初めての・・・

今週、インディーのお友達のお兄さんが急に亡くなり、喪のお祈り(正式なお葬式はまだ先になるそうで、今回は「喪のお祈り」だそうです)に行ってきました。ロンドンに来て、初めてのお葬式でした。

インディーはそのお友達とは家族ぐるみでとても親しくしていて、私もお姉さんご夫妻やお母さんにもお会いして親しくお話ししたことがあったので、まだまだ若いご家族を亡くしたみなさんに会うのはとても辛く、悲しい気持ちでいっぱいでした。

ユダヤ系のご家族なので
# by londonsmile | 2007-07-08 23:59 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(11)
ロンドンでは先週あたりから徐々に夏のセールが始まり、街のあちこちで「セール」と書かれた買い物袋を持った人達で賑わっています。

そんな中、新しいお友達とデパートのセール巡りをするという楽しい機会がありました。ご一緒いただいたのは、lovecarrieさん。おしゃれなロンドン生活を軽いフットワークでレポートされている大人気のブロガーさんです。先日のアサさんに続き、ブログを通じてお会いすることになりました。

まずはマルリボーンハイストリートで待ち合わせし、Le Pain Quotidienというパン屋さんのカフェでランチをいただきながらお話をしました。この日は甘いものにはいかなかったのですが、このお店、パンを注文するとオリジナルのジャムやスプレッドを持ってきてくれます。どれもおいしいのですが、私の今のお気に入りはホワイトチョコレートのスプレッド!濃厚で美味です♪

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ブログから想像していたとおり、lovecarrieさんはとってもおしゃれで、それなのに気取らない明るい方でした。何でもよくご存知で、お話もお上手なので、ロンドン暮らしのこと、仕事のこと、イギリス人の旦那様とインディーの不思議な食生活が似ていること、などなど、初めてお目にかかったと思えないほど話が盛り上がって楽しかったです。

ランチの後は、愛犬ビニーちゃんも一緒にストリートを歩いて、Selfridgesのセールを見に行くことにしました。

しまった!ビニーちゃんが歩いている写真を撮りそびれました。いつもlovecarrieさんとご一緒のビニー先生、お店や電車の中では、ゆったりしたキャリーバッグの中でお利口さんにおとなしくしています。どこに行っても大人気で、指を差してお友達に教えている人や、すれ違いざまに口元が緩んでいた人をたくさん見かけました。いいなぁ、ワンちゃんはこういう風に一緒に歩けて。猫はなかなかこうはいきませんものね。特に我が家の猫達は、抱き上げられることさえも嫌いなので、カバンの中に入れたりしたら、きっと泣き叫ぶに違いありません。元々は犬派だった私、ビニーちゃんにデレデレでした。

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さて私達はというと、ナイツブリッジに移動して、さらにおしゃれなHarvey Nicholsと、観光客もいっぱいのHarrodsで、靴とバッグを中心にデパートのセール巡り。初日を過ぎていたからか、それほど混んでいませんでしたが、平日の昼間にしては人がいた方でしょうか。私達は冷やかし専門で、セールでは何も買いませんでした。なかなか賢い、ということにしておきましょう!ファッションにもお詳しいlovecarrieさんは、ピーコさんもびっくりの潔い口調でセール品を一刀両断!かっこよかったです。でも、次にお会いする時に着て行くお洋服、悩んじゃいそうです(笑)!

HarrodsではLaduréeのおいしいケーキで休憩。lovecarrieさんは彼女の定番のモンブラン。彼女のブログでモンブランにあこがれ、前回、美味であることを確認していた私は、サントノーレというシュークリームをいただきました。生クリームがさっぱりしていて甘すぎず、私の好みでおいしかったです♪
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lovecarrieさんとご一緒したおしゃれなロンドン、食べて、しゃべって、ショッピング、という女性の楽しみの王道(?)を極めた本当に楽しい1日でした。どうもありがとうございました。アサさんといい、lovecarrieさんといい、ブログを通じてこんなすてきな方々とお知り合いになれるなんて、少し前の私には考えられなかったことです。不思議な出会いに心から感謝。これからもどうぞよろしくお願いします。楽しく過ごしましょう♪

