日本から戻りました!

いつも通りあわただしい滞在でしたが、今回は風邪をひいたり転んだりというアクシデントも続いて、ますますあわただしかった気がします。
今はまだ咳が少し残っていますが、転んだ方は特になんということもなく、肋骨の辺りをぶつけてちょっと痛かった、という程度で済んでラッキーでした。

あれこれ起きるのは、「落ち着きなさいよ」という神様からのメッセージだな、と痛感しました。
大人なんだから、落ち着かないとね、ほんとに。

日本から戻りました2024年2月_e0114020_23430931.jpeg

今回も帰りは北極圏経由でした。
1年前には飛行機からオーロラが見られたので、ちょっと期待していたのですが、今回はかなわず。

ただ、日の出だか日の入りで、地平線で太陽が神々しく輝く様子を見ることができました。
写真だと紫っぽいけれど、実際にはもう少し赤くて、燃えるような色だったんですよ。
太陽も肉眼ではっきりまんまるに見えました。
しかも全くまぶしくなく!

どういう仕組みなんでしょうね。
自然って不思議。
きれいだったなあ。

戻ったのは日曜の早朝でした。
午前中に大急ぎで荷解き(ただし大量の日本の食べ物を除く)をしたのには理由がありました。
ちょうどオーストラリアから義妹夫婦が里帰りしていたので、ロンドン周辺の家族が集まってわが家の近くでランチすることになっていたのです。


日本から戻りました2024年2月_e0114020_23540392.jpeg

つい十何時間前まではおにぎりやお寿司を食べていたのに、帰る早々パブでサンデーロースト。
のんびり屋のわたしにしては切り替えが早いなあと、一人でちょっと笑ってしまいました。

コロナ禍もあって4年ぶりに会った義妹夫妻も元気そうでよかった。
きれいなピンク色に焼かれたローストビーフも美味しくて、これからまたロンドンでがんばるぞーと思ったことでした。

日本での思い出など、少しお付き合いくださいね。
またどうぞよろしくお願いします。


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# by londonsmile | 2024-02-09 00:02 | Trackback | Comments(0)
何度もしつこいのですが、この年末年始は眠って過ごしていたわたくし。
あっという間に8日になって焦っております。

もうお正月とか年末年始いう気分でもありませんが、少し遡って大晦日の話をさせてください。
ほぼ眠っていたわたしが唯一と言っていいほどしっかり起きて、楽しい時間を過ごした日だったのです。

少し遡りますが、イギリスらしい大晦日の話_e0114020_18495192.jpeg

写真は大晦日の夜に呼んでもらった友人夫妻作のビーフウェリントン。
おしゃべりにかまけて切り分けた後の写真を撮りそびれましたが、このパイ生地の中に美しいピンクのビーフの塊が収まっていたのでした。
しかもお肉とパイの間には驚くほどおいしいマッシュルームソース!
この友人夫妻はふだんは特にお料理自慢というわけではないのですが、これは本当に本当にお見事でした。

と、いきなり食べ物の話をしちゃいましたが、そうなんです、大晦日はこの友人の家にお呼ばれしたのでした。

日本で家族が集まる日といえば、お正月ですよね。
お正月を一緒に迎えるために数日前から帰省して、大晦日には紅白歌合戦を見たりして一緒に過ごすご家族も多いでしょう。

でもイギリスで家族が集まる日といえば圧倒的にクリスマス。
大晦日はどちらかといえばカウントダウンのパーティーをする日、という感覚です。

これまでのわが家の大晦日は、静かなものでした。
というのは夫がですね、ふだんと同じ時間に寝てしまうからです。

お正月まで起きていない人を見たのは生まれて初めてだったので、最初の年は驚愕しました。
うちのおばあちゃんだって、居眠りしながら0時まで起きてたよ!

その後、ご近所さんのカウントダウンパーティーに呼ばれたことが何度かあって、その時は夫もさすがにがんばって起きているのですが、そうでない年は静かなものでした。
こちらでは紅白はないけれど、ジュールズ・ホランドというミュージシャンが司会を務める、ちょっと懐メロ寄りの歌番組が真夜中にかけて毎年放映されるのです。
それをなんとなく観るうちに0時になって、テレビでテムズ川の花火を眺め、友人におめでとうメッセージを送ったりする。
テレビのカウントダウンで「おめでとう!」とどんなに盛り上がっていても、家で一人のわたし。

ま、それも嫌というわけではなかったんですけどね。
紅白が終わった後、「ゆく年くる年」でゴーンという除夜の鐘を聴くと、祭りの後というか、夢の終わりのようなしんみりした気分になるけど、それはそれで嫌じゃない、みたいな。

ともあれ、この2年は、わが家からそう遠くないところに住む仲良しの友人夫妻が続けて誘ってくれたので、一人で花火を見ずに済みました。
しかも、楽しいおつまみ盛り合わせをシャンパンとともにいただいてからの美しいビーフウェリントン、さらにはチーズ、デザートと続く本格的なディナーまで!

