カテゴリ:楽しいイギリス観察( 53 )

つい昨日、インディアンサマーで暑いんですよーと話したばかりなのに、今朝は朝から大雨でした!笑
肌寒いというほどでもないけれど、雷も鳴ったりしてかなり本格的な雨。
もう夏も本当に終わりそうです。

さて、話は変わって!
まだインディアンサマーだった時のこと。
おもしろい場面に出会ったので、今日はその時のお話をしますね。
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お天気がいいと道行く人もニコニコしている気がして、それも晴れの日の良さだと感じます。

さて、この日、私はロンドンの中心部で日本のお客さまをご案内していました。
そしてお連れしたお店を出て歩き始めた時、ふと私の目の中に何やら見慣れたお顔が飛び込んできたんです。

あれ? この人、知ってる。
えっと、あれ? でも、まさか・・・ヒュー・グラントだ!

最近はすっかりおじさま風になったとはいえ、甘いマスクでたくさんの女性を魅了してきたイギリスを代表する俳優のひとり、ヒュー・グラントさんでした。
日本でも大人気ですよね。

私も映画『フォー・ウェディング』を見てすっかり恋に落ち(笑)、彼は私の初代「イギリスの王子さま」だったんです。笑
その後、私がやはりイギリスの俳優コリン・ファースに出会って、彼が二代目王子さまになるまで、ヒュー・グラントはかなり長い期間、私の王子さまとして、そしてイギリスへのあこがれの象徴として、私の心の中の大切な場所に住んでいました。

言ってみれば、私にとって彼は究極のあこがれの存在だった人。
そのヒュー・グラントが今、目の前に???
一瞬、事情がわからなくなって呆然とし、その間に頭の別の部分ではヒューと過ごした若い日のあれこれが走馬灯のように。笑

路上で固まった私を不思議に思ったお客さまが「どうしたの?」と聞いてくださったので、やっと私は我に帰り、小声で喘ぐように「ヒュー・グラントが!」と答えたところで、また少し落ち着くことができました。

と、ここまではよくある「有名人に会っちゃったー!」自慢なのですが(笑)、この時の様子がおもしろかったので、ぜひお話したいと思ったのです。
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(最近すっかり「ダメ男」役が多いヒュー・グラント。笑
6年前の映画ですが、実際のヒュー・グラントさんはこのお顔の印象に近かったなあ。
私はドリュー・バリモアも好きなので、この映画、かわいらしくて好きでした)

ヒュー・グラントさんは一人で道を歩いていました。
両側がお店になっている商店街のようなところで、車もあまり通らない道だったので、その場にいた人は、ほとんど彼に気付いていたんじゃないかと思います。

でも、誰も彼に近づいていく人はいませんでした。
どうしてでしょう?

ひとつには、もともとイギリスでは、有名人に会ってもあまり人が騒がないということもあると思います。
これまでラッキーなことに何度かロンドンで俳優さんや有名な方を偶然お見かけしましたが、いつも「みんなわかっているのに誰も話しかけない」という状況でした。
すれ違いざまに、おやっと驚いたような顔をしたり、ふふっと微笑んだりするくらい。笑

まあ、しつこいパパラッチもたくさんいますし、例えば仕事で映画の舞台挨拶に出る俳優さんなどには、みんなキャーキャー言っていますが、一般には「有名人にもプライベートな生活がある。自分にもプライバシーがあるように」という考えが強いと感じます。

そんな土壌がありつつ、さらにヒュー・グラントさんの場合は特別おもしろかったのです。
彼はかすかな微笑みを浮かべて歩いていました。
それは、みんなに見られていることをよくわかっていて、それに少し照れているような微笑みでした。

そしてその微笑みは、「そうそう、僕、ヒュー・グラントなんだよ。知っててくれるの? ありがとう。でもあなたはここで僕に話しかけたりしないよね? そうでしょ?」と、驚くほどはっきり道行く私たちに語りかけていたのです。
何の根拠もありませんが、その通りを歩いていた人たちはみんな、彼の微笑みにそう説得されたと私は確信しています。

若い頃からハンサムな俳優として活躍し、世間の大注目を集めていた彼は、その間に彼なりに世間との付き合い方を身につけたのかもしれません。

それにしてもなんという表現力。
これを「スターのオーラ」と言うのなら、それは私が思っていたよりずっとずっとすてきなもののようです。
威圧的でも傲慢でも卑屈でもなく、彼はとても自然に「ヒュー・グラント」でした。