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lovecarrieさんとは最後に地下鉄の乗り換えでお別れするまでおしゃべりしていたのですが、その頃、ロンドン全体で雷雨になっていたそうで、雷嫌いの私にはラッキーでした。しかも、地上に出たらきれいな虹が出ていました。ますますラッキー♪最初から最後までほんとに良い1日でした。
# by londonsmile | 2007-07-05 09:05 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(12)
テロ騒ぎがあったり、雨が続いたりして、あまりすっきりしないロンドンですが、人々の生活は何もなかったかのように、ほぼ通常どおりに営まれています。

私が昔、短期で留学していた頃はIRAのテロが盛んで、「爆弾が仕掛けられたかもしれないので地下鉄がとまります」なんて、急に電車から下ろされてしまったことが何度もありました。その頃からずっとテロが続いているロンドンの人達は、ある意味、テロ慣れしているのかもしれませんね。

「テロに屈せず、いつもの生活を続けることがテロへの抵抗」とイギリス人が言っているのを聞いたことがあります。そんな考えもあるんですね。平和な日本から来た私には、なかなか慣れない出来事ですが、少しずつ受け入れていかないと!

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さて、昨日の日曜日は、ご近所のドックで開かれたドラゴンボートレースを観に行ってきました。ドックというのは、テムズ川を上ってロンドンに入る大型船の停泊のために作られた埠頭です。タワーブリッジの東側にあるDockland、Royal Dockなどの地域は、第二次世界大戦で大打撃を受けて荒れていたそうですが、最近では再開発が進み、水辺を利用して高層ビルが立ち並ぶオフィス群(Canary Wharf)や、近代的なアパートなどが建設されて、なかなか注目されているエリアです。

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あまりうまく撮れていない写真でごめんなさい。後ろの先端がピラミッド型をした建物の辺りがCanary Wharf、左側に見えるたくさん突き出たクレーンのようなものが、最近、映画館やコンサート場として再オープンしたミレニアムドーム改め、O2(オーツー)です。

ドラゴンボートレースは毎年、Royal Albert Dockで開かれていて、今年で10年目だそうです。先頭に龍のついた船にチームで乗り込み、1人が鳴らす太鼓の音を合図に、みんなで一緒にボートを漕いで速さを競うレースです。それぞれの団体は、先ほどのCanary Wharfに本部のある大手銀行チームや、中国系の方たちのチームなどバラエティーに富んでいて、Great Britain Womenなんていうたのもしい名前のチームは、男性のボートを大差で破ったりして、とても楽しかったです。

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(ドックの向こう側はヨーロッパ行きの小型飛行機のみ運行のLondon City Airpotです)

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ボートレースのほかに、中国系の新聞、銀行、観光案内などのテントが設けられ、近くの中華料理のレストランが開いていた食べ物の屋台は長蛇の列。ステージでは中国の合唱などの催し物もあって、私たちも中国か、チャイナタウンに行った気分で大いに楽しみました。

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(ドラゴンの人形を操るお兄さん)













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(これ、モツ系でしょうか?胃袋かな?私はこれじゃなくて、鴨をいただきました。意外とさっぱりしていて美味でした!)








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(このオジサマ、顔を真っ赤にして一所懸命、働いていらっしゃいました!)

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実は昨年も来たのですが、今年は昨年とは比べ物にならないほど賑やかで、驚きました。特に中国系の方々の多いこと!チャイナタウンからみんな来てしまったのか?と思うほどでした。顔見知りの方も多かったようで、あちこちで挨拶している姿を見かけ、なんだかほのぼの気分でした。

晴れたり曇ったりのあいにくのお天気でしたが、力強いレースを楽しみ、陽気な中国パワーを感じた良い日曜日でした。

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ちょっとおまけです。

ブログを通じてお知り合いになった方々の手作りがとてもすばらしいので、私も刺激されて、前に凝っていた刺繍を少しずつ始めています。いつもみなさんの作品を拝見するばかりで恐縮なので、恥ずかしながら私の小作品をご披露いたします。

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これは先日、新居に引越しされた日本のお友達夫妻にお送りしたカード。(文字がちょっとボケておりました。ごめんなさい!)私、カードや小さな額に入れる小作品が多いんです。

バックのすてきな布は、ちょうど同じ時期に、ロンドンのお友達が作ってくださったランチョンマットです。きれいにパイピングしてあって、あんまりすてきなので、一緒に写真を撮りました。milkさん、ありがとう♪

