チェルシー・フラワー・ショーに行ってきました!

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上質のお花やお庭の展示会、と言ってしまえばそれまでですが、大人気でなかなかチケットが取れないというイベント。
(実際にチケットを取ろうとしてみたことはありませんが)
BBCが関係しているせいか大々的に報道もされるので、この季節の風物詩的な存在でもあります。
例えばウィンブルドンのような。

ロンドンに留学していた時に、偶然に会場の前を通りかかり、その盛り上がりにすっかりトリコになったのですが、いったん住んでしまうと意外と忘れてしまうものなんですよねー。
あこがれだけが何十年もふくらみ続けていたので、行かれるとわかった時には宙に浮いたようにふわふわぷかぷかな気分でした。
あんまり興奮していて、ちゃんと見学できたのか不安なくらい。笑

それでも、びっくりするほどの美しい快晴にめぐまれて、英国暮らしのよさをたっぷり堪能することができたのは間違いありません。
あー、幸せだった♪

写真を整理したり、自分の中であれこれ消化するのに少し時間がかかりそうです。
なので、今日は一部の写真とともに、このコウフンをお伝えして、詳しくは数日後ということにしたいと思います。

好きなものをたくさん目にするって幸せですね。
みなさまもお好きなものに囲まれた週末でありますように♪

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# by londonsmile | 2019-05-26 02:22 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)
地下鉄の乗り換えで降りた駅で見かけたポスター。

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ウィンクしているお茶目なヴィクトリア女王。

現代に比べると礼儀作法に厳しかったヴィクトリア時代。
そのうえ、ヴィクトリア女王は早くに夫君のアルバート公を亡くして何年も喪に服したので、暗い顔で喪服をきている姿を見ることが多いのです。
だからイメージとのギャップがあるこんなポスターにはますます遊び心が感じられ、怖い顔しか見たことのなかったヴィクトリア女王に親しみを感じました。

ヴィクトリア女王は、幼少期をケンジントン宮殿で過ごされたそうで、ご生誕200年にあたる今年は特別展が行われるそうです。
こんなにかわいらしいポスターを見ちゃったら、行きたくなりますよね。

特別展は5月24日から。
詳しい情報は、こちらのサイト(英語)をどうぞ。


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# by londonsmile | 2019-05-21 15:20 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)

初夏のお花も咲きました

アルバイト先に出かけた朝、思いがけないものに出会ってびっくり。

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左の濃いピンクの方はジギタリス。
ヨーロッパでは不吉な花らしいと読んだことがあるのですが、わたしは今までそんな状況に出会ったことはないのです。
それどころか、英語ではフォックスグローブ、キツネの手袋というかわいらしい名前で呼ぶので、なにか夢広がるおとぎ話の印象しかありません。

驚いたのは、もうジギタリスが咲く時期なんだなあと思ったからです。
わが家の周りはバラのつぼみがようやく開こうとしているところなのに、初夏のジギタリスがもう咲いているなんて。

右側の白い方は、もちろんカラー。
カラーに驚いたのは、地植えになっているカラーを初めて見たからです。
もしかして公園の水辺かなにかで見たかもしれないけれど、こんな風に街なかで見るのは初めてで、意外な感じがしたのでした。

こうして並んでいると、すっかり初夏という風情ですね。
そんなロンドン、今日はダウンジャケットを着ている人をたくさん見たくらい肌寒い1日でした!笑

うかうかしているうちに、もう5月も中盤が終わりなんですね。
目の前のことだけで精一杯にならずに、周りの美しいもの、おもしろいものにもちゃんと目を向けたいと思った朝でした。

みなさま、どうぞよい週末を♪


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# by londonsmile | 2019-05-18 08:46 | お花のこと | Trackback | Comments(2)

フランス料理、Orrery

前回の記事のお店はどこ? とお友だちに聞かれたので、他の方もご興味があればと思い、ご紹介します。

お料理も器も美しくて、レストラン自体の雰囲気もおしゃれーな感じの、女性向きのフランス料理のお店です。

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地下鉄のベイカーストリート駅とボンドストリート駅の間ぐらいにひっそりたたずむマリルボーン・ハイストリート。
おいしいレストランやかわいいお店が多くて人気のエリアではあるのですが、地下鉄の駅からすこし歩くこともあって、わたしの中ではなんとなく隠れ家的なストリートです。
人気でも、観光地のように混んではいないし。

