わが家の近くには韓国の方が多く住むニューモールデン(New Malden)という町があり、日本やアジアの食品が手に入るお店があるのです。
週末は久しぶりのこの方面に車で出かけたので、帰りに韓国スーパーに寄ってみました。

日曜日は4時ぐらいに閉まってしまうお店が多い中、5時過ぎてもまだ営業していただけでも嬉しかったのに、お店に入るなり、凄いものを見つけてしまったのです。
それは、箱に入った大量の「びわ」でした。

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箱ごと大人買い♪
こんなにいっぺんに買ったのは生まれて初めてです。笑

前にこのブログでも書いたと思うのですが、ロンドンでびわは手に入りにくいのです。
普通のスーパーで見ることはほとんどないし、たまに町のマーケット(屋台のようなお店を出して売っているところ)や中東系のお店で見るくらい。

こちらに引っ越してきてから調べて初めて知ったのですが、びわの生産はほとんど亜熱帯や温帯で、日本でも生産が一番多いのは長崎県、次が千葉県という暖かい場所ばかり。
どうもイギリスで育つような果物ではないようです。
今回手に入れたびわたちもスペイン産でした。

そして私はびわが大好物なのです!!

ロンドンで暮らすようになって一番恋しく思う食べ物は、ちゃんとしたお寿司(それっぽいものは結構ありますが、「ちゃんとしたもの」はなかなかないのです)と、びわ。
お寿司は日本に帰った時に間違いなく食べられますが、びわが出回る季節に私が帰ることはあまりないので、もうずいぶん食べていませんでした。
前にロンドンのマーケットで買ったものは、あまり管理が良くなかったみたいで傷だらけだったし。悲

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この日買ったびわちゃんはみんな美人さんで、見ているだけで幸せ♪
家に帰ると、手を洗ってすぐにひとつむいて食べてみました。

美味しい♪
甘さとほどよい酸味のバランス、そして何より柔らかくてジューシーなのに、どこか引っかかるような食感がたまらないのです。

インディーにも「たくさん食べちゃいや」光線を発しながら、「食べてもいいよ」と勧めたところ、「ふむ、桃とかアンズみたいな感じだね」と言うのです。

ちがーう!笑
私は桃とびわを比べてみたことがなかったので、びわを食べたことがない人はそう感じるのかーと妙に納得はしたのですが、私がわかってほしかったのはびわ独特の美味しさなのです。
桃より食感がちょっと硬めでしょ、とか、甘さ控えめでほんのり酸味があるでしょ、とか、一生懸命説明してみても「桃の一種でしょ」と譲らない彼。
うーん、人それぞれだから仕方ないのかなあ。
それに、生まれた時から食べていなかった人にその繊細な美味しさをわかってもらうのは難しいのかもしれません。

ちなみにインディーさんはお豆腐自体の味がわからないそうです。
冷奴だとお醤油味だし、湯豆腐だとダシの味だし、麻婆豆腐だと中華味がする、と思っているらしいのです。
それを聞いてから、何度も食べ続けてわかる味というのがあるのかもしれない、と思うようになりました。

あ、違う、お豆腐の話じゃなかった!

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見よ、このみずみずしさ!
口いっぱいに広がる甘くて少しだけ酸っぱい果汁。
そして少し歯にあたる感じがありながらジューシーで柔らかい食感。

あああ、今週は本当に幸せな気持ちに包まれて過ごしています。

ちなみに私が購入したのはこのお店。
お近くの在英びわ好きの方、ぜひ!

H Mart
Unit 1, Leigh Close, New Malden, Surrey KT3 3NW


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# by londonsmile | 2017-06-01 00:49 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(6)
前回お話ししたように、先週は家で暖房設備の工事があり、朝からドリルの音が響き渡る中、ホコリにまみれて暮らしていました。
「この部分、こうしちゃっていいですか?」なんて相談を頻繁に受けるので、やはり外出してしまうわけにもいかなかったのです。

イギリスに引っ越してきてから、これまで家で大きな工事があったのは、前の家でコンサーバトリー(温室)を作った時と、今のフラット(集合住宅)でキッチンを改装した時の2回。
どちらも工事する場所とそうでない場所がはっきりしていたので、工事中も私には居場所があって普通に仕事をしていました。

でも今回は、セントラルヒーティング用のパイプを家中にめぐらせるので、想像していた以上に家のあちこちを工事の人が歩き回ることになったんです。
壁に穴を開けるのに邪魔だしホコリにもなるので、本や書類を棚から取り出して移動させ、寝室のクローゼットからは洋服やタオル類も全部出したのですが、数時間後には別の部屋で工事が始まってしまうので、またそれを別の部屋に動かし、夜には一部をまた戻して、翌日の朝にまた移動させて、と、工事中は毎日、予想以上に大忙しでした。
特に最後の日は工事の対象が家全体になったので、私は家の中で居場所さえない状態に。笑
まるで私についてくるかのように私が行く場所行く場所に工事の人が現れるので、その度に移動しなければならず、マンガやコントのようで我ながら笑ってしまいました。
それでも家にいなくてはいけないので、困った! でもあまりに慌ただしくて本当に笑っちゃったのでした。
もちろん仕事もブログも工事中は夜までおあずけ。

そんなドキドキの工事も、終わってみるといいことがたくさんあったなあと思い出されます(まだ先週のことで、片付けも終わっていませんが!笑)。
今日はその良かったことを皆さんとシェアさせてください。

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工事の道具が入っているバケツにもニコニコが♪
この顔にずいぶん和まされました。

よかったこと①
もちろん、これで個別の暖房へのステップが半分終わったこと。

あとは来年に検査と接続が終われば、いつでも好きな時に暖房をつけられることになります。
ボイラーのまわりに作り付けの棚を設置してもらうことを除けば、もう壁に穴を開ける騒音もホコリもなし、荷物をあちこち移動する必要もなし!笑

よかったこと②
工事の人達が明るい人達で、こちらまで楽しくなったこと。

工事に来てくれたのは、ボスと若者2人の合計3人。
ボスは、日本でいうべらんめえ調な話し方をする人で、ちょっと英語が聞き取りにくいのだけど、腕と人は良さそうな感じ。
冗談が好きで明るく、壁に穴を開ける合間の静かな時には突然大きな声で歌い始めるのです。

そして、ボスが歌いだすと、若者2人も一緒に声を張り上げて歌うので、陽気な大合唱に。
最初は私が部屋にいてもお構いなしなんだなあと思ったのですが、後で話すように、お隣りのお家に私が避難させてもらっていた時には、もっと大きな声で歌っているのがお隣りからも聞こえていたので、やはり私が部屋にいた時には遠慮していたのかもしれません。笑

初めこそびっくりしましたが、この大声の合唱、慣れてくるとなんだか楽しいのです。
大人になると、いろいろ気にしてしまうことが多いのに、なんて無邪気な人たちなんだ、と妙に感動してしまって、癒されちゃいました。笑