ブログを始めてから、いろいろな方の記事を読ませていただいたり、いろいろな方にコメントをいただいたりして、私の世界が広がってきました。みなさん、どうもありがとうございます。これからもよろしくお願いします♪
# by londonsmile | 2007-07-02 19:29 | Viva! 東ロンドン | Trackback | Comments(15)
以前にお話ししたように、オフィス街でのお昼休みを利用した合唱のグループ、Sing for your Lunchに参加しているのですが、とうとう先週、コースの最終回を迎え、Spitalfields Festivalの一環のコンサートで歌ってきました!

e0114020_0322454.jpg場所はBishopsgate Instituteという学校(というか、オフィスで働く人向けのカルチャーセンターという感じに近いでしょうか)の中にあるホールでしたが、この建物、実は勝手に取り壊すことのできない歴史的な建築物に指定されているそうで、なかなか立派でした。

ホールも高い天井に美しい装飾、そして少しレトロな雰囲気の電灯がついて、すてきな場所でした。声の響きも良いそうです。





e0114020_0385024.jpg当日のリハーサルは朝の11時集合。この時間帯、本来ならオフィス勤めの人には難しいはずですが、みんなお休みや半休をとったり、上司に特別許可をもらったりしたそうで、ほとんどの人が集まりました。

ソロの人達の音合わせを簡単にした後、みんなでいつものようにウォーミングアップ。指導してくれているLaka Dは楽しいことを思いつく名人で、ウォーミングアップの音階も♪I like to sing in the bath~♪という楽しい歌詞付きです。





e0114020_018527.jpgこのリハーサルの時間に、これまでなんとなく覚えていた曲を一気に仕上げるという大胆なやり方がこのコースの特徴(?)です。練習時間はお昼休みの1時間だけで、遅れたり早く帰ったりする人も多いので、なかなか全員で合わせる時間がないのです。リハーサルではみんな一所懸命、あっという間の1時間半でした。いつもより長く練習したので、声がかすれたように感じたのは私だけだったかしら・・・。

普段あまり話す機会のないメンバー達ですが、このリハーサルの間はオフィスに急いで戻る必要がないので、みんなとてもフレンドリー。親しくお話ができました。中でも若くて美人のオフィスガールと、60代かなぁと思うかわいらしいおばさまとは、同じパートを歌っていることがわかり、「あら、じゃぁ近くに立って他の声につられないようにしましょうね」「彼が見に来るのー、後ろの方に座ってねって言ったけど、緊張しちゃうー」「あなたの声、通るわね。すてき」などと年齢を超えたガールズトークで盛り上がり、本番前の緊張と興奮をたくさん分かち合うことができて楽しかったです。

そしていよいよ本番です。ステージは使わずに、客席と同じ高さで歌ったので、ほんとにこじんまりした発表会、という感じでしたが、The Lunchtime Singersの私達が入場すると、客席は家族やお友達がたくさん集まってくれていました。

e0114020_0113837.jpg披露した曲はソロも含めて全部で12曲。主にポピュラーや明るいジャズでしたが、ソロではクラシック風の曲やしっとりしたスローな曲もありました。

そしてワタクシ、ソロ部門にちょっと参加しちゃいました!このコースはもう長いという日本人の方が、イギリス人のお友達と「スキヤキソング」を歌うということで、お声をかけていただき、マイクの前で3人で歌ったのです。この「スキヤキソング」(←なんとなく笑ってしまいます・・・)という曲、坂本九さんの「上を向いて歩こう」です。1960年代にアメリカやイギリスでもヒットしたので、よく知られているそうですね。実は私、この曲が大好きなんです。日本語と英語の両方で歌ったのですが、本番ではハーモニーもばっちり、とても気持ちよく歌えました。

最初は、ロンドンにはいろいろな背景の人がいるんだし、日本の曲を歌うなんて特別扱いみたいでいけないのでは?なんてちょっと気になったのですが、結果は大好評で、終わった後には仲間からも見知らぬ観客の方からもたくさん声をかけていただいて、喜んでもらえたようなので、良かったです。単純ですけれど。

そして嬉しかったことがもうひとつ。ちょっと怖そうで苦手だな、と思っていたソプラノのおばさま、リハーサルで私がスキヤキソングを歌っていたのを聞いて、私が日本人だということがはっきりしたからか、昨年初めて日本に旅行して楽しかったことをとても嬉しそうに話しかけてきてくれて、その後も楽しくおしゃべりできたのです。これは嬉しかったです!