さて、そのマリルボーン・ハイストリートのベイカーストリート駅側のほぼ始まりにあるのが、このOrreryです。
すぐ目の前には教会と学校があって、古くて趣のある建物を眺めながら食事をすることになります。
しかも真ん中に丸い枠がはめ込まれた特徴ある美しい窓越しに。

今回はブログに書くつもりじゃなかったので、ちゃんと写真を撮っていませんでした。
が、お料理もレストランの内部もとっても美しいので、ぜひサイトで写真を楽しんでくださいね。

1階がコンランショップになっている建物の2階がOrreryです。
ちなみに1階にも小さなカフェがあって、クロワッサンなどを食べられるようになっています。
あまりにおしゃれな雰囲気なのと、席が少ししかないのとで、入ったことはないのですが。

さて、2階に上がると、店内は天窓から自然光がたっぷり入って明るくなっていました。
お天気がよかったので、とても気持ちがよかったですよ。

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陶器が大好きな友だちが、前にお店の人に聞いたところでは、棚に置かれている焼き物はアーティストの作品だそう。
アーティストの名前はあいにく彼女は思い出せなかったのですが!
少し和風にも見える落ち着いた作風で、似たテイストのものがお料理にも何枚か使われていました。

平日のランチは、あまり混んでいないようです。
そしてお客さんは圧倒的に女性が多い!
それもそのはず、お料理の飾りつけが凝っていて、とてもすてきなんです。

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これは前菜の前に出るアミューズ。
おいしいセロリアックのスープでした。

そしてバターの形をご覧あれ!
かわいいですよね。
こんな形、初めて見ました。
こういうちょっとしたところにも、フランス系の美的センスを感じます。

そしてですねぇ、お料理の写真はこの1枚しかないのです。
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しかもこれは友だちが食べた前菜なので、撮ったのが横からですが。
カニのサラダ、わさび風味とマンゴー添え、みたいな感じだったと思います。
上に乗っている緑色の部分が、わさびソース的なものだったよう。
意外な組み合わせですが、おいしかったみたいです。

食事、特にサラダに果物を加えるのはヨーロッパ全体にもともと多いのですが、最近は隠し味に日本の調味料が大人気。
わさび、ゆず、味噌などなど。
日本の伝統的な使い方ではありませんが、こんなところで和食ががんばっているのを見ると、頼もしくて嬉しくなります。

お店の人たちは丁寧かつフレンドリーで、気取りすぎない感じがわたしにはちょうどよかったです。

2階にはシガーバーもありました。
夜はきっとゴージャスな大人の雰囲気になるんでしょうね。
ちょっとのぞいてみたいような、まだ早いような。
あれ、もう年齢は立派な大人なのに、おかしいな。笑

先ほども言ったように、とってもきれいな写真が載っているで、ぜひお店のサイトをご覧になってみてくださいね。
わたしはこのお店とはまったく何の関係もありませんが、自然光が入る室内が大好きなわたしには本当に気持ちのいい空間だったので、少しでも雰囲気を感じていただければと思って。

リンク、もう一度貼っておきますね!


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# by londonsmile | 2019-05-15 07:11 | ロンドンすてきなお店、おいしいお店 | Trackback | Comments(0)
またまた慌ただしい毎日を過ごしています。
時間を配分するのがなかなかうまくならず、なんだかいつもあたふたしています。汗

でも今週、その合間をぬって、ランチタイムにお誕生日のお祝いをしてもらいました。
えっと、わたしの誕生日は2ヶ月前だったんですが。笑

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祝ってくれたのは、哲学に詳しくて、いつも奥深い話をしてくれるアメリカ人の友だち。
ずっと前にお祝いをと言ってくれていたのですが、どちらかが自分の国に帰っていたり、どちらかが風邪をひいたりと、すれ違いが続いて、やっと会えたのでした。

外国人の多いロンドンでは、自分の国に一時帰国する人が自然と多くなります。
何かに参加できない理由が一時帰国だと、誰もが納得する感じ。
飛行機で行く人が多いので、それを変更してまで、という頭が働くんでしょうね。

