<   2014年 06月 ( 13 )   > この月の画像一覧

ワールドカップが始まって、街中がなんとなく浮かれていた先週のこと。
地下鉄に乗っていたら、駅で乗り込んできたお兄さん2人が静かな声で乗客に向かって話し始めました。

「こんにちは、みなさん!怖がらなくっていいんですよー。これから音楽を演奏するので、どうぞ楽しんでくださいね、踊ってもいいですよ!」

そう言うと、お兄さん達は手に持っていたバイオリンとギターで陽気な音楽を奏で始めたんです!
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曲はたぶんアイルランド民謡のようなもの。
その時の曲とは違うと思いますが、こんな感じでした↓


なかなかノリの良い音楽だったからか、初めはちょっとうさんくさそうに見ていたお客さん達もだんだん足でリズムを取り始め、中には手拍子する人まで出て来て、なかなかの盛り上がり。
もちろん私もたっぷり楽しませてもらいましたよ♪

でも実は、ロンドンの地下鉄ではバスキング(演奏してチップをもらうこと)は駅の通路など決められた場所でしかやってはいけないんです。
こんな風に、枠も決められています(足元にご注目!)。
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ゲームじゃないので、ちょっとぐらいはみ出すのは大丈夫だと思いますけど!

ちょっと気になって調べてみたら、この決まりになったのは2003年からで、今では25駅、37カ所にこの場所が確保されているそう。
地下鉄内でバスキングをしたい人達は、オーディションに受かって許可を得なくちゃいけません。
音大を出てなくちゃだめとかいう資格は一切ないので誰でもオーディションに参加できるし、音楽だけじゃなくて手品なんかもあるそうですよ。
私は手品は見たことありませんが、前に住んでいた家の近くでは、伴奏なしで口笛を吹いているバスカーさんをよくみかけました。
シンプルなだけに、その音色の美しさに目も耳も釘付けになったことを思い出します。

とにかく地下鉄でのバスキングには決まりがいろいろあるので、地下鉄の車内で演奏するのはたぶんアウトなんだと思うんです。
私は演奏が続いている時に着いた駅で降りちゃったので、お兄さん達が曲の後にチップを集めていたかどうかはわからないのですが、お金を取っていなくても、演奏すること自体も禁止されているんじゃないかな。

イギリスでは公の場所での物乞いは罪になるので、地下鉄車内での「犯罪」やトラブルを防ぐためにこういう決まりになったんだろうなとは思うのです。
ずっと前に見た車内のバスカーさん達は、たいていお行儀がよくて、小銭を差し出す人からだけ静かに受け取っていたと思いますが、だからといって、みんながそうとは限らなくて、お金を払うことを強要するなんてことも起こりかねませんもんね。

でもね。
地下鉄の中で演奏していたお兄さん達のおかげで、車内が本当に楽しく和やかになったんですよ!
ロンドンに住んでいる風な人も観光客も、知らない同士が顔を見合わせて微笑み合ったりして、みんなとても楽しそうでした。

楽しいからと何でも許可するわけにはいかないのでしょうが、なにかにつけて遊び心たっぷりな粋な計らいを見せてくれる英国。
車内のバスキングが認められるといいなあ、なんて思ったできごとでした。


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by londonsmile | 2014-06-30 03:21 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)
サッカーワールドカップは、日本もイギリスも敗退してしまってちょっとサミシいですが、ロンドンでは夏のおたのしみ、テニスのウィンブルドン選手権が開催されています。
わが家は会場からそう遠くないので、いつになく交通機関が混んでいるのを感じます。

インディーは、日本選手を応援していた人を近くの駅で見たそう。
なんで日本人だとわかったの?と聞くと、真っ白に塗った顔の真中に赤い丸が描かれていたから、なんですって!
サッカーも顔負けのフェイスペインティングですね。
帰りの電車でも、ペインティング、そのままなんだ(笑)!

そしてウィンブルドンといえば、イギリスではイチゴが旬の季節と重なります。
ウィンブルドンの会場でも生クリームをたっぷりかけたストロベリー&クリームを食べるのが習わしですよね。
日本よりも酸味が多めのこちらのイチゴには、この食べ方がとても合うんですよ♪

そんな折り、わが家の新しい家族のシソさんの前に、さらに新しい家族、大きなイチゴちゃんが登場しました。
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大きなイチゴちゃんはプラスチック製。
中に何が入っているかというと・・・
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もちろんイチゴです!

