イースターと永住権、そして「びっくり」の正体

この週末はイースター(復活祭)ホリデーで、金曜日から月曜日までの4日間、お仕事や学校はほとんどお休みです。
イースターといえば春のイメージなのに、今年は日が早いこともあって、ロンドン地方は晴れ、曇り、雨、雪、みぞれ、あられ、のぜーんぶがありました(笑)。
まだまだ風も冷たい不思議な休日です。

イースターには卵やうさぎの形のチョコレートをプレゼントしたりします。
私もいくつかいただきました♪
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下の写真は、ポップコーンにチョコレートをコーティングした大きなロリポップ!
私はいったい何歳だと思われているのでしょう(笑)?
とにかく、この連休は、喜んでチョコレートの消費に努めています。

さて、そんなのんびりした休日を過ごしているワタクシですが、先週、永住権がとれました!

永住ビザは、郵送と面接のどちらかの方法で申請するのですが、私は面接を選びました。
というのも、去年のうちに春の旅行の予定を立ててしまったので、その日のうちにビザを発行してもらえる面接の方法でないと困るのです(笑)。

面接にはロンドン郊外のクロイドンにあるホームオフィスに行きました。
初めて行きましたが、オフィスも多いそうで、トラム(路面電車)も通っていて、思っていた以上に大きなところでしたよ。
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他の方のお話に聞いていたのですが、やはり面接の予約は朝早くとるのがオススメです!
面接自体はスムーズに進むのですが、その後の実際のビザの発行自体に時間がかかるようで、午後になると押せ押せに遅くなってしまうみたいです。

ちなみに私達の予約は9時半で、面接は11時過ぎに終わったのですが、「1時間ぐらいでパスポートが準備できます」と言われたにもかかわらず、結局3時間近く待たされちゃいました(笑)。
ちょうどお昼休みをはさんでしまったのが痛かったようです。
ぐっと効率が下がるみたいなので(笑)。

面接が終わってからビザが発行されるまで、オフィスの中で待っていてもいいし、外に出てもいいのですが、まだかまだかと思いながら中で待つよりは、外に出る方が気が楽だと思います。
建物の中ではケイタイのスイッチを切らなくてはならないので、外に出れば、とりあえず許可されたよ、と友達にメールもできるし。

ホームオフィスの目の前にある大通りをはさんで斜め向かいぐらいに、Whitgift Centreというところがあって、さっぱりした外観からは想像もつかないほどお店やカフェがたくさん入っていて、楽しく時間が潰せます。
面接では多少なりとも緊張するでしょうから、気分転換のためにもオススメです!
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ちなみに面接では、「彼の使っているアフターシェイブは?」なんていう映画のような質問は全然ありませんでした(笑)。
質問は「どうやって知り合ったんですか?」と「イギリスで働いていますか?」という2つだけ。
あくまでも準備した書類で決まる感じです。

とりあえず永住権がとれたので、これからは大手を振って(?)街を歩けます。
その日の夜は大好物のカレーでインディーとささやかなお祝い。
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永住権のことが少し前から気にかかっていたので、もうこれで心配しなくてすみます。

バンザイ!



実はこの永住権を取れたのは、二度目の面接でした。
つまり、一度目の面接は書類が足りない!と帰されてしまったんです!!
かなり丁寧に準備したつもりだったので、ほんと、心臓がとまるかと思うほどびっくりしましたよ~(笑)!
これから申請される方をあまり脅かしたくないのですが、こんなケースもあるということで、何かのご参考になればと思い、ちょっと書いてみたいと思います。

一回目の面接当日、予約の時間に到着し、セキュリティーチェックの後、最初の書類審査を受けました。
まず、ここで書類が揃っているかどうかを確認して、その後申請料を支払い、さらに本審査を受けることになります。
そして私達、この書類審査の段階で帰されちゃったんです。
(でも、考えてみると申請料を払う前でよかったです!高額にもかかわらず、どんな理由があっても申請料の払い戻しはしてくれないので!
本審査で拒否されている人も見かけたのですが、肩をがっくり落として本当に気の毒でした)

永住ビザ申請の必要書類には、同居の証拠となる公的機関などからの手紙というのがあるのですが、ひっかかったのはこれでした。

この2年の間に、2人が同じ住所宛てで公的書類(税金、銀行、光熱費関係のレターや請求書や、スポーツクラブやお店の会員のレターなど)を受け取っていた証拠として、5ヵ所以上の機関から受け取った書類を20通提示します。
そしてその20通の日付は一時期に集中してはならず、2年の間に均等な間隔が空いていなければなりません。
私の場合は、2006年3月後半にビザが有効になったので、2006年4月から2008年3月までの書類を集めて持って行きました。