大スターは、いろいろな意味でやはりすごいんだと、感激した出来事でした。
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(インディアンサマーとはいえ、もう枯葉も落ち始めています)

そして長年の憧れだったヒュー・グラントに実際に会えたことで(正確には「偶然見かけた」ですが・笑)、なんとなく、私のロンドン生活もひと区切りついたように感じました。
夢の中にいたヒューが実在するんだから、私もいつまでもお客さん気分で夢の中に漂っていないで、毎日精一杯生きよう♪ なーんて思ったりして。
ちょっとオオゲサですが、ヒュー・グラントが私の目の前を歩いて行ったほんの数秒の間に、私はちょっと大人になった気がします。笑

ちょうどヒュー・グラントが通り過ぎたあたりで、横断歩道のところで止まっていた自転車の黒人のお兄さんと目が合い、「見た? 見た?」と目くばせし合ったのも楽しい思い出。
よーし、明日からまた頑張るぞー!

みなさんもどうぞ良い週末をお過ごしください♪
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(この日の夕焼けはとってもきれいでした♪)


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by londonsmile | 2016-09-17 02:49 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(2)
ロンドンの地下鉄クラパムコモン駅(Clapham Common)駅が、猫に乗っ取られた!?と思えるような写真や動画が報道されて話題になっています。
それは、こちら!
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(写真はBBCニュースから拝借しています)

地下鉄の駅には、日本と同じように、いえ、日本よりも数多く、そして大きな広告がプラットフォームにも通路にも所狭しと貼られているのですが、それが全部、猫の写真になってしまったんです。
広告は一切なしの、シンプルな猫の写真です。

これは、駅のあちこちに貼られた広告に飽き飽きしたCitizens Advertising Takeover Service(通称なんとCATS!)という団体が「よりリラックスした楽しい環境を」と願って立ち上げたプロジェクト。

クラウドファンディングで約700人の協力を得て資金を集め、2万3,000万ポンドで駅構内の広告を全部買い取ったそうです。
にゃおー!!
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(こちらの写真もBBCニュースから拝借)

これだけでもぜひ実物を見に行ってみたいのに、実はこの駅、偶然にも今月末で閉館する予定の夏目漱石博物館の最寄り駅でもあるんです。
漱石博物館にはロンドンに留学していた20年以上前に一度行っているので、閉まってしまう前にまた行ってみたいと思っていたのです。
これはやっぱり行かないと!

猫の写真が貼られているのは、9月12日から2週間ということなので、26日までかな。
その間に行くことができたら、写真、ご紹介しますね!

ちなみにこの駅の様子の動画がBBCにあったので、よかったらこちらもご覧になってみてくださいね。
ニュースなので、英国外でも見られるはず。
こちらです。

動画の最後に「次はワンちゃんかな?」とテロップが入っているのがツボでした。笑
CATSのサイトを見てみると、また同じようなことをする計画もあるようなので、この先も楽しみですね。


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by londonsmile | 2016-09-15 01:34 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(0)
先日、鉄道のビクトリア駅に行く機会がありました。

いらしたことのある方はご存じだと思いますが、ここは地方に行く列車がたくさん出ていて、いつも大混雑している駅。

外国人も含め、旅行者が多いので、大きなスーツケースをコロコロと運んでいる人も多いのです。
空港では荷物を預けてしまうので、もしかしたら空港よりもスーツケースを持って歩いている人が多いかもしれないくらい。

この場に馴染みのない旅行者は全体の流れに構わずバラバラな方向に歩いているし、行く先を探して急に立ち止まったり歩き出したりするので、歩きにくい、歩きにくい。笑

その上、最近では歩きながらスマホを使っている人も多いようで、駅の地面(地面っていうのかなあ。廊下じゃないですよねぇ)にこんなユーモラスな表示を見つけました。

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「キャリーバッグにはご注意を!」

本当は「キャリーバッグを使う時にはご注意を」なのかもしれませんが、周りにキャリーバッグを使う人がいたら、こちら側も気をつけた方がいいよね、という意味も含めて、こうしてみました。