そして、もしかしたら彼女は私がどこの出身なのかわからなかったのかもしれない、ということに初めて気がつきました。私自身、コースにいらした日本人の方に、しばらく英語で話しかけていた経験があるのです。おばさまも私が何者かわからず、様子をうかがっていたのかもしれませんね。出身の国や文化のことは、ある意味、気をつけなくてはいけないけれど、かといって気にしすぎず、堂々としていていいんだな、となんとなく思いました。

話はコンサートに戻りますが、私達の歌が音楽的に優れていたか、という話はどこかに置いておいて(?)、本番はとにかく楽しかった、の一言でした。マイクの前で歌っている時でさえ、緊張どころか楽しくてにこにこしてしまった程です。リハーサルの時間に一つになれた気がするメンバー達と一緒に歌えることが嬉しく、歌うことをただ楽しめたと思います。指揮というよりほとんどダンスするように体全体で私達を指導し、温かく見守ってくれたLakaの存在も大きかったです。

本番の後、Spitalfields Festival全体のプログラムをいただいたのですが、なんとThe Lunchtime Singersの中にありましたよ、私の名前が!このプログラムは前回は見かけなかったので、さらに仲間意識を強く感じて嬉しかったです。

歌った後は、みんなで「楽しかったね!」「あそこ、間違えちゃったよねー!ははは」「ソロ、よかったよー」と大興奮。そして最後は「どうもありがとう!また10月に会おうね!」でお別れしました。今から10月のコース開始が待ち遠しい私です。ロンドン在住の方、よろしかったらご一緒にいかがですか?

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# by londonsmile | 2007-06-28 01:20 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(10)
本来、オペラのシーズンというと、日が沈むのが早くなる10月頃からですよね。
きっと早く暗くなってしまうので、夜の楽しみを作り出したんでしょうね。
ところが我が家ではインディーが夏の野外オペラも楽しみにしていて、しかも室内のオペラよりも頻繁に行くので、今の季節が私達のオペラシーズンなんです。

その名もOpera Holland Parkというこの野外オペラ、Holland Parkという公園内に設置された舞台と客席には、しっかり屋根(というかホロ?)が付いているので、雨が降っても安心です。

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室内のオペラに比べ、こちらは雰囲気もドレスコードもぐっとカジュアルで、明るい夏の夜のリラックスしたお楽しみ、という感じ。
初めて連れて行ってもらった時には、こんなに気軽にオペラを楽しめるなんて、ヨーロッパの夏ってすてき!と感激したものでした。

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(オーケストラの人たちの動きがよく見えるのも、魅力のひとつ!)

去年は用事が重なって見に行かれなかったのですが、今年はこの季節中に3回出かける予定です。

そしてその1回目が先週末にあり、最近ブログを通じてお友達になったアサさんご夫妻と一緒にヴェルディ作の「ナブッコ」を観てきました。

アサさんはチャーミングなお人柄で大人気のブロガーさんなのですが、偶然、共通のお友達がいらしたことからお会いすることになり、お話もはずんで、とても楽しくおつきあいさせていただいています。

ブログのイメージどおり、知的で真面目で、しかも明るいとてもすてきなアサさん。
私のイメージでは、「息子のお嫁さんにほしい女性ナンバー1」です。
オペラの日に初めてお会いしたアサ夫さんも、とても穏やかながらお話のおもしろい方で、アサさんとお似合いのカップルでした。

お2人との時間はとても楽しくて、インディーも「これまでに行った野外オペラの中で、一番楽しかったかも」と・・・・。
観劇は、内容ももちろん重要ですが、どなたと行ってどんなお話を一緒にしたか、というのも大きな要素なのかもしれませんね。
アサさん、アサ夫さん、楽しい時間をどうもありがとうございました。

e0114020_0241449.jpgオペラの途中、「がぁー」という不思議な鳴き声が聞こえたのですが、これは孔雀の鳴き声だそう。
インディーに最初に話を聞いていなければ、何事かと驚くようなへんてこな声でした。
あんなにきれいな孔雀も鳴き声はヘンだなんて、ちょっと気の毒だけど、微笑ましかったです。
そして、こんな音が途中で入るのも、野外オペラのお楽しみの一部ですね。

