カテゴリ:イギリスの人・暮らし( 52 )

前回、道端で小さい不思議なドアを見つけたけれど、なんだかわからない!と書いたら、Twitter経由で、「それは『妖精のドア(fairy door)』では?」と教えていただきました。
(chichiさん、ありがとうございました!)

妖精のドア!
なんてチャーミングな響き♪
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(写真は英国版eBayの商品案内から拝借しました)

調べてみても、イギリスでの妖精のドアの歴史は見つからないのですが、アメリカ、ミシガン州のアナーバーという町でジョナサン・ライトという童話作家が自分の家に作ったことが始まりで、その町全体で妖精のドアが広まっているということがわかりました。
なので、イギリスに古くから伝わるものというよりは、アメリカで始まったこのドアを誰かがイギリスでやってみたのかなーと思うのです。

といってもライトさん、「自分で作った」とははっきり言わず、「家の改装をした時に・・・ドアを作って・・・子供達が小さなドアを見つけました」というように、読む人の想像に任せる上手な書き方をしています。
さすが童話作家、夢を残しているんですね、きっと!
そしてこのドアの向こうに住む妖精は、この町に「移り住んできた」のだそう(笑)。

こちらがライトさんのサイトに載っているご自宅の妖精のドアの一つ。
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靴の大きさと比べてもらうと、ドアの小ささがわかると思います。
内側に階段も付いていて、本当に誰かが住んでいるみたいですよね。

この町では妖精のドアが20カ所ほどあるそうで、こちらのサイト(日本語)によれば、市内にある妖精のドアの地図もできていて、ひとつひとつ巡ることもできるそう。

夢いっぱいのライトさんのサイト「都会の妖精(Urban Fairies)」は、こちら(英語)をどうぞ。

この妖精のドア、家の中にも外にもあるようで、外にある場合は木に付いていることが多いようです。
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(写真はこちらのサイトから拝借しました)
これなんか、木の橋というかアプローチが、いかにも誰か住んでいそうな雰囲気を醸し出していてメルヘンチック。

基本は子供向けのようですが、こういうのを好きな大人っていますよね(笑)。
私が見つけたドアは公道の街路樹に付けてあったので、もし区役所に報告したら厳密には撤去されちゃうのかもしれませんが、罪もないし、そのままになっているのかもしれません。

あっ、違う!
「公道にドアが付けてあった」んじゃなくて、「妖精が公道に移り住んだ」んですね(笑)!
車がたくさん通る道なので、妖精さんたち、ゆっくり眠れているといいけれど。ふふふ。

ちなみに別のサイトでは、「妖精のドアを作って、妖精を招き入れましょう」という表現もありました。
妖精って招いたら来てくれるんだ♪

お散歩の時のちょっとした発見が、なんだかメルヘンチックな話になりました。
イギリスの古い言い伝えじゃなくてちょっと残念ですが(笑)、日本では「妖精」という言葉は出て来ないだろうし、西洋の文化を少し知ることができた気がします。
夢をたくさん持っている子供たちや、子供の心を忘れない大人たちの世界に触れることができたのも楽しかった!

今回の内容は私がざっと調べて書いたことなので、もし他の情報をお持ちの方がいらしたら、ぜひ教えてくださいね。
妖精のドアに興味津々になってきましたよ、私!


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by londonsmile | 2013-09-30 01:31 | イギリスのこと・人 | Trackback | Comments(2)
先日、BBCのサイトでこんな記事を見つけました。

「ロシアの役人が『グレートブリテンなんて言っているけど、ほんとは小さな国で、誰も興味を示していない』と言ったのを受け、キャメロン首相は『英国は小さな島かもしれないが、これほど生産的で誇り高い歴史とグレート回復力のある国はない』と言い返した」と始まります。

英国の正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」。
国の大部分はグレートブリテン島という名前の島にあり、英語のグレートには「偉大な」とか「物理的に大きい」という意味があります。

この記事、話の流れからすると外交問題の記事かと思いきや、ここでは「しかし英国は本当に小さな島なのだろうか?」と続き、さらに「グレートブリテン島がどんなに大きな島か」というお話になっていきました。
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(「本当にすばらしい!」と書かれているティータオル(お皿などを拭く布)。
もちろん自分たちの国のことを指しているんだと思いますが、国旗だけで国の名前を入れないちょっと控えめな、でも誇り高い表現、私はイギリスらしいと思うのです。
あなたはどう感じますか?)

