古い建物の町、Lavenham
2009年 03月 07日
イギリス国内のいろいろな建築を紹介するBBC制作のHow We Built Britainという番組がDVDになっているのですが、それを観ていたら、この町には古い建物が多い、と聞いたので、何も予定のない日曜日にふらっと行ってみることにしました。
この町はサフォーク州にあり、我が家のある東ロンドンからは1時間と少しで行かれるのです。
この日は霧が濃くて、幻想的なドライブでした。
そして到着してみると、ほほう、本当に古い建物がいっぱいです。
あれ?真ん中あたりの白い建物、なんだかヘンですよね?
うわ〜、思いっきり傾いでます(笑)。
ちょっと振り返ると・・・
こっちも!
こういう木組みの家は、中世の建物。
この町は中世の頃から織物で栄えたんだそうです。
あれ?織物って北の地方だけじゃなかったんですね。
2階が飛び出て大きくなっているのは、昔は2階から物を捨てていたから(笑)。
ウソのようなほんとの話です。
真下にいる人に迷惑にならないようにと思ったのかな。
迷惑だと思うけどなー。
右の後ろに見えるのは町の中心にあるギルドホールです。
これも古いですね。
木組みの建物って、壁は白くて木が濃い色というものが多いけれど、この町ではギルドホールのように木の部分も白く塗られているものをいくつかみかけました。
ぽやんとしていて、これはこれでかわいいかも。
ちなみにこのギルドホール、ナショナルトラストが管理していて、冬期はお休み。
今週末から開放されるそうです。
というわけで、中には入れませんでした(笑)。
ちゃんと計画を立てずに出かけたので仕方ないですね。
DVDで中を見たので、まあ、今回はいいことにしましょう。
ナショナルトラストが管理していることからもわかるように、この町、ちょっとした観光地のようです。
メインのギルドホールがお休みでも、あちこちの建物を指差しながら歩いている観光客を見かけましたし、ホリデーコテッジ(ホリデーの間に借りる家)の小さな看板もありました。
おっ、アンティークショップもありますよ。
おばあちゃん家の屋根裏、なんていう名前もいいですねぇ。
いかにも古いものが揃ってそう。
中には意外ときれいな新しめなものが多かったんですが(笑)、ノスタルジックでかわいらしいものがたくさん。
もう一軒見つけたアンティークショップは、うなぎの寝床のように間口が狭くて奥が深〜い造り。
ここはもう、びっくりするくらいいろいろなものがありました。
お願いして写真をぱちり。
何時間でもいたくなるような楽しいお店でした。
そしてお店のおばさまに聞き込んだところによると、スワンというホテルが有名とのこと。
確かに町中でもひときわ大きな建物でした。
軽くお昼をと思って中に入ると、静かな町中とは打って変わってホテルの中は大賑わいでした。
やっぱり人気なんですね。
入り口付近からすでにラウンジ風になっていて、アフタヌーンティーをしている方がたくさんいらしたので、写真に撮れなかったのですが、ホテルの中は古い建物の良さを生かしてあって、とてもすてきな雰囲気。
ソファでゆっくりお茶を飲む姿が日曜日の午後らしく、とても落ち着いていて、いい感じでした。
レストランも混んでいるようだったので、私達はラウンジで簡単なご飯を。
あっ、また写真を撮りそびれました。
お味は、特別おっいしい〜♪というほどではないけど、おいしかったです(←偉そう・笑)。
ちゃんとしたレストランでは、サンデーランチしている家族が多かったので、こちらはおいしいのかも。
次はアフタヌーンティーをしてみたいなーと思いました。
外に出てみると、今度は19世紀ぐらいの建物もありました。
ほんとにいろんな建物があって楽しい町です。
そしてすばらしいのは、こんな古い家にも、普通に人が住んでいること。
さっきの中世の建物、ドアが開いて人が出入りしたり、犬が出口に立っていたりしたんです。
中世に立てられた家に住むってどんな感じでしょう?
ちょっと不便なのかもしれないけど、なんだかわくわくしそう♪
そしてすてきな家具屋さんを発見。
見本に出ている家具をオーダーで作ってくれるそうです。
アンティーク仕上げなんていうのもあって魅力的♪
我が家では模様替えを考えているので、かなり真剣に見て回りました。
私は古い建物に興味があるので、この町、とっても好きでした。
特に建物好きの方じゃなくても、観光地風なリラックスした雰囲気が楽しめるんじゃないかと思います。
特に東ロンドンあたりにお住まいの方、とても近いので、お試しになってみてはいかがでしょう?
来週以降は、ギルドホールにも入れますよー(笑)!
