カテゴリ:イギリスの味( 41 )

今日はShrove Tuesday(告解の火曜日)、別名pancake day、パンケーキの日でした。

イースター前の40日間は断食をするので、その最初の日に当たる明日(Ash Wednesday、灰の水曜日)の前に、家に残っている卵や牛乳を使い切る目的でパンケーキを作って食べたのが始まりだそうです。

イギリスのパンケーキは、日本でいうクレープに近い薄いもの。
これにレモンと砂糖をかけて食べるのが基本の食べ方です。

今日はたまたまインディーが昼間に家にいたので、お昼代わりにパンケーキを作ってみました。
もとい、作ってもらいいました。笑

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冷蔵庫に残っていたライムも添えてみましたが、やっぱりレモンの方が合うみたい。笑

自分でも1枚だけ焼いてみました。
錦糸玉子を作る時の要領でフライパンで焼くのですが、ひっくり返すのがどうもうまくいきません。
クレープパンという浅いものを使うといいらしいと今年初めて聞いて、なるほどと納得。
浅いとフライ返しをぐっと奥まで差し込めるもんね。

何も使わずにパンケーキを空中に飛ばしてくるっとキャッチしてひっくり返すというのもよくやると聞くのですが、これは練習にすごく時間がかかりそう。

パンケーキの日は、信者の方には宗教上も大切な行事ですが、特にクリスチャンでない人にももはや伝統行事。

日々のことに追われて季節の風物詩もついしなくなりがちですが、こういうのも、やってみるとやっぱり嬉しいですね。
おかげで、充実した気分で午後を過ごすことができました。

パンケーキの日がやってきたということは、春も遠くないということ。
さて、がんばりましょう。

(追記:ご指摘いただいて最初の書き方がちょっと紛らわしいとわかったので、書き直しました。
今でもイースターに向けて甘いものや好きなものを断ったりする信者の方も多いので、パンケーキの日は伝統行事だけではありません。
冷蔵庫や技術の発達した現代では昔と事情は変わったかもしれませんが、人の気持ちは変わっていないのでしょうね)


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by londonsmile | 2017-03-01 02:30 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)
このところ、お天気はいいものの、毎日冷え込んでいるロンドンです。
ゆっくりお昼を食べる習慣のある日曜日には、体の温まるものを思って、コテージパイにしました。

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コテージパイは代表的なイギリス料理で、ビーフのひき肉を煮込んだものの上にマッシュポテトを乗せてオーブンで焼く料理。
オーブンから出てきてアツアツのところを食べるので、体がとても温まります。

煮込み自体の味付けは家によってそれぞれのようですが、わが家はインディーさんのレシピを導入していて、トマトやベイクトビーンズ(豆のトマト煮込み)の缶詰を使うことが多いのです。
見た目が赤くなるので、なんだかミートソースのマッシュポテト乗せ、みたいになってますが!笑

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今日は、カレー味のバターナッツスカッシュ(ひょうたんのような形をしたかぼちゃ風の野菜)と緑の野菜を添えて、ハフハフしながらいただきました。

お腹いっぱいになった後は、お散歩へ。
体が温まっているので、冷たい空気の中でも大丈夫・・・のはず! と思ったけれど、やっぱり寒かったなあ。
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それでも、春が近づいていることを思い出させてくれるキャットキン(日本語では尾状花序(びじょうかじょ))を見つけて、嬉しい午後でした。

(キャットキンの詳しいことは、以前に書いたこちらの記事をどうぞ♪)


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by londonsmile | 2017-01-23 03:31 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)
先日、お友達からプレゼントをいただきました。

「ビール好きでしょ、日本のビールを見つけたよ」とのことだったので、たまにスーパーでも売っているスーパードライかな、と思って中をのぞいてみると、全然見たことのないボトルが入っていました。
その名もNanban Kanpai
え? 南蛮?乾杯???

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製造はイギリスですが、「with yuzu, orange and grapefruit」と書いてあります。

yuzuはもちろん柚子のことで、他にオレンジとグレープフルーツの風味もあるということ。
和食ブームだからか、柚子が日本独特の柑橘類だということも、意外に広まっているのです。
だからと言って柚子風味のビールを作っちゃうとは!

ふと思いついてググってみると、日本でも柚子風味のビール、地ビールとしていろいろあるんですね。
知らなかった! 
ビールが大人気のイギリスでも、最近はこれまでにないユニークが地ビールがいろいろ登場しています。
このNanban Kanpaiも、製造はおしゃれな場所として発展の目覚ましい東ロンドンでした。
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(キャップもスタイリッシュ)

イギリス産のこの柑橘系ビール、グラスに注いでみると、曇っていました(写真撮りそびれました・汗)。
いかにもローカルに作っているという感じがいいですね。

肝心のお味はと言うと、ほんのり香る柑橘系が心地よい♪
ベルギーに多いフルーツ風味のビールを思い浮かべていただくと、それに近いのですが、それにさらにビールのコクを足した感じ。
ごくごく飲むというよりは、ちびちびやる感じでしょうか。
苦くはなかったので、ビールの苦みが好きじゃないという方も、これならいけるかもしれません。

