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日にちが前後しちゃいますが、三連休初日の土曜の夜は、毎年恒例、ユーロビジョン・ソング・コンテストがありました。

このユーロビジョン、ひとことで言うと「ヨーロッパの国対抗歌合戦」で、70年代にはABBAも輩出した歴史あるコンテスト。
ド派手な演出があったり、イケてない歌やダンスが多かったりするので、みんな、あーあ、またやるのか、という反応を示すのに、結果的に視聴率は高いという、なんとなく日本の紅白歌合戦みたいな存在です。

最近知ったところによると、ヨーロッパだけでなく全世界でも中継されているそう。
イギリスからの移民が多いオーストラリアでは毎年かなりの視聴率だそうだし、今年は初めて中国でも中継されたそうです。
(オーストリアはヨーロッパから遥か彼方にあるにもかかわらず、今年はゲスト出場していました!)
日本でご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

わが家でも「なんか変なんだよねー」と言いつつ、でもたまに出て来るへんてこな格好をした人達を見るのが楽しみで、家にいる時はほぼ毎年観ています。
去年の記事はこちら、2013年の記事はをこちらどうぞ。
さらに今年はたまたま火曜と木曜に中継された準決勝も観てしまったので、今年の出場者に関していつもより詳しくなりましたよ。

そして今年のコンテストは、2006年からの私のユーロビジョン史上、最もレベルが高かったと思うのです。
奇をてらった出場者が減って、へんてこな衣装やダンスが少なかったのが残念ですが、音楽的にもヒットしそうなものが多かったし、歌が上手い人も多く、普通に感激してしまいました。
ユーロビジョンは「普通じゃない」と思っていたのに!笑

そんなユーロビジョンの今年の様子、お知らせしますね。
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(今日はすべてテレビから撮った写真でお送りします!笑
先に言ってしまうと、優勝はスウェーデンでした。)

このコンテストは、その前の年の優勝国で開催されるので、今年の開催地はオーストリアのウィーンでした。
オープニングにはなんとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏があり、途中の合唱にはウィーン少年合唱団も参加するという豪華な顔ぶれ。
さすが音楽の都です。

開催国には大きな経済効果ももたらすというビッグイベントのユーロビジョンですが、今大会は、ユーロビジョン史上最高の予算が組まれていたとか。
ステージで使われるCGのようなものもあまり見たことのないような懲りようだったし、カメラワークや技術も凝っていて、観ていて本当に楽しかったです。

今年初めて知ったルールによれば、歌手を含めて6人までステージに上がることができるそうですが、優勝したスウェーデンは男性歌手が1人で登場し、すばらしくよくできた映像と人間が上手に絡むというパフォーマンス。
笑顔がどことなくトータス松本に似ている歌手のお兄さんもハンサムだし、歌もキャッチーで、優勝に値するすばらしい舞台でした。

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スウェーデンの優勝パフォーマンスはこちらをどうぞ!



スウェーデンも良かったのですが、私はロシアがすごくいいと思っていました。
特に変わった演出はなかったものの、上から見たこういう映像、とってもきれいだったなあ。
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ドレスの広がり具合が、ちょっと小林幸子風。笑
小林幸子といえば、歌手のポリーナちゃん、ちょっと幸子似だと思いませんか?
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ねっ?
若くてかわいいのに、投票でトップを走り始めると涙ぐんじゃったりして、どことなく演歌のかほりのするポリーナちゃん。
声も美しかったし、歌も今年のユーロビジョンのテーマでもある『国の橋をつなぐ』に合ってる気がしていいと思ったのですが、惜しくも準優勝でした。

実はその影には、ユーロビジョンの投票の特徴も関わっている気がしています。
ユーロビジョンでは、審査員票の他に、各国の一般視聴者の投票も加味して順位を決めるのですが、この一般視聴者票、各国とも単に自国と近い国に多く投票する傾向にあるんです。
例えばギリシャとキプロスはお互いに高得点を付け合うし、スカンジナビアの国々はお互いをサポート。
こういう時、島国イギリスは不利ですね。笑

視聴者票は、歌やパフォーマンスのよしあしや地理的な理由だけにかかわらず、かなり感情的な票でもあります。
そして今のロシアと近隣諸国の関係を考えると、ロシアに点が少し辛くなるのは仕方ないのかもしれません。
もちろん、優勝したスウェーデンもすごく良かったんですよ!

