ドレスコードは難しい

友達が誕生日の集まりに呼んでくれたので、喜んで「行く行く!」と言った私。
あとで招待状をいただいたら、ドレスコードがブラックタイ(男性はタキシード)というフォーマルな集まりであることがわかりました。

しかもその後、本人から「もしかしてキモノ持ってる? キモノで来てくれたら嬉しいなあ」というメッセージまでもらったので、着ていくなら練習しなくちゃと、慌てて久しぶりに着物を出してみました。

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イギリスに暮らすようになってもうすぐ11年ですが、なかなか慣れないのがドレスコード。
たまーにあるフォーマルな席には、やはりロングドレスがいいようなのですが、私は似合う自信がなくて着物にしています。

それでも正式なパーティーは、まだいいのです。
一番フォーマルな服装で行けばいいのですから。

それよりも「ちょっとした」パーティーというのが、実はクセもの。
お友達の家にご飯に呼ばれたのでカジュアルな服装で行ってみると、みんな意外にドレスアップしていたり、逆にちょっとおめかしして行ってみると、他の人は案外カジュアルだったり。
パーティーの場所や目的、主催者の人柄などによって微妙に違うようなのですが、そのへんがなかなか読み切れず、外しちゃったかもなあ、と思うこと多し。

もちろん、おめでたい席ならお祝いする気持ち、家での集まりなら楽しくおしゃべりすることの方がずっと大事なのですが、その場に合った服装でいた方が心地いいですよね。
基本的には日本にいても同じことですが、生まれ育った文化ではないところに住んでいるので、少しだけ複雑。
日本だと、正式な服装をしていれば間違いない、という雰囲気がありますが、こちらではドレスアップすればいいというものではなく、正式すぎる服装で目立ってしまう方が恥ずかしい。
「ドレスダウン」の仕方にコツがあると見ています。

ファッションには好みもあることだし、やはりここは経験を積んで、少しずつ自分なりの方法を学ぶしかないようで、私もおしゃれのレッスンをする良い機会だと思って、毎回自分に「チャレンジ」しています。

話は友達のパーティーに戻って。
着物のリクエストがあったのは先週だったのですが、ずっとお天気が悪かったので、久しぶりに晴れた今日、初めて出すことができました。
せっかくなので、ついでに一式ぜんぶを引っ張り出して、虫干しすることにしました。

少し前に、インド人マダムに「この国には変な虫がいて、私の絹のサリーは随分やられちゃったの。あなたもキモノ持ってるなら気をつけた方がいいわ」とアドバイスを受けて、実はドキドキしていたのです。
日本でだって気をつけないと痛んでしまうものですが、気候が違えば、また違うのかもしれないと思って。
ちなみにマダムには、ラベンダーを乾かしたものを一緒に置いておくといい、と教えてもらいました。
へー、ラベンダーって、防虫にも使えるんだ!

今日見たところでは虫食いもなく、なんとか大丈夫そうだったので、ホッとしています。
さて、あとは練習する時間があるかどうか、練習してうまくいくかどうか、そして髪の毛もアップする練習しないと!汗

私のおしゃれへの道のりはちょっと険しそうですが、めげずにチャレンジを続けたいと思います。
今回は、お誕生日を迎える友達のためにも!


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# by londonsmile | 2017-02-13 22:05 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(0)
先日、日本生まれで10歳まで日本で育ったアメリカ人のマダムとゆっくり話す機会がありました。

私より一回り年上と聞いているのに、本当に若々しくて、かわいらしくて、気配りが細やかで、以前からとっても憧れている美人マダム。
今年は何十年ぶりかで日本に行くことになったので、この日も日本の話で盛り上がりました。

日本を離れたのが10歳の時で、その時には日本語をぺらぺら話していたようです。
今はほとんど忘れてしまったそうですが、ちょっと「いただきます」と言うだけでも、英語のクセがなくて、発音がとても自然できれい。
やっぱり子どもの頃に覚えた言葉って違うんだなーと改めて思うのでした。

「でも言葉もほとんど忘れちゃったし、東京のどこに住んでいたかは詳しく覚えていないのよ。それなのに、日本語の先生の小指の爪がやたらに長くて不思議だったことをよく覚えてるの。やっぱり子どもの記憶って曖昧ねー」とマダムは笑うのです。

その他にはどんなこと覚えているの? と聞いてみると、そうねぇ、コマーシャルの歌とかね、というので、どんなの? と突っ込んでみると、なんとゴージャスなマダムの口からこの歌が!




このリンクは2016年バージョンなので、スギちゃんの部分は抜くとして、マダムが歌ったのはまぎれもなく、この♪ブタブタ子ブタ、お腹が空いた♪という歌。
しかもきれいな発音で。

ロンドンでこの歌を聞くことになるとは思いもしなかった私は、一気に脱力。笑
気さくなマダムがますます大好きになりました。

家に帰ってから上のリンクを彼女に送ってみたら、すぐに返事が来て、「アメリカにいる兄に転送したわ! 兄も覚えてるはず!」とすごく嬉しそうでした。

立派なお家のゴージャスなマダム、もともと無邪気な感じの方ですが、日本の話をしている時はなんだか子供に戻ったみたいで本当に可愛らしいのです。
きっと日本で過ごした子ども時代はとてもお幸せだったんでしょうね。
そう思うと、なんだか私まで嬉しくなりました。
私もこんな風に年をとれたら嬉しいなあ。

こうなりたいと思わせてくれる人が近くにいてくれて、本当に幸せ。
国を超えて罪のない楽しい歌を共有できて幸せ。

彼女とはたまたま日本のことで盛り上がったけれど、出身や国籍や人種や宗教が違っても、人はやっぱり人柄なんだよなあと思うのです。
日本にいた頃よりほんのすこし私なりに視野が広がって、ロンドンに感謝する毎日です。