原文はDon't be a trolly wallyで、「トローリー(キャリーバッグのこと)を引くおばかさんにならないで」というもの。

実はこのwallyという言葉、はじめて知りました。
この絵を見ればここでの意味は一目瞭然なのだけど、調べてみると「おばかさん」。

でもウォーリーって聞いたことがある!
そう、『ウォーリーをさがせ!』(ちと古い・笑)。

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(写真は Walker Books Ltd刊のWhere's Wally?の裏表紙から拝借しています

ここでの「ウォーリー」は「ウォルター」なんかのニックネームだと思うのですが、どことなくこの「おばかさん」という音ともかけてあるのかもね。
そうすることで、あのシマシマの服を着てとぼけた顔をしたウォーリーにさらに親しみがわくのかもしれません。

それはさておき。
最初の写真の表示でキャリーバッグを運んでいる紺色さん、手にはしっかりスマホ(あるいは携帯)を持っていて楽しそう。
そっちに気をとられて、自分の後ろにあるスーツケースには注意がいっていないようです。

そして急に立ち止まったり歩き出しりしたせいか、後ろを歩いていた水色さんがスーツケースにつまずきそう。
あっ、危ない!

書いてある言葉はシンプルなのに、状況がユーモラスな絵でよく表されていて、良い表示だなと思いました。
スマホに夢中な人が駅で足元を見るかどうかは別として。笑

あ、だからシンプルでわかりやすい絵にしたのかもね!

皆さんも、人混みでキャリーバッグを使う時にはご注意を。
そして、キャリーバッグで歩いている人がいる時には、こちらもすこし注意した方がいいですね。


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by londonsmile | 2016-08-29 17:59 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(0)
久しぶりに街に出るのに家の近所を歩いていたら、こんなものに出会いました。

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わ、もうクリスマスの広告が出てる! まだ7月なのに!

こちらでのクリスマスの話題は、日本でいうとお正月の話題に近いように思います。
つまりもうお正月用の広告が出ちゃってるという感じ。

しかも早いことを自覚して、メリークリスマスの後に、「2016年最初のクリスマスの広告(First Xmas Ad of 2016)」ってご丁寧に書いてあるんです。
このユーモアにまた、ぷぷぷと笑ってしまいました。

ちなみにこれはジュースの広告で、まあクリスマスにも飲むものでしょうが、そんなにクリスマス色の強い商品ではないのです。
だから、クリスマスに向けた販売目的というよりも、「もうクリスマスの広告出しちゃいますよ、焦るでしょ、えへへ」という遊び心に近いのかな。

確かにこれを見て私もすごく焦ったのです。
12月まであと何ヶ月あるかをつい計算しちゃったりして。笑

でも今年ももう後半なんですよね。
気を引き締めて、毎日を大切に生きないと。
慌ただしい毎日も余裕をもって楽しく過ごすことを目指しちょります!

皆さんも良い週末を♪


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by londonsmile | 2016-07-16 08:20 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(0)
日曜日はウィンブルドンのテニス選手権の最終日でした。
前日には女子決勝が行われ、ダイナミックなアメリカのセリーナ・ウィリアム選手が7回目の優勝。
その後の試合ではお姉さんのビーナスとのダブルスでも優勝していましたね。セリーナ強い♪

そして最終日の男子決勝は、英国期待のアンディー・マリー選手と、カナダ人男子では初めて決勝に勝ち進んだミロシュ・ラオニッチ選手の戦い。
でもこの日は前々から友達カップルが家でのランチに誘ってくれていたので、まあ仕方ないか、後で結果を見ようと思って出かけたのです。

そして友人宅に到着すると、なんと今日はテレビを見ながらランチする!とのこと。
スコットランド人の彼はアンディー・マリーと同じ町の出身だそうで、「アンディーの大きな舞台を見逃すわけにはいかない!」というのです。

そういうことなら、喜んでお付き合いしましょう♪と、思いがけずテニス観戦しながらのランチになりました。
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ランチはテーブルから好きなものを取ってくるビュッフェスタイルになっていて、なんだか新鮮。笑
夏らしい爽やかなお料理が並んでいました。

食事の前にはウィンブルドンの風物誌、ピムスを飲むのも忘れませんでしたよ。
写真ではもうほぼ飲み終わっていますが!笑
ピムスというお酒をレモネードで割って、イチゴときゅうりとレモンを加えたものです。

