カテゴリ:イギリスの味( 44 )

前回書いたように、先週末にワインを作っている友人の家に遊びに行ってきました。

ワイナリーを見学させてもらった後、夜は彼らの家に泊めてもらったんですが、その時、だんなさまの方が「来たくなかったらほんとに来なくていいんだけど、僕は明日ブドウ摘みに行くよ」と言うのです。
えっ、ワイン用のブドウ、私が摘んでいいの?
やりたい、やりたい!

私がイギリスに引っ越してきて間もない頃には彼らのワイナリーもまだ小さくて、収穫の季節になると友達や家族を集めてブドウを摘んでいたので、私も何度か呼んでもらっていました。
でもいつも何かあって予定が合わずに行かれないことが続いているうち、ビジネスも本格化して人を雇うようになり、お声がかからなくなっていたんです。
でもワイン用のブドウを摘んでみたかったなーとなんとなく思っていたので、この話を聞いて私は大興奮。

どうしてやってみたかったのかと聞かれると返事に困るのですが、自分が摘んだブドウがワインになるなんてなんだか夢があるじゃないですか!
考えてみると私はブドウ狩りをしたこともないので、生まれて初めてブドウ狩り。
さて、どんな感じだったのでしょうか?

(前回、「人手が足りない」からブドウ摘みを手伝ったと書いてしまったのですが、インディーと話していたら、単に彼が畑に行くから一緒に来たければどうぞという話だったようです。大興奮して勘違いしてしまいました。失礼しました!
ささいなことですが、彼らのビジネスに手違いがあったように思われてはいけないので、元記事も訂正しました)
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前夜は美味しいスパークリングワインと心のこもった手料理で楽しい時間を過ごし、一夜明けて朝ご飯を簡単に済ませて、朝の8時過ぎに畑に向けて出発です。

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畑での作業用に長靴を借りました。
実は洋服が汚れるといけないからと、全身、奥さんのお洋服も借りたのでした。
後でわかりましたが、たまにブドウがつぶれたりして果汁が飛ぶことがあるので、やっぱりここは借りておいて安心でした。
さすがの心配り、ありがとう♪

さて、出発!

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ブドウ畑、前に見せてもらった時よりずっと広くなっていました。
すごい!フランスみたい!笑

この日収穫する畑に到着すると、朝露に濡れたきれいなブドウが実っていましたよ。

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到着早々、「遅いわよー」と半分本気で、半分冗談で怒っていたのは、ブドウを実際に作っているおばさまでした。
この日作業をしている人達の大ボスという感じで、威勢の良さにオーナーの友人もたじたじ。笑

ぶどうの摘み方も彼女に教えてもらいました。
前日の夜には、「まず3時間の研修ビデオを見るんだよ」と脅かされていましたが、そんなことはなく、その場で実際に摘みながらのオンザジョブ・トレーニング。
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ぶどうの木は一列に並んで植えられているので、その両側に2人組になって立ち、それぞれの側にあるブドウの房をハサミで切り、下に予め置いてある収穫用のバケツに入れていきます。
どの辺りから切るか(枝を切らないように注意)、葉っぱをバケツに入れないように、などなど、その場で実際に見せてくれながら一緒に摘み始めました。

誰かが実際に摘んでいるところを写真に撮りたかったのですが、そんな余裕はなく・・・。
実は畑に行くのにもカメラを持っていかなかったんです。
出発前に友人が「ブドウ摘みは真剣勝負だ!休憩も写真撮影もないぞ!軍隊並みに厳しいぞ!」と言っていて、冗談だとは思ったのですが、小心者の私はスマホだけをこっそり持参したのでした。

実際には奥さんもカメラを持って来ていて、みんなが作業している様子を写真に撮っていたので、彼は本当に冗談で言っていたんだと思うのです。
でも、突然手伝うことになった素人の私としては、仕事としてテキパキ働いている人達の横でちゃらちゃら写真を撮っているのも気が引けたので、やっぱりカメラを持っていかなくて良かったと思います。
というわけで今回の写真はすべてスマホで、友人の目を盗んでこっそり撮影したものばかりです。笑

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ブドウの木は思っていたより低くて、こんな風にかがんで実を摘み取ることになります。
このかがむ姿勢が意外と辛いのですが、みんな本当に辛抱強く作業していました。
そしてみんな仕事が速いこと!
パチパチと聞こえるはさみの音がリズミカルで本当に速いんです。
初めての私は関心を通り越して、口があんぐり。笑

作業をしていたのはブドウ摘みにアルバイト的にかり出されたと思われる人たちだけでなく、前日にワイナリーで試験管に入れたブドウの果汁を何やら厳かに見比べていたワイン作りの専門家の姿もありました。
なによりオーナー自身が自らハサミを持ってブドウを摘んでいるんですもんね。
この友人はビジネスにも心をこめる人なんです。