少し遡りますが、イギリスらしい大晦日の話_e0114020_18504774.jpeg

チーズボードもすごいでしょ。
美しく並べられていたので、ついあれこれ試してみたくなっちゃって、かなりの量をいただきました。
チーズと一緒にポルト酒も出してもらって、なんだかとても豊かな気分。
豊かに感じるのは、実際に食べたとか飲んだということ自体より、優雅なことをしているという意識の問題なのかなあと思いました。

ぺちゃくちゃとしゃべりながらゆっくり食べていたので、あっという間に0時近くになっていました。

少し遡りますが、イギリスらしい大晦日の話_e0114020_18502650.jpeg

ハッピーニューイヤー!
毎年同じような新年の花火でも、「すごいねぇ」とか「きれいだねぇ」と言い合って見られることだけで嬉しい。
一人も嫌ではないんですよ、でも一人で静かに見たことがあるからこそ、人と一緒にいられる喜びがより感じられる気がしました。

この後、テレビから流れてくる音楽を一緒に歌ったり、これが流行った頃さあ、という昔話をしたりして、またさらにおしゃべり。
流れていたのは、大御所エルトン・ジョンのライブと、さらにはこの方!

少し遡りますが、イギリスらしい大晦日の話_e0114020_18493842.jpeg

リック・アストリー!

若い方はご存じないかなあ。
端正なお顔立ちに似合わぬソウルフルな歌声で、80年代後半からポップなビートで大ヒットを連発していたイギリスの歌手なんです。
日本でも三ツ矢サイダーのCMに出演していたんですよ(時はバブルでしたねぇ)。

彼が大ヒットを飛ばしていた頃、この友人夫妻はもちろん、夫とも知り合っていなかったので、この頃何をしてたか? という話でめちゃくちゃ盛り上がりました。
たまーにしか行きませんでしたが、東京のディスコ(死語?)で踊ったりしてたなあ、なんて。
友人や夫の昔の話を聞けたのも楽しかったです。

そして気がつくと、なんと午前2時!
わたしは夜更かししがちだけど、夫がよく眠くならなかったものだ!
なんだ、楽しかったらちゃんと起きてるんじゃん。

でもさすがに遅いので、ここで失礼して、Uberを呼んで帰りました。
ドライバーさん、大晦日に働いてくれてありがとう。

元日はゆっくり起きて、ランチタイムに簡単なおせち料理。

少し遡りますが、イギリスらしい大晦日の話_e0114020_18510177.jpeg

こちらでは公現祭の1月6日までクリスマスの飾りをそのままにしておくので、それをいいことに和洋折衷。
いつもはもう少しクリスマスものを片付けるのですが、今年はもうしょうがない。
真ん中のアレンジメントは、もみの木を使ったクリスマスものにチューリップを足したお正月バージョン。

楽しい時間が過ごせる友人がいる幸せを胸に、2024年はがんばろうと思った新年でした。


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# by londonsmile | 2024-01-08 23:43 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)
みなさま、明けましておめでとうございます。

今年は災害や事故のニュースが日本から飛び込んできて、心乱れるお正月でした。
被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。
皆さまのご無事と早い回復をお祈りしています。

明けましておめでとうございます2024_e0114020_01423075.jpeg
写真は大晦日に咲き始めていたクリスマスローズ。
散歩中に近所で見つけました。

実はクリスマスからの約10日間、ほとんど眠って過ごしていました。
ついに冬眠する動物になったかと思うほど、どうしても起きられなかったのでした。

慌ただしい年末にモス騒動があったので、疲れちゃったんだと思うのです。
というか、モス騒ぎのことは、時間が経つにつれて、騒ぎすぎだったな、と反省しているのですが!