去年の夏に義妹の結婚式に行ったオーストラリアの小さな海辺の町で見つけ、見た目も味も大のイチゴ好きな私は即決で手に入れました。
たしかお値段、2ドルほど(200円弱!笑)。

こちらではイチゴを冷蔵庫で保存することが多いので、買ってすぐに洗って、この入れ物に入れておけば、冷蔵庫から出してすぐに食べることができる♪(イチゴのつぶつぶに当たる部分に穴が開いていて、適度に水が切れるのです)
しかもかわいい♪

去年の夏から今年のイチゴの季節をずっと待っていたので、満を持しての登場。
私は毎日テンション上がりまくりですが、インディーには「それ、必要?」と言われてます(笑)。

必要ですよ、だって私が嬉しいんだもん!

ウィンブルドン、クルム伊達選手の1回戦敗退は残念でしたが、錦織選手は進撃中ですね!
日本勢も気になるものの、私は王子様のフェデラー選手と女王の貫禄、セリーナ・ウィリアムズが好き。
そして最近はメンタルが強くなって前より明るくなった(笑)全英ナンバーワン、アンディー・マリーも大注目です。

さて、また冷蔵庫からイチゴを出して、テニスを観ながら食べることにしまーす♪
わーい、しあわせ!

みなさまも良い週末をお過ごしくださいね!


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by londonsmile | 2014-06-27 19:52 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(2)

シソ生活、始まります♪

ご近所に住むお友達から、紫蘇がたくさん育ったからとお裾分けをいただきました。
海外暮らしをしたことのある方ならわかってくださると思いますが、これはとっても嬉しいことなんです!うっふっふ♪♪
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イギリスには日本人が5万人いると数年前の統計で言っていたし、ロンドンは大きな都市なので、和食材はかなりのものが手に入ります。
値段はどうしても高くなるし、品揃えやお店の数は限られますが、それでもそんなに不便ではありませんし、最近では和食ブームに乗っかって、普通のスーパーでもお醤油や味噌、みりんなんかも売っているんです。

それでも!
手に入りやすいのは日持ちのする食材が多く、生ものは売られている場所も種類もかなり限られちゃいます。
他のお料理でも使うショウガやオクラや絹さやは普通のスーパーで手に入りますが、大根や里芋はほんの一部のお店のみ。
シソやミョウガなんかの薬味系に至っては日系のお店でしか手に入らない貴重品で、当然人気なので、売り切れも多い・・・。

ないものを探さず、ここにあるもので楽しもう、と決めてはいるものの、ないと思うと余計に恋しくなるのが、私の場合、薬味系なんです。
せっかく冷やし中華(←これも貴重品!笑)がおいしくできても、ああ、ここにシソがちょっと乗ってたらなあなんてついつい思ってしまう・・・。

そのシソがいつも手元にあるなんて、し・あ・わ・せ♬

お家の庭でシソを栽培している日本人のお友達は多いのですが、わが家は庭のないフラット暮らし。
それもよく知っているTちゃん、「これくらいならキッチンの窓辺に置けるよ♪」と優しい一言と付け加えてくれました。

わ〜い、Tちゃんのおかげで、この夏は楽しく過ごせそうです。
どうもありがとう!
今日も晴れて暑くなりそうなので、冷やし中華(残り半分を大切にとってある・笑)に早速シソを乗せていただきま〜す♪


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by londonsmile | 2014-06-25 17:42 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)
もう1ヶ月ぐらい前の話ですが、お友達と会うのに、人気のピーターシャム・ナーサリー(Petersham Nurseries)に行ってきました。
日本の雑誌でもずいぶん取り上げられているのでご存じの方も多いと思われるここ、リッチモンドパークで植物の苗木やガーデニングものを売っているかわいらしいお店です。

以前に何度か行ったことはあったものの、今回ご近所のお友達の車に乗せてもらって自宅からは初めて行きました。
するとわが家からは道も簡単で、かなり近いことが判明。
車で、ですけどね。
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英語では幼稚園も同じナーサリー(nursery)と言いますが、ナーサリー自体は「育てる場所」という意味のようで、幼稚園は子供を育てる場所、ここは苗を育てる場所なんですね。
なんだかかわいいですよね。