みなさま、どうぞ良い週末を。


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# by londonsmile | 2017-02-11 19:05 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(0)
バスで時々通りかかる場所。
地名は知っていて、すでに頭の中で軽く笑っているのだけど、文字を見ると、顔が毎回にやけてしまうのです。

それは、この地名。

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ワールズエンド、世界の終わり、この世の果て。

そんな大げさな!と毎回笑ってしまうのです。
(この看板は診療所のものなので、Health Centreの文字が書かれています)

ちょっと調べてみると、このワールズ・エンドのあるキングズ・ロード(King's Road、「王様の道」の意味)は、昔、王様がよく馬に乗って通っていた道で、17世紀のジェームズ2世という王様はこのあたりで馬に乗るのをよくやめていたので、「世界の終わり」と名付けた、という説もあるよう。
さすが王様、自分が乗馬を終えると、この世の果てになってしまうんですね。笑

以前、イギリスに「ワールズ・エンド」という地名はいくつあるか? という新聞記事を見たことがあり、数は忘れてしまったのですが(汗)、ウィキペディアで今ざっと見ただけでも、国内に8か所あるとのこと。
あんなに大きなアメリカでは2か所と書かれているので、イギリスでの「世界の終わり」「この世の果て」命名率は高そうです。
これもやはり英国流ユーモアというものでしょうか。

今回ご紹介したキングス・ロードのワールズ・エンドは、チェルシーの高級住宅街がほんの目と鼻の先の距離にありながら、公団住宅もあるのです。
キングズ・ロード自体はヒッピーやパンクの時代にはファッション最先端をいっていた場所で、この診療所のすぐ近くにヴィヴィアン・ウェストウッド本店もあるし、もう少し行くとファッションのお店やおしゃれなカフェがずらりと並んでいます。
ハイセンスなお店の前を、ちょっとくたびれたおじさんが歩いているようなミスマッチが興味深い!
ただ美しいだけの町とは一線を画す、おもしろいエリアなのです。

一度、「世界の終わり」「この世の果て」を見にお出かけになりませんか?


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# by londonsmile | 2017-02-10 18:52 | ロンドンでお出かけ | Trackback | Comments(2)
前回は、居心地のいいカントリーホテル、キャベンディッシュ・ホテル(The Cavendish Hotel)をご紹介しましたが、今日はそのキャベンディッシュ・ホテルから、英国でも有名なカントリーハウスであるチャッツワース・ハウス(Chatsworth House)のお庭をご紹介します。

チャッツワース・ハウスは時代ものの映画のドラマがたくさん撮影されている本当にゴージャスなカントリーハウスなのですが、私たちが泊まった敷地内のキャベンディッシュ・ホテルからは、緑の中を歩いて行けるんですよ。
ちょっと贅沢な気分ですよね。

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ホテルの正面から緑の中を下って、さあ出発!
前の日には牛の姿も見えていた緑地の中を歩いていきますよ。

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ちょっとした丘もあったり、牛や羊も歩いていたりして、自然のままの緑地に見えますが、やはりお屋敷の敷地内なので、ちゃんと管理されているようです。

あれ? これは何でしょう?

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これはキシングゲート(kissing gate)とというゲートの一種。
扉を開けたり閉めたりして、人間でさえ一人ずつしか通れません。
あえて複雑な造りにすることで、牛や羊などの家畜がこの先に行かれないようにしているのです。

パブリック・フットパス(私有地や国有地であっても、一般の人も通れるように指定された山や緑地の中の道)などでよく見られるのですが、この冗談みたいに不思議な造りのゲートの扉を開けたり閉めたりしている人のぎこちない動きを見るたび、私はなんだか笑いが込み上げてしまいます。

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実はこの日はあいにくの雨。
しかも、こんなに降っていました。
お屋敷に着く頃にはやむといいなあ。

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でも雨のおかげで、遠い丘が美しく煙って見えます。
しっとりしてとてもきれい。

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雨の中を40分ぐらい歩いたでしょうか。
足元が良ければもう少し早いと思いますが、雨が降っていたにもかかわらず、この朝のお散歩が本当に気持ちよかったのです。
しかも広い広いお庭を歩いてお屋敷まで行くなんて、優雅な時代にタイムスリップしたようですてき。

あ、なんだか建物の一部みたいなものがありますよ。

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後でわかったことですが、チャッツワース・ハウスでは今回のツアーのテーマであるケイパビリティ・ブラウンはじめ、数々の著名な造園家が雇われていたので、その度に新しい試みがあったようです。
だからこの建物も、一度は使われていたけれど、今は使われなくなったものかもしれません。
とてもきれいにメンテナンスされていましたが。

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ああ、やっとお屋敷が見えてきました。
車で来る人が多いので、歩いていた私たちは芝生の上をそっと歩くことに。笑
これも、歩いてこられるホテルに泊まっていた特権ですね!

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あら、さすがにすてきなお屋敷! と思わず叫んだら、「これは厩舎、つまり馬小屋だよ」とリーダーのスティーブに言われてしまいました。汗
私たちが着いた時、この場所から見える側のお屋敷が修理中で、白い幕がかかっていてよく見えなかったのです。←言い訳
馬小屋だけでこんなに立派なら、お屋敷はどんなにすごいんでしょう。

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こちらがお庭側から見たお屋敷。
私の写真だとスケールがわかりにくいので、チャッツワースのパンフレットの写真をお借りすると、こんな感じです。

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遠くに見えているのに、この存在感。
本当に大きくて立派なお屋敷です。

チャッツワース・ハウスは貴族であるデヴォンシャー公爵家のカントリーハウスとして、16世紀頃からダービシャーのこの地にありました。
今も現在のデヴォンシャー公爵のご家族がここにお住まいです。

