妹夫婦が帰国しました。
私にはあっという間に思えたのですが、本人たちはかなりゆったり過ごせたそうで、本当に何よりでした。

二人と一緒に観光もしたので、そちらも書きたいと思うのですが、まずは今日の幸せな時間のことを。

妹が帰ってちょっと寂しくなった日曜日のわが家に、インディーの親戚の男の子が遊びに来てくれました。
遊びに行くよと言いながらずっと忙しくて、かなり久しぶりに会った彼。
先週お誕生日だったので、22歳になったお祝いに、前から話をしていたロンドンで一番古いレストラン、ルールズ(Rules)にランチに行きました。
ルールズのローストビーフで22歳のお祝い_e0114020_06355061.jpg
日曜日のお昼時だというのに、とても空いていてびっくり。
インディーは私より長く通っているようですが、こんなに空いているのは初めてだったそう。
先週から公立の学校も夏休みに入ったので、みんな出かけちゃったのかな。

ルールズのローストビーフで22歳のお祝い_e0114020_06575764.jpg


このお店、壁のいたるところに絵や置物や鹿の角などのいろいろな飾りものが所狭しと置かれていて、違う席に通される度に見入ってしまいます。
今日案内された席は人物の絵が多かったのですが、上の斜めになっている部分の絵にご注目。
どうやらマーガレット・サッチャーさんのようです。
イングランドの旗を背にして腕を上げ、凛々しく立つ姿は、サッチャーさんをジャンヌダルクに見立てているのかな。
彼女が総理大臣になった頃の絵でしょうか。
英国史上2人目の総理大臣になったテレーザ・メイさんも、こんな風に期待を持てるといいですね。

さて!
この店はロンドンで一番古いだけではなく、出される英国料理も美味しいのです。
イギリスの家庭では日曜日にロースト料理をすることが多いのですが、今日はちょうど日曜日ということでローストビーフ♪
ルールズのローストビーフで22歳のお祝い_e0114020_06380119.jpg

ボリュームたっぷりですが、これで2人前です。
ローストビーフは2人前からの注文で、2人で分けてもたっぷり。
でも今日は全く心配しませんでした。
だって22歳の男の子が一緒だから。笑

この他に野菜とポテトが付いてきて、お皿に取り分けるとこんな感じになりました。
ルールズのローストビーフで22歳のお祝い_e0114020_06382893.jpg


左上の白いものは、ローストビーフに付き物のホースラディッシュソース。
西洋ワサビとも言われますよね。
甘みのあるビーフにピリッと効いて、抜群の相性です。
お皿のサイズと比べると、ヨークシャープディングも大きいのがよくわかるでしょ。

ちなみに私はローストビーフに備えて前菜は注文しませんでした。
インディーと若者は食べていましたが、それも美味しそうでしたよ。

ローストビーフですでにお腹いっぱいでしたが、やはり最後に甘いものがちょっと欲しいですよね。
というわけで、プディング(イギリスでは食後のデザートをこう呼びます)はこちら。
ルールズのローストビーフで22歳のお祝い_e0114020_06400668.jpg
メニューにはイチゴのケーキ(Strawberry Gateau)と書いてあったのですが、スポンジではなくてクリームをぎゅっと固くしたものにイチゴが挟まれていたような。
横に付いていたクリームは少し残しちゃいましたが、重すぎず、甘すぎず、美味しかったです。
やっぱりイギリスのイチゴはクリームと合うなあ。

実は私はこのプディングにも興味津々でした。
ルールズのローストビーフで22歳のお祝い_e0114020_06402736.jpg

パンで作るカラフルな夏のデザート、サマープディングです。
季節ものなので迷ったのですが、やっぱりイチゴが大好きなので、ついイチゴのケーキをオーダーしてしまいました。
これはたまたまインディーが食べていたので、あ、いや、食べる前に写真に撮らせてもらったのです。

ああ、美味しいものでお腹が満たされるって嬉しい。

ルールズのローストビーフで22歳のお祝い_e0114020_06410038.jpg
(ルールズにいらしたら2階も見学するのをお忘れなく。
ロイヤルファミリーもお忍びで通っていたという2階は、今はバーになっています)