柚子の香りもほんのすこーしするので(笑)、私としてはとても懐かしい気持ちになりました。
アルコール度が6.5%と少し高めですが、フルーツの風味があるからか、全然強くは感じません。
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名前が書いてある両脇には、それぞれ「柑」と「杯」の文字があって、合わせて「カンパイ」。笑
柑橘系の「柑」を使っているのが、これまたおしゃれですね。

週末には久しぶりに会う友達がご飯を食べに来てくれたので、近況と一緒にビールの話をしつつ、みんなで美味しく飲みました。

イギリスで出会った日本の味。
それもイギリスで知り合った友達に教えてもらったのでした。
もう日本にいるんだかイギリスに入るんだか、わからなくなってきました。笑

こうして私が大好きな二つの国がつながるのを見ているのは、とてもとても幸せです。


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by londonsmile | 2016-11-13 18:11 | イギリスの味 | Trackback | Comments(0)
日本から遊びに来ている妹夫婦が2泊で湖水地方に行ってきました。
見どころの多い湖水地方を駆け足でまわって楽しんできたようですが、お土産も買ってきてくれたんです。わーい。

それがこれ♪
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あ、まだ袋に入ってました。笑
この素朴な袋に入っているのは、やはり素朴なこのお菓子。
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Sarah Nelson's Grasmere Gingerbreadという名前のジンジャーブレッドです。

湖水地方のあるイギリス北部はショウガを使ったお菓子がもともと多いのですが、これもそのひとつで、ショウガをたっぷり使ったビスケット。
ビクトリア時代の1854年にSarah Nelsonさんが作って以来、世界中で愛されている味だそうで、ほろっとした食感としっかりショウガ味が感じられるのが特徴です。

このジンジャーブレッド、以前に自分で行った時にも買っていて大好きだったので、妹が湖水地方に行くと聞いた時に、もし前を通ったら是非買ってきてねとお願いしていたのでした。

私は食べるたびに日本の雷おこし(生姜味)を思い出すのですが、それだけこのジンジャーブレッドが素朴だということかもしれません。
お店自体も小さくて、昔ながらの雰囲気たっぷりのかわいらしい造りなんですよ。

実はこのジンジャーブレッド、なかなかのレア物です。
まず、湖水地方にある小さなお店だけで作られていて、このお店と、お店が運営するネットショッピングと、地元の少数のホテルなどでしか売られていない。
つまり、これを手に入れるには、ネット販売か、湖水地方に行かなければいけないんです。
しかも1週間以内に食べた方が美味しいので、一度にそんなにたくさん買うことができません。
ね、なかなか珍らしいものでしょ?

と今は思うのですが、実は前にこのジンジャーブレッドのことを書いた時には、"地元でしか手に入らないかと思いきや、ネット販売していて日本にも発送してくれるんじゃん"と思っていたようです。笑
でもね、よく考えてみると、ネットでわざわざ買う人はこのジンジャーブレッドが美味しいとわかっている人ですよね。
そして、最初にこのジンジャーブレッドを味わうためには、湖水地方のお店に行くか、お土産でもらうかしなければならないわけで、やっぱり誰でも知っているわけではないと思うのです。

なんでも便利になった世の中、基本的にその場に行かないと買えないというのはなんだかのんびりしていていいなあと思います。
ロンドンでなんでも手に入るわけではない、というのもいいではないですか!
どんどん旅行をしてみたくなるし。

レシピは秘密だそうですが、おそらく糖蜜系を使ったコクのある甘み(でも甘過ぎない♪)とショウガの爽やかな辛味が絶妙に美味しいので、機会があったら是非味わってみていただきたいお菓子です。
湖水地方はピーターラビットのおはなしなどを書いたビアトリクス・ポターが晩年長く住んだ場所。
彼女が住んでいたヒルトップ農場は有名ですよね。
(2008年にヒルトップ農場のことを書いた記事はこちらをどうぞ)
今年は彼女の生誕150周年ということで、地元も盛り上がっているようですよ。
この機会にぜひ1

いろいろ屁理屈をこねながら、私も一口、また一口とジンジャーブレッドを味わっています。
美味しい〜♪


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by londonsmile | 2016-07-21 09:11 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)
シェイクスピアという名前のビール工場でできた「テンペスト」という名前のエール(ビールの一種)。
おそらく地ビール的な感じで作られているんだと思います。

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このエール、クセがなくて飲みやすいのにしっかりコクがあって、なかなか手強いヤツでした。

ちなみに「オセロ」というのもあったのですが、「黒い」感じがすると書いてあったので、軽めのこちらにしたのです。
ビールの「黒」とオセロの「黒」をかけてるんですよね、うまい!

この瓶も他のものより大きかったので、ゴキゲンになっちゃったのでした。笑


Tempest Ale from Shakespeare Brewery, lovely one!