チャッツワース・ハウスでは、庭師の方と、ダービシャーの観光協会の方がお庭を案内してくださいました。
私としてはお話を一生懸命聞いたつもりですが、この後かなり雨が激しくなり、傘をさしたり、傘に当たる雨の音が大きくなったりで、せっかくしてくださったお話が実はあまり聞こえなかったのです。
なので今回は、私が聞こえた範囲のことに、パンフレットやサイトに書かれていることを加えてご紹介しますね。

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入口を入ってすぐにあるこの建物は、ビクトリア時代に作られた大温室で、当時はイチジクや桃やあんずが育てられていたそう。
やはり今回のテーマであるケイパビリティ・ブラウンの設計ではなく、その後のビクトリア時代のやはり有名な造園家であるジョセフ・パックストンのもの。
白い枠とガラスがビクトリア時代らしく、なだらかな坂にそっていて建てられているのも優雅ですね。

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こちらはお屋敷の南側にある「タツノオトシゴの噴水」。
柵の向こう側も丘もここのお庭です。
ちなみに、手前側は英語で「ガーデン」、向こう側は「パーク」と呼ばれていて、パークの方がより自然に近い形になっているそう。

広いガーデンとパークを眺めてゆったりした気持ちに浸っていると、庭師さんから驚くべき発言が。
なんと向こう側のパークの丘に植えられた木々、すべて美しく見えるようにケイパビリティ・ブラウンが計算して植えたそうなんです!
つまり、どこにどのお花を咲かせるかをデザインするように、どこにどの木を植えるかを設計したのです。
これこそが造園の魔術師と言われるブラウンの仕事ぶりということでしょうか。
細かいというか、壮大というか!

さらに驚くことに、この丘に植える木を設計するにあたり、そこにあった村の建物が景観に入ってきて邪魔だと思ったブラウンは、その村ごと移動させてしまったそうなんです!
その村には、このお屋敷で働いていた使用人も多かったので、ただ立ち退かせただけではなく、「村ごと移動」したのだそうです。
なんて大胆なやり方でしょう。

ちなみにチャッツワース・ハウスの帰り道、私たちもこの「移動された村」を通過したのですが、300年の時を経て、今ではすっかり落ち着いた風情になっていました。
今では、前はどこに村があったか、知らない人もいるのかもしれません。

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こちらの「皇帝の噴水」は、ロシア皇帝を迎えるためにビクトリア時代に作られたもの。
外国の皇帝が家に来るって、やっぱりデボンシャー公爵家、すごいですね。
高さは90メートルに達したという記録もあるそうで、本当に壮大な噴水で、チャッツワースのお屋敷と一緒に写真に写っているのをよく見かけます。

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そのすぐお隣りにあるアベニュー。
並木道のことでしたね。
ここに使われている木は葉っぱの色が明るくて、どんよりしたお天気でも写真にきれいに写ってくれました。

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こちらは17世紀からあるリングポンドと呼ばれる丸い池。
池には鯉も泳いでいて、とても平和な雰囲気なのですが、なんといっても目に止まるのが、これ。

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この力が抜ける形がたまりません♪笑
どうしてこの形にしたんでしょうね。
ユーモラスで、思わず微笑んでしまいます。

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それにしても、この風景が、すべて計算されたものだとは。
今こうして写真を見ても、改めてスケールの大きさに驚いてしまいます。

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こちらも17世紀に作られた有名なカスケード(滝)。
お庭の中にどーんと横たわって私たちの目を引きます。
こんなに大きいのに、なだらかな丘に合わせて水が穏やかに流れる様子がとても優雅でした。

少し雨が止んでくれたので、ちょっとカスケードの裏側の方に登ってみましょう。

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先ほどまであんなにかっちりしたスタイルだった庭園が、一気に山の中にいるような大自然の雰囲気に変わりました。

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雷に打たれたような木もあって、なかなかワイルド。
でももちろん、木がこういう状態になっているのを庭師さんは把握していて、ベストなタイミングと方法で回復させようとしているようです。
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こんな自然の中に、突然モダンなオブジェが現れました。
さすが豪邸のお庭。
山の中にいるようでいて、やはりきちんと目が届いていることが示されています。

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と、この辺りでまた雨が激しくなってきました。
庭師さんの声がまったく聞こえてなくなってしまったし、傘をさしていても濡れるほどだったので、とりあえず屋根のあるところで雨宿りすることに。

途中見えてきたコテージ・ガーデン。
田舎風ガーデンという感じでしょうか。

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今回のツアーでお庭をたくさんめぐって気づいたのは、野菜やハーブを栽培するキッチンガーデンや、家に飾る花を栽培するお庭が設けられているお屋敷が多いこと。
これだけ大きなお屋敷だと、お花もたくさん必要になりますもんね。
庭師さんのお話では、ここで咲いたお花がお屋敷の中で使われているそうです。

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私たちがうかがった時は6月だったので、夏の草花が真っ盛り。
雨に濡れるのも忘れて、つい写真を撮ってしまったのは私だけではありませんでした。
みずみずしくて可憐で、本当にかわいらしいですね。

ここで、動物大好きな中国のトムくんが「あっ」と言うので、声がした方を向くと、こんなかわいい方が私たちを出迎えてくれていました。

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野生のキジ。
鮮やかな赤や緑が目にまぶしいほどでした。
都会近郊ではほとんどお目にかからないキジが優雅に歩き回る姿を、みんなでしばし静かに見つめました。

この日はもっとお庭の奥まで案内していただく予定だったのですが、雨がおさまらなかったので、お庭の方はここで断念することに。
この奥には、木々をトピアリーのように美しく刈って使った見事な緑の迷路や、2015年に大改造した「マスの流れ(Trout Stream)」という小川を中心としたお庭やロックガーデン(岩庭)などなど、見どころ満載のお庭なので、とても残念。