フランス、スウェーデンなどヨーロッパは近い方で、シンガポール、インド、南アフリカ、アメリカの西海岸、そして日本などなど。
いろいろな国の話を聞いたり、家族とどう過ごすのかを教えてもらったりするのは、本を読んだり映画を観たりするのと同じくらいの楽しい刺激だなあと最近感じます。
話を聞くだけで、世界を旅している気分になれて、その国を少し知ることができるのですから。

ロンドンに引っ越してこなかったら会うこともなかった人が、2ヶ月遅れてでも忘れずにわたしの誕生日を祝ってくれるなんて、考えてみたら、なんだかすごいことだなあと、改めてありがたく思ったのでした。

ちなみに彼女は、お誕生日のたびにお母さんに電話して、「産んでくれてありがとう」とお礼を言っていたそう。
話には聞きますが、実行している人はわたしも含めて少なそうです。
えらいなあ。

去年亡くなったお母さんのお話もいろいろ聞けて、女同士の楽しい午後でした。

いい季節になってきましたね。
たまに肌寒い日があっても、雨が降っても、お花が咲いているだけで嬉しくなってしまいます。

みなさま、どうぞよい週末を♪


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# by londonsmile | 2019-05-11 04:36 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)
先日、キム姉さんに会いました。

キム姉さんがこのブログに登場するのは久しぶりですが、去年はちょうどすれ違いが続いて、2人でじっくり会うのもほぼ1年ぶりのことでした。

韓国人のキム姉さんとは、ロンドンに来たばかりの頃に通った外国人向けの「英語と英国文化」(だったと思う)というコースで出会いました。
そう思うと、お付き合いはかれこれ13年になります。
出会った頃から変わらず、在英生活の先輩として、人生の先輩として、今も頼りにしている姉さんです。

知的な彼女と会うときは、美術館や博物館をぶらついてからカフェに入るというパターンが多いのですが、この日も待ち合わせは大英博物館でした。
彼女はそこでボランティアの活動をしているんです。

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(大英博物館のグレートコート。
もとの大英図書館の書庫を壊して改装した部分で、ガラス張りになった天井が美しいのです。
正面入り口から入ってすぐ)

「あのね、急に思いついちゃったんだけど」
と姉さんはメールを送ってきました。
「今度会うとき、大英博物館のまかない、食べてみない? 興味ある?」

「もちろんある、ある!! 食べてみたい!」
と、わたしが勢い込んだのは言うまでもありません。
なんだって経験してみたいのです、わたしは。笑

姉さんによると、大英博物館にはスタッフ用のカフェがあって、日替わりメニューの定食が一般より安く提供されているとのこと。
日替わりなので何が出てくるかはその日の運。
でも、お肉系と野菜系が必ず少なくとも1品ずつと、スープ、お菓子、飲み物などがあって、なかなか充実しているそうです。

もちろんスタッフでないわたしはその場に入れないので、この日はキム姉さんが1人でわたしの分も買ってきてくれました。
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グレートコートの真ん中にはミュージアムショップがあって、ショップを囲むようにテーブルと椅子が置いてあります。
本来はそこにあるカフェ用のテーブルなんだと思いますが、それほど混んでいない時間だと、このテーブルでは自分で持ってきたお弁当を広げている人も、ただ座っているだけの人も。笑

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そしてこれがまかないのご飯。
早めにカフェに行ってくれた姉さんは、そこで同僚さんに会ってしまい、わたしに会う前に同僚さんと一緒に軽く食べてしまったとのこと。
なので、なんとこれで1人分でした。

左からチキンのサンドイッチ、真ん中はツナとアボカドのサラダ(クスクスとフムス添え)、セルリアックのスープ、そして英国生活には欠かせないポテトフライ。
ティーバッグはアールグレイの紅茶です。

姉さんと会うのが久しぶりだったこともあって、おしゃベりに忙しく、これだけでも全部食べきれなかったのに、しばらくすると姉さんは「ふっふっふ、これもあるのよ」と紙袋を取り出してきました。
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スコーン!
サイズがわかりにくいと思いますが、このスコーンはかなり大きめで、2人でちびちびいただいても食べきれないほどでした。

ちなみにスコーンにはクロテッドクリームがつきものですが、実はバターをつける食べ方もあり。
家庭やカジュアルなお店ではそうするところも多いんです。

しゃべったり食べたりと忙しかったのですが、この日のお昼は姉さんのオゴリということで、ごちそうになっちゃいました。
なので、結局まかないがどのくらい安いのかはわからずじまい。
しつこく質問したら(お行儀悪くてスミマセン、好奇心が勝ちました)、「一般のカフェの半分以下かなあ?」と教えてくれました。