とにかく、たまにおしゃべりや笑い声が聞こえるとはいえ、誰も手を休めずに作業しているので、雰囲気は真剣そのもの。
慣れない私がたまに背中を伸ばしたりしていると、さきほどのおばさまや友人から「こらー、ロンスマ、何してんのー!」と怒られるので(笑)気が抜けませんでした。

こうして怒るのも冗談のうち、というのがイギリス流なんですが、まだ完全にイギリス式に慣れない私は怒られる度にドキドキ。
初対面だって何だって構わないのが、これまたイギリス流です。

特にこの時はこうして仲間意識を高めていたのかもしれないなと思います。
おばさま、厳しいことも言うけれど、何か質問するととても優しく教えてくれました。
「新聞読んでたら、『好きなことを仕事にしよう、オフィスを離れてワインを作ろう!』っていう記事があったけど、『正気なの?!』って叫んじゃったわ」と熱く語っていたのが印象的。
どんなに好きなことでも、お仕事になったら何かしら苦労がありますよね。

こうしてある程度のブドウが収穫できると、上の写真のようにトラックがやってきて、ブドウの入ったバケツを回収していきます。
この日は合計10人前後で作業していましたが、みんな仕事が速いので、ブドウもどんどん回収されていました。

それでもずっと身をかがめていると疲れるもの。
11時ごろ、一度休憩がありました。
「30分だけよ!30分後にはここに戻ってきてね!」と、おばさま。
この言い方、逆らえない雰囲気があるでしょ?笑

作業をしていた人達は車が泊めてある場所でお茶を飲んだりしていましたが、私たちは朝出て来る時に何も持ってこなかったので、奥さんと私が急いで車で家に戻ってお茶の支度。

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ミルク入りの紅茶と緑茶の2種類を用意して、予め焼いてあったグルテンフリーの自家製お菓子も一緒に。
ポットやお菓子をバスケットに入れちゃう奥さん、かわいいなあ。
ついでにバスケットの取っ手が壊れたので、ヒモで修理までしていたんですよ。
急いでいる時もこういう余裕が大切ですね。
彼女からはいつもいろいろ学んでいます。

こうして持ってきたお茶をブドウ畑でいただく喜び♪
自然の中で、そして体を使った作業の合間ということもあって、美味しさもひとしおでした。

さて、また作業に戻りましょう。

摘んでいると、たまに葉っぱや蔦にからまっているブドウに出会います。
ちょっとからまっているだけのものから、なぜか上に向かって実っているものや、蔦や葉っぱや時にはワイヤーまでも巻き込んで2、3房にわたって大きな塊になっているものまであるんです。
最初は実をつぶしてしまうのが怖くて人に助けを求めていましたが、慣れてくると、この複雑なブドウをどうやって救出するかがだんだん楽しいチャレンジになりました。
実をつぶさないようにそっと、でもからまり方を見極めて上手にハサミを入れられた時には快感♪
ブドウへの愛情もじわじわと湧いてきました。

そして1時半ごろ、この日予定していた分の作業が終了。
ワイナリーでは引き続き圧搾の作業がありますが、私たちはここで終わりになりました。
おばさまや一緒に作業した仲間とのお別れはちょっと名残惜しかったです。

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予報に反してお天気も良くなり、本当に楽しい日曜の朝でした。
もちろんこの日の夜から翌日にかけて、自分でも驚くほど体が痛くなりましたが(笑)、それも良い思い出と思えるほどです。
ただ、友人には「来年もやりたいな〜♪」とさりげなくアピールしていたのですが、あの体の痛さを思うと、連日続けるのは厳しいかも。汗
あれを毎日、3週間続ける彼らは本当にすごい!

ちなみに私が摘んだブドウは、まだどのワインに使うかはっきりわからないそうです。
もしメインのロゼのスパークリング、Balfour Brut Roseに使われるとしたら、3年後にボトルに詰められることになるとか。
今後もチェックし続けて、私が摘んだ(かもしれない)ブドウでできたワインをぜひ飲んでみたいと思います。

ブドウ摘みはなかなか経験できないと思いますが、ワインテイスティングとワイナリー見学はどなたでもできます。
こちらのワイナリーにお問い合わせくださいね!