でも帰ってきてから、チャッツワースハウスがYoutubeで公開している晴れた日のお庭の映像を見つけたので、よかったらこちらでお楽しみくださいね。
映像と音楽だけで、40秒ほどの中にチャッツワースのお庭の美しさがギュッと詰まっていますので、是非是非♪




チャッツワースのお庭の魅力は、東京ドーム約9個分の広い敷地に繰り広げられた優雅で、かつ大胆な美しさ。
ひとつひとつの造りは優雅で繊細であるのに、規模が大きいのでダイナミックにも見えました。

英国でも有名なチャッツワースのお庭、冬の間は見学できませんが、今年は3月25日からまた公開されます。
毎年6月にはフラワーショー、9月にはカントリーフェア、クリスマス前にはクリスマスマーケットなど、いろいろなイベントがあって、今年の予定ももう発表されていますよ。

この広くて美しい庭を散策しながら、村ごと動かしてしまったケイパビリティ・ブラウンの大胆な仕事ぶりをご自分の確かめてみるのはいかがしょう? 
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# by londonsmile | 2017-02-08 07:30 | Visit Britain | Trackback | Comments(0)
少し間が空いてしまいましたが、英国ガーデンをめぐる旅、また再開します!

昨年、Visit Britainさんのお招きで、北イングランドの英国ガーデンをめぐるプレスツアーの旅に参加させていただいた時のレポート。
ちなみにこれまでは、こんな感じでした。
(ご興味あったら、タイトルの上をクリックしてくださいね♪)


このように北イングランドの美しいお庭をあちこち巡っていたのですが、今日ご紹介するのはダービシャー州にあるThe Cavendish Hotel
英国でも有名な大邸宅のひとつであるチャッツワース・ハウス(Chatsworth House)の敷地内にあるホテルです。
翌日見学に行く予定だったチャッツワース・ハウスには、緑の中を歩いて行かれる距離という絶好のロケーション。
今夜はここに泊まって、明日のお屋敷見学に備えましょう。

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北イングランドのお庭を巡る旅も3日目が終わり、夕方にスタフォードシャー州からダービシャー州に移動しました。
周りの景色は、どこまでも続くイングランドらしい緑の丘。
今回の旅の中でも一番美しい移動風景だったかもしれません。

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ホテルの建物は田舎のコテージ風。
でも中に入ってみると、建物からは想像できないきらびやかさで、それでいてとても落ち着く美しい空間でした。
都会の華やかさとはまた違う、カントリーサイドならではの良さではないかと思います。

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こちらは入ってすぐのロビー付近。
到着してすぐにリラックして、気軽にソファに座りたくなる居心地の良さです。
感じのいい笑顔を絶やさないホテルのスタッフも、若いのに気が利いて、本当に知り合いの家に着いたようでした。

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通されたお部屋にはそれぞれに名前が付いていて、インテリアも違うのです。
お部屋のひとつひとつに愛が込められているようで、嬉しくないですか?
私はこういうの、大好きです。

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お部屋はやっぱりかわいかった♪
ベッド周りやカーテンは、イギリスのカントリー調が大人気のThornback & Peel製。
私のお部屋は、一番有名と言ってもいいウサギとキャベツの柄でした。
大好きな柄なので、それだけでテンションが上がりました。
Thornback & Peelの良いところは、上質な生地と、かわいらしい柄と渋い色の組み合わせ。
男性にも甘過ぎない絶妙のバランスなのです。

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お部屋からの景色。
しっとりした緑に移動の疲れも吹き飛びます。
移動中はずっと車の音を聞いていましたが、ホテルの中は本当に静かで、とても落ち着きました。

夕食まで少し時間があったので、ホテルの中を探検。

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あちこちに階段があったり、ちょっとしたスペースがあったり、なかなか入り組んだ造りになっているのがチャーミング。
増改築の歴史が見えるのも、古い建物の魅力だと思うのです。

廊下部分のインテリアも凝っていて、それでいながら家庭のような温かさがありました。

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ね、ちょっとぐらいゆるく乱れている方が居心地がよくありませんか?笑
美術館にいるんじゃないんだもの。

そしてこちらは、ロビーのすぐ横にあるガーデンルームというエリア。
窓の外には一面に緑が広がっています。

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天井部分から自然光が入るようになっていて、主にランチやアフタヌーンティーに使われているようでした。

夕ご飯の前には、ラウンジに座って、カクテルを飲みながらメニューを見せてもらうことに。

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すてきなホテルでのお食事なので、軽くドレスアップしている参加ジャーナリストたちがお仕事モードの昼間と違って見えて、なんだかワクワク。笑
ここで、ツアーリーダーのスティーブさん(仮名)はジンに詳しいことが判明。
最近イギリスで大流行しているジンの魅力について、ジントニックをいただきながら、たっぷりお話を聞かせてもらいました。

オーダーもソファーで済ませて、さてレストランに移動です。

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向こう側には他のお客様がいたので、窓側をパチリ。
季節は夏至の前で、もう8時近くなっていたというのに、外はまだ美しい青い空。
レストランは重みのある伝統的な雰囲気で、さすがチャッツワースゆかりのホテル、と感激でした。

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英国料理は、おいしいものでも見た目が茶色だけだったり、ぽてっと盛り付けてあったりして、目では楽しめないこともあるのですが、ここのお料理は見た目も美しく、お味も最高でした。
主に地元産の食材を使って調理されていたという配慮も嬉しかったし、同時に地元への愛と誇りを感じました。

最後に出してくれたチーズはすべて英国産。
どれもおいしくて、少しずつ食べ比べているうちに、食後なのにワインが進む、進む。笑
それにつれて話もどんどん盛り上がったので、もう少し飲みなおすことに。
まるで友達と旅行しているみたいで楽しい。笑