日本だって社食はお得ですもんね。
大英博物館みたいな大きな組織なら、ボランティアを含めて働いている人は本当に多いはず。
ほんの少しだけ社会に触れたような、姉さんの生活の一部を垣間見たような気持ちになれた経験でした。

夕方からお勉強のセミナーに行くという姉さんと別れた後、ちょっとだけミュージアムショップを探検してみました。
大英博物館のミュージアムショップ、全世界のいろいろな文化や遺跡をテーマにしたおもしろグッズが多いんですよ。

この日のヒットはこれでした。

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王冠のついた鉛筆。
色違いまであったりして、買わないのに真剣に見入ってしまいました。
こんな鉛筆があったら、字が書きたくてたまらなくなりそうです。
勉強したくなるかどうかは話が別ですが、わたしの場合。

ちなみに大英博物館の日本ギャラリーは昨年秋に大がかりな改装があったそうなので、次回は見に行かねばと思いました。

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こんな風に大々的に宣伝していました。
これは常展なので、いつでも入れて無料です。

そしてもうひとつ、日本関連の展示を発見。
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その名もズバリ、マンガ!
5月23日から日本のマンガをテーマにした特別展があるそう。

日経新聞の記事(クリックすると記事にリンクします)によれば、マンガの芸術性からアニメ、ゲーム、コスプレへの発展まで、多様な切り口で取り上げる展示だそう。
手塚治虫さんの『鉄腕アトム』や萩尾望都さんの『ポーの一族』などの原画が展示され、オープニングには漫画家のちばてつやさんも来英されるそうですよ。
ついでに、イギリスの日本人向け情報誌、英国ニュースダイジェストにも特集があったので、ご興味のある方はこちらをクリックしてご覧くださいね。

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(大英博物館のミュージアムショップのディスプレイ。
遊び心とインパクトがあって、思わず目を奪われました)


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# by londonsmile | 2019-05-05 04:10 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(2)
令和。
新しい時代が始まりましたね!

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日本では平成を振り返ったり、新聞の号外が配られたり、神社にお参りする人が増えたり、夜中に令和へのカウントダウンをしたり、なんだか新年のような雰囲気だと聞きました。
天皇陛下が亡くなって元号が変わる訳ではないので、ますます晴れがましい気分になるのかな。

インターネットで映像は眺めたものの、離れていると、なんだか実感がわかないものですね。ちょっとサビシイ。笑
使う機会のほとんどない元号自体については、失礼ながらあまり興味がないのですが、天皇陛下が変わられるというのは、やはり大きなこと。
その渦の中にいてみたかったなー、なんて思ったりしています。

でも、こんなブログを書いているということは、やっぱりわたしも新年のような気分になっているんですね、きっと!

もちろんイギリスでも、天皇陛下のご退位とご即位について報道されています。
上皇さまの穏やかなお人柄や、歴史上初めて一般の家庭の方と結婚されたこと、生前に退位されるのは約200年ぶりだということ、「令和」はビューティフル・ハーモニーという意味だということなど、かなり詳しく報じられました。

新しい天皇陛下が留学されていたオックスフォード大学のマートン・カレッジでは、ご即位を祝して旗が掲げられたとか。

令和の時代が、平和で実りある時代でありますように。
天皇陛下のお言葉につられまくっておりますが(笑)、ついでに、日本も世界も平和でありますように。

追記:上皇さまのことをを誤ったお名前で書いてしまったので、修正しました。
これからはもっとよく調べて書くようにします。失礼いたしました!


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# by londonsmile | 2019-05-02 08:35 | ご挨拶・お知らせ | Trackback | Comments(6)
さて、お屋敷を改装したホテルBarnet Hill Hotelのお話、引っ張っておりますが、これで最終回です。

前々回はお屋敷の建物、前回はフォーマルなお庭を紹介したので、今回は丘の斜面の森に入ってみましょう。
野生の森かと思うほど自然が残っていますが、お屋敷(今はホテル)の敷地です。

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早春のモクレンもまだ残りつつ、春の花や木の芽の勢いが感じられる森でした。

フォーマルなお庭の芝生から、おりていきますよ。
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足元にはモクレンや椿の花びらが。