まず記事では、グレートブリテン島は、4つの大陸を入れたら世界で13番目、大陸を除けば9番目に大きな島であり、全然小さくなんかない!と主張します。
(ちなみに日本の本州は、グレートブリテン島より少し大きいそうです。なんとなく嬉しい・笑)

続いてこの島の人達(英国人)が世界に与えた影響は大きいし、だいたい「グレート」っていうのは単なる名前なんだし、と続くのです。
え?「グレート」は単なる名前?聞き捨てなりません(笑)!

この記事では、「同じ名前を持つブルターニュ半島(フランスの一部。ブルターニュはフランス語読みでブリテンと同じ)と区別するためにグレートブリテンと呼ばれている」と紹介されています。
これだけだとちょっとはっきりしないので、日本語のウィキペディアを見てみると、5世紀から6世紀にブリタニア(今のイギリス)からフランスの北西部に人がたくさん移り住んだそうで、それからこの地方がブルターニュと呼ばれるようになり、この移住先と区別するために移住元のブリタニアをグランド・ブルターニュ(英語でグレートブリテン)と呼ぶようになったということのようです。

知らなかった〜!
イギリス人は自分で自分のこと「グレート(偉大)」と呼んでいるんだと思っていました。
一般に控えめな人達なのに変だなーとは思っていたので、ちょっとすっきりした気がします(笑)。

もちろん最初は名前だけだったとはいえ、今では自分たちの誇り高さをその名前に重ねているという気はするのです。
あまり表には出さないけれど、自分たちの中に熱く静かに灯しているようなものを。

イギリスのこういうところ、私は好きです。
日本人に比べると絶対に口が達者ではあるけれど、それだけではなくて、中にもっとなにか芯がある感じ。

あはは、抽象的過ぎますよね。
イギリスのこういうところ、もっと具体的に見つけて、ご紹介していけたらいいなと思っています。

最初はグレートブリテン島の話だったのに、思わぬ方向に行っちゃいました(笑)。
今回お話ししたBBCの記事(英語)は、こちらからどうぞ。
(記事の中に実際にキャメロン首相が話しているBBC/iPlayerの映像が入っていますが、英国外の方は映像はご覧になれないようです。ゴメンナサイ!)
(追記:↑と書いたのですが、さっき日本のお友達が「見られたよー」と教えてくれました♪やっほー!なので日本のみなさんも是非試してみてください!まきさん、教えてくれてありがとう♪)


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by londonsmile | 2013-09-18 02:33 | イギリスのこと・人 | Trackback | Comments(4)
8月最後の土曜日、ハンプシャー州のカントリーサイドの結婚式におよばれしてきました。
太陽が「夏はまだ終わってないよ!」と主張しているかのようにさんさんと輝いて、びっくりするほど暑かったこの日。
村の教会での結婚式、新郎のおばあさまのお庭で開かれた披露宴とも、とてもイギリスらしくて、幸せな気分の楽しい1日でした。
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新郎はお父様がイギリス人、お母様が日本人でロンドン出身のバイリンガル。
今は2人とも日本に住んでいるのですが、イギリスの地方に住むご高齢のおばあさまに結婚式に出てもらうため、ご本人達の希望でおばあさまのお家のお庭で披露宴をすることにしたんだそうです。
おばあさまのお家ということは、新郎のお父様が育ったお家、彼自身も小さい頃から何度も行っていて、第二のわが家のような場所なんだそうで、そこで披露宴をするなんて、これだけでもすてきなお話。