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おまけ:
友人の家は、奥さんのアイディア満載の機能的かつおしゃれで家庭的なほんとにすてきなお家。
お見せできないのが残念なので、今回私とたっぷり遊んでくれた猫ちゃんの写真を載せますね。
これはしっぽで「さよなら」してくれているところ。
もう、猫って素直じゃないんだから♡


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by londonsmile | 2015-10-30 20:28 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)
週末は、友人夫妻の家に泊まりがけで遊びに行っていました。
イギリス人とアメリカ人のこのカップルはロンドン郊外のケント州でワインを作っているんです。

え?イギリスのワインなんて聞いたことない?
ふっふっふ、それが最近、温暖化の影響でよいブドウが穫れるようになったそうで、なかなかがんばっているんです。
ケントの辺りは英仏海峡を挟んでフランスの対岸にあたるので、大昔はフランスとつながっていたことになりますよね。
ということは地質も似ているので、ワインのブドウ作りには適しているそうなんです。

本当は家に遊びに行っただけだったのですが、秋のこの季節、ちょうどワインの仕込みをしているというので、ワイナリーを見学させてもらいました。
以前見せてもらった時には静かだったワイナリーも、今回は週末なのにたくさんの人が働いていいましたよ。

好きなようにブログに書いていいと許可をもらったので、イギリスのワイン作りの現場からレポートいたします!笑

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これは何をしているところなのか聞きそびれましたが、お兄さんがハシゴをかけて登っているのは貯蔵用のタンクだそうなので、たぶん搾った果汁を貯蔵しているところだと思います。

彼らのHush Heathで作っているメインのワインは、ロゼのスパークリング、Balfour Brut Rose
シャンパンと同じ工程で作っているそうで、このワインが一番たくさん賞をとっています。

その他にも赤、白、ロゼのスパークリングや、やはり赤、白、ロゼのワインを作っていて、さらには同じ敷地で収穫するリンゴからアップルジュースとサイダー(リンゴの発泡酒)も作っています。
私が最初に知り合った時にはスパークリングワイン1種類とリンゴジュースだけだったので、その発展ぶりに今回改めて驚きました。
二人ともがんばったんだなー。

詳しい製品についてはぜひ上のワイナリーのリンクをご覧ください。
彼らの製品には、それぞれにご家族の名前が付けられているのが本当に微笑ましいんですよ♪

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ちなみにこれはワイナリーの入り口を少し離れて見た様子。
中は機能的に作られていますが、外観は木で覆われているのがかわいらしいですね。

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ワイナリーの周りも、葦の繁った池があったりして、とてものどかな所です。

同じロンドン郊外でもサリーやサセックスは丘や森や家畜が多いのに対し、ケントは野菜や果物の畑が多くて、「イングランドの庭」とも呼ばれているんです。

ワイナリーに入ると、すでにブドウがたくさん置かれていました。
すぐ近くのブドウ畑でこの日収穫されたばかりのものだそう。
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お許しを得て、ちょっとつまみ食いさせてもらいましたが、食用のブドウとはまた違った香りの高いブドウでした。
えっとね、品種も教えてくれたんだけど、忘れちゃいました・・・。
何種類かのブドウを作っていて、その年の出来具合によってどのワインに使うかを決めるそうです。

奥の方にある研究室みたいなところでは、なにやら化学の実験のようなことをしていましたよ。

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こうしてワインが作られるんですね。
何をしているか、私にはわかりませんでしたが、これはきっと企業秘密ですよね。笑

写真を撮りながらぶらぶら歩いていると、「今からブドウを圧搾機にかけるから見においで〜」と声をかけてくれました。
慌てて行ってみると、おー、始まった、始まった!
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入れ物に入ったブドウを二人がかりで次々に圧搾機に入れていきます。
お兄さん達の動きが速いので、写真がブレる、ブレる!笑

でも、ワインを作っているんだなーと実感させてもらえる作業でした。
ワクワクした〜♪
皮やヘタなどをきれいに取り除く作業も入るようで、機械にかけても3、4時間はかかるんだそう。
美味しい果汁がとれますように。

搾った後はこんな感じ。

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今、機械に入れたものは数時間かかりますが、この日の午前中に搾ったものがあったので、搾りたての果汁を味見させてもらいました。

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すでにロゼ色をしているブドウのジュース。
香りがよくて甘み控えめで、これだけでゴクゴク飲めちゃいそうなくらい、さっぱりしていて美味しかったです。

それぞれのタンクの脇に果汁の色が見える筒が備えられているのですが、ピンクや白っぽいものなど、いろいろな色があるのです。
これをさっきのように試験管に入れたりして分析するんですね、きっと。

一緒に味見をしながら友達は「まだ酸味が強いかな?」なんて真剣な顔でスタッフの人と話し込んでいました。
いつもは冗談ばかり言っている人なのに、やっぱり仕事の時は違うのね。
おもしろい友人のカッコいい一面も垣間みられて、頼もしく、嬉しかったです。

ワイナリーにはショップも併設されています。

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ここで作るワインは、お店で売っているものもありますが、全部の種類を扱っているお店はないそうで、いろいろな種類が欲しい場合は、ネットか電話で注文するのが一番良いそうです。
今一番のオススメはLeslie's Reserveという新しい白のスパークリングだそう。
新しくて今はまだサイトにも載っていないこのワイン、ユニオンジャックをモチーフにしたラベルがカッコいいんですよ。
この日の夜、飲ませてもらいましたが、ちょっとコクがある感じで美味しかったです。(素人の感想ですが!)