このイベント、若手音楽家の育成のため若い人を積極的に起用しているそうで、歌手もオーケストラのメンバーも全体に若々しく、指揮者もアサさんいわく「なかなかのイケメン」でした。
こういう温かい雰囲気も、Opera Holland Parkの魅力のような気がします。

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(今思うと、この緑色のネット、きっと鳥よけですね。それにもかかわらず、本番中、小鳥が舞台近くに来てさえずっていましたが・・・のどかですね)

あとの2回は、「セビリアの理髪師」と「椿姫」。楽しみです。

そして今年は野外オペラの期間中に別のバレエを観る機会もありました。
週末に行ったRoyal Albert HallでのEnglish National Balletの「白鳥の湖(Swan Lake)」です。

実はRoyal Albert Hallに足を踏み入れたのは初めてだったので、興奮してしまった私。
とても美しい建物なので、気になっていたのですが、やはり期待どおり、内部もとても美しかったです。

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そしてバレエも素晴らしかったです!
丸い建物の中には、ぐるっと中央を取り囲むように客席が造られていて、舞台はその真ん中にありました。
変だけれど、わかりやすく例えると、お相撲の土俵のような感じに舞台ができていたことになります。

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私達は横から見る感じに近い席だったのですが、舞台にかなり近かったので、ダンサーの方々を息遣いが聞こえそうなほど間近に見ることができ、その豊かな表情、体のしなやかさ、優雅な動きに圧倒されました。

実はバレエはあまり観たことがなかったのですが、今回で、すっかりファンになってしまいました。
指先の隅々まで気を配って踊る姿、ハードなはずなのに、にこにこしながら楽しそうに踊る様子、本当に美しいんですね。
たくさんの白鳥たちが丸い舞台いっぱいに広がって踊る姿などは、本当に圧巻。見惚れてしまいました。

イギリスのバレエではなんといってもThe Royal Balletが一番なのだそうですが、照明や演出も幻想的ですばらしく、私のような初心者には、十分楽しめる舞台でした。

夏のオペラシーズンに偶然訪れたバレエ鑑賞の機会。
なんとなく我が家は観劇ムードに浸っています。

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# by londonsmile | 2007-06-26 01:12 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(4)
両親との観光のご報告、最終回はインディー企画による海辺のドライブとカントリーサイドの穴場レストランです。

お天気の良い日曜日、ロンドンからまずは南の海辺の保養地ブライトンに向かい、そこから「ドーバーの白い壁(White Cliffs of Dover)」を目指して、海沿いの道を東に向かって気持ちよくドライブしました。
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最初に止まったのは、Eastbourneの手前のBirling Gapという小さな場所。ここからはThe Seven Sistersと名づけられた美しいドーバーの白い絶壁をよく見ることができます。この白い壁、飛行機からも見えますよね。ヨーロッパ方面からのフライトでこれが見えてくると、帰ってきたな、とほっとしたりして。「ドーバーの白い壁」として有名だけれど、実際はドーバーからは少し離れていることを今回初めて知りました。
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ここもNational Trustが管理しているそうで、この日はボーイスカウトのような格好をしたお兄さんがバンでやってきて、野鳥の絵などを車に貼り付けて、観光で来ている子供に気軽に話しかけていました。こういう風に自然に学ぶ機会があって、良いですよね。

少し移動してBeachy Headというポイントへ。ここは普段、風が強いらしく、木も風に吹かれた形に変形しています。思わず、がんばれーと声をかけたくなりますよね。
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(この時は、風、吹いていないんですよ)

さっきまでとても良いお天気だったのに。ここに着いた途端、急に雲が海の方から湧き上がってきて、あっという間に足元が白くかすんでしまいました。もちろん崖の下もかすんでしまい、海も見えません。怖いやら、美しいやら、不思議な感覚でした。周りが岩だらけだったこともあり、「箱根の大涌谷」のようなイメージでした。
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(遠くに灯台がかすんで見えます)