ちょうど彼女のお母さんも滞在中だったので、5人でテニス観戦しながらのご飯になりました。

彼がマリー選手の熱烈なサポーターなのはもちろん、彼とラブラブな彼女もやはりアンディーを応援。
それに対してインディーはアンチ・マリー派。笑(最近は随分良くなりましたが、マリー選手、以前はあんまりお行儀がよろしくなかったのです)
そしてスイス人のお母さんはウィンブルドンの試合をちゃんと見ること自体が初めてで、私もマリーよりフェデラーの方がかっこいいなあと思っている程度のテニス初心者。

そんなバラバラな5人で勝手なことを言い合いながらの観戦、かなり楽しかったです。
「やったー!いいぞー、イケイケ、アンディー!」
「あー、悔しい! ミロシュが上手だったんだよねー」
「ベンチに座ってなんか読み上げてるね。練習ノートなの? 意外に余裕だねぇ」
「あっ、ベネディクト・カンバーバッチ(テレビドラマ『シャーロック』の大人気俳優)が来てる!」
「ケイト(ウィリアム王子の奥さん)の隣りにいるのはカミラ(チャールズ皇太子の奥さん)かしら、ググってみよう」
「人と一緒にいる時にスマホいじるなんて、高校生じゃないんだからダメだよ!」
「もっとワイン飲むー?」
「デビッド・キャメロン(首相)、老けたわねー、やっぱり大変なのかしら」(試合の最後に「首相まで来てくれて」とマリー選手が紹介したら、観客席からはブーイングが!汗)
「ラインマンって、あんなにじっとラインを見てて、目が変にならないのかなあ」
「全力で走ってボールを取ったりタオルを渡したりする若い子たち、初々しくて可愛いよねー」
(やたらにセレブの名前が出てくるのは、ウィンブルドン最終日は観客もやはりゴージャスだからです)

もともと友達カップルとはかなり親しくしてもらっているのでいつも気兼ねなく好きなことを言っているのですが、初めてお会いした彼女のお母さんもユーモアのある知的な方で、真面目な顔してとぼけたことを言ったり、鋭いツッコミを入れたりして、場を盛り上げてくれました。

ああ、こういうの久しぶり。楽しかった!
国籍に関係なく、楽しい人たちとリラックスして過ごせるって楽しいなと思ったのでした。
大勢でスポーツ観戦するのって楽しいですね♪

試合はというと、ご存じの通り、マリー選手が二度目の優勝を果たしましたね。
彼は大喜び! 
二人の出身地は小さな町だそうで、そこから出た人が世界で活躍するというのがとても嬉しいんですって。
よかったね♪

最近テニスではイギリス勢があまり振るわなかったので、この数年、マリー選手には毎回ものすごいプレッシャーがかかっており、日曜日の朝のニュースや新聞でも「アンディー、(EU離脱問題でブルーになっている)イギリスに光を与えてくれ!」なんていう見出しがあちこちに躍っていたのでした。
すごいプレッシャー。 負けたらなんて言われちゃうんだか。汗

そのせいか、マリー選手、優勝を決めた後はタオルに顔を埋めての男泣きでしたよね。
涙が頬をつたうというレベルじゃなくて、かなり感情が強くこみ上げてきている様子で。
よくやったよ、アンディー、おめでとう! 感動をありがとう!
アンチ・マリー派のインディーも、プレッシャーをはねのけてよくやったねぇと多少上から目線で讃えていました。笑

室内で大いに盛り上がった後は、体を伸ばしにみんなでお散歩に。
彼らの家から私たちの家に向かってテムズ川沿いに歩いてみました。
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わー、晴れてて気持ちがいい♪ 川の風が気持ちがいい〜♪
川辺を歩きながら近況ものんびり話せたし、気の置けない人たちと過ごせた最高の日曜の午後になりました

ちなみにこの後、家に帰る途中、バスでウィンブルドン方面に向かう道路を走っていると、急にバスが止められ、警護の車に付き添われた黒塗りの車が2台、向こうからやってきました。
ロイヤルファミリーかな? それとも選手かな?
と、目を凝らして車内を見てみましたが、よく見えず・・・。
でも家の近くを「誰か」が通ったのかーとちょっと興奮しちゃった出来事でした。

さらにさらに、私たちと別れた後、他の3人はまたまたテレビでサッカーのヨーロッパカップの決勝戦を観て盛り上がったそう。
この日は大きなスポーツイベントが2つもあったんですね。
おめでとう、ポルトガル!
お天気が良かったこともあって、少しどんよりしていたイギリスにも、清々しい風が吹き込んだように感じられた1日でした。


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by londonsmile | 2016-07-11 23:08 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(0)
イギリスの良いところの一つは、罪のないくだらない冗談を本気で実行してしまうことだと思うのです。
そしてそれを昨日、久々に見ることができました。

開催中のウィンブルドンのテニス大会では、英国では今が旬のイチゴにクリームをかけて食べるのが名物だというのは以前にも書きましたよね。
そして昨日、その場に現れたこのお方、その名もイチゴマン!