思いがけずに貴重な経験ができて楽しい午後でした。

でもこのワイナリーは普段から誰でも見学することができるんです(別料金)。
(ワインの仕込みの時期はできないかもしれませんが、詳しくは問い合わせてみてくださいね)
案内に沿って自分たちだけでワイン畑を歩き回ることもできるようだし、事前に希望すれば本人やスタッフの案内で一緒に歩くこともできるそう。
それにイベントへの貸し出しや、結婚式もやっているんだそうですよ。

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こんな広々とした景色を眺めながらの結婚式もいいですね。

ワイナリー見学の後、友達が翌日はブドウ摘みに行くと言い出し、なんとインディーと私もブドウを摘むお手伝いをすることになりました。
私が摘んだブドウがワインになると思うとワクワク!

その様子は次回またご紹介しますね。

(追記:当初、「人手が足りない」からブドウ摘みに行ったと書いてしまったのですが、私の勘違いだったようです。
失礼しました!
ささいなことですが、彼らのビジネスに手違いがあったように思われてはいけないので、記事を訂正しました)


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by londonsmile | 2015-10-28 22:31 | イギリスの味 | Trackback | Comments(0)
おいしくないと言われ続けているイギリス料理ですが、最近では「そうでもないよ」という声もずいぶん出て来てますよね。

確かにイギリス人は全体的に食に対する情熱の薄い人が多いとは思うのです。
食べ物より大切なことがある(例えば会話とか、礼儀とか)と教わっているから、という説もあるそうです。
でも、美味しいものが好きな人はたくさんいるし、美味しいものを作る人もたくさんいます。

だから私はやはり「イギリスだって結構美味しいよ!」派。

評判のよくないイギリスの食べ物にソーセージがあるのをご存じですか?
特に日本人にとってソーセージというと、皮がパリっとしているドイツ風なソーセージの印象が強いですよね。
でもイギリスのソーセージは、皮があるんだかないんだかよくわからない。笑
と書くと、美味しくなさそうですが、少なくともあのパリっという食感はありません。

では、どんなものかというと、たとえばこの前、B&B(ホテルと民宿の間のようなもの)に泊った時の朝食に出て来たソーセージはこんな感じです。

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ドイツのソーセージから想像するつるっとした表面ではなく、なにやら肉の塊という感じ。笑
イギリスのソーセージにはパン粉も入っていて、なんだかハンバーグのよう。
だからよけいに食べてもパリっとならず、初めて食べて驚く日本人の方は多いようです。

でもね、私は意外と好きなんです。
このB&Bで出してくれたソーセージは地元のお肉屋さんの手づくりのものだそうで、脂分も少なくて美味しかった♪
そう、ソーセージでもなんでも、ちゃんと作ったものは美味しいのです。

かといって、ソーセージを手づくりしているお肉屋さんが近くにあるとは限らないので、たまにはソーセージでも食べたいなと思った時にどうするか。
実はスーパーで買っていも手に入るなかなか美味しいソーセージがあるのです。
その名もザ・ブラック・ファーマー・ソーセージ(The Black Farmer sausage)。
(会社のサイトはこちら!)

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わが家はソーセージだ大好物というほどでもありませんが、たまに買う時には必ずこれか、肉屋さんの手づくり品にしています。
これね、脂分が少なく、さっぱりしていて、食後に変な重さが残らないのです。

前から気になっていたのでついに調べてみたら、この会社、子供の頃に家族でジャマイカから移住した黒人男性が経営しているので「ブラック・ファーマー」という名前のようです。
サイトが充実していてつい読み込んでしまったのですが、会社の設立者であるウィルフレッド・エマニュエル・ジョーンズ(Wilfred Emmanuel-Jones)さんは、子供の頃から農業への憧れがあったものの、BBCの食べ物関連番組のプロデューサー/ディレクターになり、ゴードン・ラムゼイなどのセレブシェフとも仕事をしたそうです。

仕事を通じてイギリスの食事情を詳しく知ったウィルフレッドさん、イギリスのソーセージに英国産のポークが使われることが少なく、混ぜ物が多くて品質が良くないことを残念に思い始め、2004年に自らの会社を設立してソーセージを作り始めたんだそう。
サイトでは「これでやっと子供の頃からの夢が叶ったんです」と語っています。
この「ブラック・ファーマー」というネーミングも単に人の目をひくためだけに付けているだけでなく、彼の誇りの証なんですね、きっと。
カッコいいぞ!

このソーセージは屋外で育った英国産ポークを90%使っているほか、小麦粉やグルテンのアレルギーの人にも食べられるようにと、代わりに大豆粉を使っているそう。
ちなみに大豆粉のおかげで食後もお腹が重くなり過ぎない、とサイトに書いてありました。
なるほど、そうだったのか!
そしてGreat Taste AwardsやFreeFrom Food Awardなどの賞を獲得しているそうですよ。

最近でこそ小麦粉抜き、グルテン抜きという食品は増えてきましたが、2004年当時、この大豆粉を使ったソーセージは珍しく、最初は各地のフードショーでのテント販売から始め、徐々に拡大していって、今ではスーパーでも売られるようになったようです。
おめでとう〜!