若者2人のうち、特に若い方のお兄さんは本当に愛想が良くてかわいかった、ということも理由かもしれません。
まだ顔にあどけなさが残る20歳そこそこぐらいのお兄さんは、ボスにも兄弟子(?)にも便利に使われていて、しょっちゅう名前を呼ばれるので、ジェレミーくんだということがわかりました。
見積もりに来てくれた時から、インディーが作ったケーキをとても褒めてくれて感じがいいなあと思っていたのですが、家の中のものの移動や片付けにも細やかな気配りをしてくれる親切で優しい人。
しかも見ていると、仕事でも単純な見習いという感じではなく、なかなか大きな仕事を任されているのです。
優しくて気配りできて仕事もできる! 娘がいたら、こんな男性と結婚してほしいなあと思ってしまいました(妄想・笑)。
すっかりジェレミーくんのファンになり、工事の後半は、本当ならボスに聞くことも、彼を捕まえて聞いたりしていました。
だってすごく感じが良くて、笑顔がチャーミングで、話してて嬉しくなるんだもの。笑


よかったこと③
お隣りのおばあさんに親切にしてもらったこと。

工事が始まった日、ガリガリと派手に壁を穴を開ける音が30分ほど続いた時、玄関のベルが鳴りました。
出てみると、そこに立っていたのはドアを挟んで向かい合った部屋に住んでいるドイツ人のおばあさん。
何度かこのブログにも書いているのですが、この90歳のスーパーおばあちゃんは私の大切なお友達なのです。

私が「おはよう。ごめんね、音がうるさい?」と言うと、「その反対よ。あなた、こんなに音がしてたら仕事なんてできないでしょう? 私の家に来てもいいわよ。私は今朝は新聞読んでるだけで、11時半には出かけちゃうから、そのまま鍵持ってて、自由に出入りしていいわ」と鍵を私に預けてくれたのです。

うわーん、ありがたい! 大感激!
ドリルの音自体は我慢できたのですが、実はホコリがすごくて、むせそうだったのです。
作業している人の横で私が咳き込んでいるのもナンだし、そうさせてもらえると助かるなあと思ったのですが、そうだ、それよりお願いしたいことがあった!

実はその前日、友達のパーティーがあって着物を着たので、軽く干しておこうと思って、着物がまだ寝室にかかっていたのです。
ドリルの作業自体は別の部屋でやっていたので大丈夫かもしれないけれど、離れた私のところにも咳込みそうなほど届いているということは、ホコリは家中に舞っているに違いなく、ということは着物にもふりかかっている可能性もある!

というわけで、まずは自分より着物を避難させてもらうことにしました。
外国暮らしだと着物のお手入れも限られるので、できるだけきれいに保っておきたいのです。

お隣りに衣紋掛ごと移動して、おばあさんの部屋にかけさせてもらって、どんなにホッとしたことか!
衣紋掛ごと移動だなんて、集合住宅のお隣りだからこそできることですよね。
でも私からはお願いしにくかったと思うし、おばあさんが申し出てくれなかったら思いつかなかったかもしれないので、本当にありがたかったです。
その日の夕方には、ホコリのたっていないお隣りの部屋で、心おきなく着物をたたむことができて、本当に良かった!

結局、工事開始後1時間半ぐらいして私自身もホコリにギブアップし、お言葉に甘えてお隣りに避難させてもらうことにしました。笑
「何かあったら、お隣りにいるから声かけてね」と言えるので、工事の人達も私も安心。
本当にありがたい! 

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おばあさんのお家は、小さな鉢植えが窓辺という窓辺を埋め尽くしていました。
こういうの、とてもおばあちゃんのお家っぽいですね。日本でもありそう。
おばあさんって国や文化を越えて、ある程度似てるのかなあなんて思います。
こういうお家にいさせてもらうと、なんだか自分のおばあちゃんの家にいるようで、おばあちゃん子の私は嬉しかった。笑

避難させてもらった後も、おばあさんは自分の部屋で新聞を読み、私はソファに座ってこまごました用事を片付けていました。
「好きな時に自分で勝手にお茶いれて飲んでね」と言ってくれるさっぱりした感じがまた居心地良くてありがたかったです。

この工事、これから来年にかけて全部の部屋で行われるので、おばあさんの家や、その上下の部屋で工事をする時には、私の家で新聞読んでね、と今から話しておきました。


よかったこと④
工事に備えて家具を動かしたり、ものを棚から取り出したりしたので、部屋のレイアウトを見直して、片付けをする良い機会になったこと。

今、ココです。笑
以前、インディーにこんまりさんこと近藤麻理恵さんの本の英訳本、Spark Jooyをもらって以来、こんまり流で徹底的に片付けをしてみたいと思っていました。

彼女によると、同じもの、たとえば洋服なら洋服は家中のものをすべて一気に出して、ひとつずつ手にとって仕分けするのが良いそう。
部屋ごとに整理したりすると、後で別の部屋で洋服が出てきてしまった時に、ややこしくなるそうです。
なるほど、私はいつもそうでした。だから片付かなかったのか!笑
とはいえ、洋服を一度に全部出すって結構大変なこと。
1日で終わるとは思えず、インディーにも迷惑がかかりそうなので、ずっと躊躇していました。

だから工事で洋服を一気に取り出したのは絶好の機会。
まずは洋服から始めて、思い切って家のあちこちをこんまり流で片付けてみるつもりです。

ドキドキだった工事も、終わってみると良いこともあり、「工事が終わったら」と先延ばしにしていた春の片付けがやっと始められます。
ちなみにイギリスでは、大掃除や片付けは大晦日ではなくて、明るく暖かくなる春にすることが多いのです。

遅めの春の片付けで、ときめく家になるよう、がんばります!
もう後戻りできないよう、ブログでみなさんに宣言しちゃいます♪笑


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# by londonsmile | 2017-05-29 18:05 | 家のこと | Trackback | Comments(0)
今週のロンドンはピカピカのお天気で、特に後半は真夏のような気温。
(あ、またお天気の話、しちゃった!笑)

道行く人もタンクトップやサマードレス、男性は上半身裸だったりして、みんな夏を楽しんでいました。
もう夏? と思うかもしれませんが、お天気の変わりやすいこの国では、太陽が出て暖かいうちに楽しんでおかないと、いつまた寒くなるかわからないのでね♪

そんな中、私は家に閉じこもっていました。
というのはいつものことですが(笑)、今週は家の工事があったのです。

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今回の工事は、暖房に関するものでした。
これまでわが家のフラット(集合住宅)の暖房は共用でした。
日本の方にはわかりにくいかもしれませんが、この国の大きな建物のセントラルヒーティングにはよくある方法です。
つまり、建物全体で日程を決めて、決まった日に暖房が入り、そのまま決まった日に暖房が切れるまで、暖房が入っているのです。
わが家のフラットの場合は、10月初めに始まり、5月初めに終わることになっています。
(10月初めって早いようですが、石の建物は冷えるので、10月に暖房が入ると実はホッとするのです。笑)

