カテゴリ:本のこと、映画のこと、音楽のこと( 17 )

翻訳のお手伝いをした本を受け取りました。
『英語はもっとイディオムで話そう』
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コツコツやった仕事が形になるのはとても嬉しいです。

イディオムというと受験英語を思い出す方も多いと思いますが、この本では日常的に本当によく使う実用的なものが取り上げられています。
難しい言葉を使うより、イディオムを使った方が「それっぽく」聞こえることもあるし、大人のみなさんにも役立つご本ではないかと思います。

ぜひお手にとってみてくださいね♪


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by londonsmile | 2016-10-26 00:07 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(0)
イギリスでは9月にすでに公開されたBrigitJone’s Baby(邦題『ブリジットジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』←なんかすごい邦題・笑)をロンドンで観ました。

日本では今週末公開とタイムリーなので、今日はちょっとそのお話を。


ぽっちゃりしていて独身で仕事もなかなかうまくいかないロンドンの30代のシングルトン(独身)女性、ブリジット。

そのドタバタな毎日を日記スタイルで描くヘレン・フィールディング原作『ブリジット・ジョーンズの日記』を映画化した第3弾になるのがこの映画ですが、私の周りでは、これまでのシリーズで一番いいということでほぼ全員意見が一致しているんです。

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(イギリスで貼られていたポスター。「Best Bridget Ever(シリーズで一番いい!)」というコメントがありますね)

原作の本の方では、去年、”Mad about the Boy”というタイトルの本が刊行されました(邦訳はまだのようです)。

そちらでは、ブリジットにはもう子供がいるので、映画ではお話が少しゆっくり進んでいることになりますね。


映画の方は前作から10年ぶりになるそう。

社内メールや携帯メールが大活躍だった前2作でしたが、今回はiPadも登場して、時間の流れも感じさせてくれます。


43歳のお誕生日、一人自宅で過ごすことになってしまったブリジットは、キャリアを順調に積み上げて、今やテレビ局の敏腕プロデューサー。

でもミスター・ダーシーと別れて以来5年間、ずっとシングルトンでした。

そんな彼女を見かねた女友達が連れ出してくれた週末旅行で、ブリジットはすてきな男性に出会います。

さらに再会したミスター・ダーシーは相変わらず魅力的で、なんと奥さんと別れると言うではありませんか! 

さてさて、あなたならどっちの男性を選ぶ??? というストーリー。


ブリジット・ジョーンズの日記では、どこにでもいそうな独身の女性が等身大で(あるいは平均より大げさに・笑)描かれていて、私も身近に感じるし、夢中になって本を読んだ大ファンではあるのですが、前2作の映画はドタバタすぎて、残念ながらあまり落ち着いて観られなかったんです。

でも今回は、ストーリー自体に普通じゃないひねりが入っているものの(笑)、ドタバタ度が下がってストーリー展開にも集中しやすいし、感情移入もしやすいのです。


女性なら多くの方が、映画の中の出来事が自分の身に起きているような気持ちになって、自分ならどちらの彼を選ぶかなあとブリジットと一緒に真剣に考えるのではないでしょうか(私は真剣に考えました!笑)。

落ち込んだり悲しんだりする場面の描写も前より多くて、おっちょこちょいだけど人がよくて一生懸命なブリジットへの親しみがますます湧いちゃいますよ。

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(日本での試写会用ポスター)

ちなみに私は原作本の著者のヘレン・フィールディングスが書く繊細な気持ちの描写が好きなのですが、ブリジットは、ちょっとおセンチになったかと思うと、それを忘れちゃうくらい大きなドタバタを起こすので、個人的には少し残念に思っているのです。

読者としては、もっと揺れる乙女ゴコロに焦点を当てたガーリーなものが読んでみたいなあ。

彼女には、そういうものが書けるはず!


映画の方に話を戻すと、ミスター・ダーシーを演じるコリン・ファースは年齢を経てますますチャーミングで、もう言うことなし♡(個人の感想です・笑) 

ブリジット役がすっかり定着したレニー・ゼルウィガーは、わざと年齢を強調して見せているんじゃないかと思うくらい、等身大の同世代女性を演じていて、その潔さが好印象。

コミカルな部分だけでなく、真剣な演技でも魅力も出せたのでは? と思います。


ミスター・ダーシーの恋のライバルになるのは笑顔が超キュートなパトリック・デンプシー。

融通の利かないミスター・ダーシーより柔軟で女性に慣れているし、おしゃれでマメ。

ハンサムな上にお金持ちの彼にこんなに愛されたら、ブリジットじゃなくても迷います。

そして忘れてならないのがブリジットの元彼のダメ男としてちょこっと登場するヒュー・グラント。

どういう風に登場するのかは見てのお楽しみ。

最後の最後の最後までご注目。シャレのきいた演出が憎いですよ♪


日本でももうすぐ公開ですね。

ご覧になったら、ぜひ感想を話し合いましょう〜!