ここでの思い出は、崖の近くで写真を撮るインディーを父がふざけて押したこと!嬉しそうに走って逃げる父を見て、インディーは、義父というより友達みたい、と思ったのだそうです。よくわからないのだけれど、男同士の何かがあるんでしょうか。とにかく2人とも楽しそうだったので、よかったです。

この崖の反対側は、こんなにのどかな雰囲気です。母曰く、「北海道みたい」。少し離れた所には羊や牛もたくさんいたし、人里離れてなんとなく寂し気な感じが、確かに北海道の海辺のようでした。
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そんなcliffsを後にして私達が向かったのは、本当の目的地、Hungry Monk。このインディーとっておきのイギリス料理のレストランで、サンデーランチを楽しみました。
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e0114020_724610.jpg小さな村にある素朴なレストランですが、地元の食材を使って作られるお料理は、素材の味が活きていて絶品です。

まずはウェルカムドリンクとおつまみをいただきながら、ソファに座ってメニューをじっくり検討します。注文してから、またしばらく話をしていると、テーブルの用意ができました、と呼ばれ、テーブルに移動。間もなく前菜が運ばれ、メインに続きます。

地元の食材を使っているということですが、お料理もさることながら、バターがとっても濃厚で美味でした。詳しく聞いてくればよかった、とちょっと後悔したのですが、また行く口実になるので、次回のお楽しみにしておきます。

Sunday Roastという言葉があるように、日曜日はローストのお料理を家で食べるのが伝統のようですね。というわけで、私もメインはロースト・ビーフにしました。もちろん、ヨークシャープディング添えです。ビーフもしつこくなく、とてもおいしかったです。

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ちなみに、母が注文したHalibutというお魚(日本ではハリバとかオヒョウというそうですね・・・知りませんでした)もかなり美味でした。身がしっかりしていて、でも柔らかく、さっぱり塩味。回りに巻かれた生ハムとの相性もばっちりでした。

e0114020_714535.jpgデザートまではテーブルでいただきます。実はこのレストラン、バノフィー・パイ(Banoffee Pie)というデザートを最初に作ったお店と言われています。このバナナとトフィーとクリームのパイ、イギリスでは良くみかけますよね。お店の外には、「バノフィーパイ誕生の地」の表示がありました。少しスペルが違うので調べてみると、このレストランではBanoffi Pieというスペルを好んで使っているようですが、一般にはBanoffee Pieが多いということです。

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そんなこだわりのあるBanoffi Pieのお味は・・・うーん、バナナがもう少し熟れていても良い感じがしましたが、トフィーは濃厚でインパクトがあり、クリームは見た目よりずっと軽くて、パイも私好みの食感。お腹いっぱいだったのに、驚くことにぺろりといただいてしまいました。幸せー。
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デザートの後は、また席をソファに移してコーヒータイム。古いオルゴールの調べを聴きながら、またゆっくりおしゃべりです。周りの人たちも、みんなよく食べて、よくおしゃべりしていました。

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のどかな村でのんびりランチをして、忙しい毎日を忘れ、少しタイムスリップしたような気分になりました。両親もイギリスらしい食事を楽しんでくれたようで、よかった、よかった。次もまた一緒に旅行しようね。また来てね!

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# by londonsmile | 2007-06-20 07:43 | イギリスでお出かけ | Trackback | Comments(7)
両親との観光、バースに続いてコッツウォルズ地方のカントリーサイドへ。緑の美しい丘陵地帯にあって、「はちみつ色」と言われる温かい色の石で作られた素朴な家や、美しいお庭が多いことで知られているこの地方は、日本でもかなり人気ですよね。私も興味津々だったものの、コッツウォルズの旅は小さな町や村を巡ることになるので、土地勘もない私はどこから始めてよいものやら途方にくれてしまいました。そこでこの地方にお詳しいアサさんにご親切にいろいろ教えていただいて、なんとかプランを立てたのでした。アサさん、本当にありがとう♪

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e0114020_1371670.jpg最初の訪問地はChipping Camdenです。美しい建物の中に今も落ち着いた人々の暮らしがあることを感じさせてくれるすてきな町でした。休憩したティールームも素朴な感じで、観光客がたくさんいても、なぜか落ち着いて見えた気がします。

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そして次に向かったのは
# by londonsmile | 2007-06-18 01:53 | イギリスでお出かけ | Trackback | Comments(10)