暖房が入っている時期でも、もし必要ないと思えば、個々の暖房器具をオフにすれば問題なし。
逆に、暖房が入っていない時期にちょっと寒いなあと思っても、セントラルヒーティングの暖房は使えないので、小さな暖房器具を使うことになります。

が! 1930年代に建てられたこの建物は、80歳のおばあさん(おじいさんかな?笑)。
暖房設備が古くなってきており、暖房の温度の調節ができなかったたり、暖房が入らない場所もあったりして、この数年、ずっと問題になっていました。
そこに持ってきて昨年、共用のボイラー付近でアスベストが見つかったので、共用の暖房施設を修理するのが難しくなり、それぞれのフラットで別々に暖房設備を整える工事することになったのです。

つまり、それぞれの家が自分用のボイラーを家の中において、部屋中にパイプをめぐらせるということ。
セントラルヒーティングを工事しなくても、大きな暖房器具を導入することもできますが、セントラルヒーティングは温水を使うので、フラット全体で水道の設備も一緒に変えることになり、工事をしないと水もお風呂のお湯も出なくなってしまうのです。
さあ、大変!笑

共用の暖房は今年の秋からあと半年間は入りますが、その後は水も暖房もなくなってしまうので、管理組合が紹介してくれた業者さんに早々に連絡を取り、工事となったわけです。
今年はとりあえずボイラーをつけて部屋の中にパイプをめぐらし、来年、パイプの接続をチェックして正式につないでもらって完了。
2年ごしの大工事です。

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いろいろ問題があった末、キッチンではなく、部屋にとりつけられたボイラー。
部屋の中にいきなりボイラーがあるって驚きますよね。
しかもここは私が仕事に使っている部屋なのですが、このパイプ、1年後に接続の確認をするまでこのままむき出しです。笑
その後は、作り付けの戸棚でボイラーごと全部隠す予定。ホッ。早く1年経ってくれ!

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バスルームのパイプはあまりに目立つので、来週、木で覆ってもらう予定。
よかったー、バスルームが1年このままって結構つらいですもんね。ホコリもたまるし!

そんなわけで、壁に穴をあける作業で、1週間ホコリにまみれて暮らしていました。
古い建物は頑丈にできているので、かたい壁に穴をあけるのはかなり大仕事。
鉄でできた部分を切る必要もあったそうで、工事のおじさん、終わった後に苦労話を鼻高々に話してくれました。笑

工事中もちょっとしたことで相談を受けるので、家を空ける訳にもいかず、私は工事の邪魔になりながらコンピュータを持ってあっちこっち移動。
なんとも不思議な1週間でした。

でもようやく終わってホッとしています。
それに、工事をして良いこともあったんですよ。

次回はちょっとそのお話をしますね。
(お庭シリーズ、ちょっと遅れます - 工事中はコンピュータにホコリが入りそうで、あんまり作業できなかったのです!)


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# by londonsmile | 2017-05-27 16:29 | 家のこと | Trackback | Comments(0)
前回、前々回と、ヨークシャー州のカントリーハウス、カースル・ハワードの壮麗なお屋敷をご紹介しました。


カースル・ハワードは、著名な旅行ガイド『ロンリー・プラネット』が選んだ「訪れたい世界のお屋敷とガーデン、ベストテン」に選ばれている本当に立派なカントリーハウスでした。
豪華なお屋敷を堪能したので、今日はいよいよお庭に出てみましょう。

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お屋敷を出るとすぐに、というかお屋敷を見学している時から目立ちまくっているこのアトラスの噴水(The Atlas Fountain)。
お屋敷からすぐなので、その存在がさらに強調されるようです。
カースル・ハワードのシンボル的存在でもあり、ここで撮影された映画やドラマでも印象的に使われているんですよ。

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両腕と頭で天球を支えているギリシャ神話の巨人アトラスと、彼にホラガイで水をかけて冷やしている海神トリトン。
1850年代の作品で、トリトンの像はロンドンで作られて、列車で運ばれたとか。
この時代にそんなんことをするなんて、やはり手もお金もかかっています。笑

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建物を離れてお庭に向かう途中で、こんなものを見つけました。
草の上に額だけが設置されていて、そこをのぞくと、お屋敷が額に入った絵のように見えるのです。
楽しい計らいですね。

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大きなお屋敷のお庭には、だいたい大きな木の並木道があることがわかりました。
英語でアヴェニュー(avenue)と言うんでしたね。
葉の色が明るい菩提樹が使われていることが多く、重苦しくならなくていいなあと思いました。

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お天気こそ絶好ではなかったものの、初夏の香りが漂うお庭です。

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ギボウシもツヤツヤで元気がいい♪
よくお手入れされて、幸せそう。

今度はウォールド・ガーデン(walled garden、壁で囲まれた庭)に入ってみましょう。

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ゲートをくぐると、バラ園でした。
まだ満開にまだ満開にはちょっと早かったかな。

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それでも壁につたっているバラがかわいらしい♪

18世紀の初めに野菜や切り花を育てるために作られたウォールド・ガーデンは、その用途に使う部分を残しつつ、現在ではレディー・シシリアの庭、ヴィーナスの庭、日時計の庭と呼ばれる部分ができています。
レディー・シシリアというのは、1940年の大火の後にカースル・ハワードの復興に尽力したジョージ・ハワード夫人であるシシリアさんのこと。
1940年の大火がハワード家にとって本当に大きな事件だったことがうかがわれますね。

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ヴィーナスの庭付近。
赤やピンクのバラと、白いベンチ、そしてよく手入れされた緑の芝生の対比が美しかったです。

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私はバラの大ファンというわけではないのですが、こうしてよくお手入れされたお花を見ると、美しいなあと思います。

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壁を利用したボーダーもありました。
お花の高低差が映えますね♪

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ゲート形にきれいに刈り込まれていて、おとぎの国のよう。

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この辺りは野菜を栽培しているエリア。
畑なのに、美しい♪
英語では、ornamental vegetable garden、鑑賞用の/装飾的な野菜畑、と呼ばれているだけのことはあります。

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ネギボウズってかわいいですよね♪
色もきれい。

ここで収穫された野菜は、お土産売り場の隣りのファームショップで売られています。

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苗なども売っていて、園芸好きな方にはたまらないスポットかもしれません。
店構えもかわいらしいですね。

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こちらはサンダイアル・ガーデン、日時計のあるお庭です。
とても畑には見えないでしょう?