そして何より、今日は若者くんの成長ぶりが嬉しかった日でもありました。
10年前に初めて出会い、いろいろ悩みがあったこともお母さんを通じて聞いていましたが、苦しい時期を乗り越えて、今は仕事も順調で、とても落ち着いている彼。
行きのバスの中でも私の隣りに座って、もうすっかり大人とという感じで楽しく話をしてくれて、親戚のおばちゃんとしてはとても嬉しかったのです。
でも初めて会った時の妹と弟の面倒見のいい心優しいお兄ちゃんという印象はそのまま。
人は悩みがあっても、乗り越えると明るく楽しくたくましくなるんだなあと若者くんに励ましてもらった気がします。

子供のいないわが家ですが、こうしてたまに遊びに来てくれる若い子がいてプチママ気分を味わえるのは本当に嬉しいのです。
楽しい時間をありがとう! また来てね!
ルールズのローストビーフで22歳のお祝い_e0114020_06421834.jpg

(お天気続きのロンドン、帰りにバスで通ったグリーンパークは人で溢れていました)


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# by londonsmile | 2016-07-25 07:36 | ロンドンすてきなお店、おいしいお店 | Trackback | Comments(2)
フラット(集合住宅)の庭を歩いていて、芝生の上を覆っているこんなものを見つけました。
栗の木の雄花と雌花を知りました♪_e0114020_06351079.jpg

わ! これ、何だ!?
毎年、これが木になるのはわかっていたのですが、こんな風に見事にたくさん落ちているとすごく目を引きますよね。

ブログを書くのに改めて調べてみると、これ、栗の木の花なんだそうです。
もちろん、落ちちゃったところですが!

まだ木に咲いているところは、こんな感じ。
栗の木の雄花と雌花を知りました♪_e0114020_06474954.jpg

このほわほわの部分が「雄花」で、一般に栗の花と言われいるものなんだそう。
そしてイガイガした小さなものは「雌花」で、これがいわゆる栗の実になるとのこと。
栗に雄花と雌花があることも知りませんでした!

ちょうど滞在している妹は栗が大好きなので、ほらほらと見せたところ、(花が地面に落ちている様子が)「コワイ」と言われてしまいました。笑
まあ、落ちたところは確かになにか宇宙的なものがあるけれども。
街っ子で植物のことをあまり知らなかった私は、栗の花を発見しただけでワクワクしてしまい、興奮しすぎなのかも。

秋になるとこの栗の木にも実がなるのですが、とても小さくて、お店で売っているようなものではありません。
イギリスで見る野生の甘栗の木は、ほとんどそうじゃないのかな。
それでもお友達の中には、拾って丁寧に調理する人もいるのですが、私はいつも「栗が落ちてる♪」で終わっています。
今年は何かしてみようかしらん。

秋になって実がついたら、またご紹介しますね!


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# by londonsmile | 2016-07-22 16:01 | お花のこと | Trackback | Comments(2)
日本から遊びに来ている妹夫婦が2泊で湖水地方に行ってきました。
見どころの多い湖水地方を駆け足でまわって楽しんできたようですが、お土産も買ってきてくれたんです。わーい。

それがこれ♪
湖水地方のレアなおみやげ、ジンジャーブレッドを堪能♪_e0114020_06592676.jpg

あ、まだ袋に入ってました。笑
この素朴な袋に入っているのは、やはり素朴なこのお菓子。
湖水地方のレアなおみやげ、ジンジャーブレッドを堪能♪_e0114020_06565472.jpg
Sarah Nelson's Grasmere Gingerbreadという名前のジンジャーブレッドです。

湖水地方のあるイギリス北部はショウガを使ったお菓子がもともと多いのですが、これもそのひとつで、ショウガをたっぷり使ったビスケット。
ビクトリア時代の1854年にSarah Nelsonさんが作って以来、世界中で愛されている味だそうで、ほろっとした食感としっかりショウガ味が感じられるのが特徴です。

このジンジャーブレッド、以前に自分で行った時にも買っていて大好きだったので、妹が湖水地方に行くと聞いた時に、もし前を通ったら是非買ってきてねとお願いしていたのでした。