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by londonsmile | 2016-10-25 09:25 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(0)

先週、もうすぐ閉館するロンドン漱石記念館に行ったことを書きました(現在はもう閉館)。

するとお友達が「今、日本で『夏目漱石の妻』っていうドラマ、やってるよー、ちょうど日本にいる時、見られるね」と教えてくれました。

楽しみに帰ってきて到着後まもなく、土曜日に早速ドラマの第2話が放映されて、実家で観ることができました。面白かった〜♪

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(写真は番組のサイトから拝借しています)

私は夏目漱石の作品が好きだけではなく、明治の時代にイギリスに留学したというご本人自身にも興味津々なので、漱石の奥さまのことはいつも気になっていましたし、明治の和洋折衷の「文明開化」の雰囲気自体が大好きなので、その時代の情景を見ているだけで楽しいのです♪


これまでに漱石の作品や評論を通して知った奥さまの鏡子さんは、彼の非凡な才能を理解しない悪妻という印象だったのですが(ゴメンナサイ!)、明るくて肝の据わった鏡子さんは気難しい漱石には合っていたのかも、とドラマを見ていて思いました。

参考文献を読んだわけじゃなくて、ドラマですけどね。笑


101日放送分では個人的に、留学時代の辛い思いを引きずる漱石のことを、お医者さんが「留学時代の緊張がまだほぐれないのでしょう」と表現していたのがとても印象に残りました。

私も似たような思いがあり、ロンドンでは日々どことなく緊張していると感じるからです。


ロンドンに住むのはとても楽しいと思っているものの、日本ほど安全でないせいか、英語に自信が持てないせいか、体が小さいせいか、あるいは時おり差別的な目で見られることを意識するせいか、やはりいつもどこかで身構えていると我ながら思うのです。

日本に帰ってくる度に、緊張がほぐれて、力が抜けていくのがよくわかります。


半年に一度は日本に戻っている21世紀の私でさえそうですから、100年以上も前の長い鎖国の直後に渡英し、2年以上行ったままだった漱石は、どんな気持ちだったんでしょうね。ますます興味津々です。


漱石の人となりや留学生活をもっと知ってみたくなって調べてみると、鏡子さんが書いた『漱石の思い出』(松岡護と共著)や、漱石の書簡や日記を編集した『漱石 個人主義へ ー ロンドンでの"つぶやき"と"つながり"』(恒松郁生編<ロンドン漱石記念館の館長だった方です>)などがあるようです。

中でも『漱石の思い出』は、今回の『夏目漱石の妻』を含め、漱石関連のドラマや著作の元になっていることが多いそう。

ぜひ読んでみなくては!


そしてもうひとつ、このドラマを見ていて思い出した映画がありました。

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市川崑監督『吾輩は猫である』


1975年作品という古い映画ですが、今は亡くなってしまった名優がたくさん出演していて、のんびりユーモラスな雰囲気が原作に合っていて、とても面白いんです! 

漱石がモデルと思われる主人公の高校教師、苦沙弥先生に仲代達矢、その妻に波乃久里子、近所のお金持ち金田氏に三波伸介、その夫人に岡田茉莉子、夫妻のおばかさんな娘に篠ヒロコ、苦沙弥先生の家にたむろって本当にどうでもいい御託を並べている学者や学生に伊丹十三、岡本信人、左とん平、篠田三郎、前田武彦などなど。

小倉一郎の語りも、バックに流れるとぼけたクラシック音楽も、古き良き時代設定も、この豪華キャストが繰り広げるのんきな世界を盛り立てていて、見ていてニヤニヤしてしまうこと必至です。


大好きな映画だったのですが、わが家にあったのはベータのビデオだったので、ベータのデッキを処分した時点で見られなくなっていました。

その後DVDになっていないかと何度かチェックしていて、ついに今年の春、DVDになっていたのをゲット!


英語字幕はないのですが、原作の本を読んでいたインディーにも見せたところ、大ウケでした。
のどかなユーモアは言葉を超えて通じたようです。

日本語のわかる方なら、くすくす笑いが止まらなくなる楽しい映画。
機会があったらご覧になってみてくださいね。


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by londonsmile | 2016-10-02 22:20 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(2)
金曜の夜、家で簡単にご飯を食べた後、なんとなくテレビをつけたら、ロンドンの夏の風物詩、プロムスの中継をしていました。
プロムスは、ロンドンのロイヤルアルバートホールを中心に、1ヶ月以上にわたって開かれる世界でも最大規模のクラシックの音楽祭。
古典的なものからモダンな試みまで、いろいろなプログラムが組まれて楽しめる上、当日券も売り出すので、開演前に長い行列ができたりして、お祭り気分も味わえる音楽祭です。

私自身はついつい横着で、一度もその場に行ったことがないのですが、時間がある時はテレビで観て楽しんでいます。

私がテレビをつけた時はちょうど演奏が始まったところで、明るい曲が流れていたのですが、ん? 何かが違う!
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演奏者が全員立ってる!
演目はモーツァルトの交響曲第41番『ジュピター』で、バリバリのクラシックなのですが、演奏者も立っているし、何と全員が譜面を見ずに演奏しています。
すごい!
演目にも「モーツアルトを暗譜で」とわざわざ書いてあったので、ちょっとした冒険的な試みのようです。

そしてこの演奏、とても素敵でした。
立っている演奏者たちは座っている時より表情も豊かで、自由に体を動かしていて、この曲の世界に没頭しているように見えました。
さらに客席も(そしてテレビを見ている私たちさえも)巻き込んで、一体になって音楽を進めて行く感じがしたのです。
これが楽しい♪
テレビでクラシック音楽を見ていると、たまに飽きてしまうことがあるのですが、この日は画面に目が釘付け!(特にフルート奏者の女性とアジア系のファゴット奏者の女性が表情豊かで、彼女たちを眺めているだけでも楽しめました)

譜面があるとないので、こんなに違いがあるとは正直びっくり。
演奏後の解説で、「暗譜で演奏すると良い緊張感が漂いますね!」と言っていた言葉に大きく頷きました。
なるほど、緊張感ね。そうそう、それです!