「苗を育てる場所」にしては本当におしゃれなお店で、サンルームの中や外に、苗木と一緒に庭に置くすてきな家具や飾りものが置かれています。
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かわいい〜♪
お値段はあんまりかわいくないのですが(笑)、きれいにし過ぎず、普段の庭仕事のついで、みたいな様子が、まるで誰かのお家のお庭にいるようでもあり、雑誌の世界をリアルに見ているようでもあり、ここにいるだけで夢が広がっちゃいます。

併設されているレストランとカフェも人気です。
この日はオープンな感じのサンルームでのんびりできるカフェへ。
お料理は見た目もきれいで美味しいんですよ。
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とてもお天気が良かったので、室内にいながら日光浴気分も味わえました。
お友達のベビちゃんが相変わらずめちゃくちゃかわいくて、抱っこさせてもらったり、天使のような寝顔にみとれたりと、和やかなファミリータイムを疑似体験させてもらって幸せな時間でした♪

右下の写真はレストランの入り口付近なんですが、以前は人気シェフがいて予約が取りにくかったものの、今はそうでもない様子。
でも足元が土になっているナチュラルな雰囲気がすてきだし、一度レストランでもご飯食べてみたいなあ。
この日は、結婚式のパーティーがあったようで、私たちが帰る頃にウェディングドレスを着たお嫁さん達がレストランに入っていきましたよ!

ご飯の後は、外で苗木を見学。
インテリア用品に比べたら、苗木は意外と手頃なお値段でした。

お花もハーブも、その辺のお花屋さんで見るより健康そうで、茎が見るからにしっかりしていて、お花も元気で力強いのです。
ここで苗を買ったことのあるお友達によれば、「ココで買ったものは他より長持ちする」とのこと。
やっぱりちゃんと育てられているんですね。
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楽しくて気分が盛り上がっていたので、長靴が置いてあるだけでおしゃれに見えちゃいました(笑)。

お友達がハーブの苗を選んでいる間、ベビちゃんと一緒に待っていたら、

「あなたの赤ちゃんですか?」

と日本語で話しかけられました。
あれ?と思って振り返ると、イギリス人風なお兄さん。
前に日系の航空会社で乗務員をしていたそうで、日本語がお上手でした。
日本語をとても使ってみたそうだったので(笑)ハーブを選ぶのを手伝ってもらい、ニコニコお別れしました。
日本人にも人気のあるスポットだけに、日本語ができる店員さんをおくなんて、グッドアイディア。
なかなかやるなあ!

住宅街のリッチモンドからすぐなのに、ナーサリーの周りにはこんなに自然が広がっています。
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家から近いこともわかったし、苗木を買っているお友達を見ていたら、ハーブぐらいだったらキッチンに植木鉢を置けそうなので、今年はチャレンジしてみようかなあとむくむく夢が広がった1日でした。

このピーターシャム・ナーサリー、車で行くのが圧倒的に便利ですが、リッチモンドからバスで行かれないこともなさそうです。
日本人の女子はお好きな人が多そうな場所ですよ。
観光の方も、機会があったらぜひ♪
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by londonsmile | 2014-06-23 21:59 | ご近所探訪 | Trackback | Comments(2)
ある快晴の日曜日、近くの町キングストンに行ってきました。

市内にあるチェーンのデパートやお店はほとんどあって便利なこの町は、郊外というより大きな住宅地という方が近いかもしれません。
町のすぐそばを優雅にテムズ川が流れていて緑も多く、ゆったりしていてとても心地よいので、私のイメージでは「ロンドンの吉祥寺」なんです!
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東京郊外の吉祥寺は、都内にあるものはたいだい揃っていて、井の頭公園という大きな公園もあり、ゆったりしている印象。
ただ吉祥寺のサブカル的な要素まではない気がするので、単なる自己満足なんですが!

