カテゴリ:イギリスの人・暮らし( 56 )

春は巣作り!?

今日は久しぶりにロンドン市内に出かけてきました。
バスの中で、しばらくぶりに見る外の景色にキョロキョロしちゃう自分に、自分でびっくり。笑

古い建物が多いせいか、ロンドンでは改装している家を良く見るのです。
こんな風に。
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これはかわいい方で、大きな家ではクレーンのようなものを使って大改造する家もあったりします。
外からは古い建物に見えても、中に入って見ると超モダンな造りになっている、なんていうこともよくあるのです。

でも、それにしても工事している家が多い気がするなあ。
春が近づいて暖かくなってきたからかしら。

そして帰りにスーパーに寄った時、「春のお掃除フェアー」みたいな感じで洗剤類のセールをしていていました。
なるほど、春は住まいを変えたり、きれいにしたりする季節なのかもしれません。
日本のように大晦日の大掃除という習慣もないし、暖かくなってきたらお掃除、ということなんでしょうか。

インディー曰く「鳥が巣作りするみたいなもの」で、やはり伝統的に春はお掃除のシーズンなんだそうです。

じゃあ、私もお掃除しないとね。
さて、まずはどこから手をつけていいものやら・・・。
とりあえずブログを書いてから考えようと思ったのですが、ああ、もう終わっちゃった。笑
えーと、バスルームの鏡を磨くことにします!


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by londonsmile | 2015-03-04 09:32 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(2)
1月25日は、スコットランドでは18世紀の詩人、ロバート・バーンズの誕生日を祝うバーンズ・ナイト(またの名をバーンズサパー)の日でした。

バーンズは地元の言葉でたくさんの詩を残したスコットランドを代表する詩人。
ちょっと旅行しただけでも、あちこちでバーンズの詩の引用に出会うし、本当に愛されている詩人のようです。
スコットランドでは大晦日に、日本でも卒業式によく歌われる『蛍の光』(の英語版)もバーンズの作詞です。

本当はイングランドではあまり関係ないので、何をする日なのか知らなかったのですが、今週はパブの看板などに「今週末はバーンズ・ナイト」なんて書かれていて、スコッチウィスキーでも飲むのかな〜なんてぼんやり思っていたのです。

そうしたら、友達から「バーンズナイトをするからご飯食べに来ない?」というお誘いがあり、大喜びででかけてきました♪
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あれれ?これはスコットランド風というわけではありません。笑
声をかけてくれたのはシリア人女性とスコットランド人男性のカップルで、中東のインテリアを上手に取り入れた素敵なお家に住んでいるんです。

ソファーで軽く飲みながらおしゃべりをした後は、いよいよバーンズナイトの始まり。
彼のスマホをスピーカーにつないでバグパイプの演奏が始まり、その高らかな音色にのってスコットランド名物のハギスが運ば
れてきました。

早速切り分けるかと思いきや、その前にバーンズの詩をみんなで朗読しようというのです。
え?私、なにも知りませんけど?

「もちろん、もちろん」と、彼はハギスについての詩、Address to a Haggisが表示されているタブレットを差し出してくれました。
バーンズナイトには、この詩を朗読してハギスを食べる習わしだそうです。
やっていることは伝統的なんだけど、スマホやタブレットを活用しているところが21世紀。笑

間接照明で部屋全体が薄暗く、キャンドルの灯りがちらちらする中、タブレットを回しながらそれぞれ1段落ずつ朗読です。
ひえー、詩の朗読なんて生まれて初めて!
しかも地元の言葉も混じっているので、見たことのない言葉もあり、インディーさえも発音しにくそうにしていました。

でもさすがにスコットランド人の彼が滔々と読み上げると言葉とリズムが合っていて情熱的。
意味はよくわからなくてもすうっと引き込まれて、うっとり聞き入りました。
彼、普段は本当に静かな人なんですが、バグパイプの音楽をかける時の嬉しそうな様子とか、みんなで詩を読まなくちゃだめだよと主張する感じとか、なんだかいつもより力強くて男らしかったなあ。
生まれ育ったものが与えてくれる力ってすごいなあと改めて思ったのでした。

そしてお待ちかね、ハギスに入刀です!笑
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じゃーん!これがハギスの元の姿。
この大きなハムみたいな袋の中に、挽肉のように細かく刻んだ羊の内臓がハーブやタマネギと一緒に詰まっています。
実は私は羊はあんまり得意じゃないのですが、ハギスは独特な匂いもなくて好きです。
特にこのハギスは本当にクセがなくて美味しかった♪
ただレバーなど内臓系が苦手な人にはちょっと厳しいかもしれません。

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袋を切って中身をすくい出し、お皿に盛りつけると、こんな感じになります。
バーンズナイトではウィスキーと共に食べたりするようですが、彼はウィスキーを混ぜたクリームソースを作ってくれたので、それをかけてワインと一緒にいただきました。
濃厚でハーブやスパイスたっぷりなので、断然赤ワインが合います!

