2017年 08月 10日 ( 1 )

引き続きコモ湖に滞在しています。

今年の南イタリアは猛暑で、先週は45度を記録したと聞いていたので、コモ湖でも相当暑くなるだろうなと覚悟をしてやってきました。
ところが実際に着てみると、ちょうど私たちが到着した翌日からお天気が不安定になって気温も下がったので、標高の高いコモでは肌寒いくらい。
ちょっと拍子抜けしましたが、先週までは連日40度近かったそうなので、そんな暑さを経験するよりは、この方がいいのかもしれません。

お天気は不安定ながら、やはりハイキングに行こうということになり、去年も行った丘の上のチャペルに今年も行ってきました。
ご興味があったら、去年のお散歩の様子もご覧くださいね。ここをクリック♪
まずはボートでメナッジョという町に移動して、さてさて、今年はどんなお散歩になるかな。

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メナッジョの町も一緒にご紹介しますが、とてもかわいいんですよ。
船着場のあたりは観光地らしいお店も並んでいますが、古い町自体には普通に人が住んでいて、かわいらしい建物と生活感のバランスがなんとも言えずよいのです。

到着した時にはまだ朝早かったので、町もとても静かで、昼間は大にぎわいの湖畔の遊歩道も人がほとんどいませんでした。

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さて、さっそく歩きに行きましょう。
丘の上を目指して、町の中をどんどん登っていきますよ。

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メナッジョの教会を裏から眺めて。
古そうな石畳の道をひたすら登っていきます。
この写真は、振り返って撮ったので、下り坂になっていますが!汗

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路地の合間に、これまた古くからありそうな小さなお店がいろいろあります。

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そのひとつが、この美容院。
小さな町の美容院にしてはちょっときれい過ぎちゃうかな、というくらい美しいお店でした。
やっぱり美容院の人は美意識が高いのかな。笑

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普通の家の前にも、こうして水道があったりするのですが、通行する人がこれを自分のもののように使っていくのが、これまた驚き。
暑い時には頭から水をかぶっている人の姿も見たことがあります。笑
古い設備が今も生きていて、町の人の生活の一部になっているのを見ると、なんだか嬉しくなっちゃいます。

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町は大きな建物が多く、ひとつのドアから入って、中でアパートのように入り口が分かれていることが多いようです。
だから路地にあるドアはたいてい集合住宅の入り口なのですが、たまたま開けっ放しになっていたドアがあったので、失礼してちょっと覗かせてもらいました。

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おー、なかなかクラシック♪
ヨーロッパ大陸だなあという感じですね。
同じ古い建物でも、イギリスとはやはり雰囲気が違います。

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見上げると、こんな窓辺も。
生活感があって、人の影もちらちら見えているのが、またいいんだなあ。

と、キョロキョロしながらも、どんどん登りますよ。笑

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少し歩くと、集合住宅ではなくて一軒家も増えてきます。
さっきまでの町の真ん中よりは後に建てられたのかもしれません。
古い町の中心から見ると、「郊外」という感じなのかな。笑

30分ほど歩くと、住宅地からだんだん山っぽい雰囲気になってきました。

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家の裏庭に蒔が置いてあったり、リンゴの木が植わっていたり。
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イギリスではあまりお目にかからない芙蓉も発見!
やっぱりイギリスより暑い国なのね。笑

登っている途中で、どうしても車道を歩くことになりました。

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歩道はほんの少しだけ、というか、ほとんど人が歩くことを想定していなさそうな狭さ。笑
急カーブが続く車道をドキドキしながら10分ほど歩きました。
しかもイタリアでは車は右側を走るので、人は左側を歩くことになるのが不思議な感じでした。

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どんどん山っぽくなってきましたよ。
見晴らしのいい丘の近くは、別荘らしき建物も多くて、とてもゴージャスな雰囲気。
この建物は別荘というよりは、おそらく地元の方のお家だと思いますが、町の中心の建物に比べると山っぽいのどかな感じになっていますよね。

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すぐお隣りには、牛だか馬だかを洗っていたのかなと思われる水場がありました。
大きな家畜もすっぽり入りそうな大きさなのでそう思ったのですが、もしかして洗濯する場所だったのかも?

