カテゴリ:私の中の日本人( 62 )

先日、日本生まれで10歳まで日本で育ったアメリカ人のマダムとゆっくり話す機会がありました。

私より一回り年上と聞いているのに、本当に若々しくて、かわいらしくて、気配りが細やかで、以前からとっても憧れている美人マダム。
今年は何十年ぶりかで日本に行くことになったので、この日も日本の話で盛り上がりました。

日本を離れたのが10歳の時で、その時には日本語をぺらぺら話していたようです。
今はほとんど忘れてしまったそうですが、ちょっと「いただきます」と言うだけでも、英語のクセがなくて、発音がとても自然できれい。
やっぱり子どもの頃に覚えた言葉って違うんだなーと改めて思うのでした。

「でも言葉もほとんど忘れちゃったし、東京のどこに住んでいたかは詳しく覚えていないのよ。それなのに、日本語の先生の小指の爪がやたらに長くて不思議だったことをよく覚えてるの。やっぱり子どもの記憶って曖昧ねー」とマダムは笑うのです。

その他にはどんなこと覚えているの? と聞いてみると、そうねぇ、コマーシャルの歌とかね、というので、どんなの? と突っ込んでみると、なんとゴージャスなマダムの口からこの歌が!




このリンクは2016年バージョンなので、スギちゃんの部分は抜くとして、マダムが歌ったのはまぎれもなく、この♪ブタブタ子ブタ、お腹が空いた♪という歌。
しかもきれいな発音で。

ロンドンでこの歌を聞くことになるとは思いもしなかった私は、一気に脱力。笑
気さくなマダムがますます大好きになりました。

家に帰ってから上のリンクを彼女に送ってみたら、すぐに返事が来て、「アメリカにいる兄に転送したわ! 兄も覚えてるはず!」とすごく嬉しそうでした。

立派なお家のゴージャスなマダム、もともと無邪気な感じの方ですが、日本の話をしている時はなんだか子供に戻ったみたいで本当に可愛らしいのです。
きっと日本で過ごした子ども時代はとてもお幸せだったんでしょうね。
そう思うと、なんだか私まで嬉しくなりました。
私もこんな風に年をとれたら嬉しいなあ。

こうなりたいと思わせてくれる人が近くにいてくれて、本当に幸せ。
国を超えて罪のない楽しい歌を共有できて幸せ。

彼女とはたまたま日本のことで盛り上がったけれど、出身や国籍や人種や宗教が違っても、人はやっぱり人柄なんだよなあと思うのです。
日本にいた頃よりほんのすこし私なりに視野が広がって、ロンドンに感謝する毎日です。

みなさま、どうぞ良い週末を。


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキングへ

by londonsmile | 2017-02-11 19:05 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(0)
今年は本当に有名なミュージシャンや俳優さんがたくさん亡くなりましたね。
イギリスだけでも、歌手のデビッド・ボウイ、俳優のアラン・リックマン、つい最近クリスマスの日に亡くなった歌手のジョージ・マイケルと、まだ若くしてこの世を去っていきました。

年末になると、今年亡くなった人たちを振り返って紹介するのはイギリスでも同じこと。
昨日の新聞The Timesにも、今年亡くなった人たちの追悼記事がまとめて紹介されていました。
e0114020_23533583.jpg
キューバのカストロ将軍や、世界的に有名なカナダ人の歌手レナード・コーエンに混じって紹介されていた中に、日本人登山家の田部井淳子さんのお名前がありました。
女性として世界で初めて世界最高峰のエベレスト登頂に成功した田部井さん。
日本では静かに活動していらっしゃいましたが、世界ではこんなに注目されていたんですね。

まだ70代とお若くて残念だったと改めて思うとともに、やはり異国の地で日本人の功績が取り上げられているのを見るのは誇らしい気持ちでした。
田部井さんがエベレストに登頂された当時、私はまだ山に登るなんて考えもしなかった頃だったので、ふうん、すごいなあと思っていた程度でしたが、その後5000メートルを超えるエベレスト・ベースキャンプに自分も行った時に、登山家の方々の体力と勇気がとてつもないものだとよくわかったのです。