映画やミス・マープルのテレビドラマなんかでは、お庭で結婚披露宴をするのを見たことがあるけれど、実際に経験するのは初めてだった私。
こちらでもホテルで披露宴をするカップルは多いし、こういうのは少し古典的なスタイルなのかもしれませんが、私としては「まるで映画みたい!」とワクワクで出かけました。

おばあさまがお住まいの村はとてもかわいらしい小さな村で、今でも「何でも屋さん」みたいなお店に注文をして買い物をするんだそう。
車で行けばスーパーもあるんでしょうが、98歳のおばあさまは昔ながらの方法でお買い物をされていたようです。

村に着いたところで教会の場所がすぐにわからず、道に迷って道端で地図を見ていると、村の人が親切に話しかけてきてくれて、「教会に行くんでしょ?さっきも迷ってた人がいたわ。こう行くのよ」と教えてくれました。
小さい村なので、よそ者が車で走り回っているとバレちゃうようです(笑)。
でも、やっぱり地方の人ってあったかくってすてき♪

教会のおごそなかな結婚式では、教会のオルガンにあわせてご親戚の方がトランペットを演奏していたりして、ファミリーの温かさが伝わるお式でした。
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結婚式っていいですねー。
「幸せになってね」というみんなの気持ちがあふれて、こちらも幸せな気分になれます。
それに誓いの言葉って、結婚してから聞くと「私はこれ、今もできているかな?」と自分の態度を改めて考えるきっかけにもなりますね。
私も少しの間、真面目に考えてみました(笑)。

お式の後、教会から5分ぐらい車で走って、おばあさまのお家に到着。
広いお庭には、すでにパーティー用の大きな白いテント(marquee:マーキー)で準備が始まっていました。
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こういうテント、イギリスのガーデンパーティーではよく見ます。
自分のお家に100人も入るようなこんな大きなテントを置けちゃうのがすごいけど、それがカントリーサイドのいいところ。
土地の高いロンドンでこれをしようと思ったら、かなり大変なことですもんね。

会場に到着した人達は、まずは披露宴が始まるのを待ちながら、お庭で飲み物をいただきながらおしゃべり。
本当にお天気が良く、庭師さんがこの日のために特に念入りにお手入れしたというお庭のあちこちで、靴を脱いだり、草の上に座ったり、みんなとーっても寛いでいました。
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おしゃべりの時間も生バンドの演奏付きでした。
デキシーランドジャズ風のバンドというのが、おしゃれ。

夕方になっていよいよ披露宴の始まり。
笑いあり感動ありのスピーチやちょっとしたゲーム、おいしいお料理で盛り上がりました。
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ケーキカットが意外とさっぱりしていたのが意外でした(笑)。
2人一緒にカットするのは同じなのですが、あんなに盛り上げるのは日本風なのかな。
ケーキは、イギリスのクリスマスケーキのように、しっかりしたパウンドケーキのようなものにお酒をしみ込ませた上にこってりとアイシングをして日持ちするようにし、最初の赤ちゃんの洗礼式の時までとっておくのが伝統だとか。
そんなに長くとっておくの!?
別の友人は、結婚してから20年後ぐらいに離婚する時、家の整理をしていて、ウェディングケーキを冷凍庫で見つけたと言っていたので、今でもやっている人はいるのかなあ。

さて場も和んだところで、お待ちかねダンスタイム!
イギリスの結婚披露宴のダンスでは新郎新婦のファーストダンスで始まることが多いのですが、この日はデキシーランドジャズ風に踊ってみようということで、プロのダンサーさんが登場して、ステップを教えてくれました。
それから新郎新婦、そしてみんなでダーンス♪
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ピンクのドレスを着た女の子がかわいくてかわいくて、やたらに写真撮っちゃいました。
ドレスとかダンスとか王子様とかに憧れる時期だよね、きっと。

楽しくダンスをしている間に、お客さんは少しずつ帰っていきます。
この辺も日本の披露宴と違うところ。
お開きまでいなくている日本式に慣れている私は、どのタイミングで帰ったらいいのか、まだ慣れずに迷ってしまいます。
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マーキーを出ると、夜はすっかり暮れていました。
家もオフィスも街灯も少ないカントリーサイド。
空には星がたくさん輝いていて、幸せな気分の1日は終わりも美しかったのでした。