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by londonsmile | 2016-05-02 04:26 | イギリスの味 | Trackback | Comments(0)
先日、前から噂に聞いていたイギリス北部で人気が高い食べ物を初めて食べる機会がありました。
本当は人と会って夕食することになっていたので、食べている場合じゃなかったのですが、実際に見たのが初めてだったので、つい手が出てしまったのです。

でも実は、私より先にお財布に手が伸びていたのはインディーだったんです。
はい、彼は北部のヨークシャー出身。笑

彼が「久しぶりに見た〜♪」と嬉しそうに買っていたのは、このカレー&チップスでした!

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その名のとおり、ポテトフライにカレーがかかっている、ある意味、カロリーの塊!笑

チップスはポテトフライのイギリス風な言い方です。
フィッシュ&チップスの、あの「チップス」ですね。
イギリス式のチップスは、日本で一般的なフレンチフライよりも太いのが特徴で、インディーは「この方が油が触れている面積が少ないからヘルシーだ」と得意げに胸を張ります。

イギリスの人、そしておそらくヨーロッパの人達は日本に比べるとポテトをずいぶん食べると思うんです。
茹でたり、マッシュしたり、オーブンで焼いたりしますが、揚げたチップスももちろん大人気。
ハンバーガーや普通のお肉料理など、いろいろなものに添えられてきます。

すごいと思ったのが、イタリア料理のお店にもチップスがあったこと。
それこそ北部に住むインディーの兄弟達を訪ねた時に、一緒に食事に行ったカジュアルなレストランで、メインのお料理の付け合わせを「パスタかチップス」、選べたんです!

これって日本で言うと、「パンかライス」みたいな感じかなと思うのですが、インディーの弟くんは本当にチップスを選んでいました。
イタリア人もポテトフライ食べるだろうけど、出て来たのは思いっきりイギリス風な太いチップスでした。
イタリアンじゃないぞー!笑

義妹のスーも、昨年オーストラリアから里帰りした時に北に遊びに行き、「カレー&チップスを食べたんだ〜♪」と嬉しそうに話していました。
ということは、オーストラリアにはないんですね、きっと!
カレーとチップスなんて体が温まりそうなので、気候が温暖なオーストラリアには合わないのかも。
そしてぽかぽかと体が温まるから、寒い北部で人気があるのかもしれません。

この日カレー&チップスに出会ったのは、サウスバンクの裏手に週末だけ登場するマーケット、Southbank Centre Marketでした。

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(コンサート会場などがあるサウスバンク側から見たところ)

カラフルな屋台のテントの下には、クレープ、ホグロースト(豚の丸焼き)、ハンバーガー、パエリア、カレー、アジア風ヌードル、パン、ケーキ、コーヒー、ウィスキーやカクテルなどなど、世界あちこちからの食べ物や飲み物がずらりと並んでいます。

その中にカレー&チップス「専門店」があったのです。
カレー屋さんについでにあったのでもなく、チップスを置いている屋台がカレーをかけてるだけでもない、正真正銘の「カレー&チップス屋さん」で、屋台にも「Proper Curry & Chips(ちゃんとしたカレー&チップス)」という看板がかかっていました。
カレー&チップス自体を在英10年にして初めて見たのに、いきなり専門店だったとは!笑

そして肝心なお味ですが、これが美味しかったのです♪
なんといってもカレーが美味しい!
カレーが美味し過ぎて、チップスとの組み合わせがもうよくわからなくなるほどでした。笑
普通にご飯やナンとも一緒に食べてみたい♪

この美味しいカレーが気になって調べてみたら、ちゃんとサイトもできているCurry Onというお店でした。
モーリシャスとイギリスのバックグラウンドを持つ人が始めたお店で、「だからこそカレーには自信がある!」そう。

ちなみにこの日のカレーはチキンとベジタリアンとクリーミーの3種類でした。
(「クリーミー」の中身はなんだろう?笑)
サイズも選べるので、食事を控えた私たち(笑)はSサイズを2人で分けました。

チップスの上にカレーをかけてくれた後、パクチーとライタ(ヨーグルト)のトッピングをしますか?と聞いてくれるのも本格的。
チキンも柔らかくてジューシーだったし、「とりあえずカレーかけとけばいいでしょ」というものとは一線を画すお味です。

カレー&チップスのお店、ロンドンではそうそうお目にかからないので、ご興味がある方、ぜひいらしてみてくださいね♪

サウスバンクのマーケットは毎週金曜、土曜、日曜日のお昼過ぎから夕方まで。

このカレー&チップスのCurry Onは、このサウスバンクを中心に、ロンドン市内にちらほら登場しているようなので、このマーケットにいないこともあるかもしれません。
でもどこかでProper Curry & Chipの看板を見かけたら、同じお店なので、ぜひお試しくださいね。

あなたがいらっしゃるマーケットに、この屋台が出ていますように♪

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So glad to have tried curry & chips for the first time in my life the other day.
I had heard so much about it as comfort food from the north.

Unfortunately, the curry itself was so delicious that I couldn't tell how the combination of curry and chips goes :D
The curry & chips specialist called Curry On has really good curry and you can see them at a stall in Southbank Centre Market or elsewhere in London (Kingston etc. apparently).

Always look for the sign of "Proper Curry and Chips"!