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(写真はBBCスポーツからお借りしています)

英語ではもちろんストロベリーマンと書かれていたのですが、やっぱりイチゴマンといった方がインパクトあるでしょう?笑

「クリーム」と書いてある手作りっぽいこの箱、何が入ってるんでしょうね?笑
イチゴだからクリームを飲むでしょ?という感じで、しらっと飲むとぼけた姿がハンパじゃない! 

しかもこの彼、英国期待のアンディー・マレー選手が出場したセンターコートでの試合を、この全身イチゴ姿で観戦していたので目立ちまくり、昨日は多くの人にツイートされたようです。

こういう力が抜けちゃうようなくだらないことするイギリスが大好きです。
この人はイギリス人じゃないかもしれませんけど、こういうのを歓迎するムードがいいなあ。
きっとこの人も自分で自分のことを笑っていて、周りも笑って、それで終わり。
誰も傷つかず、みんながハッピーになるっていうのが一番好きなパターンです。

イギリスはEU離脱問題でいろいろと沈みがちなので、罪のない笑いで国全体のムードを盛り上げてくれたんじゃないかと思います。
私も大いに癒されました♪ 
ありがとう、イチゴマン!

This guy dressed as a strawberry at the center court of Wimbledon made my day yesterday.
Watching so harmlessly funny guy like him really cheered me up.
Thank you, Strawberry Man


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by londonsmile | 2016-07-06 03:38 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(2)
水曜日、今週初めて地下鉄に乗りました。
習い事に行くのに、いつも同じ曜日の同じくらいの時間に地下鉄に乗るのですが、この日はなんだか電車が混んでいる。。。
しかも乗っている人がいつもとちょっと違う。嬉しそうにしている人が圧倒的に多いのです。

そこで、やっと気づきました。
あ、ウィンブルドンの季節だった!
遅ーい! 水曜日はもう3日めでしたよね。汗

わが家はウィンブルドンにとても近くて、家から市内に行く地下鉄は毎年この時期、とても賑やかになります。
普段は朝や夕方に混み合うことが多く、この日のように早い午後に市内に向かう電車が混むことはあまりないのですが、この日はお天気がイマイチだったので、早めに帰る人が多かったのかもしれません。

家に帰ってテレビをつけてみると、おお〜、やってました!

そして翌日には、わが家の近くで、こんなバスも見かけました♪

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おそらく市内とウィンブルドンの会場をつなぐ関係者用のバス。
窓に向かい側の建物が写り込んだので、ゴージャスなバスみたいに見えていますが、乗り物自体は普通のモダンなバスでした。笑
でもここに役員や審判や、もしかしたら選手も乗っているのかな〜と、勝手に妄想して一人で盛り上がり、楽しかったです。

家が会場に近いとはいえ、ウィンブルドンでテニスの試合を見たことは実はありません。
チケットを取るのはコネがないと難しいとか、当日券を取るにはテントを張って早朝から並ばなきゃいけないとか、都市伝説がいろいろあって、これまでチケットを買おうとしてみたこと自体がないのです。
友達の話を聞くと、早朝に並べば当日券は大丈夫のようなのですが、どうも近すぎて毎年断念。
近くを散歩していて、ふらっと立ち寄れたりすると嬉しいのですが!

(ただ、以前に隣接のウィンブルドン博物館とセンターコートは見学してきました。
よかったらこちらをご覧くださいね!)