Lavenham 3日目はまたも朝から曇り空のイマイチなお天気。 そんな中、この日はLongMelford、Lavenhamと回るコースを行くことにしていたので、早速、朝ごはんを食べたら出発です。 こちらでお得なショッピング 日本でも大人気のラベンハムのキルティングジャケットが安く買える、とお友達に聞いて行きたい~と思っていたのですが、偶然にもClactonのキャラバンホリディに行くことになったので行って来ました。 お友達から「お店の値段を見てから行くと感激度アップですよー」...... more
何かで見たことがあるけど、素敵な街だねー。
うちからはかなりあるので、訪れるのが難しそうだけど、ロンスマちゃんの写真で満喫させてもらいました♪
同じイギリスでも場所によって全然建築様式が違っていて面白いな。
ねっ、ゆがんでるでしょ?
確かに、ここまでゆがんでるとちょっと心配かもね(笑)。
でももう何百年も大丈夫だったから、大丈夫なのかも!?
何かで見たことあるのね!じゃあ、有名なんだね。
私は全然知らなかったよー。
hammoちゃんのところからだとちょっと遠いねぇ。
そちらはぐっと洗練された建物が多いもんね。大好き♪
ううー、また行きたいなぁ。その時は連絡するからね〜♪
サフォークのお家は独特のピンク色とかかわいい色調ですよね。
私もこの街並み以前から気になっていて一度いってみたいな〜と
思ってたんですが、
この特徴的な家の梁といい傾きといい…どこかでみたことが??
と思ったら、うちの真ん前の家が同じ造りでした。(もちろん現役☆)
その家も築500年以上と。
あちこち修理しながらも当たり前にくらしているイギリス人…
ほんとにうなずけますね〜。
丁度↑のコメントを書いた直後にニュースの地方版で
このギルドホールの屋根裏の修復についてやってました。
街の様子も流れたんだけど、
「さっきみたみた〜」って自分にしかわからないつっこみ入れてました(笑)
殆どのシーンがロンスマさんの写真とおなじでしたよ。
やっぱり面白いね・・・ゆがんだ家!生で見たらもっと感動しそう・・・
なんかすごく楽しみになってきたよ♪
スワンって、アフタヌーンティが有名なんだって。本で見たよ。
次回はぜひアフタヌーンティを試して欲しいな~
ロンスマさんのところからはそんな近いんだねー、うらやましい~!
この近くにあるLongMelfordも有名な村で、そことセットで回ろうと思ってるところだよ。
確か以前、アサちゃんが行ってたと思うー
アンティークを聞くと、むむむっと行ってみたい衝動にかられます〜。^^;
サフォーク州、まだそっち方面へは行った事がないんですが、アンティークなど有名だと聞きます。街も古い分、良いものも残っているんでしょうね。
ゆがみ、本当にすごい!住み心地はどうなんでしょうか、、、、。^^;
私もいつか行ってみたいな〜。
サフォークってピンク色が特色なんですね。知らなかった!
ありがとうございます。
インディーなんて、ピンクに塗っちゃってロマンチックだな、なんて毒を吐いてたんですよ(汗)。
ピンクと古い木の色の組み合わせ、私は結構好きです。
えっ?こんな古いすてきなお家がすぐそばに?
うらやましいですー。
ほんと、こんなに古くなっても現役で使っているっていうところが驚きますよね。
日本だったら博物館かなにかになっていそうだもの。
macoanさんのところからはさらにお近いと思うので、ぜひいらしてみてくださいね。
おまけです(笑)。
ギルドホール、屋根裏の修復をしていたんですね。
これまた知らなかった!
ちなみに工事らしきものはもう何もなかったので、ちゃんと今週末から入れることになっているんでしょうね。
やっぱりmacoanさんもお試しくださいませー。
えーっ?Saoriさんやアサさんのおめがねにかなうような有名な町なのね?Long Melfordに至っては何も知らなかったし(汗)。
恥ずかしいー!
まだ季節が少し早いということもあってか、町が静かなわりにはホテルがすごく賑わっていたんだけど、これも有名だったのね(汗)。
無理矢理アフタヌーンティーにすればよかったかな(笑)。
ラウンジ、とっても落ち着いた良い雰囲気だったけど、バギー連れもいたからSaoriちゃんも大丈夫だよ〜。
5月に体験したらぜひ教えてね。報告、楽しみに待ってます♪
フットワークが軽すぎて、今回は有名な場所と知らずに出かけてきちゃった(笑)。
でも大当たりでしたよ。アンティークのこと、ほとんどわからない私でも、本当に楽しいお店があったし、マーケットとかで見るより、ほこりっぽくもなくて、とってもきれいな状態だったような。
netherburyさんだったら、丸一日お店の中で過ごせるかも!