私が好きだったロシアのパフォーマンス、こちらでお楽しみください!


残念ながらかなり下位に終わったものの、私はキプロス代表も大好きでした。
キプロスというと地中海の明るいイメージがあるので、歌って踊ってのパフォーマンスかと思いきや、スーツ姿の穏やかそうな男性が一人で出て来て、最初はモノクロの演出。
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これが、しっとりしたバラードと、バティー・ホリー風なメガネのお兄さんの優しい風貌にぴったりあって、とても良かったのです。
実はこの曲、テレビで観た後に自分でも買っちゃいました。
ユーロビジョンで聴いて曲を買ったのは初めてのこと。それほど大好きな曲です。

キプロス代表の優しいパフォーマンス、お楽しみください!


また、ヨーロッパ調、ポップ調のものが続く中で異彩をはなって楽しませてくれたのが、イスラエルです。
ユーロビジョンにどうしてイスラエルが出てるのか、という素朴な疑問はこの際おいといて(1970年代から出ているそうです!)、ポップなリズムで英語で歌っているのに、メロディーも歌い方もどことなく中東風。
妙に人の良さそうな歌手の若いお兄さんも表情が豊かで、つい引き込まれました。



他にも、感動的な歌声と迫力ある映像が美しかったフランス、予選で落ちてしまったけれど障がいを持った人達のバンドがしぶいロックを歌ったフィンランド、ダンスの才能もある若い男の子が軽やかに歌って踊ったベルギー、イケメン(風)な若手テノール3人組が甘く盛り上げてくれたイタリアなどなど、気になる出場者がたくさんいました。

気になるといえば、去年優勝したコンチータさんも、今大会ではレポーターとして大活躍でしたよ。
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画面右のユニークなルックスのコンチータさん。
今でもその存在が物議をかもしているそうですが、表現の自由を目指す姿勢に共感する人も多いとか。

体の線も細いし、声も仕草もかなり女性より。
なのにこの立派なヒゲ!というのが個人的にはどうしてもまだ混乱してしまうのですが、個性を堂々と表現しているのは素晴らしいと思います。

こんな風に、今年のユーロビジョンは本当にレベルが高かったのですが、民族衣装を着て民謡風な歌を歌う人がいなかったのはとても残念でした(私は準決勝からしか見ていないので、予選にはいたかもしれません)。
それに英語で歌った人がこれまでにないほど多かったのも、ちょっと残念だったな。

世界的なヒットを飛ばす歌手をたくさん出している英国がユーロビジョンで毎年かなり下位に終わるのは、「ユーロビジョンらしい」基準があるからだ、とよく聞くのです。
つまりヨーロッパに受ける曲でなければならないと。
売れ筋のポップな歌ばかりが英語で歌われるのなら、普通のヒットチャートを見ていればいいのであって、そんなのユーロビジョンじゃない!笑

これまで、ユーロビジョンのへんてこ・おもしろパフォーマンスに文句を言っていた私でしたが、こうして実際にレベルの高い戦いを見てしまうと、おもしろパフォーマンスを自分がどれだけ楽しみにしていたかがよくわかりました。
同じような良い歌が揃うよりも、個性あるデコボコなパフォーマンスが混じった方がずっとユーロビジョンらしくて楽しいと思うのです。
変わった歌手がいた方が、友達との会話もしばらく盛り上がりそうだしね!

さて来年のスウェーデン大会はどうなるでしょう?
もしかしてABBAが登場か!?
ユーロビジョンでは本当にふるわないイギリスにも頑張ってほしいです!
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「ユーロビジョン、是非観てみたい!」と思われた方に朗報です♪
実はユーロビジョンの決勝戦、YouTubeで全部観ることができるようです。
しかも、ユーロビジョンが公式に発信しているビデオ!
すごい太っ腹ですね。

全部で5時間26分なので、時間がたっぷりある時にしっかりご覧くださいね♪
ここをクリック!