そしてウィンブルドンの季節になると本格的に出てくるのが英国産のイチゴ。
日本ではお正月頃から出回り始めるので、早春から春の果物というイメージですが、少し寒いこの国では夏が本番。
グローバル化の影響でイチゴ自体はほぼ1年中お店で売っていますが、英国産のものが出てくると店先のイチゴの量も増えてなんだか華やかになります。
そう思うのは単に私がイチゴ好きだからかしら。笑
甘くて香りの良い日本のイチゴが一番好きですが、柔らかくて甘酸っぱい英国産のイチゴも好きなので、この季節、なんとなく浮かれてしまうのでした。

このところ立て込んでいて、買い物はインディー任せだった私。
久しぶりにスーパーをのぞいてみると、おっ、大きなイチゴがありました。
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あまりに大きいので、横にスマホを置いてみました。笑
でも、これだけじゃわかりにくいかな。もう1枚!

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ほら、大きいでしょう? こんな大きなイチゴ、初めて見ました!
甘みは少なめでしたが、とても柔らかく、これにアイスクリームをかけて食べたら、一気に全部食べてしまいそうになりました。美味しかった♪
少し酸味のある英国産のイチゴには濃厚なクリームがとても合い、ウィンブルドンの会場でも生クリームをかけたイチゴを名物として売っているそうです。
テレビ中継でもたまに映ったりしていますよ。探してみてくださいね!

さて、ウィンブルドンの試合の方は着々と進み、昨日は日本の錦織くんが2回戦をセンターコートで勝ち抜きましたね!
今日の3回戦も頑張ってほしい♪

こちらでは、世界ランク772位の英国のウィリス選手が、世界のプリンス、フェデラー選手と戦って健闘したと話題になっていました(試合はフェデラー選手の勝ち)。
女子は今回シャラポワ選手が出場しませんが、優勝候補のセリーナ・ウィリアムズ選手は順調に勝ち進んでいます。

EU離脱問題で将来の不確かな要素が多い上に次期首相の決定で揺れる英国。
さらに今年はお天気がどうもイマイチなので、ウィンブルドンを楽しめる気持ちになれないという声もあるのですが、それはそれ、これはこれ。
沈んだ気持ちはちょっと忘れて、楽しむと決めて楽しもう!笑
この気の持ちよう、私はイギリス人から学びました。

イギリスの第二の国歌とも言われるエルガーの『威風堂々』は、英語ではLand of Hope and Gloryと言うのですが、この国が「希望と栄光の地」の本当の意味をこれから私に見せてくれると信じています!
そしてウィンブルドンで選手たちがどんな素晴らしい技を見せてれるのか、楽しみにしています♪

Since this EU referendum, I have been heartbroken to encounter all uncertainties and to see many non-UK friends getting hurt and worrying about their future. Although some people regret their votes now, at the same time other people are in tears of joy to see the result. As I settle down from the initial
shock, though, I am beginning to feel I really need to understand (not necessarily to agree) various
opinions in this country. I just hope this will not hurt or twist people’s feelings and affect good
friendships.

Nobody knows about the UK’s future at all yet- what is going to happen, who’s going to be the next
Prime Minister, or if we have to leave this country as an immigrant or not. And I realised all I can do for now is “Keep Calm and Carry On”.

Meanwhile, maybe I should enjoy watching Wimbledon on telly. I know some people are not in the mood because of this EU issue AND weather this year, but sometimes you need to forget about worries for a while and just decide to enjoy yourself, don’t you think? This is one of many things that I learned from this country, the country that I have been seriously in love with for over 30 years. I’m sure they will show me what the Land of Hope and Glory really means :)


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by londonsmile | 2016-07-01 17:33 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(4)
昨日、EU離脱の国民投票の開票が始まったと書きましたが、朝起きてみると、なんとびっくり、まさかの離脱という結果になっていました。

このニュースは世界的に衝撃を与えたので、日本にも情報が十分伝わっていると思いますし、今さら私が繰り返す必要はないでしょう。
それでも、あまりに驚いたので、ほんの少しだけ、私の周りのお話をしますね。

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(写真は、先日行ったシェイクスピアの故郷、ストラットフォード・アポン・エイボンの本屋さんの店先。
今日のロンドン、この日のようによく晴れました!
洪水も少しずつおさまってきたようでホッとしています)

国民が直接投票する制度では直前に何かあったらすぐに票に影響が出てしまうため、本当に当日まで分からないとは言われていたものの、全体的には「まあ、そんなことを言っても結局残ることになるさ」という雰囲気があった・・・と思っていたのです、私は。