右側にまあるく添えられているのは、スコットランド風にいうneeps and tatties。
neepsはスイード(swede)というカブのような野菜、tattiesはポテトのことで、簡単に言うとスイードも一緒に砕いたマッシュポテトのようなものでしたが、これはハギスの典型的な添え物だそう。
ポテトにちょっと違う食感が加わって美味しかったです。

さらにデザートもスコットランド料理でしたよ。
スコットランドを旅行した時に大好きになったクラナハン(cranachan)
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オーツ麦、ラズベリー、クリームにウィスキーというスコットランドの名産品を混ぜたデザートです。
久しぶりに食べて美味しかったのですが、観光した時に食べたものを友達の手づくりで食べていると思うと、ますます嬉しくなりました。

こうして初体験の私のバーンズナイトは本当に楽しく、スコットランドの友達がますます好きになって、温かい気持ちで終わりました。
手づくりガレット・デ・ロワをごちそうになった時にも思ったのですが、他の国の伝統や特別な食べ物を知るのは楽しいですね。
それも観光でなくて、その地元の友達に教えてもらうのって、すてき。
私たちと一緒に故郷のバーンズナイトをしようと思ってくれた友達カップルに心から感謝です。

考えてみると、この日のメンバーはスコットランド人、シリア人、イングランド人のインディーと日本人の私。
イギリス料理はずいぶん一緒に食べているので、次はシリア料理か和食で集まろうと盛り上がりました。

ちなみに、スコットランド旅行をした時の美味しい経験を以前に書いているので、良かったらご覧くださいね→スコットランドの旅その13〜おいしいスコットランド!


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by londonsmile | 2015-01-26 18:24 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)
今週水曜日、コモンウェルスゲームのグラスゴー2014が始まり、会場となるスコットランドのグラスゴーで開会式が開かれました。

グラスゴーは地名だとしても、コモンウェルスゲームって、あまり聞き慣れない言葉ですよね。
コモンウェルスという言葉を辞書で引くといろいろな意味がありますが、ここでは英連邦王国のこと
(あるいは「イギリス自治領」とも言うそう。正確には英語ではCommonwealth realm)。
英国の王(または女王)を自分の国の王とする国のことで、カナダ、オーストラリア、インドなど、基本的にはイギリスの元植民地だった国の集まりです。

その国々の代表選手が集まって、オリンピックのようなスポーツの国際試合をするのがコモンウェルスゲームなんです。
4年に一回、参加国持ち回りで開催されることを考えると、まさにコモンウェルス版のプチオリンピック!
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(今回の写真はBBCニュースから拝借しています)

開会式は歌あり、音楽あり、ダンスありの大掛かりなもので、個人的には先日のワールドカップの開会式より見ごたえがあった気がしました。
何より楽しかったのは、今年の会場となったグラスゴーのあるスコットランド地方のキャラクターを全面に押し出した演出!

スコットランドといえば、上の写真にもあるようにスカート式の男性の民族衣装、キルトがすぐ思い浮かびますよね。
柄もスコットランドのタータンチェックです。
他にもネス湖のネッシーが登場したり、有名なヘザーの花を表した幕が使われたり、スコットランド名物やお菓子や飲み物を象ったものが使われたり、スコットランド出身のロッド・スチュワートや、日本でもおなじみのスーザン・ボイルが歌ったり(しかもスコットランドにまつわる歌!)、これでもかというスコットランド色が楽しく散りばめられていて、「スコットランドへようこそ!」のメッセージが強く伝わってきました。
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オリンピックよりはローカル色を出しやすいということもあるのだと思いますが、もともとスコットランドの人達は自国愛が強いことでも知られています。
また現在独立運動が高まっていて、今年9月には市民の意見を問う投票が行われる予定なので、この機会に強くアピールしたかったのかもしれません。
そしてもちろん純粋なサービス精神も!
いずれにしても、見ている方としては観光気分が味わえちゃう楽しいショーでした。

ちょっとびっくりしたのは、男性同士がキスする場面があったこと。
同性愛者を受け入れるよ、というメッセージではありますが、こんな公な場所でなくても、という批判もあり、物議をかもしています。

英国の元首を自国の元首とする国の集まりですから、もちろん英国の元首、エリザベス女王様の登場は欠かせません。
これまたスコットランドらしいバグパイプ隊に先導されて、ロールスロイスに乗ってご登場。
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女王様が開会を宣言された後に花火で盛り上がる様子は、まさに2年前のロンドンオリンピックのデジャヴーを見るようでした。

かわいかったのは、選手入場の時に各国の名前が書かれた洋服を着て選手を先導したスコティッシュテリア!
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もちろん人間も一緒です(笑)。
中には行進を拒否するワンちゃんもいて、スコットランドっぽいお洋服のお姉さんに抱っこされて登場していました。
和むなあ!
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こちらはスコットランドチームの入場。
男性はキルトを着ていますね!
この大会では、サッカーワールドカップと同じように、英国内がスコットランド、イングランド、ウェールズ、北アイルランドに分かれて参加しているほか、さらにジャージー島やマン島なども別チームとして参加しています。

このコモンウェルスゲーム、別名フレンドリーゲーム(親善試合)とも呼ばれており、オリンピックより参加国数が少なくなる分、ちょっとリラックスしていて、ほのぼのエピソードが多いことでも知られているそうです。
例えば初日だけでも既に、かっこよく紹介されて登場したスカッシュの選手がラケットを控え室に忘れていて取りに戻ったり、柔道では試合相手が現れなかったり、ということがあったそう。
国際試合の経験が少ない選手が多いからかもしれませんが、国際試合に出る選手なのに、妙に親しみを覚えちゃいますよね。
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写真はフィジーの選手団。
この人達に具体的にほのぼのエピソードがあったわけではありませんが、もう見ているだけでほのぼの♪