でもキングストンは人も市内より親切で買い物しやすいので、混雑を避けたい時(インディーが一緒の時・笑)は街中よりもこちらに買い物に行くことも多いのです。

そんなお気に入りの町ですが、久しぶりに日曜日に行ってみたら、あら、ずっと工事していた広場がすっかりきれいになっていました。
そして以前は食べ物だけを扱っていたマーケットには、お洋服や雑貨、手芸品、ちょこっとアンティークのお店まで出ていてびっくり。
(私が知らなかっただけで、こういうマーケットは前からあったのでしょうか?)
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ホットドッグやハンバーガーの他にもインド風、ギリシャ風なお店などなど、食べ物の屋台もたくさんあって、お昼に向けて良い香りがし始めていました。

右上の写真、おもしろいでしょ。
屋台のひさしの部分に穴が開いていて、まるでチーズみたいでかわいい♪
そしてそこに太陽が当たると、ひさしの影にチーズ模様が透けて美しいのです。
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個人的に気になったのはこのお花のティアラ(ヘアアクセサリーっていうのかな)。
最近若い子の間で流行っているようで、たまに見かけるのですが、十代の女の子がこれを付けていたりすると、みんなおとぎ話のお姫様みたいに見えて、それはそれはかわいいのです。
お店では売っているのを見ないなあと思ったけど、こういう所で売っているのね!

ビクトリア女王と思われる金の銅像の前では、テントのh下でお姉さん3人がブギを歌っていました。
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クラシックなコスチュームで、3人寄り添って1つのマイクに向かっているのがかわいい♪
日曜日ののんびりムードにぴったりです。

実はこの日、行きのバスの中でお買い物上手なお友達、優美さんがキングストンのアンティークセンターに行ったという記事を偶然見て、その存在を思い出し、最初の目的の買い物が終わった後、私たちも急遽行ってみることにしました。

ちなみに優美さんはテーブルコーディネートのレッスンを始められて大好評♪
日程の都合でまだ行かれずにいるのですが、私も是非教わりたいと思っているアイディアいっぱいのレッスンです。
詳しいことはこちらをご覧下さい!

さて話はキングストンに戻り、アンティークセンターに行くには、このキングストン名物の前を通ります。
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たまに絵はがきになっているのを見かける、この倒れた電話ボックス。
本物ではなくてアートですよ♪

もうずっとありますが、今でも人気のようで、この日もお姉さんがボックスに座って写真を撮っていました。
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そしてこちらがアンティークセンター、Kingston Antique Centreです。
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店内の写真はおそるおそる1枚だけ。
優美さんはジャンクセンターともいう、とおっしゃっていたけど、私にはかわいいものたちがたくさん置いてあるように見えました。
家具のような大きなものから、カップ&ソーサー、絵はがき、バッジのような小さなものまで、思っていた以上の規模で置いてあります。

これをどうやって使おうかなあなんて見ているだけでも楽しいのですが、結局この日は韓国製の竹でできたワゴン(のようなもの)を購入。
アンティークセンターの周りには、家具を扱うチャリティショップ(寄付されたものを売って、収益を慈善事業にあてるお店)もあり、ここでも買い物しそうになりましたが、とりあえず見送り(笑)。

ワゴンの方は結局飾り棚となって、わが家の一部になりつつあります。
継ぎ目の金属部分を試しに磨いてみたら、びっくりするほどピカピカになってゴージャス感が増したので、なんだか得した気分になっています。

先ほど登場した優美さんは、いつも楽しく上手にお買い物されてるんですが、見ること自体も楽しいものの、やっぱり買って使ってこそ、本当の楽しみがわかるのかなあなんて思った日曜日でした。
優美さん、貴重な情報、ありがとうございました♪


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by londonsmile | 2014-06-20 15:58 | ご近所探訪 | Trackback | Comments(2)

帰ってきたシャクヤク

先週、午前中にスーパーで買い物した時に花束も買いました。
買い物を終えて家に帰ろうとバスに乗ったら・・・お花を持ってないことに気づいたのです!がーん!
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スーパーでの会計はセルフチェックアウト(自分でバーコードを読み込ませて精算・支払するシステム)でしたのですが、その時に親切なお店のお姉さんが「お花用のビニール袋、いる?」と聞いてくれたので、それをもらい、自分のエコバッグとは別にお花をビニール袋に入れたので、きっとそこにお花を忘れたのです。

もうバスに乗ってしまったので引き返すのも手間になるし、うーん、うーんと思いながら帰宅。
たかがお花ですが、とてもきれいな色のシャクヤクで、やっぱりちょっと心残りだったので、しばらく考えた末、午後にもう一度お店に行ってみることにしました。
電話することも考えましたが、こういう時にどういう対応をしてくれるのかわからず不安だったので、ここは顔を見て話をすることに。