追悼記事では、エベレスト登頂に至る前に、田部井さんは大きな雪崩で死も覚悟したそうだ、というエピソードも紹介されていました。
それでもひるまずに登り続けたんですね。

田部井さん、勇気と感動を与えてくださってありがとうございました、と、異国の新聞記事を読んで改めて思った私です。
今年亡くなった方々とともに、どうぞ安らかにお休みください。


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキングへ

by londonsmile | 2016-12-30 00:10 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(2)
今年は秋に日本に帰っていたので、柿を食べる機会が多く、すっかりその美味しさのトリコになって帰ってきました。

日本にいた時には特に柿が大好きというわけではなかったのですが、ないと思うと食べたくなるので(笑)、以前からロンドンでもたまに見かけると飛びつくように買っていたのですが、今年はなんだか例年よりよく柿を見かけるような気がするのです。
柿が人気になってきているのか、私の目が自然に柿を探してしまうのか、その辺はわからないのですが!

以前は実が固くて甘さ控えめなものが多かったのに、最近ではねっとり甘いものもあって、味にバラエティーが出てきたことを考えると、やっぱり柿人気が高まっているのかもしれません。
e0114020_08284575.jpg

柿はイギリスから見ると外国からやってきた果物ですが、英語ではなんと言うでしょう?
この上の写真ではpersimmon("パーシモン"と発音)と書いてありますね。
これはよく辞書にも載っている名前で、一般に通じます。

それからsharon fruit("シャロン フルーツ"と発音)という言い方もあるんです。
これは、イスラエルのシャロンという地域で多く作られていることから付いた名前だそう。
こちらも、イギリスでは広く通じます。

柿は秋に実がなるので涼しいところでできる印象ですが、イスラエルのような暑い国でたくさん作られているのは、ちょっと意外。
ちなみに柿の生産量・消費量ともに多いのは、世界でも中国、韓国、そして日本が圧倒的なのだそうで、イギリスでもこんな風に呼ばれることもあるんですよ。
e0114020_08282331.jpg

カキ♪
そのまま「柿」と言われることもあり、日本人としてなんとなく鼻が高く、嬉しくなってしまいます。

ちなみに、縦長い柿は日本では渋いことも多いのですが、こちらで見る柿には甘さと形はあまり関係ないようです。
そして種なしが圧倒的に多いのが日本の柿との大きな違いかもしれません。

柿がそのまま通じるのは嬉しいのですが、この前、面白い表示を見ました。
e0114020_08283437.jpg

Khaki?
カーキ?

カーキ色の「カーキ」と同じスペルになっていました。
(knakiにも見えるけど、nに見えるのは単に字のクセだと思うのです)
「カキ」という音から推測してこうなったのかな。
先週ご紹介したカマツナといい、このカーキといい、なんだか力の抜ける音で、クスッと笑っちゃいますね。

柿はビタミンも豊富で医者いらずとも言うようですが、同時に体が冷えるとも聞きます。
初霜もおりて気温がどんどん下がり始めたロンドン。
美味しい柿をつい食べ過ぎないように気をつけねば!笑


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪



人気ブログランキングへ

by londonsmile | 2016-11-27 22:00 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(6)
土曜日ごとにわが家の近くで開かれているマーケット。
久しぶりに行ってみたら、ほとんど食べ物ばかりになっていました。

前はちょっとしたアンティークとかもあった気がしたんだけどな。
まあ、近くでおいしいものが手に入るのはいいことだ♪

そして今日の戦利品は新鮮そうな野菜の数々。
e0114020_03180730.jpg
一番大きく写っている野菜、名前を見ると……カマツナ???