世界最速の男ウサイン・ボルトや、英国のスター陸上選手モー・ファラー、英国人としてツール・ド・フランス初優勝もした自転車のブラッドリー・ヒギンズなど、オリンピックでも活躍した有名な選手達もたくさん参加するこの大会、これから8月3日まで続きます。
私が思っていた以上に英国全体が盛り上がっているようで、BBCの朝のニュース情報番組Breakfastも初日はグラスゴーに場所を移して放映していました。
日本ではスポーツの秋と言いますが、こちらはスポーツは夏が真っ盛り。
これからの約2週間、毎日楽しみです。

盛り上がった開会式の様子は、以下のリンクで映像を見ることができます。
楽しい演出だったので、イギリス好き、スポーツ好きの方、ぜひご覧下さいね。

*英国にお住まいの方は27日までこちらのBBC iPlayerのリンクで。

番組全体が180分と長いので、見所だけでいいよという方は4分弱のダイジェスト版を。

*英国外にお住まいの方はYoutubeのリンクで映像が見られます。


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by londonsmile | 2014-07-25 15:23 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)
日曜日、何気なくテレビをつけたら、ドリー・パートンが野外ステージで歌っていました。

若い方、ドリー・パートンって知ってる(笑)?
アメリカのカントリー&ウェスタンのクイーンで、映画『9時から5時まで』や『マグノリアの花たち』では女優としても活躍した人なんです。
詳しい経歴はこちら(日本語)をどうぞ。

そしてその野外ステージを見て、この週末はグラストンベリー・フェスティバルだったことを思い出したのでした!
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(今回の写真は、BBCのサイトから拝借しています)

グランストンベリー・フェスティバルは、毎年サマーセットのグラストンベリーという場所で開かれる野外ステージでのパフォーマンスのお祭りで、広ーい会場にいくつものステージを作って、音楽を始め、ダンス、サーカス、映画などが楽しめるというもの。
(詳しくはこちら(日本語)でお読みください。
音楽以外にもいろいろこと、この記事を読んで初めて知りましたが、今年はイングリッシュバレエのパフォーマンスがあったそうです)

残念ながら私はまだ行ったことがありませんが、参加する人はテントを張って泊まり込んだりするそうで、日本でいうとフジロックみたいなものかな。
世界のあちこちで野外コンサートはありますが、世界最大規模というグラストンベリーは、イギリスではウィンブルドンのテニスに劣らないくらい有名な夏の風物詩です。

どのくらい人がいるかというと、ドリー・パートンが歌ってたメイン会場の観客は、こんな感じでした。
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見渡す限りの人、人、人!
テレビで見ているだけでも、ひえー!と焦るほどでした。
しかも思い思いに旗や看板を掲げたり、肩車したり、踊ったりと、大盛り上がり。
面白い旗や看板はいろいろあったのですが、特に印象に残ったのは「今日、誕生日なんだ!」と書いた紙のようなものをステージの最中ずっと手で掲げていた人。
周りの知らない人達や、世界中でテレビを観た人達にずいぶんお祝いされたんじゃないかと思います(笑)。
日の丸の真中の赤いところにニコニコ顔を書いていた旗もよかったなあ。
最初はニコニコ顔が好きなので目にとまったのですが、今思うと、もしかして日本の政府に抗議していたのかも。
LOVE & PEACE!

もうひとつ、グラストンベリーで有名なのは、フェスティバルの期間中に必ず雨が降ること。
こちらの人は雨に濡れること自体はあまり気にしませんが、会場はもともと野原(農地かも!?)なので雨が降ると足元がぬかるみ、さらにそんな中で飛んだり跳ねたりするので、観客が泥まみれになるのはもう毎年のお約束なんだだそう(笑)。
今年も金曜日にこんなに降ったようですよ。
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ね、これだけで既にどろんこになりそうでしょ。
グラストンベリー・フェスティバルがあると聞くと、「じゃあ、この週末は雨が降るわね」なんてみんな言うくらいなんですよ。

人気の若者バンドに混じって大物もよく出演するこのフェスティバル。
日曜午後の大物枠に登場したドリー・パートンは、今年がグラストンベリーへのデビューだったそうです。

彼女のステージを(テレビだけど)初めて見ましたが、70歳近いというのに声に張りもあり、スタイルもよく、デコデコの特別ギターを持ったりしながらステージを元気よく歩き回る姿も若々しい♪
体のメンテナンスにはお金もかけているのでしょうが、それにしてもほんとに元気なんです。
さすがベテランだけあって、歌の合間のおしゃべりも観客との対話もとても上手で、なんとなく大物演歌歌手とイメージが重なるのも親しみが持てちゃう(笑)。