演奏のThe Aurora Orchestra、私は初めて知りましたが、とても良かったので、これから大注目していきたいと思います。
この演奏は30日間だけ、BBC iPlayerで楽しむことができます。
こちらをクリックしてどうぞ。
(相変わらず英国外の方は視聴できないと思います、ごめんなさい!)

そしてその後はモーツァルトが亡くなる前の1ヶ月に書き上げた音楽を3作品。
ここからの演奏はブタペスト祝祭管弦楽団イヴァン・フィッシャー指揮)です。
曲目は、アリア『この美しい御手と瞳に』、私が大好きな『クラリネット協奏曲(イ長調K.622)』、そして『レクイエム』でした。

アリアとレクイエムの両方で歌ったバスバリトンのHanno Muller-Brachmannさんが表情豊かで、特にソロのアリアの時には、えっと、ちょっとドラマチック過ぎて、彼の表情に目が釘付けになってしまい、音楽が全然入ってきませんでした。汗
結局は目をつぶっての鑑賞。笑
でもあんなにどっぷりと音楽の世界に浸れるなんて、すごいことだなあと思いながら、初めて聴く曲と彼の美声を楽しみました。

それから大好きなクラリネット協奏曲では、オーケストラの首席クラリネット奏者のAkos Acsさんの演奏でした。
これがまたすごく良かったんです!
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いつも一緒に演奏している人たちとの共演だからなのか、彼の力量なのか、リラックスしていとも簡単な様子で軽やかで美しい音楽を奏でる姿に、これまた見とれてしまいました。
派手な演奏ではないけれど、オーケストラと一体になった音楽はとても心地よくて、なんとなく、この方は実直で信頼できる人のような気までしちゃって。笑
でもアンコールの曲では、指揮者と絡んだコミカルな演出も見せてくれて、それも楽しかったです。

そして最後は『レクイエム』。
言わずと知れた有名な曲ですが、これにもちょっとした工夫が。
なんと合唱の歌い手の人たちがオーケストラの演奏者の間に立って歌っていたんです。
この配置も珍しい!
楽器とか種が入り混じっていることで、音に全体的な一体感が出ていて、とてもすてきでした。

後半の演奏のiPlayerはこちらでどうぞ。

見終わった後に、「ああ〜、楽しかった!」と思えたテレビ中継でした。
会場ではもちろん生の音を楽しむことができますが、テレビのように間近に演奏者の表情を見ることはできないと思うので、テレビでの鑑賞にも良い面はあるものですね。あはは。

クラシック音楽は、覚えても覚えても新しいことが出てくるように思えてしまうのです(今日の曲名なども、慌てて調べて書きました・笑。でもこうすると少しは覚えやすい気がします、オススメ!)。
だから私は万年初心者の域をなかなか出られないのですが、こんな風に単純に「よかったなあ」と思えることが大切だよね、とも思うのです。
芸術ってそういうものですよね。楽しめるのが一番!
画家のことを知らなくてもその絵がきれいだなーと思えればよし、作曲家のことを知らなくてもその曲が美しいなーと嬉しければよし!
もちろん、いろいろ知っていたら、もっと深く楽しむことができるので、それもよし!

というわけで、なんだか大興奮した金曜日の夜でした。
あー、楽しかった。
ありがとう、プロムス!


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by londonsmile | 2016-08-28 05:07 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(4)
今週、地下鉄の駅であるポスターを見かけました。
あれ? これ、浴衣だよね? と思って近寄ってみたら、Our Little Sisterという映画のポスターだったんです。

浴衣ということは日本の設定だろうし、それに、この人たち見たことあるぞ、と思ってよくよく見ると、あ、これはあの映画です。

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日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞などを獲得し、カンヌ映画祭にも出品された是枝裕和監督の『海街diary』。

実は昨年秋に日本に行く飛行機の中で観て感激し、インディーにも観てほしくて先日の帰国でDVDを買ってきたので、ついこの前、家で改めて観たばかりでした。
買ってきたDVDには英語字幕が付いていなかったので、映画がしっとりと進む間、わが家のテレビの前で私は一人、英語でストーリーを説明し続けていたのですが。笑

それが、ロンドンで観られるなんて!
あ、ロンドンだけじゃなくて、英国内のあちこちで観られるようです。
しかも英語字幕付き!素晴らしい♪

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ポスターに使われていたのは、この写真でした。
そうそう、確かに印象的なシーンだったし、浴衣姿の美しい四姉妹なんて、外国人に受けそうですね。

鎌倉の古い家に暮らす三姉妹は、ずっと前に家を出て行った父が亡くなって、腹ちがいの妹がいることを知ります。
明るく楽しい四姉妹の生活が始まりますが、それぞれにこっそり胸に秘めた思いがあり…。

是枝監督の他の作品と同様、『海街diary』も普通の人たちの日常のシーンが多く描かれています。
登場人物に特別な人はいなくて、みんなどこかにいそうな人ばかり。
善良で親切で、ちょっと弱いところもあって、一生懸命やりながらもこれでいいのかなと思いながら生きている、というのが、とっても親しみがわきますよね。