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斜面でも、建物に近いところは、まだ人の手で植えられた木がたくさんありました。

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シャクナゲ、アゲイン。
花束のような形で咲くのが大好き。

少しずつ下に降りていくと、おや、足元にきれいな青紫色が。
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ブルーベルの花です。

在英日本人の間では「イギリス版の桜」とも言われているブルーベル。
森の中にひっそり群生する姿は幻想的で、ブルーベルの名所にはこの時期になるとたくさんの人が集まってきます。
と言っても、日陰ができるような大きな森に咲く花なので、日本のお花見のような混雑はありませんが。
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ひとつひとつは、ヒヤシンスのような、色は違うけどスズランのようなお花。
確かヒヤシンスと同じ種類だったと思います。
色も形も大好き。

ちょうど今日、BBCのニュース記事で読んだところでは、世界のブルーベルの約半数は英国に生息しているとのこと。
そしてこんなにまとまって咲くのは英国だけで、他の国では珍しい花なんだそう。

この青紫の小さな花、群生すると霞んだように見えて、本当に幻想的なんです。
この森ではちょうど道なりに咲いていたので、散歩もブルーベルに導かれるような気分。

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こんな森の中ですが、たまに人の手で作られたものが顔を出して、ああ、ここはお屋敷のお庭だったんだっけ、と思い出すのでした。
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でも振り返ると、こんなに森の中。
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道らしきものが一応あるので、なんとなくそれに沿って歩きました。

途中、ごそごそという音を何度か聞いたので目を凝らしてよく見たら、うっそうと茂る木の間に野生のシカがいました。
しかも2度に分けて、3頭も。
人間には慣れていないようで、わたしたちを見つけると、あちらからささっと歩き去ってしまいましたが、まさかシカに会えると思っていなかったので大感激。
心が和みました。
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この辺りには、「シダの丘(Fern Hill)」という札が立っていました。
確かにシダが多い。

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最近、やはり在英日本人の方々の間で、「イギリスでワラビが摘める」という話をよく聞くのですが、こういうのがそうなのかなあ。
摘み時があるようなので、やたらに手を出せませんが(だいたいここはホテルの私有地だし)、すごく気になります。
今度、お友だちによく聞いてみよう。

などと思いながら、結局1時間ほど歩くと、急に開けたところに出ました。
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わー、立派な八重桜。

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そしてここはもうホテルの門から建物に向かうドライブウェイだったのでした。
ある意味、お庭ですね。
お屋敷が建てられた当時から、きっと馬車用の道路が整えられていたと思いますが、周りにはかなり自然な雰囲気で植物が植えられていました。

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わー、もうツツジが咲き始めていますね。
ツツジのつぼみってかわいい!

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ドライブウェイから玄関の辺りまでは、夕食前にもちょっと歩いてみました。

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夕陽とはいえ、この秋のような写真はいったい!笑

この木はモミジとかカエデの一種だと思うのですが、実は新芽の時から赤いんです。
昼間に撮った写真の方がわかりやすそうです。
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ね、春なのに赤いでしょ。
英語ではcopper(銅色)と言ったりします。

最初から赤いと、秋にはどうなるんでしょうね。
日本にもこういう木あるのかなあ、なんて日本に想いをはせているうちに日が暮れました。

というわけで、ロンドン郊外のお屋敷を改装したホテルの様子、なんとなくわかっていただけたでしょうか。

わたしは高級でもモダンなホテルに泊まるより、ちょっとぐらい改善の余地があってもこういう趣あるホテルに泊まる方が断然好きです。
それはきっと、前にも言ったように、のんびり時間が流れていた頃の優雅な時代を感じることができるからだと思うんです。
何と言ってものんびり屋なので。
それと、恥ずかしながら、どこかでお屋敷とかドレスとかに憧れているかも、とも思います。笑

ともかく、そんな非日常を楽しませてくれるお屋敷ホテル、ここでなくても、機会があったらぜひ体験してみてくださいね。
宿泊しなくても、食事やアフタヌーンティーをすれば、建物を見て回ったり、お庭を散歩したりできますよ。


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# by londonsmile | 2019-04-29 01:10 | イギリス国内旅行 | Trackback | Comments(0)
宝物のように美しくて立派なお屋敷を改装したBarnet Hill Hotel、今日は広いお庭のご紹介です。