ロンドンはじめ都市部では全体にそういう見方が強かったようで、私は実は離脱派の人に一人も会ったことがありませんでした。
(厳密には、私が国民投票の話をした人の中で離脱派の人は一人もいなかった、というべきですが)
今日は道端で会うどのご近所さんともこの話で持ちきりでしたが、本当にみんな口々に「信じられない!」と言っていましたし、ベルギー出身のご近所さんは「拒絶された気がして悲しい」とさえ言っていました。
そうか、EU加盟国の出身で今イギリスに住んでいる人は複雑な気持ちでしょうね。
私と同様、この人たちには投票権はないので、どうすることもできなかったでしょうし。

先週プレスツアーに参加させてもらった時に話したウェールズ人の方が「結局残留じゃないの?」と言っていたので、勝手にどの地方でもそうだと思っていましたが、国民投票の結果、ウェールズでは離脱票が優勢だったのです。
今思い出してみると、お話しした方は首都のカーディフにお住まいなので、やはり都市部の人の意見だったのかもしれません。

一般には年齢が若くて高学歴で都市部に住んでいる人ほど残留派が多いと言われています。
そして対抗する地方の人たちの意見は意外なほど力強かったようで、イングランドの地方を中心に離脱票が集まりました。

離脱が決まった今日、すでにユーロやポンド、それに株価も暴落して大騒ぎ。
キャメロン首相も10月に総理大臣を辞任することを発表して、さてこれからどうなってしまうのかと不安に思っている人が多いというのが、少なくとも私の周りのロンドンにいる人たちの状況です。

ポンドが弱くなると日本への里帰りでのおこずかいが自動的に減ることになり、生活面で影響が出るのなら、私ものんきにしていられません!笑

ただ、投票で離脱が決まったとはいえ、明日からすぐにEUを離れる訳ではありません。
次の内閣がEUに離脱を申請し、それから離脱条件の交渉に入るので、申請から2年間の移行期間が設けられるのだそう。
だから、明日からすぐに何もかもいっぺんに変わることはないのです。

そして、その移行期間の間に、もう一度国民投票を、という話さえ残留派の間ですでに出ています。
その署名をするサイトにはアクセスが集中して、なかなか署名ができなかったとか。

また2年前に英国からの独立を決める住民投票をした結果、今は英国にとどまっているスコットランドでは、今回は残留票が多かったので、イングランドとの意見の違いを理由にもう一度独立を見据えた住民投票を、という声が上がっているそう。
そしてなんとロンドン自体も独立の動きが出始めているとまことしやかに伝えられています。
ロンドンって国じゃなくて街ですよ!
それなのに独立するって? と思ってしまいますが、この話、まったく可能性がない話ではないんだそうです。

そしてこの「独立」の動きは欧州内にも広まって、スペインから独立したいカタルニア地方にも影響を与えるかもしれないし、そうなると他の場所も・・・と、EUの解体も予想されるそうで、なんだかこれからいろいろなことが起きるかもしれませんね。

政治に何が起きても、人の心には分裂が起きませんように。
気持ちを強く持って、そんなことを起こさないように気をつけようと思います。

今回の投票で私が学んだことは、自分が住んでいる国のことをもっとよく知った方が良さそうだということかな。
国民投票は予想が難しかったとはいえ、投票権がないガイジンであるのをいいことに、なんとなくしか話を聞いていなかったのが悔やまれます。
これから生活に影響する変化がいろいろ出てくると思いますが、知っているといないとでは将来に対する不安の度合いが違うと思うので、やはりここはどんどん知っておくことにします!

おもしいことを学んだら、またここでもお知らせしていきますね!


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by londonsmile | 2016-06-24 22:44 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(10)
日本ではもう日付が変わっていますが、6月23日はイギリスでEUを離脱すべきかどうかの国民投票が行われました。
日本でもずいぶんニュースになっているようなので、ご存じの方も多いと思います。

EUに残るか残らないかはもちろん大きな問題なので、この数ヶ月、特にこの数週間は、国をあげてこの問題が議論されていて、ガイコクジンながら私もこの国の行方を思って少しは学んでみたつもり。
でも国民自身が直接投票するので直前に急に結果が変わる可能性も高く、とにかく「フタを開けてみないとわからない」と最後まで言われていました。

そんな中いよいよ迎えた投票日の今日、ロンドンの交通機関は乱れに乱れてしまいました。
投票という嵐が来る前に、なんだか本物の嵐が来てしまったんです。

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おノンキなこの写真は、もちろん国民投票とはまったく関係ありません。
選挙速報のテレビを見ていて、目に入ったわが家の一員、ミスターメンの中のMr Tickleです。