世界遺産の町 バース

アップが遅くなっていましたが、両親とした観光のご報告を少し・・・。

観光初日はまず、英語のbath(お風呂)の語源としても知られる町、Bathに行ってきました。ローマ時代に作られた有名な大浴場は、ローマの撤退後さびれていたそうですが、18世紀頃から温泉が見直されて、高級保養地として栄えたのだそうです。ジェーン・オースティンなどの小説を読むと、お金持ちの家族が「バースに保養に行く」と書いてあったりしますよね。

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ロンドンからは西に車で2時間半ぐらいでしょうか。私達が到着した頃にはお昼に近い時間になっていたので、一休みも兼ねて、軽いランチをすることにしました。そこで私達が向かったのは、小関由美さんの「イングランド―ティーハウスをめぐる旅」という本で見つけてあこがれていたSally Lunn's。人気のお店ということで、待つのも覚悟で向かったところ、意外とすんなり入れてラッキーでした。でも中は観光客で大賑わいでした。

ちなみにこのすてきな本、イギリスの素朴ですてきなティーハウスがたくさん紹介されていて、日本からはるばる持ってきたのですが、掲載されたお店に行ってみたのは初めて!念願叶った感じで、嬉しかったです。

サリーランズで有名なのはサリーランズバンズというパン。300年以上前にフランスからやってきたサリー・ランという女性が、ここでブリオシュのようなパンを焼いて人気になったのが始まりだとか。なかなか大きなパンですが、中身は軽い感じふかふかです。私達はこれをサンドイッチとトーストでいただき、さらにおみやげとして持ち帰りました!

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昔は宿だったというこのお店、バースで一番古い建物なのだそうで、店内の床も少し傾いていました!昔、お店が売買された時の証書の一部や、バンズの大ファンだったというチャールズ・ディケンズのコメントも飾ってあったりして、歴史を感じます。

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そしてバースといえば、お風呂。ローマ時代に作られた大浴場、Roman Bathsは、装飾も見事ですが、技術もすばらしかったそうで、例えば排水設備は2000年たった今でも機能し続けているそうです。ちょっとお湯に触ってみたら、やはり温かくて、温泉なんだなと実感しました。ここで温泉につかることはできませんが、最近、新しくスパができたそうで、こちらで体験することができるそうです。ハロゲットに続き、またしても温泉に入れませんでした。また来なくっちゃ!

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(Roman Bathsの現在の入り口は、ジョージア朝の美しい建物です。)
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大浴場を見学後は・・・
# by londonsmile | 2007-06-15 17:11 | イギリスでお出かけ | Trackback | Comments(4)
5月末から1週間、両親が日本から遊びに来てくれました。私が暮らし始めてからロンドンに来るのは去年に続いて2回目です。普段会うことができないので、こんな時しかできない親孝行。今回は郊外にも足を延ばして、バース、コッツウォルズ、ドーバーなどにも一緒に行くことができ、毎日、観光三昧で楽しかったです。

両親が日本から持って来たスーツケース2つのうち、1つ以上は私達に持ってきてくれた荷物や日本の食べ物などでした。いくつになっても親、そして家族はありがたいですね・・・。

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インディーはちょっとおしゃれな(?)雪駄をもらって大喜び。去年もらった甚平さんとお揃いで、今年の夏はばっちり、と今から張り切っています。私は普段、それほど和食が恋しい方ではないのですが、それでも鰻の蒲焼、いかめし、あんみつなどは、嬉しかったです。実はもったいなくて、まだ食べていないのだけど・・・。お父さん、お母さん、妹くん、ありがとう!

郊外の様子はまたお伝えするとして、今日はロンドン市内の観光から。

今週初め、バラ園が有名なRegent's Parkに行きました。写真はないんですが(すみません・・・)、今、バラが見事に満開です。

この公園では今回、発見が2つありました(Regent's Park内の地図はこちらでどうぞ)。

1つめはデイジーの花畑です。Queen Mary’s Gardenを囲むインナーサークルの内側の池のほとりに、かわいらしい白いデイジーの花が見事に一面に咲いていて、本当に柔らかいデイジーのじゅうたんのようでした。
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私達が行った日はお天気も良くて暖かかったので、こんな風に日光浴を楽しむ人達がたくさんいました。平日だったのですが、なぜか昼間から寛いでいる人が多いというのがイギリスらしいですよね(笑)。