同じYouYubeの公式ビデオで、歌手別に、当日のパフォーマンスもプロモーションビデオも見ることができますよ♪
ユーロビジョンを楽しむ人がますます増えると嬉しいです!


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by londonsmile | 2015-05-29 06:32 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(0)
ついこの間始まったと思った5月も、もうすぐ終わり。
早いですねぇ!

新緑の美しさに気を取られて気づくのが遅れましたが、バラも咲き始めています。
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ロンドンのリージェンツパークという公園はバラ園が有名で、いろいろな色や形や名前のバラでいっぱいなんです。
ここ数年行きそびれているので、今年は行ってみたいなあとふと思いました。

今週は仕事に遊びに盛りだくさん!
今日は短いブログで失礼しますね。

今日のロンドンは日射しも強くて、真夏のような陽気でした。
太陽が出ると街行く人の顔が一気にニコニコになって、私も自然に嬉しくなります。
このニコニコの伝染が続きますように!


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by londonsmile | 2015-05-27 09:55 | お花のこと | Trackback | Comments(0)
イギリスは月曜日が休日なので、3連休中です。
中日の日曜は雨という天気予報に反して、時おり青空が広がるお天気になりました。

近くのクリケット場では、朝から子供達が張り切ってプレイ開始。
クリケットは雨が降るとプレイしにくいそうで(素手でボールを取ったりするからかな。皮が巻かれたボールって濡れたら滑りそう!)、クリケットの試合をしているかは、ある意味、お天気のバロメーターになります。

私もルールを覚えるために、少し観戦してきました。
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野球に慣れた日本人には、クリケットのルールってややこしいもの。
クリケットは夏限定のスポーツで、秋になるとプレイしなくなってしまうので、毎年夏にせっかくルールを覚えたと思っても、翌年になると忘れちゃってたりします。

でも口で説明してもらってもわかりにくいので、ルールを覚えるのはとにかく観戦あるのみ。
今年も少しずつ思い出しながら楽しんで覚えたいと思います。

子供の試合というのは初めて観ましたが、なんだか動きが大きい。
野球でいうところの滑り込みというのは、大人のクリケットではあまり見ませんが、子供はそればっかり!笑
やっぱり元気なんですね。
私も元気を分けてもらった気分になりました。

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子供のプレイを親御さんたちが見守るの図。
観戦席からのかけ声も草クリケットの重要な一部なので、大切な役割です。

連休中日ののんびりクリケットの様子でした。


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by londonsmile | 2015-05-25 17:39 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(0)
毎年5月の後半に開かれているチェルシー・フラワー・ショー
王立園芸協会が主催する大人気のガーデン・ショーで、園芸家がデザインしたガーデンのコンテストがとても有名です。
女王様も毎年いらしている大々的なイベントですが、私は一度行きたいと思いながら、毎年チケットを買いそびれています。

そんなわけで今年も気がついたらもう始まっちゃってたのですが、たまたま最終日の土曜に近くを通りかかったら、チェルシーの町全体がお花で飾り付けられてかわいかったので、ご紹介しますね。

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なぜかゴミ箱の上にきれいな蘭のアレンジが。笑
飾り付けられたものなのか、誰かが置いていったものなのか、不明です。
でもなんだか心が弾みましたよ♪
写真を撮っている人も多かったです。

会場になっているチェルシー王立病院の地下鉄の最寄り駅は(少し歩くけれども)スローンスクエア。
高級ブランドのお店も多い高級住宅街です。
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お花で出来た大きなフラミンゴ発見!
一緒に写っている人と比べると、その大きさがわかると思います。

これはKate Spadeのお店だったんですが、この外の飾りつけだけでなく、ショーウィンドーのディスプレイにもお花を使っていました。
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写真だとちょっとわかりにくいかもしれませんが、左側はやはりお花でできたフラミンゴ、右側はお花でできたバッグです。

フラミンゴはKate Spadeの今年のテーマでもあるらしく、店内にはフラミンゴ柄のワンピース、ブラウス、スカート、ポーチ、携帯ケース、スカーフなど、いろいろなバリエーションがありました。
こういう遊び心についやられてしまいます♪大好き!
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こちらはお花屋さん。さすがに凝ってますね!
りんごの赤がかわいいな〜♪
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このお店のお花はパーフェクトな開き具合で、自然と目も心もすっと引き寄せられました。
こんなにきれいなお花を置いておきながら、店内では何事もなかったかのように普通にお洋服を売っているというのも不思議でおもしろい!

