちょっと変わったものを試してみたのです。
しまった、卵をちょっと割って中身を出せばよかったですね。
なんだか真っ白な写真になりました(笑)。
スモークしたお魚にありがちな強い匂いもなく、卵でさらにマイルドになって、ほっとする味。
ご飯があってもよかったかも(笑)。
スモークしたお魚を朝ご飯に食べることはイングランドでもあるのですが、だいたいキッパー(kipper)というスモークしたニシンが多く、タラは初めてでした。
調べてみたら、キッパーはスコットランド名物の朝食だそうで、スモークしたタラというのは、特に朝ご飯と決まっているわけではないようです。
ちなみに、この前日の朝にゆで卵をお願いしたのですが、半熟加減のすばらしいおいしいゆで卵でした♪
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スコットランドでいろいろ食べてみて感じたのは、スコットランド人の方がイングランド人よりも、おいしいものを食べることに興味があるのでは?ということ。
ホテルのレストランでおいしいものを食べられるのは当然としても、移動中に食べたなんていうことないパブ飯もそこそこおいしくて、あまりハズレがありませんでした。
(いや、ちょっとだけあったんだけど、確率がイングランドよりずっと低いのです・笑)
これは私の周りの日本人のお友達と話していて、何人かが言っていたので、ある程度合っていると思うんです。
イングランド人もおいしいことは嫌いじゃないはずだけど、食べることに対する関心自体が薄いような(笑)。
その意味でも、スコットランドの人や食べ物に深い親しみを覚えちゃうワタクシでした。
次回、やっとの最終回はスコットランドみやげとこぼれ話の予定です。
私もウィスキー飲んでみたくなったよ、、。今度そのへんも教えて♪ (夫はウィスキー苦手なのよ)次が最終回なの? 今から名残惜しいよ〜。
クラナハンは前からレシピ本を見て気になっていたんだけど、やぱり美味しそうだね。
お酒を使うからどうかなあ、、、と思ってまだ作った事がなかったの。
でもそんなにお酒の味を感じない、と言うくらいだから私でも食べられるかな?!
確かにスコットランドを旅した時、どこで食べても美味しかった記憶が、、、
アイルランドに行った時も同じように感じたので、ケルト人が美味しいものが好きだったのかも?!なーんて^^
(コーンウォールも美味しいものが多い、って聞くし、、、)
食後のウィスキーだなんて、ロンスマちゃん、お・と・な!!!
スコットランドって、食べ物が美味しいんだ! ぜんぜ~ん、思いつかなかったです。同じ島国の一部、食に興味がないと思っていた。。でも目からうろことはこのことですね。
一度も行った事がないスコットランド。。みんな行った人は「素晴らしい」というよね。我家もいつか家族旅行に行ってみたいと思います。うちはトレッキングが好きだから山歩きがいいかもね。 = パブ飯 (ウシシ。)
そのときは、元気なロンスマちゃんのご主人にもご同行お願いいたします。(笑) 良い週末を!
お返事遅くなって、ごめんなさーい。
そうか、ベジタリアンなスコットランド生活だもんね。
そちらも海辺でシーフードおいしいだろうに、残念だねぇ!
でもアイロンブルーってなんか懐かしい味がしない?
私はアイスクリーム浮かべてクリームソーダを作りたくなったよ!
ウィスキー、最初は強くてびっくりだったんだけど、味わうコツみたいなものがあって、まあ別に覚えなくてもいいんだけど、なぜか始めちゃったので、ついでに楽しんでます(笑)。
今度、昼間から酒盛りする〜(笑)?
お返事遅くなって、ごめんねー。
クラナハン、知ってたの?さすがSaoriちゃん!
もしお酒が気になるならウィスキー入れないで作っても大丈夫なんじゃないかなあ。
スコットランドっておいしかったよねーとイギリス人の夫に言ったら、「スコットランド人の食べ方はヘルシーじゃないって有名なんだよー!」と。
ほんとかなあ。それにイングランド人が特にヘルシーとも思えないし(笑)。
旅行してたからホテルとかでおいしいものを食べられる確率が高かったというのもあるとは思うけど、全体においしい率が高かったと私は思うんだよねー。
アイルランドもおいしいのね。そしてコーンウォールも!