サイトによると、この会社ではこのソーセージのほか、タマネギやリーク(ポロ葱)も加えた風味のソーセージや、ベーコン、卵、鶏肉、ハンバーグ、ミートボールなども販売しているようです。
どれもグルテンフリー製品ですが、ポークの割合は製品によって違うので、サイトでお確かめくださいね。
自家農場の様子や子供の農業教育への取り組みなども紹介されているおもしろいサイトですよ!

さて、そのブラック・ファーマー・ソーセージ、わが家で料理したものはこちらです。

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わかりにくい写真になりました。汗

というのも、インディーが「ボクがマッシュルームソースを作っておくよ!」と言ってくれたのでお任せしたところ、マッシュルームを刻まず丸のままソースを作ってくれたので、ソーセージが目立たなかったのです。
そんな大胆なソースを作ってくれたのは初めてだったので驚きました。笑
まあ、写真の中の長いものがソーセージです。

ソーセージ料理はバンガー&マッシュ(Banger & Mash)といって、マッシュポテトがつきもの。
焼く時に時々皮が破裂してバン!という音を立てるので、ソーセージのことをBangerというそう。
大抵のパブに置いてある人気の食べ物です。

これを読んで、イギリスのソーセージを試してみたいと思ってくださった方が少しは増えたことを祈りつつ♪


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by londonsmile | 2015-10-22 18:55 | イギリスの味 | Trackback | Comments(0)
日曜日の午後にはローストという料理を食べるのがイギリス式。
インディーが育った北イングランドでは、本当に毎週日曜日はローストを家族で食べていたそうです。

ローストというのはオーブンでじっくり焼いたお肉料理のこと。
よく知られているローストビーフの他にも、ポーク、ラム、チキンなどがあって、オーブンで一緒に焼いたローストポテトや付け合わせの野菜にヨークシャープディングを添えて、グレーヴィーという肉汁から作るソースをかけていただきます。

もちろん私はローストを食べて育ったわけではありませんが、この家庭的な習慣が大好きです。

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(見よ、このヨークシャープディングの大きさ!お肉が見えないよ。笑)

といっても!
大人2人家族のわが家では、家でローストを作ることはめったにありません。

というのも、簡単に見えるこのロースト、お肉をじっくり焼いて、野菜とポテトも加えて、最近は見た目も大事なので(笑)緑色の野菜を茹でて、ヨークシャープディングは別のオーブンで焼いて、グレイビーを作って、お皿を温めて、それを全部アツアツのうちに出して・・・と料理するにはなかなかの作業量なんです。
少しの量を作るにも手間は同じだし、かといってたくさん作ってしまうと残り物を処分するのに2人では1週間かかっちゃうかもしれないし!

という訳で、わが家の場合は、思い立った時に近所のパブにローストを食べに行っちゃうのがほぼお決まりです。
あちこちのパブやレストランで、日曜日にはサンデーローストがちゃーんとメニューに入っているのです。

今週はかなり久しぶりにローストの気分だったので、近所の美味しいパブに行ってきました。

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ウィンブルドン・ヴィレッジにあるDog & Fox
上には宿泊施設もある伝統的なパブなんです。
古い建物もすてきでしょ。

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伝統的な建物の中に入ると、店内は意外にモダン・カントリーなかわいい雰囲気。
お店の人はいつ行っても感じが良くて、とても気持ちがいい♪

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場所柄か、テニス関連の装飾品が多いのもおもしろい。

ウィンブルドン・ヴィレッジは、ウィンブルドンの町自体とは少し離れたところにあって、全体的におしゃれなお店が集まっているところです。
近くに高級住宅街もあるからか、ここにいる人達って、なんとなく上品な人が多い気が。
市内からそう遠くないこの町で、わざわざ名前にヴィレッジと付けるあたりが既にちょっとポッシュな(気取った)香りがします。
イギリス人は、村に住むことに憧れている人が多いと思うので。

とっても個人的にはポッシュというより、ちょっとスノッブ(お高くとまってる)な人も歩いている気がしていますが(笑)、一般に日本人が行くには、かわいいお店や美味しいお店が多くて、古い建物がきれいで、お行儀のいい人達が歩いているので、楽しめる町ですよ。
近くに乗馬場があって、普通に馬が道路を歩いていたりしてて癒されます♪

そんなちょっとおしゃれな町で私たちが見つけたのがこのDog & Foxというパブでした。
ある日飛込みで入って美味しさにびっくりして以来、ずっとお気に入りのパブです。