でもなんといってもびっくりしたのがこちらのお店。
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『不思議の国のアリス』がテーマになっていて、細部も凝っていました。
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テーブルの上にお茶セットを置いていたり、三月兎の手に持った時計(の輪郭)のふちの金を黄色い小菊で表現していたり、と、繊細なデザインですよね。
赤とピンクが鮮やかに映えててすてき!

デパート(Peter Jones)の店内のディスプレイにもお花が使われていました。
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時間が限られていたので写真は少ししか撮れなかったのが残念!
もっともっとたくさんのお店がお花を飾り付けていたんです。
私が通った時にはもう片付け始めていましたが、駅前の広場にもお花の飾り付けがあったようでした。

なにしろ地域全体がお花をテーマに飾り付けや商品展開をしているので、お店の中も外も、とにかくお花でいっぱい。
ショーに行かれなくても、この周辺を歩くだけで気持ちが華やぐし、お店のお花を巡るだけでもかなり楽しめます。

さらにこの日は、お花をたくさん持っている人をかなり見かけたんです。
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左下の人は2人がかりで大きな鉢を運んでいますね!

実はこれ、チェルシー・フラワー・ショーのお花だそうです。
聞くところによると、最終日にはお花をかなり安価(時には無料)で譲ってくれるとか。

ショーに出すようなお花なので品質はかなり良いでしょうし、実は最終日を狙って行く人も少なくないそう。
そういえば朝にはポリバケツみたいな大きなものを持ってフラワー・ショー方面に歩いている人も見ました。
買う気(あるいは貰う気)満々!笑
こうしたお花を抱えた人達もフラワーショー最終日の風物詩のようです。

お花で飾られている町のあちこちにお花を持った人が歩き回るフラワー・ショー最終日のチェルシー。
お花大好きな私には楽しい経験でした。

よし、来年こそはフラワー・ショーに行ってみよう♪
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(チェシャ猫もしっかりお花で表現されていました♪)

イギリスは月曜が休日で、また三連休です。
良い週末をお過ごしください!


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by londonsmile | 2015-05-24 09:14 | お花のこと | Trackback | Comments(2)
今週、生誕150年を記念して、世界で一番愛されているアガサ・クリスティー作品を決める投票の話をしましたが、その繋がりで、今日は市内でも人出の多い繁華街に建てられたアガサ・クリスティーの像のご紹介をしますね。

場所は地下鉄レスター・スクエア駅からコベント・ガーデンに向かう途中のCranbourn Street。
レスタースクエアは、プレミア上映会もよく行われる映画館があったり、中華街があったり、ミュージカル劇場が建ち並ぶウェストエンドに近かったり、飲食店が多かったりと、観光客も含めて、いつも人がぶつかりそうなほどたくさん歩いている繁華街です。
そんな混雑した場所にもかかわらず、アガサ・クリスティーの銅像が傍らにひっそり置かれているんです。

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銅像といっても全身ではなくて、本をくり抜いた形のものにお顔だけが入っています。
クリスティーは、わりと真面目な顔をした写真しか見たことがありませんが、この銅像は優しそうに笑っていて嬉しい(怖くないという意味で!)。

本の周りにはタイプライター、ミスマープル、ポアロの絵が描かれていました。
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この銅像は、有名な戯曲『ねずみとり』の連続上演60年(2万5,000回公演!)を記念して2012年に公開されたものだそうで、除幕式にはお孫さんも駆けつけたとか。
ちなみに『ねずみとり』は現在も上演中。
60年以上前からずっと上演されているってすごいですね。
森光子さんの『放浪記』もびっくり!笑