カスタマーサービスの優しそうなおばさんに事情を話すと、「あら、私は預かってないわね。でもちょっと待って」と使い込んだ感じのノートを出してきました。
このノートが、あちこち破けたところがテープでとめてあって、何十年使ってるの?という感じの年代もの(笑)。
コンピュータ化している全国チェーンのスーパーで使っているものには見えなくて、ほほえましくてニヤニヤしちゃいました。

おっと、話がそれました。
おばさんは「今日は何日だったかしら」と言いながらゆっくりページを開くと、「あ、そうそう、何のお花だったの?」。
えーと、さっきも言ったけど(とは言わず・笑)「シャクヤクです」と答えると、「あったわ!」

見せてくれたノートには確かに手書きでシャクヤク(peonies)5ポンドと書いてありました。
(英語ではボタンもシャクヤクも一般にpeonyなんです。専門的には別かもしれませんが。)

カスタマーサービスのすぐ前がお花売り場だったのですが、おばさんはそこを指して「じゃ、好きなの持って行っていいわよ」と言うのです。
私が「え?」という顔で固まっていると、「お花だからきっとお水に戻したんでしょう。好きな束を選んで持って行って」とニコニコ答えるおばさん。

よかった!お花がしおれちゃうんじゃないかと、とても気になっていたんです。

あ、でもお花を持つ前に聞いてみなくちゃ。
「レシートで確認します?それにバーコードとか読まなくていいの?」

「いいのよ、あなた、大丈夫」(It's OK, you are fine)

私、大丈夫(笑)?
よ、よかったです、信用してもらえて。
でもお店から持ち出すのに何もしなくていいって、商品管理は大丈夫なのかな。
さっきの年代物のノートに、おばさんが「済み」とか書いたのでしょうか。

イギリスは効率が悪くて不便とよく言いますし、私もそう思うことがありますが、そうそう悪いことばかりでもありません。
ちなみに、これまでロンドンで落としたり忘れたりしたもの、どこで落ちたかわからないアクセサリーを除いて、覚えている限りではほぼ100%戻ってきているんですよ。
もちろん今回はラッキーだったし、市内ではなくて住宅街のお店だったということも関係しているかもしれません。
でも諦めずに聞いてみてよかった!
案ずるより産むが易し、ですね♪

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というわけで無事にわが家にやってきたシャクヤクちゃん。
この写真、なんだか毛がモコモコしているワンちゃんに見えませんか?
カーネーションに見える気も(笑)。

遠回りをしてやってきたシャクヤクは、思いのほか大きく長く咲いて私たちを楽しませてくれました。
いつも以上に癒され、励まされた気がしたのは、ちょっとした思い出ができたからかな。

日本と様子が違って不便や不安に感じることもある海外生活、前向きな気持ちでやっていこうと改めて思ったのでした。
よーし、やるぞ〜♪(←大好きな整体の先生の口グセ。すごくやる気になりませんか?笑)


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by londonsmile | 2014-06-17 16:54 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(6)

中華街でスケッチする人

ワールドカップが始まった昨日、お天気も良く、金曜日ということもあってロンドンの街には人がたくさん出ていました。

中華街の中を歩いていたら、街のスケッチをしている男性の姿を発見。
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根気づよく鉛筆を動かしている様子に感動して、しばらく見つめてしまいました。
背景に建物はあるものの、よーく見ると、人の顔をたくさん描いているのです。
何に使うんだろう?ヘッドフォンでは何の音楽を聴いているんだろう?と、興味津々。

アートにもコンピュータを使うものが増えている中、そしてそういうビデオやグラフィックは私も大好きなんですが、こういうのを見ると、やっぱりほっとしてしまう昭和な自分を感じます。
もしかして、このスケッチもハイテクな作品の下絵なのかも!と妄想も広がりました。
才能がある人っていいですね!