そしてこの日は車椅子の方がにこにこしながらお庭を歩いていたのがとても印象的でした。
にこにこしていらしたのはその方のお人柄もあるでしょうが、自分の足で歩けなくてもお庭を楽しむことができるって嬉しいですよね。
他のお屋敷も同じですが、家の中もお庭にも、あちこちに体がご不自由な方のための設備がありました。

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この日見学させてもらったのは、ガーデンと呼ばれる部分で、このほか、お屋敷からさらに離れていく部分はパークと呼ばれて広大な面積になっています。
パークには大きな湖や、このお屋敷を建てた第3代カーライル卿の霊廟、オベリスクなどなど、見所がもっともっとあるそうなのですが、この日はここで時間切れになってしまいました。
それだけ大きな土地で、見所たっぷりなのです。
あまり時間のない方、あまり歩きたくない方のために、パークを小さなバスのようなもので回ってくれることもあるようなので、いらっしゃる前にはサイトで確認してみてくださいね。

前にもお話ししたように、カースル・ハワードは私が英国に引っ越してから初めて訪れたお屋敷で、インディーさんの出身地であるヨークシャーにあることもあり、個人的にも思い入れたっぷりの場所。
豪華でありながら、あちこちに家族の温もりも感じられたのは、とても嬉しいことでした。
やはりここに今もご家族がお住まいだからかな。
ナショナルトラストが管理するお屋敷とはまた違った意味での家庭的な良さがありました。

大好きなカースル・ハワード、ぜひまた訪れたい場所です。

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出口にあった郵便ポストはジョージ6世の時代(1936-1952年)*のもの。
新しいものにはない温もりがありますね。

すてきなお見送りを受けて、いよいよカースル・ハワードともお別れです。
さて午後はどこに向かうのでしょうか?


(* ジョージ5世の時代(1910-1936年)という可能性もあるようですが、新しいものではない、ということで!)


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# by londonsmile | 2017-05-24 17:04 | Visit Britain | Trackback | Comments(0)
きれいに晴れたかと思ったら急に雨が降りだす不思議な2、3日の後で、やっと安定したお天気が続きそうなロンドンです。

考えてみると、ブログの最初のちょっとしたあいさつ、お天気の話で始めることが多いですね。笑
どの国でもお天気は差し障りのない話題ナンバーワンかもしれませんが、イギリスでは本当によくお天気の話をします。
この国では、まるで山の中にいるのかと思うのど本当に変わりやすいので、誰でも自然と話したくなるのかなーと思います。

それはさておき。

先週、雨の合間に晴れ間がのぞいた時に目撃したものがちょっとおもしろかったので、今日はそれをシェアさせてください。
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え? 歩道のこと? それとも舗装のこと?笑
ではなくて、座っている男性の足もとにご注目。

上はびっちりスーツで決めているのに、組んだ足もとからチラリとのぞいているのは、鮮やかな緑色のソックス。
えー? どうして?

日本では、スーツの時には濃い色の地味なソックスと決まっていますよね。
たまに白いソックスをはいている人がいたりしたら、高校生みたい、とか、変わり者ね、とかいってヒソヒソと噂されたりしないでしょうか。

ところがどうもイギリスでは、スーツの時の靴下について、あんまり厳しくないようです。
この男性は鮮やかな色とはいえ無地でしたが、柄もの、それもクリスマス時期のシロクマとかトナカイなんていうジョーク柄みたいなものも本当によく見かけます。
もちろん白い靴下の人も。
(もちろん、ダークな色のソックスの人もたくさんいます)

以前、日本の義弟くんにおもしろい絵のソックスをプレゼントした時にも、会社にはいて行かれないから休みの日にね、という義弟くんの言葉を聞いて、インディーはとても不思議がっていのです。
なんでシロクマの柄のソックスじゃいけないの? と。
(そもそも日本では、お休みの日にだって大の大人の男性がシロクマの靴下ははかないかもしれませんね。笑)

靴下ぐらいおもしろい柄やカラフルな色にしたっていい、個人の自由じゃないか、という見方もある一方、人に会うビジネスの場では身なりはきちんと整えるべき、というのも良い考え方で、私としては本当にどちらとも決められないのです。
(もともと私はスーツは着ませんが!)
ただ、スーツ姿が決まっている男性の足もとからイヌやネコがのぞいていたりすると、真面目な顔のビジネスマンとおもしろ靴下とのギャップがおかしくて、カジュアルな服装の人がおもしろ靴下をはいている時よりも口元がほころんでしまいます。
なんかすごいインパクトなんだもの。
そして私はこういうくすくす笑いを誘うものが大好きなのです。

あなたはどちら派でしょう?
服装をきちんとしたいですか? それともある程度自由でいいと思いますか?
真面目なことが好きですか? それともちょっとおかしみのあるユニークな方がお好き?

靴下への姿勢は、なんとなく生きる姿勢のような気もしてきました。
なーんて、大げさか。笑
こんなどうでもいいようなことをニヤニヤしながら考えている時間が長くて、仕事がなかなか進みません。笑


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# by londonsmile | 2017-05-23 02:26 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)
先週末は友人宅でユーロビジョンを一緒に鑑賞したとお話ししました。

友人の家はロンドンから車で2時間弱の郊外、いえカントリーサイドにあり、緑に囲まれてのんびり過ごすことができました。
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お家も、大きなお家の隅々にまで温かい気配りと遊び心が溢れているとても家庭的なお宅なのです。
遊びに行く度に、2人のセンスに驚かされるやら、和むやら。

そのひとつがこの鳥の巣箱。

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建物の外に飾られたカラフルな巣箱。
カントリー暮らしに合っていて、とてもかわいいでしょ。

ところが今回、なんとその巣箱のひとつに鳥が本当に巣を作ったと聞いたのです。
奥さんが巣箱の中を時々そおっとのぞいているのですが、きっと私が好きだろうと思って、一緒に見るためにここ数日は我慢してくれたそう。
わーい、好き好き、と大喜びで見に行きました。

巣を作ったのは、水色の巣箱です。
そおっと、そおっと開けてみると、中にはこんなかわいらしい方々が!

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きれいに作られた柔らかそうな巣の中で、ヒナちゃんたちはぐっすりお休み中でした。
起きていたらかわいそうだったのでホッとしましたが、重なり合って眠っている小さな姿は本当に愛らしくて、手に取って撫でてみたい衝動を抑えるのがひと苦労!