私は食べるたびに日本の雷おこし(生姜味)を思い出すのですが、それだけこのジンジャーブレッドが素朴だということかもしれません。
お店自体も小さくて、昔ながらの雰囲気たっぷりのかわいらしい造りなんですよ。

実はこのジンジャーブレッド、なかなかのレア物です。
まず、湖水地方にある小さなお店だけで作られていて、このお店と、お店が運営するネットショッピングと、地元の少数のホテルなどでしか売られていない。
つまり、これを手に入れるには、ネット販売か、湖水地方に行かなければいけないんです。
しかも1週間以内に食べた方が美味しいので、一度にそんなにたくさん買うことができません。
ね、なかなか珍らしいものでしょ?

と今は思うのですが、実は前にこのジンジャーブレッドのことを書いた時には、"地元でしか手に入らないかと思いきや、ネット販売していて日本にも発送してくれるんじゃん"と思っていたようです。笑
でもね、よく考えてみると、ネットでわざわざ買う人はこのジンジャーブレッドが美味しいとわかっている人ですよね。
そして、最初にこのジンジャーブレッドを味わうためには、湖水地方のお店に行くか、お土産でもらうかしなければならないわけで、やっぱり誰でも知っているわけではないと思うのです。

なんでも便利になった世の中、基本的にその場に行かないと買えないというのはなんだかのんびりしていていいなあと思います。
ロンドンでなんでも手に入るわけではない、というのもいいではないですか!
どんどん旅行をしてみたくなるし。

レシピは秘密だそうですが、おそらく糖蜜系を使ったコクのある甘み(でも甘過ぎない♪)とショウガの爽やかな辛味が絶妙に美味しいので、機会があったら是非味わってみていただきたいお菓子です。
湖水地方はピーターラビットのおはなしなどを書いたビアトリクス・ポターが晩年長く住んだ場所。
彼女が住んでいたヒルトップ農場は有名ですよね。
(2008年にヒルトップ農場のことを書いた記事はこちらをどうぞ)
今年は彼女の生誕150周年ということで、地元も盛り上がっているようですよ。
この機会にぜひ1

いろいろ屁理屈をこねながら、私も一口、また一口とジンジャーブレッドを味わっています。
美味しい〜♪


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# by londonsmile | 2016-07-21 09:11 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)

ベビーシャワー初体験♪

しばらく前に書きかけた記事がいくつかたまっていたので、そっちもアップさせてくださいね。
今日はまず、まだコートを羽織っていた頃のお話です。

いけばなで知り合った中国人の女の子が、イギリス人の彼との間の赤ちゃんを産むと聞いたのは、もう去年のこと。
お腹が順調に大きくなっているねーと会う度に喜んでいたところ、ベビーシャワーのお誘いをいただきました。

ベビーシャワーって、すてきな響き。
でも何をするのかな。笑

インディーに聞いてみたら知らなくて、主にアメリカの習慣なんじゃないの?とのこと。
調べてみると、やはりアメリカ発祥だそうで、簡単に言うと出産前の妊婦さんを励まして赤ちゃんを歓迎する会。
うふふ、なんだかあったかい集まりになりそうですね。楽しみ、楽しみ。
ベビーシャワー初体験♪_e0114020_06392472.jpg
テーブルの飾りつけもかわいかったです。
もうベビちゃんは男の子とわかっていたので、ブルーのベビーグッズがあちこちに飾られていました。

会場は市内のとても便利な場所にあるハイアット・リージェンシー・ロンドン・ザ・チャーチル
かなり前に友達が泊まった時に行ったことがありましたが、改装したのかな、以前よりも明るい雰囲気になっていました。

ホテルの中のライブラリー(図書室)と呼ばれる場所を貸し切っての会でした。
ベビーシャワー初体験♪_e0114020_06404023.jpg

この日は友人本人とご家族と一緒に早めに会場に着いたので、他のお客様が着くまでライブラリーを見せてもらいました。
古いけれどもちゃんと読める本(当たり前・笑)がいっぱい置いてあって、革の装丁も美しかったです。
ちょっとした集まりに貸切で使えるって、いいこと聞きました♪
いや、何の予定もないけれど。笑
ベビーシャワー初体験♪_e0114020_06420167.jpg