お二人さん、どうぞ末永くお幸せに♡
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by londonsmile | 2013-09-13 15:41 | イギリスのこと・人 | Trackback | Comments(4)
一昨日、大興奮でお知らせしたBBC1のテレビ番組『Victoria Wood's Nice Cup of Tea』。
昨夜はその第2話が放映されました。

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(同じ写真でスミマセン。BBCさんから拝借してます)

第2話の舞台はイギリスとアメリカ。
イギリス各地を巡って、いろいろなシチュエーションで紅茶を飲みながら、いろいろな人のインタビューがありました。
たとえば貴族の館で美しい家具や調度品や茶器とともにお茶を飲みながら貴族の奥様と、ロンドンの道でタクシーに揺られながら運転手さんと、工事現場で働く筋肉マン達と一緒に作業現場で。
なぜ工事現場で働く人たち?とお思いかもしれませんが、こちらでは「ビルダーズ・ティー」(ビルダーは大工さんや工事現場で働く人達)という言葉も定着しているくらいに、濃いお茶にお砂糖をたっぷり入れて飲むのが好きな人が多いのです。

写真にもあるドクター・フー役のマット・スミスくんとは、クラリッジホテルのティールームで。
その前に、ビクトリアは厨房に入ってお手伝い。
すてきなアフタヌーンティーで知られるホテルの厨房で、でサンドイッチや美しいケーキが作られていく様子をちょっとのぞくことができました。

茶葉占いの紹介をしたり、アメリカでティールームを開いたイギリス人が「アメリカ人は電子レンジでお茶を煎れようとするのよ!(←私も目撃したことアリ!)」と興奮するのを聞いたりというシーンもあり、遊び心に満ちたインタビューでした。

ティーバッグ派か茶葉派か、あるいはマグ派かティーカップ派か、というのは、イギリス人の中でも意見が分かれるようで、すてきな思い出と一緒に語られるそれぞれの主張を聞くのは、その人達の人生を垣間みるようで、とても楽しかったです。

紅茶は戦争中もひと役かったようです。
戦争中に大きな布に紅茶を入れてお鍋で紅茶を煮出して兵隊さん達にお茶を出していた様子を再現したり、当時の写真や映像を見せてくれたりして興味深い。
お茶があったから戦争が乗り切れた、と話す元兵士のおじいさん。
お茶がなかったら、戦争に負けてたかもしれません!ときっぱり話すおばさま。
紅茶が戦争中にイギリスの人達の心の支えになったことは確かなようです。

紅茶の話題の他にも、ロンドンの街中にある緑色に塗られた小屋のような建物は、タクシー運転手さんじゃないと入れない休憩所、なんていう豆知識も仕入れることができて、その上、普通なら入れないその小屋の中の様子をテレビカメラを通じて見ることができたのも楽しかったです。
この緑色の小屋、以前はロンドン中にあったそうですが、今では13軒しかないとか。
ちょっとロンドン通になった気分です♪

私が先日大興奮していたボストン茶会事件のこともやっていましたよ!
事件が起こったアメリカのボストンには茶会事件の博物館があって、当時の服装に身を包んだ男性達と一緒にお茶を海に投げるシーンを再現するアトラクションがあって、ビクトリアも参加。
お茶に見立てた(軽そうな)箱を海に投げ入れるシーンは、迫力がありました!