『ジョリーン』『9時から5時まで』などの大ヒット曲の合間にちょこっと新曲を入れて、最後はホイットニー・ヒューストンのカバーで大ヒットした『オールウェイズ・ラヴ・ユー』で盛り上がるというとても楽しいステージでした。
観客は若い人もかなり多かったのに、ドリーの格好を真似た人や、大きなドリー人形を掲げている人もいて、ノリノリでヒット曲を合唱して、大御所ドリーは大人気でした。
これが同じ英語圏のいいところですよね。
同じ歌の女王でも、たとえば美空ひばりや松田聖子がいきなりここで歌って盛り上がるかというと、そうはいかないもの(ちょっと違う?笑)。

ドリーが歌っている間には、ステージの前に立っていたセキュリティーの人達も歌にあわせて振り付けダンスをするというパフォーマンスまであって、遊び心たっぷり、見所たっぷりのコンサートでした。
彼女のステージ、ニュースでもちょっとした話題になっていたので、今年のステージの中でも目玉だったのかもしれません。
もともとドリー・パートンは好きでしたが、彼女の堂々としたステージと元気な姿を見て、私もすっかりかわいいドリーのファンになっちゃいました♪
目指せ、かわいい現役おばあちゃん!

このドリー・パートンのステージ、BBCのiPlayerで、7月5日まで観ることができます。
こちらからどうぞ!
最後の方にはステージを終えて、「泥にまみれなくてすんだわ!」なんて冗談言ってるかわいいドリーのインタビューも入っています。

例によって英国外の方は観られないと思うのですが、Stream Viaというものを使うと、国外からでも視聴できると聞きました。
お持ちの方はぜひ!


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by londonsmile | 2014-07-01 16:48 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(0)
前回、道端で小さい不思議なドアを見つけたけれど、なんだかわからない!と書いたら、Twitter経由で、「それは『妖精のドア(fairy door)』では?」と教えていただきました。
(chichiさん、ありがとうございました!)

妖精のドア!
なんてチャーミングな響き♪
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(写真は英国版eBayの商品案内から拝借しました)

調べてみても、イギリスでの妖精のドアの歴史は見つからないのですが、アメリカ、ミシガン州のアナーバーという町でジョナサン・ライトという童話作家が自分の家に作ったことが始まりで、その町全体で妖精のドアが広まっているということがわかりました。
なので、イギリスに古くから伝わるものというよりは、アメリカで始まったこのドアを誰かがイギリスでやってみたのかなーと思うのです。

といってもライトさん、「自分で作った」とははっきり言わず、「家の改装をした時に・・・ドアを作って・・・子供達が小さなドアを見つけました」というように、読む人の想像に任せる上手な書き方をしています。
さすが童話作家、夢を残しているんですね、きっと!
そしてこのドアの向こうに住む妖精は、この町に「移り住んできた」のだそう(笑)。

こちらがライトさんのサイトに載っているご自宅の妖精のドアの一つ。
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靴の大きさと比べてもらうと、ドアの小ささがわかると思います。
内側に階段も付いていて、本当に誰かが住んでいるみたいですよね。

この町では妖精のドアが20カ所ほどあるそうで、こちらのサイト(日本語)によれば、市内にある妖精のドアの地図もできていて、ひとつひとつ巡ることもできるそう。

夢いっぱいのライトさんのサイト「都会の妖精(Urban Fairies)」は、こちら(英語)をどうぞ。

この妖精のドア、家の中にも外にもあるようで、外にある場合は木に付いていることが多いようです。
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(写真はこちらのサイトから拝借しました)
これなんか、木の橋というかアプローチが、いかにも誰か住んでいそうな雰囲気を醸し出していてメルヘンチック。

基本は子供向けのようですが、こういうのを好きな大人っていますよね(笑)。
私が見つけたドアは公道の街路樹に付けてあったので、もし区役所に報告したら厳密には撤去されちゃうのかもしれませんが、罪もないし、そのままになっているのかもしれません。

あっ、違う!
「公道にドアが付けてあった」んじゃなくて、「妖精が公道に移り住んだ」んですね(笑)!
車がたくさん通る道なので、妖精さんたち、ゆっくり眠れているといいけれど。ふふふ。

ちなみに別のサイトでは、「妖精のドアを作って、妖精を招き入れましょう」という表現もありました。
妖精って招いたら来てくれるんだ♪

お散歩の時のちょっとした発見が、なんだかメルヘンチックな話になりました。
イギリスの古い言い伝えじゃなくてちょっと残念ですが(笑)、日本では「妖精」という言葉は出て来ないだろうし、西洋の文化を少し知ることができた気がします。
夢をたくさん持っている子供たちや、子供の心を忘れない大人たちの世界に触れることができたのも楽しかった!

今回の内容は私がざっと調べて書いたことなので、もし他の情報をお持ちの方がいらしたら、ぜひ教えてくださいね。
妖精のドアに興味津々になってきましたよ、私!


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by londonsmile | 2013-09-30 01:31 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(2)
先日、BBCのサイトでこんな記事を見つけました。

「ロシアの役人が『グレートブリテンなんて言っているけど、ほんとは小さな国で、誰も興味を示していない』と言ったのを受け、キャメロン首相は『英国は小さな島かもしれないが、これほど生産的で誇り高い歴史とグレート回復力のある国はない』と言い返した」と始まります。

英国の正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」。
国の大部分はグレートブリテン島という名前の島にあり、英語のグレートには「偉大な」とか「物理的に大きい」という意味があります。

この記事、話の流れからすると外交問題の記事かと思いきや、ここでは「しかし英国は本当に小さな島なのだろうか?」と続き、さらに「グレートブリテン島がどんなに大きな島か」というお話になっていきました。
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(「本当にすばらしい!」と書かれているティータオル(お皿などを拭く布)。
もちろん自分たちの国のことを指しているんだと思いますが、国旗だけで国の名前を入れないちょっと控えめな、でも誇り高い表現、私はイギリスらしいと思うのです。
あなたはどう感じますか?)