その後も友人や知り合いから、もっとすごーいことになっていたという話を次々に聞くからです。
湿気が多いお宅だとモスが出やすいらしく、しっかり予防してもまだ出る、とか、カーペットを持ち上げたらごっそり出てきたとか(きゃー!)。
セーターに穴が開くくらい、なんていうことはなかったな、と本気で思うようになりました。
わたしの場合は、やらなくちゃと思っていた衣類の整理をしなければならなくなったというのがパニックの原因だったと思います。

それもなんとか落ち着いたので、今年はできるだけ慌てず騒がず、落ち着いて穏やかに過ごしたいという目標を立てました。
みなさんは普通にやっていらっしゃることでしょうけれど、あわて者のわたしには、きちんと意識する必要がありました。

2024年が平和で安全で穏やかな年になりますように。

ブログも今年はもう少し頻繁に更新したいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

ロンスマ


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# by londonsmile | 2024-01-06 02:01 | ご挨拶・お知らせ | Trackback | Comments(0)
みなさま、メリークリスマス!

メリークリスマスは世界遺産キューガーデンズの夜のイベントで_e0114020_22455266.jpeg

(2023年12月21日、キューガーデンズにて)



日本ではクリスマスイブが「当日」ですが、こちらではイブは何ていうこともない日。
プレゼントを開けたりごちそうを食べたりするのはクリスマス当日です。

12月に入るとほとんどクリスマス一色という雰囲気になるのですが、イブになる頃には学校も休みに入っているし、お休みが始まる職場もあります(今年はイブが日曜日だからほぼ確実に休みですね)。
家庭ではクリスマスを迎える準備がほぼ整っていて、遠くに帰省する人なら、もうすっかり帰省先で落ち着いている頃じゃないかと思います。
さて、準備は整った、明日を待つばかり、ということで、イギリスのクリスマスイブにはわたしは「嵐の前の静けさ」というイメージがあります。

そんな今週、世界遺産になっている植物園、キューガーデンズに行ってきました。
夜の植物を美しく照らすKew at Christmasというイベントを見るためです。

実はこのイベント、ちょうど10年前にも行ったのです(前編後編の記事をどうぞ)。
その時もさまざまな色に照らされた植物の美しさに感激したのですが、最近はその照明は音楽と共にしっかり動いて、光と音と水の本格的なインスタレーションと呼べるものもずいぶんありました。シンプルにきれい!

10年前と同じイベントとは思えないほどの迫力、ではあるけれど、わたしはもともとのシンプルなライトアップも大好きだったのでした。
植物を美しく見せようという植物愛があふれているようで。ふふふ。

写真と動画を合わせて、インスタグラムにその様子を投稿しているので、よろしければこちらをご覧くださいね。





投稿にも書きましたが、月まで出てきてくれてラッキーでした。
しかも手袋をしなくていいほど暖かい夜だったんです。ますますラッキー。
こんな小さな幸せや喜びを見つけて生きていきたい。

クリスマスの時期って気持ちがちょっと浮かれて、なんとなく楽しいですよね。
みなさま、どうぞよい時間をお過ごしください。

ロンスマ


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# by londonsmile | 2023-12-24 23:08 | Trackback | Comments(0)


ご無沙汰しちゃいました!!

ニューズウィーク日本版 World Voiceのブログを更新したのですが、そちらを見ていただくと、やたらに慌ただしく過ごしていたことがお分かりいただけると思います。
今回は、セーターが虫に食われて大慌てした、というお話です。



「セーターが虫に食われた! 英国での虫よけに学ぶ」ニューズウィーク日本版 World Voice更新しました_e0114020_21574137.jpg

いやー、もう焦りましたよ。
生まれて初めてセーターに穴が開いたのを見つけてしまって!

日本でいう「虫に食われた」というやつです。
こちらでは「(クローズ)モスが出た」と言ったりしますが、慌てて周りに話を聞いたりネット検索したりして大騒ぎ。

今思うと、ずっと先延ばしにしていた片付けを急いでしなくちゃいけなくなったことに焦っていたのであって、害虫の駆除や掃除自体はただ時間が取られるというだけのことだったんですが。
それにしても何もわからなかったので慌てたし、12月はイギリスでも忙しい時期なので、時間がなくて文字通り泣きながらやりました。

まだまだ家は散らかっているのですが、なんとか一段落。
これから仕事にかかります。とほほー。

今回はご紹介だけにさせてくださいね。
みなさんがクリスマスの時期を楽しんでいらっしゃいますように。


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# by londonsmile | 2023-12-20 23:16 | ニューズウィーク/World Voice | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


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