アメリカ人も紅茶が大好きだったのに、イギリス人が紅茶に高い税金をかけたことが不満で、過激派が紅茶を台無しにしてやろうと海に紅茶を投げ込んだというのがとても大雑把な事情のようです。
大の大人が紅茶ごときでそんなにムキになるなんて、しかも海に投げ込むなんて原始的な(笑)!
それだけたくさんの人達が紅茶に夢中になっていたんですね。

番組の最後では、最近流行ってきたコーヒーやカプチーノに押され気味な紅茶に、今また目を向けようという試みを紹介していました。
若い人達の会議に、ビクトリアも混じって議論。
コンピュータやSNSの普及ですべてが早く簡単になっている風潮をコーヒー派に例え、昔ながらののんびりした時間を過ごすことを紅茶に例えて、ゆっくりお茶を煎れる時間を大切にしよう、という短い映像を作っていました。

インタビューでも、誰かが「紅茶が気分転換になるのは、お茶の作用だけじゃなくて、お茶を煎れる時間があってこそ(←この人は茶葉派ね・笑)」と言っていたように、紅茶には時間をゆっくりにする作用があるのかもしれません。

人を明るく支えたり、怒って海に投げ入れるほどの激情を生み出したりしてきた紅茶。
もともとは遠く中国からやってきたものですが、今ではこの国の人達にとってもなくてはならないもの、アイデンティティーの一部になっているのかもしれません。
人それぞれに紅茶ストーリーがあったりして。

そんな紅茶ロマンを考えさせてくれたこの番組、ほんとにオススメです!
イギリス国内からなら、第1話はこちら、第2話はこちらから、あと1週間前後見られます。

前回の記事のコメントで、Stream Viaというものを利用すると、日本からもイギリス国内のみ対象のウェブコンテンツを見ることができる、と教えていただきました。
私自身は仕組みがよくわからないのですが、もしご興味があったら、調べてみてはいかがでしょうか。
つるこけももさん、情報ありがとうございました♪


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by londonsmile | 2013-04-12 20:14 | イギリスのこと・人 | Trackback | Comments(6)
パリ滞在記の途中ですが、今夜おもしろいテレビ番組を観たので、ご興味ある方には明日の第2話をぜひ観ていただきたいと思って、お知らせします♪

番組名は『Victoria Wood's Nice Cup of Tea』(「ビクトリア・ウッズのすてきなお茶」とでも訳してみますか)。
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(写真はBBCのサイトから拝借しています)

ビクトリア・ウッドという女性プレゼンター、私は初めて知ったのですが、脚本や歌もこなすイギリスのコメディエンヌ/女優だそう。

番組では、そのビクトリアがお茶にまつわるいろいろを紹介してくれます。
第1話の今夜は、お茶のルーツを求めて中国とインドを旅していました。

イギリスといえば紅茶。
最近でこそカプチーノやカフェラテが普及してきましたが、今でも紅茶とコーヒーが飲まれる割合はやっぱり3対1なんだそう。
私は大の「喫茶」好きで、お茶全般も好きだし、コーヒーも、アフタヌーンティーも、とにかく「喫茶」が大好きなので、お茶に関する知識もちょこちょこ仕入れていたつもりでしたが、今夜の番組で初めて知ったことがたくさんありました。

特にお茶が最初は中国にしかなく、イギリス人は貿易に頼るしかなかったけれど、自分の国の植民地だったインドで栽培できるように密輸した、という話にはびっくり!
でも待てよ。
お茶がすごく欲しいイギリスから中国が欲しかったのはアヘンだけで、その結果アヘン戦争が起きて・・・というのは歴史できっと習ったはず。
なので、本当は知ってなきゃいけないことですよね。あはは。
若過ぎて、お茶にまだそんなに興味がなかったのね、きっと。

その他にも、インドで栽培されるようになったお茶は現地の人にも飲まれるようになったけれど、最初はコンデンスミルクたっぷりのココアのような特別な飲み物だったことや、中国のお茶の産地でお茶のすばらしさを表現した出演者600人という大規模なミュージカルのようなものが行われていることなど、おもしろい話がたくさんあったし、中国で手でこねるようにしてお茶のうねりを出す様子のような興味深いシーンも盛りだくさん。

ドキュメンタリーというとカタいものを想像しちゃいますが、さすがコメディアンヌのビクトリア、現地の人との愉快な会話や、プランテーションでの茶摘み(お茶畑で転んで大笑いするシーンあり・笑)なんかの楽しい経験、それに当時の古い白黒映像も交えながら、お茶の歴史を楽しく紹介してくれます。