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最初の写真をちょっと横から撮ってみました。
ヨークシャープディングが本当に大きくて、まだお肉があまり見えてませんね。笑
手前の私はローストビーフ、あちら側のインディーさんはローストチキンでした。

ヨークシャープディングがこんなに大きいのはちょっと珍しいかもしれませんが、私は大好きなので嬉しかったです。
これ、基本のレシピの原材料は小麦粉と卵と牛乳だけで、ベーキングパウダーなどは使っていないのに、こんなに膨らむんです。

ローストを注文する時は、まずメニューからお肉の種類を選びます(お店によってはお肉の焼き加減も選べるところがありますよ♪)。
お肉の種類によって、ビーフならホースラディッシュ(西洋わさび)のソース、ポークならアップルソース、ラムならミントソース、チキンならブレッドソース(私は試したことがないのですが、パンの入った白いソースだそう)を添えてもらうのがイギリス風。
お肉の種類によって付け合わせのソースも決まっているなんて、お肉文化の奥深さを感じませんか?笑

ローストはほとんどの場合、お肉と一緒にローストした野菜とポテト、ヨークシャープディングが付いてきますが、それをtrimmings(付け合わせ)とひとことに省略しているお店もあるのでご注意を。
分量的にはお肉よりtrimmingsの方が量が多いくらいですよ!笑

はあ、今回のローストも美味しかった!
また来週からもがんばれます。

みなさんも良い1週間になりますように♪


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by londonsmile | 2015-07-20 02:30 | イギリスの味 | Trackback | Comments(4)
今回泊っているB&Bは勉強に行っている場所のすぐ近くなので、長い空き時間などはホテルの部屋で一人でお茶をいれて休憩しています。
そして一人でゆっくり味わってお茶を飲んでみると、ヨークシャーで飲むお茶は格段に美味しいのです。

置いてあった紅茶はいつも家で使っているものと同じメーカーなのに、はっきり味が違います。
そして同じ銘柄のティーバッグでも、渋くならずにとても美味しいんです。
(厳密に言うと、わが家のティーバッグは個装になっていませんが!)

さて、どうしてでしょう?
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それはヨークシャーの辺りは水が軟水だからのようです。

紅茶は硬水の方が美味しいと言われることが多いので、意外に聞こえるかもしれませんが、実際には紅茶は軟水が向いているそうです。
ちなみにこのヨークシャーティーというお茶、もちろん元はヨークシャー州で作られたものですが、ロンドンでは「硬水用」というバージョンもあるんです。
ということはオリジナルは軟水用に作られたということですよね。

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ティーバッグの後ろにある家の形をした缶の中には、ビスケットが日替わりで入っていました。
入っているものを食べてしまうと、お掃除の時にちゃんと補充しておいてくれるのです、しかも違う種類を♪

いろいろ学んだ後に部屋に戻ってきて、ビスケットを一緒に美味しくはいった紅茶を飲める幸せ。
家にいると、毎日が「生活」になってしまってイギリスらしさを意外と感じないものなので、こうしてイギリスらしさを感じられて嬉しい数日間です。


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by londonsmile | 2015-06-21 08:44 | イギリスの味 | Trackback | Comments(6)

夏の風物詩、ピムス♪

すっかり初夏という雰囲気のロンドン。
毎日のように気持ちよく晴れて気温も上がっています。
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日が出ると一気に気温が上がるので、ここぞとばかりにシャツを脱ぎ捨てて上半身ハダカやタンクトップ姿で日光浴を始めるイギリス人、本当に多いのです。
そして夕方にはすっかりピンク色になっている人をよく見かけます。痛そう!笑

家で仕事する人が多いからか、仕事がフレックスなのか、平日の昼間から野原で日光浴している人が多いのもこの国の不思議なところ。笑
晴れた日には仕事を休む人の確率が高いそうで、「晴れたから仕事休んで日光浴しよっ!」を実行する人は本当にいるようです。

そんな風に気分もウキウキな初夏の今週、夏の風物詩、ピムスを今年初めて飲みました。
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ピムスというリキュールにレモネード(日本で言うサイダーやスプライトに近い)を混ぜ、キュウリ、オレンジ、ミント、イチゴなんかを加えて楽しむ夏の飲み物です。
フルーツも入って甘いように思えますが、意外にそうでもなくて、飲み味すっきり。

この季節になると夏を先取りするようにピムスを楽しむ人が増える気がします。
来月始まるウィンブルドンのテニスの時にもよく飲まれるんですよ。
私も大好きでよく飲んでいるうち、甘いような苦いような独特の香りに鼻をくすぐられると、夏の気配を感じるようになりました。

梅雨のないイギリスでは夏の訪れが感覚的に日本より早く、夏至を迎える6月にはもうすっかり夏です。
ということは本当に夏はすぐそこ!
楽しみだな〜♪

ピムスについて詳しく知りたい方、美味しそうな画像を見たい方は、ピムスのサイトをどうぞ♪→こちら


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by londonsmile | 2015-05-18 00:43 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)
以前にティールームのことを書いた時、私が食べたのは「どんな味のクッキーですか?」といコメントをいただきました。
何味だっけ?と写真を見てみたら、それは「クランペット」というものでした。
表面がぶつぶつしていて、確かに大きなクッキーにも見えるんです。