ちょっと話が逸れますが、今リンクするのにウィキペディアを見たら、ミスターメンって日本のテレビでも放映されていたんですね!
ちなみにMr Tickleの日本名はコチョコチョくんだそう。
イタズラ好きで、すぐに人をくすぐろうとするけれど、根は善良という憎めないキャラクター。
ちなみにコチョコチョくんが手に持っているのは、イスラエルで買ってきたユダヤ教のキッパ(男性用の帽子)です。

さて話を戻して、投票日の前に嵐がきたお話。
ロンドンでは昨夜降り始めた雨がだんだんひどくなって、夜の間も雷とともに豪雨が降りました。
激しい雨は朝になっても続き、この1日で1ヶ月分の降雨量になったんだとか!
今日も1日、降ったり止んだりしていましたが、時々バケツをひっくり返したような雨になって、窓に当たる雨音だけで驚いたほどでした。

古い道路を使っているところも多く、全体に水はけの悪いロンドン。
この大雨であちこち洪水になってしまい、鉄道、地下鉄、バスにひどい遅れや運休が相次いだそうです。
走っている電車やバスも徐行したり、行き先が急に変わったりで街中が大混乱だったと聞きました。

夕方に会ったご近所さんは、職場に行くのに乗るバスの行き先が何度も変わって何度も途中で下されてしまったので、仕事から帰ってくるだけで3時間近くかかったそうだし、わが家のインディーさんもいつもより30分以上遅く帰ってきました。

こんな時、家で仕事していて外に出なくて済む私は本当に恵まれているなあと思います。
辛抱強く静かに待っていた人が多かったそうですが、それにしても動くはずの交通機関が動かないというのは愉快なことではありませんよね。
しかも雨が降っていることだし。

しかも国民投票の当日にこんなことになって本当に大変。
投票率に影響が出ていないといいなと思いましたが、幸い投票率は予想より高めだったとか。

午後10時に投票も締め切られ、今夜は日本と同じように複数のテレビ局で開票速報の番組をやっています。
イギリス時間の夜11時半現在、英領ジブラルタルで最初の結果が出て、ここでは圧倒的に残留(なんと96% )でした。
でもここは英領とはいえ、スペイン内にあるので、残留を希望するのは当然といえば当然。
他でも残留がやや有利なようですが、午前12時半から1時まではまだわからないそう。

結果が大いに気になるところですが、残念ながら私のお目目はもう重〜くなっているので、そろそろ寝ます。
朝起きたら結果が出ているかな。
ドキドキの夜になりそうです。

まだ嵐の予報が続いていますが、洪水もこれ以上ひどくなりませんように!


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by londonsmile | 2016-06-24 07:52 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(0)
先日、地下鉄のノーザンラインに久しぶりに乗りました。

ロンドンの地下鉄は線によって内装な座席の色が変わっていることが多く、その違いを見るのが最近の楽しみになっています。
変わっていることが「多い」というのは、同じ線上でも違う内装の電車が走っていることがあったりして、たまに例外があるからです。笑

車内に立っている柱というかポールというか棒も、線によって違っていて、大抵は地下鉄路線図の色と同じ色なのですが、路線図では黒のノーザンライン、この日の電車は青色の棒でした。

e0114020_16161378.jpg

あれ?
ふと見ると、優先席がありました。

e0114020_16164665.jpg

こんな風に座席の生地にしっかり織り込んであるパターン、初めて見ました。
なるほどー。

そして、さらにこの座席の生地のデザインにご注目!
e0114020_16173154.jpg

この赤い輪の部分、ロンドンの観光名所ロンドンアイ(観覧車)ですよね、きっと。
中に入っているのは近くの国会議事堂にあるビッグベンかな。
そしてその左隣りはセントポール寺院、さらにその左はピカデリーサーカスのエロスの像かしら???

さらに丸を一つ置いて、その左側はテートモダンか、あるいはバタシーの発電所かなーなんて、電車の中で妄想を膨らませ、地下鉄に乗っているだけでロンドン市内を観光している気分になりました。
なんか、得した気分で楽しい♪

皆さんも地下鉄の座席の柄、ぜひ注目してみてくださいね!


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by londonsmile | 2016-06-01 16:27 | 楽しいイギリス観察 | Trackback | Comments(2)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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