これは模様からするとアオガラ(blue tit)かな。
ロンドン市内でもよく見られる鳥で、青い帽子と黄色いお腹がかわいいのです。

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(写真はWikipediaからお借りしました)

友人が巣箱を時々のぞかせてもらうと、お母さんと思われる鳥が近くで警戒して鳴くので、慌てて閉めるそうです。
この日はお母さんはどこかに行っていたようで、怒られなくて安心しました。
子どもが見知らぬ巨人にさらされたら、そりゃあ、心配ですよね。
脅かしてごめんね。

ヒナたちはかなり羽も揃っていたので、巣立ちも近そうということでした。
もしかしたらもう今頃は近くの空を飛び回っているかもしれません。

アオガラ一家さん、かわいい赤ちゃんを見せてくれてありがとう。
そしてお友達、私のために何日かのぞくのを我慢してくれてありがとう。笑

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近くの森を散歩したら、まだブルーベルが少し残っていました。
こういう風に道に沿って咲いていると、本当におとぎの国のようですね。

みなさま、どうぞ良い週末を♪


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# by londonsmile | 2017-05-20 17:43 | イギリス国内旅行 | Trackback | Comments(2)
前回ご紹介したヨークシャー州のカースル・ハワード(Castle Howard)
300年以上前に建てられた壮麗な建物でありながら、実際にハワード家のご家族がずっと住んでいるこのお屋敷は、どこか家庭的な香りがしたとお話ししました。

今日はお屋敷の後編として、あのウィリアム・モリスが作った美しい礼拝堂を中心にご紹介しますね。

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(礼拝堂の美しいステンドグラス♪)

でもその前に!笑
前回、ご紹介しきれなかった場所をもう少し。

まずはロング・ギャラリー(広廊下)。
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ロング・ギャラリーは、その名の通り約50メートルある長い広間です。
ぎっしりと豪華な美術品が飾られていますが、なんとお天気の悪い日には歩くなどの軽く運動に使われたそう。
こういう利用法、大きなお屋敷ではよく聞きます。笑

ガイドさんは説明をしながら淡々と歩いて行きましたが、置かれている絵画や装飾品、タペストリーのひとつひとつが本当に立派で、大興奮でした。

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以前、初めてイギリスのお屋敷に行った時、この豪華なタペストリー(織物)というものを見て、ちょっと不思議に思ったののです。
私は織物が好きなので、それだけで嬉かったのですが、意外と無造作にただ壁に掛けてあるように見えたので。笑
でも、昔の石の建物は寒かったので、冷たい壁を覆って保温していたという実用的な理由を聞いた今では、広いお部屋にタペストリーが掛かっていると、「お、あるある」と、何だかますます嬉しくなってしまいます。

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本棚も見事でした。
ここにあった本はみんな革装でしたよ。
ご家族に伝わる本なんでしょうね。

立派な装飾品の中に見つけたかわいらしいもの。

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これが何なのか、聞きそびれてしまったのですが、なんだかかわいいですよね。
装飾用と思われる陶器も美しいですが、棚がもうツボで!
この形は当時のいわゆる「籠」かなあ。
(そして今思うと、これはロング・ギャラリーの手前にあったかもしれません)

他のお話をしている時に、ガイドさんが「当時はお金に糸目はつけなかったんですよ」とぽろっとおっしゃったのがとても印象的でした。
そうでしょうとも、こんなに豪華なお屋敷ならば!
そして、その贅を尽くした美しいものを21世紀の今、こうして見せてもらえるなんて幸せだなあと思わずにいられませんでした。

ところで、この広間を歩いていると、どこからともなく良い香りがしました。
とても優しくてほのかな香りだったので、お香かしら、と思ってうかがってみると、おそらく床を磨く時の艶出しの香りではないかとのこと。
どんな良いものを使ってるんだろう? わが家で使っているのはもっと人工的な匂いなんだけど。笑

そんな良い香りの広間を美しい調度品を見ながらコツコツ歩くと、貴族の一員になったような豊かな気分に浸ることができました。

カースル・ハワードでは、映画やドラマの撮影をした時の展示があると前回お話ししましたが、その他に、戦争に関する展示もあるのです。
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(ドイツ語の絵本。絵は普通でも、内容がちょっと怖くなっていたりします)

1815年から1944年までの間に起きた何回かの戦争で、ハワード家からも戦死した方が5人出たそうです。
この展示では、戦争中のハワード家の人たちの生活や戦地に赴いたご家族とのやりとりの記録として、当時の手紙、衣服、本や持ち物などを見ることができます。
戦地や爆撃の写真などはなく、普通の人々と戦争の関係を淡々と表したという意味で興味深い展示で、2015年にはHudson's Heritage Awardsという賞も獲得しているんですよ。

さて、ではお待ちかね、礼拝堂に参りましょう。

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(写真提供:Castle Howard © Tony Bartholomew)


じゃーん! 美しいでしょう?

ここはもともとダイニングルームとして設計されていた場所でしたが、1870年代の改装で床を掘り下げるなどの大規模な工事を行って、礼拝堂にしたそうです。

1870年代といえばイギリスではビクトリア時代真っ只中なので、礼拝堂の装飾もその時代の流行だったラファエル前派のスタイル。
ラファエル前派の特徴をとても簡単に言うと、「明暗が弱いものの色は鮮やかで、描写が細かい」だそうで、例えば絵画ではミレイの『オフィーリア』が有名ですね。

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この礼拝堂は、全般的にビクトリア時代のアーツ&クラフツ運動で知られるモリス商会が手がけました。
モリス商会の代表はもちろん、日本でも大人気のモダンデザインの父、ウィリアム・モリス。
彼は「有用とも美しいとも思えないものを家のなかにおいてはいけない」と言ったそうですよね。
わー、耳が痛い!笑

言われてみると、この壁に描かれた天使や、特に果物の木や葉、とてもウィリアム・モリスっぽいですね。
すごく厚みがあるように見えたので、「織物かなにかですか?」とガイドさんに聞いてしまったのですが、壁に描かれた絵だそう。
この壁画はチャールズ・ケンプ、最初の写真のステンドグラスはエドワード・バーン・ジョーンズの作品です。

第9代カーライル卿であったジョージ・ハワードは画家で、ウィリアム・モリスの親しい友人でもあったので、このカースル・ハワードの改装をモリス商会が手がけることになったそうです。

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このついたてもウィリアム・モリスっぽい!
人物も背景は刺繍なんですよ。
ぬくもりがあっていいですよね。わが家にも欲しい〜。笑

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この礼拝堂、それほど大きなスペースではないのですが、とにかく天井が高くて圧倒されます。

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そして天井の装飾も美しい!
さらにその向こう側も見て、見て!

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うわー、ウィリアム・モリス好きにはたまりませんね♪
私も大好きなので、大興奮。
プレスツアー一行の中で、いちばん興奮していたと思いますが、ガイドさんが喜んでくれたので良かったことにしよう。笑

高い天井に美しいものが描かれているのを見上げていると、なんとなく「天」を見上げているようで、クリスチャンでない私も「神さま」のことをなんとなく思ったりしたのでした。
信者の方はどう感じるのでしょう。興味深々!