まず記事では、グレートブリテン島は、4つの大陸を入れたら世界で13番目、大陸を除けば9番目に大きな島であり、全然小さくなんかない!と主張します。
(ちなみに日本の本州は、グレートブリテン島より少し大きいそうです。なんとなく嬉しい・笑)

続いてこの島の人達(英国人)が世界に与えた影響は大きいし、だいたい「グレート」っていうのは単なる名前なんだし、と続くのです。
え?「グレート」は単なる名前?聞き捨てなりません(笑)!

この記事では、「同じ名前を持つブルターニュ半島(フランスの一部。ブルターニュはフランス語読みでブリテンと同じ)と区別するためにグレートブリテンと呼ばれている」と紹介されています。
これだけだとちょっとはっきりしないので、日本語のウィキペディアを見てみると、5世紀から6世紀にブリタニア(今のイギリス)からフランスの北西部に人がたくさん移り住んだそうで、それからこの地方がブルターニュと呼ばれるようになり、この移住先と区別するために移住元のブリタニアをグランド・ブルターニュ(英語でグレートブリテン)と呼ぶようになったということのようです。

知らなかった〜!
イギリス人は自分で自分のこと「グレート(偉大)」と呼んでいるんだと思っていました。
一般に控えめな人達なのに変だなーとは思っていたので、ちょっとすっきりした気がします(笑)。

もちろん最初は名前だけだったとはいえ、今では自分たちの誇り高さをその名前に重ねているという気はするのです。
あまり表には出さないけれど、自分たちの中に熱く静かに灯しているようなものを。

イギリスのこういうところ、私は好きです。
日本人に比べると絶対に口が達者ではあるけれど、それだけではなくて、中にもっとなにか芯がある感じ。

あはは、抽象的過ぎますよね。
イギリスのこういうところ、もっと具体的に見つけて、ご紹介していけたらいいなと思っています。

最初はグレートブリテン島の話だったのに、思わぬ方向に行っちゃいました(笑)。
今回お話ししたBBCの記事(英語)は、こちらからどうぞ。
(記事の中に実際にキャメロン首相が話しているBBC/iPlayerの映像が入っていますが、英国外の方は映像はご覧になれないようです。ゴメンナサイ!)
(追記:↑と書いたのですが、さっき日本のお友達が「見られたよー」と教えてくれました♪やっほー!なので日本のみなさんも是非試してみてください!まきさん、教えてくれてありがとう♪)


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by londonsmile | 2013-09-18 02:33 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(4)
8月最後の土曜日、ハンプシャー州のカントリーサイドの結婚式におよばれしてきました。
太陽が「夏はまだ終わってないよ!」と主張しているかのようにさんさんと輝いて、びっくりするほど暑かったこの日。
村の教会での結婚式、新郎のおばあさまのお庭で開かれた披露宴とも、とてもイギリスらしくて、幸せな気分の楽しい1日でした。
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新郎はお父様がイギリス人、お母様が日本人でロンドン出身のバイリンガル。
今は2人とも日本に住んでいるのですが、イギリスの地方に住むご高齢のおばあさまに結婚式に出てもらうため、ご本人達の希望でおばあさまのお家のお庭で披露宴をすることにしたんだそうです。
おばあさまのお家ということは、新郎のお父様が育ったお家、彼自身も小さい頃から何度も行っていて、第二のわが家のような場所なんだそうで、そこで披露宴をするなんて、これだけでもすてきなお話。

映画やミス・マープルのテレビドラマなんかでは、お庭で結婚披露宴をするのを見たことがあるけれど、実際に経験するのは初めてだった私。
こちらでもホテルで披露宴をするカップルは多いし、こういうのは少し古典的なスタイルなのかもしれませんが、私としては「まるで映画みたい!」とワクワクで出かけました。

おばあさまがお住まいの村はとてもかわいらしい小さな村で、今でも「何でも屋さん」みたいなお店に注文をして買い物をするんだそう。
車で行けばスーパーもあるんでしょうが、98歳のおばあさまは昔ながらの方法でお買い物をされていたようです。

村に着いたところで教会の場所がすぐにわからず、道に迷って道端で地図を見ていると、村の人が親切に話しかけてきてくれて、「教会に行くんでしょ?さっきも迷ってた人がいたわ。こう行くのよ」と教えてくれました。
小さい村なので、よそ者が車で走り回っているとバレちゃうようです(笑)。
でも、やっぱり地方の人ってあったかくってすてき♪

教会のおごそなかな結婚式では、教会のオルガンにあわせてご親戚の方がトランペットを演奏していたりして、ファミリーの温かさが伝わるお式でした。
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結婚式っていいですねー。
「幸せになってね」というみんなの気持ちがあふれて、こちらも幸せな気分になれます。
それに誓いの言葉って、結婚してから聞くと「私はこれ、今もできているかな?」と自分の態度を改めて考えるきっかけにもなりますね。
私も少しの間、真面目に考えてみました(笑)。