作中のシーンも日常生活が多いのです。
遅刻しそうな朝に駅まで全力で走ったり、天ぷらを揚げたり、暑いとストッキングを脱ぎ捨てたり。
本当に毎日繰り返しているそうな、若い頃だったら「つまらない」と思っちゃうような生活の何気ないシーンは、今の私には日々の暮らしの大切さを教えてくれているように思えました。
縁側のある古い家で畳の上に座布団敷いて食卓を囲んだり、冬は姉妹みんなでこたつに入っていたり、庭の梅の木から実を摘んで梅酒を漬けたり、なんていうノスタルジックな設定も、心がほっとする安心感があります。

そんな普通の人の普通の生活に普通じゃない状況をぶつけてくるのが是枝流。笑
この映画でも、ずっと会っていなかった父親のお葬式に行ったり、一度も会ったことのない妹と暮らすことにしたり。
そのギャップから、家族とはなにか? 普通とはなにか? と考えさせられます。
でも深刻にではなくて、しみじみとあったかく。

四姉妹それぞれの個性も良かったなあ。
父も母も家を出てしまって、ちょっと意地になって頑張るしっかり者の長女。
楽しみだった恋愛より、少しずつ仕事にやりがいを見つけていく次女(長澤まさみってアイドルみたいな女優さんだと思っていたのですが、自然な演技がすごく良かった♪)。
父親のことをほとんど覚えていなくて、小さい妹に話を聞かせてねと言う三女。
そして自分の母親が人の家庭を壊したことでずっと心が重い中学生の四女。

四女の子は「こんな中学生、今どきいるの?」というほど爽やかなのだけど、新聞やテレビで見聞きする中学生がちょっと特別なのであって、真面目に地味に毎日はつらつと生きている健全な中高生は世の中にたくさんいると思うんです。
そう思いたい!笑
四女役の広瀬すずちゃんは宮沢りえちゃんにも少し似ている健やかなべっぴんさん♪
これから先が楽しみです。

美しい四姉妹を脇で支える樹木希林、大竹しのぶ、リリーフランキー、風吹ジュンなどなども、みんなその辺にいそうは感じに力が抜けていて自然で、とても良いのです。
耳の痛い本当のことを言ってくれる樹木希林演じる親戚のおばさんみたいな人って、よくいるでしょう?笑

そんな人たちが美しい四季の中で繰り広げる家族のお話。
鎌倉の山や海も、レトロな江ノ電の駅も、桜が咲く道も、もちろん四姉妹も、派手ではないけど、愛しいほどに美しいのです。
観終わった後は、明るくさわやな気分になれると思います。

こちらでの上映用に作られた字幕付きの公式予告編も見つけましたよ。



やっぱり英語字幕、必要ですよね。
日本で販売しているDVDには英語字幕がないのです。

このブログでは何度も言っていますが、これからは日本映画も積極的に英語字幕をつけるべきだと思います!
(英語でなくてもいいんだけど、やはり英語が一番マーケットが大きいでしょう?)

飛行機で上映する時に英語字幕があるということは、誰かがもう字幕を作っているということなので、それをうまく利用できないものかと思うのですが。
既にある字幕に著作権(になるのかな?)料を支払えばいいんじゃないのかな? 
もっと複雑な仕組みなのでしょうか?

日本映画というと海外ではアニメやホラーが有名ですが、もっとほのぼの、しみじみした良い映画もたくさんあること、世界中の人に知ってもらいたいのです。
関係者の皆さん、是非お考えくださいませ。
私でできるなら、なんでも協力させていただきます!

英国での上映は本日4月15日からです。
(19日までとか、21日までという映画館が多いようです)
日本人以外のお友達もぜひ誘ってみてくださいね♪

上映の詳しい情報は、映画館のこちらのサイトからどうぞ。

私ももう一度劇場に観に行こうかな〜♪


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by londonsmile | 2016-04-15 17:15 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(0)
昨日、発表された嬉しいニュース。
『ピーターラビットのおはなし』を書いたビアトリクス・ポターの未発表の作品が出版されるそうです♪

このお話、最近、出版社の方が女優のエマ・トンプソンたちとビクトリア&アルバート博物館で調べ物をしていた時に見つかったもので、ポターが100年以上前に書いたものだそう。

ピーターラビットといえばポター自身が描いた挿絵も大人気ですよね。
でもこの本に関しては彼女が描いた挿絵は1枚しかなかったので、他の挿絵はクェンティン・ブレイクさんが担当するそうです。

ブレイクさんは『マチルダ』などを書いたロアルド・ダールの挿絵をたくさん手がけた画家さん。
ユーモアたっぷりの絵を描く人で私も大好きなんです♪

BBCで発表されたこの本の挿絵のひとつがこれ。

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ね、なんかあったかい感じでしょ?