第2話ではアメリカのボストンに飛んだビクトリア。
予告では海にお茶を投げていました!今度はボストン茶事件について思い出すチャンスだ(笑)!
さらにイギリスに戻って、素朴な地域として知られているらしいヨークシャー地方の地元の人達や、人気の俳優やTVプレゼンターと一緒に、お茶について語るようです。
予告ではおばさまが、「お茶がなかったら、この国はきっと戦争に負けていましたとも!」とキッパリと話していたりして、イギリス人がお茶をどう思っているのかを垣間みることができそう。
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(人気テレビ番組『ドクター・フー』のドクター役、マット・スミスと一緒に)

イギリス在住でご興味のある方、第2話は明日、4月11日の午後9時からBBC1での放映です。
第1話を見逃した方も、今日から8日間こちらからインターネットのiPlayerで観ることができ、第2話も放映終了後から同じくiPlayerで観られると思います。

たぶんイギリス国外からは見られないと思うんです。ごめんなさい!
インターネットでは観られない方のために、また第2話のまとめをお知らせしますね。

普段はほとんどテレビを観ないのですが、明日の夜が今からとっても楽しみです♪


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by londonsmile | 2013-04-11 08:04 | イギリスのこと・人 | Trackback | Comments(4)
今回はチェルトナム旅行の最終回のつもりでいたのですが、今朝のニュースでちょっと関係のあるタイムリーな話題があったので、ちょっとそのことを。

今日は、チェルトナムの町が保養地として栄えた19世紀初めに書かれたジェーン・オースティンの『自負と偏見』が出版された200周年の記念日だそうです♪
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私はジェーン・オースティンが大好きで、彼女の作品を本やDVDで見たのはもちろん、ハンプシャー州にあるジェーン・オースティン記念館やバースのジェーン・オースティン・センターに行ったりもしました。

この写真は、そのジェーン・オースティン記念館で撮ったもの。
ここは彼女が晩年を過ごした家で、実際に彼女が身につけていたものや、作品を書く時に使っていた机などを見ることができます。
その時のブログの記事はこちらをどうぞ♪

この『自負と偏見』という本、日本語のタイトルは固く聞こえてしまいますが、『Pride and Prejudice』と英語で言った方が聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。
1995年に作られたBBC制作のドラマでは、王子様役のミスター・ダーシーをコリン・ファースが演じ、彼はこれで一気に大人気になりました。
私もこれをたまたま日本で見て、それまで大好きだったヒュー・グラントを捨てて彼に夢中になったのでした(笑)。

キーラ・ナイトレイの主演で映画にもなったし、これまた映画になった『ブリジッド・ジョーンズの日記』は、この小説をおおもとに書かれているので、ブリジットが最後に結ばれる男性の名前もミスター・ダーシーだし、その役をコリン・ファースが演じています。

今日の出版記念日に寄せて、いろいろな取材がされており、大ファンの私は大興奮してしまったので、ついブログにも書くことにしちゃいました。

BBCニュースの「200周年」という記事→こちら

BBCラジオでは作家のPDジェイムズが、『自負と偏見』の魅力を「女性が誰も夢見るハッピーエンドの夢物語をベースに、エレガントな文章で人間観察が深く表現されていて、『あらゆる面においてパーフェクト』だから今も読み継がれている」と語っています。→こちら(7分9秒)

こちらのビデオではジェーン・オースティン狂という作家の女性がこれまでに『自負と偏見』のキャラクターをもとに書いた作品の数々を紹介しています→こちら(1分57秒)

どれも英語ですが、92歳のPDジェイムズおばさまの英語、とても美しくて聞き取りやすいので、ぜひ聞いてみてくださいね。
ラジオとビデオの方は、地域の関係上、英国以外の方はご覧になれないかもしれません。
見られなかったらごめんなさい!