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by londonsmile | 2016-03-04 07:55 | イギリスの味 | Trackback | Comments(0)
火曜日はパンケーキデーでした。
正式名称は「シュローブ・チューズデー」(Shrove Tuesday)。
イースター(キリスト教の復活祭)の41日前に当たる火曜日のことです。

キリスト教では、シュローブチューズデーの翌日からイースターに向けて、贅沢なものを食べないレントという時期に入ります。
今でもこの時期にお酒を断つとか、甘い物を断つという人、多いんですよ。

わが家は全く気にしないので、たまにそういう友達に出会うととても新鮮。
信じているものがある人って尊敬するのです。

で、とにかくレントが始まると、昔は卵、バター、乳製品を摂るのが禁じられていたので、家に残っている食材を使い切るためにパンケーキを作ったのがパンケーキデーの始まりだそうです。

わが家は私の親知らず騒動などで慌ただしく、今年は節分の豆まきもしなかったので、ここはしっかりパンケーキを食べておきましょう!ということで、仕事の都合でお昼に帰ってきたインディーとパンケーキ大会になりました。

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パンケーキといっても、イギリスのパンケーキはホットケーキのような厚くてふわふわなものではないんです。
どちらかというとクレープに近い感じ。

そしてそれにレモンを搾って、お砂糖をパラパラとかけるのが伝統的な食べ方です。
とてもシンプルですが、さわやなかなレモンの香りとお砂糖の甘みが合って、シンプルだからこその美味しさがあります。

作り方も簡単で、ふるった小麦粉と卵と牛乳を混ぜて、少し寝かせ、あとはバターを敷いたフライパンで薄めに両面を焼くだけ。

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といっても、今回作ってくれたのはインディーでした。笑
彼が作るとフライパンに敷くバターの量がハンパじゃないのですが、そうするとやっぱり美味しい。
いつも大量にバターを食べるわけじゃないからいいよね!と自分に言い訳しながら美味しくいただきました。

ちなみにこのパンケーキは、だいたい以下の配分で作りました。
簡単なので、ぜひ試してみてくださいね!

小麦粉 110グラム
卵 大1
牛乳 280cc
(焼く時にはバターを使用)


実はさっきの甘いパンケーキはデザートにしたんです。
お昼ご飯代わりだったので、まずは甘くないものが食べたくて。

しかーし、インディーに甘くないようにしたい、と言ったら、まー、ものすごい顔しましたよ!笑
「パンケーキはレモンと砂糖だよ!そういう食べ方なんだ!」
と大興奮。

わかった、わかった、きみはレモンと砂糖で食べなさい。
私はこの前のちらしケーキの残りの具を乗せるから。笑

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この「甘くない」パンケーキを見て、インディーはさんざんバカにしていましたが、私としては満足でした。
形が似ているフランスのそば粉のガレットにもチーズやハムを乗せたものがあるんだし、甘くなくてもいいじゃんか!笑

とはいえ、ふと考えてみると、この日に食べるパンケーキはイギリス人にとって、年に一度しか食べない伝統的な、いわば縁起物(みたいなもの、たぶん)。
日本の縁起物をアレンジしたら私はどう思うだろう?
例えば「お餅入れれば同じでしょ!」と、お雑煮をコンソメスープやポタージュスープで作ったとしたら、やっぱり感じが出ませんよね。

今は外国暮らしなので当たり前のように和洋折衷をしていますが、インディーは自分の国に住んでいるイギリス人なので、甘くないパンケーキは不思議に思えたのでしょう。

と、優しく味方してあげたけど、実は甘くないパンケーキを美味しく食べているイギリス人の友達を私は知っているのです。笑
まあ、インディーさんなりのこだわりなんでしょうね。
私も、もし日本にまた住むことになったらこだわりが出るかもしれないし、今回は美味しいパンケーキを作ってくれたし、今のところは彼に譲っておきましょう。笑

そんなこんなのわが家のパンケーキデーでした。

そういえばパンケーキデーにはパンケーキレースというイベントがあるんです。
次回はそれを紹介しますね!


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by londonsmile | 2016-02-10 18:45 | イギリスの味 | Trackback | Comments(0)
前回書いたように、先週末にワインを作っている友人の家に遊びに行ってきました。

ワイナリーを見学させてもらった後、夜は彼らの家に泊めてもらったんですが、その時、だんなさまの方が「来たくなかったらほんとに来なくていいんだけど、僕は明日ブドウ摘みに行くよ」と言うのです。
えっ、ワイン用のブドウ、私が摘んでいいの?
やりたい、やりたい!

私がイギリスに引っ越してきて間もない頃には彼らのワイナリーもまだ小さくて、収穫の季節になると友達や家族を集めてブドウを摘んでいたので、私も何度か呼んでもらっていました。
でもいつも何かあって予定が合わずに行かれないことが続いているうち、ビジネスも本格化して人を雇うようになり、お声がかからなくなっていたんです。
でもワイン用のブドウを摘んでみたかったなーとなんとなく思っていたので、この話を聞いて私は大興奮。

どうしてやってみたかったのかと聞かれると返事に困るのですが、自分が摘んだブドウがワインになるなんてなんだか夢があるじゃないですか!
考えてみると私はブドウ狩りをしたこともないので、生まれて初めてブドウ狩り。
さて、どんな感じだったのでしょうか?