ワクワクする飾りつけ♪

妊婦さんを励ます会、というからには、企画したのは本人ではなくて、彼女のお友達でした。
メールで連絡は取っていたものの、お会いしてみたら、メールの印象以上におおらかですてきな女性。
こういう会を何度か企画しているらしく、慣れた感じで小物を用意してくれてたんですよ。

男の子の赤ちゃんにちなんで、青の服をみんなで着ましょう!というお達しを彼女が出していたにもかかわらず、ご本人は青というより緑に近いお召しものだったのが、またなんともかわいらしくて大らかで、笑ってしまいました。

ベビーシャワー初体験♪_e0114020_06422567.jpg

この日は午後の会だったので、乾杯の後はランチとお茶がメイン。
ランチの方もフィンガフード中心のビュッフェ形式で、アジア風あり、イギリス風あり、地中海風あり。
お味はランチもお茶もケーキも美味しかったのですが、私が特に気に入ったのはコレでした。
ベビーシャワー初体験♪_e0114020_06424721.jpg

かわいい〜♡
生まれてくる赤ちゃんへの愛がたっぷり感じられますね。
ベビーシャワー初体験♪_e0114020_06412517.jpg

主催者の方の開会の挨拶、お友達のスピーチなどの他はかなりカジュアルに談笑スタイルでした。
ベビーシャワーは本来は女性だけの集まりのようですが、彼女の人柄か、出席したいという男性も多かったので、この日は男性も出席。
女性だけでも楽しかったと思いますが、男性が入ることで、より家庭的な集まりになった気がします。

イギリスの大学で勉強した彼女には学生時代からの中国人のお友達が多く、ママさんになっている方も多かったので、チビちゃん連れの中国ママと色々お話しできて新鮮で楽しかったです。
優しくて思いやりのある友人に似た雰囲気の人たちで、まるで前から知り合いだったみたいに親しく話すことができたんですよ。

中には私にペラペラと中国語で話しかけるチビちゃんもいました。笑
そうだよね、見た目が同じだもんね。
「ごめんね、中国語話せないの」と言ったら、いとも簡単に英語に切り替わって、おー、バイリンガルだなあと感激。

そうそう、忘れてならないのがゲームです。
一つはよだれかけにクレヨンのようなもので思い思いに絵を描き、後で妊婦さん本人が一番よい絵を選ぶというもの。
中国の墨絵風に山や川を描いた人や、かわいいクマさんや赤ちゃんの絵を描いた人など、たくさんの絵があった中から、「ママ、大好き」と書いて、かわいい絵をあしらった人が優勝しました。

もう一つのゲームは直前まで何をするのか知らされませんでした。
くじで当たった人がみんなの前に出されたのですが、そこに運ばれてきたのはなんとジュースの入った哺乳瓶!
哺乳瓶での早飲み競争だったんです。

年が6つ離れた妹がいたので、ふざけて哺乳瓶から水を飲んでみたことはありますが、それも大昔の子供の頃のこと。
大人になっても上手く飲めるものでしょうか?
さあ、やってみよう!笑
ベビーシャワー初体験♪_e0114020_06405743.jpg
生まれてくる赤ちゃんのパパとおばあちゃんに挟まれて頑張る私。笑
(ひゃー、こうやってみると、私、本当に背が小さいなあ)
おばあちゃまが私の方に手を寄せているのは、「こぼれてるわよ、気をつけて」と言ってくれているのです。笑

これ、意外と難しいですねー。
一生懸命吸っているつもりでも、意外に出てこない。
そのうちほっぺたも痛くなるし、気持ちは焦るし、主催者の方は商品のシャンペンを私たちの前で揺らして煽るので笑っちゃうしで、とにかく一生懸命でした。
もうちょっと!というところで、あー、端っこに立っていた女性が完飲!
お見事♪

でも、赤ちゃんの気持ちになったり、お母さんの気持ちになったり、初めて会ったけど友達のお友達という人たちと一体感ができたりして、楽しいゲームでした。
ベビーシャワーではよくあるゲームなのかな。
ベビーシャワーのパーティーを開く予定のある方、これオススメですよ♪