きっと小松菜と言いたかったんだと思うのです。
これ、教えてあげるべきかしらん。
それとも本当に「カマツナ」なのかしらん。

それにしてもこの小松菜、ならぬカマツナ、なんだか丸々とよく育っていて、まるでチンゲン菜みたいです。笑

お味の方はどうなのかな。
マーケットで見慣れないカマツナを見つけたので、つい興奮して買ってしまいましたが、今日はもう他の献立を決めていたので、これは明日のお楽しみ。

でも小松菜なんて食べるの久しぶり……、じゃなくてカマツナなんて食べるの初めてなので(笑)どうお料理したものか迷います。
私の中で最初に浮かんだのは厚揚げとの炒め物でしたが、厚揚げなんて、また遠くまで行かなくちゃ手に入らないし。
おひたしだと、なんだか地味だし。笑

小松菜、あるいはカマツナのおいしいレシピがあったら教えてね、とFacebookで友達に呼びかけてみたら、出てくる、出てくる……!
厚揚げがなければ油揚げで、とか、豚肉とも合うよ、薄切りでも角煮でも、とか。
中には「小松菜ハイボール」っていうのもあるよーという貴重な情報も。笑

いろいろ考えた挙句、結局シンプルに油揚げとの煮浸しにしました。
e0114020_03382732.jpg

立派な茎が少し心配でしたが、すぐに柔らかくなってくれて、小松菜の香りもしっかりしておいしかったです。
ほうれん草が苦手なインディーは疑い深そうにしていましたが、ひと口食べて機嫌が良くなっていました。
小松菜のいい香りがわかったのかな!?笑

煮浸しって、日本らしくて素朴でいい調理法だなと改めて思った夜でした。
カマツナ、万歳! また買いに行きます!


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪



人気ブログランキングへ

by londonsmile | 2016-11-21 03:45 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(6)
週末に実家でついていたテレビで堀内孝雄さんが歌っていました。

♪鳶色のひとみに誘惑の陰り 金木犀の 咲く道を〜♪

ご存じ、『君の瞳は1000ボルト』です。
若い方はご存じないかな。
私はつい懐かしくて、その後もなんとなくこの歌のハミングを繰り返しました。笑

そして次の日、道端を歩いていたら、なにかいい香りが。
e0114020_15020993.jpg

あら、キンモクセイ♡ すごい偶然です。そして甘くていい香り♪

イギリスにもキンモクセイってあるのかなあ。
私は見たことがありません。

この独特の香り、つい吸い寄せられちゃいますよね。
私の他にも立ち止まってお花を見ている人が何人かいました。
思いがけず、久しぶりに良い思いをさせてもらって嬉しかった♪

まさに「金木犀の咲く道を」歩いていた私、ふと見ると、こんなものも。
e0114020_14595089.jpg
花カイドウの紅葉♪
これは初めて見た気がします。

春に帰った時には、可愛らしい花をつけていましたが、秋には葉が紅葉するんですね。
しかもとてもきれいな色。
また秋に帰ってくる楽しみが増えました。

こんな具合に、今のところはのんびりした日本滞在です。


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキングへ

by londonsmile | 2016-10-03 15:10 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(2)
日曜日はもうすぐ閉館になるロンドン漱石記念館に行ってきました。

大好きな明治の文豪、夏目漱石は大好きな作家で、今でも嫌なことがあった日は、よく『我輩は猫である』を読み返して、気分を楽しくさせたりしています。笑
ユーモラスでいいんですよ〜。

その漱石、1901年から約2年間ロンドンに留学して、英文学の勉強をしていました。
そしてこの記念館は、在英中の最後の下宿先の向かいの家にあるとのこと。
漱石研究家の恒松郁生さんという方が1984年からということなので、もう32年続いたんですね。

実は私はロンドンに留学した1992年に一度こちらに伺っているので、今回で二度目の訪問になるのです。
記念館や周りの土地のこと、どのくらい覚えているのかな、と自分でも興味津々でした。
e0114020_08071561.jpg
記念館があるThe Chaseという通りの標識。
なんだかいわくありげなカッコいい名前ですね。

漱石記念館は、クラパムコモン(Clapham Common)という良い雰囲気の住宅街にあります。
実はここ、わが家からバスで1本という便利な場所だったのですが、ここに行こうと思って調べるまで気づきませんでした。
もっと早く行けばよかったなあ。
e0114020_07275600.jpg