地方の方がおいしい率は高そうだよね。
ウィスキー、夫がたくさん持ち帰ってきたので飲んでみてるのよ。
本でいろいろ読みながら試飲してみると、なかなかおもしろいよー。
夫は旅行していただけだからじゃないか、と言うんだけど、単なるパブ飯もヘンテコなものには出会わなかったし、おいしいんじゃないかなーと私は思っています。
ぜひご自分で試してみて〜♪
私たちも次回は山歩きをしてみたいと思ってるの。
時期があったらぜひぜひご一緒しましょう!
一度は行ったので、夫も少しはご案内できると思いまーす。
おごしゅさんも良い週末を〜♪
と~ってもいい旅をなさいましたね~♪
すっかり楽しませていただきましたよ~。スコットランドに最後に
行ったもはもう大分昔のことなので、また行きたいです。
それにしても、美味しそうなご馳走がいっぱい! 笑。
スコットランドのいちごが甘いだなんて、驚きですね。
魚介類も新鮮だしご存知の通りビーフだって美味しいことで有名。
これはもう行かない手はありませんね!
ご滞在なさったホテルもどれもとってもステキで溜息モノです☆
イングランドでも北のほうは食べ物が・・・という話を何度か聞いたことがあったので、さらに北のスコットランドの食べ物が美味しいとはちょっと驚き!
でも食文化も全然違うもんね。ヒビキが英語とは思えないクラナハン、すごーく気になる!
Loch Fyneという名のチェーンのレストランは何度も(ロンドン・バースで)行ったことがあるけど、本場でとれた魚介類はまた格別だろうね~。
今回はお天気にもまあまあ恵まれたし、いろいろラッキーなことが重なって、ほんとに楽しい旅でした。
珍しくておいしいものにも出会えて嬉しかったし(笑)。
いちご、意外ですよね。ロンドンに戻ってから買ったものも、甘かったんですよ。偶然かなあ(笑)。
私も大昔にエジンバラに行ったきりだったのですが、車で回ったせいもあるのか、今回、いろいろなスコットランドがのぞけて楽しかったです。
すてきなホテルもあったし、ロビンさんも、世界一周の次には、ぜひ♪
あはは、親善大使、謹んでお引き受けいたします(笑)!
今回はほんとに楽しかったので、スコットランドLoveだわ〜。
夫は旅行してたからだ、って言うので、もう一度行って試そうよ!と誘っているところですて(笑)。
北の方が食べることに関心がないのねー。
昨日テレビで北部の名物料理をを紹介していて、肉じゃがを全体にマッシュしたみたいな、見た目「もうちょっとがんばろうよ」(笑)っていうものをリバプールでおいしそうに食べてました。
ま、リバプールは正確には北じゃないとしても、おいしいものも見た目でさらに変わるのにね(笑)。
クラナハン、ゲール語から来てるんだと思うの。なんかエキゾチックでいいよね♪
私もそのチェーン店の存在で最初にこの名前を知ったので、実際に近くに行かれて嬉しくて、ここはシーフードだな!と気合いが入りました(笑)。
ウィスキーやワインなどのお酒を造っている地域(国)は食べ物にもこだわりがありそうです。写真を見ているとスコットランドに行きたくなりました。後、アイルランドも行ってみたいですね。F1の好きなチームでアイルランドの方がいましたし、アイルランドでもウィスキーを造っているから。
食後のスコッチも良いですね。贅沢な時間を過ごしている感じがします。ロウソクの炎が良い雰囲気を出していますね
私もカキにウィスキーって聞いたことがあります。
おいしそうですよね。
そうか、ウィスキーを楽しむには、おいしいものも必要ですもんね。
スコットランドはおいしい説にちょっと自信を持ちました。ありがとうございます。
アイルランドも良さそうですよね。私も行ってみたいんです。
でもスコットランドはほんとにおすすめです。機会がありましたら、ぜひ!
私はお腹が満たされてからお酒を飲むのがわりと好きなので、そうしているんですが、本を見ていると、食前に向くウィスキーもあるようですよね。
楽しみでもあるのですが、奥の深い世界に触れてしまったなあ、とも思っているところです(笑)。