新しい本のタイトルはKitty in Boots、日本語にすると『長靴をはいたネコ』! 
あれ?笑
同じタイトルで有名なお話があるので、日本語のタイトルは変えるかもしれませんね。
その後のピータ—ラビットも登場するんですって。
どんな姿になっているのかな。
噂では年をとって太っているそうですが・・・???笑

まだお話は全部は明かされていないようですが、下のBBCのリンクを開くと、女優さんが冒頭の部分を朗読しているのを聴くことができます。
もちろん英語の朗読なのですが、とーっても美しくて聞きやすい英語なので、よかったら是非聞いてみてくださいね♪
朗読は2分ごろから始まります。
こちらからどうぞ♪

ちなみにすでに有名な方の『長靴をはいた猫』は、英語ではPuss in the Bootsというのです。
もともとはヨーロッパに伝わるおとぎ話だそうなので、ポターもこれをもちろん知っていて、わざとひっかけてタイトルをつけたのかもしれません。

そんな遊び心のあるポター版の長靴をはいた猫、そしてブレイクの新しい挿絵、楽しみですね♪
刊行は9月ですよ♪

そしてこのニュース、すでに日本でも報じられているようです。
こちらにもうちょっと詳しいお話が載っているので、よかったらどうぞ♪


Hurray! A new book by Beatrix Potter will be published in September with illustration by Quentin Blake, whom I also love.

Apparently this story was found after more than 100 years and you can listen to the beginning of the story with this link.→Here!

Can't wait to read about Kitty in Boots with new illustrations :)


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by londonsmile | 2016-01-27 19:03 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(0)
前回、こんまりさんこと近藤麻理恵さんの英訳本、"Spark Joy"をインディーさんが買ってきたというお話をしました。

「きみに必要」とイヤミを言われてカチンときながらも、やはり気になるこんまりさんの本。
最初は既に私が読んだ『人生がときめく片付けの魔法』の英訳本だと思ったのですが、このSpark Joyはその後に出た『人生がときめく片付けの魔法2』と『イラストでときめく片付けの魔法』の訳本ということがわかりました。
やったー、まだ読んでいない本です。

早速読み始めてみたら、洋服のたたみ方が日本らしいかわいい図入りで説明されていたり、収納やものの処分の仕方が具体的に書かれていたりして、すぐ役に立つ情報がたっぷり。
しかも英語もかなりシンプルな表現を使っていてとても読みやすいのです。
こういう細かい情報はあまり欧米にはなかったかもしれません。
よく売れるのも頷けます。

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(表紙の裏側が明るい緑色なのも清潔で好印象♪)

こんまりさんの片付け術の一番の特徴は、なんといっても「ものを実際に手にとって『ときめく』ものだけ手元に残す」というもの。

この「ときめく」という言葉、ぱっと英語が浮かびにくいですが、英訳版ではこれを"Spark Joy"としていて、タイトルにもなっています。
直訳すると「喜びがほとばしる」という感じ。
なんて上手な翻訳でしょう。
読んでいるだけでワクワクするじゃないですか♪

それに本そのものも、ページが開いてしまわないように、手帳のようなゴムが付いていて、とっても上手におさまるようにできています。
片付け本にぴったりで上手い♪
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(前回と同じ写真で失礼します!)

内容を見ていて私がおもしろいなと思ったのは、小物を"komono"と日本語のまま残していること。
小物はあちこちにあるので、例えばelectrical kimono(電化製品の小物)、hobby komono(趣味の小物)、kitchen komono(キッチンの小物)というように、それぞれ特定されています。

言われてみれば、英語で「小物」に該当する言葉ってないかも。
本の中でも使われているように"miscellaneous items"とか、もうちょっとくだけて"various items"(いずれも「いろいろなもの」)なんて言ったりしますが、「小物」のように一言でぴったり言い表す言葉は思いつきません。
これまで気がつかなかったなあ。
英訳本を読む人たちにとっても、外国語であるkomonoが専門用語のように思えたりして、「コモ〜ノ〜の収納は大変よね〜」なんて、こんまりワールドにますます引き付けられそうですよね。

実は最初に『人生がときめく片付けの魔法』を読んだ時、
「書類はほぼ全部捨てましょう」
「人からもらったプレゼントも気に入らなかったら処分しましょう(「贈る」という行為を果した時点で、そのプレゼントの使命は終わっているので)」
などと書いてあって、こんまりさんは片付けのためには容赦ない人という印象が強かったのです。

でもこの本を見ていると、
「デスク周りこそ必ず自分の大好きなおもしろいものを取り入れましょう」
「自分が大好きなものは、人になんと言われようと手元に残しましょう」
なんて書いてあり、心に余裕や遊び心のある人なんだなーと印象が変わりました。
前の本にも書いてあったのかもしれないけれど、片付けが苦手は私は、何でも捨てろと言われているような気がして、そこで思考がストップしたのかもしれません。汗

要するに、いらないものは処分して、自分の好きなものだけに囲まれて楽しく暮らしましょうということ。
こういう人は、きっと頭の中もすっきりしているに違いありません。
いいな、こんな風になりたい!

こんまりさん自身、かわいらしくてニコニコしていて、すてきな方ですよね。
とてもお母さんになっとは思えない清楚だし。
ロンドン講演の抜粋記事では、「子供が生まれてからも家の中はあまり変わりません。私も主人も片付け上手なので」と話していらっしゃいます。
ロンドン講演の抜粋記事(英語)はこちら

すてきな日本人のこんまりさんが世界で活躍するのはとても嬉しいことです。
インディーの言葉は悔しかったのですが(まだ言ってる・笑)、私もやはりもう一度ちゃんと読んで実行してみたいと思いました。
ふっふっふ、半年後を見ておれ、インディーよ!