水は今も流れていて、とても冷たくて気持ちが良かったのです。
確か去年もここで冷たいお水で涼をとったのでした。
同じ場所にまた来られるなんて、本当にラッキーだなあ。

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道端にも、家の外にも、マリア様があちこちに飾ってあって、カトリックの国なんだということを思い出させてくれます。
去年の記事を見たら、「(あちこちにあるので)まるでお地蔵さまみたい」と書いてあって、自分で笑ってしまいました。

別荘地を抜けると、いよいよ緑地になってきて、やがて第一次世界大戦の時に作られた塹壕跡を見つけました。

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こんなのどかな山の中にまで戦争の影が忍びよっていたことに本当に驚いてしまいます。
去年は実際に中に入ってみたのですが、平均的日本人サイズの私でさえもとても狭く感じられたので、ヨーロッパの兵隊さんたちには本当に窮屈だったんだろうなあ。

そしてまた少し行くと、やったー、到着!


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去年の記事をご覧になった方は、同じ場所か? と疑ってしまうかもしれませんが、去年はピッカピカの青空だったので、ちょっと違って見ますよね。笑

そしてやはり去年の記事も見てくださった方は、「あれ? 去年より近くない?」と思ったかもしれません。
実は去年の半分くらいの時間で上ることができたんです。
というのも、去年は道を間違えて、無駄にあちこち歩き回っちゃったから、という単純な理由。
それでも、去年は牛を見たり、トンネルを抜けたり、楽しいこともあったので、道に迷うのもまたよし!笑
今年は去年の間違いを踏まえて、もっと効率のいい道のりで目的地に到着することができたのでした。

チャペルの手前にも塹壕が見えていますね。
ちなみにメナッジョという町は、第二次世界大戦の終わりにムッソリーニが最期を遂げたところでもあるそうです。
またまた言ってしまうけれど、こんなにのどかな場所なのに、意外に血生臭い歴史があると思うと改めて驚きます。

でも! チャペルの向こう側には美しい湖の景色が広がっています。

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大きな景色を見ると、ココロまで広がるような気がします。
ああ、気持ちが良かった♪
坂道を一生懸命上がってきた甲斐がありました。

さて、絶景をたっぷり楽しんだので、今度はメナッジョの町を目指して坂道を下りますよ。


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このジェラート屋さんも、去年通った覚えがありました。
住宅街と別荘地の境目ぐらいにあるという立地や、特に飾り気もないという生活感がとてもいいのです。
私ひとりだったら絶対に立ち寄るのだけど、町に戻るまでジェラートはおあずけです。

この標識も去年見たような気がするのです。

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学校の標識だと思うのですが、かわいい!
イタリアの子供たちは日本に比べて元気がいいのかもしれませんね。


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メナッジョの町に近づいてきた時に降りた石畳の階段。
下りの方がずっと楽なように思いますが、実際に歩いてみると下りの方が足にはキツイのです。
この階段もきつかったー!

こうして、なんとか町に戻ってきました。

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ここはメナッジョの目抜通り、と言っていいんだろうな。
洋服屋さん、靴屋さんに混じって、お土産のようなものや、かわいい雑貨を売るお店が軒を並べています。
奥には教会も見えていますね。

もうお昼の時間を過ぎていたので、町は大賑わいになっていました。

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船着場の近くの広場。
ここも、コーヒーやジェラートを楽しむ人がいっぱいで、空いている席を探すのがちょっと大変なくらい。

ここで私たちも頑張ったごほうびにジェラートを。
アフォガート(エスプレッソ+アイスクリーム)を頼んだたら、あれれれ、なんだかすごいものが来た!

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これは、パフェでは?笑
何かオーダーを間違ったのかもしれませんが、まあ、いいや。
3時間ぐらいたっぷり歩いた後のアイスクリーム、おいしくいただきました。

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ここは観光地でもあるので、お値段は高めなんじゃないかと思いますが、1スクープで1ユーロ50セント。
2スクープで2ユーロ、3スクープでも3ユーロなので、ロンドンの物価を考えれば、ずっとお得な気がしました。

この日は途中で雨もぱらついたのですが、雨宿りするほどにはならなかったし、丘からの景色も楽しめたし、最後にはジェラートも食べられたし、大満足なお散歩でした。
イタリアっぽい建物、アルプス地方らしい建物もたくさん見られて嬉しかったなあ。
また来ることができますように。

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by londonsmile | 2017-08-10 15:30 | Trackback | Comments(0)

londonsmile、ロンスマことラッシャー貴子です。翻訳をしています。元気な英国人夫とのロンドン生活も早いもので12年目。20歳の時に好きになったイギリスが今も大好き。英国内旅行や日々のいろいろを綴っています。お仕事の依頼やご連絡は、非公開コメントでお願いします。


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