書類を見ていた審査官、「もっと早い時期のものはないの?なければダメよ!」と急に強い口調で言い出しました。
あわてて予備として持って行った書類の中からインディー宛ての3月の請求書を探し出して差し出すと、
「この機関のものは、この年の後の方で使っているから使えないわ」。

書類の説明には、5つ以上の機関から20通、としか書いてないので、
「でも、5ヵ所としか書いてないですよね?どうしてダメなんですか?」と何度も聞いてみましたが、どうしてもダメ、の一点張り。
これは真剣に食い下がらないと!と焦っていると、横にいた気持ちの切替えの早いインディーが「じゃぁ、次の面接の予約はいつ取れますか?」と質問。
お~い、早いぞ~!と思ったけれど(笑)、確かにあの状態では押し問答になりかねなかったし、5日後に予約がとれたので、とりあえず泣く泣く退散しました。

後でインディーと話していたら、私が3月の書類を捜している間(←必死なので、他の声が聞こえていなかったのですが・笑)、インディーに「1月か2月にあなた(インディー)が住んでいた証拠が必要なのよ!」と繰り返していたのだとか。

でも、私のビザが有効になったのは3月なので、1月か2月の書類なんて必要ないはずなんです。
これは、後日、ホームオフィスに電話で確かめたのですが、やはり私の解釈で正しいとのこと。

ちなみに、やはりホームオフィスに確認したところでは、20通の出所が5ヵ所以上であれば、同じ機関からの書類を二度使うことも全く問題なし、とのこと。

う~ん、何がいけなかったんでしょう?

考えられるのは、審査官は、思った以上に各申請者の詳細を把握していないんだろうな、ということです。
私達のケースでも、書類を見始める前に、私のパスポートのビザの部分をじーっくり見て、何かをコンピュータに打ち込み、Life in the UK Testの結果まで上機嫌で教えてくれたりしたので(テストの時には合否しかわかりません)、ビザの期限なんてもちろんわかっていて書類を見ているんだと思ったのですが、もしかしたらあまり正確にわかっていなかったのかもしれません。

それから、書類の出所が5ヵ所以上、という点ですが、ホームオフィスの人と電話で話した時には、「5ヵ所以上なら問題ないはずだけど」と言いながらも、「各ケースを扱う審査官の裁量に任されているので、なんともいえません」のようなこともモゴモゴといっていたので、私の審査官は、私達のケースが怪しいと思って(笑)、厳しい基準を求めたということかもしれません。

というわけで、二度目の面接ではかなり神経質になった私達、2006年3月のレターも入れて、同じ機関からの書類は同じ年にできるだけ使わないようにして、もしものために備えて、手書きのクリスマスカードやいろいろな書類を、提出書類の3倍ぐらい持って、面接に臨みました(やり過ぎ?笑)。

書類不備で一度帰されているということがもうデータに入っているらしく、二度目の書類審査の審査官の明るい第一声は「で、今日はどうしましょうか?」でした(笑)。

文句を言って心証を悪くしたくないので(←小心・笑)、前回は期間に混乱があったみたいなんです、と話すと、やはりコンピュータで何か調べて、「あ、そうだね、オッケー」という感じで、あんなに苦労して集めた書類もぱらぱらとめくっただけで「はい、オッケー」。
他の証拠書類については、「それ、手元に持っているでしょ?」と確認もせず「有効」のスタンプを押してくれました。
ひえ~、一気に力が抜けましたよ~!

本当に審査官によって、大きな違いなんですね。
あるいは二度目だから、さすがにちゃんと揃っているはず、と思っているのかな。

「話した相手によって対応が違う」というのは、世の中よくありますが、ビザ申請でも本当によくあるようです。
電話で面接の予約をする時、夫と一緒に行ってもいいですか?と聞いたら、私が話した人は「それはグッドアイディアね!」と明るく答えてくれたのに、お友達は「だんなさんと来るなんて当たり前!」みたいなことを言われたそうで・・・。
最終的には個人の常識・良識に判断がまかされる、ということなのかな。
規則は何のためにあるのか?という疑問も残りますけれど(笑)。

申請料の支払いを済ませた後の本審査も、本当に簡単で、15分ほどで終わりました。
ここでは「働いていますか?」と質問されただけで、後は審査官が慣れた手つきですいすいと書類をめくり、
「ちゃんと揃ってるわね~。何も問題ありませんよ。どうして最初から持ってこなかったの?」
と優しいお言葉。
ここでも、まだ気を抜いてはならぬと、「期間が混乱していたみたいで~」とへらへら笑って答えておきました。そしてすぐに許可。

ここで許可を受けたら、もう後は時間を潰してビザの発行されたパスポートを受け取るだけです。
審査中はみなさん、やはり多少は緊張すると思うので、本文にも描いたように、できたらオフィスの外に出て、お茶でもすることをオススメします!