開館の午後2時までに時間があったので、少し周りをぶらぶらしてみることにしました。
e0114020_08065149.jpg
コモンというのは、誰でも自由に使える広い緑地のこと。
お元気もそう悪くない日曜日だったので、ベンチに座る人、走っている人、買い物袋を下げて歩く人などなど、たくさんの人が出ていました。

ロンドン留学中に神経衰弱に悩まされていた漱石は、気晴らしに自転車に乗ることを下宿先で勧められ、この緑地でも練習したと言われています。
この日も自転車で通る人を見る度に、つい漱石の様子を想像しちゃいました。笑

ちなみにもう一箇所、自転車の練習をしたというラベンダー・ヒルという道は、私の歯医者さんがあるところ!
これまた勝手にご縁を想像して、ニヤニヤ。
e0114020_07285029.jpg
おおー、なんだか気持ち良く晴れてきました。
ちょっと住宅も見てみましょうか。
e0114020_07292684.jpg
立派なお宅も多いのです。
もともと裕福な人が住む地区だったんでしょうね。
賑やかな市内から少し離れているので、ここだと大きな家を建てやすかったのかもしれません。
建物はビクトリア朝のものが多いようでした。
e0114020_07300018.jpg
このお家には著名人が住んだ家に貼られるブループラークがありました。
写真では見えないと思いますが、これはイギリスの作家のグレアム・グリーンのもの。
なんだか文学の香りのする町ですね。
e0114020_08122323.jpg
変わった葉の木も発見。こういう葉っぱ、初めて見ました!
これはイチジクの一種かしらん。それともヤツデの仲間かしらん。
e0114020_07353994.jpg
記念館のパンフレットにも写真が使われていたポスト。
漱石が暮らしたビクトリア時代からあったものです。
漱石も、ここから手紙を出したかな、と想像が膨らみますね♪

The Chaseが下り坂になりかけた辺りに、ブループラークのある家が見えてきました。
これが漱石が下宿した家です。
e0114020_07355900.jpg
e0114020_07363198.jpg
ちょうど改装中で見えにくかったのですが、漱石の名前が書いてありました。
この建物は、漱石の渡英100年を記念して、2002年に歴史的建造物に指定されたそうです。

そして、その真向かいにある建物がこちら。
漱石記念館の入口です。
e0114020_07365756.jpg
閉館直前の日曜日ということもあり、開館時間の2時前からぽつぽつと日本人らしき人達が集まって、家の前で待っていました。
私たちも早く到着組だったので、周りをキョロキョロしながら時間待ち。

そして開館。
ドアのブザーを押すと、「どうぞお二階へ」と声がして、表の戸が開きました。

言われた通り2階にあがると、「こんにちは」の声とともに、この肖像画が目に入ってきました。
e0114020_07374759.jpg
中で料金をお支払いして(一般4ポンド、学生さんなどは割引があるようです)パンフレットをいただいて、あとは自由に見学。
e0114020_08051701.jpg

お部屋2つ分と廊下の壁に、漱石の留学の様子がわかる資料や写真がぎっしり展示されていました。
漱石が持っていたものと同じ英語の文献、漱石が在英中に行った劇場のパンフレット、師事した先生の写真や、悪筆だと漱石も書いているクレイグ先生の手書きの手紙のコピー、漱石関連の出版物や各国語への翻訳書などなど。
これだけ情報や資料を集めるのは本当に時間も労力も必要だっただったと思います。
そして、そんな資料や写真に囲まれて、私の頭の中はぼんやりと漱石がいた頃の1900年頃のロンドンへ、そして1992年のロンドンへ。

1992年にロンドンに留学した時、到着して数日後、まだ学校が始まる前に、私はこの漱石記念館にうかがいました。
夏目漱石が好きだったので、ロンドン留学の先輩という縁ができたことが嬉しかったのです。

その日は漱石の『倫敦塔』にでも出てきそうな重苦しい曇り空でした。
今のようにGoogleマップもなかったので、当時はみんなが持っていたLondon A to Zというロンドンの地図を手にしっかり握りしめて、地下鉄の駅からの道を不安に思いながら記念館に向かったことを今でもよく覚えています。