みなさま、良い週末を♪


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by londonsmile | 2014-06-14 17:51 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(0)
いよいよワールドカップが始まりますね!
私はいまだにオフサイドもわからないサッカー音痴なので、ぼんやり日本を応援している程度ですが、世の中が盛り上がっていることは認識しています(笑)。

だって、お店にはこんなグッズがいっぱいなんですよ!
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英国の国旗はユニオンジャックですが、サッカーやラグビーでは国内がイングランド、スコットランド、アイルランド、ウエールズ4つの「国」に分かれて参戦。
この白地に赤十字はイングランドの旗で、ロンドンもイングランドにあります。

もっと街中に行くと他の国の応援グッズも手に入るようですが、ロンドンに住んでいる限りイングランドが優勢なのは仕方ありませんね(笑)。

このBBCの記事では、キックオフを待ちわびるフットボールファンがあちこち応援グッズ、歓迎グッズを飾って大興奮している写真がいろいろ見られますよ。
エキセントリックなイギリス人の一面が見られてほほえましい、というか、笑えます。

サッカーといえば、イギリス人の友人(男性)と3人でご飯を食べていた時もサッカーの話になりました。
日本びいきのインディーが「ボクは日本対イングランドっていう決勝戦を見てみたいなー」と夢のようなことを言ったら、辛口の友人は「ふっ、それは絶対にあり得ないね!」と断言。
ここでむくむくと愛国心がわいてしまった私は、

「あれ?イングランドってそんなに弱いんだ?」

って言っちゃった!

わかってますよ、彼が笑ったのは、イングランドが決勝に進む可能性は高いけど、日本は絶対にそこまで行く訳ないという意味だったということは。
でも「ふっ」とか笑われたりしたら、ガツンとなんか言ってやりたくなるじゃないですか!
だから「日本はもちろん決勝に行くけど、かわいそう、イングランドは弱いんだねー」という意味で、さっきの言葉が出たのでした。
我ながらイヤミ(笑)!

でも、自分のことを笑い飛ばすことが上手なイギリス人は、人のことも結構キツく言うこともあり、この友達もそのタイプで、ガイジンの私はたびたび密かに傷ついていたのです。
こういう冗談を言うのは親しみを込めているのもわかっているし、彼のことは大好きですが、厳しいのが来ると心が折れます(汗)。

彼にはこういう冗談でよくやりこめられていたので、この時、ガイジンの私にガツンと言われて何も言えなくなった彼を見て、密かにガッツポーズをしたのでした。
目には目を!
大和撫子を甘く見たらいかんぜよ!(あら、ごめんあそばせ!)

でもよく考えて見ると、この時友人はガイジンの私に、そしてイングランドほどはサッカーが強くない日本に花を持たせてくれたような気もします。
無言で引き下がってくれてありがとう。
やっぱりこの人、好きだな(笑)。

イギリス人とやりあうのは、サッカーも会話もホネが折れますなあ。
日本語だったらもうちょっと上手くできるんだけどなー。
精進あるのみ!失敗しても変な冗談、言い続けます!?


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by londonsmile | 2014-06-12 17:02 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(2)
先週、久しぶりにいけばなのお稽古に行ってきました。
今年は日本に行く機会が多くて留守がちだったので、記録を見たらなんと1月に行ったきり・・・。
イギリス人のおばさまに「日本からもう戻って来ないのかと思ったわー」と真顔で言われちゃいましたよ(汗)。
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そして久しぶりのお稽古は、かなりのチャレンジでした。
花器に入ったこの金属の丸いもの、「七宝」と言うのですが、これに小さい枝や葉っぱを詰めて支えにしていける伝統的な形だったんです。
トゲトゲした剣山にいける時に比べると、枝がなかなかとまってくれず、気の遠くなるような忍耐が必要でした、私には!

久しぶりのせいなのか、私が不器用なのか、他の生徒さんがどんどんいけているのに、私の枝はなかなか一カ所にとまってくれず、いけては倒れ、いけては倒れ、を繰り返すこと数十回(汗)。
イギリス人の生徒さんや先生に助けてもらって、2時間半かけてやっとなんとか形になりました。
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これも、先生にかなり直していただいた後ですが。
しかも写真の撮り方が良くなかったのか、ちゃんとした形に見えていませんでした(汗)。
先生が直してくださって、ちゃんとシダがきれいな放射線状というか扇形になっていたのです。

このシダは「玉しだ」、英語ではsward fernと言うそう。
シダは左右に枝が出ているものが多いのですが、これは一本まっすぐ。
そしてこれを扇形に美しくいけるのは、小原流の伝統的ないけばなのひとつです。