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(新年で気分を変えて、こちらのランキングも「ヨーロッパ情報」から「イギリス情報」に移ってみました。
どうぞよろしくお願いします♪)

by londonsmile | 2016-01-20 21:01 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(0)
チェルトナムの文芸フェスティバルから戻りました。
作家さんのお話を聞いたり、本屋さんを歩き回ったり、本好きな人と話をする機会があったりして、本当に楽しい3日間でした。

フェスティバル全体のこともまとめて書きたいと思うのですが、まずはいくつか参加したイベントのうち、2015年マンズブッカー賞の最終候補者のお話を聞いた時のことをまとめたいと思います。
というのも、ブッカー賞の結果発表は明日、10月13日なのです。

世界的に権威のある文学賞のひとつであるブッカー賞、私は毎年ちゃんと追っているわけではありませんが、今年は候補者の方何人かに実際にお会いした(というか、お見かけした)ので、にわかに気になっています。

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私が参加したのは、ブッカー賞の最終候補になった3人の作家さんをゲストに迎えて、どんな風に本を読み始めたか、どんな本に影響を受けたか、という軽い話をロゼのスパークリングワインを飲みながら聞くというリラックスモードのイベントでした。

それでもさすがブッカー賞がらみのイベント、会場は一般人とはあまり思えない出版業界風の人、ライターさん(質問した時、自分で言っていた)、なんだかすごく本を読んでいそうなおばさまたち、などで熱気を帯びていました。
業界風の人達はスーツやジャケットを着ているので仕事で来ている感じがひしひし伝わっていたのですが、途中で「あそこにいるボクのエージェントが・・・」なんていう話も出たので、ああ、やっぱり、と思ったのでした。
フェスティバル全体におばさまが多い中、ここにいた人達は見るからに本を読んでそうな雰囲気でした。
それがどういう雰囲気なのかを言葉で説明するのは難しいのだけれど、他のイベントで見るおばさま方とはなんだか真剣さが違ったのでした。

このイベントに参加していた作家さんは3名とも男性でした。
『A Bried Histroy of Seven Killings』のMarlon James
『The Fishermen』のChigozie Obioma
『The Year of the Runaways』のSunjeev Sahota

あまり見慣れない名前もありますが、Jamesはジャマイカ人、Obiomaはナイジェリア出身、Sahotaはインド系英国人です。

白状すると、私はお3人ともお名前を初めて知りました。汗
事前の案内には「最終候補者」としか書かれていなかったので、トークが始まってもしばらく名前がわからずオロオロ。
もちろん最初に紹介はあったのですが、もともとお名前を知らないので、聞き慣れないアフリカやインドの名前にたじたじして全然聞き取れなかったのです。

結局トークが終わってから、近くにいたボランティアの優しそうなおじさんに、「あのー、すいません、恥ずかしい質問なんですけど、お三方のお名前を確認させてもらってもいいですか?」と聞いたのでした。
すると優しいおじさん、「全然恥ずかしくないですよ。ボクもよく知らないもの」と言って、資料を探して私に見せてくれました。
私だけじゃなかったか。ほっ。
とはいえ、Obiomaはこれが処女作、Sahotaが2作目、Jamesが3作目という比較的新しい作家さん達なのでした。

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(会場の窓から眺めた外の景色。
眺めてないでトークに集中したまえ、自分!笑)

イベントが始まってからしばらくは、周りの人達の様子をキョロキョロ観察したり、作家さんの名前をなんとか聞こうと耳をダンボにしてみたりして、肝心な話の内容についていかれなかったのですが(汗)、3人ともとても感じが良いことに最初から驚きました。
もちろん、こんなところで感じ悪くする人はいないとは思うけど、それでもなんというか気取らずに面白くおかしく、かつ真摯に話す知的な若い作家さんたち(おそらくみんな30代から40代)に感激したのでした。

Jamesさんには、ジャマイカの人を想像した時に最初に思い浮かぶような陽気さとリラックスした雰囲気がありました。
明るく柔らかい物腰の中にわりとはっきりものを言う潔さもあって、大学でクリエイティブライティングを教えているそうです。
候補作はフィクションながらボブ・マーリーのことも出てきたりするそうで、もうテレビ化も決まっているとか。

Obiomaさんは少し訛りのある穏やかな話し方で、純朴な方という印象。
キプロスやトルコに住んだ後、今はアメリカで、やはり文学やクリエイティブライティングを教えているそうです。
子供の頃に病弱で本を読むようになったというエピソードや、その他のお話にもどことなく温かみがあって、私はすっかりファンになってしまいました。

Sahotaさんはとーっても静かに優しく話す方で、時々声が聞こえないくらいでした。笑
でもその柔らかい口調で、「賞をとれなくても、批評家に何と言われても、書きたいものを書くだけです」と話す姿がカッコよかった。
候補作は英国への移民の話のようです。

どの方の本も読んでいませんが、こういう魅力的な方達が書くものは是非読んでみたいなあと思いました。
こういう文芸フェスティバルのよいところは、作家さんたちに実際に会って人柄に触れ、親しみを覚えたり、本を読みたくなったりするということもあるんですね、きっと。
トークが終わった後、単純な私は読む気マンマンになりました。

お3人の中では私としてはObiomaさんの候補作、家族や兄弟のことを描いたという『The Fishermen』が一番気になっています。
まだ翻訳はドイツ語しか出ていないようですが、この話題作、日本でも翻訳が始まっているでしょうか。