日本ではあまり馴染みがない食べ物じゃないかと思うので、今日はそれをご紹介しますね。

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これがクランペット。
パンの一種ですが、味や食感は、パンとパンケーキの中間、という感じ。
見た目はイングリッシュマフィンに少し似ているものの、こちらはほんのりした甘みがあるんです。

ウィキペディアでちゃちゃっと見てみたら、「塩味の、または甘い軽食パン」と書かれていました。
アングロサクソンが発明した食べ物のようですね!
例の特徴的なプツプツした穴はベーキングパウダーの効果のようです。

見た目も同じような感じで袋に入って売っているのですが、売られているのは半生の状態なので、トーストしてから食べましょう♪
インディーによれば、パンをトーストする時よりもすこし長めに、オーブングリルを使うなら、プツプツ穴の開いている方を2分、裏返して2分、そしてまた表にして1分ぐらい、と、彼にしては慎重なアドバイスをくれました。
クランペット愛を感じます(笑)。

古い時代の映画を見ていると、暖炉のそばに座ったお父さんと子供が、長い鉄の串やフォークなどにクランペットを刺して、直火であぶって食べているシーンが出てきます(なぜかたいていお父さんなのです。お母さんは他の家事で忙しいのかもしれません)。
子供が沈んでいると、お父さんは「ほら、クランペット食べなよ」とか言って子供を慰め、あるいは1日の終わりに親子でしみじみと話をしながら2人でクランペットを食べる。
たいていはほのぼのしたシーンなんです。

古い時代だけでなく、インディーが子供の頃も、お昼にごちそうを食べた日曜日などは、晩ご飯はクランペットで軽く済ませるということもあったようです。
クランペットはトーストよりもお腹にずっしりくるので、無理矢理あてはめると、おにぎりを食べたような感じになるのでしょうか?笑

クランペットにはなんとなく懐かしい香りがする気がして、味もさることながら、その家庭的な温かさに魅かれるのかもしれません。

そして、時間をかけて焼き上げてみると、外はカリカリ、中はもっちりという幸せな食感になるんですよ♪

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クランペットの断面図。
プチプチの穴は下まで通っていて、ここにバターがたっぷり浸みわたるので、さらに美味しい♪
これくらいじゃバターが足りない!とイギリス人からはツッコミが入りそうですが、私の胃袋は日本人なので、このくらいで十分(笑)。

ちなみにクランペットを出しているお店は少なくて、たいていはイギリス風のティールーム。
朝ご飯に食べる人は少なそうなのでホテルの朝ご飯のビュッフェにも出て来ないし、アフタヌーンティーのメニューに入れるとお腹がいっぱいになっちゃいそうだし、やはり家庭的なお茶や軽食に向いているようです。

ちなみにクランペットの裏側はぺったんこ。
これがまたカリカリの食感を引き立ててくれるんです。

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私はバターだけを付けて、ほんのり甘いクランペットそのものの味を味わうのが好きですが、ママレードやジャムを付けるのも美味しい♪

暖かくなってきたとはいえ時々肌寒い今頃の季節、アツアツのクランペットで心も体もあたたまってみるのもいいですね。うふふ。


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by londonsmile | 2015-03-17 17:01 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)
火曜日はパンケーキ・デーでした。
復活祭までの46日間は、四旬節(lent)といって粗食をしていたことから、四旬節に入る前の日の告解の火曜日(Shrove Tuesday)に食料庫にあるものを使い切る理由で卵、牛乳、バターを使うパンケーキを食べる習慣が始まったと言われています。

イギリスのパンケーキは、日本やアメリカのふわふわのものと違ってぺったんこ。
パンケーキというよりクレープに近いかも。
もうちょっと厚いものも見るので、特にインディーが作るものがそうなのかもしれません。

これにレモンを絞ってお砂糖をふるというのがイギリス流基本の食べ方。
とてもシンプルですが、これが以外とバカにできない美味しさです。

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(えっと、はじっこがうまくひっくり返せなかったので、写真はごまかして撮りました!)

こんな薄いパンケーキなので、作り始めればすぐに焼けてしまいます。
大人2人のわが家では、最初に作ったパンケーキを熱いうちに1人が食べる間に、もう1枚を焼き、それが焼き上がる頃には薄いパンケーキは食べ終わっているので、2枚目を焼いた方がそれを食べている間に、もう1人がまた3枚目を焼き、という慌ただしいことになります。
黙々と焼いては食べ、焼いては食べ、というのは、まるで焼き肉状態、あるいは天ぷら状態、あるいはわんこそば状態!