礼拝堂には近年LEDライトを設置したので、繊細な装飾がよりはっきりと見られるようになったそう。
カースル・ハワードのこのページでは、礼拝堂のより美しい写真がお楽しみになれます。
プロが撮った写真で、美しい装飾をじっくりご覧ください♪

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美しいもの、しかも好みのものを見せてもらって幸せなひと時でした。
先ほども言ったように、この礼拝堂は決して広くはないのですが、手をかけて作られたものの息遣いが聞こえるような、とても繊細で幸せな空気が流れていました。
そしてそれは礼拝堂という場所にぴったりの空気だった気がします。

カースル・ハワードのお屋敷をじっくり見せてもらいました。
外は雨も降っていないようなので、次回はお庭に出てみましょう。
お庭もハッピーな感じがしましたよ。
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(お庭に出る前にお手洗いに行った時の地下道。
こんなところまで気が配られていて良い雰囲気でした。笑)


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# by londonsmile | 2017-05-18 17:37 | Visit Britain | Trackback | Comments(2)
土曜日は、年に一度のユーロビジョン・ソング・コンテスト(Eurovision Song Contest)がありました。

ユーロビジョンはヨーロッパ各国を代表する歌手が出場して行う、いわばヨーロッパのお国対抗歌合戦。
華やかなステージや衣装が日本の紅白歌合戦を思い起こさせる歌の祭典でもあります。

ヨーロッパでは大きなイベントなので、北イングランドの英国ガーデンはちょっとお休みして、今日はそのお話をさせてください。

このユーロビジョン、たまに変わった曲やユニークな歌手が出てくることでも知られていて、特にお国柄を表現しようとしすぎるあまり、なんだか不思議なことになっちゃうという曲が私は好きで、楽しみにしています。

その話をしていたら、おもしろいことが好きな友達夫婦が今年は一緒に見よう、泊まりがけで遊びにおいでよと誘ってくれたので、インディーと二人で週末に彼らの郊外のお家に遊びに行ってきました。

土曜の午後に着いてお散歩したり、お茶を飲んだりしてのんびりし、番組が始まる前にはワイン好きの友達にテイスティングも教えてもらいました。
もうそれだけで楽しかったのですが、お酒も入って気分がいいところで、さあ、今回はこれからが本番。笑

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(今年は、昨年の優勝国であるウクライナの首都、キエフでの開催。
予選でもお国柄を示す楽しいパフォーマンスもありました。
民族衣装、美しいですね!)


番組が始まると、次から次へと出てくる各国の歌手の人たちに好き勝手なことを言い合いながら鑑賞。
家でインディーと二人で見るより、ずっと楽しかったです♪
紅白も大人数で見た方が楽しいですもんね!

ユーロビジョンは参加する国が年々増えていて、今ではイスラエルやオーストラリアもメンバーなのです。
ヨーロッパじゃないじゃん! と誰もが突っ込むのですが、大人の事情があるのでしょう。笑

そんなわけで、一晩にすべての国は歌えないので予選が行われています。
わが家では予選までは毎年見るわけではないのですが、今年はせっかくなので当日の予習のつもりでしっかり見ました。

その時点でチェックして私のいちばんのお気に入りだったのはルーマニア。
ヨーデルとラップを合わせたような明るくて覚えやすい歌なのです。

ヨーデルとラップなんていうとコミックソングのようですが、そういう訳ではないんですよ。
ちょっと聴いてみてくださいね(準決勝の映像です)♪
タイトルはその名もYodel It!





それから気になったのが、クロアチア代表。
オペラ風の歌い方とポップス風の歌い方を見事に使い分けるニコニコ顔のぽっちゃり男性。
衣装も左右対称じゃなくて、なんだか目が離せません!笑
(こちらは決勝でのパフォーマンス)





違う歌声を聴いて、このお兄さんの不思議なスマイルを見ていると、どこから声が出ているのかな、と不思議な気持ちになりませんか?

ユーロビジョンはおもしろい曲がいちばん! と思っていた私は、この2曲をチェックしていたのですが、ポルトガルに詳しい友達から「今年はポルトガルもいいよ♪」と決勝の直前に聞き、Youtubeでチェック。
甘い歌声にうっとりしてしまい、当日はポルトガルも応援していました。

去年のユーロビジョンは全体に真剣に洗練されすぎていて、あまりおもしろいと思わなかったのですが、今年は上記の2つをはじめ、曲の途中にゴリラ(をかぶった人)や馬(をかぶった人)が登場するなど、おもしろい演出もあってホッとしました。笑
ユーロビジョンはこうでなくちゃ!

そして最終的に、優勝はポルトガル!

英語で歌う華々しい曲が多い中、シンプルなバラードをポルトガル語で甘くしっとり歌い上げ、ダントツ目立ってポルトガルに初優勝をもたらしました。美しかった! おめでとう!

トロフィーを受け取った後、「音楽は花火じゃない。フィーリングです」とコメントしたサルバドル・ソブラルくん、じーんときました。
心臓が弱いそうで、実のお姉さんが代理でリハーサルをしたこともあったそうです。
優勝後に「体が弱いことをウリにしたから同情票で優勝できた」という批判があったようですが、私はこの曲自体が好きなので、気にしない!
これからも応援しています。

ところでリハーサルも代理したというこのお姉さんのルイーザ・ソブラルさん、実はソングライターで、今回歌った「Amar Pelos Dois(私たち2人の愛)」も彼女が作ったそうです。
優勝した後に姉弟でデュエットしたのですが、お姉さんの歌声がこれまた雰囲気があってすてきでした。

さてさて、この優勝した曲、サルバドルくんが一人で歌うバージョンはこちらをご覧ください。
どうして急に小さいリンクにしちゃったかというと、優勝後のお姉さんとのデュエットをぜひ聴いていただきたいから!
歌も二人の歌声も美しいのですが、姉と弟の譲り合いが微笑ましくていいのです。ぜひぜひ!





もともとポルトガルの音楽は好きだったのですが、改めてそれを感じた感激の夜でした。
気の置けない大好きな友達と一緒に見られたのも本当に楽しかった♪

ユーロビジョンに参加した各国代表の曲はYoutubeに公式にアップされています。
どれが一番公式なのか、よくわからなかったのでリンクは貼りませんが、Youtubeのサイトで「Eirovision」「2017」に加えて国名を英語で入れると簡単に検索できます。
あるいは決勝戦の番組全体のアップもありました。3時間以上の長い番組ですが、ご興味あったらこちらからどうぞ♪
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(子犬の頃から知っているお友達の家のワンコも、人間でいうともう90歳を過ぎたそう。
でもあいからわずかわいかった♪)


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# by londonsmile | 2017-05-16 17:08 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(2)
ヨークの町を出て、朝一番で向かった先はカースル・ハワード(Castle Howard)というカントリーハウス。
その美しさはヨークシャーでも、いえ英国でもとても名高いところです。

実は私はここを訪れるのは2回目なのです。
インディーはヨークシャー出身なので、結婚して初めてヨークシャーの親戚を訪ねた時にここに連れてきてくれたのでした。

春先だったので黄色いラッパ水仙が満開で、やはり北はロンドンよりも少しお花の時期が遅いんだなあと思いつつ、可憐なお花の歓迎がとても嬉しかったことをよく覚えています。
だからこそ思い入れたっぷり。

が! それまであまり大きなお屋敷を訪ねたことがなかった私は、その大きさ、美しさ、優美さにただただ驚き、実は建物やお庭のことはあまり覚えていなかったのです。
ですから、英国で初めて訪れたカントリーハウスとして良い思い出が残るこの場所を再訪することできて、本当に嬉しかったのでした。