(前回、「人手が足りない」からブドウ摘みを手伝ったと書いてしまったのですが、インディーと話していたら、単に彼が畑に行くから一緒に来たければどうぞという話だったようです。大興奮して勘違いしてしまいました。失礼しました!
ささいなことですが、彼らのビジネスに手違いがあったように思われてはいけないので、元記事も訂正しました)
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前夜は美味しいスパークリングワインと心のこもった手料理で楽しい時間を過ごし、一夜明けて朝ご飯を簡単に済ませて、朝の8時過ぎに畑に向けて出発です。

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畑での作業用に長靴を借りました。
実は洋服が汚れるといけないからと、全身、奥さんのお洋服も借りたのでした。
後でわかりましたが、たまにブドウがつぶれたりして果汁が飛ぶことがあるので、やっぱりここは借りておいて安心でした。
さすがの心配り、ありがとう♪

さて、出発!

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ブドウ畑、前に見せてもらった時よりずっと広くなっていました。
すごい!フランスみたい!笑

この日収穫する畑に到着すると、朝露に濡れたきれいなブドウが実っていましたよ。

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到着早々、「遅いわよー」と半分本気で、半分冗談で怒っていたのは、ブドウを実際に作っているおばさまでした。
この日作業をしている人達の大ボスという感じで、威勢の良さにオーナーの友人もたじたじ。笑

ぶどうの摘み方も彼女に教えてもらいました。
前日の夜には、「まず3時間の研修ビデオを見るんだよ」と脅かされていましたが、そんなことはなく、その場で実際に摘みながらのオンザジョブ・トレーニング。
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ぶどうの木は一列に並んで植えられているので、その両側に2人組になって立ち、それぞれの側にあるブドウの房をハサミで切り、下に予め置いてある収穫用のバケツに入れていきます。
どの辺りから切るか(枝を切らないように注意)、葉っぱをバケツに入れないように、などなど、その場で実際に見せてくれながら一緒に摘み始めました。

誰かが実際に摘んでいるところを写真に撮りたかったのですが、そんな余裕はなく・・・。
実は畑に行くのにもカメラを持っていかなかったんです。
出発前に友人が「ブドウ摘みは真剣勝負だ!休憩も写真撮影もないぞ!軍隊並みに厳しいぞ!」と言っていて、冗談だとは思ったのですが、小心者の私はスマホだけをこっそり持参したのでした。

実際には奥さんもカメラを持って来ていて、みんなが作業している様子を写真に撮っていたので、彼は本当に冗談で言っていたんだと思うのです。
でも、突然手伝うことになった素人の私としては、仕事としてテキパキ働いている人達の横でちゃらちゃら写真を撮っているのも気が引けたので、やっぱりカメラを持っていかなくて良かったと思います。
というわけで今回の写真はすべてスマホで、友人の目を盗んでこっそり撮影したものばかりです。笑

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ブドウの木は思っていたより低くて、こんな風にかがんで実を摘み取ることになります。
このかがむ姿勢が意外と辛いのですが、みんな本当に辛抱強く作業していました。
そしてみんな仕事が速いこと!
パチパチと聞こえるはさみの音がリズミカルで本当に速いんです。
初めての私は関心を通り越して、口があんぐり。笑

作業をしていたのはブドウ摘みにアルバイト的にかり出されたと思われる人たちだけでなく、前日にワイナリーで試験管に入れたブドウの果汁を何やら厳かに見比べていたワイン作りの専門家の姿もありました。
なによりオーナー自身が自らハサミを持ってブドウを摘んでいるんですもんね。
この友人はビジネスにも心をこめる人なんです。

とにかく、たまにおしゃべりや笑い声が聞こえるとはいえ、誰も手を休めずに作業しているので、雰囲気は真剣そのもの。
慣れない私がたまに背中を伸ばしたりしていると、さきほどのおばさまや友人から「こらー、ロンスマ、何してんのー!」と怒られるので(笑)気が抜けませんでした。

こうして怒るのも冗談のうち、というのがイギリス流なんですが、まだ完全にイギリス式に慣れない私は怒られる度にドキドキ。
初対面だって何だって構わないのが、これまたイギリス流です。

特にこの時はこうして仲間意識を高めていたのかもしれないなと思います。
おばさま、厳しいことも言うけれど、何か質問するととても優しく教えてくれました。
「新聞読んでたら、『好きなことを仕事にしよう、オフィスを離れてワインを作ろう!』っていう記事があったけど、『正気なの?!』って叫んじゃったわ」と熱く語っていたのが印象的。
どんなに好きなことでも、お仕事になったら何かしら苦労がありますよね。

こうしてある程度のブドウが収穫できると、上の写真のようにトラックがやってきて、ブドウの入ったバケツを回収していきます。
この日は合計10人前後で作業していましたが、みんな仕事が速いので、ブドウもどんどん回収されていました。