私は知らなかったのですが、後に人に聞いた話では、面接の方が文句(?)をつけやすいのか、書類不備として帰されることもあるそうです。
書類の準備はどうか慎重に。

本当に、これから申請する方を脅かすつもりは全くないんです。
むしろ、二度目で案外簡単に行くこともありますよ、とお伝えしたくて、こうしてお話ししてみました。

これから面接を受ける方、当日は、審査官はこちらの詳細を知らないぐらいな気持ちで審査を受けてはいかがでしょうか。
お恥ずかしいことに私は最初の面接ではちょっと焦ってしまい、審査官に上手に対応できなかったんだと思います。
落ち着いて臨めばきっと大丈夫!
家族して滞在しているだけですもの、何も怖がることはありませんよね。
(あ、私の永住権は家族としてとったのです)
みなさんの申請がうまく行きますように~♪

それにしても、ビザが取れないかも、と思っただけで、寿命がかなり縮まりましたよ~。
ほんとにびっくり!!でした。
外国に住むということは、こういう面でも不安があるものなんですね。
でも、これからはもう問題なし!また楽しくやりたいと思います♪

いろんなことがあるイギリスだけど、これからもよろしくね、イギリスさん!
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(この日、満開に近かった桜。今ごろ、雪がつもっちゃったかなぁ。がんばれ~)
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Commented by Saori at 2008-03-24 20:39 x
永住権獲得おめでとうございます^^
読んでいて私もそうだったなーと思ったんですけど、やっぱり面接官、書類チェックのスタッフによって全然対応が違いますよね。
私たちが行った時も最初の書類チェックの人が何だかあんまり分かってない人?だったみたいで「書類が足りない、ダメ」と言われたんですけど(私もその時心臓が止まるかと思いましたよー!)、私はこんな事もあろうかと全部の書類を大目に用意していたので絶対そんなことはない!と信じて「何が足りないのか?」と聞いたら「公的書類が足りない」というじゃないですか「その手元にある全然見ていない書類の束がそうなんだけど」と言うとものすごい慌てて全然書類を見もせず「OK、じゃ上の階に行ってお金払ってね」と言われました・・・^^;
面接自体も夫+子供づれで行ったからか怪しまれる事もなくすぐに終わり、ビザも1時間で出してもらえました。
本当あたる審査官によって、天国と地獄ほどの差があるみたいですね・・・
何にせよもうビザの心配をしなくて良くなったのは良かったですね!^^
Commented by netherbury at 2008-03-25 01:43
こんにちは☆お久しぶりです〜。永住権獲得、おめでとうございます〜。
ええ〜っと思って読ませていただきました。私もこの11月に控えているもので、いろんなコツを教えてもらって、すごくありがたかったです。書類、やっぱりすごく厳しいのですね〜。私がパートナービザをしたときにも似たような書類を提出しましたが、それより厳しそう、、、。しかも、引っ越しも一度してるので、書類も一部紛失してそうだし。これはもう、出せるものはすべて出すと言った感じで挑むべきですね。
私は冬のホリデーは国内になりそうなので、郵送にしようかと思っています。まだテストも受けてないし、人ごとのようにして見て来たけど、まだ次は自分がっていう実感がまったく湧かないのですよ、、、。はっきり決まりというのがないのは、ほんとに困りますよね。
これからは羽を伸ばして生活していけますね〜。私も早いところ終わらせたい、、、、、。^^;
Commented by hammohammo at 2008-03-25 06:36
永住権取得おめでとうございます~。
「びっくり」ってこんなことだったとは・・・。てっきりいいお話だったと思っていたので、私までびっくり!
英国の手続き関係では、一筋縄でいかないところが恐ろしい。。審査官によって対応に違いがあるなんて、本来あり得ないのにね。
二度目で無事取得できてなにより!!
ロンスマさんの丁寧な体験記、netherburyぽん↑も言っているように、これから手続きする方の役に大いにたちますよ~。(でも本当に心臓に悪かったね。。><)
Commented by londonsmile at 2008-03-25 16:58
*Saoriさん*
ありがとうございます♪実はSaoriさんのご経験、ブログで拝見して、参考にさせていただいてました(ずっと後になってからだったので、コメントしなかったんですが・・・スミマセン)。
当日は上手に説明されたと思っていたんだけど、実はSaoriさんもドキドキだったんですねー。なんかちょっとホッとします(笑)。ほんと、心臓に悪いですよね(笑)。
当たる人によって、ほんとにいろいろですよね。今回、痛感しました。書類審査で帰された時はかなりびっくり、がっかりでしたが、この経験でまたちょっと免疫ができた気がします(笑)。ここにいると、どんどん強くなっちゃいそうで怖いんですが!