その後も心温まるスピーチや、ご本人と彼の感激のスピーチなど、ほろりとする場面もあって、みんながこのカップルと赤ちゃんの幸せを心から願う本当に幸せな時間を過ごすことができました。

まるで結婚式みたい♪
そういえばこの二人は結婚式をしていないので、二人の人生の新しい門出にこういう温かい会があって嬉しかったんじゃないかと思うし、私もこの場に立ち会えて、とても嬉しかったです。

ベビーシャワー初体験♪_e0114020_06411522.jpg
最初にも言ったように、これは少し前のことなので、その後二人の間には超ハンサムなマイケルくんが生まれました♪
早速会いに行った時、ママよりもパパがベビーにぞっこんで、本当に幸せそうで、心がぽっかぽかになった私です。
幸せのおすそ分け、どうもありがとう。


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# by londonsmile | 2016-07-19 23:32 | ロンドンで知った外国のこと | Trackback | Comments(0)
妹夫婦が滞在中のわが家。
到着の翌日は長旅の後だし、まずはゆっくりしてもらおうと思っていました。

義弟くんも「散歩でもしましょう」と言ってくれたので、わが家の得意な散歩に出かけることになりました。
幸い、緑は周りにたくさんあるのです。
せっかくなので、目的地もウィンブルドンのテニス博物館と決めて、さあ出発!
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やはり晴れ男の義弟くん、この日も青空が広がって気持ち良いお天気になりました。
スコットランドで熱く燃えていた松岡さんもありがとう!
全英オープンは日曜日で終わっちゃったので、あとは義弟くんに頑張ってもらいましょう。笑
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二人は都心に暮らしているので、わが家の周りの緑を楽しんでくれたようです。よかった。
妹が興奮して写真を撮っている間、私も一緒に待っていたら、いつの間にやら義弟くんと夫は二人で盛り上がって話していました。
日本語を話せない夫にも慣れてくれた義弟くんは英語もぐんぐん上達していて、会う度に驚きます。

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ウィンブルドンには乗馬教室があって、この辺りを歩いていると馬に乗った人たちに会うことがよくあるんですよ。
東京ではなかなかな見ない光景なので、これも喜んでもらえてよかった、よかった。

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歩きながら、いつも私たちが見ている景色を一緒に見てもらえたのが一番嬉しかったです。
どんぐりがもう出来始めてるねーとか。
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そろそろブラックベリーの季節で、もう少しすると、ピッと摘んでその場で食べる人も多いんだよ、と話せたり。
自分の生活を家族に共有してもらえるのって嬉しいですね。
写真を送ったり、電話で話したりしているけれど、やっぱり一緒にいるって違うなあ。

緑の中のお散歩もいいのですが、そろそろ目的地を目指しましょう。
少し住宅街にそれて、すてきなお家を鑑賞しながら進むと、立派な塀が見えてきました。
妹夫婦とご近所観光、散歩とウィンブルドンテニス博物館_e0114020_18230641.jpg

ウィンブルドンのテニス場の敷地はとても広く、あちこちにゲートがあるのですが、観光客が入るのは3番ゲートからのみ。
でもそこから入ると、決勝が行われるセンターコートのすぐ前にあり、博物館入口もショップもあって便利なのです。

先週、年に一度のテニス選手権が終わったばかりのウィンブルドン。
建物はまだお花できれいに飾られていました。
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あれ? それともこれは1年中きれいにしているのかしらん。
蔦のからまる建物は、どことなく甲子園球場みたいですね。笑

青空の下を歩いた私たちは喉がカラカラだったので、博物館の受付を済ませると、見学の前に真っ先にカフェへ。笑
妹夫婦とご近所観光、散歩とウィンブルドンテニス博物館_e0114020_21112319.jpg