先ほどのラウンジは食後のコーヒーを飲んでいる人たちがたくさんいたので、雨上がりで気持ちの良い外で飲むことに。

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外で飲むと言うと、なんだか学生のサークルの飲み会みたいですが(笑)、まだ辺りはほんのり明るく、ちゃんと専用のテーブルもあるのです。
しかも、こんなに良い景色。

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仕事でお会いした方達なのに、昼間ずっと一緒にいて気心が知れてきたせいか、仕事が終わったら夜は楽しもうという姿勢につられたせいか、少し肌寒さを感じていた私も、オープンに話して笑って、とても楽しい夜になりました。
ホテルの居心地が良かったことも、理由のひとつかもしれません。

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途中で雨が降ってきたので、少しの間、バーに避難。
ここも静かな良いバーでしたが、明日も早いのでお開きになりました。
みなさん、この夜は移動疲れと心地よい酔いとで良い夢を見たんじゃないでしょうか。

そして翌朝は、メインのダイニングルームでの朝食からスタートです。

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と言っても、昨夜チーズまでたっぷりいただいたので、お腹が全然空いてない。汗

まずはフルーツやトーストから始めましょう。
朝からパリッとした白いクロスが敷かれたテーブルでいただくと、それだけでもう気分が良くて嬉しい♪

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うーん、これだけですでに食べてみたいものがいっぱい。
フルーツもとても新鮮だったし、ヨーグルトもおいしいのです。

この他に、卵やベーコンなど好きなものを調理してくれるのですが、まだこの先3日もあることだし、ここは大人になって、朝は軽くしておこうと決めました。
でもやっぱり調理した朝ご飯の写真がないのは寂しいので、同じテーブルにいたスティーブがオーダーしたキッパーとポーチドエッグの写真を撮らせてもらいましたよ。

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イギリス人は温かいお料理を温かいうちに食べるのが大好きなので(インディーなんかは、それに命をかけてます・笑)、自分が食べる前に写真を撮らせてくれるなんて、スティーブ、なんていい人なんだ! ありがとう!
燻製した魚を焼いたキッパー(日本でいう干物の味に近いかも)とポーチドエッグは、人気の組み合わせです。

夕方に着いて朝には出てしまうという短い滞在でしたが、優雅で、かつ温かい雰囲気の中で本当に心地よく過ごせたホテルでした。

さて今朝はここに荷物を置かせてもらって、チャッツワースの見学に歩いて行きますよ。
有名なチャッツワースでは、どんなお庭が待っているのかな。
楽しみです。

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# by londonsmile | 2017-02-03 07:49 | Visit Britain | Trackback | Comments(2)
先日、ロンドンで日本語を勉強している人たちの話し相手をする機会がありました。
知り合いの方のお声かけでのボランティアです。

実は私、日本語を教える勉強をしたことがあるのです。
結局その道には進みませんでしたが、翻訳の仕事をしているし、もともと言葉を習うのが好きだったので、言葉の学習そのものに今でも興味があるんです。

今回は私が教えるわけではなくて、話し相手ということだったので、興味津々にうかがってみることにしました。
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写真は、この日の教室の近くにある本屋さん。
このブルームズベリーという地区には大学も多く、大英博物館などもあって、アカデミックな雰囲気のエリアです。
この本屋さんもチェーン店なのですが、大学の町らしく、中がとても広くて品揃えが充実しています。
古い建物に入っているので、チェーン店でも雰囲気たっぷり。
大好きな本屋さんです。

さて、ボランティアの方はというと、本当に楽しくて、あっという間に終わってしまいました。
経験豊富でチャーミングな日本人の先生が挙げる例文に沿って、実際に日本人と会話してみるというのがこの日の目的。
1人あるいは2人の学生さんの横に私たち日本人がついて話をしながら、授業が進みました。

簡単な自己紹介を聞いていたら、日本語を習い始めてから4ヶ月という人が多かったのですが、みなさん、本当にお上手でびっくり。
最初にはお辞儀をしながら「はじめまして。よろしくお願いします」ときれいな発音で言ってくれて、「ロンスマさんはどうしてロンドンに住んでいますか?」「だんなさんとはどこで知り合いましたか?」「お仕事は何をしていますか?」と世間話もできるレベルなのです。
週に10時間授業があって、さらに宿題をしているということなので、かなり集中して勉強しているんだとは思いますが、日本語だけではなくて他のお勉強もしているはずなので、やっぱりすごい!

同時に私の日本語、ちょっと「てにをは」が怪しいんじゃないかとも思えた時間でした。
先生がおっしゃる言葉と微妙に違ったりするのです。汗

私こそ日本語を習わなくちゃいけないかも、と焦りつつ、先生の後について例文を声に出して読んだり、一生懸命考えたりする生徒さんたちを見ていたら、自分が英語を勉強していた頃のことが思い出されて、なんだか胸がじーんとしました。
私もめちゃくちゃ間違いながら練習したなあ。
英語ができなくてこっそり泣いたり、授業中に逃げ出したりしたこともありました。笑

完全に正解な言葉を見つけるまでは何も口に出せない人、似たような言葉をどんどん挙げて何とか伝えようとする人、メモを書きまくる人、緊張した面持ちの人、ニコニコしている人。
いろいろな人がいるけれど、それぞれの方法でみんなにがんばってほしい!
語学は続ければきっと出来るようになるから!

この日は例文をそのまま繰り返すお手伝いもしましたが、それを応用して個人的な話、たとえば「日本に行ったら何をしたいですか?」「どうしてですか?」という話でも盛り上がったのです。
これこそ、本当の会話ですよね。
この日の生徒さんはみなさん大人だったので、ただ例文を繰り返しても飽きちゃうでしょうし、自分の言葉で会話をすれば文法も身について、自信もつきそう。
習い始めたばかりの日本語で手に入れた日本の情報は、とても印象深かったでしょうね。
先生の発案、すばらしい!