まだ学校も始まっていなくて不安だったんでしょうね。
展示をじっと見入って、ロンドンの様子を必死に探ろうとしていた気がします。
展示してあるのは、もう100年前のロンドンなんですけどね!笑
そして神経衰弱になった漱石を想像して、自分もノイローゼになるんじゃないかしらんと心配したりして。笑

今回、すがすがしい秋晴れの日に、イギリス人の家族と一緒に訪れた記念館は、まったく違う印象でした。
私の英語もその時よりはマシになったし、ロンドンの様子もずいぶんわかるようになりました。
何よりインターネットの普及で日本との距離がぐんぐん縮まり、活字中毒で寂しいどころか、テレビ番組だってこちらでもすぐに見られるし、日本の家族や友達の顔を見ながら無料で話もできます。
あの時の不安な私に教えてあげたい。
心配しなくても何とかなるよ、と!笑
e0114020_07475585.jpg
記念館の裏窓からの景色。
テレビのアンテナ以外は、きっと漱石が暮らした時代をほとんど変わっていないんだと思います。
時間が経って、変わるものもあり、変わらないものもあるんですねぇ。
と、またおセンチモード。笑

記念館の展示はとても充実していましたが、閉館前のラッシュで、とにかく大混雑でした。
前日の土曜日もかなり慌ただしかったそうです。

この日は館長の恒松さんはいらっしゃいませんでしたが、おそらく奥様かな、という方と、お忙しい合間をぬってほんの少しだけお話しさせていただきました。
もともと、漱石の没後100年の今年か、生誕150年の来年に閉館することを考えていたそうです。
閉館後に資料を引き取りたい、買い取りたい、という話がずいぶんきているそうですが、まだはっきり決まっていないとのこと。
ただ、いずれはどこかの博物館のようなところに展示するのがいいのかなあというお考えはあるそうです。

恒松さんと関係者の方々のこれまでのお仕事に感謝しつつ、漱石の作品が今でも読める幸せをかみしめつつ、留学時代の自分も振り返った不思議な時間でした。

この記念館、残念ながら9月29日で閉館します。
お時間のありそうな方、ぜひいらしてみてください。

London Soseki Museum
80b The Chase, Lambeth, London SW4 0NG
e0114020_07310181.jpg
帰りに通ったThe Chaseの道ばた。
秋の午後の光がぼんやりと塀にうつる様子が、どことなく『硝子戸の中』や『夢十夜』を思い出させてくれました。
また漱石を読もうっと♪

と、良い気分でここまで書いてきて気がつきました。
前に書いた猫の広告がある駅に行きそびれたーー!

ここにはバスで行かれることに気づいて喜んでしまい、すっかり猫の広告の事を忘れていました。
しまったー!
しかも広告は昨日まででした。
また同じような企画が持ち上がることを願うばかりです。

せっかくおセンチに終わりたかったのに、オチがついちゃった私の日曜日でした。
とほほ〜ん。


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキングへ

by londonsmile | 2016-09-27 16:47 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(2)
(訂正:最初、マーケットの名前を「ボロマーケット」と表記していたのですが、どうやらカタカナではバラマーケットという方が多いらしいので、書き直しました。
英語はBorough Marketなのですが、発音は「バラ」に近いようです。
最初に見てくださった方、ごめんなさい!)

先週、インディーが家に帰ってくるなり、「はい、おみやげ!」と紙袋を渡してくれました。
なんだろう。軽いなあ。

と、やっぱりちょっとワクワクしながら開けてみると、ゴマ!笑
e0114020_02313748.jpg

今回のお土産は左側の梅味のゴマでした。
右側のものは少し前にもらったゴマ塩味。笑

お料理好きな彼は、よくおいしい食べ物や材料が揃うバラマーケット(Borough Market)に一人で行って買い物してきます。
「おいしい料理は良い材料から」がモットーの彼、食材にはこだわりがあるようです。笑