イギリス人は全般に温かい食べ物は温かいうちに食べるということに強いこだわりがあり、インディーさんも、もう1枚のパンケーキが焼けるまでの間、食べるのを待っているのがおイヤのようです。
なにせ、お料理することよりも、お料理を盛るお皿を予め温めることに力を注ぐこともある人達ですからね。笑

ちなみに、温かい料理は温かいうちに食べたいので、食べ終わるのも全般に早いです。
しかもその間もよくしゃべるので、食事中のイギリス人の口は本当に忙しく働いていると思われます。

さてパンケーキ・デーといえば、お楽しみはパンケーキ・レース。
その名のとおり、フライパンの上のパンケーキをくるくるとひっくり返しながら走るレースです。

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(写真はバッキンガムシャーのオルニーという町のパンケーキレースのサイトからお借りしました)

みんな楽しそうですよね〜!

最近ではチャリティー目的の資金集めとしても行われているようで、国会議員さんだってこのとおり。
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(こちらの写真はTimeout誌のサイトからお借りしました)

楽しいこと好きなイギリス人らしい行事だなと思うので、ぜひ一度私もこの目で見学してみたいと思っています。

最後は昨日のあったかい太陽に誘われて満開になったクロッカスの花。
かわゆい〜♡
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by londonsmile | 2015-02-19 18:45 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)
クリスマスにはターキー(七面鳥)をオーブンで焼くのですが、一度の食事で食べきれることはほとんどなく、少し残るもの。
わが家は今年は2人だけだったので、大量に残りました!

なので、よくある残ったターキーの食べ方をフル回転。
翌日は、残ったポテトや野菜を全部いっしょくたに混ぜたバブル&スクイークを冷たいターキーと一緒に。
(バブル&スクイークについては前に書いたので、こちらをご覧ください→イギリス版残り物チャーハン!?バブル&スクイーク
一晩経って落ち着いたターキーが美味しく感じられて、インディーとしては、これが一番美味しかったそうです。

その次の日のお昼はターキーでサンドイッチ。
オーブンで焼いたお肉は、ハムのような、焼豚のような感じなので、サンドイッチもかなりいけます♪

そしてその夜はこれまた定番のターキーカレー♪
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インドと関わりが深かったイギリスではインド風のカレーが大人気。
クリスマスの後のターキーをカレーにするのが定番化しているほど、生活に浸透しています。

お肉はもう焼けているので、ターキーカレーといっても、カレーを普通に作って最後にターキーを足すだけ。
今回は冷蔵庫に半端に残っていた海老を入れて、ココナツクリームの代わりに生クリームを使ってみました。
(作ったのはもちろんインディーです。カレーは彼の担当ですからね!)

そして最後にもう少し残った分はサラダに乗せましたが、私はちょっと柚子胡椒を試してみました。
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さっぱりしたターキーに柚子胡椒、なかなか合う♪
私が柚子胡椒を好きなだけかな(笑)。

そんなわけで、今年のターキーは無事に全部消化しました。
これでやっと気持ちを100%お正月に向けることができそうです。


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by londonsmile | 2014-12-30 22:53 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)
七面鳥というと、アメリカの感謝祭のイメージが強いですが、イギリスではクリスマスはターキー(七面鳥)を食べるんです。

お昼にローストした七面鳥を食べて、午後3時からクリスマス恒例の女王のスピーチをテレビで観るというのが、とっても一般的なクリスマス。
女王のスピーチはだいたいその年を振り返る内容なので、それぞれがその歳を振り返るんだと思います。
なんとなく大晦日に年越し蕎麦を食べて、紅白歌合戦を観るのに似ているなーと思ったりして。
あるいはお正月におせち料理を食べて、皇居に一般参賀に行くようなもの?笑

今年のスピーチで女王は、ちょうど100年前の第一次世界大戦中のクリスマスの日に、敵同士のイギリス軍とドイツ軍が自主的に休戦してプレゼントを交換し、サッカーの試合をした話をされていました。
国同士には問題があっても、個人には関係ないというメッセージのような気がして、感動。

わが家は今年は家でインディーと2人だけのクリスマスだったので、簡単にローストを。
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ベーコンを巻いたソーセージや、ローストポテトやいろいろな野菜を添えた家庭的なクリスマス料理。
今年は骨を取り除いたクラウンと呼ばれる七面鳥を買ったので、調理時間も短く、しっとり仕上がりました♪

女王のスピーチの後は、実家に帰るはずだったのに体調が悪くて見合わせたというフラットのご近所さんたちが小さな子を連れてお茶に来てくれて、楽しくおしゃべり。
せっせとお菓子を焼いたインディーはみんなに喜んでもらえて嬉しそうだったし、かわいい男の子のおかげでアットホームな良いクリスマスになりました。

みなさんはクリスマスに何を召し上がりましたか?


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by londonsmile | 2014-12-26 04:06 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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