大きなお屋敷は当然敷地も広いので、お庭と言っても一か所ではなくて、手入れの行き届いたフォーマルなお庭、よく刈られた芝生、手つかずのようでいて、そこはかとなく人がいた気配も感じる自然の森と、デザインがいろいろあって楽しめます。
その豊かさを含めて立派なお屋敷、なんですね、きっと。

写真が多くて長くなりそうなので、今日はまず、フォーマルなお庭編ということにします。
美しいお庭をお楽しみくださいね。

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と、いきなりお庭ではありませんが、お庭の一部になっているお花ということで。
あまりに見事な藤だったし。

前々回の記事にコメントをいただいてなるほどと思い出したのですが、イギリスでは藤は棚に吊られていなくて、たいてい建物にからまるようにめぐらされています。
しかも、高い位置にあることが多いのに、ここは上から下までびっしり。
藤の花をすぐ目の前でじっくり見られて幸せでした。しかもいい香り!

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では、いよいよお庭。
まずは建物に近いフォーマルなお庭から始めましょう。
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こちらは玄関前の庭園。
きっちり刈り込まれたトピアリーと、(少し見にくいのですが)真ん中の日時計が、過ぎし日のスローな暮らしを思い起こさせてくれます。

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前庭を歩いていると、こんなかわいらしい一角が。
こういうガーデンテーブルのセット、昭和の時代には憧れじゃありませんでしたか?笑

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後ろに咲いているのはシャクナゲ。
日本に住んでいた時にはあまりなじみがなかったお花でしたが、インドやネパールから持ち帰られたシャクナゲがイギリスには多く、特にロンドン南部のサリー州やサセックス州はシャクナゲで名高いお庭が多いのです。
週末のお天気に誘われて、このシャクナゲ、驚くほど次々と開いていきました。
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こちらは建物の脇にある池。

周りの花壇は、これから葉を伸ばしていくバラなどが植えられていたのですが、葉っぱものもかわいらしいのでした。
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これはヤツデかな。
右の葉っぱは枯れているのではなくて、これから開くところ。
葉っぱの先の方は、最初は枯れた色をしていて、だんだん緑になっていくようです。おもしろい!

さて、先ほどの藤窓のある建物はこんな感じです。
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そして、この建物の目の前に広がっているのが、芝生の庭。

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ただただ広い芝生の庭。
よく刈り込まれていて、裸足で歩いても気持ちがいい!

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突然夜になりますが、夕食の前には、テラスでお庭を眺めながらカクテルを。
ジン&トニックにキュウリが入っているのを初めて見ました!
夏のお酒、ピムスを真似したのかな。

と、またここで昼間に戻って。笑
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こんな門につながっているということは、芝生もフォーマルなお庭の一部なんでしょうね。

この芝生の向こうにたくさんの木が見えていましたが、このお屋敷は丘の上に建っていて、この木が見えている部分には傾斜がついて下に向かっています。
この斜面も敷地内で、まるで森のようなところを自由に歩くことができるんです。

次回はその森に行ってみましょう。そして門から建物に入るドライブウェイのあたりも少しご紹介します。
森には、この季節ならではの可憐なお花も咲いていましたよ!

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# by londonsmile | 2019-04-27 22:28 | イギリス国内旅行 | Trackback | Comments(0)
さて、お約束したように、今回はイースターの週末に滞在したホテルのお話です。

サリー州のカントリーサイドを見渡す丘の上に建てられたBarnet Hill Hotelは、ビクトリア時代に建てられた華やかなお屋敷、広い庭、そしてちょっとした歴史もあるお宿でした。
イギリスには立派なお屋敷を改装したホテルがよくあるので、どういう雰囲気なのか、建物編、お庭編と2回に分けて、ご紹介してみたいと思います。

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今回、ここを選んだのは夫でした。
イースターのお泊まりは直前に決めたので、近場で車のないわが家でも行きやすいところ、お庭が広くてゆっくり散歩できるところ、そしてわたしが好きな古くて美しい建物があるところ、という基準で選んだようです。

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これが建物。立派でしょ。

実はこれを最初に建てたのは、トマス・クックの孫、フランク・クックさんなんだそうです。
日本の方は「トマス・クックって誰?」とお思いになるかもしれませんが、イギリスでは有名人。
団体旅行の手配、ホテルや列車の代理予約などを19世紀に初めて行って、近代的な意味での旅行業を確立したと言われています。
彼が創業したトマス・クックという旅行代理店は、今でも国内のあちこちに支店がある大きな会社なんですよ。

というわけで、そんな有名人のご家族が建てた家と知って、ますますこのホテルに興味を持ったわたしでした。笑
クック家の方とお目にかかったことはありませんが、お名前を知っていると、何となく親しみを覚えるじゃないですか!