中でも最近、カレーを作るのに気に入っているらしいのが、バラマーケット内にあるSpice Mountainというスパイスのお店。
世界中のスパイスやハーブを集めて売っています。
ちょうど7月に行った時の写真があるのでどうぞ♪
e0114020_06451097.jpg

これはほんの一部で、お店の中がスパイスだらけ。
中にはこのゴマのように、「スパイスかな?」と思うものもあるのですが、まあ、それは「エキゾチックなもの」くくりで、ということで。笑

この梅味のゴマ、周りに梅干し風味がついていて、ふりかけみたい!

e0114020_17450903.jpg

と思ったら、ご飯にかけるfurikakeの材料として伝統的に使われている、と説明に書いてありました。
梅味のゴマが「伝統的」かどうかは地域によるかもしれないけれど、おいしいし、懐かしいし、私は大喜びです。
ごま塩の方は、味はおいしいのですが、ゴマが一部すってあるので全体に柔らかく、いわゆる日本で食べるあの「ごま塩」のつぶつぶ感がないのが、ちょっと残念だったので、この梅味は大ヒットでした。

ちなみにこの梅味のゴマ、ご飯の他にも「肉や魚、サラダ、パンにもふりかけて」と書いてありました。
う、うん、試してみよう・・・かな。笑
e0114020_06425782.jpg
バラマーケットはなんと1000年以上の前からこの場所にあったマーケット。
一時はすっかり寂れていたそうですが、1990年代から息を吹き返し、その後のグルメブームもあって、今ではロンドナーにも観光客にも大人気のスポットになっています。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記』の撮影にも使われて話題になりましたよね。

当初は週末しか開いていなかったのに、今では平日にも開けるお店がずいぶん増えたよう。
その場で食べられる世界の料理もあるし、食材も豊富に揃っているので、見ているだけでも楽しいですよ。
ぜひ一度いらしてみてくださいね。

と、ゴマの話から、なんだかバラマーケットの話になっちゃいました。
私は今夜、梅味のゴマをご飯にふりかけていただきまーす♪
e0114020_06443209.jpg
(ロンドンの新しい名物、西ヨーロッパで一番高い建物のシャードもすぐ近く)


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキングへ

by londonsmile | 2016-09-07 18:07 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(4)

妹夫婦が来英中

日本から妹と義弟くんが遊びに来てくれています。

二人でイギリスに来てくれたことは前にもありましたが、今の家に引っ越してからは初めて。
前とはまた違うこの家を見てもらうのが楽しみでした。

到着した日は、時差と長旅でお腹の様子も不規則になっていると思い、家で適当なおつまみ大作戦で歓迎しました。

e0114020_06184894.jpg

あら、ハムやチーズやパイと一緒に写っているこの方々は?笑
前にもブログに書いたことがありますがが、妹が作ったテディーベアのよしおとよしこなんです。

妹と私はよくこの二人のクマを連れて旅行し、あちこちの観光地で二人の記念写真を撮っていました。
二人ともロンドンにはもう何回も来ている旅慣れたクマなんですよ。
お兄さんのよしおの方は、旅慣れし過ぎて、パイロットのようなゴルフのキャディーさんのような服装になっていますが!
でもサングラスがクールでしょ♪
アロハシャツはテディーベア柄なんですよ。

よしおとよしこのこともかわいがってくれる義弟くんは、筋金入りの晴れ男。
ずっと寒くてお天気もパッとしなかったロンドンが、到着の翌日にはぱあっと晴れて、暑く感じられるほどになりました。
さすが!

さらに、聞いたところによると、松岡修造さんも全英オープンゴルフの取材で英国入りしているとのこと。
だから気温も上がったんですね、間違いない。笑
ビバ、義弟くん・松岡修造さんのコンビ!

このまま、せめて二人が滞在している間は良いお天気が続いてくれますように。
松岡さんもよろしくお願いしまーす!