イベントの後、3人とも本にサインをしてくれていたのですが、なんてお話していいのかわからず、結局イベント中には本も買わずに終わってしまいました。
「初めて知りましたが、読みたいと思います!」なんて、いくら熱く語っても失礼ですよね。汗

ちなみに、私が参加したこのイベントの後にブッカー賞候補作の話をするというメインのトークもあり、そちらには私は参加しなかったのですが、後で貼り紙を見たら、そちらにはObiomaさんは急遽参加できなくなったと書いてありました。
私が参加した方のゆるーいトークがなければ、もしかしたらObiomaさんのお人柄や本のことを知る機会はなかったかもしれないと思うと、ますます読みたい気分で盛り上がっています。
早速、本屋さんに行かなくちゃ。

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(このトークの会場は、チェルトナムの市庁舎でした。
優雅な建物の中で優雅な気分に浸りつつお話を聞けて幸せ♪)

そしてそのObiomaさんが参加できなくなった方のトークには、『A Little Life』でブッカー賞最終候補者になっているHanya Yanagiharaさんも参加されたようです。
この方の名前も初めて知りましたが(汗)、あら?日本人?と思いますよね。
彼女はハワイ出身の日系アメリカ人だそうです。
イベント後に書店で本にサインをしているところをお見かけしましたが、しっとりした雰囲気のすてきな女性でした。
大学での仲良し4人が卒業して・・・というこの本も気になるなあ。

以上、あまりお役に立てる情報ではなかったかもしれませんが、私の個人的な感想でした。
ちなみに今回、私がお会いした作家さんの他にも、以下の2名の方が最終選考に残っています。
『Satin Island』のTom McCarthy
『A Spool of Blue Thread』のAnne Tyler

あ、そうそう、Anny Tylerもいつも気になっていたのに、まだ読んだことないなあ。

さて、明日の受賞作発表、結果はどうなるでしょうね。
心情的にはObiomaさんに受賞してもらいたいけど(ファンだから!笑)。

これをきっかけに、現代作家のものももっと読んでみたいと思いました。
ああ、本のリストがまた増える!楽しみだけど、ちょっと焦る!笑

気になる方は、ブッカー賞の公式サイト(英語版)の方もご覧下さいね。


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by londonsmile | 2015-10-12 22:47 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(0)
今年の5月、イギリスが生んだ大人気推理小説作家、アガサ・クリスティーの一番好きな作品を選ぼうというイベントがあると書きました。

ミステリーの女王と呼ばれるクリスティーは、名探偵ポアロや謎解きおばあさんミス・マープルなど愛すべきキャラクターが有名ですよね。
『オリエント急行殺人事件』、『そして誰もいなくなった』、『ABC殺人事件』などの代表作は100カ国語以上に翻訳されて、まさに世界中で読まれている作家です。


クリスティーの生誕125年にあたる今年はいろいろなイベントが開かれており、一番好きな作品を選ぶこの投票もその一つ。
9月に結果が発表されると知って、手帳に書き込んでいたはずが、あれあれ、気づいたらとっくに発表されていました。汗

ちょっと遅くなっちゃいましたが、さて、一位に輝いたのはどの作品だったでしょうか?

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(写真はクリスティーのサイトから拝借しています)

ベスト10の発表を見る前に、ご参考までに私が投票した作品をおさらいすると、『アクロイド殺し』でした。
好きな作品がいろいろあるので一つに絞るのは本当に大変でしたが、これは本当に最後のトリックが意外過ぎたのです。

どんなに意外だったかはここでは言いませんので、ぜひぜひ読んでみてくださいね。
口をあんぐり開けちゃいますよ!
何度も言いますが、まだ読んでなくて中身を知りたくない方は日本語のウィキペディア、見ないでくださいね。
いきなりネタバレします!

さてさて、私と同じような考えだった人はいたでしょうか?
いよいよ順位を見てみましょう♪
まずは10位から4位!

第4位『ナイルに死す
第5位『ABC殺人事件
第6位『予告殺人
第8位『白昼の悪魔
第9位『五匹の子豚
第10位『カーテン


おー、有名な作品が並びました。
でも、ちょっと待って!『白昼の悪魔』といのは知らないぞ!汗
『五匹の子豚』も持っていた気がするけど、あまりに前でストーリーが思い出せず・・・。
むむむ、これは読んでみなければ!

そしていよいよトップ3の発表です。

第3位は『アクロイド殺し』

わー、3位でしたか!
1位には及ばなかったものの、やっぱりあの話に驚いた人が多かったということでしょう。
同じ気持ちになった人がたくさんいて嬉しいな。
まだ読まれてない方、ぜひぜひ♪
このびっくりには異存ある方もいるんじゃないかと思うのですが、それも含めてびっくりなので、やっぱりすごいのです。

そして第2位は『オリエント急行殺人事件

これは本当に有名な作品で、映画やテレビドラマにもなっていますよね。
ローレン・バコール、ショーン・コネリー、イングリッド・バーグマンなど豪華な出演陣のこちらの映画は、古き良き時代がよく表現されていて大好きでした。何百回観たことか!
三谷幸喜が脚本を書いた日本のテレビ版もすごくおもしろかったです。

ストーリーのネタバレはやめますが、やっぱり最後に意外な犯人に驚くパターンですよね。
そしてイスタンブールから東ヨーロッパを旅するオリエント急行の様子や、優雅な公爵夫人たちの描写にも、読んでいてワクワクしたものでした。

そして栄えある第一位に輝いたのは!