フランク・クックさんがお屋敷を建てたのが1905年。
ご本人が亡くなった後、2度の世界大戦ではご家族が建物を赤十字に貸し出し、市民の病院として使われたそう。
そういえばホテルの中にプレートがかかっていました。いいお話ですよね。
さらにその後、赤十字に売られた建物はしばらく研修所として使われ、さらに持ち主が変わって会議場になったのち、2005年からホテルとして使われているようです。

建物は指定建造物(listed building)になっているので、許可なく壊したり手を加えたりするわけにいきません。
クック家がどんな経緯でお屋敷を手放したかはわかりませんが、こうして今でも立派な建物を見ることができるのは、ご家族にとっても嬉しいことなんじゃないかなあ。
それとも人手に渡ってしまったのは残念かしら。
クック家の方たちはたまにホテルにいらしたりするのかしら、とすでに妄想が始まるわたしでした。笑

小高い丘の上に建てられたお屋敷は、優雅なクイーン・アン様式。
上の写真はお庭側ですが、南向きだし、オープンになっていて写真が撮りやすいので、どうしてもそちらから写真を撮りたくなるんです。

が、入り口側もこんな感じにすてきなんですよ。
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ちなみに最初に張ったリンクからホテルのサイトに飛ぶと、ドローンで撮ったと思われる美しい映像でホテルの全景が楽しめますよ。

この北向きの入り口を入って、すぐにずずーっと広がっているのが、この美しい廊下です。

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写真右側が入り口で、入るとこの廊下が左右に広がっています。
どうですか、この優雅な空間!
天井のデコレーションも凝っていて美しいですね。

大きなお屋敷にはこれまでにもずいぶん出かけていますが、こういう横に長い廊下のある形式には初めて出会いました。
この建物は奥行きよりも横幅があるようです。

上の階のお部屋に続く階段もこの通り。

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少女漫画に出てきてあこがれた「西洋の館」そのもののよう。笑
今はホテルとして見ているので、きれい〜、で済んでいますが、もともと家族が住む家だったことを考えると、規模も装飾も、桁外れにすごくないですか?

立派なお屋敷、あるいはそれが改装された場所に行く楽しみのひとつは、そこだと思うんです。
つまり、今ではもう作れないであろう建物を自分の目でしっかり見られること。
その背景にあった裕福な暮らしや優雅な習慣などに想いをはせること。
このブログでも何度か言っていますが、わたしの場合、2番目の方が大きいかもしれません。
こういう建物を見ていると、ドレス姿のお嬢さんや、シルクハットをかぶった紳士が見えてくるようで。笑
そして、そこにいる自分も、まるでその仲間になった気がして、子どものように嬉しくなるのです。
やっぱり少女漫画の読みすぎかもしれません。

まま、気を取り直して、今度はダイニングへ。

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これぞイギリスという感じのオーク(ヨーロッパナラ)の木のパネル張り。
ダイニングルームの名前も、ずばり、オーク・ルーム(オークの部屋)でした。

しっかりした色味のオークは木目も強めで、人によっては「暗い」と感じることもあるようですが、木のぬくもりがたっぷり感じられて、わたしは大好きです。

そしてこの伝統的な雰囲気の中で、到着早々アフタヌーンティーを。
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これまた昔の裕福なご家族に想いをはせながら、優雅なひとときでした。
特に中がホロっとしていたスコーンがわたし好み。
ふわふわのスコーンもあるけれど、わたしは紅茶をがぶがぶ飲まなくちゃならないほど固めが好きなのです。
紅茶がぶがぶなんて、優雅とはほど遠いけれども!