繁華街の真中にあるせいか、銅像の存在に気がつく人は意外と少ないようです。
たまに気がついた人が、驚いたような顔をする光景に何度も出会いました。

もちろん私も最初に見た時には全く同じで、大興奮でカメラを取り出しました。
すっかり場所も覚えた今では、前を通る度に「こんにちは!」と(心の中で)話しかけ、前に読んだ本や観た映画やテレビドラマのことを一瞬思い出しては懐かしい気持ちになって、ちょっと微笑んでしまいます。

あんなに夢中になって読んでいたアガサ・クリスティーを近くに感じられるって幸せだなあ。
これを書きながら、またひとつ、ロンドンに住んでいて良かったと思える理由を見つけてしまいました。


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by londonsmile | 2015-05-23 07:43 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(2)
先日、ロンドン市内に出た時、なんだか見慣れたような見慣れないような文字が見えて、この看板に目が釘付けになりました。

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「ブーティーク」???

このお店は期間限定で開店したお洋服のお店だったので、ブティックと言いたかったようです。
惜しい!笑

日本語で洋服屋さんって何て言うの?と日本人に聞いたんだろうか?
それとも自動翻訳で調べたのかなあ(だとしたら辞書が間違ってる!笑)
いずれにしても、ちょっと惜しいところがご愛嬌ですね。

和食ブームや、マンガやアニメ人気の影響で、こんな風に日本語を使うのが「おしゃれ」と思うのか、ロンドンでも思いがけないところで日本語を見かけることがあります。
「極度乾燥(しなさい)」という全く間違った日本語をプリントしたSuperdryというブランドのことは、きっとご存じの方も多いでしょう。

ご参考までに洋服はこんな感じ。
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(Superdryのサイトからお借りしました。
見にくかったら拡大してみてね!)


このブランドには他にも、Japanという言葉と中国語と思われる文字が一緒に書かれていたり、「自動車」とか「油」なんていう言葉が一緒に書かれていたりするデザインがあって、なんだか笑っちゃうのです。
でもこのブランド、最初に発売してからもうずいぶん経っているので、間違っていることがある程度わかっていて、おもしろがって売ったり着たりしている気がします。
今、サイトを見たら、「極度乾燥(しなさい) Superdry」は著作権も登録したようで、©マークが付いていたので!

そういえば、前にもこんな写真を撮ったはず、と思い出して見てみたら、ありました!
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「すごいな!」

これはあってる!笑
でもその前のTokyo Toysっていうのがいかにも過ぎてちょっと怪しいですが。笑

Latest Toysは「最新のおもちゃ」という意味。
日本のおもちゃ、雑貨、文房具は品質もよく、凝っていてかわいいものが多いので、こちらでも人気なのです。
ピカチューも写っているので、キャラクターグッズかもしれません。
こちらでも、ほとんどの子が(大人も)ピカチューやハローキティーを知っているんですよ。

日本人から見ると、まだまだ中国と韓国と日本を混同してるなあと思うこともあるし、間違ってはいないけど微妙に不思議な言葉に出会うこともありますが(「すごいな!」とかね)、日本に興味を持ってくれて、日本語で何か書いてくれようとすること自体は嬉しいですよね。
しかも、その方が「カッコいい」と思ってくれてるようなので、ここは日本語で書こうとしてくれた気持ちを買うことにしましょう!笑

日本で売っているTシャツにも、不思議な外国語が書かれていること、よくあるもんね!


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by londonsmile | 2015-05-22 08:53 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(2)
アガサ・クリスティーという作家を知っていますか?
イギリスが生んだミステリーの女王と呼ばれる作家で、その名前を知らなくても、彼女が生み出した名探偵ポアロや、謎解きおばあさんのミス・マープルなどの名前を聞いたことのある方は多いかもしれません。

最近読んだ記事には、クリスティーの作品は世界中の100カ国語以上に翻訳されていて、聖書とシェイクスピアの次に読まれているという説もあると書いてありました。
映画やテレビシリーズにもずいぶんなっていますよね。
本当に大人気。

私もミス・マープルやポアロが大好きで、以前にクリスティーが住んでいた家(の前)に行ったことをブログにも書きました。
こちら

そんな大人気の作家クリスティーは今年は生誕125周年で、それを記念して、一番愛されているクリスティーの作品を世界規模で選ぼうという試みが行われているそうです。

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(『スリーピング・マーダー』、読みましたか?
時間と空間を上手に使ったなかなか壮大な話ですよね!)