私が英語を習い始めた時はまだ子供だったので、ネイティブの人と話す機会があっても照れてしまってうまくいかなかっただろうなとは思うのです。
それでも、習い始めて5ヶ月でこんな風に自然に会話する機会があったら、英語は勉強の科目じゃなくて、人とのコミュニケーションをするツールなんだよということが、もっと早くわかったんじゃないかと思います。
今の時代はネイティブの先生も学校にずいぶんいるようですが、私は昭和生まれなので、高校を卒業するまでは英語は「勉強科目」だと感じていて、ちょっと勘違いしていたように今では思います。

この日は、まだ少ないボキャブラリーの中から知っている言葉をつないで一生懸命伝えてくれようとする生徒さんの気持ちが痛いほどよくわかり、私も前のめりになってお話を聞いてしまいました。

ロンドンという場所柄か、イギリス人じゃなさそうな学生さんも多く、英語以外の言葉を話せる人も何人も。
みなさん日本を愛してくれていて、「卒業したら日本で働きたい」「歌舞伎のことをもっと知りたい」「旅行して本を書きたい」「温泉につかりたい」「中小企業のことを勉強したい」と、いろいろな夢を初対面の私にも語ってくれました。
中には「日本語は音も単語もヨーロッパの言葉と全然違うから、別の世界にいるみたいですごく楽しい」と言ってくれた人もいて、日本人として嬉しく、誇らしくさえ感じました。

みなさんの夢が叶いますように。
お勉強がんばってね!

と、あったかい気持ちになって、授業の後に街を歩いていたら、学生街の終わりあたりでデモ隊に遭遇しました。
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アメリカのトランプ大統領に抗議するデモのようでしたが、イギリスでは、メイ首相がトランプ大統領を国賓として英国に招いたことへの批判も高まっているので、それに対する抗議の意味もあったようです。

ついさっきまで、日本に行ってこんなことがしたい、その後は日本でこんな仕事がしたい、という国をまたいだキラキラの夢の話を聞いていた私は、このギャップにしんみり。

やっぱりいつでも誰でも世界のどこにでも行かれて、何でもできる世の中であってほしいのです。
現状、残念ながらそうでない地域もあるけれど、自分で希望して努力すれば自由な選択ができる世の中であってほしい。

そのためには、私も自分にできることを考えなくては、と、改めて思った夕暮れでした。


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# by londonsmile | 2017-02-01 00:30 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)
このところ寒い日が続いたせいかもしれませんが、風邪らしき症状が現れたり消えたりを繰り返して、どうもすっきりしない日が続いていました。

私はふだん、あまり薬を飲まないようにしているのですが、どうしても辛い時には、以前にも書いたようにLemsipというお湯で溶かして飲むタイプのレモン味の薬を使っています(その時の記事はこちら!)。
私にはよく効いて、頭痛や体の痛みもなくなるのですが、ただ、どうもそれを飲んで寝ると、きっちり4時間で目が覚めて、なかなか寝付けなくなる・・・ような気がするのです。

同じ薬を飲んでも、インディーは全然そんなことはないそうなので、私の体質? それとも気のせい? なのかもしれませんが、とにかく、ちょっとそれが気になっていました。

今週、体調が良くないのに、そんな風にぐずぐず言って薬を飲まない言い訳をしていたら、インディーが「じゃあ、違う薬を試せば?」とこの薬を買ってきてくれました。

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その名もNight Nurse。
わかりやすいですが、「夜の看護婦さん」という意味です。
あ、今どきは「看護師さん」と言うべきか。

インディー自身は飲んだことがないようですが、仕事先の人たちの間ではなかなか好評なんだそう。
あまり体調が良くない時に新しい薬を試すのはちょっと勇気がいりましたが、これを試せばブログに書けると思い(笑)、思い切って飲んでみることにしました。

シロップ状のお薬ですが、なぜNight Nurseなのかというと、夜専用の薬だから。
説明を読んでみると、眠くなる成分が強いようで、昼間の服用には向かないとのこと。

その他にも、パラセタモル(こちらでよく使われる鎮痛解熱剤)が入った薬を日中に4回以上服用した人は飲まないように、3日以上続けて飲まないように、などと書かれていて、相当強い薬なのか? とちょっとビビる私。

そしてシロップの瓶を開けようとすると、軽く押してからでないと回らないようになっているフタになっていました。
こういう感じ。
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この絵だと、かえってわかりにくいかな?笑
全体を軽く押して、それから回して開けるのです。

これって、漂白剤のような子どもに簡単に開けられたくないものによく使われますよね?
そんなに強い薬なの? とますますビビる。笑

ちなみにこの薬は12歳以上の大人向けで、子ども用のNight Nurseも出ているそうです。

フタを開けて、いよいよシロップを出してみると、わ、きれい♡
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写真ではコバルトブルーみたいになっていますが、実際にはもうちょっと緑が濃い色合いでした。
もしかして、ミント味? と恐る恐る口にすると、やっぱりミントの味がしました。
風邪薬を飲んでいるというより、歯磨きをしたような気分。笑
味もそんなに甘くないのです。

考えてみると、日本ではあまり大人用のシロップの薬ってないですよね。
ちょっと子どもの頃に戻った気分になりました。

「ベッドに入る直前に読んでください」と書いてあったので、これを飲んで、歯を磨いて(だって甘いんだもの)すぐお布団へ。
さて、夜中に目が覚めずに眠れるか、私!