とりあえず、終わってよかったデス♪
Commented by londonsmile at 2008-03-25 17:06
*netherburyさん*
ありがとうございます。
そうでした、netherburyさんはこれからですよね!ほんとに決して脅かすつもりじゃないんですよ〜。郵送の方が(文句をつけにくい分)ちょっと有利という根拠のない噂を聞きましたし(笑)、緊張もしないだろうから、きっと大丈夫!私は最初にだめって言われたけど(笑)、同じ機関のレターを何回か使うのは、基本的にはありだと思うんですよ。
それとフォームの変更も意外と要注意みたいです。私の場合、面接予約の時点でもう書き込んであったのに、面接直前になってフォームが変更されたんですよ!書き直し〜(笑)。でも、これも郵送なら大丈夫だしね。
私も準備するのに気が進まなかったので、お気持ち、よくわかります〜。早く済んで、ゆっくりできるといいですね!私でお役に立ちそうだったら、何でも言ってくださいね〜♪
Commented by londonsmile at 2008-03-25 17:14
*hammoさん*
ありがとう〜♪そうなの、びっくりでしょ(笑)。hammoさんまでびっくりさせちゃって、ごめんね!
ほんと心臓に悪かったのよ〜。でも、一度目がだめでも二度目は大丈夫だったよ、ということをお伝えしたくて長々と書いてみました。だめだった、と思うと、かなり辛い気持ちになるもんね。
私もこの経験でずいぶん学ばせてもらいました。押しの強い人にはなりたくないけど、相当の場所では自己主張できないといけない社会なのよね。我が家のイギリス人も同行していたはずなのに、彼もアジア化されてきてるのかなぁ(笑)。
Commented by elliottyy at 2008-03-25 21:54
ロンスマちゃん!本当、このお話はこれからイギリスに永住する人にとってすごい情報になるね。
お疲れ様!!
わたしも永住よ!!末永く仲良くしてください♪
イースターチョコレートもいろいろあるね~~。ことしは食べませんでした~。
でもみてるだけでおなかいっぱい。楽しませてもらいました。
ありがとう♪
Commented at 2008-03-26 17:34
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by りす美 at 2008-03-26 22:02 x
本当にとんだ目に遭われましたよね。ええかげんにせい!!ホームオフィスの方を向いて怒っておきました!・・・冗談じゃなく、ほんとにね!!おめでとうございます♪ そして、いってらっしゃい。
Commented by londonsmile at 2008-03-27 08:49
*いっちゃん*
ありがとう~♪いっちゃんも永住組だもんね。こちらこそ、どうぞ末永くよろしくお願いしま~す♪
このポップコーンの方は、特にイースター用じゃないと思うのよね~。でも、なぜかいただいたので、ついお味が気になって、ぽりぽりと・・・(笑)。キャラメルっぽいものも一緒にかかっていて、なかなか濃厚でおいしい~♪たくさんは食べられないけどね(笑)。
イースターにチョコレート食べなかったなんて、えらい!あ、でもいっちゃんは辛党だもんね~(笑)。
Commented by londonsmile at 2008-03-27 08:55
*鍵さま*
ありがとうございます♪そしてお帰りなさ~い♪
5年前は簡単だったんですね。そしてたしか無料だったんですよね?う~ん、うらやましい!
あ、本買ったんですね!ぜひご一緒させてください。わ~い、楽しみです。帰ってきたらご連絡しますね。
Commented by londonsmile at 2008-03-27 08:58
*りす美さん*
ありがとうございます。りす美さんとお話しすることができて、ほんとにほんとに心強かったんですよ!ありがとうございました~!私のために怒っていただいて、嬉しい(?)です!
は~い、行ってきます!りす美さんも、いろいろ楽しんでくださいね。またお話をうかがうのが楽しみです♪
Commented at 2008-03-28 07:50
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by londonsmile at 2008-03-28 21:54
*鍵コメちゃん*
私も楽しかったです。ありがとう♪
実は私も同じように思っていたのデス!だから嬉しかったのでした。
では、お互い、休暇を楽しもうね♪またね。
by londonsmile | 2008-03-24 19:38 | ロンドン生活 | Trackback | Comments(14)

元気なイギリス人の夫と翻訳者の私のロンドン生活も12年目に入りました。20歳の時に好きになったイギリスは今も好き。住んでみてわかったイギリスのいろいろをお伝えします。


by londonsmile