お花は大好きだし、せっかくきれいに咲いているものはきれいに見せてあげたいのだけど、それには技術や訓練や、なにより忍耐と根気、そして愛が必要だと改めて思ったお稽古でした。

自分の不器用さにくじけつつも、いつも満面の笑みで迎えてくれるすてきな先生と、理解があって物知りな生徒さん達とおしゃべりしていたら、暗い気持ちもどこへやら(笑)。
忘れっぽい単純な性格で良かったのかも!
そして、ここでも人に恵まれていることにひたすら感謝です。

お稽古に行く時のもうひとつの楽しみは、このストリート。
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大きなターミナル駅、ウォータールー駅から先生のお家に歩いていく途中、近代的な建物に混じって突然現れるビクトリア朝のお家が並ぶ通りです。
ほんの少し行くとロンドンアイという近代的で大きな観覧車もあって、開発が進んでいる地域なのに、この辺りだけぽつんとタイムスリップしたようにビクトリア時代の家が残されていて、建物をながめながらここをゆっくり歩くのが大好きです。

こうして考えてみると、私は「いけばなが好き」なんじゃなくて、大好きなストリートを通って、すてきな先生や生徒さんに会うことも含めて、「お花のお稽古に行くが好き」なのかもしれません(笑)。
先生、真面目な生徒じゃなくてごめんなさい・・・!


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by londonsmile | 2014-06-11 04:55 | お花大好き | Trackback | Comments(0)
大きな街ではほとんど同じだと思いますが、ロンドンでもオイスターカード(Oyster Card)というプリペイド式のカードでほとんどの公共交通機関に乗ることができます。
これを使った方が切符を買うより運賃が安いし、なにより駅で切符を買うのに並ばなくて済むので、住んでいる人はほとんど利用しているんじゃないかな。

だからバスや地下鉄に乗る時にわざわざ切符を買うことはあまりないのですが、このニュースはちょっと驚きました。

「7月6日からロンドンのバスはキャッシュレスになります」!
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びっくりしつつも、理由はちょっとわかる気もするのです。

バスに乗る時、オイスターカードを持っていない人は、もちろん乗る度にその場で切符を買っています。
先に切符を買う地下鉄や電車と違って、今ではほとんどのバスが車掌さんのいないワンマンバス。
運転手さんが切符も売って運転もしているので、大きなお札しか持っていない人や小銭をじゃらじゃら出してくる人に対応するのに意外と時間がかかるんだと思うんですよね。
日本のバスみたいに自動で計算してくれたり、おつりを出してくれたりする機械もないし。

勝手がわからない観光客も多いロンドン中心地では、既にバスの停留所にチケット販売機があって、バスに乗る前にチケットを買わなくてはいけない仕組みになっていますが、少し街から外れると、のんきに現金で払っている人も結構います。
実際に、20ポンド札で1ポンドちょっとの運賃を払おうとしているお客さんと、おつりがなくて困っている運転手さんの長い押し問答を何度か目撃したことがあり、人間観察としてはかなり面白いのですが、その間もちろんバスは止まってどんどん遅れてしまうので、やっぱり困るわけです。

他にも理由はあるかもしれませんが、とにかく今後はスムーズな運行めざしてキャッシュレスになるようです。
7月6日からバスの運賃に使えるのはオイスターカード(定期含む)、駅で買う1日券、あるいはタッチ式のキャッシュカードのみ。
現金で切符を買うことはできなくなります。

在英の方はほとんどオイスターカードをお持ちだと思いますが、観光でいらっしゃる方、どうぞご注意を。
オイスターカードは観光客でも簡単に作れて便利だし、紛失した時にも対応が早かったですよ!
居住者でない人のオイスターカードの申し込みはこちらのサイトを、私がオイスターカードを紛失した時の経験はこちらをどうぞ♪

バス運賃の支払がキャッシュレスになるという公式発表はこちらのサイトをご覧下さい。

技術の進んだ日本ならともかく、イギリスでもこんなハイテクな時代が来るとは感無量(笑)。
日本ならもっと効率がいいのにと度々感じつつ、でもちょっと古くて不便なヨーロッパ生活、私はそんなに嫌いじゃないのです。


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by londonsmile | 2014-06-08 18:04 | ロンドン生活の知恵 | Trackback | Comments(2)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


by londonsmile