スコットランドの旅その1〜 スコットランドに入るまで

今回のスコットランドへの旅は、ロンドンからずっと車で回りました。
出発前にメーターをゼロにして、帰った時に見てみたら、2,000マイル(約3,000キロ)とちょっと。
なかなかの長旅でした。

スコットランドまで一気にドライブするとほぼ1日かかるので、行きも帰りも途中で1泊ずつしました。
今日はスコットランドに入るまでのイングランド観光のお話です。
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行きはイングランド北東にあるダラムの街で1泊しました。
スコットランドとロンドンのちょうど中間辺りのヨークシャー州にインディーの弟くんや親戚が住んでいるので、当然その近くに行くものと思っていたのですが、「いやいや、一度ダラムの大聖堂を見てみたかったんだよね〜」といそいそとホテルを予約したインディー。
私は密かにインディー弟くんのファンなので、ちょっとがっかりでしたが(笑)、行ったことのない場所に行くのは、やっぱり楽しみです。

ダラムはやはり大聖堂が有名。
近くのダラム城と合わせて世界遺産に登録されていると、今回初めて知りました。
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11世紀に建てられたという大聖堂は重厚でした。
前に見たヨークの大聖堂は細かい細工が美しくて女性的な感じだったのですが、こちらは男性的でがっちり。
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建物を作っている石、sandstone(砂石)というそうなんですが、いろいろな模様が入っていて、色もきれいでした。
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66メートルある塔に登れるというので、もちろん試した私達。
結構高い所が好きです(笑)。
325段の階段を上がると街がぐるっと見渡せました。
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やはり世界遺産の街ということで、観光客もなかなか多かったダラム。
古い町並みが残っていて、角を曲がると急に中世にタイムスリップしたような気分になりました。
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この写真の後ろの建物、ダラム城の一部でした。
リサーチ不足であまりお城のことがわかっておらず、ちゃんと写真を撮らなかったんですが(笑)。

ダラム城は19世紀からダラム大学の学生寮として使われているそうです。
お城に住めるなんて、学生さん、ラッキー!
同じ学ぶなら、こんな所がよかったなー。
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さてダラムで朝を迎え、いよいよスコットランドに向かいます。
が!ダラムを出てしばらくすると、こんなものが高速道路(A1)から見えたので、ここで早速寄り道(笑)。
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これはAngel of the North(「北の天使」)という金属製の彫刻作品で、高さ20メートル、幅54メートルという巨大なものなんです。
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周りは本当に何もないカントリーサイドで、この巨大なモダンアートが突如現れるギャップが不思議でおもしろかったです。
私達はわりと朝早かったので、他の人が入らない写真が撮れましたが、私たちが立ち去る頃にはぞくぞくと人が集まってきて、写真を撮るのに順番待ちをしているほどでした。
「1998年に完成した時には論争を引き起こしたものの、今ではイギリス北東部の名所として愛されている」と聞いたのですが、ほんと、そんな感じです。

さらに車を走らせた私たち。
この日の目的地、スコットランドの首都エジンバラまではわりと早く到着しそうだったので、さらに寄り道してみました。

そこに行くには海を渡ります!?
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ここはリンディスファーン島(Lindisfarne)という島。
潮が引いた時に本土とつながるので、車で渡ることができるんです。
だからこの道路は潮が満ちると海になります。
おお、あこがれのフランスのモンサンミッシェルやコーンウォールのセントマイケルズマウントみたい♪

7世紀頃に修道院が建てられて、イギリスでのキリスト教布教の基地になったという歴史ある場所で、Holy Island(「聖なる島」)とも呼ばれるそうです。
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これがその修道院。
今では跡が残るだけですが、写真に写っていない部分は工事をしていて、せめて危険がないようにしているようでした。
その横には普通の教会もあって、地元の人が今も通っているそうです。
修道院やお城はEnglish Heritage(史跡などを買い取って管理している団体)に管理されていて有料ですが、ふっふっふ、私たちは会員だったので無料で入れました。

この島には要塞としてのお城もあって、まさにモンサンミッシェルみたいでした。
残念ながらお城は修道院から2キロぐらい離れていて、訪ねるには少し時間がかかるんです。
巡回バスもあるので、それほど長くかかるわけではないのですが、お城まで見学に行ってしまうと、きっとその間に潮が満ちてしまうことになり、車で本土に戻れなくなってしまいます。
次の引き潮まで島で過ごせばいいだけの話ですが、スコットランドを目指す私たちにはあまり時間がありませんでした。

うーん、せっかく来たのに〜!とは思ったものの、旅のメインはあくまでスコットランドなので、車で海を渡る経験ができただけでよしとすることに。
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ちなみにこれがお城に続く道です。
遠くにお城が見えて、みんなのんびりと歩いていて、すてきな光景なんですが、私が気になっちゃったのが、手前のカニサンドイッチの看板。
「カニ」の意味のcrabと、普通の「クラブサンド」のclubをかけてあるのかなぁ。
すごく気になりました。
こういうお店のカニサンドイッチはおいしい気がする・・・。食べてみたかった(笑)!

私が残念そうにしていたからか、インディーがお茶を飲む時間ぐらいあるよ、と言ってくれたので、ちょっとカフェで休憩。
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チーズスコーン!
狼の口、勢いよくガオーッと開いてます。
たぶん今まで食べたスコーンの中で一番素朴でおいしいスコーンでした。
食感もほろっとしてるの。
チーズスコーンだけど、ジャムもつけてみたら、これまた合ったのです(イギリスでは普通のことらしい)。
これも初めての経験♪
おいしいものを食べて、一気にテンションが上がりました(笑)。

このリンディスファーン島に行く時には、ゆっくり時間をとって、潮の満ち引きの時間をちゃんと調べて(笑)、できたら1泊ぐらいして楽しまれることをおすすめします。
静かできれいな所で、普通に住んでいる人の民家があったり、素朴な感じのホテルやおみやげ屋さんもたくさんあったりするので、修道院やお城を見た後はお散歩しても楽しそうだし、海辺で遊ぶのも楽しそうです。
私もぜひぜひぜひ!また行ってみたい場所です。

さて次回はいよいよスコットランドに到着しますよ!
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Commented at 2010-08-12 16:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by londonsmile at 2010-08-13 04:32
*鍵コメ2010-08-12 16:08ちゃん*
コメントありがとう。
イングランドの北も、ちょっと控えめな感じ(?)が、またよくて、私は大好きです。
スコーン、見事だよね。ほんとに家で作った感じの素朴なおいしさでした。

レシピの件、ご報告ありがとう。
早速お知らせしておきます。喜ぶと思うよ〜。
Commented at 2018-07-08 17:06 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by londonsmile at 2018-07-09 17:27
*(イギリスご旅行予定の)鍵コメ2018/07/08 17:06さん*
いつも見てくださってありがとうございます。
ご旅行、楽しみですね!
詳細をお話ししできればと思いますので、もう一度非公開コメントでご連絡先(できればメールアドレス)をお知らせいただけますか?
その際、お手数ですが、ご希望をもう少し詳しくお話しいただけると助かります♪
ご旅行先は美しいところばかりなので、楽しんでいただけたらいいなーとわたしまで盛り上がっています。笑
by londonsmile | 2010-08-12 00:37 | スコットランド2010 | Trackback | Comments(4)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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