しかし、むむむ、これも絶対読んだはずなのに、あんまり内容を覚えていない!汗
これもまた読み返さなくては。

私がストーリーを覚えてないことはおいといて、『そして誰もいなくなった』は世界中で1億部以上も売れた世界で一番売れたミステリー小説だそうです。
インパクトあるなタイトルからもわかるとおり、一人ずついなくなるミステリアスな感じがいいのかしら。
あー、早く読みたい!笑

このクリスティー作品ベスト10の発表、英語版のみですが、詳しくはこちらのサイトをご覧くださいね!

というわけで、第1位は作品は私がストーリーを覚えていない『そして誰もいなくなった』で、私としては力が抜けたというか笑っちゃう結果でしたが、他にもまだ読んでいない、あるいは覚えていない作品を見つけたので、ぜひ読んでみようと思います。

私は小学生の頃から推理小説が好きでクリスティーを読んでいたので、よく考えてみると、イギリスとの出会いはシャーロック・ホームズに続いてクリスティーが2番目。
イギリスを実際に自分で見る前に、コナン・ドイル(ホームズの著者)やクリスティーの目を通してイギリスに触れていたことになります。
今回、クリスティー作品をいろいろ見ていて、私が少し古い時代のイギリスを妙に懐かしく愛しく思うのは、その影響かもしれないなーなんて思ったりもしました。

前にも書いたように、クリスティーの作品は、登場人物が魅力的で、描写も美しく、殺人や推理やトリックを忘れて楽しめるのが人気の秘密だと思うのです。
特に私は犯人やトリックをすぐに忘れて何回でも同じ本を楽しめる(とってもお得な体質な)ので、何度読んでも飽きません。
たとえ犯人がわかっている本でも、美しい風景描写や上流階級のエレガントな女性の様子や上品な会話を楽しめるし、自意識過剰なポアロが癇癪を起こすのも愛しく思えちゃうのです。

ベスト10のほか、私のおすすめはイギリスらしい光景が描かれている『バートラムホテルにて、母性と人間の悲しさが描かれていてじーんとする『鏡は横にひび割れて』、タイトルが印象的な『なぜエヴァンズに頼まなかったのか?』、おてんばな若奥様タペンスが大活躍の『おしどり探偵』、時を超えてよみがえる記憶を描く『スリーピング・マーダー』などなどなど。

本はあまり読まないという方でも、クリスティー作品はずいぶん映画やテレビドラマにもなっているので、そちらも楽しいですよ。
いろいろ観ましたが、ポアロを言えば今ではこの人!というイギリス制作のデヴィッド・スーシェのシリーズが大好きです。
残念ながら彼はもうポアロ役を引退してしましたが、長い間演じていたので、作品数もかなりに上っています。

ああ、書いているうちに私もまた読みたくなってきました。
早速Kindleでダウンロードして今日の午後から読もうと思います。
今日はお天気も良くて気持ちがいいんです♪

なんだか興奮しちゃって私の好みをいろいろ書いてみましたが、お好きなクリスティー作品があったら是非教えてくださいね!
クリスティーについて語りましょう♪

ちなみに今年も9月に開かれた国際アガサ・クリスティー・フェスティバルの様子はこちらをどうぞ。
これもいつか是非行きたいイベントのひとつです。


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by londonsmile | 2015-09-29 22:45 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(2)
ヨークの話がそれたついでに、今日はおすすめの英語のクラスのお話を。

みなさんは小説を読むのはお好きですか?

東京のブリティッシュ・カウンシルのの「文学セミナー」というクラスは、イギリス作家の本を原書で読んで話し合うという内容。
暗記やテストは全くありません。

私も日本に住んでいた時、このコースに何年か通っていました。
古典のジェーン・オースティンや、現代作家のイアン・マキューアン、カズオ・イシグロなど、バラエティーに富んだ作家を原書で初めて読んで、とても楽しかったんです。

小説に出てくるややこしい人間関係や出来事を話し合うだけに、このクラスでできた友達とは個人的に深い話もしやすくて、今でも大切なお友達です。

その文学セミナー、この夏は、ヒラリー・マンテルの『The Assassination of Margaret Thatcher(マーガレット・サッチャーの暗殺)』という短編集を読むそうです。

こちら、担当の先生からのメッセージ。



ヒラリー・マンテルは『ウルフ・ホール』でイギリスのブッカー賞も受賞した注目の作家。
ブッカー賞というのは日本でいうと芥川賞とか直木賞のようなもの、いえ世界的にも権威があるので、もっと格上かもしれません。

ちらっと見た限りではこの本、日本語の翻訳はまだ出ていないようだし、ご興味ある方、翻訳よりひと足に英語で読んでみるのはいかがですか?

英語にちょっと自信がなくても経験豊富な先生が助けてくれるし、イギリスの文化を解説してもらえるし、読まないと話に加われないので一生懸命読むことになるし(笑)、英語を楽しく学びたい人で、読書好きな人にはとてもオススメのコースです。

東京だけのクラスのようですが、もしご興味があったら是非!


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by londonsmile | 2015-07-01 06:50 | 本のこと、映画のこと、音楽のこと | Trackback | Comments(0)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


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