布団に入ってすぐに眠れたのはいいのですが、やはり約4時間後に目が覚めてしまいました。
もうこうなると、私の体質なのかもしれません。
薬に含まれるある成分に体が反応しているとかね。

インディーは、「無意識のうちに『4時間後に目が覚める』と自分に言い聞かせてるからだよ」と言われたのですが、そんなこと思ってないもん!
「思ってなくてもそうなるのが無意識なんだよ!」

うーん、困ったなあ。
とにかく薬を飲んで夜中に目が覚めるというのは薬のせいではなく、私の個人的な事情のようです。

肝心のNight Nurseの効き目の方は、はっきりとよく効いた、という感覚はないものの、なかなかいい感じではありました。
それぞれの体調も体質もあるので、一概には言えませんが、少なくとも私はこれを飲んだ次の朝はかなりすっきりした気分になっていました。
夜中に目が覚めたものの、わりとすんなりまた眠れたし。

海外で体調を崩したりすると焦ってしまいますが、イギリスの薬局にはだいたい薬剤師さんがいて、相談に乗ってくれます。
風邪のようにほぼ原因がわかっていて、すぐに薬が欲しい時には、予約が必要なお医者さんを待つより、薬剤師さんに相談する方が早い!
(お医者さんに行っても、一般に売っている薬を処方されることも多いのです)

その時の症状に応じて、薬剤師さんのアドバイスに従うことをお勧めしますが、もし選択肢の中にこれが入っていたら、ミント味の夜用の風邪薬だったな、と思い出してもらえたら嬉しいです。

寒いこの季節、風邪やインフルエンザで体調を崩されている方も多いと思います。
まずはあったかくして、睡眠をたっぷりとりましょう。
どうぞお大事に。


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# by londonsmile | 2017-01-28 23:47 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)
前回、仕事の関係の会合に出かけたお話をしましたが、その後に幹事さんが新年会を企画してくれていました。

イギリスではクリスマス前に集まることも多いので、忘年会っぽいものはあるのですが、新年会という考えはあまりないので、なんだか新鮮。
このとても日本的な集まりに、幹事さんは和食のお店を選んでくれました。
そのお店がこれまた日本らしい場所だったので、在英の方のためにも記録しておきたいと思います。
日本からご覧の皆さんは、ロンドンにもこんな場所があるんだねーと思ってご覧いただけると嬉しいです。

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お店の名前は、COCORO Izakaya Dining Bloomsbury
同じ名前のお店を見たことあるなあと思ったら、市内に3店舗あるようです。
中でもこの支店は、Izakaya(居酒屋)と銘打っているだけあって、とても日本の居酒屋さんっぽかったです。
お店で働いている人も、かなり日本語が通じる人が多かったし。
(海外の和食のお店では、日本語が通じないこと、意外にあるんですよ!)

大人数用に忘年会メニュー、新年会メニューなんていうこれまた日本っぽいコースがあって、幹事さんはこれを選んでくれていました。
小皿で色々なお料理が出た後に、最後のシメに1品好きなものを選べるコース。

最初の写真にあった「川海老のパリパリ揚げ」(というような名前でした)が出てきた時点で、私の席の周りではテンションが一気にアップ。笑
和食のお店に行ってもご飯を注文することが多いので、お酒のおつまみ系はあまり目にもしないし、もちろん口にも入ってこないからです。

飲み屋さんならイギリスにはパブがあるでしょう、とお思いかもしれませんが、パブで飲む時には基本的に飲み物だけで、おつまみという感覚はあまりありません。
おつまみと思えるようなものはポテトチップとかナッツぐらい、最近ではポテトフライにあたるチップスを食べている人を見たことがありますが、一般にはなにか食べるとしたらしっかり「食事」という感じになってしまいます。
食べながら飲むという習慣ではないんですね。

日本人の方は、お家でおつまみをマメに作っている方もいらっしゃると思いますが、わが家はインディーがお酒をほとんど飲まないし、こういう居酒屋メニューを作ることはほとんどありません。
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たこ焼き♪
日本系のイベントでたこ焼きを食べたことが何度かありますが、大抵はなぜか揚げてあって、素直に「懐かしい〜♪」と思えなかったのです。
が、ここのたこ焼きはちゃんと本格的に「焼いた」ものでした。

その他にも枝豆、小さなクリームコロッケ、鮭の南蛮漬け、(お魚の)カマの塩焼き、春巻き、お刺身サラダなどなど、居酒屋メニューがずらり。
うまく写真に撮れなくて残念だったのですが、魚のカマなんて普段はお目にかからないので、この時も軽く歓声が上がっていました。笑

お料理はどれも本当に美味しく、見た目もきれいでした。
クリームコロッケの衣のパン粉はきめ細かい日本風だったし、南蛮漬けについていた野菜も細やかに刻んであって美しかったし、日本のへんな居酒屋さんよりクオリティーが高いんじゃないかと思いましたよ。
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最後のメインはラーメン、カレー、丼ものなど選べたのですが、私はちゃんぽんをチョイス。
ちゃんぽんなんて日本でも食べていなかったので、15、6年だったかもしれません。
以前勤めていた場所の近くに長崎ちゃんぽんのお店があって、よくお昼に同僚と行ったことを思い出しました。笑
ここでは(たぶん)ラーメンと同じ麺を使っていたと思いますが、それでも海鮮のだしがよく出ていて、美味しかったです。

お店の人は日本語を話す人が多いと言いましたが、お店の運営も日本風に効率的でした。
というのも、私たちが選んだ新年会メニューは、食事だけの値段が固定されていて、飲み物は別に個人で払うことになっていたのですが、飲み物代を払いにレジに行くと、すでに1人1枚ずつ飲み物の名前と値段が書いてあるレシートが用意されていたんです。
私たちはそこでオーダーしたものを言って、お金を払えばいいだけ。
そんなの当たり前じゃないとお思いかもしれませんが、こんな風に効率良く準備できるお店、イギリスでは珍しいのです。

食べ物も美味しいし、お店の人も感じがいいし、日本の居酒屋気分を味わいたい時には、ここ、オススメです!