お式の後、教会から5分ぐらい車で走って、おばあさまのお家に到着。
広いお庭には、すでにパーティー用の大きな白いテント(marquee:マーキー)で準備が始まっていました。
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こういうテント、イギリスのガーデンパーティーではよく見ます。
自分のお家に100人も入るようなこんな大きなテントを置けちゃうのがすごいけど、それがカントリーサイドのいいところ。
土地の高いロンドンでこれをしようと思ったら、かなり大変なことですもんね。

会場に到着した人達は、まずは披露宴が始まるのを待ちながら、お庭で飲み物をいただきながらおしゃべり。
本当にお天気が良く、庭師さんがこの日のために特に念入りにお手入れしたというお庭のあちこちで、靴を脱いだり、草の上に座ったり、みんなとーっても寛いでいました。
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おしゃべりの時間も生バンドの演奏付きでした。
デキシーランドジャズ風のバンドというのが、おしゃれ。

夕方になっていよいよ披露宴の始まり。
笑いあり感動ありのスピーチやちょっとしたゲーム、おいしいお料理で盛り上がりました。
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ケーキカットが意外とさっぱりしていたのが意外でした(笑)。
2人一緒にカットするのは同じなのですが、あんなに盛り上げるのは日本風なのかな。
ケーキは、イギリスのクリスマスケーキのように、しっかりしたパウンドケーキのようなものにお酒をしみ込ませた上にこってりとアイシングをして日持ちするようにし、最初の赤ちゃんの洗礼式の時までとっておくのが伝統だとか。
そんなに長くとっておくの!?
別の友人は、結婚してから20年後ぐらいに離婚する時、家の整理をしていて、ウェディングケーキを冷凍庫で見つけたと言っていたので、今でもやっている人はいるのかなあ。

さて場も和んだところで、お待ちかねダンスタイム!
イギリスの結婚披露宴のダンスでは新郎新婦のファーストダンスで始まることが多いのですが、この日はデキシーランドジャズ風に踊ってみようということで、プロのダンサーさんが登場して、ステップを教えてくれました。
それから新郎新婦、そしてみんなでダーンス♪
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ピンクのドレスを着た女の子がかわいくてかわいくて、やたらに写真撮っちゃいました。
ドレスとかダンスとか王子様とかに憧れる時期だよね、きっと。

楽しくダンスをしている間に、お客さんは少しずつ帰っていきます。
この辺も日本の披露宴と違うところ。
お開きまでいなくている日本式に慣れている私は、どのタイミングで帰ったらいいのか、まだ慣れずに迷ってしまいます。
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マーキーを出ると、夜はすっかり暮れていました。
家もオフィスも街灯も少ないカントリーサイド。
空には星がたくさん輝いていて、幸せな気分の1日は終わりも美しかったのでした。

お二人さん、どうぞ末永くお幸せに♡
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by londonsmile | 2013-09-13 15:41 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(4)
一昨日、大興奮でお知らせしたBBC1のテレビ番組『Victoria Wood's Nice Cup of Tea』。
昨夜はその第2話が放映されました。

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(同じ写真でスミマセン。BBCさんから拝借してます)

第2話の舞台はイギリスとアメリカ。
イギリス各地を巡って、いろいろなシチュエーションで紅茶を飲みながら、いろいろな人のインタビューがありました。
たとえば貴族の館で美しい家具や調度品や茶器とともにお茶を飲みながら貴族の奥様と、ロンドンの道でタクシーに揺られながら運転手さんと、工事現場で働く筋肉マン達と一緒に作業現場で。
なぜ工事現場で働く人たち?とお思いかもしれませんが、こちらでは「ビルダーズ・ティー」(ビルダーは大工さんや工事現場で働く人達)という言葉も定着しているくらいに、濃いお茶にお砂糖をたっぷり入れて飲むのが好きな人が多いのです。

写真にもあるドクター・フー役のマット・スミスくんとは、クラリッジホテルのティールームで。
その前に、ビクトリアは厨房に入ってお手伝い。
すてきなアフタヌーンティーで知られるホテルの厨房で、でサンドイッチや美しいケーキが作られていく様子をちょっとのぞくことができました。

茶葉占いの紹介をしたり、アメリカでティールームを開いたイギリス人が「アメリカ人は電子レンジでお茶を煎れようとするのよ!(←私も目撃したことアリ!)」と興奮するのを聞いたりというシーンもあり、遊び心に満ちたインタビューでした。

ティーバッグ派か茶葉派か、あるいはマグ派かティーカップ派か、というのは、イギリス人の中でも意見が分かれるようで、すてきな思い出と一緒に語られるそれぞれの主張を聞くのは、その人達の人生を垣間みるようで、とても楽しかったです。

紅茶は戦争中もひと役かったようです。
戦争中に大きな布に紅茶を入れてお鍋で紅茶を煮出して兵隊さん達にお茶を出していた様子を再現したり、当時の写真や映像を見せてくれたりして興味深い。
お茶があったから戦争が乗り切れた、と話す元兵士のおじいさん。
お茶がなかったら、戦争に負けてたかもしれません!ときっぱり話すおばさま。
紅茶が戦争中にイギリスの人達の心の支えになったことは確かなようです。