もう1つは、秘密の花園!?同じインナーサークル沿いにあるガーデンカフェの向かい側ぐらいにThe Garden of St. John's Lodgeという表示があるのですが、立ち入り禁止なのでは?とさえ思わせるようなひっそりとした入り口です。

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実はここ、仕事で近くをよく通るインディーに教えてもらったのですが、知らなかったらそのまま通り過ぎるか、気後れして入れなかったと思います。そこを気にせず、ずんずん入っていくと・・・

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なんとも静かで美しいお庭でした。ここはロンドンの人にもあまり知られていない穴場なのだと聞いたとおり、公園内の他の場所がとても混んでいたのに、ここは人も少なかったし、本当に静かで、上の写真で携帯電話で話しているお姉さんの声ぐらいしか聞こえませんでした(笑)。ベンチでお昼寝している人もいましたよ。

目印は上の写真にあるバラと藤のアーチの入り口です。ロンドンにお住まいの方、ロンドンに観光にいらっしゃる方、今度、探してみてはいかがでしょうか。
# by londonsmile | 2007-06-09 05:32 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(8)

本のバーゲンとお得感

少し間があいてしまいましたが、本屋さんのお話の続きを。

イギリスの本屋さんでびっくりしたことの1つは、以前にお話ししたように雑誌に豪華なふろくが付いていること、そしてもう1つは普通の本がバーゲンになっていることです。これには最初、ほんとに驚きました。日本では、よほど売れ残ったような本しか安売りをしませんが、こちらでは少し前に出たペーパーバック(日本でいう文庫本)を

3 for 2 (2冊分の値段で3冊)

として売り出しているんです。それもほぼ常に。

わりと最近まで話題になっていた本や、結構人気の古典もの(チャールズ・ディケンスやジェーン・オースティンなど)から選べたりするので、お得感に弱い私はつい張り切って3冊買いたくなってしまいます。

ただ私の場合、一番読みたかった本以外は「積ん読」状態になって大反省することがわかってきたので、最近では控えているのですが・・・。一番楽しくて興奮しているのは、どの3冊を選ぶかを吟味している時かもしれません。まさにバーゲン状態ですね(笑)。すてきなふろくを見た時と同じ・・・。

本のバーゲン、最近では

Buy 1, Get 1 Half Price (1冊買うと2冊目は半額にします)

とか、単に

Half Price (半額)

というのも見かけます。おっ、こっちの方がお得!?

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(表示の一番下にBuy One Get One Half Priceとあるの、見えますか?)


ちなみに、この抱き合わせ的な商法、スーパーでも良く見かけます。例えば、

Buy 1, Get 1 Free (1つ買うともう1つ無料で差し上げます)

とか

Any 3 for £XX (同じシールの貼ってあるもののうち、どれでも3つでXXポンド)

などなど。


最初の「1つ買うともう1つ無料」っていうのは、日本で言う「2つでいくら」と同じ計算ですが、表現が違うと、なんだかさらにお得な感じがしませんか?

日本だと、単価自体をどこまで下げるかがバーゲンの勝負どころのように思いますが、こちらだと、複数買ってくれたら安くしますよ、という方法が多い気がします。商売上手ですね。特に本の場合は、あまり安くしてしまうとイメージまで下がってしまうからかしら。

しかも、日本の「2つでいくら」はだいたい同じ商品2つを指すけれど、イギリスでは自分の好きなものを2つ、3つと選べることが多いので、消費者もより満足するのでしょうか。それとも、英語だから単に表現が違うだけ・・・?

初めてこの表現を見た時、本屋さんの店先でじっと英語を見つめて、いろいろ考えてしまいました。結局のところ、お得感で購買意欲をかきたてるという意味では同じなんでしょうね。

この商法、私にはまだまだ新鮮で、買わないように努力しているにもかかわらず、本屋さんに行く度に、「仮に3冊選ぶとしたら・・・」と興奮してしまいます。


* 今日から両親がロンドンに遊びに来ることになり、ブログの更新が少し遅れると思います。両親との観光でおもしろそうなことがあったら、またお知らせしますね。
# by londonsmile | 2007-05-30 17:35 | 暮らしの英語 | Trackback | Comments(4)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


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