この試み、インターネットにさえ接続できれば誰でも投票することができるんですよ。
「World's Favourite Christie(世界で最も愛されているクリスティー作品)というサイトに行って、自分が好きな本の名前をクリックするだけ。
名前や住所の書き込みも不要です。

ただし、1人1票と決められていて、一度投票した後に何かしようとすると「1人1票ですよ」と表示が出て、投票の画面に戻ることができません。
クリスティーは作品数も多いので、投票の前にはどれを選ぶか、よーく考える必要があります。

私も好きな作品がとても多かったので、思い出したり、選んだりして真剣に考えました。
こうしてみると、ひとつの作品に絞るのが意外と難しい!
でもその考えている時間がやけに楽しい!笑
それを読んだ時のことや、作品の中でイメージしたハンサムな男性や優しいおばさまのことなんかを思い出すのです。

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(以前にも載せたクリスティーが住んでいた家のブルー・プラーク。
著名人が住んで、歴史的に価値があるとされた家に付けられます)


楽しく思い悩んだ結果、私はようやく『アクロイド殺し』(原題:The Murder of Roger Ackroyd)という作品に決めて投票しました。
どれも甲乙つけがたいほど好きな作品が並ぶ中、これは本当にびっくりするトリックだったというのが決め手です。
ネタバレしたくないので多くは書きませんが、読後しばらく無言になってしまったほどのインパクトだったとだけお伝えしましょう!
(『アクロイド殺し』をまだ読んでいなくて、内容を知りたくない方、日本語版のウィキペディアは見ないでくださいね!
最初の方にいきなりオチが書かれています。ご注意を!)

もちろん、有名な『オリエント急行殺人事件』や、イギリスらしい光景が描かれている『バートラムホテルにて』も好きだし、『鏡は横にひび割れて』も母性と人間の悲しさが描かれていてじーんとします。
クリスティーの作品は、登場人物が魅力的で、描写も美しく、推理やトリックを忘れて楽しめるのが大好き。
そこが人気の秘密でしょうね。
(私は犯人やトリックをすぐに忘れちゃうので、何回でも同じ本を楽しめるとってもお得な体質です!笑)

さてさて、私の選んだアクロイド殺しは何番目ぐらいにランクインするでしょうか?
あなたも1票、いかがですか?

投票を行うサイトは英語なので、英語の題名を知る必要があるのですが、クリスティー好きだったら、英語の題名を見てもどの作品か、だいだい見当がつくのでは?
もしわからなくても、今の時代、インターネットで簡単に調べられますよね。
最初に開く画面には、人気の高い25作品が既に並んでいますが、投票したい作品がそこになければ、下の欄に英語の題名を入れると出てきます。
題名の最初の数文字を入れると自動的に全部が表示されるので、思っているよりずっと簡単ですよ。
もしクリスティーがお好きだったら是非!

投票は5月31日で締め切られ、9月に発表されるそうです。
私は手帳の9月の欄に「クリスティー、チェック」と書き込んだので、結果をまたブログでお知らせしますね!


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by londonsmile | 2015-05-21 00:11 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(2)
土曜日の朝、ロンドン市内に向かう途中の電車の中でおもしろい人達を見かけました。
ロンドンのこういうところがとても好き、と思ったので、今日はそのお話を。

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ほらね、 駅にもなんだか不思議な人達がいるでしょう?笑

最初に気づいたのは、家から最寄り駅に行く途中でした。
動物やスーパーマンの着ぐるみみたいなものを来た人を何人か見かけたので、ああ、きっとこの週末もなにかイベントがあるのね、と思って見ていました。
人が驚くような服装で集まったり、マラソンをしたりして寄付金を募る集まりがこの国ではよくあるからです。

日本の感覚でいけば、仮装をした人達は現地まで車で移動するところですが、この国では電車で移動しても全然平気!
本人達も楽しそうだし、周りもニヤニヤしながらも、「ああ、またか」と軽く流してくれます。
たまには通りがかりにユーモアたっぷりに軽口を言ってからかったり、からかわれたりという場面もあって、それさえもお楽しみの一部という感じ。