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こんな日本のような場所で、みなさんとおしゃべりしたり、居酒屋メニューを楽しんだりした帰り道。
(写真はハリーポッターを上演している劇場です)
インディー抜きで夜に出かけるのは珍しいので、混雑した夜のロンドンを一人で歩くのは新鮮でとても楽しかったです。
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チャイナタウンを通りかかると、来週の春節の準備がすっかり整っていました。
やっぱりロンドンはいろいろな刺激があって楽しいなあ。
もっと夜にも出かけてみよう! と思った楽しい夜でした。
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# by londonsmile | 2017-01-26 07:44 | ロンドンすてきなお店、おいしいお店 | Trackback | Comments(2)
土曜日は1日出かけていました。
日本人もイギリス人も含めて、イギリスで日本語関係の通訳者・翻訳者として活動している方たちの団体の会合兼勉強会だったのです。
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普段は朝から出かけることはほとんどありませんが、この日は通勤時間と同じくらいに家を出ました。
寒い朝でしたが、土曜日だったので電車もバスも混んでおらず、快適。
まだ人が少ない街にいるというだけで、なんだかちょっと得した気分ですよね。
気持ち良い1日のスタートになりました。

この会には2年ぐらい前に入会しました。
通訳の方はそうでもないと思いますが、翻訳の仕事をフリーランスでしていると、人に会わずに家にこもっていることが本当に多いのです。
仕事のやり方も自己流、あるいは試行錯誤になるので、めまぐるしく状況の変わるインターネット時代に取り残されないかと不安になりやすいもの。
でもこの会に入ってからは、普段からメーリングリストで情報交換や質問もできるようになったし、会員の方に年に何度かお会いして直接お話しすることで交流も深まってきたし、本当に助かっています。

イギリスでの活動が長い日本人の方や、日本語ペラペラのイギリス人の方など、みなさん、お互い支え合おう、共に学ぼうという姿勢で、知識や経験を惜しみなく話してくださいます。
とても和やかな雰囲気なので、まだまだ新参者の私にも「あれ? この前ご挨拶しましたよね?」と声をかけてくださる方もいらして嬉しい。
普段は同僚もなく一人なので、貴重な経験をうかがったり、ちょっとした話を聞いてもらえたり、相談できたりするのは、本当に心強いのです。

この日は、経験豊富なゲストの方のお話を聞いたり、みんなで話し合いながら訳してみたり、会のこれからについて話し合ったりして、朝から夕方まで建物から一歩も出ずに充実した1日でした。

先輩やお仲間と話ができるのはとても心強いことですが、みなさんの活躍が良い刺激になるのことも、またとてもありがたいこと。
この日は特に通訳の方たちの頭の回転の速さ、お話のうまさに感心しっぱなしでした。
家であまり話さずにいることが多いせいか、昔はおしゃべりだった私も、今ではなんだか言葉がつっかえてしまって出てこないのです。英語だけじゃなく日本語でさえも!
やはり日々の訓練、努力は大切だと実感したので、私もみなさんを見習ってもっと勉強しなくては!

みなさんにいろいろ教えていただいたお返しに、私も何かできないかと思ったのですが、この日、私が貢献できたのは、大ブレイクしたピコ太郎のPPAPをご存じない方のために全編フリ付きで披露したこと(はい、軽く歌いましたよ・笑)、そして彼をプロデュースしている設定の古坂大魔王が実はピコ太郎本人で、PPAPの後に続編も出し、武道館ライブも決まったという情報をお伝えできたことでしょうか。
「よく知ってるねぇ。本当にイギリス住んでるの?」と言っていただけたのは、ある意味褒め言葉ととっておきましょう!笑
おもしろいこと、大好きなんです。

でも次は翻訳のことで貢献できるようにガンバリます!
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会場の最寄り駅だった地下鉄トットナムコートロード駅。
この周辺は新しい地下鉄エリザベスラインに向けて数年前からずっと工事をしているのですが、駅の改札から外側はすっかり新しくなっていました。

会合の後は、新年会と称して和食のお店に行ったのですが、それはまた話が変わるので、次回にしますね。
まるで日本の居酒屋さんにいるみたいに感じられて、不思議な感覚だったんですよ。


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# by londonsmile | 2017-01-24 19:08 | 翻訳のこと | Trackback | Comments(4)
このところ、お天気はいいものの、毎日冷え込んでいるロンドンです。
ゆっくりお昼を食べる習慣のある日曜日には、体の温まるものを思って、コテージパイにしました。

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コテージパイは代表的なイギリス料理で、ビーフのひき肉を煮込んだものの上にマッシュポテトを乗せてオーブンで焼く料理。
オーブンから出てきてアツアツのところを食べるので、体がとても温まります。

煮込み自体の味付けは家によってそれぞれのようですが、わが家はインディーさんのレシピを導入していて、トマトやベイクトビーンズ(豆のトマト煮込み)の缶詰を使うことが多いのです。
見た目が赤くなるので、なんだかミートソースのマッシュポテト乗せ、みたいになってますが!笑

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今日は、カレー味のバターナッツスカッシュ(ひょうたんのような形をしたかぼちゃ風の野菜)と緑の野菜を添えて、ハフハフしながらいただきました。

お腹いっぱいになった後は、お散歩へ。
体が温まっているので、冷たい空気の中でも大丈夫・・・のはず! と思ったけれど、やっぱり寒かったなあ。
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それでも、春が近づいていることを思い出させてくれるキャットキン(日本語では尾状花序(びじょうかじょ))を見つけて、嬉しい午後でした。

(キャットキンの詳しいことは、以前に書いたこちらの記事をどうぞ♪)


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# by londonsmile | 2017-01-23 03:31 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活ももうすぐ11年。20歳の時に好きになったイギリスは今も好きです。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


by londonsmile