それでもずっと身をかがめていると疲れるもの。
11時ごろ、一度休憩がありました。
「30分だけよ!30分後にはここに戻ってきてね!」と、おばさま。
この言い方、逆らえない雰囲気があるでしょ?笑

作業をしていた人達は車が泊めてある場所でお茶を飲んだりしていましたが、私たちは朝出て来る時に何も持ってこなかったので、奥さんと私が急いで車で家に戻ってお茶の支度。

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ミルク入りの紅茶と緑茶の2種類を用意して、予め焼いてあったグルテンフリーの自家製お菓子も一緒に。
ポットやお菓子をバスケットに入れちゃう奥さん、かわいいなあ。
ついでにバスケットの取っ手が壊れたので、ヒモで修理までしていたんですよ。
急いでいる時もこういう余裕が大切ですね。
彼女からはいつもいろいろ学んでいます。

こうして持ってきたお茶をブドウ畑でいただく喜び♪
自然の中で、そして体を使った作業の合間ということもあって、美味しさもひとしおでした。

さて、また作業に戻りましょう。

摘んでいると、たまに葉っぱや蔦にからまっているブドウに出会います。
ちょっとからまっているだけのものから、なぜか上に向かって実っているものや、蔦や葉っぱや時にはワイヤーまでも巻き込んで2、3房にわたって大きな塊になっているものまであるんです。
最初は実をつぶしてしまうのが怖くて人に助けを求めていましたが、慣れてくると、この複雑なブドウをどうやって救出するかがだんだん楽しいチャレンジになりました。
実をつぶさないようにそっと、でもからまり方を見極めて上手にハサミを入れられた時には快感♪
ブドウへの愛情もじわじわと湧いてきました。

そして1時半ごろ、この日予定していた分の作業が終了。
ワイナリーでは引き続き圧搾の作業がありますが、私たちはここで終わりになりました。
おばさまや一緒に作業した仲間とのお別れはちょっと名残惜しかったです。

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予報に反してお天気も良くなり、本当に楽しい日曜の朝でした。
もちろんこの日の夜から翌日にかけて、自分でも驚くほど体が痛くなりましたが(笑)、それも良い思い出と思えるほどです。
ただ、友人には「来年もやりたいな〜♪」とさりげなくアピールしていたのですが、あの体の痛さを思うと、連日続けるのは厳しいかも。汗
あれを毎日、3週間続ける彼らは本当にすごい!

ちなみに私が摘んだブドウは、まだどのワインに使うかはっきりわからないそうです。
もしメインのロゼのスパークリング、Balfour Brut Roseに使われるとしたら、3年後にボトルに詰められることになるとか。
今後もチェックし続けて、私が摘んだ(かもしれない)ブドウでできたワインをぜひ飲んでみたいと思います。

ブドウ摘みはなかなか経験できないと思いますが、ワインテイスティングとワイナリー見学はどなたでもできます。
こちらのワイナリーにお問い合わせくださいね!

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おまけ:
友人の家は、奥さんのアイディア満載の機能的かつおしゃれで家庭的なほんとにすてきなお家。
お見せできないのが残念なので、今回私とたっぷり遊んでくれた猫ちゃんの写真を載せますね。
これはしっぽで「さよなら」してくれているところ。
もう、猫って素直じゃないんだから♡


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by londonsmile | 2015-10-30 20:28 | イギリスの味 | Trackback | Comments(2)
週末は、友人夫妻の家に泊まりがけで遊びに行っていました。
イギリス人とアメリカ人のこのカップルはロンドン郊外のケント州でワインを作っているんです。

え?イギリスのワインなんて聞いたことない?
ふっふっふ、それが最近、温暖化の影響でよいブドウが穫れるようになったそうで、なかなかがんばっているんです。
ケントの辺りは英仏海峡を挟んでフランスの対岸にあたるので、大昔はフランスとつながっていたことになりますよね。
ということは地質も似ているので、ワインのブドウ作りには適しているそうなんです。

本当は家に遊びに行っただけだったのですが、秋のこの季節、ちょうどワインの仕込みをしているというので、ワイナリーを見学させてもらいました。
以前見せてもらった時には静かだったワイナリーも、今回は週末なのにたくさんの人が働いていいましたよ。

好きなようにブログに書いていいと許可をもらったので、イギリスのワイン作りの現場からレポートいたします!笑

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これは何をしているところなのか聞きそびれましたが、お兄さんがハシゴをかけて登っているのは貯蔵用のタンクだそうなので、たぶん搾った果汁を貯蔵しているところだと思います。

彼らのHush Heathで作っているメインのワインは、ロゼのスパークリング、Balfour Brut Rose
シャンパンと同じ工程で作っているそうで、このワインが一番たくさん賞をとっています。

その他にも赤、白、ロゼのスパークリングや、やはり赤、白、ロゼのワインを作っていて、さらには同じ敷地で収穫するリンゴからアップルジュースとサイダー(リンゴの発泡酒)も作っています。
私が最初に知り合った時にはスパークリングワイン1種類とリンゴジュースだけだったので、その発展ぶりに今回改めて驚きました。
二人ともがんばったんだなー。