私は、普段会えない二人とクマ二人との時間をおもしろおかしく、大切に過ごしたいと思います。


******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキングへ

by londonsmile | 2016-07-17 06:42 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(2)
先日、ロンドン市内でも人通りの多いコベントガーデンの辺りを歩いていたら、なんと、アンパンマンに出会いました。

e0114020_04472118.jpg


車のシートの頭の部分のカバーなんですが、なんて言うのかと思って調べたら、ヘッドレストカバーというのですね。

とにかく、それがアンパンマンでした。
写真に写りませんでしたが、助手席のカバーはバイキンマンだったのです。
なんとなくこだわりが感じられますよね。笑

このアンパンマンは日本から来たのか、海外で作られたものなのか、日本人の車だったのか、他の外国人の車だったのか、家族用の車なのか、それとも運転している人の趣味なのか……詳細は一切不明。笑

それでも、ロンドンの街なかで急に出会った懐かしい顔に、ついつい顔がほころんでしまったのでした。


*******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキングへ

by londonsmile | 2016-02-19 05:31 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(2)
週末は大好きな友達の誕生日でした。

大人で何でも持っている彼女に何をプレゼントしていいのか、以前はずっと困っていました。
もちろん大人には商品券を贈るとか、思い切っておもちゃみたいなものにするという手もありますが、もっと何か私らしいものをプレゼントしたいと思って。

試行錯誤した結果、この2、3年は、彼女の大好物の五目ちらしを作ることに落ち着いてきたのです。
お米をたくさん食べるイラン出身の彼女は和食も好きで、お酢のご飯と甘めに煮た野菜の組み合わせの五目ちらしが大好きなんですって。

今年もその手で行こうと思ったのですが、それにしてもずっと続けて同じものになるので、今年は目先だけでも変えてみたいと思ったんです。
そして日曜日の午後に作ったのが、これでした。

e0114020_03400304.jpg


五目ちらしで作ったケーキです。
あれ?それともケーキ風なちらし寿司というべきか?笑

実はお料理の手間自体は、普通の五目ちらしよりこっちの方が楽なんです。
五目ちらしは野菜をいろいろ刻んで煮ますが、これだと火を使うのは椎茸そぼろと錦糸卵だけ。
あ、あとエビと絹さやをちょっと茹でましたが、とにかく刻みものが圧倒的に少ない。

お料理よりも緊張したのはケーキの形にすることでした。
このレシピを使ったのですが、牛乳パックにラップを敷いて使うというアイディアがすばらしい!
後で気づきましたが、ケーキ型でも良かったのね。ケーキにするんだし。笑
でもわが家の型はちょっと大きめだったので、やっぱり紙パックが扱いやすくて良かったかな。
とにかく、ご飯と具を交互に紙パックの中にぎゅうぎゅう押し込めました。

e0114020_03401684.jpg

それなりに見えているでしょうか。
詰め物がガタガタしてるなーとか、突っ込む点はいろいろあるのですが、初めてにしてはまあまあかな、と自分では甘く点をつけることにしました。笑

e0114020_03543551.jpg

お届けは仕事で市内に行くインディーにお願いしたので、形が崩れないように、紙パックに慌ててラッピングペーパーを貼り、そこに入れて持って行ってもらいました。
やっぱり紙パック、大活躍。笑
トッピングのエビと絹さやはどう考えても崩れそうだったので、別の小さいタッパーに入れました。

さっきインディーから「届けたよー」とメールがあったので、友達に自分でトッピングしてもらうようにメールし、デコレーションの例として写真も送ったら、喜んでくれました。よかった♪

あとは味も美味しいと思ってくれることを願うばかり。

お誕生日、おめでとう。
いつまでも大好きだよ♪


One of my Iranian friends loves Japanese rice dishes, so I have made her some for her birthday for the last few years.


But this year, I've decided to do something a little different and tried this cake, made of rice. In fact, this particular recipe requires less chopping and was easier to cook, it was more the shaping that I got nervous :S


Does it look like a cake???



*******************************************
今日も読んでくださってありがとうございます。

ブログランキングに参加しています。
下の2つのバナーをクリックして票を入れていただけると、とても励みになります!

応援どうもありがとうございます♪




人気ブログランキングへ

by londonsmile | 2016-02-09 04:03 | 私の中の日本人 | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


by londonsmile