この日は最寄り駅のプラットフォームに着くと、さらに同じような人達がいました。
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とんがり帽子っていうのは何の扮装なのかわかりませんが、ユーモラスですね♪
ちなみにみなさん、下り方面に移動する模様。
なにかあるんだろうなと思いつつ私は市内に向かう上り電車に乗りました。

すると、次に停まった大きな乗換駅では、もっとたくさんの人達で駅のホームが溢れていたんです。
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反対側も!
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もともと乗換で混んでいる駅ですが、それにしても仮装しているのは元気な若い人が多いせいか、人がホームから本当に溢れそうな勢いでした。
私の前の席に座っていたイギリス人女子たちも身を乗り出して反対側のホームを観察して、みんなでワイワイと衣装の評価をしながらスマホで写真を撮っていましたよ。笑
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これはスターウォーズのストームトルーパーかな。
梱包用のプチプチでできた全身スーツを着ている人、黄緑色の全身タイツを着た人などなどよくわからない人もいましたが、なんとなく、テーマは「宇宙」っぽい気がしてきました。
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宇宙で戦う地球軍の兵士さんたち(サンダーバードとかかな?)もスーパーで飲み物を買ったというのが私のツボ。笑
一緒にいるこのアバターさん、前の席の女の子達に大ウケでした。
たぶん、青い全身タイツ(に柄を描いた)+顔をブルーに塗ったと思われます。

終点のロンドン市内の駅に着いてもこのとおり、たくさんの人達が下り電車に乗り込んでいきました。
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あれ?ドラゴンボール?笑
アニメの集まりなのかな?
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わー、乗り遅れちゃうよー!走るよー!
写真には入らなかったのですが、頭に大きなものを被ったエジプトのファラオみたいな格好をした人がいて、走ると被ったものがズレて大変そうでした。
仮装するのも大変ですね。
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ウォーリーがいっぱい!笑
もはや何の仮装なのか推理するのはほぼ不可能。

改札を出ると、駅は不思議な格好の人達で大混雑でした。
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反対側もこんな感じ。

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(それこそ『ウォーリーを探せ!』のように、どこに仮装の人がいるか、探してみてください!笑)

駅の構内にあったATMには、背中にロケットを背負った人達も、黄緑色の全身タイツの人も、お行儀よく列に並んでいましたよ♪
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とっても楽しいのですが、ずっとこの人達を見ていたら、ちょっと頭が混乱してきました。
これ、なに?どっきりカメラ?笑

ガマンできずにインベーダーゲームの格好をした女の子のグループに聞いてみたら、
「ラグビーの試合に行くのよ!」
とのこと。

家に帰ってきて調べてみると、この日はラグビーの聖地、トゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)でロンドンセブンズ(London Sevens)という国対抗の7人制ラグビーの試合があったようです。
7人制のラグビーは試合時間が短いので、ロンドンセブンズでは各国がそれぞれ何試合かプレイするそうで、日本も参加していた模様。

そしてこのロンドンセブンズ、観客がいろいろな衣装を着て楽しむことでも有名だそうで、去年のテーマは「モンスター」、今年は「宇宙」だったそうです。やっぱり!

ロンドン市内郊外にあるトゥイッケナム・スタジアムは、なんと8万2,000人を収容できるのですが、駐車場が限られているので電車で移動する方が便利なのです。
だからこんなにたくさんの仮装の人が電車で移動していたんですね。

なにせ人数が多いので、楽しそうにしている仮装の人達のワクワクが周りにも伝染して、なんだか駅中みんながウキウキ♪
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左上のお兄さん、姿勢よく威勢よく歩いていますが、手にはプラスティックの水鉄砲。笑

みんな思い思いに工夫した仮装をしていて、見ているのが本当に楽しかったです。
何の仮装にするか、どうやってそれっぽく見せるかを考える時間もかなり楽しかったでしょうねぇ。