詳しい製品についてはぜひ上のワイナリーのリンクをご覧ください。
彼らの製品には、それぞれにご家族の名前が付けられているのが本当に微笑ましいんですよ♪

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ちなみにこれはワイナリーの入り口を少し離れて見た様子。
中は機能的に作られていますが、外観は木で覆われているのがかわいらしいですね。

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ワイナリーの周りも、葦の繁った池があったりして、とてものどかな所です。

同じロンドン郊外でもサリーやサセックスは丘や森や家畜が多いのに対し、ケントは野菜や果物の畑が多くて、「イングランドの庭」とも呼ばれているんです。

ワイナリーに入ると、すでにブドウがたくさん置かれていました。
すぐ近くのブドウ畑でこの日収穫されたばかりのものだそう。
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お許しを得て、ちょっとつまみ食いさせてもらいましたが、食用のブドウとはまた違った香りの高いブドウでした。
えっとね、品種も教えてくれたんだけど、忘れちゃいました・・・。
何種類かのブドウを作っていて、その年の出来具合によってどのワインに使うかを決めるそうです。

奥の方にある研究室みたいなところでは、なにやら化学の実験のようなことをしていましたよ。

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こうしてワインが作られるんですね。
何をしているか、私にはわかりませんでしたが、これはきっと企業秘密ですよね。笑

写真を撮りながらぶらぶら歩いていると、「今からブドウを圧搾機にかけるから見においで〜」と声をかけてくれました。
慌てて行ってみると、おー、始まった、始まった!
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入れ物に入ったブドウを二人がかりで次々に圧搾機に入れていきます。
お兄さん達の動きが速いので、写真がブレる、ブレる!笑

でも、ワインを作っているんだなーと実感させてもらえる作業でした。
ワクワクした〜♪
皮やヘタなどをきれいに取り除く作業も入るようで、機械にかけても3、4時間はかかるんだそう。
美味しい果汁がとれますように。

搾った後はこんな感じ。

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今、機械に入れたものは数時間かかりますが、この日の午前中に搾ったものがあったので、搾りたての果汁を味見させてもらいました。

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すでにロゼ色をしているブドウのジュース。
香りがよくて甘み控えめで、これだけでゴクゴク飲めちゃいそうなくらい、さっぱりしていて美味しかったです。

それぞれのタンクの脇に果汁の色が見える筒が備えられているのですが、ピンクや白っぽいものなど、いろいろな色があるのです。
これをさっきのように試験管に入れたりして分析するんですね、きっと。

一緒に味見をしながら友達は「まだ酸味が強いかな?」なんて真剣な顔でスタッフの人と話し込んでいました。
いつもは冗談ばかり言っている人なのに、やっぱり仕事の時は違うのね。
おもしろい友人のカッコいい一面も垣間みられて、頼もしく、嬉しかったです。

ワイナリーにはショップも併設されています。

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ここで作るワインは、お店で売っているものもありますが、全部の種類を扱っているお店はないそうで、いろいろな種類が欲しい場合は、ネットか電話で注文するのが一番良いそうです。
今一番のオススメはLeslie's Reserveという新しい白のスパークリングだそう。
新しくて今はまだサイトにも載っていないこのワイン、ユニオンジャックをモチーフにしたラベルがカッコいいんですよ。
この日の夜、飲ませてもらいましたが、ちょっとコクがある感じで美味しかったです。(素人の感想ですが!)

思いがけずに貴重な経験ができて楽しい午後でした。

でもこのワイナリーは普段から誰でも見学することができるんです(別料金)。
(ワインの仕込みの時期はできないかもしれませんが、詳しくは問い合わせてみてくださいね)
案内に沿って自分たちだけでワイン畑を歩き回ることもできるようだし、事前に希望すれば本人やスタッフの案内で一緒に歩くこともできるそう。
それにイベントへの貸し出しや、結婚式もやっているんだそうですよ。

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こんな広々とした景色を眺めながらの結婚式もいいですね。

ワイナリー見学の後、友達が翌日はブドウ摘みに行くと言い出し、なんとインディーと私もブドウを摘むお手伝いをすることになりました。
私が摘んだブドウがワインになると思うとワクワク!

その様子は次回またご紹介しますね。

(追記:当初、「人手が足りない」からブドウ摘みに行ったと書いてしまったのですが、私の勘違いだったようです。
失礼しました!
ささいなことですが、彼らのビジネスに手違いがあったように思われてはいけないので、記事を訂正しました)


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by londonsmile | 2015-10-28 22:31 | イギリスの味 | Trackback | Comments(0)
おいしくないと言われ続けているイギリス料理ですが、最近では「そうでもないよ」という声もずいぶん出て来てますよね。

確かにイギリス人は全体的に食に対する情熱の薄い人が多いとは思うのです。
食べ物より大切なことがある(例えば会話とか、礼儀とか)と教わっているから、という説もあるそうです。
でも、美味しいものが好きな人はたくさんいるし、美味しいものを作る人もたくさんいます。