本格的に春になったらもっといい感じだと思うので、ぜひぜひお出かけ先候補に加えてみてね〜♪
私もDavid Dimblebyのこの番組見ましたよ。
でも忘れていますけど(笑)こういうDVDなら買う価値があり
ますよね。
それにしても、すごい傾きようですね。
有名なスワンホテルがあるところなんですね。
このイギリス、まだまだ知らないところだらけです。
見習わなくては。
うれしいな~~♪
THEイギリスな写真いっぱいで疑似体験^^
素敵なところだね~~。
行ってみたいと毎回思わせるロンスマちゃん!すごいです^^
フットワークが軽いというほどではないんですが、この時は勢いが余って、あまり情報を仕入れずに出かけてしまいました(笑)。
スワンホテル、やはり有名なんですね。
ちゃんとアフタヌーンティーすればよかったー!
でもとてもかわいらしいすてきな町でした。
建物もすごく興味深いものが多かったので、機会があったら、ぜひお出かけになってみてください。
David Dimblebyの番組、ご覧になりましたか?嬉しいな♪
我が家ではあまりテレビを見ないので、こういう番組をDVDで買って見たりしています。
今はiPlayerもありますけどね(笑)。
BBCのこういう番組って、すごく充実してますよね。
ほんとにかわいい町だったよー!
古い建物が好きなので、すごく楽しかった。
そうね、すごくイギリスらしい町だと思います。
ロンドンにいると、イギリスらしい風景って出会いにくいので、こういうの嬉しいなーと思ったよ。
機会があったら、ぜひぜひお出かけくださいませ〜。
いっちゃんのお家の周りの風景も、いつも楽しませてもらってるよ〜♪
早速ありがとうございました♪
考えてみませんでしたが、本当に、中はどうなっているんでしょうね?
古い建物に住んでいるお友達の家に泊まった時、床が傾いていたので、やはりこういうお家も傾いているのかなー。
イギリスは古い建物もたくさん残っているし、幸か不幸か(笑)お天気も日本と違うので、おもしろい写真が撮れることが多くて楽しいです。
ご連絡先、ありがとうございました。後ほど、ご連絡いたします♪
おおっ、素敵な情報を本当にありがとう!4月になったら是非行ってみます。(3月はちょいと無理みたい)私がひえ~とびっくりしたのはなんたってものすごく傾いている家。でもちゃんと税金しのぎとか、昔の家ってなんだかの目的があって不思議にたてられてるんだろうね。以外に部屋の中の壁はまっすぐなんだよ、ということはあのスペースは、隠れスペースか物置か。。。ああ、なぞを解きたい!
私もこんなかわいい町に行ったらずっとこのまっすぐでない壁を見てはなれないだろうな、と思いました。自分では住む機会ないけれど、cottageとかきっと面白いんでしょうね。こういう古いものを大切のする心、本当にイギリスは素晴らしい、と思うわ。
こんばんは〜♪この町、みなさんの反応を見ると大ヒットみたい(笑)。
ほんとにかわいらしい町で、大き過ぎないので見て歩くにもちょうどいいし、おすすめです!
そうね、いい季節になってからの方が気持ちがいいと思いますよ♪
この傾いている家、たぶん、古くなってゆがんできちゃったんじゃないのかなぁ?
だってきっと築300年とか400年とかじゃないのかなぁ。
でも税金しのぎの家もあるよね。ほんとに隠れスペースかも!
特にピンクの家は、妙に三角に道にせりだしてるものね。
今だったら建ぺい率の問題とかにもなるのかも(笑)。
そして、ここに住んでいるっていうのが、またすごいことだな、と思いますよー。
コメントを読んでいて思ったけれど、確かに床とか傾いているだろうしねぇ。
ぜひぜひご自分の目で確かめて楽しんでみてくださいませ〜♪
コメント、ありがとうございます。
そうなんです、我が家は東にあるので(実は住所もエセックスになるらしいです。ロンドンってかなり住所が適当ですよね?)とても近かったんですよ。
たくさんの方がいらしている有名な場所、と今になって知ったのんき者ですが、建物めぐり、楽しかったです。
ファクトリーショップのお話も後になってうかがったくらいで・・・。いらっしゃったんですね!うらやましい。
床がまっすぐじゃないと酔うって初めて聞きました!
そういうことなら、古い建物を買って、中を徹底的に改造しちゃうとか?新築より高くなったりして。ははは。
機会があったら、お会いしたいですね。
またそちらにもうかがいますね。