この日私が一番グッときたのは、スターウォーズのレイヤ姫の扮装をした背の高い黒人のお兄さんでした。
男性でも女性の扮装をしちゃおうという発想が柔軟で、しかもお姫様の独特なぐるぐる巻きのヘアスタイルがハンサムなお顔にすごく似合っていて、しばし見つめてしまったほどでした。

ちなみに試合の方は、強豪オーストラリアをおさえてアメリカが初優勝したそうです。
アメリカ、ラグビーにも進出してきたんですね、びっくり!
7人制ラグビーは2016年からオリンピックの種目になるそうなので、これから注目のスポーツかもしれませんね。

あー、楽しかった。
この日会場に向かった人達はラグビー観戦も好きなのでしょうが、それよりなにより、「今日は楽しむぞー!こんな変な格好してるしね、いひひ」という遊び心と気合いに溢れていました。
こういう人達は、せっかく仮装したのに車で移動したんじゃつまらない、たくさんの人に見てもらわないと!ぐらいに思っているかもしれませんね!
そしてその気持ちが周りの人達にもしっかり伝わって、駅も電車の中もホームもウキウキに包まれたようでした。
仮装した人と嬉しそうに記念撮影している人もいたりして、それを見た私まで幸せな気分に。
自分では仮装をしない人達でも、人が楽しんでいるのは受け入れる、あるいは一緒に楽しんじゃうというのは良いことだなあと思います。

こういう遊び心、大好き。
そしてこういう人達のいるロンドンが大好きです。


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by londonsmile | 2015-05-19 03:34 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(0)

夏の風物詩、ピムス♪

すっかり初夏という雰囲気のロンドン。
毎日のように気持ちよく晴れて気温も上がっています。
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日が出ると一気に気温が上がるので、ここぞとばかりにシャツを脱ぎ捨てて上半身ハダカやタンクトップ姿で日光浴を始めるイギリス人、本当に多いのです。
そして夕方にはすっかりピンク色になっている人をよく見かけます。痛そう!笑

家で仕事する人が多いからか、仕事がフレックスなのか、平日の昼間から野原で日光浴している人が多いのもこの国の不思議なところ。笑
晴れた日には仕事を休む人の確率が高いそうで、「晴れたから仕事休んで日光浴しよっ!」を実行する人は本当にいるようです。

そんな風に気分もウキウキな初夏の今週、夏の風物詩、ピムスを今年初めて飲みました。
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ピムスというリキュールにレモネード(日本で言うサイダーやスプライトに近い)を混ぜ、キュウリ、オレンジ、ミント、イチゴなんかを加えて楽しむ夏の飲み物です。
フルーツも入って甘いように思えますが、意外にそうでもなくて、飲み味すっきり。

この季節になると夏を先取りするようにピムスを楽しむ人が増える気がします。
来月始まるウィンブルドンのテニスの時にもよく飲まれるんですよ。
私も大好きでよく飲んでいるうち、甘いような苦いような独特の香りに鼻をくすぐられると、夏の気配を感じるようになりました。

梅雨のないイギリスでは夏の訪れが感覚的に日本より早く、夏至を迎える6月にはもうすっかり夏です。
ということは本当に夏はすぐそこ!
楽しみだな〜♪

ピムスについて詳しく知りたい方、美味しそうな画像を見たい方は、ピムスのサイトをどうぞ♪→こちら


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by londonsmile | 2015-05-18 00:43 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)
前回はツツジやシャクヤクが見事なイザベラプランテーションをご紹介しましたが、今日はその番外編。笑

鮮やかなツツジやシャクヤクの森の中で、木の精を見つけたんです♪

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ね?この木、しっかり顔があるでしょう?

しっかり真ん前に行ってしまうとちょっと違うのです。
この角度がいちばん顔っぽい(笑)。
しかもとっても幸せそうな穏やかなお顔ですよね。
見ている私もハッピーになりました。

このスマイルのまま、どうぞ楽しい週末を♪

(よく考えてみると、木の精ってきっと小人みたいな妖精っぽいもののことですよね。
こういうのって何て言うんだろう?「木のオバケ」というには平和そうだし、「木さん?」笑)

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by londonsmile | 2015-05-15 22:06 | お花のこと | Trackback | Comments(0)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


by londonsmile