だから私はやはり「イギリスだって結構美味しいよ!」派。

評判のよくないイギリスの食べ物にソーセージがあるのをご存じですか?
特に日本人にとってソーセージというと、皮がパリっとしているドイツ風なソーセージの印象が強いですよね。
でもイギリスのソーセージは、皮があるんだかないんだかよくわからない。笑
と書くと、美味しくなさそうですが、少なくともあのパリっという食感はありません。

では、どんなものかというと、たとえばこの前、B&B(ホテルと民宿の間のようなもの)に泊った時の朝食に出て来たソーセージはこんな感じです。

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ドイツのソーセージから想像するつるっとした表面ではなく、なにやら肉の塊という感じ。笑
イギリスのソーセージにはパン粉も入っていて、なんだかハンバーグのよう。
だからよけいに食べてもパリっとならず、初めて食べて驚く日本人の方は多いようです。

でもね、私は意外と好きなんです。
このB&Bで出してくれたソーセージは地元のお肉屋さんの手づくりのものだそうで、脂分も少なくて美味しかった♪
そう、ソーセージでもなんでも、ちゃんと作ったものは美味しいのです。

かといって、ソーセージを手づくりしているお肉屋さんが近くにあるとは限らないので、たまにはソーセージでも食べたいなと思った時にどうするか。
実はスーパーで買っていも手に入るなかなか美味しいソーセージがあるのです。
その名もザ・ブラック・ファーマー・ソーセージ(The Black Farmer sausage)。
(会社のサイトはこちら!)

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わが家はソーセージだ大好物というほどでもありませんが、たまに買う時には必ずこれか、肉屋さんの手づくり品にしています。
これね、脂分が少なく、さっぱりしていて、食後に変な重さが残らないのです。

前から気になっていたのでついに調べてみたら、この会社、子供の頃に家族でジャマイカから移住した黒人男性が経営しているので「ブラック・ファーマー」という名前のようです。
サイトが充実していてつい読み込んでしまったのですが、会社の設立者であるウィルフレッド・エマニュエル・ジョーンズ(Wilfred Emmanuel-Jones)さんは、子供の頃から農業への憧れがあったものの、BBCの食べ物関連番組のプロデューサー/ディレクターになり、ゴードン・ラムゼイなどのセレブシェフとも仕事をしたそうです。

仕事を通じてイギリスの食事情を詳しく知ったウィルフレッドさん、イギリスのソーセージに英国産のポークが使われることが少なく、混ぜ物が多くて品質が良くないことを残念に思い始め、2004年に自らの会社を設立してソーセージを作り始めたんだそう。
サイトでは「これでやっと子供の頃からの夢が叶ったんです」と語っています。
この「ブラック・ファーマー」というネーミングも単に人の目をひくためだけに付けているだけでなく、彼の誇りの証なんですね、きっと。
カッコいいぞ!

このソーセージは屋外で育った英国産ポークを90%使っているほか、小麦粉やグルテンのアレルギーの人にも食べられるようにと、代わりに大豆粉を使っているそう。
ちなみに大豆粉のおかげで食後もお腹が重くなり過ぎない、とサイトに書いてありました。
なるほど、そうだったのか!
そしてGreat Taste AwardsやFreeFrom Food Awardなどの賞を獲得しているそうですよ。

最近でこそ小麦粉抜き、グルテン抜きという食品は増えてきましたが、2004年当時、この大豆粉を使ったソーセージは珍しく、最初は各地のフードショーでのテント販売から始め、徐々に拡大していって、今ではスーパーでも売られるようになったようです。
おめでとう〜!

サイトによると、この会社ではこのソーセージのほか、タマネギやリーク(ポロ葱)も加えた風味のソーセージや、ベーコン、卵、鶏肉、ハンバーグ、ミートボールなども販売しているようです。
どれもグルテンフリー製品ですが、ポークの割合は製品によって違うので、サイトでお確かめくださいね。
自家農場の様子や子供の農業教育への取り組みなども紹介されているおもしろいサイトですよ!

さて、そのブラック・ファーマー・ソーセージ、わが家で料理したものはこちらです。

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わかりにくい写真になりました。汗

というのも、インディーが「ボクがマッシュルームソースを作っておくよ!」と言ってくれたのでお任せしたところ、マッシュルームを刻まず丸のままソースを作ってくれたので、ソーセージが目立たなかったのです。
そんな大胆なソースを作ってくれたのは初めてだったので驚きました。笑
まあ、写真の中の長いものがソーセージです。

ソーセージ料理はバンガー&マッシュ(Banger & Mash)といって、マッシュポテトがつきもの。
焼く時に時々皮が破裂してバン!という音を立てるので、ソーセージのことをBangerというそう。
大抵のパブに置いてある人気の食べ物です。

これを読んで、イギリスのソーセージを試してみたいと思ってくださった方が少しは増えたことを祈りつつ♪


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by londonsmile | 2015-10-22 18:55 | イギリスの味 | Trackback | Comments(0)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活ももうすぐ11年。20歳の時に好きになったイギリスは今も好きです。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


by londonsmile