明るい雰囲気のカフェにはベランダ席もありましたが、室内は冷房も効いていて快適でした。
夏にもそれほど暑くならないこの国では冷房の入っている場所は少ないので、これは素晴らしい。
さすが国際的な施設です。
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喉が渇いただけだったのですが、せっかくなので、ウィンブルドン名物ストロベリー&クリームと一緒に、妹が雑誌で見たと言うコーンウォール地方の名物コーニッシュパスティーも。笑
ストロベリー&クリームは甘酸っぱい英国イチゴによくあって美味しかったのですが、暑い日はアイスクリームでもいいかもね♪

さて、喉もお腹も満たされたところで、いよいよ見学をしましょう。
入場にはいろいろ違うコースがあり、ショップに行くだけなら無料、博物館とセンターコート見学だと大人13ポンド、博物館見学とガイドさんによるツアー(センターコート含む)だと大人24ポンドでした。
ツアーではあちこちのコートを見せてくれるようでしたが、全部で90分かかるということだったので、私たちは博物館とセンターコート見学のみにしました。
センターコート見学の時間は決まっているものの、博物館はその前後の時間に自由に入れます。

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センターコートの前には、「イギリスのテニスの神様」と言われているフレッド・ペリー選手の像。
義弟くんも妹も、同じポーズで写真を撮っていました。
観光客らしくていいでしょ。笑
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さあ、いよいよセンターコートに入りますよ〜!
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コートに出る前も、どことなくレトロでいいですね。
そして・・・
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わー、これがセンターコート。
やっぱり選手が一番立つ場所は芝生がはげてますね!
選手権が始まる前にはきれいに調整するそうですが、2週間の間にこうなってしまうそうで、激しい試合ぶりがうかがえますね。

向こう側に見える緑色でテント状に覆われた部分はロイヤルボックスで、ロイヤルファミリーや特別な招待客が座る場所だそう。
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センターコートの収容人数はなんと1万5000人!
決勝の日は本当に盛り上がるんでしょうね。
やっぱり一度来てみたいなあ。

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センターコートの外には、これまでのジュニア選手権での優勝者の名前が飾ってありました。
1998年にご注目。
今大活躍のスイスのロジャー・フェデラー選手の名前がありますね。

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これは試合の内容を知らせるボード。
最終日、7月10日のままになっていて、決勝に進出した選手の名前が貼り出されていました。
でもハシゴがかかっていたので、これももうすぐ取り外すんでしょうね。

さてセンターコートで気持ちが盛り上がった後は、博物館見学です。
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12世紀にフランスの修道院で始まったという起源から現在の様子まで、小さいながらも楽しく見せてくれる博物館でした。
男子の優勝カップと同じ重さのオモリが置いてあったりして、ずっしり重いカップを持ち上げた気分にもさせてくれます。

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私が一番気に入ったのは、このカップ&ソーサー。
この女の人、テニスのラケットを持ってるんですよ♪
そして後ろのトーストラックもテニスラケットの形。

楽しい見学の後は、お買い物も♪

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例の大人気のタオルも売っていました。
その他にもテニスグッズがいろいろあって、テニス好きの人にはたまらない場所だと思います。
熱烈なテニスファンじゃない私たちも、つい買い物しちゃうほど盛り上がったウィンブルドンでした。

ちなみに前回、両親と行った時の様子は、こちらをどうぞ。

この日は、家に帰ってきてからピクニックの準備。
なぜかというと、土曜日には近くの緑地でクリケットの試合をしているので、それを観に行こうというわけです。
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日が陰り始めて少し涼しかったのですが、試合の最後まで観ましたよ。
でも二人には、やっぱりクリケットはよくわからなかったようでした。
私もまたルールが怪しくなってきたので、また今度来て勉強しないと!
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もちろん、クマたちも一緒にクリケット観戦。
さて、あとはどこに行こうかなー。

My sister and her husband are here with us now.
As he always does, her husband brought the sunshine with him and London is bright and sunny today

Because this is their first visit to where we are now, we showed them our neighborhood so far, doing walks, watching cricket over picnic and visiting Wimbledon Tennis Museum.
Really having a fabulous time with them AND the teddies that my sis made


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# by londonsmile | 2016-07-19 03:26 | ロンドン南西部、ご近所探訪 | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので17年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼や写真掲載のご連絡は非公開コメントでお願いします。無断掲載はご遠慮ください。


by londonsmile