ちなみに朝食と夕食もこのオーク・ルームになります。
朝ごはんは簡単なビュッフェ式でしたが、久しぶりのイングリッシュ・ブレックファースト。

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日本の温泉と同じで、「ふだんはトーストぐらいしか食べないけど、旅行中だからたっぷり食べちゃうもんね」というイギリス人が多いのです。
そういえば、ロンドンからこんなに近いのに、お客さんの層はイギリス人の比率が高めだったようです。
1日めには結婚式もあってにぎやかでした。

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オーク・ルームのすぐ外にはテラスがあって、その前には広い芝生が広がっています。

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お庭の紹介は次回にして、オーク・ルームの隣を見てみると。
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すぐ隣はバーでした。
かなりモダンな雰囲気で、わたし自身はちょっと残念、と思ったのですが、明るくていい感じではあります。
食事の時間より少し早めに降りて行って、バーでカクテルなんか飲んじゃうのも優雅な気分。

ここで、先ほどの廊下を通って、建物の端の部屋へ。
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こういうお屋敷にはよくライブラリー(図書室)がありますが、前はそんな感じで使われていたんじゃないかと思われる部屋でした。
本は1冊も置いてありませんでしたが。笑

食事前のカクテルや食後のコーヒーもここに持ってきてくれます。
滞在中、一歩もホテルから出なかったわたしたちは、ここでもビールを飲みながら本を読んだり、軽いお昼をいただいたりしました。
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またまた廊下に戻って、反対側に歩いていくと、ホテルの受付やマッサージルームがあります。
受付脇の壁に、ちょっとおもしろいものを発見。
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家族の人たちは、用事があると呼び鈴を鳴らしてメイドや執事を呼びますが、そのベルがどの部屋で鳴ったのかを確かめるパネル。
映画やドラマでよく見ますよね。ダウントンアビーにも出てきたはず。

下の2つのパネルの小さい丸の中には、何か白いものが入っていて、おそらく呼び鈴が鳴ると、それが動いて知らせてくれるんだと思います。
でも、ざっと数えただけでも丸は30個以上ありますね。
ひゃー、ダイニングなんかもあるとはいえ、お部屋は全部でいくつあるのかしら。

使用人が働くのは建物の地下が多いのですが、地下のないこの建物では、キッチンや使用人の部屋(おそらく今はスタッフの部屋)などはこのパネルがある側にまとめて設けられていました。

ところで、わたしたちが泊まった部屋は、このメインの建物ではなく、別館のようなところにありました。
別館と言っても、新しい建物ではなくて、ここなんです。
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これ、もともと何だったと思いますか?

答えは馬小屋!
というと、狭くて暗い場所のように聞こえますが、なかなか大きな建物でしょ。
これだけ大きなお屋敷ともなれば、当時は馬車も数台あっただろうし、ということは馬も何頭も飼われていたからだと思うんです。

このホテルでは、ここを「コートヤード(中庭)」と呼んでいました。
中庭の真ん中にはしっかりお馬さんの置物がありましたけれど。笑

もともとは2階建てではなかったかもしれませんが、今は2階建てになって、モダンな客室が作られていました。

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個人的には、こういうホテルにはもっと伝統的な、古くさいぐらいの内装の方が似合うと思いますが(笑)、モダンで清潔感あふれる雰囲気はお部屋は好印象。
バスルームにも日光がたっぷり入って明るく、気持ちのいいお部屋でした。

しかもお部屋にエアコンが入っていたんです。これはイギリスとしてはかなり新しい設備!
もともと馬小屋だったところに部屋を作ったからできたんでしょうね。
最初から部屋になっていたら、きっとすでに古い暖房設備があって、それを直して使うことになったんじゃないかと思います。

このベッドに寝っ転がって二夜連続で観た2本の『ブリジット・ジョーンズの日記』、よかったなあ。

このホテル、対応がかなりカジュアルだったのですが、こんな宝物のような美しい建物に入っているので、のびしろはもうたっぷり。
体制をほんの少し整えたら本当に本当にすばらしいホテルになると思います。

それにこじんまりしたホテルだけに、スタッフの人たちともお互いにすぐに顔がわかりあえるのがまたいいところ。
やあ、さっきも会いましたね、という感じで親しげに話しかけてくれるので居心地がよく、連泊に向いていると思いました。

さて、次回はホテルの広い庭をご紹介しますね。
想像以上に広くて、ヨーロッパ式の整った庭園や野生の香りたっぷりの森まで、さまざまな顔を見せてくれましたよ。

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# by londonsmile | 2019-04-25 02:20 | イギリス国内旅行 | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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