ここではお庭より先に建物を案内していただいたので、今日はその美しい建物を写真満載でご紹介しますね。

カースルがお城という意味なので、日本では「ハワード城」という表記もあるようですが、カースルは名称として付いているだけで、お城として使われたことはないようなので、ここでは英語のままカースル・ハワードにしますね。
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見学者の入り口になっているところから見た壮麗なカースル・ハワード。
重々しい建物が曇り空の下にドラマチックに立っていました。

カースル・ハワードのこの建物は、17世紀の終わり、1699年に第3代カーライル伯爵であったチャールズ・ハワードが建設を始めました。
その後、現在に至るまでずっとハワード家が実際に住んでいるという「家族が住む家」なので、お屋敷の見学できる部分も、華麗でありながら家庭的な温かさもたっぷり感じられたんですよ。

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こちらはお庭側から見た建物。
この建物の設計に当たったのは伯爵の友人、ジョン・ヴァンブラ(John Vanbrugh)で、その補佐には当時のこれまた有名な建築家、ニコラス・ホークスモア(Nicholas Hoorksmore)。
途中で伯爵やヴァンブラが亡くなったりしたこともあり、この建物の建設はなんと家族3代にわたって続いたそうです。
初めは華麗な装飾が特徴のフランボイヤン様式で作られたものの、18世紀になるとよりシンプルな形式で建設が引き継がれたとか。
なんだか壮大な話ですねぇ。

専門的なことはともかくも、私たちが見ると、このドーム部分が特徴的ですね。
装飾も、私には十分華麗に見えました。

さて、いよいよ中に入ってみましょう。

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入ってすぐにある大階段。
自然光がたっぷり入るようになっているこの天窓、なかなかモダンな感覚ですね。
古い建物は実はお部屋が暗いことも多いので、これは新鮮でした。

大階段を上がったところには、ご家族の肖像画や彫刻などが。

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さらにはアンティークのコレクションも。

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どれも立派なものなのですが、私としては、すぐ横にあったこっちが気になりました!

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大きすぎてうまく写りませんでしたが、この大きくて立派な戸棚の中に美しい食器がたくさん飾られていて圧巻だったのです。
私の背の倍ぐらいありそうな高さの棚自体も美しく磨かれていますね。

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建物も優美ですが、装飾品も美しい♪
一般に見学できる部分はご家族はあまり使わないのでしょうが、こんなところが自宅だなんて、改めて羨ましい。

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こちらは「レディー・ジョージーナの寝室」。
天蓋付きのベッドのたっぷりしたドレープがエレガントで美しい♪

そして細部にも凝っているのです。
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こんな風に美しく装飾してある鏡は初めて見ました♪
またまたオトメ心がキュンキュン。

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特に寝室には、お庭から取ってきたらしいお花が豊富に飾られていたことが印象的でした。
鏡台の上にブラシや手鏡が置いてあるというのも、当時の暮らしへの想像がかきたてられますね。
こういうちょっとした気配りに、管理している方たちの温もりを感じます。

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この右側のお人形(というか、紙でできているのですが)、これまた当時の様子を思い浮かべちゃいますね。
ところどころに、こんなニクい仕掛けがありました。

こういうゴージャスなお部屋もありますが、もっと家庭的なお部屋もあったのです。

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(あらら、上の2枚の写真、同じアングルでしたね!笑)

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もちろん普通の家に比べたら十分エレガントではありますが、こういうお部屋だと、ドレスじゃなくて現代の服装のままで椅子に座ってくつろいだりできそうじゃありませんか?
特に最後のお食事のテーブルは、これまでに見たお屋敷の大宴会のセッティングよりずっとこじんまりしていて、お客様用ではなくて、ご家族だけの楽しい食卓を思い描きました。
このお部屋にも大人数のお客様をもてなすダイニングテーブルを置くことは十分できるのに、あえて小さめのテーブルを展示しているというのが、カースル・ハワードでは「家族が暮らす家」としての気持ちを大切にしていらっしゃることの表れかな、なんて思いました。

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ここは見学者は入れない場所ではありましたが、棚の上に雑然と積まれている本の山には生活感があって、かえってご家族に親しみを感じます。
これでこそ、「暮らしている家」ですよね!

でも、やっぱりカースル・ハワードは華麗なのです。
ご覧ください、この荘厳な広間を!

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(写真提供:Castle Howard ©Peter Smith)

先ほど、建物の写真にあったドーム部分がここにあたります。
ここがもともとの玄関口だったそうで、家に入ってすぐ、このホールがあったら、度肝を抜かれちゃうでしょうねぇ。
あ、こういうところにお呼ばれした方々はご自分も豪邸にお住まいだから、そんなに驚かないのかな。笑
私なら口をぽかーんと開けて、上を見上げちゃいそうです。

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この周辺は装飾も特に凝っていました。
そしてありがたいことに、その凝った装飾の合間を歩きながら、間近に見学することができるんですよ。

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実はカースルハワードでは1940年に大火災があり、ドーム部分や他の20部屋ほどが被害を受けました。
ドームが完全に修復されるにはその後20年かかったそうで、修復した様子の展示もありました。

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実はこのカースル・ハワードは、イーブリン・ウォーの小説『ブライズヘッドふたたび(Brideshead Revisited)』(『回想のブライズヘッド』というタイトルもあり)のドラマと映画のロケ地としても有名です。
ドラマの方は1981年作でジェレミー・アイアンズ主演、映画は2008年に作られた邦題『情愛と友情』にはエマ・トンプソンも出演しています。
リンクをクリックしていただくとわかりますが、どちらのDVDもジャケットにカースル・ハワードが写っていますね。

このドラマや映画を撮影した時の写真なども、同じ場所に展示されていました。

ああ、本当に美しいカースル・ハワード。
まだまだご紹介したいところがあるので、お屋敷についてもう一回書かせてください。

次回はとても有名なチャペルを中心にお話ししますね。
なんとあのウィリアム・モリスが手がけたんですよ♪

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# by londonsmile | 2017-05-12 22:13 | Visit Britain | Trackback | Comments(0)
5月の新緑の季節なので、諸事情で滞っていた英国ガーデン・シリーズ、最後まで一気に進めます!

昨年6月、北イングランドの英国ガーデンをめぐるプレスツアーに参加させていただいた時の様子です。
ちょっと長くなりますが、これまでのレポートはこちらです。


北イングランドのガーデンめぐりを始めて4日目の日程も無事に終わり、私たちは美しい中世の町、ヨークに入りました。
ヨーク大聖堂があることでもよく知られるヨークは、中世の面影が残る風情のある町です。

実はその前の年に仕事の集まりでヨークに行った時、この城壁跡を歩いていて、きれいなホテルやパブが見えて、次はこんなところに滞在してみたいなあと思っていたのです。
そうしたら、なんと今回ヨークで連れて行っていただいたホテルは、前に城壁から「すてき♪」と眺めていたところ!
なんて嬉しい偶然でしょう。

大興奮でチェックインしたホテルは、中世の建物にモダンなテイストを加えたセンスのいいブティックホテルだったんです。

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(建物からお庭を見下ろしたところ)

ホテルの名前はGrey's Court Hotel
ヨーク大聖堂のすぐ近く、そして城壁跡にすぐ隣りあわせた場所にありました。

もともとはヨーク大聖堂に公職で訪れる人たちの宿泊地として使われてていて、1080年という記録もあることから、継続的に使われている建物としては英国で一番古いのではないかと言われているそうです。
1080年! 日本で言うと平安時代ですよ!