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(ナショナル・ポートレイト・ギャラリーにあるジェーンの肖像画)

ジェーン・オースティンは、19世紀の初めにチェルトナムやバースの保養地に行ったりして豪華に遊ぶリッチな上流階級の人たちよりも少し下に属していたそうです。
上流階級との交流はあったものの、わりと質素に生活していた彼女は、そういう人たちを冷静な目で観察しつつ、シンデレラ物語を夢見ていたようだと言われています。

ともあれ、200年たっても大人気の『自負と偏見』、もしまだご覧になっていなかったらまずは入りやすい映画やドラマからぜひ♪
彼女が描く華やかなリージェンシー時代には、女性の気持ちをくすぐる何かがあるようで、世界中にジェーン・オースティンを愛する人(80%が女性・笑)がいて、定期的に集まって本を読んだり、あの時代の衣装を着てダンスパーティーをしたりしているそうです。
一度ドラマを見てしまったら、あなたもそんなオースティン・ファンになってしまうかもしれません!


タイムリーな話題だったので、今日は予定を変更しましたが、次回はチェルトナム旅行の最終回を掲載します。
マニアックなお話におつきあいいただいて、ありがとうございました♪

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by londonsmile | 2013-01-28 20:36 | イギリスのこと・人 | Trackback | Comments(12)

帰ってきた忘れもの

もう先月のことですが、日本から帰ってきた時、ヒースロー空港で忘れ物をしました。
ヒースローに迎えに来てくれたインディーと一緒に駐車場に行って車に乗り込む時、成田空港で買ったものが入った買い物袋を車に載せそびれたのです。

そして約10日後、その荷物、無事に我が家に戻ってきました♪

少し長くなりますが、荷物を受け取るまでの様子をお知らせしますね。
何かの参考になれば幸いです。
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忘れ物が戻ってくるのって、嬉しい♪・・・続きはこちら(read more)
by londonsmile | 2012-12-17 18:04 | イギリスのこと・人 | Trackback | Comments(2)

花の金曜は自由にいこう

ある金曜日の午後、地下鉄の駅で、もうすぐ発車する電車に乗って待っていると、ひときわテンションが高い声の駅の係員さんのアナウンスが聞こえてきました。

「みなさーん、今日はここにいるデビッドのお誕生日で〜す!
ハッピーバースデー!!イエ〜イ!」
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乗客の目は一斉にデビッドを探します(笑)!

デビッドって誰(笑)?・・・続きはこちら(read more)
by londonsmile | 2012-10-03 18:36 | イギリスのこと・人 | Trackback | Comments(6)

ボスのユウウツ

今年のロンドン、雨が多くて気温もなかなか上がりません。
7月も中旬なのに、夏と呼べないどころか、我が家は今、暖房をつけてます!

そんな今日この頃、我がフラット(アパート)の敷地内では、いろいろな工事が行われていて、その一つが、駐車場の屋上(兼テニスコート・笑)の張り替え。
もう1ヶ月以上前に始めたのに、雨が降っては作業を中断しているので、表面を削り取るという最初の作業がまだ続いています。
ちなみに6月にスコットランドに行って、8日後に帰ってきた時、ほぼ何も作業が進んでいませんでした(汗)。

長い期間にわたって、早朝から途切れ途切れにドリルの音が響き渡っているので、住んでいる方も軽くユウウツになってきますが、雨の降る午後、ふと外を見てみると、とっても浮かない顔をした人が現場にたたずんでいました。
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「ちぇっ、まいったなあ」・・・続きはこちら(read more)
by londonsmile | 2012-07-14 02:20 | イギリスのこと・人 | Trackback | Comments(2)
と、大袈裟なタイトルになりましたが、今週はじめのこと。

地下鉄に乗っていた時、駅から発車してすぐに、私のすぐ後ろでバタン!という音がしました。
慌てて振り返ると、若い男性が床に倒れています。
ただつまずいただけではなくて、なんだか意識がない気配・・・。

すぐに周りにいた人が非常ボタンを押して、車掌さんに知らせ、電車は急停車!
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びっくり!大丈夫かしら・・・続きはこちら(read more)
by londonsmile | 2012-06-14 08:33 | イギリスのこと・人 | Trackback | Comments(12)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


by londonsmile