紅茶の話題の他にも、ロンドンの街中にある緑色に塗られた小屋のような建物は、タクシー運転手さんじゃないと入れない休憩所、なんていう豆知識も仕入れることができて、その上、普通なら入れないその小屋の中の様子をテレビカメラを通じて見ることができたのも楽しかったです。
この緑色の小屋、以前はロンドン中にあったそうですが、今では13軒しかないとか。
ちょっとロンドン通になった気分です♪

私が先日大興奮していたボストン茶会事件のこともやっていましたよ!
事件が起こったアメリカのボストンには茶会事件の博物館があって、当時の服装に身を包んだ男性達と一緒にお茶を海に投げるシーンを再現するアトラクションがあって、ビクトリアも参加。
お茶に見立てた(軽そうな)箱を海に投げ入れるシーンは、迫力がありました!

アメリカ人も紅茶が大好きだったのに、イギリス人が紅茶に高い税金をかけたことが不満で、過激派が紅茶を台無しにしてやろうと海に紅茶を投げ込んだというのがとても大雑把な事情のようです。
大の大人が紅茶ごときでそんなにムキになるなんて、しかも海に投げ込むなんて原始的な(笑)!
それだけたくさんの人達が紅茶に夢中になっていたんですね。

番組の最後では、最近流行ってきたコーヒーやカプチーノに押され気味な紅茶に、今また目を向けようという試みを紹介していました。
若い人達の会議に、ビクトリアも混じって議論。
コンピュータやSNSの普及ですべてが早く簡単になっている風潮をコーヒー派に例え、昔ながらののんびりした時間を過ごすことを紅茶に例えて、ゆっくりお茶を煎れる時間を大切にしよう、という短い映像を作っていました。

インタビューでも、誰かが「紅茶が気分転換になるのは、お茶の作用だけじゃなくて、お茶を煎れる時間があってこそ(←この人は茶葉派ね・笑)」と言っていたように、紅茶には時間をゆっくりにする作用があるのかもしれません。

人を明るく支えたり、怒って海に投げ入れるほどの激情を生み出したりしてきた紅茶。
もともとは遠く中国からやってきたものですが、今ではこの国の人達にとってもなくてはならないもの、アイデンティティーの一部になっているのかもしれません。
人それぞれに紅茶ストーリーがあったりして。

そんな紅茶ロマンを考えさせてくれたこの番組、ほんとにオススメです!
イギリス国内からなら、第1話はこちら、第2話はこちらから、あと1週間前後見られます。

前回の記事のコメントで、Stream Viaというものを利用すると、日本からもイギリス国内のみ対象のウェブコンテンツを見ることができる、と教えていただきました。
私自身は仕組みがよくわからないのですが、もしご興味があったら、調べてみてはいかがでしょうか。
つるこけももさん、情報ありがとうございました♪


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by londonsmile | 2013-04-12 20:14 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(6)
パリ滞在記の途中ですが、今夜おもしろいテレビ番組を観たので、ご興味ある方には明日の第2話をぜひ観ていただきたいと思って、お知らせします♪

番組名は『Victoria Wood's Nice Cup of Tea』(「ビクトリア・ウッズのすてきなお茶」とでも訳してみますか)。
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(写真はBBCのサイトから拝借しています)

ビクトリア・ウッドという女性プレゼンター、私は初めて知ったのですが、脚本や歌もこなすイギリスのコメディエンヌ/女優だそう。

番組では、そのビクトリアがお茶にまつわるいろいろを紹介してくれます。
第1話の今夜は、お茶のルーツを求めて中国とインドを旅していました。

イギリスといえば紅茶。
最近でこそカプチーノやカフェラテが普及してきましたが、今でも紅茶とコーヒーが飲まれる割合はやっぱり3対1なんだそう。
私は大の「喫茶」好きで、お茶全般も好きだし、コーヒーも、アフタヌーンティーも、とにかく「喫茶」が大好きなので、お茶に関する知識もちょこちょこ仕入れていたつもりでしたが、今夜の番組で初めて知ったことがたくさんありました。

特にお茶が最初は中国にしかなく、イギリス人は貿易に頼るしかなかったけれど、自分の国の植民地だったインドで栽培できるように密輸した、という話にはびっくり!
でも待てよ。
お茶がすごく欲しいイギリスから中国が欲しかったのはアヘンだけで、その結果アヘン戦争が起きて・・・というのは歴史できっと習ったはず。
なので、本当は知ってなきゃいけないことですよね。あはは。
若過ぎて、お茶にまだそんなに興味がなかったのね、きっと。

その他にも、インドで栽培されるようになったお茶は現地の人にも飲まれるようになったけれど、最初はコンデンスミルクたっぷりのココアのような特別な飲み物だったことや、中国のお茶の産地でお茶のすばらしさを表現した出演者600人という大規模なミュージカルのようなものが行われていることなど、おもしろい話がたくさんあったし、中国で手でこねるようにしてお茶のうねりを出す様子のような興味深いシーンも盛りだくさん。