もっとも、ずっとホテルだったわけではなく、その後貴族が所有していた時代もあったそうで、今の建物は当時のものではないようです。
そして2005年、ヨーク大聖堂が売りに出したこの建物を現在のオーナー夫妻が買い取ってホテルとして開業したとのこと。

オーナーご夫妻のセンスで、中世の伝統的な美しさを残しながら、現代の技術やモダンなテイストを取り入れた心地よいスペースでした。

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入ってすぐにあるロビー。
チェックインした時にはまだ明るかったのですが、これは夜の写真です。

ホテルに入ると同時に家に戻ったように落ち着けて、ほっとしました。
「家に戻ったように」なんて大げさな! と思うかもしれませんね。
でも自分でも不思議なくらい、本当に落ち着いたのです。
きっと私はこういう雰囲気が大好きなんでしょうね。
今まではっきりわからなかったけれど、私はこういうものを求めていたんだな、というものを目の前で見せてもらった気がします。
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夕食前にホテル内を案内していただきました。
この木製の壁、イギリスの古いお屋敷でよく見ますよね。
部屋全体が暗くなると言って嫌う人もいますが、私は大好きなんです。
今の時代、なかなか自宅には取り入れませんからね♪

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2階のバーラウンジは大広間からの改装。
長いスペースがたっぷりと贅沢に、そして上手に使われていました。

この反対側を見ると…

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広間の端には、こんなひっそりしたスペースも。

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私、こういう隅っこにハマる感じも大好きなので、ここもすごいツボ♪
ちょうど夕暮れ時にここに座ってゆったりと食事前のシャンパンを飲んでいる人たちがいて、そのロマンチックな様子に、うっとりみとれてしまいました。

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こちらはやはり2階の別のお部屋。
確かグリーンルーム(緑の部屋)と呼ばれていたと思いますが、個室の食事などに使われるようです。
2階分近くありそうな天井がとにかく高くて、優雅で豊かな気持ちになりました。
天井の装飾も美しいですね。

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お部屋に通じる廊下もエレガントに飾られています。
私たちがツアーで連日見学している立派なお屋敷に比べると、もう少し小さくて実用的、というのが、かえってリアルに嬉しくなります。笑

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伝統的な装飾に混じって、オーナーご夫妻のセンスある現代美術も飾られています。
地元のフォトグラファーさんの作品がずいぶんありましたよ。

そしてホテルといえば、やはりお部屋。

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広々していて居心地がいい♪

私の部屋はサマーセットという名前だったのですが、ここは新しく作られたばかりだそうで、眺めが最高だったんです。

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じゃーん! ヨーク大聖堂の眺めを独り占め♪
ヨークの町が大好きな私には、これはとても嬉しいことでした。

お庭めぐりが目的の今回はヨークの町自体を見る時間がほとんどなかったので、こうして窓から町のシンボルである大聖堂を眺めてたっぷりヨークの思い出に浸ることができて、とても嬉しかったのです。
ヨーク大聖堂を眺められるお部屋は今のところ2つしかないそうなので、予約の時にリクエストしてみてくださいね。

広々としたお部屋自体もとても凝っていて、アンティークなかわいらしいもの、きれいなものがたくさん。

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化粧台にあった花柄のトレイ。
オトメ心がキュンキュンします。

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バスタブ脇に置かれたアメニティーは貝に包まれて。
とてもロマンチックですね。

眺めも良くてアンティークな雰囲気のお部屋にずっとこもりそうな自分を抑えて(笑)ディナーに向かいました。
今夜の食事の会場は、このホテルのライブラリーなのです。

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私は本が大好きなので、こういうセッティング、とても嬉しかったです。
しかも、誰かのお家にお呼ばれしてご飯を食べているようなリラックスした雰囲気も私好み♪

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お食事はシンプルにモッツァレラとトマトのサラダとサーモン。

プライベートな空間なので、話も弾む、弾む♪
日の長い時期で、日がくれたのは10時過ぎでしたが、楽しい話は夜遅くまで続いたのでした。

楽しい食事の後は、ライトアップされたヨーク大聖堂が眺められるお部屋に戻ってぐっすり。
あっという間に夜が明け、朝の光が爽やかな空気を運んできてくれました。

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おはようございます♪
やはり2階にあるブレックファーストルームは、お庭を見下ろす明るいお部屋でした。

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中央のテーブルにあるジュース、フルーツ、シリアルなどは自由に取ることになっていて、その他のトーストやコーヒー、紅茶、卵やベーコンなどの調理したお料理は、注文を取って熱々のものを持ってきてくれます。

前夜、遅くまで食べて飲んでいた私は、お腹が空いていなかったので、フルーツやトーストで軽い朝食を。
それでも、朝陽の差し込むお部屋で食事をいただくと、朝だ♪ という気分になりました。

ホテルの方が、お庭もどうぞ、と言ってくださったので、出発前にお庭も散策。
ここから階段を下りていくんですよ。

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朝露の残るお庭に下りると、すぐに城壁跡が目に入りました。

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ホテルの方のお話によると、19世紀、この土地の所有者の方が土地に接続する城壁部分をヨークの町に寄付したそうです。
だからこのホテルには自分の土地から城壁跡に直接アクセスすることができるのですが、この権利を持っているのはヨークでもこのホテルだけだそう。
なるほど! だから私が前の年に城壁跡を歩いていた時、このホテルが目に入ったんですね。
それほど城壁跡と隣り合っている場所なのです。

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城壁跡も、まるでお庭の一部のよう。笑
そして、お庭には初夏の花がたくさん咲いていました。
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思っていた以上に広いお庭で、とてもよく手入れされていました。
私たちが滞在した時にはお天気がイマイチだったのですが、晴れた夏の日には、きっとお庭でお茶やお酒を楽しむ人も多いでしょうね。

残念ながら、この居心地の良いブティックホテルともお別れの時間になってしまいました。
今回は中に入れなかったヨーク大聖堂を見ながら、ヨークの町にもさようなら。
絶対にまた来るよ!

そして私たちは、また新しいお庭めぐりが始まります♪
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今回は町に出る時間がありませんでしたが、2015年にヨークを旅した時の様子を書きました。
よかったら、あわせてどうぞ♪
本当に大好きな町なので、皆さんにも好きになっていただけたら嬉しいです。



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# by londonsmile | 2017-05-10 00:09 | Visit Britain | Trackback | Comments(2)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


by londonsmile