ドキュメンタリーというとカタいものを想像しちゃいますが、さすがコメディアンヌのビクトリア、現地の人との愉快な会話や、プランテーションでの茶摘み(お茶畑で転んで大笑いするシーンあり・笑)なんかの楽しい経験、それに当時の古い白黒映像も交えながら、お茶の歴史を楽しく紹介してくれます。

第2話ではアメリカのボストンに飛んだビクトリア。
予告では海にお茶を投げていました!今度はボストン茶事件について思い出すチャンスだ(笑)!
さらにイギリスに戻って、素朴な地域として知られているらしいヨークシャー地方の地元の人達や、人気の俳優やTVプレゼンターと一緒に、お茶について語るようです。
予告ではおばさまが、「お茶がなかったら、この国はきっと戦争に負けていましたとも!」とキッパリと話していたりして、イギリス人がお茶をどう思っているのかを垣間みることができそう。
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(人気テレビ番組『ドクター・フー』のドクター役、マット・スミスと一緒に)

イギリス在住でご興味のある方、第2話は明日、4月11日の午後9時からBBC1での放映です。
第1話を見逃した方も、今日から8日間こちらからインターネットのiPlayerで観ることができ、第2話も放映終了後から同じくiPlayerで観られると思います。

たぶんイギリス国外からは見られないと思うんです。ごめんなさい!
インターネットでは観られない方のために、また第2話のまとめをお知らせしますね。

普段はほとんどテレビを観ないのですが、明日の夜が今からとっても楽しみです♪


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by londonsmile | 2013-04-11 08:04 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(4)
今回はチェルトナム旅行の最終回のつもりでいたのですが、今朝のニュースでちょっと関係のあるタイムリーな話題があったので、ちょっとそのことを。

今日は、チェルトナムの町が保養地として栄えた19世紀初めに書かれたジェーン・オースティンの『自負と偏見』が出版された200周年の記念日だそうです♪
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私はジェーン・オースティンが大好きで、彼女の作品を本やDVDで見たのはもちろん、ハンプシャー州にあるジェーン・オースティン記念館やバースのジェーン・オースティン・センターに行ったりもしました。

この写真は、そのジェーン・オースティン記念館で撮ったもの。
ここは彼女が晩年を過ごした家で、実際に彼女が身につけていたものや、作品を書く時に使っていた机などを見ることができます。
その時のブログの記事はこちらをどうぞ♪

この『自負と偏見』という本、日本語のタイトルは固く聞こえてしまいますが、『Pride and Prejudice』と英語で言った方が聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。
1995年に作られたBBC制作のドラマでは、王子様役のミスター・ダーシーをコリン・ファースが演じ、彼はこれで一気に大人気になりました。
私もこれをたまたま日本で見て、それまで大好きだったヒュー・グラントを捨てて彼に夢中になったのでした(笑)。

キーラ・ナイトレイの主演で映画にもなったし、これまた映画になった『ブリジッド・ジョーンズの日記』は、この小説をおおもとに書かれているので、ブリジットが最後に結ばれる男性の名前もミスター・ダーシーだし、その役をコリン・ファースが演じています。

今日の出版記念日に寄せて、いろいろな取材がされており、大ファンの私は大興奮してしまったので、ついブログにも書くことにしちゃいました。

BBCニュースの「200周年」という記事→こちら

BBCラジオでは作家のPDジェイムズが、『自負と偏見』の魅力を「女性が誰も夢見るハッピーエンドの夢物語をベースに、エレガントな文章で人間観察が深く表現されていて、『あらゆる面においてパーフェクト』だから今も読み継がれている」と語っています。→こちら(7分9秒)

こちらのビデオではジェーン・オースティン狂という作家の女性がこれまでに『自負と偏見』のキャラクターをもとに書いた作品の数々を紹介しています→こちら(1分57秒)

どれも英語ですが、92歳のPDジェイムズおばさまの英語、とても美しくて聞き取りやすいので、ぜひ聞いてみてくださいね。
ラジオとビデオの方は、地域の関係上、英国以外の方はご覧になれないかもしれません。
見られなかったらごめんなさい!

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(ナショナル・ポートレイト・ギャラリーにあるジェーンの肖像画)

ジェーン・オースティンは、19世紀の初めにチェルトナムやバースの保養地に行ったりして豪華に遊ぶリッチな上流階級の人たちよりも少し下に属していたそうです。
上流階級との交流はあったものの、わりと質素に生活していた彼女は、そういう人たちを冷静な目で観察しつつ、シンデレラ物語を夢見ていたようだと言われています。

ともあれ、200年たっても大人気の『自負と偏見』、もしまだご覧になっていなかったらまずは入りやすい映画やドラマからぜひ♪
彼女が描く華やかなリージェンシー時代には、女性の気持ちをくすぐる何かがあるようで、世界中にジェーン・オースティンを愛する人(80%が女性・笑)がいて、定期的に集まって本を読んだり、あの時代の衣装を着てダンスパーティーをしたりしているそうです。
一度ドラマを見てしまったら、あなたもそんなオースティン・ファンになってしまうかもしれません!


タイムリーな話題だったので、今日は予定を変更しましたが、次回はチェルトナム旅行の最終回を掲載します。
マニアックなお話におつきあいいただいて、ありがとうございました♪

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by londonsmile | 2013-01-28 20:36 | イギリスの人・暮らし | Trackback | Comments(12)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


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